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221.  現金に手を出すな これはギャング映画ではあるけど、いかにもフランス的な香のする作品て感じの渋い男達の戦いをスリリングに描いた良い意味でアメリカ映画とは一味も二味も違う秀作です。まずは何と言っても主演のジャン・ギャバンが良い。男の中のやるせない雰囲気を見事に表現している。親友のミスによって、敵対する一味に命を狙われる男を哀愁たっぷりに演じているジャン・ギャバン!身体全体から醸し出す哀愁きらめく男の諦めきれない何かやるせなさ、刹那さどても言った方が良いのか?こういう役を演じると益々、冴えるジャン・ギャバンの魅力がいっぱい詰まった実に味わい深くて、心に残る大人の雰囲気たっぷりの映画でした。[ビデオ(字幕)] 8点(2006-10-03 21:36:29)

222.  欲望という名の電車(1951) 野性的なマーロン・ブランドと女としての哀しさみたいなものを身体全体で表現しているビビアン・リーの演技が凄い!緊張感漲る二人の演技、凌ぎ合い、この緊張感漲る作品の中で、特に凄いと思うのが、ビビアン・リーの演技で、この映画の中のビビアン・リー演じるブランチはどこか「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラを思わずにはいられない。だからと言って単にスカーレット・オハラを思い浮かべるのはビビアン・リーが単に年を重ねただけでない何か不幸なヒロイン象の中でマーロン・ブランド演じるスタンリーのような野蛮な男達に振り回されつつも強く生きていこうとするその姿に心が痛む。[ビデオ(字幕)] 7点(2006-10-02 23:21:41)

223.  浮雲(1955) 森雅之の駄目な男、男のずるさと高峰秀子の女としての哀しさがモノクロの画面いっぱいに痛く伝わる。何ともやりきれないこの暗い話の中で二人が見せる演技の素晴らしさ、それを描ききった成瀬巳喜男という監督、ただ者じゃないと思う。作品全体、あまりにも暗すぎる為に、繰り返し観たいとは思わないけど、男と女の哀しき人間ドラマとしてなかなか見応えのある作品だと思いました。[DVD(邦画)] 7点(2006-09-24 20:22:50)

224.  女であること あのオープニングの変てこな歌、若き頃の三輪明宏の歌うあの音楽のインパクトがあまりにも強烈過ぎて、しばらくしたら内容など忘れてしまうぐらいです。それはさておき、原節子の常に怒っているような表情から一瞬だけ、笑みを浮かべるシーンが好きです。それと、そんな原節子と一番最初に出てくる香川京子の可愛さ、言葉使い、久我美子の京都弁も良い印象を残します。原節子と森雅之の夫婦に対して、どんな時でも「おばさま、おじさま」とまるで、華族の令嬢のような言葉使いからふるまい、内容は確かにシリアス、それもかなりシリアスな内容で、川島雄三監督がお得意とする喜劇とは違うものの、これはこれで結構、面白く観ることが出来た気がする。何しろ観たのは随分と前なので忘れかけてることの方が多いが、もう一度、観たい気がする。点数を7点から一旦は6点に落としたけど、やっぱり7点!こんな川島雄三作品も有りかと日が経つに連れて、段々と思えてきた。とにかく川島雄三監督としては才気みたいなものはほとんど感じないが、何しろ出ている女優の魅力は一度しか観てないけど頭に残るものがある。川島雄三監督はやはり女を撮らせても上手い監督さんだ。[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-09-19 22:07:18)

225.  西鶴一代女 田中絹代扮するお春がお経を読む声に引かれて羅漢堂へとそっと近づいていくオープニングから始まってラストシーンまで、溝口健二監督ならではの移動によるカメラワーク、息の長いロングショット、どれもがこれまた力強さを感じます。溝口健二監督独特のロングショットによって生み出される田中絹代の才気、溝口健二監督と田中絹代の名コンビによって印象に残るシーンの連続です。女のドロドロした部分を溝口健二監督は上手く描いています。この監督の描く女性像は本当に強い女の象徴のように思える何かがあります。上手く言えないんたけど、これもまた溝口健二監督らしい画面構成によって撮られた代表作の一つだと思いました。[ビデオ(邦画)] 8点(2006-09-05 22:00:45)

226.  善魔 三國連太郎が三國連太郎という名の役名で出ている。この作品がきっかけとなって、三國連太郎という名前となったことで知られている木下恵介監督による作品!中身はというと、かなり湿っぽいのが、観ていて息苦しく感じることもあるが、この作品は何と言っても桂木洋子という一人の女優の可愛さに尽きる。最初に出てくる所からして、本当に可愛い。三國連太郎と初めて出会う場面でのあの可愛さときたら、言葉が出ないぐらいの可愛さです。そして、そんな桂木洋子を想う三國連太郎役の三國連太郎の演技、善と悪について訴えるシーンでの鬼気迫る演技は見応え十分!そうそう、もう一人、淡島千景も色気十分で見せてくれる。木下恵介監督としてはそれほどの作品ではないけど、役者の演技がいずれも素晴らしいのでそれなりに観ることは出来た。それにしても、この作品の中での桂木洋子、本当に可愛いなあ![ビデオ(邦画)] 6点(2006-09-03 12:00:20)

227.  赤線地帯 溝口健二監督の遺作!売春防止が成立される直前の赤線の女達の戦い、人間ドラマとして描いたこの作品、女性達の美しさ、流石は溝口健二監督らしく美しく描く。しかし、作品の出来としては、それまでの溝口作品の代表的な傑作と比べてしまうと、どうしても見劣りしてしまいます。どの女優にしても、本当に美しく撮られているのには感心させられるし、中でも若尾文子の可愛さは圧倒的です。これだけ可愛い若尾文子を当時、この作品の助監督でもあり、後に若尾文子とのコンビで多くの作品を手がけることになる増村保造が近くで観てれば、それは間違いなく若尾文子に惚れるのも解る気がする。[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-09-02 16:40:33)

228.  社長三代記 このシリーズ、これが初めて観た作品で、観たのは随分、前のことなので、忘れかけている所も多いけど、面白かったていう印象で、やっぱりこのシリーズ、全体に言えることだと思うけどって、そう言いながらもまだ数えるほどしか観てないけど、とにかく出ている俳優の顔ぶれと演技だけでも楽しめる作品になってると思います。どの人物にしても可笑しい中で社長代理の加東大介が特に可笑しかった。[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-08-26 11:13:02)

229.  学生社長 《ネタバレ》 学生なのに社長!社長なのに学生!こんな変わった話、設定もこれまたいかにも川島雄三監督作品らしいです。そんなこの作品の中で社長を演じている鶴田浩二が任侠映画で見せる雰囲気とは全然、違う雰囲気で、任侠映画での鶴田浩二しか知らない人が観たら驚くかもしれません。会社の金をスリに取られたり、そのスリの親父さんや子分達、娘を巻き込んでのあれやこれと色んな話の中で見せる親と子の物語などもっと感動出来ても不思議じゃないのに、イマイチ感動出来なかったのは何故だろう?川島雄三監督らしい部分とそうでない部分とが両方、見られたように思う。[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-08-14 22:24:24)

230.  暖簾 川島雄三監督としては比較的珍しいタイプの作品!こういう文芸作品でも川島雄三監督は上手い!森繁久彌という日本映画史に残る名優、喜劇俳優を見事に使いこなしている。少なくとも森繁久彌という俳優は私は喜劇俳優である。喜劇こそ森繁久彌という俳優の持っているものを思い存分、発揮されると思うわけで、そんな森繁久彌の持ち味を上手く引き出して、これまた味わい深く、それでもって人間味溢れる人情ものとして描いている川島雄三監督という監督の素晴らしさ、この作品を観て、川島雄三監督の上手さを改めて感じることが出来た。そして、やはりこの作品は森繁久彌に尽きる。一人二役の森繁久彌の演技が本当に素晴らしい。森繁久彌を観るだけでも十分価値のある作品だと思った。[CS・衛星(邦画)] 8点(2006-08-09 21:39:11)

231.  天使も夢を見る これはまだ川島雄三監督の得意とするような軽快さとでも言うべか?陽気な感じが薄く、そんな中で主演の鶴田浩二が任侠映画での鶴田浩二とは違う雰囲気で何とも新鮮である。作品そのものの出来としては特別面白い作品でもない。しかし、川島雄三監督の持っている怪しさ、この怪しさが無い分だけ解りやすく見易い映画になっている。[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-08-05 13:47:08)

232.  5つの銅貨 ジャズ映画と言えば「グレンミラー物語」が有名ですが、この作品も個人的ジャズ映画ナンバーワンの「グレンミラー物語」にはかなわないけど、だからと言って駄目かと言われると、いやいや、どうして、ちっともそんなことはなく、この作品も十分、楽しめるし、感動も出来る仕上がりに満足です。ダニー・ケイが本当に良い。家族思いで、人間味に溢れていて、音楽家としても一流である。素晴らしい音楽に酔いしれ、ジャズ映画としてだけでなく、人間ドラマとしても優れていると思うし、また一つ見応えのあるジャズ映画に出会えて良かった。[ビデオ(字幕)] 8点(2006-07-30 23:04:44)

233.  媚薬(1958) ジェームズ・スチュワートとキム・ノヴァクと言えばヒッチコックの傑作「めまい」を真っ先に思い出しますが、そんな二人が「めまい」同様、怪しい雰囲気で見せてくれるのは良いのだが、「めまい」みたいに何度も繰り返し観たいとは思わなかった。それでも楽しめることは楽しめる。ジェームズ・スチュワートとキム・ノヴァクが抱き合っているシーンで、突如、色が変化する所の描き方、あの猫の眼が異常なほど恐ろしく感じました。今回はこの二人よりも脇役のジャック・レモンの方が良いような気がする。本来なら6点レベルの印象だが、俳優達の演技とそれを映し出す映像、雰囲気などから1点プラスして7点と致します。[ビデオ(字幕)] 7点(2006-07-30 16:11:26)(良:1票)

234.  グラマ島の誘惑 《ネタバレ》 グラマ島と言うけど、グラマーな女性など出てきません。森繁久彌とフランキー堺のやりとりが変な笑いをかもし出している。無人島にだとりついた皇族、軍人、その他いかにも変人ぽい人達が沢山出てきて、あれやこれやと大騒ぎ!ただ、この作品、後半の展開、最後も何が何だかいまひとつ掴み所がないのが難点である。川島雄三監督らしいと言えばらしい、おかしな人物だけらけの何ともおかしな作品![CS・衛星(邦画)] 6点(2006-07-09 11:51:27)

235.  駅前旅館 森繁久彌にフランキー堺、伴淳三郎に淡島千景、その他日本映画の良かった時代の本物の映画俳優達が画面の中で動き回る。一人、一人を見ているだけでも楽しいのだが、何か物足りない。なんでだろう?三木のり平の姿がいない。観られなかったのが不満であり、残念!そんな中で、森川信の寅さんシリーズでのおいちゃんとは一味、違った演技が観れたのは嬉しい。内容的にはかなり雑であり、滅茶苦茶であるけど、嫌いではないし、それなりに楽しむことは出来た。どうやらこの作品が「駅前シリーズ」最初の作品らしいけど、他のも観て、見比べて見たいと思う。[DVD(邦画)] 6点(2006-06-25 20:59:34)

236.  へそくり社長 へそくり社長ていうこのタイトル、なかなか面白く、またこのシリーズ、これが観たのは二本目だけど、それなりに楽しめたけど、思ったほどの面白さというものは感じられなかった。この作品では石とお園さんが、いや、そやなくて、森繁久彌と越路吹雪が何と夫婦という設定で、次郎長三国志ファンとしてはこれまた楽しみだったものの、何かいまひとつの感じしか残らないのが不満!けして、つまらない作品ではないけど、もう一つ、ハチャメチャな面白さが欲しかったなあ![DVD(邦画)] 6点(2006-06-18 21:15:03)

237.  貸間あり 《ネタバレ》 この作品、どうしても観たくてDVD買って観ました。今の所、まだレンタル化されてない。そんなこの作品を観て思ったのは川島雄三監督の作品って、どの作品を観ても、本当に変な奴ばかり出てくる。この作品もそんな変人ばかりの作品ですが、人間の持っている欲望からくる哀しさを徹底して描きつつも、生きることへの喜びとでも言いますか?を川島雄三監督らしいホロリとさせる笑いを描くこの世界!これぞいかにも川島雄三ワールド!爆発の才気溢れる傑作です。大阪の或る町にある一癖も二癖も変わった人物ばかりが住んでいる小さなアパートで起きる人間模様、フランキー堺の名演、小沢昭一の学生に淡島千景の色気、その他とにかく出てくる人物がどいつもこいつも本当に変な奴ばかりで、その変な奴ばかりの世界をこれだけ楽しく描いて見せた川島雄三監督は素晴らしい!この映画の中に何度か出てくる「サヨナラだけが人生だ」というこの台詞があのラストシーンで一気にこれこそ川島雄三監督の世界だ!何と言うのかなあ?本当にこの監督の描く世界は一度、ハマルとやめられないものがあります。それにしても股引き姿にされてまうフランキー堺と変人だらけの中にあって、一際目立つ変人ぶりの小沢昭一の演技は凄い。[DVD(邦画)] 9点(2006-06-17 20:30:33)

238.  リオ・ブラボー 《ネタバレ》 西部劇は大好きなジャンルであり、そんな西部劇の中でも個人的に最も大好きな西部劇がこの作品です。ハワード・ホークス監督の小気味の良い演出、それに応えて見せた俳優陣、全てがこれぞ西部劇だ!と言うべき大傑作!ジョン・ウェインのかっこ良さは勿論のことながら、私はディーン・マーチンがこの作品の中で言ったこの台詞に涙したこと忘れません。そして、何度観てもその場面で泣けてきます。その台詞とは「男は忘れるのさ!だが、忘れるのが辛いこともある。」この場面は本当に何度、観ても泣いてしまう。西部劇でこれほどまでに泣かれたことなど未だにありません。この場面だけでも何度も何度も繰り返し、観たくなるぐらいこの映画、私は文句なしに大好きです。そんなディーン・マーチンのお酒の飲み方といい、とにかくかっこ良くて、あぁ~なんかまた観たくなってきた。とにかく文句なしの満点です。[DVD(字幕)] 10点(2006-06-08 23:03:49)(良:1票)

239.  血槍無双 片岡千恵蔵でタイトルに「血槍」と言うと真っ先に内田吐夢監督の「血槍富士」を思い出しますが、この作品は監督が佐々木康監督ということで、内田吐夢監督ほどのダイナミックさはないし、作品全体の出来に関してはかなり不満あるものの、片岡千恵蔵の貫禄十分の凄みのある演技と大川橋蔵の若さ溢れる演技は見所ありで、けして、誉められた出来ではないけれど、それなりに楽しめた。良くも悪くも手堅い作品て感じの観て損はない一本であると思います。[ビデオ(邦画)] 6点(2006-06-04 21:05:10)

240.  社長太平記 《ネタバレ》 マキノ雅弘監督の「次郎長三国志」シリーズで石こと石松を演じていた森繁久彌と同じく「次郎長三国志」シリーズの中でお仲さんを演じていた久慈あさみが競演していると知り、それだけの理由で借りて来ました。そんなこの作品の中では何と森繁久彌と久慈あさみの2人が夫婦とは、良かったねえ!石さん、お仲さんよう!等々、夫婦になれて、わたしゃ嬉しいよ!しかもそんな2人がお寿司屋さんで寿司食べながら、何と今作では下着会社の社長である森繁久彌の口から「次郎長親分の気持ちが私にはよく解る。」なんて台詞まで出てくるわ、その他にも「次郎長三国志」シリーズにも出ていた加東大介の姿も見れて嬉しかった。更に何と何と「次郎長三国志」シリーズの中で次郎長親分の子分だった鬼吉の母ちゃんまで出てきて、何だか「次郎長三国志」シリーズの続きでも観ている気分!話そのものよりも、出ている俳優の顔ぶれを観ているだけでも何だかとても楽しい。「次郎長」ものには出てないけど三木のり平が一番笑った。営業部長の三木のり平のブラジャー姿は大爆笑でした。ただこの作品、後半、特に最後の10分はかなりだれる。どうせならもっと滅茶苦茶な感じのコメディとして最後まで行って欲しかったなあ!その辺りが大きなマイナスです。まあ、それでもなかなか面白いと思ったので7点てことで、その他の社長シリーズも観たいと思う。[ビデオ(邦画)] 7点(2006-05-08 21:21:09)

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