みんなのシネマレビュー |
|
221. ブリット 黒のタートルネックのセーターと、ショルダーホルスターが、こんなに似合う人はいないでしょう。それで充分。他に何か言うことあるか?9点(2003-11-03 02:09:50) 222. ロンゲスト・ヤード(1974) フェミニストが怒ろうが喚こうが、かまわん。男の映画!女はすっこんでろ。10点(2003-11-03 02:05:44) 223. がんばれ!ベアーズ やれリアリズムがどうとか、こうとか、知った風なことをほざいて、こういう映画をベスト10からはずすような奴の言う批評は信用しないことにしてます。10点(2003-11-03 02:00:07)(良:1票) 224. 男はつらいよ 寅次郎紅の花 出来不出来を越えた、シリーズ最終話。渥美さんから監督に「最後はアリランを歌いながら釜山に帰るのはどうかというアイデアが出たそうです。寅が在日だったという設定はすごい。見たかった気もする。渥美さんをはじめ、すべてのスタッフ、キャスト、そして監督に、心からお礼を言いたい。9点(2003-11-03 01:34:53)(良:3票) 225. 男はつらいよ 知床慕情 「俺が行っちゃいかんというわけは、俺が惚れておるからだ。悪いか!」と吠えるような三船の台詞に、グ~ッと来た。それで充分です。 店番をする寅の、あまりの役に立たなさに大笑いした・あそこまで役に立たないと、いっそ清々しくすらある。突き抜けてるぜ、寅!9点(2003-11-03 01:31:57) 226. 同胞 この映画で描かれる若者達は、当時の視点で見てもダサかったと思います。それくらい垢抜けない、ひなびた映画。どこまでもカッコ悪くて、不器用で、段取り悪くて、ストーリーだけ聞けば、面白くも可笑しくもない話。地味で地味で、よく映画に出来たなと思うくらい。なのに、この眩しさは何だろう。頼りない青年団の議長の寺尾聡が、もしも劇団の公演が赤字になったら、どう責任を取るのかと詰め寄られて「そんときゃ、ベコ売って弁償する!」と言う、その一言で、停滞気味の話し合いが、動き出し「やろう!」と決まる場面は感動的。好きです、この芋くささが。こいつらと友達になりたいなと思いました。8点(2003-11-03 01:28:07) 227. パーティ 冒頭で、でかいオープンセットを木っ端微塵にしちゃうところは、好きです。いいですね。馬鹿馬鹿しくて、ガハガハ笑いました。7点(2003-11-01 22:14:34) 228. 酒とバラの日々 コメディのイメージが強いブレイクエドワーズの、力の入ったシリアスドラマ。主役二人のアル中の演技、特にジャックレモンは、見てて怖くなった。ラスト、まだアル中を克服できない妻が通りをフラフラ歩くラスト。一見救いのないように見えるが、レモンといっしょに応援したくなる。「克服しろよ。立ち直れよ」と。8点(2003-11-01 22:10:01) 229. お熱いのがお好き ビリーワイルダー、ジャックレモン、トニーカーティス、マリリンモンローと来れば、もう無敵でしょ。落語の大名人の噺を聞いたような心地よさ。ラストの台詞は、笑いました。やられた!という感じ。二人の女装に頼りすぎてるという批判もあるけど、とんでもない。モンローを初めとした女ばかりのジャズバンドの中に、ムサイ男二人が女装して入り込むというところが、ミソではないか。二人がどんなに念入りに女装しても、モンローの横に立ったら、グロテスクにしか見えない。その対比の可笑しさ、意地悪さこそ、ワイルダーの真骨頂じゃないのさ。いや~それにしても筋の運びの調子のいいことといったら。ワイルダーが日本ですごく人気があったの、わかるような気がする。彼の語り口って落語なんですよね。問答無用!満点じゃ! 10点(2003-11-01 21:56:57)(良:1票) 230. 燃えよドラゴン 見たあと、何ともいえない興奮を感じた。あのアクション、あの肉体、あのスピード。あの当時、クラスにブルースリーの真似の上手い奴がいて、羨ましかったなぁ。10点(2003-11-01 17:41:59) 231. 家(1976) 好みです。ラストのカレンブラックの表情が怖い。7点(2003-11-01 17:39:28) 232. カリギュラ ほとんどボカシばっかりで、何がうつっとるのか、さっぱりわからん!女同士でレズってるところの喘ぎ声は、迫力もんだったが、それだけ。ジョンギールグッドよくこんな映画に出たな。断れよ。「金返せ!」と言いたい映画だったが、館内はほぼ満杯で、半分近く女子大生だった。俺は恥ずかしかったぞ!2点(2003-11-01 17:35:02) 233. 大地震(1974) 懐かしい。センサラウンド方式が売りでした。なかなかの迫力でしたよ。シネラマのでかい画面で見たので、映像の迫力は文句なし。それにしても、この時代のこの手の映画って、ドラマもしっかりしてますね。8点(2003-10-31 02:27:03) 234. エアポート’75 オールスターキャスト。いやいや豪華な顔ぶれです。中三の時、クラスメイト数人と見に行って、手に汗握ったのを覚えてる。単純に面白かったです。8点(2003-10-31 02:24:03) 235. 暴力脱獄 邦題で損してるな。いい映画だ、本当に。原題どうり、クールだけど、いとおしい、どっか懐かしくて、「これが男よ」と胸を張りたくなる映画。それにしても不敵だけど、いい笑顔だなぁ・・。9点(2003-10-31 02:20:52) 236. 評決 負け犬の復権がテーマだと思います。ポールニューマンはこういうのやるといいなあ。法廷物って好みなんです。いろいろ欠点はあるんだろうけど、映画自体が「男」って感じがするんですよ。見てて励まされるんだよなぁ・・・。ラスト、鳴り続ける電話をジッと見つめる場面もいい。タフガイの映画です。9点(2003-10-31 02:16:18) 237. ジャスティス(1979) アルパチーノは演技過剰なところがあると思うけど、これはそれがすごくいい味を出してると思います。いや~クライマックスでは胸が熱くなったな~。ちょっと、崩れた弁護士が体現するアメリカの良心。地味な映画だけど、僕は大好きです。9点(2003-10-31 02:11:09) 238. フェリーニのアマルコルド 映像、セット、美術、言うこと無いですね。ただただ、その美しさにウットリ。甘酸っぱくて。庶民的で・・・・もう言葉がないよ。何を言うのも虚しくなる。それほどの傑作。9点(2003-10-31 02:04:12) 239. 白夜(1957) チャップリンの「巴里の女性」とこの作品は、メロドラマの最高峰でないかと思います。白黒の映像の美しさ、セットと美術の見事さ。溜め息が出る。すごく残酷な物語なんだけど、冒頭はマストロヤンニから逃げていった犬がラストでは彼に寄り添う。あの犬はよかったな~!あの犬一匹で凄く救われた気持になった。「芸術」の名に恥じない名作です。10点(2003-10-31 01:59:43) 240. ベニスに死す 完全な美というものに、もし出会えたら、ひたすら敗北し、滅びるしかない、いやそれでいいのだとでもいたげな・・・・。どこまでも美しく、絶望的で、退廃的で、風格があり、狂気と歓喜が完璧に同居している。こういう映画に点数をつける己に嫌気がさす。それにしても、あのカメラの狂おしいほどの美しさ!10点(2003-10-31 01:53:58)
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS