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プロフィール
コメント数 3876
性別 男性
年齢 53歳

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2581.  スウォーム いくら何でもハチが襲って来ただけでなんでそんな大惨事になっちゃうの?という、むしろ、スペクタクルシーン(か?)の数々を無理矢理ハチで繋ぎあわせたような、パニック映画のケッ定版。パニック映画好きにはこれでも大事な作品。アーウィン・アレンは偉大だ。とてもハチに見えないシーン多々ありますが・・・7点(2003-05-11 15:34:57)

2582.  ジャイアント・ベビー 巨大化したベビーが街で大暴れ(って、あれベビーか?)。いかにして元に戻すかってのがポイント。どうしたらあんなすばらしいアイデアが思い付くのか。まさに天才だ。もういくらホメても誉め足りない。そんな映画(じゃあ10点つけろよ)。7点(2003-05-11 01:21:27)

2583.  クイーン・コング クイーンコングと恐竜との格闘シーン!これはスペクタクル!他の映画では絶対見られない。だからスペクタクル!ウィリス・オブライエンが観たら怒るだろうナー。7点(2003-05-11 00:15:32)(笑:1票)

2584.  カラーズ/天使の消えた街 もひとつとらえどころがなくて、ハンコックの音楽ばかり印象に残る映画ですが、なんかナマナマしい感じがあって、やっぱり捨てがたいんですね。車に叩き付けらた時の「ドシン!」って音が「あっ痛そう」って感じで(劇場で観ると特に感じます)。銃撃戦も派手ではないけど、凄みはあります。7点(2003-05-10 23:22:01)

2585.  アレクサンドル・ネフスキー 大作曲家セルゲイ・プロコフィエフが音楽を書いてることでも有名ですね。この分厚い音楽に乗って展開される戦闘シーンはなかなかの迫力。一部、「勢いのまるで無い弓矢」、「敵とチャンバラしながら振り向いて仲間と会話」などの脱力シーンもありますが、御愛嬌。7点(2003-04-30 00:08:32)

2586.  悪と仮面のルール 中高生くらいまでは私も、特定の作家の小説を片っ端から読むような事をしていたのですが、それ以来、特にどの作家に入れ込むこともないまま久しく、それが最近になって「この人の小説であればどれでも読みたい」と思わせてくれたのが、中村文則氏。 この「悪と仮面のルール」も、心に刺さりました。物語としては破綻寸前の危ういところまで攻めていると思うのですが、氏の筆力が支えとなってバランスを保ちながら、独特の小説世界を作り上げています。 映画を作ることの、難しさ。小説をまるまるコピーするように映画を作ることはできないから、当然、割愛される部分はあるし、アレンジも加えられる。一人称で語られるこの小説では、主人公の感覚――温度であったり音であったり臭いであったり――が繰り返し織り込まれ、「このことを覚えておこう」という現実認識も再三、描かれますが、こういう手法は映画には不得手かもしれません。また映画としてのまとまりを考えれば、各登場人物が物語の中で持つウェイトも変更され、例えば小説のラストシーンが映画では省略されたりもする訳で。 何より、映画では、過去のパートのウェイトが下がっているように感じますが、これは果たしてこの物語に対し良かったことなのかどうか。原作と映画と単純比較する愚は犯したくないとは言え、やや、作品の「弱さ」に繋がっているように思えてしまって。 しかし問題はむしろ、原作との違いではなく逆に、「変に原作を網羅しようとしてませんか?」というところあって。申し訳程度に入れた描写、原作未読の方に本当に伝わっているのかが心配になってきます。例えば、少年時代の主人公が瓶の中に何を貯めていたか、画面から汲み取れましたでしょうか? 物語において母の存在のウェイトが下げられている(父と母との関係も含め)ことを思えば、他のものに置き換えて描写するのもアリだったかも(少女が主人公のすべてを受け入れることさえ描けていれば)。 あるいは例えば、『JL』というグループがどんな無意味なテロをやっているか、映画から汲み取れましたでしょうか? 終盤、「ヘアバンド」のプレゼントが出てきますが、これは納得いただけましたでしょうか? そもそも、ですが、セリフで「じゃ」という言葉を聞いて、すぐに「邪」という漢字が浮かびましたでしょうか? 大きなお世話かもしれませんが、いろいろと心配に。 という、原作からのピックアップがやや断片的でつかみ取りづらくなっている中で、またさらに、セリフも比較的感情を抑えて小声になることが多い中で、劇伴が鳴りすぎるせいでセリフが聞き取りづらい場面があり、こういうのは興を削いでしまいますよね。この辺り、もう少しうまくやっていただけたら。 玉木宏はこの難しい役を、見事にこなしていたと思います。[インターネット(邦画)] 6点(2024-06-02 09:58:26)★《新規》★《改行有》

2587.  さいころ奉行 《ネタバレ》 正直、こんなタイトルの映画を誰が見たいと思うのか、一体誰が見たがると思って作品を製作したのか・・・という思いに負けて結局見てしまうんですけどね、例によって。 見てみると、たしかに「さいころ」が劇中の重要アイテムになっています。が、別にサイコロである必然性は特になく、結局、ハメられたのは私だった、と言うわけで。 千恵蔵が演ずるは、ご存知遠山の金さん・・・と思いきや、映画の最初の方では身分が定かではなく、むしろ、「遠山金四郎」という人が他にいたらしいことが匂わされ、もしかして千恵蔵、今回は金さん役ではないのか?・・・もちろんそんなワケはないのですが、一応、驚いておきます。 ひょんなことから、乱暴者の大男(というほどデカくはないかもしれないけど、一応、進藤英太郎)を子分にした金さん。コイツがなぜか「遠山金四郎」を名乗っているのですが、その理由が、以前遠山金四郎なる男をやっつけた記念に名前もパクってやった、とのこと。つまり、ニセ「ニセ遠山金四郎」なのですが、この際、これはどうでもよくって。 二人が船に乗っていると、スリ騒ぎが発生。というか、その騒ぎが大きくなる前に金さんがそれを察知して、何となく場を収めてしまう。財布を掏られた浪人体の男はかなり困っている模様だが、スリの手からこっそり巻き上げられた彼の財布は、素知らぬ顔でいる金さんの懐の中。そりゃまずいんじゃないのーーーと思うところ、ですが、後で財布の中身を調べると、中から出てきたのは謎のサイコロ。やたらカラフルです。怪しいです。 で、そこから物語は、世を騒がせている「世直し党」なる一味の陰謀、そして、それを探り彼らのテロを阻止すべく、下男として料亭に潜り込んだ金さんたちの活躍へと。 どうも千恵蔵、料亭でマメマメと働く姿はいいのですが、貫録があり過ぎて、雇われの身というより、まるで、会社の重役が引退後も顧問として残り、今日も元気に現場に顔を出しています、といった風情。この主人公、設定上はどうやら、それなりに若い役みたいでして、父親との会話シーンなんかもあったりするのですが、もう違和感しかない。。。でも、その手の苦情は受け付けない、それが大スターの風格。 で終盤、華やかなる演芸舞台と、その最中に行われようとしている暗殺計画。どこかで似た話を聞いたような設定ですが、それはともかく、オリジナリティが高すぎるのが、どういう訳だか金さんまで舞台に上がって大活躍、という展開。しまいにゃ舞台にお白洲のセットが登場して観客の面前でお裁きが始まり、いやはや、何でもアリにも程がある。金さん、よくもまあ、こんなセットを作らせたもんです。そのクライマックスシーンをさらに劇場ごと、観客ごと描いた東映も、よくやるなあ、と。 いざお裁きが始まると、完全に千恵蔵にスイッチが入って、パワー全開で啖呵切りまくり、もはや何を言っているのかわかったようなわからんような、とりあえずその迫力には圧倒されます。 「〇〇奉行」の〇〇の部分に何が入ろうが結局みんな、これが見たいんですよね。[インターネット(邦画)] 6点(2024-06-02 07:35:38)★《新規》★《改行有》

2588.  ソニック・ザ・ムービー ゲームのキャラクターでまたもう一発、シリーズ映画作って儲けてみましょ、という以外に何一つ、製作の意図が見いだせない企画のように思われてしまうのですが、何か大それたことを描こうとしなかったお陰で、意外に楽しめる作品になっちゃってます。 地球の危機とか何とかいう大袈裟な事を言わず、ソニックなるCGキャラが、マッドサイエンティストみたいなオッサンに追われるだけ。いや、それすら重要ではなく、それにかこつけて、田舎町の警察官と友情をはぐくむ物語がロードムービー風に描かれます。 どこがどう良かったかと言われると、特に何も思いつかないんですが、何となく、憎めないという・・・。[インターネット(字幕)] 6点(2024-03-31 07:58:40)《改行有》

2589.  宇宙人東京に現わる 2年前の『ゴジラ』にはまだ何となく戦後感があったけど、こちらの作品ではそういう雰囲気は無くって。最初の方に出てくる、山形勲演じる松田博士の食卓を囲んだ一家団欒の光景など、だいぶブルジョアジーな感じがいたします。テーブルの中央にはやたら盛大に花が活けられていて、食卓にそれはさすがに邪魔なんじゃないの、と。大きなお世話ですが。 という訳で、大映製のカラー作品。ガメラは直接は出てこないけれど、飛行音だけカメオ出演しており(?)、大映特撮スペクタクルのルーツ、とでも言えそうな。 宇宙人が登場します。タイトル通りです。さて彼らパイラ人の目的は何なのか、それは見てのお楽しみ。ある程度、文明を持った宇宙人なら、それなりに地球人っぽく手足がある姿で描かれそうなもんですが、そういうのを度外視したデザインに設定してきたのが新機軸。ずばり、ヒトデ型。地球で言うところの棘皮動物ですね。5回対称という特殊な体の構造。ヒトデ、ウニ、ナマコなど(ナマコも輪切りにすると5回対称らしい)。基本、なるべく動かず、なるべくエネルギーを使わない生活を送っている。しかし我々人間が属する脊索動物同様、後口動物に属しているので、姿は違えど、人類とパイラ人とは親戚みたいなものなのです。なんのこっちゃ。 いや、あくまで宇宙人であって、ヒトデではないんですね。他人の空似でしたね。クレジットには、「色彩指導」として岡本太郎さんの名前がありますが、パイラ人のデザインなども担当したそうで。中央には巨大な目玉がギョロリ。奇抜でもあり、シンプルでもあり。 宇宙人だのナゾの天体Rだのと、SFスペクタクルな設定の割には、物語の方はいまいち地味で緊張感が無いのですが(物語が、というより、描写がいろいろとおマヌケ。まあ、ユーモアだと解釈しましょう)、それでも後半は映像的にもスペクタクル度が上昇。ミニチュアや合成映像も活用し、これがなかなか完成度が高いんです。洪水の描写もダイナミック。いやこれ、ちゃんとしているシーンと、していないシーンとの落差が、なかなかすごい。 居酒屋「宇宙軒」。いいねえ。繁盛しそうにないけど。[インターネット(邦画)] 6点(2024-03-17 15:48:20)《改行有》

2590.  プリズナーズ・オブ・ゴーストランド 園子温監督とニコラス・ケイジ、禁断のコラボ。いわゆる「まぜるな危険」ってヤツですか。トイレ洗剤とかによく書いてますね。ははは。しかしアレ、そんなネガティブな書き方しなくても、「まぜなきゃ安全」とかでいいのでは、とか思っちゃうんですけどね。 とは言え、過去には事故もありましたから、PL法のもと、消費者の安全配慮、ということで。 では園子温とニコラス・ケイジを混ぜると果たして大変なことが起こるのかどうか、有害ガスでも発生するのかどうか、PL法にひっかかるのかどうか、ということなんですが、、、意外や意外、事前に想像したほどには、メチャクチャなことにはなっておらず。 いや、この内容で「事前に想像したほどではない」って、一体どこまでブッ飛んだなものを想像してたんだ、という話ではあるのですが、でも多分、皆さん同じ意見ではないでしょうか。 支配者側と被支配者側、2つの町を舞台に、アウトロー風のヒーロー(←役名もそのまんま)が活躍する近未来SFのノリ。その舞台となる街が、遊郭風の佇まい、未来と過去が入り混じったデタラメ世界。まさにこれ、「間違ったニッポン」そのもの、ではあるけれど、どうせ架空の町なんだし、何でもアリと言えば何でもアリ。せっかく日本人の監督がハリウッド映画を撮るんだから、他の監督では撮れないものを撮ってやろう、っちゅう事なんですかね。それなりにデタラメでありつつ、それなりにちゃんと風情もあって。この風情というのが遊郭のソレなのか、キャバクラのソレなのかはさておき。 アメリカ側で準備されたのであろう脚本を、監督がどの程度変更したのかあるいはしなかったのか、わかりませんが、この映画の物語にも「共同体」というものへの関心、みたいなものが感じられて、らしいと言えば、らしい。しかしそこにダークヒーローが一匹、紛れ込むもんだから、それなりに妙なオハナシにはなるのですが、かつて銀行強盗の際に遭遇した少年のことが心に引っかかり続けている、という優しさも、そこには盛り込まれて。 もうひとつの町「ゴーストタウン」が、大がかりなオープンセットを組んでいるとは言え、いかにもその辺の空き地で撮影しました、っぽい感じがしてしまって安っぽく見えるのが残念でしたが(撮り方、見せ方で、何とかならんかったもんか・・・)、にもかかわらずラストのカタストロフは、意外に見応えがあったり。 さて。園カントクの次のハリウッドは、あるのでしょうか。[インターネット(字幕)] 6点(2024-02-12 17:46:25)《改行有》

2591.  マッハ無限大 《ネタバレ》 この10年前の『マッハ!!!!!!!!』という作品(本作とは無関係ですが)で世界が驚いたのは、このトニー・ジャーという人の超人的なスタントアクション。だけでななく、仏像のためなら死地に赴こうという、タイ人の信仰心の厚さ、ですかね。いやまあ、要するに、アクションの理由付けなんて、いっそシンプルなもので良い、ということで。 ただし、仏像なり、ゾウなり、ご当地色があると、なお良し、ってなところでしょうか。 クライマックスの爆殺計画は、そりゃムチャクチャでしょ、とは思うのですが、しかしラストシーンで海から浮かび上がってくるあの素晴らしいシーンを見ると、やっぱりこのストーリーで、良かったんでしょう。 ただし、10年前の映画で、CG使わないだのワイヤ使わないだのと宣伝してたことを思うと、本作の安っぽいCGその他、ちょっと目障りに思えてしまいます。 バイク軍団とのエンドレスの死闘(マジでしつこい)とか、見どころは多いんですけどねえ。[インターネット(字幕)] 6点(2024-02-04 17:25:48)《改行有》

2592.  燃えよデブゴン この邦題を考えた人はマジで偉いと思います。後から考えれば「これしかない」という邦題なのですが、これを自分で思いつけと言われても、なかなか、できることではありません。言い得て妙、語感も良く、聞いてしっくり、見て納得。サモハンと言えばデブゴン、どころか、デブゴンってホントはサモハンって言うらしいぜ、ぐらいの定着度合い。この邦題が、日本におけるカンフー映画受容史に一定の影響を与えたことは、間違いない!と思うんですが、どうでしょうか。 とか何とか、力説するほど、内容は大して面白くはないんですけどね。チンピラとのゴタゴタやらしょうもない誘拐事件やら、とりとめのないオハナシに、演出の方もあまりこなれていない印象。ちなみに監督・武術指導もサモハンがやっており、武術指導の方はすでにかなりこなしてますが、映画監督としてはキャリア初期ですね。 せっかくの笑わせどころ(と思われる部分)も、あまり見せ方がうまくないもんで、もう一つピンと来ないんですよね。バナナのくだりもよくわからんし、サングラス買う際のポスターのネタも、もうちょっとうまい見せ方がありそうなもの。 しかし、終盤のタクシーに乗りそびれるあたりからは、絶好調。ようやく映画が活き活きとしてくる。でもって、待ち受ける3人の敵との対決の場所は、倉庫。殺風景ゆえに、かえって盛り上がるところです。 デブゴンと言うからには(本人が自ら名乗った訳ではありませんが・・・)役作りでもう少し体重を増やして欲しかった気もしますが、体形や顔立ちのコミカルさと、キレのあるスピーディな格闘の動きとのギャップ、まあ、充分ではないでしょうか。 チョイ役で、ユン・ピョウの姿も。[CS・衛星(字幕)] 6点(2024-02-04 16:49:18)《改行有》

2593.  アイス・ロード 映画でCGが使われること自体に文句を言う気もないし、そんな事言ってたらもはや映画が成立しなくなっちゃうんだけど、それにしてもこの映画の最初の方の爆発事故の場面、あのダンプトラックが転落するところ。何とかならなかったんですかねえ。もうこの時点でゲンナリしてしまう。 そりゃ、何が起きたかわからんような画面を見せられるくらいなら、はい、トラックが落ちましたよ、と見せてくれる方が良心的ではありますが、しかし。どうも画面が弱い。CGじゃなくホンモノのトラック(ミニチュアでもいいかもしれない)を落として撮影するとなれば、どうやって「見せる」か、もっと本気で考えるんじゃなかろうか? この作品、この場面に限らず、どうも「オハナシ」の方に意識が行き過ぎている気がします。割れそうな氷の上をトレーラーで突っ走る。残された時間はわずか。という設定があって、そこに色々と事件を盛り込む。逆に言うと、色々と事件を盛り込んだから、もうこれだけで充分に面白い映画ができるはずだ、と思ってませんか? テンポよく見せよう、ということなんでしょうが、引っかかりが無さすぎるのもどうかと。トラブルがあれば、そこからの復旧もある訳で。横転したトレーラーを、あんな少人数で、あんな手際よく起こせるもんなんでしょうか。どうせスタッフ総がかりでやったんでしょ、とツッコミたくなってしまう。手間取る作業を描くのだって一つの見せ場、それに手間取れば手間取るほど、残された時間は少なくなっていく。 全体的に押し並べて、描写を端折り過ぎてて、色々盛り込んだ割には単調。もったいない、と思うんですけどねえ。 二手に分かれた一行を、並行して描く、というのも、上手くハマればスリリングですが、この作品ではいかにも図式的で、盛り上がりに寄与しません。 とか何とか、文句ばかり言ってるのですが、それでも何でも、トレーラー、カッコいいなあ、と。トレーラーでカーチェイス。いやスピード感は無いですけど、でもカッコいい。満足(それなりに)。[インターネット(字幕)] 6点(2023-12-24 17:17:35)《改行有》

2594.  アクアマン この映画を楽しもうと思ったらやっぱり、「んなアホな」とか思っちゃったら、負けですよねえ。ましてや「見てるこちら側の方が恥ずかしくなる」なんて思うのはもう、論外です。 という訳で、すみません、どうやら私は負けました。。。 こういう荒唐無稽の極みみたいな映画を、作り手がアホらしいと思わずに(思ってるのかもしれないけれど)ノリノリで作ってるんだから、見る側も置いて行かれないようにノリノリでついていくべき、なんでしょうが、内容がここまでトリップしてしまっていると、もしかしてシラフで見るべきではなかったのかな、とか。 そんな感じの、まあ、楽しい映画です。 陸上でイチャイチャしている普通のシーンの方に、なんとなくホッとしてしまうのですが、それでも何でも、地球の表面の7割は海ですから、やっぱり戦いの舞台は海底へ。 ヴェルヌが「海底二万里」で描いた海底世界のイメージに一番近いのは、実はコレなんじゃないか、という気もします。[インターネット(字幕)] 6点(2023-12-17 17:00:48)《改行有》

2595.  バリー・シール/アメリカをはめた男 実在の人物に取材した映画、ってことなんですが、まあどうにも、胡散臭い、ウソ臭い。当時の社会情勢などが作中にそのまま取り入れられ、何ならもっとリアリティを感じても良さそうなところが、かえってそれが胡散臭かったりして。しかしこうやって見ると、当時の情勢そのものが、いかにも胡散臭い時代だったんだな、と。 この作品、なんとなく、お伽噺のテイストですね。一種のホラ吹き男爵譚。これを、演じてる本人も、見ている我々も、違和感なく演じられるのは、やっぱりこの人しかいないでしょう。と言う訳で、「トム・クルーズ/アメリカがハマってしまった男」。これはバリー・シールなる人物を描いた作品なのか、それともバリー・シールを楽しそうに演じるトム・クルーズを描いた映画なのか。見てると、パイロット役が演じられるだけでもうどんな役でもOK、楽しくて仕方なかったのでは?と思えてきます。 という軽いノリ。 そういう、ウソかホントかよくわからんエピソードが次々に並べられて(大筋ではホントなんだろうけど・・・もはやどっちでもいい)、まとまったストーリーらしいものもなく、それが短いショットの連続で紙芝居のように描かれます。テンポがいい、のは確かですが、味気無くもあったりして、「今のシーンはあともう少しだけ、カメラを長く回してもらえたら」などとも思っちゃう。だけど、満足する前に敢えて止める、というのも、一つの節度、とは言えるのかも。 とか言うようなことを、これといって考えていなさそうに「見える」ところが、この作品の特徴でしょうか。 クルマが爆発するシーンとか、あるいは爆発しないシーンとか。いいですよね。[インターネット(字幕)] 6点(2023-11-25 06:08:20)《改行有》

2596.  るろうに剣心 最終章 The Beginning ひたすら派手なアクションを突き詰めた『The Final』と比較すると、アクションは抑え気味で、そりゃ基本的に、地味よりは派手な方が私も好きではあるのですが、どっちかというと『The Beginning』の方が、良かったかな、と。 やっぱり、しっとりしたシーンがあってこそ、アクションも映える訳で。このシリーズ、どっちかというと細かいカットを積み重ねたアクションシーンが多用されガチャガチャした印象がある中で、主人公と沖田総司が対決するシーンなどでは比較的長回しで見せたり。メリハリがあります。 映画の中に何度も現れる「炎」が、物語を締めくくる。 しかし、有村架純は確かに美人ではあるのですが、そのまんま過ぎるというか。無色透明で、どうも印象が弱いんです。[地上波(邦画)] 6点(2023-11-18 06:48:23)《改行有》

2597.  砦のガンベルト 《ネタバレ》 冒頭、何やら取り調べみたいなことをやっていて、そこから映画の舞台は過去へ。ラストでまた冒頭シーンに戻って物語の輪が閉じる。こういう構成はおおむね、テッパンだと思うんですが、この作品はそれがいささか、あからさまで、ちょっとあざとい、というより何だかドン臭い印象が漂います。この冒頭からの流れで、早くも心配に。 スゴ腕だが、どこか陰のあるガンマンが主人公、というのも王道感がありますが、この作品、どっちかというと、実は周りの人たちの方が、暗い過去がある。砦の嫌われ者(?)の大佐の悲惨な過去が語られ、翌日、大佐が突っ伏した机の上には銃と、倒れたグラス、そして血らしきものが。スワ、一大事か。しかし部下(我らがボーグナイン!)が声をかけるとおもむろに大佐は二日酔いらしき頭を起こし、部下が体を引くとそこには机の上のブランデーの瓶が、という趣向・・・こういう演出って、どういうセンス、どういうノリなんでしょうかね。わからん。昨夜の悲惨な話の口直しに、ちょっとユーモアを挟んでみた、ということなんでしょうが、、、 で、舞台となっている砦は、先住民に取り囲まれ、やがて戦いへ。こういう立て籠もりシチュエーションも、魅力的、なはずなんですけどねー。砦の中が舞台ということで、スタジオ撮影。いや、スタジオで撮るなというつもりは無いですが、やっぱり程度問題、というのもあって、何となく味気ない。砦の中の光景は、もう少し印象的なものであって欲しい。 という訳で、いろいろ物足りないように感じていたのですが、それでも、クライマックスの夜襲シーンになると、炎の照り返しの中で繰り広げられる死闘がやたら雰囲気を盛り上げ、ちょっと「え?」という描写もありますが、なかなか見応えのあるクライマックスとなっております。エピローグに相当するシーンで唐突にThe Endと出てくるのも、悪くない。[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-10-14 06:03:48)《改行有》

2598.  15時17分、パリ行き 《ネタバレ》 映画を撮るたびに何かとホメられるイーストウッド。そんなにオレの事をホメるんなら、今回のコレはどうだっ。 と言う訳でもないんでしょうが(いや、わからんが)、さすがにちと、面食らいます。なぜ、こういう作品を、こういう風に作ったのか。謎です。 実際に起きた事件に取材した作品で、演じてるのも役者としては素人の本人。事件から間もなくと言ってよいタイミングで作られてて、ほとんど単なる思い付きと勢いで作っちゃったんじゃ?と思ってしまうけど、確かに、本人が演じるんなら、あまり事件から年月が経ってから製作する訳にもいかず、まあ、そういうもんかな、と。 で、本人が演じると何か良いことがあるのか?と思ってしまうけど、まあ、本人が演じてるんだから、ウソは無いんでしょ、きっと。←いや、これはあまりアテにならんけど、映画なんだから、どうだっていいことかも知れぬ。 それにしてもワカランのが、あのお馴染みの「This is not a drill. (これは訓練ではない)」という館内放送、結局、一種の誤報だったのか、それともやっぱり実は訓練だったのか。いや、それが一番どうでもいいことか。でも気になるなあ。 主人公たちの幼少期からが描かれて、どうやら少々変わり種のヒトたちみたいで、↑上記の騒ぎでも上官の指示を聞かずにスタンドプレーに走り、このまま何も危難に遭わなければ単なる困ったヒトでしかなかったかもしれないけれど、人生、色んなことが起こる訳で、この跳ねっ返り精神が英雄的行為へと繋がり、さらには大統領から表彰されたり、天下のイーストウッド映画に出演したり。 何なら、この「本人役で映画主演」までの物語を、映画にしてもよかったんじゃない?  何だかサラッと撮ってる感じで、うーむ、これもまたイーストウッド映画なのか、と戸惑いつつ、その一方、主人公たちが旅行先でオネーチャンをナンパ(?)して仲良くなっちゃうと、ちゃんとカメラがオネーチャンの表情を追いかけて美人に撮ってたりすると、ああこれはきっとエロ親父の指示による撮り方なんだろう、などとも想像したり。 だから何なんだ。いいけどさ。 で、いよいよ事件に遭遇、日常がここで一変する訳ですが、映画の前半に予告的にこの事件のくだりを挿入したのが、正解だったかどうか。変な既視感(いや実際に一度見せられてるんだけど)があって、いささか妙な印象を受けました。 もちろんここが作品のハイライトになるところ、見せ場。しかしあまりタメと言ったものが無いせいか、どこか淡々とした感じもあり、しかしこれが実際の事件、ということなのか。。。 不思議な映画、ですかねえ。これ。[インターネット(字幕)] 6点(2023-10-07 04:27:21)《改行有》

2599.  デビルクエスト 《ネタバレ》 最初の方の合戦シーン、背景がいかにも書き割り然としたやる気無さそうなCGだもんで(これは火星かどこかの光景か?)、こういうのが続いたら困るなあ、と思ってたのですが、映画の主部に入るとそういうこともなく、雰囲気は出ておりました。 ペストが蔓延する中世を舞台に、魔女の疑いがかけられている女性を護送していくオハナシ。その苦難の行脚を描いていくのが、すみません個人的にこういうの嫌いじゃないんで。と言って、じゃあ他にこの路線のどういう映画が「嫌いじゃない」んだよ、と言われると、すみません特に思いつかないのですが(笑)。 なんかあの、落ちそうなボロ吊り橋を馬車で渡っていく場面なんか、いいじゃないですか。『恐怖の報酬(リメイク版)』みたいで。やっぱり吊り橋映画にハズレ無しですね。いやだから、他にどういう映画があるっての。 主人公は映画出まくり大忙しのニコラス・ケイジ、十字軍の騎士の役で、かつて兵士ではない市民の女性を殺してしまった暗い過去を持っている、らしいのですが、その設定、もう少しうまく生かせなかったものか、という気はいたします。この過去が、護送中の女性(結構、美人。ですが魔女感を出しまくりで怪しさ満点)との関係にももう少し影を落とすはず、なんですが、ちと微妙。 それより、魔女裁判なんてやったらアカンでしょ、というのが前提にあって、だからこの護送中の女性がいかに怪しくても、何かその疑いを覆すような意外な真相があるのでは、と期待するのですが、これが見事に裏切られる。ほぼ、そのまんまの展開(むしろさらに悪い事態と言ってよいかも?)。身も蓋もありません。 意外な真相なんてものを、求めすぎなんですね、きっと。こういう展開でいいんでしょう、きっと。 にしても、なあ。 ラストは悪魔とバトル。ほぼプロレスです。まあ、人間より若干強い、ぐらいですかね。悪魔なのに。[インターネット(字幕)] 6点(2023-09-23 09:53:43)《改行有》

2600.  新・網走番外地 嵐呼ぶダンプ仁義 『新~』も含めての、網走番外地シリーズ最終作。思えば、刑務所シーンで敵対する相手も、かつては、いかにも粗暴そうな悪役顔の安部徹だったのが、いまや狡猾そうな経済ヤクザ風の風格を見せる小池朝雄へ。隔世の感があり・・・という程でもないでかすね。『新~』になってやや製作ペースが落ちたとは言え、シリーズ開始からまだ7年ほど。そもそも主演の健さんが、見た目、大して変わってない。いや、最後まで変わらなかったのが健さんという人、という気もしますが。 最終作、と言う訳で、それなりにマンネリ感もあり、勿論シリーズものですから、マンネリ上等!ではあるのですが、一方で「健さんしばり」「網走番外地しばり」というものも感じてしまうのは、タイトルを見てもわかるように、『トラック野郎』まであと一歩、のところまで来てるんですよね。ダンプトラックのカーチェイスはあるし、モナリザお京みたいなキャラまで登場するし。 しかし主演は健さん、監督は降旗康男。やっぱり菅原文太&鈴木則文とは、描く世界が違いますわな。違うんだけど、でも、トラックチェイスをクライマックスに持ってくりゃいいものを、やっぱり、殴り込みをかけてドスを振り回す展開に持ち込んでしまう、任侠映画しばり。 網走番外地は比較的、テキトーで自由度が高いシリーズだったはず、なんですけどねえ。冒頭の刑務所シーンで健さん自身が『昭和残侠伝 死んで貰います』(だと思う。間違ってたらごめん)を見ている、なんていう悪ノリには、その片鱗が。だけど本作、全体的にはマンネリ感が悪い方に出て、悪ノリかどうかはともかく、もう一つノレない印象。ちょっとダメかなあ、と思っていたら、マンネリ感の積み重ねでやっぱり最後は盛り上がってしまう。ダイナマイトでの襲撃といった派手なアクションも見どころ。丹波哲郎の温存も、ありがちと言えばありがちだけど、それでも、待ってました!と言いたくなる。 やっぱり、マンネリ上等、なんですよね。[インターネット(邦画)] 6点(2023-09-23 05:40:31)《改行有》

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