みんなのシネマレビュー |
|
201. 哀愁しんでれら 《ネタバレ》 前半は、ちょっとコミカルな人情ドラマ風。以降、僕の心の声です→「やっぱ、田中圭、なんかありそう」→「子供か、子供のほうやったか」→「めちゃめちゃムカつく子供や」(演技褒めてる)→「田中圭もやっぱヤバかった」→「おいおい太鳳よ、オニギリに何入れとんねん」→「ど-なんねやろう?」→「・・・・・」→「とんでもない所に連れてきたな、おい」[インターネット(邦画)] 7点(2022-03-25 20:48:10) 202. ブレスレット 鏡の中の私 《ネタバレ》 冒頭、4人家族がビーチで遊んでる。そこへ警官が。しばらく話して、連れていかれる少女。立ち尽くす両親。これを結構、遠くから映している。偶然、置いてたビデオカメラに映ってしまった感じで。この冒頭の一連シーンで、ドップリ映画にはめられました。なんか不穏な雰囲気がビンビン伝わってくるんです。基本的には法廷劇です。少女の親友が殺され、少女が容疑者です。映画はメチャクチャ淡々としてて、かなり自然体で、そこがなんかリアルでした。法廷シーンも、実際の裁判を見ている感じ。次々と明かされる少女の性への奔放さに、まだまだ子供だと思っていた両親絶句。違和感は映画のそこら中にあるんだけど、これはかなり観てる者にゆだねる映画だなーってイメージ。最後のオチも含めて。ただ、少女の演技はすごい。それもあって、退屈感はほとんどなく映画を楽しめました。[インターネット(字幕)] 7点(2022-03-25 09:57:12) 203. グラスホッパー 《ネタバレ》 変な殺し屋いっぱい登場。で、主役だけがいいとこなしの変な映画と思っていたら、オチで見事に回収。おおむね満足なんだけど、でもこれは僕が原作を読んでないからかなー。今度、読んでみよう。[インターネット(邦画)] 7点(2022-03-24 10:41:42) 204. 朝が来る 《ネタバレ》 子供ができない夫婦、子供を手放した女の子、どちらの気持ちもグリグリ心に突き刺さって、もう魂が2つに分裂しそうになりました。演技も演出もかなりのリアリティをもってお話が進むのですが、面白いのは夫婦がたまたまテレビの特集を観るくだり。ここのシーンは子供の養子縁組を行ってる施設を、本当にテレビで特集を組んで放送してるかのようなテイストで、インタビューとかも本当に一般人に行ってるかのような(いや、ほんまにやってるのかも)、主役の夫婦と一緒にその番組を観てるかのような、いや観てるんです、本当に。だから映画全体も全然作り物に見えなくて。子供のいさかい問題とか、ママ友とかの微妙な距離感とか、子供が欲しくても自分の体にメスを入れるのに踏み込めない夫とか、子供を諦め旅行してる雰囲気とかも、メチャメチャ身近に感じて、グイグイ映画内に引っ張られました。僕も夫婦で中々子供ができませんでした。そんな時、やっぱ一瞬は頭をよぎるのです養子縁組。そこまでして子育てをしたいと思うのは、どーしてなんやろ。そんなことを考えながら、クレジットを見終えた後のサプライズでさらにダダ泣きしてしまいました。[インターネット(邦画)] 10点(2022-03-23 21:13:00)(良:2票) 205. 事故物件 恐い間取り 《ネタバレ》 芸人さんが人気を得るために事故物件に住んで心霊現象を撮影しようと頑張る映画。芸人さんがなぜお笑いを目指すことになったかを、酒の場で語るくだりがあるんだけど、自分の深イイ話を自ら始めちゃう。自分でするって、なんかカッコ悪くないすか?てゆーか所々に、イイ話風な人間ドラマをチョクチョク入れてくるんだけど、なんか薄いです。しかも主人公、ちゃんと観たらヒロインに対してわりとひどくないですか?そんなんが気になって、全然ホラーにライド出来ません。あと、後半クライマックスで、複数の幽霊が登場し主人公を囲むんですが、70年代くらいのヒーローモノに出てきそうな、怪人に操られた人間みたいなメイクで亀梨君の周りをグルグル回る役者たちって、今時、こんな絵ズラで映画作るなんて、作ってる人の感覚がだいぶ古いな~、ほんとなら死ぬほど退屈なところを、複数の物件の章仕立てってゆう構成で、かろうじて観れた部分だけに3点。