みんなのシネマレビュー |
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221. 世界侵略:ロサンゼルス決戦 《ネタバレ》 今年は宇宙人が大挙して地球にやってきていて、映画ファンとしては嬉しい限りです。「ロサンゼルス決戦」ですよ。燃える邦題ですね。いつものようにアメリカ軍のプロバガンダ映画に変わりは無いんですが、延々続く戦闘シーンには圧倒されました。恥ずかしながら似たようなシチュエーションの夢を見てガバッと飛び起きたこがとがあったので、「あの夢が現実になった!」とワナワナしました(全然現実じゃないけど)。 宇宙人を何かのメタファーとして批判するのも飽きてきたのでやりませんが、ただ、子供に対して「君も隊員の一員だ!」的なことを言うのはやめてほしかったな。科学特捜隊とかならまだしも、軍隊ですし。[映画館(字幕)] 8点(2011-09-19 18:16:38)(良:1票) 222. カンフー・パンダ 《ネタバレ》 スピード感があって爽快スッキリ楽しめる快作だと思います。ストーリーもなかなか良く出来てていいなあ。ただストーリーがシンプルでスッキリしすぎているというか、お利口さん過ぎると言えばマァそうなので、映画に対して「特別凄い"何か"」がなければ納得出来ない人には向かない映画です。さらに言っちゃうとテーマ的にもそういうことを言っている映画じゃないですかね。最終的に「奥義なんてないんだ・・・!」と主人公は気付くわけですが、巻物に何も書いていないというだけじゃなく、その表面が反射して自分の顔が映っているというのも面白いですね。 この映画を見るまでは3DアニメはPixarの一人勝ちだなと思っていましたが、自分の中ではその状況が揺らぎ始めた作品でした(そして次の「ヒックとドラゴン」でPixar一人勝ちは終わりを迎えます)。ドリームワークスの作品からアメリカンジョークが次第に抜けていったと思ったら、逆にPixarがアメリカ的な題材を扱うことが増えてるような気がしますね。別にPixarが落ち目だというわけじゃなくて、いろんなスタジオのいろんな性質の映画が増えてきたことが楽しみだし嬉しいです。[ブルーレイ(吹替)] 8点(2011-09-07 02:10:55)(良:1票) 223. トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン 「いくら映像が凄いからって、ストーリーがダメなら・・・」とはよく聞くけど、ここまで凄いと、「ストーリーがダメ」とかそういう問題でもなくなってくるような気がするw。ある意味、映画でしかできない表現を120%やってるワケで、もうお手上げです。ミーガンフォックスが降板してしまったことは残念です。 あと、個人的にはパート2も良かったと思うんですが、監督的にはあまり出来が良くなかったとか。パート3はよくてパート2がダメというのは、一体どういう基準で言っているのか、よくわかりませんw。[映画館(字幕)] 8点(2011-08-08 10:17:59)(良:1票) 224. 127時間 想像するだけでキンタマがキュ~となるシュチエーションですね。主人公がバカだけどとてもイイヤツなので感情移入して見れました。一人でヘーキだも~んという主人公の慢心(?)から起こった事故だけど、たった一人の人間の生き抜く強さも教えてもらった気がします。[映画館(字幕)] 8点(2011-07-03 11:19:37)(良:1票) 225. リトル・ミス・サンシャイン 《ネタバレ》 キャラクターがみんな魅力的。この映画を作った人はきっと人間が大好きだw。個人的に好きなのは、ミスコン審査員のお固いオバちゃん。融通が効かなくて意地悪な人かと思いきや、実はいい人・・・ではなくw、最後までお固くて融通の効かない人として描かれていたことが嬉しい。人間性をステレオタイプに描かないように、「◯◯だけど実は△△な人だ。」というような安直な描き方をしていないところが好きだ。主人公一家を除けば最後にスクリーンに現れるのも彼女だしね。クライマックスのダンスステージもいいですね「こんな下品な大会になんか出なくていいよ!」という心配を飛び越えて、自分たちが一番下品なダンスをしてしまうというw。全体的に、大事なところほどサラっと流すように描いているけれど、その大事なところをしっかり抜かさず描いた凄い映画だと思う。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2011-06-02 03:09:17)(良:2票) 226. 決断の3時10分 リメイク版を観たのがきっかけで知った作品です。リメイク版にも感謝したいw。派手な打ち合いやアクションシーンがあるわけではないけど、「決断のとき」までハラハラドキドキしっぱなしでした。[DVD(字幕)] 8点(2011-02-20 22:40:57) 227. (500)日のサマー 《ネタバレ》 ヒロインのサマーがあんまり好きではなかったので、(500)日が一発で(1)日になる瞬間がとても共感できました。オータムちゃんのほうが全然イイヨ!(根拠ナシ) 個人的には秒速5センチメートルなぞより遥かに面白かったです。この映画は主人公(男)視点で描かれていますが、客観的な、滑稽なところも描かれていたからでしょうか。自分一人の閉じた世界でグルグル回って美しい思い出にするのも結構だけど、空気読めない友人たちから笑い者にされるくらいが丁度いいのかもしれません。この監督はスパイダーマン撮るそうで。あのしょーもない恋愛がどう描かれるのか見ものですな。 [DVD(字幕)] 8点(2011-02-20 01:19:29)《改行有》 228. パイレーツ・ロック 音楽のことは詳しくないけれど、映画は凄い楽しめた!逆にコダワリがありすぎると楽しめないのかな?キャラクターたちがみんな魅力的でいいですね。どちらかというと役者の魅力って言ったほうがいいかもしれないけれど、余計な設定やらエピソード無しでキャラが立ってるのはいいなと思います![映画館(字幕)] 8点(2009-11-07 20:06:29) 229. デス・プルーフ in グラインドハウス 「ふざけてた?こっちは本気だよ!」[DVD(字幕)] 8点(2009-05-20 01:55:45) 230. 狼たちの午後 《ネタバレ》 森達也の『A』は、オウム側から社会を見た映画ですが、この映画はそれの銀行強盗版ですね。メディアは面白おかしく彼らを取り上げるけど、彼らから見れば「お前らもよっぽどおかしいぜ」という感じなんでしょうか。過剰な人間ドラマもなく(日本じゃこんなの作れないよね)、キャラクター紹介も必要最低限。映画が進むにつれて主人公の人物像がやっとこさ見えてくる。人質たちも、見た目と仕草以外は殆ど情報がないけれど、それでも人となりがわかるようになっていて潔いですね。結局誰とも理解しあえなかった主人公が悲しいです。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2009-05-11 20:31:01) 231. 世界最速のインディアン ハートフルだけど熱いスピリットもあって大満足の2時間でした。バイクで直線を走るだけでこんなにもハラハラ、ワクワクさせられるとは。「夢だけじゃ生きていけないんだよ」なんてしょうもないことを言い出すヤツがいないのでいいですね。確かに現実はいいことばかりじゃないし、未来がどうなるかなんてわからない(いい人そうな青年兵士も、この後ベトナムで枯葉作戦に参加することになる)。逆に、「結果がすべてじゃないわ」とやさしく言ってくれる婦人もいるけど、そんな時、このじいさんの目は笑っていない。夢でいっぱいだけど、自己満足の ぬるま湯には浸かってない主人公。なんとカッコイイ![DVD(字幕)] 8点(2008-11-12 01:35:29) 232. ナイト ミュージアム こんな博物館があったら行ってみたいなあ。死ぬかもしれんけど。どうせCGが凄いだけの映画だろうと思ってたら、意外とストーリーも魅力的でした。どちらかというと合成のほうがチャちい(笑)。歴史を勉強することって、過去から教訓を得ることだと思うけど、それを説教臭くなく伝えていて良かったなあと思います。思わず胸がホッコリしたよ。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2008-11-07 23:54:26) 233. 赤ちゃん教育 スクリューボールコメディ初挑戦。冒頭はイライラさせられるけど(というか最後までイライラさせられるけどw)、後半に行くにつれて素直に楽しめました。ウザイだけだったキャサリン・ヘップバーンが、中盤からガラッと魅力的に見えちゃうんだからずるいなこのやろう。恋愛だけじゃなくて一種の「宝探し映画」としての面でもよくできてます。予備知識無しでも十二分に楽しめますが、当時の時代背景(ヘイズ・コード)を知った上で見ると「うまいことやるなあ」と思っちゃいます。[DVD(字幕)] 8点(2008-11-05 01:19:40) 234. スマイル 聖夜の奇跡 子供たちが「ヘタクソなズブの素人ではない」というところが、ステレオタイプになってなくて良かったと思います。要はやる気になること、何のためにやるかということね。王道の快作。歴史に残る傑作!というほど大絶賛するほどのものではないけど、これくらいのレベルの邦画がどんどん現れるといいなあ。[DVD(邦画)] 8点(2008-11-04 00:38:53) 235. 監督・ばんざい! たけしがタケシ人形を担ぎながら、どんな映画を作ろうかなぁ、と街を彷徨うビジュアルが強烈。これだけで武映画ファンの私は満足。それと、この映画は特報のキャッチコピーが良かったと思う。「次は何を撮るんですか?監督?」 結局のところ、この映画自体には意味がなくて、「次回にご期待ください!」と言いたいだけだったのでは・・・。まさに「代表作は次回作です」 なんというタケシ![映画館(邦画)] 8点(2008-10-23 02:25:29) 236. スピード・レーサー 「レースがすべて」と信じて飛び込んだ世界が、なんと嘘八百の出来レースだらけ(嘘の世界を描くためにCGを使いまくっているのも、映画の世界観とマッチしてると思う)。そのなかでも主人公が必死に”本物”を掴もうとする姿に感動!映画の中の観客のように手に汗握りました。皆の期待を背負って突っ走るクッライマックスは思わず熱くなります。上手いこと煽るなこのやろう。レースシーンも大迫力ですが、こういう「観客の絶叫シーン」もバシバシ挿入され、荒唐無稽な映像に説得力を与えているような気がします。[映画館(字幕)] 8点(2008-10-22 23:19:54) 237. 逃亡者(1993) これ以後の警察ドラマのお手本になったのでは?ところどころ強引なネタもあるけど、トミー・リー・ジョーンズの魅力の助けもあって楽しめました。自分もこういう働きマン(?)になりたいですね、憧れます。[ブルーレイ(吹替)] 8点(2008-10-21 01:48:37) 238. Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?(2004) 面白かった。日本版は見たけどあんまり覚えてないのが良かったのかも。みんな楽しそうで良かったです。ただ、これが日本映画のリメイクじゃなくて、アメリカオリジナルだったら、むしろ「まあ、普通じゃねー?」とか言ってそうな気がする。[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-07-24 18:04:44) 239. ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS 《ネタバレ》 結構楽しんで見れました。人間ドラマも全くないというわけじゃないけど、見ている側に想像する余地を与えているような感じがあってよかったです。個人的には「SAYONARA YOSIHITO」はアリです。恥ずかしいけど。[ビデオ(邦画)] 8点(2006-05-30 11:35:18) 240. ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ なんか頭いいんだか悪いんだかわからない映画ですね。構成とかなんとかはすごく巧い。キャラクターはみんなバカ。前半は眠かったんですが、後半からゲラゲラ笑って見れました。[ビデオ(字幕)] 8点(2006-05-10 16:23:14)
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