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201.  オペラ座の怪人(2004) セクシー・ファントム、ジェリー・バトラーはそれまでとは別人の魅力を見せる。なめらかで朗々としたミュージカル流とは一味違う、ザラついたロッカーな歌声。それが薔薇の香り漂う空間を埋めつくし、ラウルと愛を誓いあったクリスティーヌの心を否応なく振り向かせる様は、愛憎を超え惹きつけあう2人の運命のようで紅い火花が散る。燃え尽きたエリックの涙が痛切。アラはあっても華麗で力強く、舞台より好み。[映画館(字幕)] 8点(2006-01-20 19:31:02)

202.  ケインとアベル/権力と復讐にかけた男の情熱<TVM> アダムの2人の息子たちの悲劇になぞらえて、生まれも育ちも異なる2人の男たちの人生が運命の力で引き寄せられ、火花を散らす。苦境から這い上がり、ひたすら復讐に賭けるピーター・ストラウスのアベルの執念に主眼が置かれるが、受けにまわるサム・ニールのケインも素晴らしく、彼の演技力を知る好機となる。彼らの次代にまで愛憎が及ぶ様は「嵐が丘」を思わせ、ある真実が明るみに出る終盤は憎悪を一瞬にして打ち砕き、哀惜の念にたえない。[地上波(吹替)] 8点(2006-01-09 21:30:01)

203.  キングコング(1976) 《ネタバレ》 ユニヴァーサル作品ではないこともあり他の2作とは扱いの違う2代目だが、わが最愛の巨猿はモデル・アニメーションとCGにはさまれ、いささか分の悪いこの着ぐるみコング。新たにドワンの名を得たヒロイン、ジェシカ・ラングのコケットリー、滝やタンカーのシークエンス、今はなきワールドトレードセンタービル登攀と70年代的なアレンジがされ、ジェフ・ブリッジスとチャールズ・グローディンの白黒対決も明快。コングを死に至らしめる人物を自業自得に消し去り、ラストの無慈悲なセリフを省いたのも正解。「私をはなさないで!」が胸をつく。製作費2370万ドル。[映画館(字幕)] 8点(2005-12-30 08:03:21)

204.  アンネ・フランク<TVM> アンネの面影を持つハナ・テイラー・ゴードン。ベン・キングスレーもまたオットー・フランクを演ずるに相応しい。この2人を得て、物語は日記のページから鮮やかに現実味をまとって立ち上がる。普通の幸せな少女から籠の鳥へ、そして・・・。実際の日記は隠れ家を発見された時点で途切れるが、その後の彼らの足取りも生存者の証言や新たな資料を駆使して組み立てられ、アンネと姉マルゴのベルゲン・ベルゼンでの最期の日々までが再現される。TVムービーらしく極端な描写は抑えられているが、作品の質を損なうことはない。フランク一家らの保護に尽力し、日記を保存することともなったミープ・ヒースを演じたリリ・テイラーも印象的。[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-12-19 19:09:37)

205.  リトル・ダンサー 《ネタバレ》 UKロックの名曲を散りばめ、ケレン味たっぷり、質素に見えて実はゴージャスなリトルダンサー。親が尊い犠牲を払い、清貧の才能ある少年がスターとなって羽ばたくこの作品は、実に巧みに観客の心を掴む。作り手の熱意ばかりでなく、観客のツボを知るアタマの良さ、英国ワーキングクラス映画の枠に収まらないバランス感覚も相まって生まれたこのヒット作。言葉より体で真情を吐露するビリー、質入する母親の形見に触れる父親の手、スト破りを敢行し兄に絶叫する父親、いずれにもパブロフズ・ドッグのように泣けてしまう。邦題が通俗的であることは認めるが、原題のままだったらこの国でここまで広く親しまれる作品にはなっていなかったと思う。[映画館(字幕)] 8点(2005-12-17 20:40:06)

206.  ライフ・イズ・ビューティフル 《ネタバレ》 映画でなく舞台劇であったなら、これほどの批判を受けたかどうか。題材によっては執拗にリアリティを求められる映画ならではの宿命。ベニーニのあまりにあっけない退場とラストの一人の男性のモノローグで、このにぎやかな物語は新たな寓話へと変貌を遂げる。良い意味でイタリア映画らしくなく、あの独特の自己憐憫や哀れっぽさが希薄なのがすがすがしく思える。[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-12-15 18:47:08)

207.  ウォルター少年と、夏の休日 《ネタバレ》 「ビッグ・フィッシュ」のカラフルなカーペットに対して、枯れた草原の風情のこの作品。今回は監督も務めるT・マッキャンリーズのテーマは「老兵は死なず」か?と思えるほど、父なき子、広漠たる風景、かつては武勇で鳴らした兵(つわもの)の構図は前作「アイアン・ジャイアント」にも通じる。心の儘に生きて老いた今、何かが足りなかった老兄弟と、母親に振り回され居場所のなかった少年。ハブの信念についての力のこもった言葉にはウォルターでなくても引き込まれるだろう。紙芝居のような昔話の映像もどこかのんびりとした温かみ。この風変わりな共同体を家族と呼ぶかどうかはどうでも。成長し漫画家となったウォルターの絵に刻まれた日々がすべてを語って。[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-12-12 19:16:19)

208.  ギャラクシー・クエスト 《ネタバレ》 「スクール・オブ・ロック」と同様に、既成のカルチャー(?)をバックボーンとして内包するギャラクエ。お笑いを期待しつつ駆けつけたが、夢破れるマセザー&クエレック絶命に思わずボロ泣け。しぼんだハートしか持たぬアーシアンたちが徐々に生気を取り戻す様も観客に希望と勇気を与えずにはおかない。オタクとピュアネスの際どい境目をあえて縫い合わせる2本柱の脚本に抜かりなく、ツワモノを揃えたメインキャスティングも値千金。J・ゴールドスミスのSTのテーマをライト+キッチュにアレンジした「GQのテーマ」がコスミックに鳴り響く。[映画館(字幕)] 8点(2005-12-10 12:31:18)

209.  アラン・ドロンのゾロ オペラ座の怪人やマスク、そしてこのゾロと仮面物にはめっぽう弱い。 ZORROは狐の意味だそうで、この「黒いきつね」が大のお気に入り。 深刻で暗いイメージの強いドロンだけど、息子のために作ったこの映画では精悍なヒーローそのもの。 陰謀に倒れた亡き友人の身代わりとなるニセ総督の周りを煙に巻くオカマぶりも、意外なほどハマッていて楽しい。 悪役(ベイカー)やヒロイン(ピッコロ)も魅力的。 シンプルで小気味良くまとめられたこの快作には、バンデラス&ホプキンスのダブルゾロが束になってかかっても敵わないと思われるのだ。 先頃めでたくDVD化され、♪ZORRO IS BACK♪ 弾むテーマ曲も心を奪う。[地上波(吹替)] 8点(2005-12-09 19:10:03)(良:1票)

210.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3 2作目の予告編のせいで目新しさが半減したようですが、1作目の100年前の1885年が舞台の3作目。 前作までの近い時代への移動が生む面白さとは違っても、西部開拓時代はアメリカならではの原風景。 時代を大きく変えたことで、2作目に色濃いハインラインの「夏への扉」との明確な違いを出すことにも。 ドクの恋人として新たに「タイム・アフター・タイム」のメアリー・スティーンバージェンが登場するのは粋なキャスティング、ドクとクララの恋がステキ♪(彼女の衣装がパープル系なのは、ドクにふさわしい特別な女性であることをアピール?) ともに科学やジュール・ヴェルヌが好きという共通点があるのもよいし、今までコミカルなマッド・サイエンティストのイメージだったドクにも、運命の恋に悩む人間的な魅力が加わりました。(ドクが普通の人になっちゃった感はあるけど、こういう風にまとまるのはしょーがないかと) 彼のメッセージは若い人が聞いたら希望に胸ふくらむようなもので、ビッグになったシリーズの最後を飾り、マーティも挑発にのりやすい性格を克服し、成長ぶりを見せます。 デロリアンが壊されるのは残念だけれど、ファンの心の中では走り続けるはず。 これからも時間をこえて愛されるであろうシリーズ。[映画館(字幕)] 8点(2005-12-04 11:23:13)

