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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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201.  パーフェクト・トラップ 《ネタバレ》 前作と続けて見た 前作から完全に繋がっているのは非情によい ファーストシーンからド派手な演出で期待させる 反面トラップが大掛かりなわりにワイヤーでスイッチが入るというだけで、罠であると言うひねりがまったくない しかもその後のスイッチはワナオトコが自ら入れるというローテク振り、もはや罠ではなく殺人装置である SAWの様なピタゴラスイッチ的な面白さはまったく無くなっていた ここはかなり不満 つかみとしてはいいが物語としては物足りない 主人公の病室にワナオトコが花を届けるとかもそんな事をしたら普通つかまるだろう その後のワナオトコのアジトも遊園地のアトラクションみたいで恐怖演出とはほど遠い そもそも最初の金持ちの娘の子供の頃の事故のシーンは何か?ストーリーに関係ないんじゃあるまいか? アジトに侵入したとたんに意味なく仲間割れであっというまに仲間を失うとか結構しらける 圧倒的に武器が有利なはずなのに仲間が弱すぎるだろ、殆ど自滅に近い もっと罠のグレードがほしかった マニアックなアクション演出があるがそこは必要ない、むしろじゃま ナイフバトルとか、ドアが開いたらワナオトコが逆光で犬とマシンガン撃ちまくりとかランボーチックなシーンに笑う所なのかとマジに思った あいかわらず虎ばさみの廊下とかこんなのにひっかからないだろうという物多し 主人公が警察を呼ぶ為に道路の人を撃つとかありえないだろ あんなでかい銃で撃たれたら何処撃たれても死ぬ マグナムなめんなよ! しかしいろいろ書いたが全体的には悪くない とくにファーストシーンの派手さは結構すき ラストはお約束のワナオトコは生きているというオチか、そろそろ飽きたと思ったらその先があった(笑)[DVD(字幕)] 6点(2014-01-02 16:31:48)

202.  ホビット/思いがけない冒険 《ネタバレ》 「ロード・オブ・ザ・リング」の前日譚 「ロード・オブ・ザ・リング」の旅立ちのきっかけから始まるなどファンにとってはたまらない展開 要所要所に「ロード・オブ・ザ・リング」の登場人物(とくに遺恨のきっかけになるエピソードの人物)を配して楽しめる 当初別の監督(ギレルモ・デル・トロ)を予定してたらしいが、ピーター・ジャクソン監督でよかったのではないか 別の監督だとこの統一感はなかったと思える 特にリングをはめたときのビルボのエフェクトなど「ロード・オブ・ザ・リング」と全く同じで監督が変わっていたら別の表現をせざるおえなかったのではなかろうか ただギレルモ・デル・トロのホビットも見たかったと思うのは欲張り過ぎか 映画は「ロード・オブ・ザ・リング」と違って展開がわかりやすい ちっちゃいドワーフが食べて、落ちて、走る。の繰り返し それだけで3時間近い上映時間を飽きる事無く見せるのは見事 反面、原作がある事なのでしかたがないのかもしれないが むさくるしいおやじ達しか出てこないので画面に花が無い 始終じじいか汚いゴブリンやらオークやらと、とにかく汚い 「ロード・オブ・ザ・リング」よりスケールダウンした感はいなめないがあくまでもスピンオフとしては逆に「ロード・オブ・ザ・リング」のスケールが大きすぎたので凝縮して理解しやすい ただ、ガンダルフは何故ビルボを仲間に選んだのだろうか? けなすところが見つからない希有な映画[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-01-02 16:16:35)

203.  アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ 《ネタバレ》 映画としては及第点 しかし脚本に不満多し そもそも、事件に至るまでの犯人達の行動が不可解だ 主人公を殺す覚悟で近づいたように見えないのに、乱暴した後で簡単に口封じをしようなどと現実離れしてる 主人公が消えた後のパニック振りなどやろうとした事の割に取り乱しすぎ ビデオテープの存在があまりにも意味が無い 犯人の前で家族に見せる等いくらでもいい使い方があったはずなのに せっかく子供や奥さんの存在があるのにただ出て来ただけなのはなぜか?普通もっと効果的な演出につかえたはずなのに非情に残念 ラストは銃の引き金をひくのは犯人の子供にするべき その後件のテープが奥さんの元に届く等いくらでもよくなる余地があった 復讐シーンにしても犯人達に仲間を殺す所を見せつける等まるで無く 男たちが追いつめられた感もなくカタルシス不足 主人公も狂気に見えない、もっとホラーっぽいキャラクターの方がよかったのではないか この映画脚本を詰め直せば凄く良い物になったのに残念だ[DVD(字幕)] 6点(2014-01-02 16:13:39)《改行有》

204.  リアル 完全なる首長竜の日 《ネタバレ》 過去の黒沢物の中ではわかりやすく、数々の解けないメタファーを投げかけるだけの過去作よりもいいと思った 背景合成の車や毎度の廃墟も健在 廃墟でのヒロインの父の存在は何のメタファーだろうか 主人公がベットの中ならばあのシーンは変だ 主人公の状況が反転すると同時にホラー風味が減じて黒沢らしさも減じた 主人公がモリオの死を自責の念に耐えられなくてそれを首長竜のせいにするエピソードが主人公のせいに見えないので、それを思い悩んで意識が戻らない過程に今ひとつ説得力が無い、ここは黒沢監督得意のトラウマ演出が有っても良い所なのに何も無いのは何故か 思い出すのに苦心するほどトラウマだったはずなのに モリオが波に呑まれて首長竜になって岩場を進むシーンはハッとさせる良さがあったけど 思い出そうとして警察などに行くシーンは虚構と現実がごっちゃになった感じで面白かった ラストは以外にハッピーエンドで黒沢監督にしては毒がないと思った[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-31 01:31:32)

205.  高速ばぁば 《ネタバレ》 タイトルから想像できなかった人体損壊ホラー じじばばのリアルな虐待シーンとかも有りかなり不快なシーン満載の映画 リアルなストーリーとかはあたりまえだが皆無 アイドルグループ「ジャージガールズ」の持ち歌が「女子力わっしょい」だっていうんだから推して知るべし そこは野暮になるのであれこれ言わないでおこう とにかく怪我の後を毟るシーンが多い かなり気持ち悪い その辺が楽しめる人はいいんじゃなかろうか わたしはダメだった ただの残酷シーンじゃない人体から出る膿とか瘡蓋とか、ウンコやゲロとどっこいの不快さをホラーとして許容出来る人はどれくらいいるのだろうか? 古くは四谷怪談のオマージュか タイトルの高速ばぁばのシーンはそれなりに面白い 残念ながら怖くはないが狙いはよくわかる 高速で近寄ってくるばばぁがいたら可笑しいよねみたいな しかし高速ばぁばはもうちょっと怖く造形出来なかったのか、場合によっては毛むくじゃらな犬が走りよって来る様に見えた 時間も短いしアイドルも出るし、体調が悪い人に勧めてとどめを刺すにはちょうどいい映画だ(笑)[DVD(邦画)] 6点(2013-12-31 01:26:54)

206.  REDLINE(2010) 《ネタバレ》 映像センスはバツグン フリークス達もめちゃかっこいい キムタクも悪く無い イエローラインのレースが終わってレッドラインのレースが始まるまでは文句の付けようが無いほどいい その後は突然バトルアクションになる しかもいたって普通な出来 巨神兵もどきから「AKIRA」のSOLもどきや千と千尋の神様もどきまで出て来て結構しらけた 完全に盛りすぎ脚本 サービス過多だ 何故レースだけで話を作らなかったのだろうか トランザムの改造過程やJPの過去をもっと掘り下げたりライバルレーサー達の個性をもっと描けばよかったのに ライバルレーサーにチキチキマシンみたいな悪い奴がいないのも珍しい設定なので、各レーサーの駆け引きが殆どなくロボワールド相手のありがちなバトルシーンに始終したのは本当に残念だ ライバルレーサー達はどれも魅力的でレースの駆け引きがもっと見たかった ロボワルード達はレースの妨害役程度のとどめて真摯なレースバトルがメインの話にすれば傑作になった気がする エンディングは突然ファンタジーになって唐突に終わる 制作者のネジが切れたのか?不可解だ[ブルーレイ(邦画)] 6点(2013-12-27 19:03:13)

207.  カラスの親指 《ネタバレ》 チームが揃って仕事を始めるまでが長い 最初の1時間半ぐらいが正味半分でいいんじゃなかろうか 最後まで見るとホームドラマ的な仲間との交流に必然性があるのがわかるが 途中では必要を感じないので「ここ、なんでこんなに長いの?」みたいな違和感があった ここがこの映画の弱点な気がする 実は仲間の関係を必要以上にまったり描くことでオーディエンスを騙す伏線のアウトラインとなっている ヤクザをハメる過程でまったく意外性が無いのがかえって意外な展開 はっきりいってサスペンスは皆無 エンディングでヒロインのまひろが主人公のテツの秘密を知っていたというサプライズがあってなるほどと思わせたが物語はここで終わらず、さらに驚きのエピローグがあった このエピローグで途中違和感があった伏線がほぼ回収されるのは見事 この映画もっと短くしてもう少しサスペンス部分を盛り上げてくれたら傑作になったに違いない おしいなー[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-27 17:55:01)

208.  クロユリ団地 《ネタバレ》 これ牡丹灯籠だ もともとあまりホラーぽくないと聞いていたので中々おもしろかった ただ予告編通りのJホラーを期待して見たら裏切られるな 評判が悪いのはその辺か? あるいはおしい要素が沢山あってそこに皆が気が付いてしまうので見ていてイライラするのかも 前半で妙なPOV視線とか、ヒロインの家族のおかしな会話とか、ショッパなに出て来るぼろい段ボールなどでヒロインと家族の関係が見えてしまう しかもそのへんてこな会話を何度も繰り返す、演出過剰じゃないか 想像通りの「意外な展開」にはカタルシスは無い なのでそれが分かった時にもまったく驚きが無い そこは狙い通りの演出だろうがもうちょっとなんとかできなかったのか 前半ヒロインの前田敦子はぼんやりした覇気のない人物の芝居 実は取り憑かれた人間の最初の状態なのだが、説明が無いのでただの大根役者にしか見えないのがかわいそうだ この役は非情に難しいはず 前田の演技をけなす人が多いのはこれが原因に違いない 後半になって取り憑かれ方が半端じゃなくなるとなかなかうまいのがわかる 全然美人に見えないし損な役だ それに反して成宮くんは元々下手な役者の部類に入るのでラストの突然の乱心に説得力が無い ここが作品中一番の違和感があるところなのでよほどうまい芝居が出来る人をキャスティングするべきだったと思う もともと前田敦子以外のキャスティングはいまいちだ 特にミノルのキャスティングは失敗だ 霊能力者の存在とかへんてこな祈祷の演出、ヒロインの憔悴メイクやらおどろおどろしいライティングなどが、いかにも定番Jホラーの演出なのがこの映画を安っぽくした感がある エンディングは何か大事な表現が抜け落ちた感じ 唐突に終わらせた様にも見える トラブルでもあって端折ったのだろうか 尺もさほど長く無いのでここでもう一つドラマがあってもなんの問題も無いはず このラストでこの映画が普通のホラーになってしまったのはおしいと思った いろいろおもしろくなる要素があったのに残念だ[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-24 12:58:13)

209.  のぼうの城 《ネタバレ》 ちょっと評価しにくい映画 野村萬斎をいいとおもえるかどうかだな とにかく野村萬斎の独壇場 踊りはさすがに素晴らしい キャラは序盤慣れないせいか盛りすぎな感じに見えたが見ているうちに気にならなくなった たぶん段々とさらに野村萬斎が盛っていったせいだろう きりがない感じ 突き抜けているところは悪く無いと思うが人に依っては受け入れられないレベルだと思う 馬上の佐藤浩市は抜群 カットが変わる部分とか編集が微妙に変な感じ ちょうどいい所のちょっと前でカットが切り替わる 初期の北野風かなぁ 監督を二人に別けたのは正解だったと思う 樋口真嗣のうまいVFX無しにはこの映画いまいちだったが樋口監督だとコミカルな軽い演出は出来なかっただろう 野村萬斎演じる成田長親も上地雄輔演じる石田三成も微妙なフリークス感がある 変な総大将同士ががへんてこな戦闘をやってお互いがその変てこさゆえに満足して収束した ちょっと常人には理解し難い展開 その常人代表が佐藤浩市であり山田孝之だ 作り手は分っていてこの二人をキャスティングした その辺がオーディエンスに伝わったかどうかがこの映画がおもしろかったかつまんなかったかの瀬戸際じゃなかろうか 私は微妙だった[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-24 12:44:38)(良:1票)

