みんなのシネマレビュー |
|
2201. なまいきシャルロット 《ネタバレ》 リアリズムのあるフランス映画の雰囲気が好きなんですが、これはちょっと好きになれませんでした。なまいきというより、屈折していますね。他の登場人物もシャルロットに負けず劣らず、わがままで自分のことしか考えていない人が多く、言葉遣いも好きになれないです。ゆいいつクロチルド・ボードン演じるクララ・ボーマン(ピアノ弾きの少女)とそのマネージャーのサムは好きなキャラクターでしたが、結局シャルロットとの約束なんて覚えていなかったのかと思うと、腹立たしいですね。いや、もちろんあのラストでは真相はわからないわけですが・・・ 映画中によくかかる歌だけは好きです。良い歌です。[DVD(字幕)] 3点(2011-12-18 11:18:32)《改行有》 2202. 黄色い大地(1984) 映画にはどうしても合う、合わないがあります。ただ事実を淡々と見せられるだけの映画は苦手です。そこに、ストーリー性やテンポの変調、もしくは演出の工夫など何かしらあればまだ見られるのですが。もちろん、内容はきっと勉強になるもので、知ってて損はないだろうとは思いますが、でもこの内容だったら普通に本や資料でも良いのではと思ってしまいました。所謂、見る人を選ぶ映画だと思います。僕は選ばれませんでした。最後よくわからんかったー。[DVD(字幕)] 3点(2011-12-15 04:51:31) 2203. ブレードランナー 伝えたいメッセージはわかります。確かに、これでは人間とレプリカントのどちらが間違っているのかわかりません。いえ、きっと間違っているのは人間のほうなのでしょう。作り上げられたモラルやルールもすべて一部の人間を中心にしてきたものだという指摘なのかもしれません。 ですが、そのメッセージ性以前に、映画としての面白さがありません。伝えたいメッセージや表現したい思想のために映画を媒体として使うのならば、それなりの工夫は必要だと思います。「ブレードランナー」、ベテラン、腕利き・・・どこが?リアリティを追求しすぎて期待はずれもいいとこです。[DVD(字幕)] 3点(2011-11-18 02:28:09)《改行有》 2204. タンポポ 《ネタバレ》 みんなでさびれたラーメン店を完成させていきます。スープ担当。めん担当。内装担当。ひとつひとつのミニエピソードを通して、一人、また一人と協力者が増えていきます。最後は行列のできるラーメン店に!それだけで映画として面白かったのに、まったく本編と関係のないエピソードが次々入ってくるのはいったい何?何かのパロディでしょうか。当時の映画やドラマを全然知らないので、邪魔で仕方がない。面白くなってきたと思ったら、よく意味の分からない挿話が入る。気分が台無しになる。また本編にもどる。その繰り返し。うっとうしい。[DVD(字幕)] 3点(2011-11-11 03:48:13) 2205. ザ・プレイヤー 意味の分からないシーンが多すぎます。役割がはっきりしない人も多すぎます。 映画に求めるものはいろいろあります。感動。爽快感。笑い。充実感。ミステリー。サスペンス。恐怖。どれか一つでも、がつん、とくれば、映画として面白いと感じます。この映画には何もありません。 答えを出さないミステリーなんてただの意地悪です。 ドラマとして見ても面白くありません。[DVD(字幕)] 3点(2011-10-12 04:54:42)(良:1票) 《改行有》 2206. バーディ 《ネタバレ》 最初から最後まで、実は全部バーディの演技なのではと疑って見てしまいましたが、そうでもなかったようです。 ラストシーンは最高によかった。あの続きが見たくなった。 ですが映画はつまんない。面白くない。 現在のバーディ、過去のバーディ、両方にイライラしてしまい、なぜアルがバーディに対してそこまで友情を感じることができるのか、それもよくわからない。 僕には合わない映画でした。[DVD(字幕)] 3点(2011-09-05 11:25:21)《改行有》 2207. 恋のためらい/フランキー&ジョニー 《ネタバレ》 前半は面白かったのですが、後半の展開は好きではありませんでした。これは好みの問題だと思いますので、映画が悪いというより、合う合わないの問題です。若い頃飲食店でアルバイトをしていたので、前半かなりアルパチーノに声援を送っていました。特に、包丁さばきでみんなに一目置かれる瞬間はたまりません。個人的には、社会でもう一度やり直そうと一心不乱なアルパチーノにミシェルファイファーが次第に心惹かれていくようなストーリーのほうが好きですね。ただこれは完全に男目線の感想なので、女性の方にはわかってもらえないかもしれないです。ただ一つ、自分たちのおしゃべりを優先してお客さんをほったらかしたらだめです!どれだけ良い話であっても、自己中心的な人たちにしか思えなくなってしまいます。[DVD(字幕)] 3点(2011-07-09 13:54:36) 2208. スペースボール 古いうえにこてこてのアメリカンジョーク。寒い。SF見るつもりで借りたのがそもそもの間違いでした。でもお客さんを笑わそう、楽しまそうとみなさんが頑張られているので、僕もその期待に応えようと思って、笑おう、笑おうと思っていたら、なんだか泣けてきました。[DVD(字幕)] 3点(2011-07-08 13:10:38)(笑:1票) 2209. パラダイム なんか普通でした。怖くはないですね。別に不気味でもないです。むしろ、ラスト30分くらいまではちょっと退屈でした。[DVD(字幕)] 3点(2011-07-07 15:58:52) 2210. 花とアリス〈劇場版〉 《ネタバレ》 ちょい役多すぎ。時間長すぎ。そして何より、記憶喪失ひっぱりすぎ。終盤まで記憶喪失ひっぱるとは思っていませんでした。その斬新さと蒼井優の愛らしさに3点。[DVD(字幕)] 3点(2011-07-07 15:02:22) 2211. ウォレスとグルミット、危機一髪! ただのアニメだと思っていたら、クレイアニメでした。自分には全然合いませんでした。[DVD(吹替)] 3点(2011-07-06 22:08:20) 2212. きっと忘れない 忘れそう。[DVD(字幕)] 3点(2011-07-06 20:45:51) 2213. セロ弾きのゴーシュ(1982) 退屈でした。たぬきに3点。[DVD(邦画)] 3点(2011-07-05 22:39:56) 2214. パリ、テキサス うん、わからない。この映画の良さがわからない。この内容で2時間以上にする必要があったのかな。ハンター君は7歳なのに精神年齢が異様に高いですね。ぼくは7歳の頃怪獣大百科にはまっていました。えらい違いです。[DVD(字幕)] 3点(2011-07-05 17:24:28) 2215. V/H/S ファイナル・インパクト 《ネタバレ》 全シリーズの中で最もクソな作品。 前2作が良かったからといってこれまで手に取ると、間違いなくやけどするでしょう。 さすがにこれはないわ。 いくらVHSとは言え、こんなに画像が荒れまくりになるのはどーかと思いますよ。ちょっとそれがリアルな感じで受けたからって、そんな画像ばっかり流せばいいってもんじゃないです。この映画を撮った人たちは、偏差値低くて自分では何も考えない人たちでしょう。もう目が疲れて仕方ないよ。 まず1話目というか、全編通してカメラ小僧が彼女を追いかけるストーリーがあるんだけど、これがひどい。 2話目と3話目は映像が少し落ち着いて見やすくなります。 4話目のスケボー少年たち。この映像がまたひどい。 誰が主観なのか全然わからない。何が起こっているのか全然わからない。もうただひたすら目と脳を揺さぶられます。これネット上にあったら『ググってはいけない・・・』レベルの映像です。 2話目のマジシャンと、3話目の並行世界はまあまあ見られる内容です。まあまあ、ですけどね。 2話目と3話目のオチは、うん、悪くない。特に3話目のオチは好き。 でもメインのストーリーと4話目のオチは超適当。ってゆーか、4話目は結局スケボー少年たちどうなったのさ。 メインのほうは、おそらく呪いのビデオみたいなものを主人公にアップロードさせて、これから世界中に惨劇が起きるぞーっていうオチなんだろーけど・・・ プロセスがひどすぎてオチまで気持ちが持ちません。[DVD(字幕)] 2点(2023-04-09 21:51:32)(良:1票) 《改行有》 2216. インセプション 《ネタバレ》 最後コマが回り続けてたってことは、結局虚無から抜け出せなかった、あるいはあえてその場に留まったという理解で良いのでしょうか。 それにしてもつまんないSFでした。最近のSFの悪いところが全部出ているような作品でした。 難解なだけ。複雑なだけ。時間がただ無駄に長いだけ。そのどれもが面白さにつながっているわけでもありません。 夢の中の夢の中の夢の中の夢。カーチェイス→ホテル→なぜか雪山→主人公の深層心理。4つの層にわざわざ分けて、先に行けばいくほどつまらなくなっていくっていうのは映画としてはダメでしょう。 雪山のところなんか最高につまらない。そもそも『今回は鎮静剤が強力だから死んでも目が覚めない。虚無に落ちるだけ。』って、何その後付け設定。しかもその設定が緊張感やらスリルやらに全然つながっていません。 私は全く違う予想をしていました。実は妻モルがずっと正しいことを言っていて、目覚めているのはモルのほう。映画の最初からずっとコブの夢の物語を見ている。最後はコブが目を覚まして現実世界の奥さんや子供たちと再会する。 そんな夢オチは本来好きではありませんが、そんな夢オチのほうがまだマシと思えるような、面白さのカケラもないストーリーでした。[ブルーレイ(字幕)] 2点(2022-01-14 03:36:56)(良:2票) 《改行有》 2217. 逆境ナイン 《ネタバレ》 もう自分とは全然合わない映画。 バカ映画は嫌いではないんですが、ちょっとギャグが過剰でついていけないレベルです。 突き抜けた野球バカというより、むしろ野球をバカにしているかのような演出、ストーリー構成が嫌いです。 野球そのものは真剣にやるのかと思ったら、全然そんな感じでもない。真剣に野球に打ち込んでいる人達に『逆境』がふりかかるのならまだしも、適当に野球をやっている人たちなんだから逆境もなにもあったもんじゃないです。 不戦勝で浮かれる野球部にドン引き。 大会をすっぽかして遊園地に行く不屈にドン引き。 どれだけ寒いギャグを連発しても、野球に一途であればまだ許せたのですが。 はっきり時間の無駄と言える作品でした。 ちなみに、原作のことは全く知りません。 『それはそれ。これはこれ。』の名言に1点。 堀北真希に1点。 堀北真希があんまりかわいいので、つい最後まで見ちゃいました。 もし彼女の存在がなければ、途中で観るのをやめてレビューを書くこともなかったでしょう。[DVD(邦画)] 2点(2021-04-11 11:26:45)《改行有》 2218. メガ・シャークVSクロコザウルス<OV> 《ネタバレ》 中学生が『こんな映像撮ってみたい』って思った映像を並べて、適当にストーリーをくっつけてみたような映画。前作とあまり変わりません。相変わらず同じ映像使いまわしているし。 サメがでっかくなったり、小さくなったり、場面場面で寸法が合っていません。 卵がいっぱいあるっつったり、ないっつったり、そのときそのときで言うことがばらばらです。 セリフも聞いていられなくて、半分くらい見たところで、試しに吹替えに切り替えてみたところ、多少マシになりました。 また、今作ではサメもワニも結構ずっとでずっぱりで暴れてくれたので、そういった面は前作より大分良くなりました。 今作を見て気付いたのが、今作では人が食べられちゃうシーンがまあまああるっていうこと。これは大事です。やっぱり無機物ばかり相手にされてもつまらないですから。 総評として、前作より倍は面白くなったということで、点数もどど~んと前作の2倍の点数つけちゃいます。 前作が1点なので今作は2点! 3作目と4作目は自分で登録要望出したので、責任もってレビューを書くために見ようとは思っていますが、こんなもんがあと2作も続くのか・・・気が重いぜ。まさかこんなにつまらないとは・・・[DVD(吹替)] 2点(2020-05-27 09:02:29)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》 2219. her 世界でひとつの彼女 《ネタバレ》 意味わかんねー。肌に合わねー。自分は昭和の男で田舎物だー。もうね、肌に合わないというのがぴったりです。そもそもこの主人公に共感がもてないし、登場人物の誰も好きになれない。『嫌い』ではなく『好きになれない』。それはOSのサマンサ含めてなんですが、どうもこの人たちに興味が湧かないんです。魅力に欠けるのかなー。 いや、サマンサ、最初は良かったんです。ただ最後まであくまでOSらしくいてほしかったのです。突然感情的になるシーンがあるんですが、そこで醒めてしまって。OSなんだから、どんな酷い言葉を浴びせられても冷静に対処してほしかったです。でないと、OSという設定が死んでしまう気がするのです。 サマンサが『OSという仕事』と『彼女』の二役を演じる設定は斬新で面白いと思います。奇抜なアイデア。だからこそ、ストーリーはもっと単純明快でいいのでは? 内容に対して尺が長すぎるのも気に食わない。何度中だるみしたことか。OSがセオドアの代筆手紙を出版社に送るエピソードは好きなんです。そーゆー人工知能を持つOSにしかできないサクセスストーリー的要素をもっと入れ込んでくれたほうが好みです。 サマンサが自分の肉体の代わりにイザベラを連れて来るエピソードなんかやばすぎで面白い。1つ1つのアイデアは抜群に良いのに、なんで映画としてこんなにつまらなくなってしまうのか不思議。 ・・・私の感受性の問題でしょうか。 ねえ、なんかこの映画っていろいろと余計なこと考えすぎじゃない?[ブルーレイ(字幕)] 2点(2020-05-07 00:17:09)(笑:1票) (良:2票) 《改行有》 2220. グミ・チョコレート・パイン 《ネタバレ》 目的がないわけではない。好きな音楽がある。バンドを組む。ギターを手に入れ、スタジオを借り、練習する。誌も書く。ライブチケットも売る。その一方で映画が好き。同じように映画好きなクラスメートが好き。 サクセス?スポ根?ラブストーリー?いったいどーゆースタンスななのかがわからない。あるいはこの作品にジャンルなんてないのか。 青春の1ページをかき集めて、切り貼りするだけの映画。良い、悪いではない。合うか、合わないか。 私は合いません。『青春もの』っていうジャンルを認めるとするならば、『共感』『既視感』『ノスタルジー』なんかを感じたい。でもこの作品にはその辺もまるでシンクロしません。 その一方で、気持ち悪いエピソードや、痛いエピソードが多い。 思春期特有の下ネタ。輪ゴムをかむシーンなんて見ていて気持ち悪くなります。現代のほうでは、ボケた父親や、落ちぶれた元マドンナ教師、更にはその教師に逆恨みでビンタをかます友人。何が悲しくてこんなもんばかり見せられなければいかんのか。 『グミ・チョコレート・パイン』の話は好き。こちらでは『グリコ・チヨコレート・パイナツプル』でしたけど。ヒロインが話す『チョキのチョコレートで踏み出してみた』。そしてラストで若かりし頃の自分が『チョコレート』でかけてゆく姿に、『頑張れ』と声をかける現在の自分。人生賛歌の一種なのかもしれません。それもふまえて、私はこんな『ななめからくる作風』は合わないのです。[DVD(邦画)] 2点(2019-05-21 10:53:58)《改行有》
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS