みんなのシネマレビュー |
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221. 彼と彼女の第2章 「恋人たちの予感」よりもよかった。「ラブ」も「コメディ」もしっかりと作りこまれていて、100分間引き込まれます。友人たちが二人のこれまでを語っていく構成も、面白くていいですね。8点(2003-09-14 19:26:55) 222. アントニア もう少し展開に波が欲しかった感じです。あまりに淡々とストーリーが進んでしまって;; アカデミーの外国語映画賞を取ったほどですからいい作品なんでしょうけど、私にはこの点数で精一杯でした。5点(2003-09-09 22:00:51) 223. キッド(1921) チャップリンの作品は初めて見たが、音声なしであれだけ魅せきるというのは素晴らしいと率直に感じた。それに子役もまた素晴らしい。チャップリン自身も恵まれない幼少期を過ごしたらしいが、どこか自分と重ねて「希望」を描きたかったのかと思うと、やはりグッとくるものがあった。8点(2003-09-06 11:46:26) 224. 活きる チャン・イーモウ×コン・リーの組み合わせに期待しすぎました。「人々の生活を通してその時代を描く」やり方は、小説だとまだいいと思うのですが(そういえばこの作品も小説の映画化ですが)、映画となると、もう少し主人公に一貫性や主体性を求めてしまいます。6点(2003-08-24 14:52:35) 225. ブロードウェイと銃弾 設定はありふれているのに、この作品に登場する役者一人一人が確実に物語を面白くしている。中でも元大女優と殺し屋の貢献度は計り知れない。この二役を演じたチャズ・パルミンテリとダイアン・ウィーストはもう拍手モノでしょう。もしこの映画にウディ・アレンが役者として出ていたらどうなってたんだろう、、、なんて考えてしまいました(笑)8点(2003-08-10 16:21:30) 226. コリーナ、コリーナ ウーピー・ゴールドバーグの優しさが作品のいたるところに滲み出ている感じ。大袈裟な「泣かせ」が無いし、くどくなくて綺麗なラストも好印象でした。7点(2003-08-09 16:47:46) 227. キス・オブ・ザ・ドラゴン アクションは確かに凄いジェット・リーだけど、製作者としての才能はあまり垣間見る事が出来なかった。リュック・ベッソンも年々腕が落ちてきているような気がする。アクションに4点。4点(2003-08-03 06:51:05) 228. 点子ちゃんとアントン そうか、「ビヨンド・サイレンス」の監督だったんですね、、、前作もそうですが、「優しさ」と「繊細さ」に包まれている映画だなという印象を強く受けました。最近何かにつけて安易に使われるようになった「癒し」と言う言葉ですが、こういう作品こそ真の「癒し系」ではないかと思います。 最後の少女の一言には涙しました。9点(2003-07-27 12:13:00) 229. ブロウ 実在のジョージ・ユング本人にしか話を聞かずにストーリーを作ってしまった感じで、彼を取り巻く人々の人格等の環境がイマイチ描ききれてないように思えた。逆にいえば、そういう構成のほうが観客を主人公に感情移入させやすいんだろうけど;; それにしてもこの作品のジョニー・デップは満点の演技。ここまで役作りをして、人の“一生”を通して演じきる事の出来る役者はなかなかいないと思う。今回は彼に8点で。 8点(2003-07-23 23:13:20) 230. [Focus]/フォーカス(1996) 70分代の作品だけに、無駄な要素が殆ど無いストレートな作品です。ただ脚本があまり練られてない点がマイナスポイントかも。 浅野忠信はいい役者で、彼を見るためだけにこの作品を借りても十分に満足できると思います。7点(2003-07-21 10:08:53) 231. ハッシュ! リアリティのある演出や主演三人の演技はいいんですが、話の軸がぶれて定まってない気がした。途中で主人公が変わってしまったというか、、、 片岡礼子が演じた女性の思考過程などもっと具体的に描いて欲しかったので。 厳しめですが5点つけます。5点(2003-07-20 22:47:20) 232. メッセンジャー(1999) 「んなアホな」っていうシーンが無いわけではないけど、素直に2時間楽しめる作品。草なぎのクールな演技もうまくハマってたし。甘めですが7点で。7点(2003-07-20 16:36:12) 233. ゴーストワールド 世間の中に埋没して生きる事を拒絶しようと必死になりながらも、結果的に少しずつ大きな波の呑まれていくという悲しさ、、、こういう時期って誰しもが経験するんだろうけど、人生の回り道に思えても、二度と経験できない貴重で大事な時期だと思います。一生に一度しかない時期を上手く、独特の雰囲気を保ちつつ描いた監督と見事に演じ切ったソーラ・バーチに、計8点で。8点(2003-07-19 15:27:27) 234. ゴスフォード・パーク 殺人事件が主題ではない点がこの作品の面白いところですね。映像の美しさやカメラワークは言及するまでも無く素晴らしいが、役者一人一人がきっちりと役を作り上げている点、その上で複雑な人間関係を(物凄く)緻密に描いている点に脱帽してしまう。台詞の一言一言もすごく的確に人間性を表し、ストーリーの世界に観客を引っ張っていく。各賞を総なめにしたのも納得できる一本です。8点(2003-07-14 11:02:16) 235. ラスト・プレゼント 10点つけるかどうか本当に迷いました。一点だけ、、、ちょっと説得力に欠ける(最初のほうの夫婦ならではのすれ違いなんかはすごくリアルなのに、愛情を描くようなシーンになるとストーリーが雑になってしまったり、、)部分が気にかかってしまって;; 「説得力にかける」のと「押し付けがましくない」のとは本当に紙一重だとは思うんですけれど;; あと1点プラスできないのは僕の心に素直さが足りないせいでしょう(汗)9点(2003-07-06 23:57:05) 236. 憎しみ さほど素晴らしい作品とは思えなかった。主人公たちの単純な思考に起因する怒りに対し、見ているこちらが逆に怒りを覚えた。「そんな簡単な感情故に一人の人間が殺される事って許されるのか?」という疑問が、作品を見ながらずっと頭の中に浮かんでいた。厳しめですが4点で。4点(2003-07-06 23:33:17) 237. いつか晴れた日に 皆さん既に述べられているように、この映画はエマ・トンプソンで成り立っていると思う。いかにも小説を映画化したことが分かるような「多エピソード集積型」のストーリーで、個人的にはちょっと拒否反応があったが、彼女の演技一つでグッと引き締まった作品に仕上がっている。ちょっと幸せな気分になれる一本です。7点(2003-06-29 14:57:38) 238. スリーウイメン/この壁が話せたら<TVM> 超社会派・超現実派ドラマ。男としてみるのは辛い、しかし男だからこそ見なければいけないような、、、重い現実を突きつけられる感じの作品でした。8点(2003-06-28 18:36:36) 239. ディナーラッシュ まさにおいしい料理をいただいた感じ。使われている素材が余すことなく活かされていて、何より後味が素晴らしくいい! 監督・脚本家・そして主演のダニー・アイエロに、笑顔で「ごちそうさま!!」といいたくなりました。8点(2003-06-28 18:23:52) 240. 渚のシンドバッド なんか印象に残ってしまう。ストーリーはだらだらしてて、最初のうちは「駄作に当たったな」と思ったほど。しかし、なかなか意味深で核心をついた台詞のせいか、終盤の美しい映像のせいか、それとも浜崎あゆみの存在感のある演技のせいなのか、最後まで惹き付けられて良い余韻が残る。海外の映画には無い雰囲気をもった一本だった。6点(2003-06-18 23:15:01)
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