[インターネット(邦画)] 3点(2022-03-21 20:55:11) 206. 赤ずきん 《ネタバレ》 人狼ゲームを映画化したみたいなやつ。[インターネット(吹替)] 5点(2022-03-21 08:30:45) 207. アングスト/不安 《ネタバレ》 オーストリアで実際に存在した殺人鬼ヴェルナー・クニーセクの事件を元にした映画。ショッキングすぎる内容のため上映打ち切り、日本でも上映せず埋もれていたが、アマプラにて誰でも鑑賞できるようになっちゃった。ちょっと古い映像なのと、気持ち悪い雰囲気と撮影方法で、冒頭から、この映画、観るの、結構体力いりそうって感じで、精神的しんどさ爆発。一軒家で行う殺人を細かに描写しつつ、犯人の頭の中の独白で、幼少期を語る展開に、なんども早送りをしようとか、観るのやめようとか、ってゆう気持ちと戦いながら最後までなんとか鑑賞。こーゆう映画を観ると、映画ってなんやろう?なんで映画を観るんやろうって気持ちになっちゃいます。単純なホラーとゆう娯楽ジャンルではないので、ご注意を。[インターネット(字幕)] 0点(2022-03-19 23:12:02) 208. アウト&アウト 《ネタバレ》 普通、探偵って元刑事とか、チンピラぽい奴とかやねんけど、ガッツリ元やくざってのがちょっと新鮮。しかも結構、力あるヤクザ。だから情報源とか協力者が現ヤクザとか、悪徳刑事とか、裏の住人達ばっかだし、問題を解決する方法も裏世界のやり方。で、さらに面白いのが、その小さな探偵事務所にはブラックジャックのピノコみたいな存在の女の子がいるってこと。これにより闇の世界になんかちょっとした光があるって感じだし、役の子もメチャメチャいい演技。このピノコキャラと主役がどーゆう経緯で一緒にやってるのか、詳しい話を省いてるのも、あくまでメインは今回の事件に絞ってあり好印象。主役の遠藤憲一はいつもの遠藤憲一なんだけど、役にハマり過ぎいて、セリフとかもイチイチかっこいい。展開も流れるようにスムーズで見やすい。こーゆう設定、映画だけで終わらせず、ドラマにしたのも観てみたいです。[インターネット(邦画)] 7点(2022-03-19 10:04:12) 209. ザ・ギフト 《ネタバレ》 よくある、いい顔して近づいてくる奴が怖い奴だったゆうホラーかなと思っていたら、途中から、とまどうやん。オレのこの心の置き場所に、とまどうやん。そしたら、あるオチが頭をよぎって、なんやろ、誰にも感情移入できないのに、このドキドキする感じ。エグイ場面がバーンってあるわけじゃなく、ちょっと嫌なことが淡々と続くだけのドラマなんだけど、退屈ではなく、先が気になる映画でした。[インターネット(字幕)] 7点(2022-03-18 20:30:15) 210. ドント・ハングアップ 《ネタバレ》 調子に乗ってイタズラをしてた者達が大変な目にあうシチュエーションスリラー。ほとんど、一軒家内で話が進行しますが、最初の人物紹介など映像の演出がポップでスピード感があり、最初から見やすく、あれよあれよと映画の世界へ引き込まれました。主役たちのイタズラが度を超えているので、ムカつく主役たちに感情移入が全くできない人は、彼らが懲らしめられるカタルシスを得る観方になるので、怖さはほぼ感じないでしょう。僕は、そーゆう気分半分、怖さ半分で観てました。なんかクズでも、主役だと、たまに感情移入しちゃうんですよねー。だから両親の捕らわれた映像とか、ネトラレの暴露のくだりは、わりとドキドキして楽しめました。[インターネット(字幕)] 7点(2022-03-18 09:04:25) 211. カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇 《ネタバレ》 クトゥルフ神話の「宇宙からの色」の映画化作品。母親と子供が物体X状態になる所は、エグかったです。意識があるから、悲しいわ、見た目コワイわで。ただ、クトゥルフ神話好きなので、だいぶ、面白い補正がかかってたとしても、映画として面白かったかと聞かれれば、あんまり、って感じでした。これはもう監督と僕の相性が合わないとしがいいようがありません。正直、テンポが激オソでクライマックスまで冗長に感じてダルかったです。クライマックスに3点かな[インターネット(字幕)] 3点(2022-03-17 11:41:06) 212. ガール・オン・ザ・トレイン 《ネタバレ》 闇落ち一歩手前の人が右往左往する映画って好きかも。なぜか学生時代の漠然とした不安を抱えてた頃を思い出して、わりとすぐに感情移入できちゃいます。主演の女性の演技のうまさもあるけど。しかし、夫に追い出されて、電車に乗りながら、その別れた夫と別の女性が住む家を眺める日々って、ヤバいくらいカワイソ感が漂ってて、しかも自分は望んだけど出来なかった子供が、その家庭では産まれてるって、悲惨過ぎます。で、そこに事件、なんかドキドキして観てしまいました。過去をばかりを見つめていた主人公が、最後は逆の席につき未来を見つめて再出発って終わり方も希望がある終わり方で鑑賞後の気分も悪くないです。あとアル中がワインオープナーを突き刺して過去を清算する皮肉もよかったかな[インターネット(吹替)] 7点(2022-03-15 08:14:15) 213. グッドナイト・マミー(2014) 《ネタバレ》 無邪気に遊ぶ双子の兄弟。大きな庭と家。そこに帰ってくる包帯グルグル巻きの母親らしき人。なんか双子の兄弟に対してピリピリした態度。そーかと言えば一緒にゲームしたり、しばらくは違和感はあるものの、淡々と双子と母親の生活シーンが続く。本当の母親か?、ちょっと疑う双子の兄弟。わりと序盤で、一つの違和感の答えらしきものは、映画好きならピンとくるはず。しかし全体に漂う違和感は謎のまま。どーなるんやろ?って思い観てたら、中盤にだいたいわかっちゃう。後は、そーならんといてくれってゆう気持ちとは裏腹に最悪の方向へグングン進むストーリー。演出はヨーロッパ風の芸術的な雰囲気アリアリなんだけど、双子の兄弟のたたずまいや姿がなんか無邪気で美しく、どこかうすら寒い不穏感があるため、退屈ではありませんでした。ただ、ゴキ嫌いはご注意を。双子は大量のゴキを飼っていて(通常のゴキじゃなく特殊なゴキ)、寝てる母親お口の中に入っていくシーンがあるので、さすがに、ウエッてなりました。後、森の中で母親が初めて顔を見せるシーンがあるんだけど、顔を異常にブンブン振り回しホラー的で不気味でした。ちなみに後半はエグいて~[インターネット(字幕)] 7点(2022-03-14 20:35:47) 214. 透明人間(2020) 《ネタバレ》 ストーカーが透明人間って嫌やわー。なーんもない所を、ずっと映すので、ほんまにそこにおるような感じになってきて、なんか怖いって感覚は新鮮。しかも、液体をかけたら、実際にいたってシーンではドキーッてしたわ。途中でスーツがもう一着登場した時、これで透明人間VS透明人間ってなったらオモロイって期待しちゃったんだけど、さすがに、それじゃ、絵的にだいぶ工夫しなきゃ無理やりろなー、でもどっかで使うんやろなーって思い観てたら、なるほど、そこで使うんやと、オチの目新しさも含めて、全体的に楽しめた方かな。[インターネット(吹替)] 7点(2022-03-14 08:09:40) 215. コンジアム 《ネタバレ》 ホラー系ユーチューバーがメンバーを集め、霊が出ると有名な廃墟の精神病院へと潜入、それを生配信で放送するって内容。全編、ビデオカメラで撮ってる映像で、固定カメラや、携帯カメラの映像をつなぎ合わせた感じで全体像を見せ、「グレイヴエンカウンターズ」のユーチューブ版みたいな。精神病院の廃墟探索も同じ。ただ、怖さの雰囲気は全然違います。こっちの方はやっぱアジア圏なので、怖さの根源が日本に通ずるモノがありました。ただ、前半、メンバーが仲良くなる模様が描写され、早く本題に入って欲しい人は、ここがダルいかもしれません。僕は、後で、ひどい目にあうってわかっているだけに、メンバーの調子の乗り方がメチャ滑稽に見えて、逆に全然見てられました。てか全体的に面白かったし、怖かったです。特にコワイで印象的だったのは、女の子がおかしくなって黒目イッパイになって、変な言葉を早口で発するくだり。一見、コミカルに見えなくもないんだけど、おかし過ぎて怖いってやつ。後、暗がりで遠くに見える裸の人。近づいてきそうで近づかない、この感じ、コワ過ぎ。ちなみに、リーダーがなんかサワヤカで頼りがいありそうで、でも配信のことになるとブチ切れて本性がでちゃう感じ、リアルなユーチューバーっぽくてマル。[インターネット(吹替)] 7点(2022-03-13 18:12:14) 216. サイレント・トーキョー 《ネタバレ》 渋谷の爆弾爆発のくだりはすごかった。あまりにもリアル過ぎたので、そこからグッと映画に感情移入させられた感じ。特に広瀬アリスの友達への罪悪感は結構、伝わってきました。正直、ストーリー自体は目新しくないとは思うけど、特に後半は、時間を全く感じないくらい映画に集中しました。[インターネット(邦画)] 10点(2022-03-13 00:33:29) 217. デーモン・インサイド 《ネタバレ》 サイコパスと主人公の攻防を描く映画。何かありそうな雰囲気から、急に場面をカットする演出なんかで、不穏な空気作りがうまく、前半の何もないシーンでも退屈感は感じませんでした。で、途中で、え?ってなります。絶対、え?ってなります。てゆーか、え?って口に出して言います。そっからは、サイコパス・フルスロットル。オチもヒネリが効いてて、満足感高めでした。[インターネット(字幕)] 7点(2022-03-11 21:24:02) 218. アップグレード 《ネタバレ》 評価、たかッ。でもわかる。ちゃんと面白かったです。ヤバい集団に重傷を負わされ、再起不能になった主人公がAIを埋め込み、復活。サイボーグ化はよくありそーな話なんだけど、AIと対話しながら、体の動作をAIに任せるのは目新しい。警察には質問された時なんか、「こーこたえろ」みたいにAIが最適解を教えてくれる。ただ、AIの声は他の人には聞こえないってのが、はたから見たらひとりでブツブツ言いながら最強ってゆう、ちょっと不気味な感じで、そこになんか二重人格みたいな狂気性を感じました。とにかく近未来の世界とかテンポとか見せ方がうまくて、最後まで楽しめました。[インターネット(吹替)] 10点(2022-03-10 11:09:56) 219. マッド・ハウス(2020) 《ネタバレ》 あるマンションに引っ越したら、実はそのマンションの住人全てが、とある思想の下で作られたカルトコミュニティーだったとゆう映画。ヒロインが洗脳されるくだりで、その洗脳のやり方がオームや北九州の事件で実際行われた洗脳方法に似たモノがあり、ヤバってなりました。洗脳されたフリをするにしても、相当な覚悟がなければ無理で、自分を洗脳に近い状態に追い込まなければ、ごまかしきれない感じなので、僕自身は、できるかなー?なんて思いながら観てたので、結構、ドキドキできました。[インターネット(字幕)] 7点(2022-03-09 09:56:30) 220. ミッドサマー 《ネタバレ》 ハーシェル・ゴードン・ルイスのカルト映画「2000人の狂人」系の豪華版みたいな映画。こーゆう映画は、最初ちょっとした違和感からドンドンキモくなる風習をひたすら見せられるってやつで、キモイ踊りとか、キモイふるまいをずっと観てられない人には、たぶん退屈です。もう冒頭の日常の表現からキモくて、メンヘラ気味の主人公ってのが、この映画独特でした。主人公の恋人が一服盛られて、裸の女性達が見てる中でエッチする儀式のくだりで、ババアがお尻を触ってくるし、オバハンが手をとって見つめてくるし、ザ・嫌がらせエッチやって思い観てたら、周りの女性が「アーハ―ッ」って言い始めた時には、さすがに、キモサを通り越して、吹いてしまいました。[インターネット(吹替)] 7点(2022-03-08 20:39:47)
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS