みんなのシネマレビュー |
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241. チョコレートドーナツ 人類進化の過程で染みついてしまった偏見や差別の意識を完全に消し去るには時間がかかりそうです。法律も人間が定めるものなので社会の変化への対応が遅れがちになりますが、進みつつある環境が後戻りしないことを祈ります。[地上波(字幕)] 6点(2018-07-14 20:59:09) 242. ボクの妻と結婚してください。 《ネタバレ》 タイトルからある程度察しがつくのでそれなりに引き込まれますが、狂言浮気あたりから強烈に違和感を覚えます。妻が気付かなかったらどうするの?夫の余命を知ってしまう心痛と浮気の傷心が同等とでも思っているのか?そんなことを考えながらも物語はさらに進み、一人で突っ走る寛大な主人公に結婚相談所の女社長、妻、息子、御見合い相手の男と次から次へと共感していく様はどうみてもおかしな5人としか映りません。ラストで主人公への思いやり演技だと分かりちょっとホッとしますが。[地上波(邦画)] 5点(2018-07-11 00:25:30) 243. ズートピア キツネのイメージが狡賢いのはイソップから?雑食動物はどっち側?なんてことを考えながら見てましたがナマケモノの可笑しさでどうでもよくなります。中身がトレンディなのでファンタジーアニメじゃなくても十分イケると思います。[地上波(吹替)] 7点(2018-07-05 00:10:47) 244. ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ 魂の叫びのようなものが伝わってきます。ここでの楽曲やLGBTの話とは別に、内に押し込められたものを吐き出し共感させる音楽のパワーを改めて実感しました。[地上波(字幕)] 8点(2018-06-29 22:23:41) 245. アメリカ アメリカ 《ネタバレ》 貧しい社会ではお人好しは生き辛いんでしょうね。どう見ても頼りない長男に一族の全財産を託してしまうほど事態は切迫していたということなんでしょうか。託された若者はなるべくしてスッカラカンとなり一発逆転狙いのでかい計画とかを夢見ながらできる男風に突然変身する。そんな男に心を寄せる金持ちの娘は嫁の貰い手に苦労するほどの醜女といわれながらもそうでもない。作者の実体験がベースになっているようですが、どうも現実感のない映画でした。[CS・衛星(字幕)] 4点(2018-06-27 23:44:09) 246. スリーピー・ホロウ コミカルでファンタジックなホラーがあってもいいとは思いますが・・・[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-06-25 17:13:42) 247. 家族はつらいよ2 可笑しさの中にも全編漂う偽善とデリカシーのなさ。世の中こんな人たちでいっぱいといわれればそうかもしれませんが・・・[地上波(邦画)] 6点(2018-06-03 08:51:29) 248. トゥルー・ロマンス 最後の三つ巴銃撃戦はもはやコメディ。終ってみればメデタシメデタシのバイオレンスなお伽話のようなストーリーでしたが、やはり私の中ではこの監督の作品に外れなしです。[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-05-19 13:01:47) 249. 眺めのいい部屋 豊かな国の富裕層のお話なんでしょうが、心の内をなかなか表に出せない回りくどくい御令嬢が最後に見せる本音の涙と笑顔、この可愛さは庶民にも伝わってきます。池の戯れシーンがヒロインでなかったのがイマイチです。[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-05-18 23:19:22) 250. 恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ いちいち仕草にかっこつけ過ぎだろと言いたくなるような弟。クールな男が弾きたくもない曲をずっと我慢して演奏してきたことに違和感を感じますが、観終る頃には雰囲気に慣らされてしまって確かにかっこいい奴に見えてきます。[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-05-16 22:52:21) 251. ジュリアス・シーザー (1953) てっきりマーロン・ブランドがシーザーを演じるのかと思っていたら、アントニー役ですか。戯曲に沿ったキャラクターなのか、タイトルにもなっているのにシーザーがしょぼ過ぎて英雄らしくない。登場人物のセリフだけは詭弁も含めてなかなかシェイクスピア的でしたが。[CS・衛星(字幕)] 4点(2018-05-14 00:00:44)(良:1票) 252. マイ・カントリー マイ・ホーム ミャンマー語ペラペラなのにつたない日本語、生まれ育ちが日本という肝の設定にもかかわらずミャンマーの人気女優にしか見えないヒロイン。慣れてくるに従ってストーリーの方にも入り込めるようにはなってきますが・・・[CS・衛星(字幕)] 4点(2018-05-13 21:58:40) 253. 岸辺の旅 フランス的視点が乏しいのか持って回ったようなお話に居心地の悪さがつきまといます。陳腐な設定も細部がアバウトで、見終わった後に思わず「だから?」とか「それで?」とか言いたくなるような映画です。[CS・衛星(邦画)] 3点(2018-05-12 23:08:55) 254. アメリカン・スナイパー 射撃の腕はゴルゴ並ですか?大分脚色されているようですが緊張感が最後まで途切れないので結構疲れます。非常時の平和ボケは無視されますが、主人公のような人間に批判的な人が多いのが平和な世の常。ボケた人が普通にみえる時代がずっと続いてほしいものです。[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-05-12 17:26:51) 255. バリー・リンドン 《ネタバレ》 風景、決闘、戦闘、ファッション、どの場面も絵画のように美しくのどかで、18世紀のヨーロッパをとても身近に感じさせてくれます。インターミッションを挟んで映像に慣れてくると、次から次へと続く共感乏しい転落ストーリーが次第に鬱陶しくなってきますが、最後の決闘シーンは思わぬ展開になり意外でした。見終わった後に、「死んでしまえば皆同じ」なんて余裕しゃくしゃくに語る悟りきったような作者の顔が浮かんでくる映画でした。[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-05-12 11:33:35) 256. レッズ 《ネタバレ》 男女の関係を含めて人間の本性にあえて抗っているようにみえる理想主義者の主人公、ロシアに渡って活動するうちに理想が高ければ高いほど他者を排斥しなければならなくなることを悟ったのか、目標実現のためには手段を選ばなくなる。しかし不満分子の比率や不満のレベルがあまりにも違い過ぎる本国では革命なんてとても無理、かえって弾圧を受けてしまう。結局ジョン・リードはロシアで亡くなってしまい、ソ連時代も含めてとてつもなく多くの人がこの国で粛清されます。主人公はどんな思いで赤の広場に眠っているのか、共感には程遠い映画でしたが熱さとくどさだけは伝わってきました。[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-05-06 20:46:48) 257. 大砂塵 《ネタバレ》 仕切るのが二人の凄い女だとかギターを背負った流れ者とか、なかなかお目にかかれない西部劇。女同志が撃ちあうかなり荒っぽいクライマックスですが、昔のスター女優となってしまったクロフォードが自分のためにシナリオを書き直させたとか。演技ではなく殆ど地でいってますね。[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-05-05 14:21:54) 258. ミルドレッド・ピアース 《ネタバレ》 願望と現実のギャップを各々必死で埋めようとする親子。母親の娘への一途さが不条理ですが、何故か男には口説かれ事業も大成功。母のシュールな愛をモロに受けて育った娘の方はギャップを埋められるはずもなく、後はなるべくして二人で破滅の道をまっしぐら。ノスタルジー漂うシナリオと演出がかえって新鮮に映ります。途中からある程度予想がついてしまう結末ですが、女性の時代の到来を予感させるような映画でした。[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-05-05 09:31:51) 259. シェーン デジタルリマスターでの雄大な映像が開拓者になったような気分にさせてくれます。悪役含めての分かりやすいキャラクター、感情移入しやすいストーリー、名作の称号に納得です。[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-05-04 23:45:16) 260. ロシュフォールの恋人たち 双子は実の姉妹でしたか、似ているはずだ。軽くて薄い物語に中味を求めるのは野暮ですね、生活臭の感じられないドラマも垢落としにはいいかも。[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-05-03 21:10:43)
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