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221.  がんばれ!ベアーズ うわー懐かしい、何十年ぶりに観ました。 テータム・オニールといったらこれと「ペーパー・ムーン」だなあ。当時は「エクソシスト」のリンダ・ブレアとかジョディ・フォスターとか注目の子役っていうのが目立ってたような気がします。子どもを主演にした映画も多かったような。 私が知らないだけなのかもしれないけど、思えば子どものスポーツもの、コメディ系野球映画ってこれが最初だったんじゃないですかね。リトルリーグなんていうものも初めて知って、アメリカって学校の部活以外で子どもの野球チームがあるんだと感心したものです。コーチ役は名優ウォルター・マッソー、ピッチャーは女の子だしかなり話題になった映画です。 今観ても面白いです、子どもたちの個性もきっちりしてるし(ルーパスがいじらしくて可愛すぎる)、子どもの試合で勝敗に拘るあまり感情的に非情になっていく大人たちの姿も描いていて単に面白おかしくしてるだけじゃないのがいいですね。 子どものコメディ野球映画といったらこれ、大人のそれは「メジャーリーグ」と思うけど、結構「がんばれベアーズ」が下地になってる気もします。 ところでケリー役のジャッキー・アール・ヘイリーは今も現役で映画に出てるんですねー。「リトル・チルドレン」のロニーでした、いやーびっくりした。[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-05-23 13:33:54)《改行有》

222.  月に囚われた男 《ネタバレ》 イギリス映画なんですね、イギリス映画はそれがSFでも風刺とユーモアとペーソスに溢れた映画になるんですね、SFは好まないけどすんなり観られました。邦題がサエてると感じたのも本当に久しぶりです。 別にクローンに作業させることはいいんですよ、でもなぜあのような記憶を?なにかとても残酷じゃないですか?ひとりめのサムが「帰りたい」といって泣くシーンは切なすぎてもらい泣きしそうでした。 宇宙飛行士ではなく、月で採掘作業をする労働者階級なんですよね。こんなところもイギリスらしいです。音楽も好みでした。 ラストは企業が告発されるんですが少々ストレートすぎかな、もうひと捻りあるとよかったです。 ガーティは通り一遍じゃない泣かせるいいヤツでした、声はケヴィン・スペイシーなんですね。 コレいい映画だと思います。[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-05-18 21:47:40)《改行有》

223.  ドリーム 《ネタバレ》 観終わってからこの邦題はちょっと違うんじゃないかと気になりました。 しかしハリウッドはこういうタイプの娯楽映画をつくらせたらやっぱり世界一だと改めて感心。 すごく面白いです、オープニングからがっちり掴まれました。 彼女たちはNASAに勤務している超エリートと言えるんですが、NASAにも当然差別があって、でもそれをルールとしてきちんと守ってるんですよね、同じ黒人でもプラカードを持って差別に抗議している人々とは随分違う。 差別と闘いながらっていう感じではないんですが、「勘違いしないで 偏見は持ってないわ」と白人上司に言われ 「わかっています そう思い込んでるのは」と応えるドロシー、このシーンが印象的です。 アメリカという国はほんとに映画の題材に事欠かない国だなあ、NASAにもこういう逸話があったことを知ることができました。 60年代のNASAを舞台にした興味深いはなしってまだまだあるんじゃないかしらん。 数学の天才かぁ~~素晴らしいわー[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-04-06 16:05:27)(良:1票) 《改行有》

224.  マンチェスター・バイ・ザ・シー 《ネタバレ》 ロケーションが最高でした。 なんの相談もなく弟リーを息子パトリックの後見人に指名したジョーは、リーがパトリックの面倒をみることでリーの人生が変わることに期待したのかもしれない、しかしリーは乗り越えられない。 鍋を火にかけたまま眠ってしまう、酒場で殴り掛かる。ここまできてそうくるんだと。静かな映画なのに厳しいんです。 パトリックが母親に会いに行くシーンも、その婚約者からのメールも厳しいんです。 ボートを処分しなくてもいいようにする、ボストンにパトリックがいつでも来られるように予備の部屋を用意する、 現状のリーにはこれが精いっぱいなんです。 でも、どうしようもない喪失感を抱えたリーとパトリックの距離感がいい。 リーとパトリックは女にはモテるんです、そのエピソードのいろいろが暗くなりがちで起伏のない本作の中でユーモアになっていてひと息つけるようになってます。エンドクレジットの街の風景は絶品です。[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-03-22 20:03:05)《改行有》

225.  不機嫌な赤いバラ 《ネタバレ》 もうかなり前に観た切りで、最近有料チャンネルで見つけて懐かしくなって再見。トライスターのペガサスも久々に見た感じ。 好きだなあ、こういう役柄のニコラス・ケイジ。振り回される主人公がコミカルに描かれるというやつです、あの下がり眉毛の困り顔がなんとも味わいがあっていいし、とにかく上手いんですよケイジは。 最近の主演作はこのようなキャラが見れなくて非常に残念です。 そしてシャーリー・マクレーン演じるサラの人物像がとても繊細に丁寧に描かれていて最初は手に余る我が儘ガンコばあさんという感じなんですけど、徐々に人や物事の本質のわかる人格者であることがわかっていく。それを見事に表現しているマクレーンはさすがの名女優です。 元大統領の葬儀のビデオを巻き戻す、そこにはただひとり泣いているダグラスが映ってる、彼女はずっと前からこのことを知っていてダグラスを信用していたんでしょうね。先は長くないであろうサラにダグラスはずっと寄り添い続けるのでしょう。 優しい気持ちになれる映画です。 つま先は・・・外したんじゃないかと想像しました、ほんとに撃たれた痛がり方じゃなかったし。ダグラスの人柄からしてもね。禁止されてるのに発砲したことにビビったんじゃないかと、犯人もその程度でプロとか筋金入りのワルじゃないしね。[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-01-29 13:16:18)《改行有》

226.  ロック・オブ・エイジズ どっちかというとUK派なんだけれども、当時深夜に放送されてたソニーMTVを毎週観ていたので 全曲懐かしくてワクワクしながら鑑賞しました、面白かったーー ジャーニー、フォリナー、ヴァン・ヘイレン、REOスピードワゴン・・・MTVの常連でした。 「アイ・ラブ・ロックンロール」は女性シンガーのロックの中でいちばん好きかな ジョーン・ジェットはランナウェイズ時代からカッコよかった。 80年代アメリカンロックって聴きやすくて特別ロックファンじゃなくても口ずさめるみたいな。 今でもどこかでいちどは聴いたことある曲ってかんじですかね。 ところでサックス吹きながら歌う女性シンガーってなんて人だったっけ。 キャスティングもいいですね、トム・クルーズが可笑しくて可笑しくて。 私にとって80年代は音楽もファッションも選び放題のまさに宝庫、いい時代でした。[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-11-18 14:03:12)《改行有》

227.  パトリオット・デイ 《ネタバレ》 制作されたのが事件から3年後、早いねー。 犯人がチェチェン人の学生でどこかのテロ組織に属してるわけではなかったのが大きいかな? 事件発生から5日かそこらで犯人逮捕となったわけで、そこは組織力、捜査力の有能さに感心しちゃいましたよ 日本で同じような事件が起こった場合どうなるのかしら? 事件を起こした背景とか理由がはっきりしなかったのと、主人公らしき警官が架空の人物らしいことが ちょっと不満だけど、群像劇のカタチをとったドキュメンタリー風なつくりは 実話モノとして良い出来になっていると思いました。 ケネディにモンロー、ジョン・レノンと陰謀説が必ずあとから出てくるけど いったいどこの誰がそういうことを言い出すのかしら。 このボストンの事件も例外ではないわけで。 所説いろいろとはわかってても多くの犠牲者とその家族のことを思うと正直腹立たしいわね 私としては下衆の勘繰りと感じます。 ケビン・ベーコンが渋かったです。[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-11-05 16:00:47)《改行有》

228.  ボブという名の猫 幸せのハイタッチ ホームレス、更生中ジャンキーが主人公とくれば暗い悲惨系映画が多いけど、 一匹の猫が登場することでほのぼの、ハッピーな映画になってる。 そもそもイギリス映画は悲惨系でもどこかユーモラスでペーソスあふれる雰囲気の映画に仕上げるのが上手い。 さらにこれが実話ということでファンタジー映画を観た後の「おもしろかったけど、んなことあるわけない」という どこか冷めた気分はなく素直に感動できるとこがいい。 映画に出ている茶トラ猫ボブがタレント猫じゃなくご本人というのがまた感動。 このボブがほんとにおりこうな猫でして、おりこうっていうより映画を観る限り完全な野良じゃなく、 一時期人に飼われていた猫のように思う。少し離れた所から飼い主を見守っているような表情も愛らしい。 初めての場所で大勢の人に囲まれても怖がってパニくることもなく静かに座ってるボブ、何かを悟っているような 肝の据わった猫です。 茶トラ猫ボブがジェームズと出会うまでどんな道のりがあったのかそっちのほうが知りたい、よくぞ生き延びたと そっちに泣ける。動物モノに外れはないね。 猫の方から飼い主に選ばれたジェームズ、飼い主というより一人ぼっちで路上生活を送っていた猫のボブがやはり ひとりぼっちのジェームズを相棒に選んだというほうがいいかも。ボブは結構高齢猫ということで、1日でも長く ジェームズの相棒でいてあげてほしいと思ったのでした。 映画鑑賞後、ウチの2匹の猫を肩の上に乗せたけど嫌がってあっさり逃げていったのでした。私にはジェームズのような 奇跡と思えることが起こるようなことはありません。 追記・・・2020年6月15日ボブが亡くなったということです、自動車事故だったようです。 推定14歳ということで高齢ではあったけど、公開予定の2作目にもボブ本人として出演してるということです、 とても残念です、安らかに 2020/7/11[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-09-04 10:47:32)(良:2票) 《改行有》

229.  We Are X 《ネタバレ》 イカ天が大好きでした、元気が出るTVのヘビメタコーナーも好きでした Xはハマることはなかったけど、メジャーデビューしたころから知ってたし、5人のメンバーの個性が それぞれはっきりしてて、「ENDLESS RAIN」「Voiceless Screaming」なんていう 思わず聴きこんでしまうバラードの名曲もあり、そしてショックな出来事もいろいろあって 常に危うさもあり。。。不世出のバンドだと思う。 でも本作は海外向けであることは確か。 アメリカで解散の理由を聞かれ「ボーカリストが洗脳された」とYOSHIKI なんかもう、ストレートすぎて笑ったとこです。音楽以外のことになるとすごく子供っぽい人という印象です どっちかというとTAIJIとHIDEのいるX時代が好きな私としては、当時の映像とTAIJIのことも語ってくれていることが よかったなと。TAIJIは本当にかっこいいベーシストでした。 YOSHIKIとtoshlがTAIJIのお墓参りに行くシーンで 「こないだ来た時、風がブワーっときて、怒ってんじゃないかと思った」 というYOSHIKI。撮影だからじゃなくプライベートでも来てるんだなとなぜかホンワカしたのでした しかし、90分の上映時間の中で父親、HIDE、TAIJIと3回も墓参りのシーンがあるのが切ない 自身も満身創痍の状態のうえ50代、体を大事にしながら元気でいてほしいな 来月「YOSHIKI復活の夜」というタイトルでライブの予定があるんですね[CS・衛星(邦画)] 8点(2018-03-26 00:21:52)《改行有》

230.  ザ・コンサルタント 《ネタバレ》 知能には問題の無い自閉症、その能力と可能性を見せてもらいました。 しかも表は会計士、裏では凄腕の殺し屋という設定です、ここが新しい。 いろんなエピソードが絡めてあって、見始めてしばらくは焦点がよくわからないんですが 退屈しないし、どう展開してどんな結末が用意されているのかが気になるという魅力のある映画。 ジョン・リスゴーだもの、やっぱりそうなるわなあ・・・ しかしベン・アフレック、ここまでの俳優になるとは思ってなかったなあ、弟のケイシーもオスカー俳優ですよお なんかすごい兄弟です。なんとなく「グッド・ウィル・ハンティング」が観てみたくなった秋の夜長でした。 なんといっても秘書の正体でしょ、オープニングから張られていた伏線にラストで気づくという 個人的にうれしいラストでした。[CS・衛星(字幕)] 8点(2017-11-12 22:16:01)《改行有》

231.  二ツ星の料理人 腕は一流、でも素行が悪く性格が災いしてブランク そして再起、三星シェフを目指すアダムの成長物語といった話。 とにかく厨房の緊張感とスピーディな展開が良いです、グイグイ惹き込まれる。 無駄がなくラストまで一直線に進む流れも気持ちいい。 シエナ・ミラーがすごくナチュラルでいい感じでした、ブラッドリー・クーパーもいい俳優ですね その他の俳優さんたちも好感度高いです、キャスティングもいいね。 オムレツを作るシーンとバースデーケーキのシーンが好きです 美味しそうな料理の出てくる映画はほっこりしますね。[CS・衛星(字幕)] 8点(2017-10-14 20:58:16)《改行有》

232.  ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期 《ネタバレ》 まさかここにきて続編ができるとは思ってなかった「ブリジット・ジョーンズ」 あんまり期待しないで観たわけです。 レネーちゃん、なんか顔が不自然になちゃった気がするのは残念、特に口元。 あのぷっくりした唇と切れ長気味の目が好きだったんだけど・・・ 設定では40代前半だけど実際は40代後半なんだから仕方ないといえば仕方ない変貌 うん、やっぱり監督が1作目に戻ったのは正解! ユーモアの質が2作目とは格段に違うし脇役の使い方、存在も意味があって良いと思う。 そして監督のシャロン・マグワイアの「ミスター・ダーシー」への思い入れは相当なもんだと。 1作目と今作に共通するのは真の主役はミスター・ダーシー、コリン・ファースなんだなと。 マーク・ダーシーの1作目からブレないキャラ、ラストで2人のハッピーエンドが待っていると 予測できる伏線、50代とはいえ露骨に老けたとは感じない、オスカー俳優となった コリン・ファースのジェントルマン振りは感動ものです。 音楽とファッションのセンスも良し、気楽に観られるラブコメとして傑作だと思う。 。。。イギリスへのロシア人移民、社会問題のひとつなんだなぁ[DVD(字幕)] 8点(2017-06-28 14:13:50)《改行有》

233.  マラヴィータ 《ネタバレ》 けっこう辛口なレビューが並んでる、キビシイなぁ 監督はリュック・ベッソンなんですね、なんだか余裕を感じました。 FBIの保護下にある元マフィア一家の4人のキャラがきちんと描かれてるし、わりと残酷なシーンもあるけど それが不快じゃなく、ゆるさすら感じる。 こういうのって、なかなか出せない雰囲気だと思うし、面白かった。 ベッソン監督は世間で知られてる有名な作品よりこういった少々マニアックなもののほうが 面白いと思う。 いつ殺されるかわからない逃亡一家の投げやり、諦め、開き直りなんかを感じるブラックコメディ。 デ・ニーロ演じるお父さんは元マフィアっていうより完全にマフィア(笑) 家族愛が強くて、すごい執念深くて、それが日常生活の中でもしっかり出てるのが可笑しい 自叙伝、透明な水「グッドフェローズ」居所がバレる経緯、どれもよかった ミシェル・ファイファーのどっちつかずのキャラ、子供たちの活躍、愛犬マラヴィータの目線 ディテールや細かい演出など拘りを感じる好きなタイプの映画です。 FBI役のトミー・リー・ジョーンズがいい味わいでして、一家襲撃のケリをつけるとこなんかもいい、 トミー・リーの役名がスタン(ス)フィールドなんだけど、これって「レオン」ではゲイリー・オールドマン演じた 悪徳DEAなんだよね、他にもなんかあるかも。 ただ見張り役の二人は生かしておいてほしかったなあ。[CS・衛星(字幕)] 8点(2016-12-17 12:02:58)《改行有》

234.  ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション 《ネタバレ》 あぁやっと観れた、面白かったー5作目ていうのが信じられないくらいの新鮮さ。 おかしなものをくっつけてシラけさせないし、スパイアクション、娯楽映画の基本に忠実ていう 素直さがよいのです。 前作にあったコミカルさはなく、今回はスパイとしての悲哀みたいなものを感じたかな トム・クルーズはやっぱりすごい、今回もハイテンションの走りまくり 体を張ったアクションの数々、でも時々年齢を感じるような演出もあったりして ああ、イーサン・ハントもやっぱり人間なんだと(笑) 脇役それぞれのキャラもいい、御贔屓はジェレミー・レナー このシリーズ、毎回女優さんも魅力的です。 オペラ「トゥーランドット」の使い方もいいね。ジャック・リーチャーのほうも気になります 「アウトロー」渋くてよかったし。[CS・衛星(字幕)] 8点(2016-11-16 18:11:07)《改行有》

235.  ナイトクローラー 《ネタバレ》 もうほんとイヤなやつ、ルーとニーナ。 ジェイク・ギレンホールの役作りには感心しました、他の方も仰る通りトラビスです。 縫い物とアイロンがけをし、観葉植物に水やりをかかさない孤独な男。どっかで観たなぁ どんな根拠があるのかしらないけど人を見下してる、ナルシストなんでしょうね そして屁理屈のオンパレード、やってることは下衆の極み。 ニーナもイタい人です、あのメイクがそれを物語ってる 「人の不幸は蜜の味」悲惨な映像を安全な場所から高みの見物をしてる視聴者 下衆の勘繰り、下衆ワールドな映画でした。裏街道サクセスストーリー。 これをどう捉えるかも映画を観た人に委ねるというラストでした。 。。。私は、、、いつまでも続かないぞと。「スカーフェイス」のトニーもそうだったもんね。 裏街道、薄暗い部屋からは一生出られない人生、レオンもそうだった でもルーはそれを気にしない人だろうな 映像はすばらしく、闇と光のくっきりとしたコントラストが美しい 下衆な内容だけど映画としては一級品だと思う ギルロイ、アートな兄弟ですね。[CS・衛星(字幕)] 8点(2016-10-12 09:58:55)(良:1票) 《改行有》

236.  暗い日曜日 《ネタバレ》 いい映画でした。 多数の自殺者を出したとされるいわくつきの「暗い日曜日」という曲のことは知ってたけど それを元にした本作があることは最近知りました。 やっぱりヨーロッパにとってナチスって避けては通れないのね 結局ハンスはなにをどうしようが自分になびかなかったイロナに復讐したのね 可愛さ余って憎さ百倍。 そしてラズロはどういうつもりであの毒の瓶をイロナに託したのか・・・ イロナは50年間あの瓶入りの毒を持ち続け、待ち続けてたんだ この瓶が心憎い伏線になっていて良いです。 歌詞の内容とは違うラスト、そしてオープニングに繋がる現在 構成も良いと思います。 ラズロ役の俳優が上手いですねーハンスが去っていくのを目で追いながら アウシュビッツ行きの列車に乗り込む表情がなんともいえません ところで現在のレストランの経営者である息子の父親って・・・誰??ハンス?![CS・衛星(字幕)] 8点(2016-05-10 22:31:23)《改行有》

237.  大統領の執事の涙 《ネタバレ》 フォレスト・ウィテカーてなんかすごい俳優になりましたねー 出演作でいちばん古い記憶は「プラトーン」かな?「バード」かな? 強烈に印象に残ったのは「クライング・ゲーム」です、間違いなく。 地味で昔から老けた感じだけど、存在感や貫禄があっていっかい見たら忘れない俳優 生年月日を見ればブラピやジョニー・デップなんかと同世代なんですね、もうひと世代上なのかと思ってました。 執事といえば思い出すのは「日の名残り」です、この職業、職人ぽくて美意識も高いと思う。○○の品格ていう言い方が良く似合う。 綿花農場の奴隷の子からホワイトハウスの執事へ、そこで忘れちゃいけないのは農場の雇主バネッサ・レッドグレーブでしょ、ハウスニガーと言われようとも彼女が給士の仕事を与えたことが始まりでセシルへの罪滅ぼしの気持ちのように感じました。 奴隷の時代から黒人が大統領になるまでの歴史というより、セシルの歴史といったほうがよく、晩餐会や公民権運動を深く知った頃から仕事への意欲がなくなったと言っていたけど彼は黒人スタッフの昇給と昇進をホワイトハウスで認めてもらうという成果をあげているわけで、職務に忠実であり自分の役割や自分のできることでしっかり貢献したと思います。 でもそれがレーガンの時代なんですね、80年代ですよ。歴史からすればつい最近の話です。アパルトヘイトへの措置の裏話みたいのがちらっとでてきたりとても興味深いです、アメリカで大ヒットした理由がなんとなくわかる。 話は変わるけどハリー・ベリーが黒人女優初のアカデミー主演女優賞を受賞した時のあの興奮と喜びようも思い出されたのでした。 歴代の大統領を演じた俳優がなかなかの顔ぶれでレーガンの奥さんナンシーは必見かもね 高齢になってからのウィテカーのガンコじーさんぶりもいいです、初めて参加したデモで初めて投獄された時の表情もよかった。[CS・衛星(字幕)] 8点(2015-04-16 14:28:20)《改行有》

238.  ゴーン・ガール 《ネタバレ》 正統派サスペンスかと思ったら、ちょっと違ってブラックユーモアなサイコパス映画でした。 夫婦役の二人はピタッとハマリ役でした。 前半の今に至るまでの説明部分が急ぎ足ぽくてちょっと粗いというか落ち着かないけど、エイミーの今が登場したあたりから本領発揮ていう感じ。 ほんとにいろんなタイプの登場人物がいて、それがテーマでもあるのかな? スピーチとインタビューのシーンが何度か出てくるんだけど、本心なんて誰も言ってないわけで表と裏、現実と理想、虚構・・・なんか人間て怖いな信用できないなというシーンばっかり出てきます。 「完璧なエイミー」は完全にニックの前から去り、男女の愛憎訴訟のベテラン弁護士のひとこと「彼女を怒らせるな」これがキモですかね。なんだか「シリアル・ママ」のママを思い出しました。 ところで妊娠の有無でなんで状況が一転、ニックが疑われることになるの?よくいる普通のダメ男ってだけなんですけど。私、女だけどあんまりよくわからないです、アメリカの価値観?、 美しく気品のあるイカレ女って映画の中ではとても魅力的なキャラです、あくまでも映画の中でですけど。 アカデミー賞授賞式のロザムンド・パイクはどこそこの王妃といってもいいくらいステキでした。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-03-07 13:12:14)《改行有》

239.  英国王のスピーチ 《ネタバレ》 英国王室が舞台・・・堅苦しくて脇役が誰がだれなんだか混乱するかなと思っていたんですが、全くそういうことはなく、とても観やすく馴染みやすい作品です。 風景やセット、カメラもイギリス映画のそれで、無駄な派手さや演出が無くて良いです。 そのままエリザベス1世時代が舞台になってもOKなキャスト、ウォルシンガムもいるしね。 コリン・ファースはイングランド人だし、上品な顔立ちが貴族的で国王役にぴったりです。元々イギリス文芸物、コスチューム物には欠かせない俳優さんですね、ほんとブリティッシュジェントルマンというイメージにぴったりです、声もイイ。 大英帝国の衰退、ナチス、戦争、そういったものが背景にはあるものの、ジョージ6世の成長とローグとの信頼関係と友情の成り立ちが中心なので後味も良いです。 「アナザー・カントリー」から気にかけていたコリン・ファース、TVシリーズ「高慢と偏見」のミスター・ダーシー役でイギリスで最もセクシーな男と認められ、「ブリジット・ジョーンズの日記」のマーク・ダーシー役から俄然目立ってきた、そしてイギリス作品のイギリス国王役でオスカー主演俳優受賞となりました、なんかドラマチックです。 ローグの奥さん役、なんとなく見覚えがあると思ったら「高慢と偏見」のエリザベスじゃないですかぁ、ミスター・ダーシーとめでたく結婚する。イギリスではコリン・ファース=ミスター・ダーシーというのが相当根強いと見た。 しかしなんですね、時代物はあっちもこっちもみんなエリザベスで、男はジョージかヘンリーでここんとこが混乱の素です。[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-11-20 11:43:07)(良:1票) 《改行有》

240.  愛を読むひと 《ネタバレ》 これは「愛を読むひと」ではなく「朗読者」だと思います。 秘密を隠すことに必死な人間は攻撃的で怒りっぽい、ハンナはナチス時代の罪の意識よりもコンプレックスの方が勝っていて、他人の理不尽な死より自分自身の痛みということなんだと思います、現実的です。 上手くいってる仕事を突然辞めてしまうのも読み書きが必要な部署への配置換えが理由で、マイケルの前から突然消えたのもこれが理由なんだけど、15歳のマイケルにはそれを知る由もありません、一方的な別れは相当なダメージでその後の彼に相当影響してるんだと。実の娘でも、人と打ち解けなくなってしまいます。 裁判で真実を証言することは15歳のひと夏の出来事も言わなければいけないことで、法律家を目指す20代の大学生にそれはやっぱり容易ではないです、ましてやナチ裁判、現実的です。 そして離婚を期に朗読テープを送る、これはマイケルの一方的な贖罪なんですが、裁判を傍聴していたマイケルの葛藤を知らないハンナにとっては「愛を読むひと」です、マイケルに応えたいと独学で読み書きを学ぶハンナ。 愛のチカラです、ハンナの一方的なおもいだけど。でもこのシーンでは泣きました。 15歳の時の一途さではないというのはハンナからの手紙が入った引き出しを足で閉めることでわかります。 殺風景なハンナの独房に花柄のカーテンが付き、飾られるようになる。いつも身支度をキチンとするようになる、マイケルがいつ面会に来てもいいように準備していたように思えました、しかし手紙の返事すらないことでハンナは気付き、再会したことで確信するんですね。ナチス親衛隊の過去は受け付けられない、朗読ももう望めない。 そして再びハンナは突然消える、最後まで気持ちがすれ違い、行き違ったままのハンナとマイケルでした。 でも聖歌隊のあの思い出の場所に埋葬したのは贖罪ではなく優しさ、愛だと思います。 私の想像、勝手な解釈ばかりなんですが、ひと言では語ることのできない複雑な人の心と業を描いた質の良い作品だと思います、ケイト・ウィンスレットはハマリ役でした。[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-08-25 22:16:11)《改行有》

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