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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2254
性別 男性
年齢 77歳
自己紹介 団塊の世代 映画鑑賞歴50年以上 見た映画はおよそ3000本?

1960年~1985年頃はよく映画を見に行きました。その後2000年頃までは忙しくほとんど映画を見なかったのですが、DVD登場とともにまた見るようになりました。最近はメモと記憶を頼りに昔見た映画のDVDを探して懐かしんでいます。

ESPERANZAとはスペイン語で、「希望」の意味です。夢や希望、感動を与えてくれる映画は好きですが、むごたらしい映画や命を粗末にする映画は嫌いです。

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201.  黒い画集 あるサラリーマンの証言 どう見ても家庭的に見える小林桂樹の不倫では違和感があるのだが、平凡な男の転落ということで見なければならないだろう。それゆえ誰にでも起こりうる可能性を秘めているとも言える。 自分ならあのときどうしていただろうと考えさせられる映画だ。やはり40歳の課長には不相応ということかもしれない。 小池朝雄はコロンボの吹き替え以前は、こういうヤクザをよくやっていた。声優だけあって声にすごみがある。児玉清はちょっとわからなかった。[DVD(邦画)] 7点(2011-10-30 13:41:32)《改行有》

202.  黒い画集 第二話 寒流 これは凄い。好きな松本清張の映画を次々とあさっているうちにぶち当たった作品なのだが、原作未読の清張の中で最高傑作だと思った。 脚本がすばらしく良くできているし、登場人物の心理描写も実に見事、すさまじい緊迫感である。それと銀行内部のスキャンダルを赤裸々に描いて、社会派サスペンスの深さを感じる。 ただひとつ嫌なシーンは、丹波哲郎の子分たちが次々に○○部長で前科○犯という自己紹介をするところ、実に醜い。[DVD(邦画)] 9点(2011-10-30 07:38:01)《改行有》

203.  天国と地獄 途中まではすごくおもしろい。企業の主導権争いによる誘拐犯罪かと思いきや、そうではなかった。よくあるような名刑事のあざやかな推理ドラマと違って、警察組織の分担された捜査の積み重ねによって、容疑者の範囲を狭めていく。それがあたかも現実の捜査のようで大変機興味深かったし、前半の犯人と警察の知恵比べもおもしろかった。 しかし後半の犯人が特定されてからはまったくおもしろくない。そのまま逮捕では刑が軽すぎるからといって、犯人を泳がせ新たな犯罪を起こさせ死刑に追い込むというのはいくら何でもひどすぎる。警察は犯罪を未然に防ぐことの方が優先しなければならないはずだ。 それに終盤の展開は、無理矢理「天国と地獄」というタイトルへのこじつけのようにさえ思う。これではなぜ犯人が誘拐を思い立ったのか、まったくわからない。 [映画館(邦画)] 4点(2011-10-29 22:52:44)(良:2票) 《改行有》

204.  新・泥棒株式会社 昔見たときはおもしろかったけど、今見てみるとさほどおもしろくない、というか馬鹿馬鹿しさだけが目立つ。単純に見ていた頃がなつかしい。ピーター・セラーズも最初は新鮮だったが鼻につく存在になってしまった。[映画館(字幕)] 4点(2011-10-29 06:55:40)

205.  チップス先生さようなら(1969) 《ネタバレ》 初めて見たのは学生の時教員になる前だった。それから40数年経って、DVDで再鑑賞したのだが、大変なつかしかった。 教育熱心だが頑なで堅物のチップスが、奥さんとなったキャサリンとの愛によって親しみのある先生となるのがすばらしい。ロバート・ドーナットもピーター・オトゥールもどちらも好演であり、それぞれの良さがあると思う。 この映画では、キャサリンを追いかけるシーンが2つある。ひとつは前半終了直前そしてもう一つは校長となったことを告げようとするシーン、どちらも非常に印象的で忘れられない。 キャサリンを演じたペトゥラ・クラークはさほど美人とは思えなかったが、歌はうまく親しみやすかった。[映画館(字幕)] 7点(2011-10-23 10:05:36)《改行有》

206.  飛べ!フェニックス 《ネタバレ》 初めて見たとき、エンジンがかかって飛び立ったときの大感動は忘れられない。モデル機というのは、よほど精巧なものらしい。 今何十年ぶりにDVDで見ると大変懐かしい、これだけ男臭い人間ドラマだったのか。 役者もそろっていて見応えがある。[映画館(字幕)] 8点(2011-10-17 20:36:18)《改行有》

207.  喜劇 団体列車 《ネタバレ》 佐久間さんが前回以上にマドンナ役を果たし、渥美さんが虎さん役になってしまった。それはそれで良いと思うのだが、ラストに来て四角い顔の赤ん坊はやりすぎではないだろうか。せっかくの人情喜劇が単なるお笑いの世界に成り下がってしまった。 [映画館(邦画)] 5点(2011-10-11 21:05:14)《改行有》

208.  喜劇 急行列車 渥美さんといえば寅さんだが、私はこの「急行列車」が大変好き。喜劇と言ってもそれほど馬鹿馬鹿しくなく、人情味あふれる感じがとても良かった。 この映画は、九州を始発駅とするブルートレイン「さくら」と「富士」が舞台なので、長崎在住の私には大変親しみやすかったし、おかあちゃん役の楠さんがとてもすてきだった。東けんじ・宮城けんじのWけんじの漫才コンビも登場し、映画をおもしろくさせる。 [映画館(邦画)] 7点(2011-10-10 22:49:21)《改行有》

209.  かもめの城 DVDが制作され、念願の「カモメの城」を鑑賞。「シベールの日曜日」から3年、成長したパトリシア・ゴッジを見ることができた。 かもめや人形と会話をする毎日、突如訪れた青年との淡く純粋な恋、子どもと成熟した大人のちょうど中頃の微妙な年齢の少女を演じたゴッジの演技が光った。[DVD(字幕)] 7点(2011-10-10 07:50:20)《改行有》

210.  シベールの日曜日 《ネタバレ》 「孤独な男女の純粋無垢な魂の交わり」などと表現すると大げさだろうか。ピエールと同棲していたマドレーヌは、とまどいながらも二人を見守るうち良き理解者となった。しかし残念なことに相談する相手を間違えてしまったと私は思う。 端から見るとピエールはロリコンとか変質者としか見えないのだろう。それが世間一般の常識だ。ナイフを持ったまま女の子に近づけば、結果は当然予想ができる。しかしそれがどんなに悲しいことか。ラストのシベールの叫びは、教会音楽の「ミゼレレ」と重なって、深く心に突き刺さる。 二人が会っていた湖の景色が美しかった。[DVD(字幕)] 9点(2011-10-08 22:55:12)《改行有》

211.  ピンクの豹 昔見たときはたわいもないコメディと思っていたのだが、改めてDVDで見ると結構おもしろいし笑える。有名なテーマ曲だが、途中で歌われる「It had better be tonight」も印象的で、ヘンリー・マンシーニの音楽が冴える。 [映画館(字幕)] 6点(2011-10-08 07:12:42)《改行有》

212.  泥だらけの純情(1963) 私の少年時代のあこがれは何といっても吉永小百合、歌に映画に大活躍で人気はすごかった。この映画は、どうしようもないチンピラ少年に恋する良家のお嬢様役。ちょっと親切にされ、助けてもらっただけで一途に思い詰めるところが、まさにお嬢様であり、吉永小百合にはぴったりだった。 こういう二人の成り行きはおよそ見当がつく、怖いヤクザが出てきて・・・。コロンボの声の小池朝雄の演技が渋い。声優だけあって、声に迫力があり、迫力十分。[映画館(邦画)] 6点(2011-10-05 23:27:17)《改行有》

213.  越後つついし親不知 《ネタバレ》 戦後の恵まれた日本しか知らない者にとって、おしんや留吉の不幸を理解するのが難しいと思う。戦後まもなくの生まれである私ですら、何か策はなかったのだろうかと思ってしまう。 おしんが権助に無理矢理犯されたこと、そして身ごもったことをなぜ正直に打ち明けられなかったのか疑問に思ってしまう。 しかし、戦前の貧しい家で育ち、父母の面影さえなかったおしんを責めることはできないのかもしれない。哀れでならない。[DVD(邦画)] 6点(2011-10-03 17:49:07)《改行有》

214.  秋日和 《ネタバレ》 小津映画の中でも、とりわけ好きな映画。娘の幸せを願う母とその母を気遣う娘、どこにもあるような主題なのに、小津映画となるとひときわ情感がこもってすばらしい。 本人を差し置いたちょっとしたおせかっかいの行き違いなのだが、それが安っぽいコメディやドタバタ劇にならず、情緒ある独特な雰囲気につつまれる。その淡々と進む奥ゆかしさに、アクセントをつけているのが岡田茉莉子の明るく快活な現代っ子ぶり。それで調和がとれ、物語が引き締まる。彼女が三人の中年男たちと対決する(?)シーンや自分の店にすまして案内するところなど心憎い。 娘も母も一緒に片付くかと思いきや母はやはり日本古来の女性だった。[DVD(邦画)] 8点(2011-09-30 22:23:34)《改行有》

215.  ドクトル・ジバゴ(1965) 大作の多いデヴィッド・リーン監督の映画だが、その中でも最も好きな映画。学生の時見た感動は決して忘れることができない。 何といってもモーリス・ジャールの音楽がすばらしい。「ラーラのテーマ」を聞くといつも涙が出てしまう。戦争と革命によって翻弄された人々、なかでもユーリとラーラが戦争のない世の中で出会っていたらと語り合うシーンは心をうつ。不倫と言うのはあまりにも酷、運命のいたずらと言ってほしいもの。 ロシアの大自然は実に壮大だ。映像も音楽もすべてが美しい。[映画館(字幕)] 9点(2011-09-24 22:52:37)《改行有》

216.  サイコ(1960) 最初に見たときは、ヒッチコック監督の意図通りにだまされた。主人公の女性が早々に殺されるはずはないと思ったり、母親が生きていると思ったり、してやられてしまった。映画史に残る名作だが、私が一番評価できるのはあの不気味なテーマソング、耳に残って忘れられない。[ビデオ(字幕)] 7点(2011-09-23 23:10:22)

217.  青い山脈(1963) 《ネタバレ》 完全なリメイクだが、ずいぶん簡略化されている。映画館では見たのは吉永小百合の方が先で、その後オリジナルを見た。そして比べて見ることによって、最初流れが良く分からなかったところも理解できたと思う。 リメイク版は、女学校を女子高校に置き換えるなどの時代設定を変えることで、現代人にわかりやすくしたものかもしれない。しかしその分だけ戦後の時代を理解しにくくなっている。両方見ることでどうやら溝が埋まった。 リメイク版の芦川いづみは健闘していると思う。何せ相手が原節子なので・・・。しかし吉永小百合はいただけない。浜田光夫も登場してアイドルものに成り下がっている。 年齢的には、吉永小百合が高校生には合っているのだが・・・。 それと有名な「変しい、変しい」の部分がぼけてしまっている。岡本先生も冴えないし、情緒感まるでなし。しかし、北林谷栄の白木先生はオリジナルにないヒット、藤村有弘の田中先生の手紙が生きてきた。 映画の最後もコメディ、どう評価するかは微妙。ついでにオリジナルとリメイクの両方で同じ役を演じたのが三島雅夫、オリジナルの理事長は貫禄不足だったが十数年を経て円熟味が増している。[映画館(邦画)] 6点(2011-09-21 10:54:36)《改行有》

218.  裸の島(1960) これはすごい、台詞がないことで見事な映像詩になっている。それを支えているのは、林光の音楽、実に効果的だ。単純な作業のくり返しが少しも苦にならない。まったく思い切ったことをやらかしたものだ。 最初見たときは、誰もいない島になぜ一家族だけがいるのかとか、何もない島なのに生活ができるかと余計なことを考えてしまった。その後もう一度、余計なことを全く考えないで映像と音楽だけに集中して見た。そのあと日を改めて、監督と林光氏の対談を聞きながら3度目を見る。乙羽さんと殿山さんだけが俳優さんで、その他は皆地元の人と知りまたびっくり。[DVD(邦画)] 9点(2011-09-15 22:53:36)《改行有》

219.  雨のしのび逢い 《ネタバレ》 この映画の原題は「MODERATO CANTABILE」、息子が練習しているディアペリの有名なソナチネ第1楽章につけられた演奏記号である。モデラートとは速度記号の真ん中「普通の速さで」であり、カンタービレは「歌うように」である。 邦題は「普通の速さで歌うように」では味がないと思ったのか、大幅な修正でロマンティックな題にしたのであろう。もちろん風が吹いても雨が降ることはないが・・・。 息子はソナチネを練習しているが、音階練習でわかるように基礎がきちんとできているわけではない。また練習にも嫌気がさしており、ソナチネの演奏にも先生の指導を守っていない。枠に縛られることを拒否しているわけだが、これが母親アンヌの心情の伏線になっている。 アンヌは結婚8年目で子どもにも恵まれ、夫は工場長、何一つ不自由なことがない優雅な生活だ。しかし、それが息子のピアノ練習中に聞いた悲鳴と殺された女性をいとおしむ男(犯人)の姿によって大きな衝撃を受け、「モデラート・カンタービレ」の世界からどんどん外れていくことになる。そして7日目のお客を招いた夜にはその頂点に達する。 この映画のアンヌと恋人は、冒頭の事件の男女とも重なる。事件の男女は殺人で幕が下りるが、アンヌはショーヴァンに言葉で殺されても夫に迎えられて幕となる。そしておそらく再び「モデラート・カンタービレ」の世界に戻っていくことだろう。 この映画はまた背景に流れる音楽が実によい。単純なメロディーだが、すごく印象的だ。[映画館(字幕)] 7点(2011-09-04 17:15:29)《改行有》

220.  破戒(1962) 「橋のない川」に登場してくる島崎藤村の「破戒」だが、原作の小説はいざ知らず、この映画で描く部落差別問題はピンとこない。ことば(台詞)の上では苦悩が語られてはいるが、映画としては実感がわかないのだ。したがって、丑松が告白する場面も唐突ささえ感じる。このあたりが「橋のない川」の部落差別と異なるところだろうか。文芸作品としての価値は認められるものの、同和問題提起の映画には向かないということだろうか。 この映画でデビューした藤村志保は、演じた志保と作者藤村の両方を取って芸名をつけたのだそうだ。新人らしい初々しさが感じられる。[DVD(邦画)] 6点(2011-09-04 09:50:20)《改行有》

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