みんなのシネマレビュー |
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201. 生きる LIVING 《ネタバレ》 オリジナル未見。 元部下の女性と対峙するウイリアムズにカズオ・イシグロらしさを感じるところ。 これまで生きてきた中で、やりきった事、やり遂げた事が何一つ無い、ままで死にたくない。 身につまされました。 ビル・ナイを筆頭にキャスト全員が心に余韻が残る秀作です。[インターネット(字幕)] 8点(2024-07-09 09:12:07)(良:1票) 《改行有》 202. 今晩は愛して頂戴ナ モーリス・シュバリエ目当てでしたが、ルーベン・マムーリアン監督に期待うなぎ登り。 オープニング、下町一日の始まりの活気溢れる姿を描く映像と音にこちらもウキウキ。更に期待が高まる。 ミュージカルアレルギーの身であっても本作でのシュバリエやチャールズ・オーブリー・スミスの歌が微笑ましいのが不思議。 筋立ても脳天気過ぎずベタ過ぎず。 昭和7年作でのスローモーションシーンに100へぇ。 名匠の遊び心溢れる意欲作に楽しませて貰えました。[インターネット(字幕)] 7点(2024-07-06 20:45:35)《改行有》 203. アルゼンチン1985 〜歴史を変えた裁判〜 史実に疎い身で驚きの連続です。 その最たるは検事への脅迫で誰も身体を傷つけられなかった点で、どこかの国だったら確実に誰かがあの世行きになるのでしょう。 なので血圧が上がること無く検事の勇敢さに見入ったところです。 リカルド・ダリン貫禄の名演でした。[インターネット(字幕)] 7点(2024-06-30 12:43:28)《改行有》 204. ロビン・フッド(1991・ケビン・レイノルズ監督作品) 本作のアラン・リックマン。ハンス・グルーバーから知的さを取り払った下品悪人ぶりが不満です。 マリアンは見たことあるけどどこだっけ・・・・トニー・モンタナの妹でした。 冒険活劇としてそれなりに楽しめた作品です。[DVD(字幕)] 6点(2024-06-26 01:50:39)《改行有》 205. ギャラクシー・クエスト スタートレックに思い入れの無い身にとって、そこそこ楽しめたかなといった作品。 ただ、アラン・リックマン。トカゲヘッドに侘しさを感じて観たくない姿で残念でした。[DVD(字幕)] 5点(2024-06-26 01:39:28)《改行有》 206. ライトハウス 辛気臭く汚らしいワケワカメな起承転結に撃沈です。 顔面鬼瓦デフォー役者魂炸裂の怪演に点数の全てを。[DVD(字幕)] 3点(2024-06-26 01:33:17)《改行有》 207. ヴェルサイユの宮廷庭師 庭師を女性としたのは作品の彩りなのでしょう。惚れた腫れたの不倫話が主となる展開で、お庭の制作過程がおざなりになったのが物足りないところ。ではありますが、監督の人柄そのままの上品な作りを心地良く観ることが出来ました。[DVD(字幕)] 6点(2024-06-26 01:02:27) 208. ボトル・ドリーム カリフォルニアワインの奇跡 実話を元にしているというのが驚き。 ブラインドテイスティング大会の審査員が錚々たるメンバーだったところに奇蹟を感じたところです。 お目当てアラン・リックマン。 淡々として物足りなさがあったものの、こういう役どころはピッタリで立っているだけで絵になるのが流石。 シャトーモンテレーナ、一度は試してみたいものです。[DVD(字幕)] 5点(2024-06-25 23:00:18)《改行有》 209. パフューム/ある人殺しの物語 香りよりも街並みやグルヌイユ自身の汚臭に吐き気を堪えながらの鑑賞でした。 ただの一度も愛情を受けず、育児放棄されたライオンのような彼が行く畜生道はなかなかのものでしたが、あの結末はワケワカメで唖然とするところでした。ダスティン・ホフマン、アラン・リックマンの確かな存在感に+2点。[DVD(字幕)] 4点(2024-06-24 08:25:07)《改行有》 210. 候補者ビル・マッケイ 選挙屋にしてみれば、担ぐ神輿は軽くてパーが良いというところでしょう。 レッドフォードなのでパーではなかったですが、ラストショットに象徴されるように軽かったですね。 ドラマチックではないものの、淡々と描かれた運動模様を飽きずに観れました。[DVD(字幕)] 6点(2024-06-24 08:08:16)《改行有》 211. 軍用列車 レジ袋に目一杯詰め込まれた挙げ句穴が開いちゃって、「何してくれてますか・・・」クレームつけた出来事が浮かんだ、キャスト過多で?な場面が多く興に乗れません。 怪しげなブロンソンの立ち位置が分かってからちょっと盛り返したのですが。 列車屋根上でのドロップキックはなかなかのもので本人だったら+1点ですが如何に?[DVD(字幕)] 6点(2024-06-10 13:36:18)《改行有》 212. 誰もがそれを知っている リカルド・ダリン出演以外の知識無し。 ハビエル・バルデム、ペネロペ・クルス夫妻も出演に座り直したのですが。 一族のなんじゃかんじゃがダラダラと綴られる辛気くさいストーリーが退屈であり肩が凝る。 誰が監督かを知って「なるほどね、知ってたら観なかったね」[DVD(字幕)] 4点(2024-06-10 13:13:51)《改行有》 213. 人生スイッチ 《ネタバレ》 リカルド・ダリン主演以外の知識無し。 冒頭の旅客機の話に、彼が犯人なのだな! 上がったテンションが、アジャジャ~ ペシャンコに。オムニバスですか。 昔愛読した阿刀田高作品が浮かぶ1~5話はパンチの効いた(死語?)起承転結なかなかの味わい。 6話目がチョットね -2点。[DVD(字幕)] 7点(2024-06-10 13:04:07)《改行有》 214. 名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ) コナン、キッド、平次、共にほぼ出ずっぱり。彼等に絡むキャラクターも無駄な者は居なくて、無理筋の無い展開は見応えたっぷり。 コナンとキッドの関係とキッドの父親に100へぇ。 意外なほど面白かった作品で、劇場に足を運んだ甲斐がありました。[映画館(邦画)] 8点(2024-06-08 21:56:56)《改行有》 215. オートマタ だるい展開を黒幕は誰かの興味で我慢して観た甲斐無かった結末に脱力。 無機質な中に感情が微かに見えるクリオは印象深い(+1点)のですが、連れのラーテルのようなロボットは気持ち悪いだけでした。[DVD(字幕)] 5点(2024-06-04 16:22:14)《改行有》 216. プロフェッサー(2007) お目当てアラン・リックマン。「頂点は孤独だ」のたまう通りのノーベル賞受賞者にして好き者、毒舌故の嫌われ者。キチンと表現する魅力溢れる姿に点数の全てを。 リック・スタイナーの投げっぱなしは好きですが、本作の伏線投げっぱなしはブーイングであります。[DVD(字幕)] 5点(2024-05-31 23:45:16)《改行有》 217. 放射能X 巨大蟻の見た目の安っぽさに半笑い。しかしながらストーリーが真面目で最後まで真剣に観ることとなりました。 蟻映画にハズレ無しでしょうか(2作しか観てませんが・・・)[DVD(字幕)] 8点(2024-05-31 23:25:06)《改行有》 218. NINE QUEENS 華麗なる詐欺師たち 騙したつもりがチョイと騙された系の作品としてまずまず楽しめました。 リカルド・ダリンは前髪がヘンテコでついつい目がいってしまうのですが、クズっぷりはなかなかのものでありました。[DVD(字幕)] 6点(2024-05-28 13:04:07)《改行有》 219. ワン・ツー・スリー/ラブハント作戦 ベルリンの壁建設ドンピシャのタイミングで作られた本作でのビリー・ワイルダー監督が東側と西側陣営に向ける冷ややかな視線は真骨頂。監督特有のユーモア部分のまろやかというかマッタリしたところが感じられなかったのはジェームズ・キャグニーの存在に依るところが大かと。 出世欲に取り憑かれたコカコーラ西ベルリン支社長を演ずるキャグニーは、お顔体型共に62歳相応にふっくらしているものの、台詞回しと眼力は往年と変わりなく、超ハイテンショントークでの出ずっぱりな姿に感動しきり。いやぁ物凄かった。 半切りのグレープフルーツを手にするのに「民衆の敵」の迷?シーンが蘇ります。 キャグニーに合わせて他のキャストもキビキビしており、展開も超怒濤、剣の舞が更に拍車をかける。 結末のオチがこれまた素晴らしい。キャグニーのホロリとした直後のコーラを手にして「シュレマーァァァァァ」は最高!!! 惜しかったのはホルスト・ブッフホルツ演ずるオットーで、肩に力が入り、過ぎたるは及ばざるがごとし、だったところが-0.1点。 壁封鎖のタイミングの良さで当時はヒットしなくて後年に再評価を受けたという本作は、ドタバタコメディとしてワイルダー作品としてキャグニー出演作として紛れも無い傑作です。[DVD(字幕)] 9点(2024-05-27 01:14:29)(良:1票) 《改行有》 220. バンパイアの惑星 59年前というのを割り引いてもセットもキャラクターも話もモッサリしていて興に乗れずにお開きとなり、「ラビッド・ドッグス」の監督にかけた期待はペシャンコになりました。残念。[DVD(字幕)] 4点(2024-05-27 00:05:48)
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