みんなのシネマレビュー |
|
2201. 修羅雪姫(2001) まず続編を意識しているのかどうかは知らないが、あの終わり方では肩透かしをくらった感は否めない。トップにクレジットされているわりには伊藤英明の役どころはあまりに希薄なまま終わってしまったように思う。そのラストをはじめストーリー的にみればとても褒められた完成度ではないというのが正直なところだろう。しかしながら、海外でも評価されたようにそのビジュアルはなかなかのものだったと思う。CGとワイヤーによるアクションシーンがというよりも、釈由美子、嶋田久作をはじめとしたキャラクターのビジュアルに映えるものを感じた。演技だけを見ればお世辞にも上手いとは言えない釈由美子だが、その風貌、眼差しは映画の質に合ったものだったと思う。そのあたりは見応えとして残る。[ビデオ(邦画)] 4点(2004-03-12 02:24:51) 2202. Pink みずドロボウあめドロボウ ありましたね~コレ。単純なストーリーなんだけど、そこが鳥山明らしいといえばらしいところで楽しめる。鳥山明の短編の映画化というノリですね。[ビデオ(字幕)] 4点(2004-03-08 14:57:12) 2203. ものまね四天王 ひょうたん 当時バラエティ番組を賑わしたものまね四天王主演のヤクザ映画。当然ながらそれぞれが随所にものまねを披露し、コメディ要素は高い。その一方でマジメにヤクザ映画的な部分もこなしており、そのギャップが気軽に楽しめる。明らかに企画ものだし、大した映画ではないが、まあそれなりに出来上がってはいる。[地上波(字幕)] 4点(2004-03-02 02:02:49) 2204. 本気!(1991) 人気同名漫画の映画化作品。本気役に少年隊の東山は合っているとは言えないが、キャラクター独特のおだやかな雰囲気は出ていたと思う。原作があまり例のないヤクザロマンなので、映画としても一風変わったヤクザ映画に仕上がっていると思う。[ビデオ(字幕)] 4点(2004-02-19 18:25:20) 2205. 忍者ハットリくん ニンニンふるさと大作戦の巻 ハットリくんって風貌や喋り方が老けこんでるから、子供心には彼は大人だと思っていた。よく思い出せば子供っぽいところも確かにあって、そのギャップが面白い。この映画はハットリくんのふるさと伊賀に科学忍法なるものを操るメカマル?かなんかが現れて対決する~というストーリー。[ビデオ(邦画)] 4点(2004-02-13 20:53:15) 2206. 怪物くん 怪物ランドへの招待 怪物くんって結構古い漫画なので、私の記憶にはこの映画の印象しかないというのが正直なところ。怪物くんの親父がめちゃんこでかくてコワかった。[ビデオ(邦画)] 4点(2004-02-13 20:45:13) 2207. クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王 最近評判の高い「クレヨンしんちゃん」の映画シリーズであるが、観たことあるのはこの第一作目だけ。ただただしんちゃんワールドのギャグのオンパレードで単純に楽しい。それにしてもこのブームは根強い。[地上波(邦画)] 4点(2004-02-10 12:25:15) 2208. ドラゴンボールZ 《ネタバレ》 神様のかつてのライバルガーリックジュニアがドラゴンボールによる不老不死を望んで暗躍するストーリー。Z版としては最初の映画作品。ストーリー的には悟飯がさらわれるなど、原作でのラディッツのくだりに似ている。ラスト、ガーリックは不老不死を得るがそのまま異次元に閉じこまれてしまう。哀れ。[ビデオ(邦画)] 4点(2004-02-10 10:57:51) 2209. ドラゴンボール 魔神城のねむり姫 最初の方のドラゴンボール映画は、完全なオリジナルストーリーで原作の主要キャラクターがまったく違うキャラクターとして登場する。今作は確か、不気味な城に潜入して行くやつですよね。なーんか気持ち悪い雰囲気だけ覚えている。[ビデオ(邦画)] 4点(2004-02-08 13:21:45) 2210. ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツ 確かに亀仙人がチラっと活躍したりすると嬉しかったりする。展開としてはありきたりで今作以降まったく同じようなもんなんだけど、まあ楽しめる。