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プロフィール
コメント数 731
性別
自己紹介 奥さんと長男との3人家族。ただの映画好きオヤジです。

好きな映画はジョン・フォードのすべての映画です。

どうぞよろしくお願いします。


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人生いろいろ、映画もいろいろ。みんなちがって、みんないい。


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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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221.  セイント フィリップ・ノイス監督は、もしかするとブライアン・デ・パルマなんか以上に映像テクニシャンでありながら、それがあくまでストーリーテリングに埋没していることから「単なるエンターテインメント派」というレッテルを貼られて顧みられることのない、ちょっと不幸な人です。まあ、確かにその技巧派ぶりが作品のスケールを損なうといった面が、時に窺えるにしろ…。その点、本作は内容の軽妙さとノイスの持ち味が噛み合ったものとして、ぼくはとても好きな映画でした。まあ、アメリカ人にはこの作品のウィットが理解できなかったらしく、続編のハナシすら浮かびあがらなかったようだけど。ぷん。8点(2003-05-27 12:47:48)

222.  聖者の眠る街 ささやかな映画なんだけど、素直に感動出来ていつまでも忘れ難い大切な1本。そんな表現がピッタリな、美しい佳編ですね。ダニー・グローヴァーはもちろんだけど、マット・ディロンの傷つきやすく壊れもののような演技には正直驚かされました。彼を単なる若手二枚目だけじゃない、才能あるアクターであると認識したのはこの作品からです。特に、ディロン扮する青年が小さな「奇蹟(?)」を行うシーンには、その控えめな表現ともども心打たれました。でも、なぜ一度もテレビ放映されないんだろ?(されてませんよね?)8点(2003-05-27 12:07:20)

223.  スピード2 『スピード』の続編として見たなら、確かにバツ。でも、要はキートンのスラプスティック喜劇を、今日において大掛かりに再現したかった…という無謀な、しかしその時代錯誤が感動的でもあるヤン・デ・ボンのチャレンジ精神には、やっぱり敬意を表したい。すみません、小生、実は1作目よりもこちらの方が好みなんです。6点(2003-05-26 17:02:30)

224.  素肌の涙 映画の出来ウンヌンを言う前に、なぜティム・ロスがこんな題材を初監督作品に選んだのか…という根本的なところで疑問をもってしまった。家族の崩壊劇が、どんな救済にもより深い絶望にも向かうことなく、ただ「父親殺し」というエディプス的カタルシスをもって終わるあたり、やるせないまま観客を放り出すだけで最後までケツを拭っていない。その不徹底さゆえ、ぼくはこの作品に対して断固”否!”を突き付けたい。ただモンダイ作を作って、自分のステイタスに箔(!)をつけたかっただけじゃないか…とは言い過ぎにしても…。2点(2003-05-26 16:50:22)

225.  ストーリー・オブ・ラブ 結婚している者には、ある胸の痛みをともなわずには見られない作品でありましょう。『恋人たちの予感』のその後、といったロブ・ライナ-監督の極私的映画。アメリカじゃ不評だったというけど、ウディ・アレンの自己弁護映画なんぞよりよっぽど誠実な作品だと思うぞ。9点(2003-05-26 16:18:49)

226.  スチュアート・リトル 脚本にあった白人社会階層(WASP)への愛憎こもごもな偶意性を、監督が者の見事に漂白化。その政治的(?)駆け引きが透けて見えるあたりこそ、本作の妙味ですな。現代ニューヨークを舞台にしていながら黒人がほとんど出てこないとか、あの模型の船の船名(スズメバチを英語にすると…)とか、スチュアートがなぜ白いハツカネズミでなければならないとか…。ファミリー映画としちゃ申し分のない出来映えである一方、深読みしようとすればどこまでも意味深な、このあたりさすがM・ナイト・シャマランが関わっているだけのことはありますね。もっとも、パート2では脚本にブルース・ジョエル・ルービンを持ってくるなど、製作側が狙っているフシもありそうだけど…。7点(2003-05-26 16:09:27)

227.  スターゲイト う~ん、確かに語り口の古臭さは認めるけど、逆にそれが魅力だってことないですか? CGだらけでスラッシュメタル風(?)めまぐるしいカット割りのジェットコースターみたいな映像ばかり見せられると、もうこんな愚直なまでにオーソドックスなテンポにゃ、退屈しか感じないんでせうか…。子供を亡くしたカート・ラッセルの軍人が、異世界の子供たちと心通わすあたりの展開は、定石ならではの良さがあったな。嫌味なヤッピー専門(?)役者ジェームズ・スペイダーをトッポい“善人”にしてみせたあのキャラも、ほんと好ましかったな。クライマックスの砂漠での戦闘シーンで、『アラビアのロレンス』など往年のスペクタクル映画への愛着を感じさせるエキストラの数もうれしかったな。…「トンデモ映画」の“迷”匠扱いされようと、俺だけは愛してるぜ、エメリッヒ!10点(2003-05-26 15:40:22)(良:1票)

228.  スクリーマーズ 我が心のジェニファー・ルービン様が出ているだけで、もう文句なし! 珍しくハダカの場面がない(背中だけは見せてくれるものの…)けれど、いつもは悪女役ばかりのルービンがまっとう(?)な役柄で出演しているのも新鮮だったです。映画としても、こういうB級作品でありながらP・K・ディック原作ということでダン・オバノン御大がしゃしゃり出てきたりと、かなり贅沢なスタッフ陣がなかなか。どうぞぜひビデオあたりでご覧になって、ル-ビン様にハマる御仁がひとりでも増えますように。7点(2003-05-26 15:25:09)

229.  インデペンデンス・デイ ロ-ランド・エメリッヒ監督って、マジで50年代アメリカB級SF映画のジャンル全体のリメイクを目論んでいるんじゃないか。巨大生物もの、ロボット(サイボーグ)もの、宇宙開拓もの、侵略もの…といった風に。それがオタク的マイナーさに陥るんじゃなく、あくまでそういった映画のテイストの今日的再現という”まっとうさ”に向かっているところが、彼の美点じゃないでしょうか。小賢しいだけの輩がはびこるアメリカ映画界にあってこのおおらかさは貴重です(ま、大味ともいいますが…それすらもぼくには好ましい)。頑張れ、エメリッヒ! みんながバカにしても、俺がついてるぞ!8点(2003-05-26 14:59:03)

230.  陰謀のセオリー 巷じゃ評判のよくないリチャード・ドナー監督を、実は「アメリカ映画界で最も独創的(!)な映画作家(!!)」だと信じて疑わない小生。中でもブライアン・ヘルゲランドの脚本を得ての『暗殺者』と本作は、最高、エクセレント! な偏愛映画です。ヘタすりゃ支離滅裂なストーリー展開になるところを、ひねったユーモアとこれ以上ない適確かつ小技の効いたストーリーテリングで見せきるあたり、どうしてもっと評価されないんだろ? 夜の市街にヘリコプターからするすると人間がロープで降りてくるシーンなんか、鳥肌ものの傑作ショットだと思うんですけどねえ…。とまれ、ドナ-監督は、イーストウッドに優るとも劣らない最重要な映画監督であることに賛同してくださる方、いませんかあ~!10点(2003-05-26 14:31:34)

231.  アフター・ダーク 《ネタバレ》 小生にとって傑作中の傑作。どこまでも卑小な犯罪ドラマでありながら、ここまで崇高な「悲劇」的カタルシスを与えてくれる作品が、この現代にあって可能だなんて…。過去の偉大な犯罪ノワール、『深夜の告白』や『郵便配達は二度ベルを鳴らす』なんかとも比肩する密度の濃さです。素晴らしい!《追記》先日ふと思い立って、この映画を見たくてたまらなくなったものの、行きつけの弱小レンタル店に在庫なし・・・。元ボクサーである主人公の、パンチドランカーゆえにろれつの回らない独白(モノローグ)と、演じるジェイソン・パトリックの素晴らしさ。「悪女」というには人間的でありすぎることが、かえって後半の悲劇性を高めるレイチェル・ウォードの、まるで往年のジーン・ティアニーのような美しさ。ざらりとした質感(それは、↑の【なるせたろう】さんがおっしゃる通りアメリカン・ニューシネマ的な、むしろ「1970年代映画」的な)で、白昼の砂漠をもノワールな色調に染め上げる、独特の映像感覚。・・・その他、このささやかな「B級」犯罪ドラマには、何て言うのか「これだ、これこそが『映画』なんだ…」と思わずにはいられない瞬間が満ち満ちている。今こうして書きながらも、この映画の中の男たち・・・悲しいくらい卑屈な小悪党ブルース・ダーンの、『サイコ』の映画的記憶が遠く反響したかのようなマーチン・バルサムの、何より、「負け犬」が最後に意地を見せたかのようなジェイソン・パトリックの、それぞれの死に様がフラッシュバックされてくる。・・・。もう一度言おう。ささやかなジャンル映画として埋もれてしまったかのような本作だけれど、誰がなんと言おうと、これこそが「映画の中の映画」だ。[映画館(字幕)] 10点(2003-05-26 13:12:26)(良:1票)

232.  あの夏、いちばん静かな海。 北野武監督作品でも、最も美しい映画。冒頭近く、真木蔵人のボードをさりげなく持っていっしょに大島かおりのガールフレンドが歩くシーンで、早くもナミダが溢れてしまった…。日本映画史上に残る恋愛映画の永遠の名作だと、本気で信じています。10点(2003-05-26 13:02:54)

233.  暗殺者 この映画は小生にとって、あくまで監督リチャード・ドナーと脚本ブライアン・ヘルゲランドの初コラボレーション作品という意味で、特別な存在なのです。ウォシャウスキー兄弟? 彼らのオリジナル・シナリオがあまりに(オタク的に?)つまらない代物だったんで、ヘルゲランドがリライト役に引っ張りだされたんでしょ。ついでにいうとこの兄弟の作品は『バウンド』にしろ『マトリックス』シリーズにしろ、内輪受け狙いがミエミエでどうも好きになれない(まあ、人類総オタク化の現在じゃ、それでいいんだろうけど…)。ほとんど鈴木清順の『殺しの烙印』(!)と同じプロットのなかに、ひねったユーモアとロマンチシズムを盛り込んだ内容は、昨今のテーマパークのアトラクションじみた映画の隆盛にあって突出して「映画」そのものの味わいをかもしだしている。あの消音器付きの銃での撃ち合いシーンなんて、たまらなくシュールだったじゃないですか。ああいう奇妙な味わいこそを評価してあげなくっちゃ。皆さんがどうおっしゃろうと、小生はこの映画を断固支持しますっ!10点(2003-05-26 11:41:21)(良:1票)

234.  愛を弾く女 この映画は、あくまでダニエル・オートィユのものです。あの、すべてにストイックな男のなかの男といったキャラクターは、映画史上に残すべきシブさとカッコよさだったと。それに対して、エマニュアル・ベアールのヒロインは、女の高慢さと愚かさをこれまたコワイぐらい適確に表現していて、こちらも絶品。すべては監督クロード・ソーテの手腕ではあるんだろうけれど、ここまで冷徹に人間を見据えた作品を見せられると、最近売り出しているフランソワ・オゾンの映画なんてコケおどかしに過ぎなく思えちゃいます。9点(2003-05-26 11:11:30)

235.  死にたいほどの夜 ま、他人さまにはおいそれとおすすめいたしません(特にキアヌ・リーブスのファンの方々には…)。が、ビートニクを支えた面々の生きざまに40年後のXジェネレーションとの”共通項”が見出せて、そのへん実に興味深いものがありました。青春って、どんな時代もカッコ悪くてぶざまなもので、だからこそ切ないって気分が、ホント良く描けている。8点(2003-05-24 13:25:56)

236.  JFK 「っていうか、映画っていいたくない」という意味でいうなら、小生にとってこれこそが、それ。あの、ケネディ大統領が狙撃されて頭が吹っ飛ぶ実写(!)映像を、これでもかと執拗に反復するあたり、鬼畜かと思ったぜオリバー・ストーン。死者に、ひいては人間そのものの”尊厳”に唾するこういうシロモノを、断じて「映画」とは呼びたくないつ!0点(2003-05-24 13:17:37)(良:3票)

237.  告発 ぼくもこの映画のケビン・ベーコンに1票! ちょっと性急にテーマを打ち出しすぎるとおっしゃる向きもあるでしょうが、そういった”青っぽさ”も魅力のうちではありませんか。びゅんびゅん動き回るキャメラも、そんな監督の気負いが伝わって微笑ましいし。ほんと、なんでそのへんの作り手の心意気を、アメリカ人は理解してあげなかったんだろうなあ。8点(2003-05-22 21:32:09)

238.  心の地図 我が生涯のベスト作品のひとつ(いったい何本ベストがあるねん! というハナシも聞かれますが…)。物語はくさいほどドラマチックかつ通俗的なれど、映画は信じられないくらい詩的で超俗的。一遍の美しい夢を見ているような酩酊感が、いつまでも心に残ります。もう何度この”夢”の世界に浸ったことか…。とにかく、思わずハッとしたり、陶然となる瞬間の連続といった本作に、たぶんぼくは永久に魂を奪われ続けることでしょう。10点(2003-05-22 21:14:35)

239.  グレイス・オブ・マイ・ハート シックスティーズのミュージックシーンを愛する者にとっては、ナミダもの。単なるファッションじゃない、あの時代への愛とリスペクト、そして批評的眼差しが嫌味なくとけあって、団塊世代のナツメロ映画にゃ終わっていません。でも、映画以上にサントラがグーよ。《追記》←う~ん、自分が書いた文章とは思えん(笑)。 何だか全然レビュー数が増えていなんですけど、そんなに人気がなかったんですか…悲しい。キャロル・キングをモデルにしたシンガー・ソングライターの主人公が、様々な出会いや別れのなか音楽とともに生きていくといった、まさに“王道”的展開。なれど、「物語」にではなくあくまで「音楽」によってドラマを語ろうとする演出は、なかなかに野心的かつ才気を感じさせてくれる。それを実現したバート・バカラックの楽曲が、ほんとにほんとにほんとにグレイトです。さすが、マーチン・スコセッシが製作総指揮として関わってるだけのことはあるんだけどなあ。8点(2003-05-22 11:43:34)

240.  クラッシュ(1996) すみません、ジェームズ・スペイダー扮する主人公に限りなく精神が”シンクロ”してしまった私は、やっぱりヘンタイなのでしょうか…。家族に内緒で、今でも夜中にこっそりビデオで何度も見直しているのって、イケナイことなんでしょうか…。もはや車と一体化したような、全身サイボーグ(?)状態のロザンナ・アークェットの、何て官能的なこと! いつかクローネンバーグに、江戸川乱歩の怪奇耽美ものを翻案して撮っていただきたいものだ、とは、小生の見果てぬ夢です。10点(2003-05-22 11:32:12)(良:1票)

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