210.  黄金を抱いて翔べ 《ネタバレ》 冒頭、主人公幸田の何だかわからない場所で何だかわからない独白から始まるがラストシーンで見事に繋がる 幸田とチームリーダーの北川が一緒に仕事をするにいたる経緯とかは描かれない 仲間達が集まった経緯とか関係は本当にざっくりで序盤はハリウッド映画っぽいスピード感があると思った ただし舞台が大阪なのでコテコテだ ホテルのロビーでの西田敏行登場のシーンでは東京人は見ていられなかっただろうな 乱暴な銀行襲撃と緻密な計画とのバランスがいい 左翼とかヤクザとかとのトラブルとかも日本的だがちょっと安易かな 結局北川の家族をあっさりと失うのはチームの用意周到さを思うと違和感がある 変電所の爆破がちゃんと描かれないし爆破自体が銀行襲撃の陽動でしかないのはちょっと物足らないけど緻密な原作を映像化するのは元々無理な話だ 幸田とモモの関係が仲間以上のホモっぽい描かれ方があるがそれはそれで中々良いと思った こういう描き方だからこそこの韓流アイドルキャスティングが生きている モモが襲撃直前に死んでしまったのは残念だ 全編を通してもう少し幸田の厭世観が強調された描き方だとエンディングの印象が違ったんじゃなかろうか しかし十分面白かった[ブルーレイ(邦画)] 8点(2013-12-24 12:20:31)

211.  ドラゴンボールZ 神と神 《ネタバレ》 ドラゴンボール同窓会映画 破壊神ピルスが例えるなら会社の社長がたまたま社員の誕生日会に来ちゃった的な話 へこへこしたベジータが素敵だった 毎度のことながら強さは完全にインフレ状態 ドラゴンボールすらもビンゴの景品 この慢性インフレ状態に終わりはあるのか(笑) 社長もまあまあな社員に満足して帰る的なラスト 結構笑いながら楽しく見れるいい映画だった[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-24 12:04:45)

212.  プラチナデータ 《ネタバレ》 思ったよりずっと面白かった でもなんかすっきりしないんだよな 全体がなんか薄いというか実が無い感じ プラチナデータそのものの謎が過去に何度もあったつまらないオチだった事とか、そもそも事実無根の殺人で闇雲に逃げる主人公の定番な行動とかのせいだろうか すべてが既視感のかたまり それでもDNAで犯人を特定するシステムとか、監視カメラで逃走犯を追うシステムなどのグラフィックは良く出来ていて前半のスピード感はなかなか引き込まれた 途中のバイクチェイスあたりから中途半端なアクションが退屈でだらだらした感じになる むしろこの主人公にアクションは似合わないので無くてもいいんじゃなかろうか  主人公が逃走中に工場の窓から落ちて配管にぶら下がるあたりのアクションが割にハラハラさせたのでこのあたりで止めておくべきじゃないか 007ばりのバイクチェイスはこの主人公には違和感が有り過ぎる 鈴木保奈美演じる水上博士がプラチナデータを守ったり杏(アメリカのエージェント)を殺したりする理由が良く判ら無い なによりも杏を殺したのが 鈴木保奈美らしいという解釈も見る人まかせだ キーアイテムの「モーグル」も蓼科兄弟がどういう目的で作ったとかもよくわからない そもそも物語の骨子の主人公が逃走犯になった理由を観客が理解できたのか そこが投げっぱなしなのでこちらが推察するしか無い なにもかもおもしろくなりそうなエッセンスだけを詰め込んで説明は何もなしなのがこの映画を説得力が無い薄っぺらい感じにしたと思う 主人公の多重人格とかちゃんと描けばもっと深い物になったはずなのに残念だ 後半主人公と刑事のバディ感が生まれるがイマイチ希薄でトヨエツの刑事とのラストシーンがカタルシス不足だった しかし色々ダメ出ししてしまったが、あれこれ考えず楽しんで見るには十分な出来だ[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-24 11:59:54)

213.  綱引いちゃった! 《ネタバレ》 よくある地方アマチュアスポコンものの典型 過去にもいろいろあったが今作が特に特徴があるわけじゃなかった 良くも悪くも無い感じ 舞台になった町並みは工業地帯と住宅が違和感無く同居して新鮮なインパクトがあった 何故か集まったチームメンバーのドラマは殆ど無い ヒロインの恋愛も無し しかも綱引きのやり方や楽しさはまったく伝わらない 物語後半までまともな練習シーンすらなかった チームがまとまってくる後半からはまぁまぁ良かった ラストの大会はそれなりに盛り上げてくれたが時すでに遅し 押されてる状況から息子の応援で一転して押し返す所で転換点がはっきりと分るとやった!って感じだったのに、そこはイマイチだった しかしちょっとグッときた瞬間も有るには有ったが。 結末としては完全なハッピーエンドとはいかなかったが有りじゃないかと思った[ブルーレイ(邦画)] 6点(2013-12-24 11:57:17)

214.  脳男 《ネタバレ》 とにかく画一的 設定はおもしろいと思うがまったく生かされてない 音楽の使い方も古い&へたでどうしようもない ストーリーがラジオ小説のように、映像が無くても理解出来るくらい時系列で平たい お話が進むにつれて「ああそうだったのか」とか思う所がまったくない ただ淡々と話が進むだけでなんの演出もしていない アクションも激ヌル SPの方が100倍マシだ 爆発シーンのみ派手なのは昔のアクション映画を見てるようだった 爆発シーンも次々起こるがただ爆発をだらだら繋げただけなので緊迫感もない 普通あれだけ爆発シーンが続けばハラハラするはずなのにリズムが悪くて畳込むような感じはまったく無く、光石研が爆死する所など光石の顔が2秒ぐらいアップになってドカン!みたいな激遅演出 とにかくタメすぎる 北野映画のような畳込むようなタメの無い殺陣を勉強したほうがいいとまじめに思った 二階堂ふみが警官の頭を撃つシーンも音だけだし、首に爆弾がついたボウガンの矢が爆発するシーンも無し あそこで引きの絵で頭を弾が貫通したり、首が爆弾で吹き飛んだりしたらあの映画がピリッと締まったのに残念だ わざわざ首にボウガンの矢が刺さった演出なのに意味がないじゃん 脳男のアクションもダンスを見てるみたいで迫力が皆無 ラスト近くで若い刑事が自分で自爆する意味もよくわからない ラストの脳男と二階堂ふみとのバトルもただ脳男が車に轢かれにきてるのかと思わせるぐらい意味不明 おめえは当たり屋だったのか! 唯一良い所が有るならば二階堂ふみと江口洋介がマンガチックだけどなかなかの演技だった 特に江口洋介はけっこういい 二階堂ふみはメイクとか作り込みがウザすぎる 染谷将太ぐらいのサイコな演出がリアルでバランスがいいと思った エンディングにおいては脳男の顔がアップでモノクロになってストップモーション そんで古くさい感じのロックがドン! おもわず笑いがでるぐらい古くさい演出 監督はじじいに違いない(笑)[ブルーレイ(邦画)] 5点(2013-12-24 11:50:41)

215.  苦役列車 《ネタバレ》 とにかくキャストが抜群 メインの3人以外でも周辺の登場人物達、たとえば花岡じったとかマキタスポーツとかいい所にいい人が。森山未來はうまい、本当にうまい。この人は結構嫌な奴な感じだけどやな奴をやらせたらほんとに抜群だな 高良健吾, 前田敦子もこれ以上ないほどのキャスティング 劇中、海に3人で戯れるベタなシーンが二度もでてくるが、どうしようもない主人公がもっとも楽しかった友達と遊んだ、彼の長い人生の中でも得難い貴重な思い出なのだろうと思うと何故か涙が出た  暴力描写も、少ないがピリッとした鋭い演出で程よく緊張感がある 青春映画としてはよく出来ているが原作とはかなりイメージが違うらしい セリフが純文学ぽくてちょっと違和感だがそのへんは原作通りなのかな? でも原作を先に読むと評価が違うかもしれないな ちなみに、前田敦子を下手だと言う人が結構いるけどAKBという逆評価される偏見によるものじゃないかな マキタスポーツがうまいと言いやすいのと同じ様な(決してマキタをけなしてるわけじゃないが)前田の映画はほとんど見たけど下手だと思ったことはない むしろドラマなどは他の主要キャストを凌駕していると思う事が多かった[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-23 16:17:51)(良:1票)

216.  ベルセルク 黄金時代篇III 降臨 《ネタバレ》 いきなり前二作とテイストが違う 前作は結構おもしろいと思ったが今回はちょっとついて行けないな 前作までの戦記物らしい展開はまったくなく「エバァQ」を思わせる不可解ぶり これがまったくおもしろくない 戦闘シーンも相手がモンスターなのでカタルシスも無い ヒロインもバカでイライラさせるし、いいとこがない 長いし退屈した 原作は名作らしいが原作を知らないで見ても面白くないようだ それにしても一作目二作目と見てきてさほど悪く無かったのにいきなりこれになるのはベルセルク初心者に優しく無いと思った[ブルーレイ(邦画)] 4点(2013-12-20 23:32:57)

217.  BRAVE HEARTS 海猿 《ネタバレ》 このシリーズは回を重ねるごとに良くなってる 冒頭の船舶事故のVFXは良く出来てる 全体的にCGの出来は良い 相変わらず主人公の私生活部分のバカっぷりが鼻につくがシリーズ通してのお約束なのでしかたがないか それにしても時々「この筋肉バカしね」って思った(笑) 時任三郎の演説も比較的短めで「一分一秒を争う時にくずぐず演説してんじゃねいよ」的なイライラも少なかった 毎度の大きいテーマ「バディ感」もかなり臭いがコテコテでわかりやすい 全体的なスピード感もちょうど良くて危機においてもチームに死人が出ないのはこのシリーズを通してなかなかいい なんだかんだ言ってもハッピーエンド好きの人にはお勧めのシリーズだ[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-20 23:22:48)(良:1票)

218.  夢売るふたり 《ネタバレ》 松たか子熱演するも映画はいまいちだと思った しかし松たか子は抜群にうまい 演出に性表現がたびたび出てくるがいずれも中途半端 無くてもいいがむしろ有るならもっと突っ込んだリアルな性であればもっと違ったかも 二人でテレビを見るシーンとか松と阿部サダヲの夫婦ならではのさりげない接触など悪くないがかなり中途半端な印象だった このあたりをもっとリアルに描けばこの映画は印象が変わったと思う センセーショナルな松のオナニーよりも夫婦のごく当たり前のリアルな接触のほうがこの映画のテーマに沿ってる気がする 最初の主人公の浮気がお金になるエピソードから結婚詐欺になる過程がまったく描かれてなくてなんだかわからなかった 全体的に演出の狙いがよくわからない お金が貯まるも夫婦間の溝が深まるが阿部サダヲがいつもの演技で悲しみが伝わらない エンディングも港で働く松がカメラを見て怪訝な顔をして終わるなど不可解 この部分を誰かがすっきり解説してくれないかな[ブルーレイ(邦画)] 6点(2013-12-20 23:18:32)

219.  ストロベリーナイト 《ネタバレ》 良い様な悪い様なつまらない訳ではないがちょっと退屈 脚本に不可解な所が多い 姫川のシリーズはこれ以外は読んだのだけど原作もこんなに浅いのだろうか? ヒロインが大沢たかおをヤクザの大物と知らないで付き合うのはどう考えても変だ キーマンの先生の描き方も説明不足 なによりも大沢たかおが姫川が惚れるほど魅力的なキャラクターに見えない 菊田の目の前で姫川がカーセックスとかありえない展開に思える エンディングも火サス(ふるっ)とかにありがちなだけに不可解 このドラマにあんな三文ドラマなオチはいらないんじゃないか そもそも親分を助けようとして殺人を重ねた子分が間違って親分を刺すか?ドラマではありがちだが実際にはあり得ない典型だと思う しらけた。[ブルーレイ(邦画)] 6点(2013-12-20 23:08:07)

220.  鍵泥棒のメソッド 《ネタバレ》 主人公が入れ替わる過程を描く前半は結構おもしろい いきなり香川照之扮する殺し屋の仕事のシーンで始まるのは衝撃的 その後も殺し屋がだんだんと役者になろうと奮闘するあたりまではかなりおもしろかった その後不可解な展開もあり失速 広末を含め役者陣はいいのに盛り上がらず 伝説の殺し屋が実は便利屋だったところまでいくとかなり設定が不満だ その時点でカタルシスがた落ち 殺し屋の香川照之が何故、殺し屋のままじゃいけなかったのか?アウトサイダーが普通の人になる話はアウトサイダーの職業が普通の人とのギャップが有れば有る程面白いはずだ 金の在処も超レアグッズだと言うならば見せ方が悪い 広末の一言で語られてもまったくピンとこない たとえば偶然にクリスティーズのカタログを見て驚くとかなっとくできるオチにするべきだ スピード感を重視したのかもしれないが説明的すぎる やっつけで終わらせた感がある 日本アカデミーの最優秀脚本賞とかありえない ラストも急に車に落ちていた写真を見て広末の元に駆けつけるなど不可解だ しかも堺雅人にも恋の予感とかめちゃ安易 あのまま香川は本物の役者で成功して酒井はたとえば伝説の詐欺師になるとか思いつかなかったのか? アカデミーが絡むとハラが立つ事が多い事を確認した一本だった[ブルーレイ(邦画)] 6点(2013-12-20 23:04:17)

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