[ビデオ(邦画)] 4点(2004-02-08 13:19:59) 2211. ウインドトーカーズ ストーリーのクオリティとすれば陳腐もいいところで、ディティールの軽薄さには失笑してしまう。しかし、元から期待していなかったことも手伝って、映画自体は娯楽映画として楽しめた。戦争映画とは決して言えるシロモノではないけど、基本的なエンターテイメント性は備わっていたと思う。その辺りはさすがジョン・ウーとも言えなくはないが、彼にとって駄作であることには変わりはない。それにしても、最近クリスチャン・スレーターはよく死ぬ…。[ビデオ(字幕)] 4点(2004-01-30 14:51:04) 2212. アカルイミライ 黒沢清作品は非常に気になるのだけれど、実際観てみると自分の趣向に合わない。今作も例に漏れず、衣装や映像による秀逸な映画世界そのものには引き付けられたが、肝心のストーリーと人物描写に魅力を感じることができなかった。どうもそれぞれの登場人物の描き方が中途半端に思えてならない。[映画館(字幕)] 4点(2004-01-30 14:29:15) 2213. Jam Films 売れっ子監督総参加のショートフィルム企画だっただけに相当に期待はしたのだけれど、どの作品も今ひとつ内容が薄く、心に残るものがなかった。それぞれの監督が充分に構想をねった感じがなく、企画に集まっただけという印象が拭えない。4点(2004-01-30 14:17:51) 2214. ジョンQ-最後の決断- この題材で主演がデンゼル・ワシントンだとどうしてもストーリーが読めてしまうことは仕方ないことだと思うが、それにしてもあまりに展開があざとかったと思う。主人公の行動は犯罪行為ではあるが、その行為に対して観客が共感するのは明らかなわけで、それならばもっと主人公に自分の行動に対する葛藤がほしかった。あれだけ作中でも彼の行動を正当化されては、リアリティに欠け逆に盛り下がる。読み読みの展開の後に用意された更にありきたりな顛末も興ざめする。4点(2004-01-26 19:23:42) 2215. 星降る夜のリストランテ この手の群像劇に不可欠な個々の登場人物のキャラクター性としては印象高いものがあったが、大筋のストーリー展開が軟弱だったと思う。主人公ファニー・アルダンの人物像にもうひとつインパクトがないのも手痛い。イタリア独特の小気味良いノリの良さは感じたので、そのノリをもっと生かしてほしかった。[ビデオ(字幕)] 4点(2004-01-26 18:28:40) 2216. スリ(2000) 中年スリ師の生き様を渋く描く異色作。人間ドラマとして濃密さはあったが、映画的にはやや盛り上がりに欠ける。主人公の原田芳雄の演技と存在感は見事だったが、とりまくキャラクターの人物描写に物足りなさが残った。[ビデオ(邦画)] 4点(2004-01-19 19:13:48) 2217. ロックンロールミシン ラストの理想に対する現実的な終わり方は興味深かったが、映画として盛り上がりがなかったことも事実。淡々と繰り広げられる中盤の流れは良かったと思うが、展開の抑揚に欠けるので印象も薄くなった。[映画館(邦画)] 4点(2004-01-18 04:18:13) 2218. サウンド・オブ・サイレンス(2001) サスペンス映画としてはもはや王道的なストーリー展開はあまり新鮮味がなく特筆するインパクトもなかった。予告編の雰囲気は良かったので期待したが、予告編そのままの内容に終始している。[ビデオ(字幕)] 4点(2004-01-18 04:15:07) 2219. DRIVE SABU監督作品の中では最も豪華なキャスティングとなった今作だけれど、その個性派揃いの役者陣を生かしきれないまとまりのない展開に終始してしまった。「ポストマンブルース」以降どんどん盛り下がっていっているSABU監督作品にいよいよ危惧してきた。4点(2004-01-18 03:55:47) 2220. 気まぐれな狂気 ヴィンセント・ギャロの哀愁、キーファー・サザーランドのキレっぷりと俳優のパフォーマンス的にはなかなか目を見張るものがあったのだけれど、それが映画としての完成度につながっていなかったように思う。それぞれの演技は秀逸だが、息が合っていないというか、バランスが悪いような印象を持った。雰囲気的には惜しかった。[ビデオ(字幕)] 4点(2004-01-17 03:43:03)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS