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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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221.  言の葉の庭 《ネタバレ》 新海誠の新作46分の短編 この人は短い話の方がいいな 今までも長い物でもオムニバスになっている 光の描写がめちゃウマイ監督だけど今回は雨 写り込みがキレイだがここまで来ると部分的にCGのようだ 水たまりの描写とかリアルすぎるかも「秒速5センチメートル」ぐらいが一番バランスがいい気がする この人の作品は主人公が結構へたれだけど、今回はちょうどいい具合でやはり心に傷を持つヒロイン共々共感できる ヒロインの病んだ感じは冒頭の荒れた部屋でしか表現されない、後半で部屋がきれいになっているので主人公と出会って癒された感があるがもう少し劇中のヒロインの病んだ部分が表現されてるとエンディングのカタルシスが大きくなったと思う 新宿の景色はどこも見覚えがあってノスタルジック 新宿御苑を俯瞰で見る風景は私の大好きな景色で良く見る機会があって懐かしくてそれだけで心が奮えた お話は「耳をすませば」を彷佛とさせる瑞々しいラブストーリー 見終われば気恥ずかしいぐらい純粋なラブストーリーで、ラストは直球ど真ん中だがいいんじゃなかろうか この後の二人の幸せを祈りたい気持ちにさせられた[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-20 22:46:22)(良:1票)

222.  悪の教典 《ネタバレ》 まったく予備知識無く見ればかなりおもしろい しかし予告編がおもいきりネタバレだ 後半の虐殺シーンの問答無用さは邦画では初かも ジャズの名曲「マック・ザ・ナイフ」にのせて次々に生徒たちを虐殺するシーンは秀逸 必ず二発撃ったら弾を補給するなど、上下二連のショットガンの扱いとかもリアル 三池物では久しぶりに面白い この人はムラがあるな まぁ、ほとんどハズレるんだけど(笑) 以前この類いの秀作「ホステル」にちらっと出演していたがその時にインスピレーションを得たのかもしれないな エンディングではAEDの録音で主人公が窮地に陥るならば生徒が二人生き残る必要はなかったんじゃなかろうか あの二人も生き残りそうで、でもやっぱりだめだった、みたいな方がAEDが再生されたときのカタルシスがあるし、主人公の目論みが成功したかに見えた方が、屋上から落ちた生徒が生きていそうだったのにも唯一の生存者として次に繋がりやすい 後、蛇足だが山田孝之のドラムのシーンは必要だろうか?なんかのサービスカットか 主人公が殺人鬼になる過程はほとんど描かれないので続編に期待する[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-20 22:39:01)

223.  踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 《ネタバレ》 前作よりいいかな オープニングはお祭り感があってなかなかいい おおこれは中々いいじゃんと言う期待させる始まり しかしあいかわらず突っ込みドコロ満載 このシリーズ、もうひとつコメディーとかファンタジーとかに突き抜けてくれれば ご都合主義の違和感が薄れるのだけれど とにかく次々とおこる意味不な事態を一つずつ見なかった事にしないと楽しめない ちょっと上げてみようか 第一の容疑者を警視庁がでっちあげて、その容疑者のアリバイを所轄が証明しているのにもかかわらず無視して逮捕、その誤認逮捕の責任を逮捕した警官(青島)に取らせてくび、しかも暴力で取り調べの嘘条件付き ついでに上司も責任を取らせてくび(室井さん)その不祥事隠蔽工作をたくさん人が居るところで堂々と告知 ありえねー 捜査においても誘拐された子供を探し出すのは何の確証もなく全てが青島の感(笑)途中唐突に古傷が痛んで倒れるがまるで撃たれたかのような泣かせシーン、ここにいたっては本当に笑ってほしいのかとしか思えなかった そもそもきっかけになった6年前の誘拐事件が48時間で交渉係の真下警視が捜査を本庁に移譲した結果、子供が殺された復讐に真下の子供を誘拐したのである ならば犯人が復讐を考えるならば48時間を越えた真下が捜査を移譲したくはないがそうせざるを得ない状況に追い込んでこそ復讐が完逐するのである そこを物語のクライマックスに持ち込むのは素人でも考えつくと思うのだが、そこは完全に投げっぱなしの驚き演出、真下の焦燥とかはまったく描かれない 描かれないのはそもそも6年前の誘拐犯自体がただ死体でしか出てこないので本当に誘拐犯だったのかすら希薄なので復讐自体がピンとこない クライマックスで突然バス乱入(ここまでくるとあまりにもばかばかしいので許す)ラストも犯人達が余りにも偉そうなので誰が逮捕されたのかもよくわからない、なので犯人逮捕のカタルシスがまるでない エンディングはいつもの青島の室井賛美的説教&夕日に向かって走る青島 ここまでくると本当に笑って欲しいんでしょうと思わせる演出 いいところも一つあった深津絵里演じる恩田刑事がやめる時に上司に「お世話になりました」と言うと上司は「世話なんかしてないよ 僕が世話になっただけだ」みたいな事を言う、その時の深津絵里の嬉しそうな悲しそうな横顔がグッと来た この映画で一番良かったと思った場面だった[ブルーレイ(邦画)] 5点(2013-12-20 22:36:00)

224.  あなたへ 《ネタバレ》 高倉健を見ているだけで楽しい たけし始め豪華キャストを見ているだけで楽しい 稀少動物園のようなそんな映画。 奥さんが死んで散骨をするために富山から長崎まで車で旅をするロードムービー タイムリミットは10日間、車はキャンピングカー お金も暇も充分ある、この設定では話は厚くなりようがない しかしさすが高倉健、それでもごく普通の人達と出会い真摯に向き合うだけで見惚れてしまう力が有る 流れて行く風景は驚くほどに綺麗 特に富山での神輿を担ぐ祭りのシーンはよかったな あの場所で奥さんの写真を撮りまくる健さんを見るのはのは楽しかったし、楽しさの裏返しに結局遺影になってしまってそれがやたら哀しかった しかし何故かカメラワークが重みにかけるんだよな カメラが木村大作じゃないのが惜しまれる 照明がとくに悪い ヒドいのじゃ無くて悪い 大作にありがちなベタな光 のっぺりとしたライティングでドラマチックな感じを損なっている 大物キャストがシャドウになって顔が見えないなどを防ぐためだろうが、逆光の風景と人物両方をライティングするのでまるで美しい画面に合成された人物のようだ むしろ風景として人物をシルエットにする思い切りがドラマチックさを演出するのに残念だ 後、演出がいくらなんでも地味すぎる もう少し盛り上げてもらいたかった わざわざ長崎の局留めの手紙がさようならの一言だけなんて健さんじゃなくても途方に暮れる しかし上品で静かな大人の映画である[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-16 16:39:42)(良:2票)

225.  レンタネコ 《ネタバレ》 荻上直子迷走中って感じ かもめ食堂以降4作目だが右下がりで悪くなってる 脚本に褒める所が無い 何も起こらない事が心温まる事と勘違いしているのか 「かもめ食堂」や「めがね」の何が評価されたのかをもしかしたら理解してないのかもしれないな 各エピソードの最初の口上である「心の穴を埋める事」は何も起こらないし何よりも登場人物に「心の穴」があるとも思えないのは最悪だ とにかくひとつずつのエピソードがまったく薄っぺらいのだ 登場人物達が寂しい描写も無ければネコを借りて幸せになる描写も無い、すべてセリフで説明されるだけこれでは感情移入すら出来ないじゃない 恐ろしくなにもないストーリーなのに、ねこのレンタル料が安いとか生活できるの?とかの同じセリフがかならず入る ギャグのつもりなのかもしれないが、つまらない上にくどくてはっきり行ってそこの部分がすごく退屈する 河川敷の景色とか青い空とか印象的な景色が出てくるが、夕日が書き割りだったり夕日みたいなライティングとかギャグのつもりなんだろうけど、あそこは本当の夕日でやらないとだめだろう 何故今までの持ち味すら捨ててしまったのか とにかく前作までの癒しの料理やら景色やらが無くネコの映像だけが癒しなのか?だったら百歩譲っても、もっとネコをちゃんと撮るべきだ 「かもめ食堂」の完璧なシンメトリーのカメラワーク等を何故捨ててしまったのか? 幼稚園のような契約書を毎回書かせるとかも「かわいいでしょ」みたいなあざとい感じに見えてしまう ネコの墓がやけに狭いとかエンディングの暗転が放送事故のようにやたら長いとか演出が不可解 最後のエピソードに印象的に出てくるヨーヨーとかも意味不明、もしかしたらただの思いつきのシークエンスなのか? カモメかむばっ![ブルーレイ(邦画)] 3点(2013-12-16 16:36:39)

226.  アウトレイジ ビヨンド 《ネタバレ》 二作続けて見た 今作は一作目を憶えて無いと面白さが半減するので続けて見るのが吉 二作とも黒い車の登場と共にタイトルが出て、黒い車が「ヤクザ」を象徴してるという始まりは続編感も有り超クール この黒塗りの車のイメージは「その男、凶暴につき」から一貫してある北野映画のこだわりに思える 二作目の方が登場人物も多く思惑も複雑だが一作目で関係が掴めているせいか二作目の方が見やすい ストーリーにリアル感は無いが出て来るヤクザは超リアル 反面、前作の椎名桔平のような映画的なキャラクターが居なくなってステレオタイプなヤクザばかりになった あんなにすべて私利私欲の為だけに生きると逆にヤクザの社会が非常に窮屈で生きにくいと思ってしまう 北野作品は殺し方に特徴があって引きの絵で無造作に殺すとかいきなり撃つとか、タメが無いのでクールとしかいいようがない  加瀬亮扮する石原が引きのカメラで延々と頭にボールが当たるとか北野映画らしいシュールさだ 是非三作目も見たい[ブルーレイ(邦画)] 8点(2013-12-16 16:25:57)(良:1票)

227.  アシュラ(2012) 《ネタバレ》 75分と短いわりに途中が長く感じる ストーリーに起伏が無いので中だるみしている 人が生きる事の意味や人間の業を問いかける重いテーマだが 今ひとつピンとこない、余りにもテーマが身近じゃないせいか ヒロインの若狭がアシュラを疎んじて行く過程がちゃんと描かれていないので若狭の悲惨さが伝わらない 若狭の追いつめられ方が弱い 原作では若狭さえ徹底的に追いつめられて人肉を食う所までいくのに 正しい人すら追いつめられると偽善者になるとかまでは描かれない だらだらした中盤をカットすればある程度は描けたはずなのに残念だ 悲しいけど切なさが皆無なのが問題だ 泣けるシーンが無い、ただ悲惨なだけ 絵は美しいがちょっと暗いシーンが多く見にくい エンディングでアシュラが僧になるラストはホッとする感じでよいが、アシュラを導いた法師のモノローグ(命あるがゆえにあがく。だからこの世は美しい みたいな)がめちゃ軽くてしらけた そんな事俺だって言えるわい! そんな安易なテーマだったのかよ! 都の俯瞰の絵で終わるのも意味不明 エンディングのテーマ曲にいたってはかなりヒドい 作り手が「アシュラ」の世界観をちゃんと理解してたかが疑問である 期待したせいか今ひとつ面白くなかった[ブルーレイ(邦画)] 6点(2013-12-16 16:18:54)

228.  BECK 《ネタバレ》 とにかくキャストがいい 一番いい時期の俳優と女優がタイミングよく集まったのは奇跡的 時期がずれれば同じキャストでもこの良さはなかっただろう コユキの声が無いのは賛否あるみたいだが成功している へたにまずい歌声を聞かされるよりは良い演出だと思う でもちょっと中盤が長過ぎるかなぁ ルシール(ギター)に関わるエピソードとかまったく無くてもよかったんじゃなかろうか 日本に銃を持ち込むとかしらけるし、銃の扱いも遊底をスライドさせたらバレルがロックするとかまったくリアルさにかける ちょっと銃の知識が有る人が見ればあの銃に弾が入って無いのがわかるはず、作り手に銃の知識が無いのが見え見えだ だったら出さなきゃいいのにって真面目に思った 映画を見た後で原作を大人買いして読んだが、ルシールに関わるエピソードは原作の中でも一番の違和感なのでしかたが無いのかもしれないな コユキのギターがうまくなる過程とか、メンバーがCDを作る為にお金を稼ぐシーンとか丁寧に描かれていて一生懸命さが伝わった ラストのロックフェスの設定とかがリアルじゃないとか言われてるようだがその辺に詳しくないせいかまったく気にならなかった エンディングはライブ会場で全員で抱き合って終わるとか、てらい無く直球ど真ん中でカタルシスがあってよい 傑作だと思う[ブルーレイ(邦画)] 8点(2013-12-16 15:50:19)(良:1票)

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