みんなのシネマレビュー |
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2501. 恋愛上手になるために 《ネタバレ》 夢が動き出してどうこうするという話だったら、もっと現実を逸脱して突き抜けないといけません。結局、何がしたかったのか分かりません。グウィネスもペネロペも、あの程度の演技しかさせないのであれば、まったくの無駄遣い。トップレスバーでホワイト・ライオンの"Wait"がかかったのは笑いました。「バッファロー’66」でイエスの「燃える朝焼け」がかかったのと同じくらい笑いました。[DVD(字幕)] 3点(2012-02-19 23:37:51) 2502. 本日休診 いきなり次々に訳あり患者が飛び込んでくるラディカルな出だしは初期衝動的インパクトがありましたが、後半は勢いが落ちてちょっとごちゃごちゃになってしまいました。登場人物はもっと絞ってもよかったのでは?[CS・衛星(邦画)] 5点(2012-02-19 00:42:39) 2503. 帰らざる河 モンローの新鮮味は十分に価値があるが、それ以外の見所があまりないのです。[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-02-18 02:15:44) 2504. あの子を探して 設定はこの上なく面白そうなのですが、やっていることをそのまま追っているだけで、各場面の必然性や表現というものがないので、平坦に感じてしまうのです。[DVD(字幕)] 5点(2012-02-17 03:30:26) 2505. 動乱 目のつけどころは良いと思いますが、映画としての作り方が、ただ筋を追っただけで、俳優陣も与えられた台詞を喋っているだけで・・・つまり、形を作りあげるだけで手一杯になってしまい、それぞれの人格やドラマの部分が作り込まれていないのです。結果、肝心の決起の場面でも、必死さや衝動感や勢いというものがありません。脇役にこれだけ個性俳優陣を投入していながら、もったいない。[CS・衛星(邦画)] 5点(2012-02-14 00:23:16) 2506. どら平太 特に浅野ゆう子の役において、言葉遣いが滅茶苦茶。時代劇を作るという共有認識は現場においてあったのか、そこからして疑わざるをえない。役所広司は何とか役の個性と自分の個性を融合させようとして苦心の跡が見受けられるが、宇崎竜童と鶴太郎に足を引っ張られている。大滝・加藤・神山・菅原・石橋は、これだけの面々を投入していながら、ほとんどまったくの無駄遣い。見せ場らしい見せ場すらない。[CS・衛星(邦画)] 4点(2012-02-13 02:25:23)(良:1票) 2507. ラングーンを越えて 《ネタバレ》 制作の志は高い作品であることは間違いないし、普段あまり見る機会のないビルマの社会的描写を見られるのも貴重だと思う。しかし、映画作品としては、追われる→逃げる→危機発生→また逃げるの繰り返しで行ってしまった感じがするし、その中で主人公はどうなったのか、危機の背景には何があるのかという洞察までには至っていない。[DVD(字幕)] 6点(2012-02-12 02:10:50) 2508. 南極料理人 こういう作品は、本来のミッションの厳しさとか、極限状況ならではの人の内面のいろいろとかがきちんと描写されてこそ、緩さも笑いも生かされてくると思うのですが、この作品は、最初から最後まで、ただ単に緩いだけ。しかもそれを意図的にやっているとしか思えない。これだったら、別に南極じゃなくったって、どこかの国内の山小屋とかでも変わらないじゃん。根本的に何かを勘違いしているとしか思えません。もちろん笑わせようとする部分も滑りまくっている。つまらないだけならまだいいのですが(よくないか)、このようにキャラクターに対する敬意すら存在しない作品は、見ていて腹が立ってきます。[CS・衛星(邦画)] 1点(2012-02-11 00:42:08)(良:1票) 2509. 荒野の1ドル銀貨 全体の雰囲気が、ウエスタンにしてはえらくふにゃっとしているというか、なよっとしているというか・・・それならそれに徹したら逆に面白いと思うのですが、何ともどっちつかずで中途半端です。[CS・衛星(字幕)] 4点(2012-02-09 22:33:28) 2510. 彼が二度愛したS これではひねりも何もなさすぎでしょ。いろんなところが、ミスリードとして機能していません。ミシェル・ウィリアムスの不思議な色気で何とか保っているという感じです。[DVD(字幕)] 4点(2012-02-07 00:48:28) 2511. 安城家の舞踏会 《ネタバレ》 没落した華族の最後の崩壊の瞬間、という一瞬を90分かけて延々と描写する、とてつもなく底意地の悪い作品。しかしもちろん、このような一貫性と執念は嫌いではない。全体に漂う終末感と虚無感が、作品を単調さから脱却させている。あと、殿山泰司が当時からまったく同じ顔であるのにはびっくりした。[CS・衛星(邦画)] 6点(2012-02-06 23:14:36)(良:1票) 2512. ウーマン・オン・トップ ペネロペ主演のラブロマンスっていうから期待したのに・・・これほどペネロペの魅力を引き出せていない作品って、結構珍しいんじゃない?[DVD(字幕)] 4点(2012-02-05 00:23:22) 2513. 銀河鉄道の夜(1985) 可愛いのか怖いのかよく分からないキャラクターの造型は面白いと思いましたが、それ以外のところが・・・各シーンの描き方が、あまりにも観念的で舌足らずです。[CS・衛星(邦画)] 4点(2012-02-04 22:39:09) 2514. 真実一路 えっと・・・何が作品のテーマなのか、どこまで話が進んでいってもほとんど分かりませんでした。描写の重心がふわふわ浮きすぎです。[CS・衛星(邦画)] 3点(2012-02-03 03:06:43) 2515. ファイナル・カウントダウン これだけの仰々しい設定なのだから、もっとギャップやズレを生かしていろいろやったらいいのに・・・結局、やっていることは通常の戦史ものもしくはアクションものと変わらないので、設定の意味がないのです。[CS・衛星(字幕)] 3点(2012-02-02 01:29:48) 2516. チ・ン・ピ・ラ(1984) いかにも昭和な感じの描写はポイントが高いのだが、行き場のないチンピラのやるせなさや閉塞感、挫折感などがほとんど表現されておらず、概ねお気楽にフワフワと最後まで行っているように感じる。主演2人の存在感で何とか保っているような感じ。高樹沙耶と石田えりも、もう少し上手く使えなかったのかな?[DVD(邦画)] 6点(2012-01-31 02:19:42) 2517. ソフィーの復讐 何がびっくりしたって、チャン・ツィイーの劣化ぶり。最初のほうはずっと、「いつになったら出てくるんだろう?」と思いながら見ていた。ヘアメイクや衣装も最低だし、こんなふうにしか撮れなかった制作側の責任は大きい。内容的にも、笑わせようとしているっぽい場面がことごとく滑っている。[CS・衛星(字幕)] 1点(2012-01-31 01:54:44) 2518. 悲しみよこんにちは 原作はいろいろなことが割とさらっと書かれているので、映像化しようと思ったら、かなり細かく作り込む必要があるのですが、結局は台詞を順番になぞっていっただけでした。中心4人の存在感でもっているような感じです。終始誰かが喋りっぱなしの落ち着きのない描写もマイナス。[DVD(字幕)] 5点(2012-01-30 01:33:44) 2519. 天然コケッコー 登場人物たちがみんなガラス製みたいというか、透明すぎというか、人生が感じられないというか・・・風景に寄りかかってそのまま流れてしまったみたいで、息づかいや感情といったものが感じられません。したがって、そこにドラマもありません。[CS・衛星(邦画)] 5点(2012-01-30 00:13:55) 2520. 恋するトマト 《ネタバレ》 引っかかったのは、最後の大事な場面でも、主人公はお金で解決しようとしていること。相手の父が断る理由として日本軍云々を挙げているが、そんな問題ではないと思う。現実に主人公と同じパターンで結婚してその後上手くいかなかった例はたくさんあるし、また作品の中盤でも主人公は相手国を貶めるような後ろ暗い職業に関わっていたわけで、そういうところをこそ最後に切り込んで整理すべきだったのでは?目的意識は高い作品なので低い点はつけられないが、だからこそその点が気になった。あと、せっかくこの設定に踏み込んだのであれば、農作物育成や農業経営のディテールも描写の対象に入れてほしかった。[CS・衛星(邦画)] 6点(2012-01-29 02:06:33)
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