211.  女王陛下の007 ボンドの結婚式で涙にくれる「心の恋人」マネーペニー。心中を気遣うMやQに健気に微笑む彼女にボンドが投げ与えるシルクハットが心憎い。彼が幾多の美女たちを摘み、愛し、失い、あるいは捨てても、変わらずボンドと共に在るのは彼女である。[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-11-30 19:29:43)(良:2票)

212.  ミッドナイト・ラン 《ネタバレ》 相手役チャールズ・グローディンはファースト・チョイスではなかったそうだけれど、コミカルな役は初めてで少し重たさもあるデニーロを引き立てている感じ。 ツイードのコートを着た見た目より飄々として、辛い人生を歩んできたジャックにまつわりついたものを吹きはらって自由にしてあげるデュークは、去り際もあっという間で一陣の風のよう。 SEE YOU NEXT WEEK(また来週)をもじった、SEE YOU NEXT LIFE(来世で会おう)もしみじみとしていながら軽やか。 話の面白さもさることながら、2人の友情の軽妙さが魅力です。[映画館(字幕)] 8点(2005-11-30 19:24:40)

213.  トイ・ストーリー2 テーマではアカデミー脚本賞ノミニーになった前作に及ばない気がしますが、ビデオ用だったのが劇場用に格上げされただけあるクォリティの高さで、エンターテイメントとして優れてますよね。 「偽バズ」は大量生産されるオモチャならではの面白さ、彼もバズなのは確かなのですから。 残念なのはヒロイン、ジェシーが自分本位であまり魅力がないこと。(なので彼女のセンチメンタルな歌もそれほど心にひびかない) NG集は「バグズ・ライフ」にもあったので調子ノリすぎな気もしましたが、ビッグバンド風にアレンジされた「君はともだち」を歌うウィジー・オン・ステージ♪はダメ押しのゴージャスさでキマリ![映画館(字幕)] 8点(2005-11-26 15:18:25)

214.  友だちのうちはどこ? オリーブ畑を抜け、ジグザグの山道を越え、見知らぬ町の迷路の小路や怖い大人にもひるまず少年はゆく、「ネマツァデ君」を探して。 「宿題のノートを届けないと、あの子は退校」小さな胸に自ら使命の火を燈し、次第に降りる夜の帳の中に消え入りそうになりながら。 一輪の花の香りとともに鮮やかな解決をみる「誠意」の価値を控えめに提示した佳作。[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-11-16 21:59:57)

215.  シュレック いつしかピクサーを超えていたドリームワークスCG。シュレックの仮面をとった素顔にフィオナが難色を示したのに「っと・・・やっぱりな・・・そ~さ、これが俺様の顔でござい!」という彼の感情を画だけで表現しているのも見事である。見るほどに親近感のつのるキャラクター、ブラックな笑い、自然の描写力と魅力も多く、グリーンを基調とした色彩設定も目になじむ。米国のアニメにつきものの「古臭い」イメージを完全に払拭したという点でも突き抜けた一作。[映画館(字幕)] 8点(2005-11-13 09:38:30)

216.  トイ・ストーリー 《ネタバレ》 初の長編CGアニメーションでも技術だけではない「ストーリー」があり、ヒーローきどりで自信家のバズがアイデンティティを砕かれるシーンは図らずもせつない。 そしてウッディの自分の居場所を失う不安とジェラシー。 見た目はオモチャでも中身は人間のリアルな心を、カラフルで楽しい世界にのせて描いた傑作。 アンディの部屋の仲間たちも個性があっていつもにぎやか。 一番人気で活躍するのはバズでも、メインはウッディというスタンスはこの1作目から。 ソリの合わないふたりが自分の弱さを乗り越えて成長し親友になる過程、2人で大空にはばたくシーンはすがすがしさを残す。 To infinity and beyond![映画館(字幕)] 8点(2005-11-13 09:03:48)(良:1票)

217.  ダークシティ 幻夢の如き魔力でもって、失笑モノのチープな設定まで覆い隠してしまいそうな魅惑の暗黒都市。つややかな黒髪のジェニファーもこうした絵に描いたような世界であればオーセンティックな美女ぶりが輝き、ルーファスの真摯な演技がこの紙一重な映画に物語の厚みを与える。メタモルフォーゼするレトロな街に、レジェンダリーなリチャード・オブライエンまで拝めてしまう有難さ。熱き想いが遠い碧海を呼ぶ。[映画館(字幕)] 8点(2005-11-07 22:09:06)

218.  不思議の国のアリス/アリス・イン・ワンダーランド<TVM> アリス役のティナ・マジョリーノは美少女とはいえないけれど、アリスらしい凛とした雰囲気は持ちあわせていて、青でなく黄色のドレスはカラー版「子供部屋のアリス」を踏襲した正統派。巨顔加工されたマッドハッター(マーティン・ショート)や衣装が見事なハートの女王(ミランダ・リチャードソン)のエキセントリックぶりもよいですが、一番魅力あるのはジェイソン・フレミングの倦怠ムード漂うハートのジャックかな?最初と最後にワンダーランドの住人を演じたスターたちの素顔が見られるのもいいし、ジム・ヘンソン工房のアニマトロニクスによるクリーチャーもあたたかみがあります。[DVD(字幕)] 8点(2005-11-05 20:49:28)

219.  スクール・オブ・ロック ROCKファン至福必至の快作。味のあるルックスのキッズが可愛く、JUST LIKE A WHITE WING DO~VE♪のジョーン校長もキュートなら、ラストのステージングも最高!(ギターはアンガスっぽいけど何だかWHOの曲みたい・・・)小ネタもいちいちオカシイ!ぐるーぴー=ちありーだー??ジャック・ブラックのために書かれた脚本だけに水を得たクジラのようで見ていて嬉しくなる。内容には甘さがあるものの、それを補って余りまくるお宝映画。 [映画館(字幕)] 8点(2005-11-05 19:32:20)《改行有》

220.  真珠の耳飾りの少女 本物はまだ「青いターバンの少女」と呼ばれていた頃一度見た。 その絵を愛する女性が想像力を駆使して織った物語は着想はユニークであるものの、小説のヒロイン、フリートはいまひとつ繊細さに欠けており、映画版のグリートに多くを語らせぬのはより神秘的で純粋な存在にしたいのが感じられ、製作者の妻が書いた脚本の方が好ましい。 白磁の肌のスカーレット・ヨハンソンの息使いさえ聞こえそうな、静謐な空間での寡黙な画家フェルメール(コリン・ファース)との交歓。 密やかに編まれた恋とも知れぬ絆。 採光や構図も画家の世界を再現したもので、画家が使用したとされるカメラ・オブスキュラも登場する。 耳飾りと一体化するための痛みを伴った儀式は間接的ながら官能的。 フェルメールとの関係が精神的なものならば肉屋の恋人ピーターは現実的な存在であり、演じるキリアン・マーフィは魅力的だが、映画ではグリートとの恋の結末はぼかされているのは、やはりフェルメールに重きを置くためか。 画家のパトロンである好色なライフェンや画家の心に入れない妻カタリーナも作品を盛り上げる。 小説と一番違うのはラスト。 一家を構えたフリートは想い出の品である耳飾りを金に替えてしまう現実派だが、映画はそれよりもロマンティックな余韻を残しており、地味ながら彼らの思いがまだくすぶっているかのようだ。[映画館(字幕)] 8点(2005-11-05 18:34:16)

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