みんなのシネマレビュー |
|
2741. 地獄の処刑コップ/復讐の銃弾 ずいぶんと男臭い映画でしたね。ジョン・ウーばりのアクションをくりひろげてます。音楽がとてもB級らしさをかもしだしてた(笑)。それにしても所長、あんたは「地獄の黙示録」のカーツですか?4点(2004-09-07 00:29:05) 2742. ビアンカの大冒険 この頃はディズニーも不調でしたからね。なかなか印象のあるキャラをつくれなかった。でもこれはこれで面白かったですよ。前半は多少ぬるいものの、後半の、ワニからの逃走とか、ダイヤをめぐっての劇がなかなかよかった。6点(2004-09-07 00:24:41) 2743. キングコング2 たぶん前作よりはお金がかかってると思うんだけど、これはもう確実に蛇足&駄作。ちょっとしか生きられない人工心臓をとりつけてまで生き返らせる理由がよくわからないし、ストーリーらしいストーリーにもなってない。ラストにキングコングのベビーを出してめでたしめでたしにしよう、たってそうはいかんぞ!3点(2004-09-06 01:28:21) 2744. ゲット・ア・チャンス! うーん、ちょっとイマイチだったなぁ。ニューマンの心情も、一緒に犯罪しちゃう奥さんの心情もよくわからなかった。どうやらニューマンはこの作品が最後だと言ったらしいけど、なぁに、最後じゃなかったじゃないですか。あの作品にはなぜ出演する気になったのか、知りたいところ。4点(2004-09-06 01:21:12) 2745. ジャバウォッキー こ、これは、、、なんとコメントしたらよいのでしょう。理屈などではありませぬ。ただボケェーと、ヤンの精神世界に浸るだけです。6点(2004-09-06 01:08:10) 2746. マチネー/土曜の午後はキッスで始まる うーむ、いつものごとく馬鹿馬鹿しくて笑えはしたものの、グレムリンシリーズのように徹底的に遊んでみました、というようなものでもなくて、案外普通であることに少々驚き、がっかりした。でも、ジョー・ダンテもこんな映画を作るんだと、認識を新たにした。6点(2004-09-05 00:55:08) 2747. アリス(1988) もしルイス・キャロルの不思議の国のアリスを、ディズニーの不思議の国のアリスをただそのまんま映像化してもあんまり面白いものにはならないと思う。この世界観にシュワンクマイエルの独特な残酷さが加味されると、なんとも印象深く、忘りがたい一本になった。アリスとうさぎのすさまじい戦いが、頭の中にこびりついて離れない。シュワンクマイエルにしか出来ない、他の人にはできないこの面白さ。言葉で伝えるのは限界なので、とりあえず観て下さい。7点(2004-09-04 02:59:11) 2748. キングコング(1976) 申し訳ありません。僕は33年制作のやつよりこっちの方が好きなんですよ(笑)。霧の中に前人未到の島がある、ていう始まりだけでロマン心をぎゅっと掴まれます。小さい頃に観た記憶では、キングコングが巨大な砦を破壊するシーンにすごくどきどきした覚えがあります。そしてラストはやっぱり切ない。天空の城ラピュタの一場面を思い出しましたね。7点(2004-09-04 02:39:31) 2749. エンジェル・スノー 静かで、淡々とした控えめな進行に好感が持てる。ただ、どうも上辺だけというか、雰囲気だけで泣かせようとしている感が否めない。6点(2004-09-03 00:20:17) 2750. コレクター(1997) 作りは正統派だけど、このゲイリー・フレダーという監督、どうも独創性がない。これもどこかで観たような話。4点(2004-09-02 23:58:28) 2751. ナコイカッツィ カッツィシリーズ3部作の最後の作品。前2作と大きく違うところは、今作は新しくデジタル・テクノロジーを駆使して作られた能動的映像であるということ。この作品には一貫して「テクノロジー」というテーマがあり、その表現としてこの新しい技術が存分に使われている。イメージのモチーフがあって、そのイメージに沿って様々な映像がエフェクトで一体化されて一貫性を持つ。そのイメージのモチーフが複数つながって、さらに大きなモチーフになる。台詞がない分、その構成は実に音楽的である。フィリップ・グラスの音楽と合致して、このシリーズ独特の世界観を作り出している。ミクロコスモスとマクロコスモスを行き来する、人類の総体的視点。唯一無二の視覚的体験に7点。7点(2004-08-29 22:59:27) 2752. RETURNER リターナー この監督さんの前の作品もそうだけど、とにかく米製SF、アクション映画のいろんなものをよせ集めて作った感があり、オリジナルさが見受けられない。もし今度作る時があれば、もっと独創的なものを期待したい。CGの出来はそれなりにいいとは思うけど。4点(2004-08-29 03:04:43) 2753. プロヴァンスの恋 全裸のジュリエットを必死にさすって体を温めるシーンがすごくエロかった。5点(2004-08-29 02:58:43) 2754. ピーター・パン(2003) それがいい映画か悪い映画かを考える時には、まず、それが誰にとっていい映画なのか悪い映画なのかを考える必要がある。このような子供向けの映画は、これが子供にとっていい映画かどうか、を考えなければならない。僕はもう子供ではない。だから子供心を無くしてしまった。そんな自分に子供向けの映画のよさがわかるだろうか。たぶん無理だ。子供の頃の考えに戻って推測するぐらいのことしか出来ないのである。さてどうだろう。たぶん、子供に印象づけさせるだけのツボはしっかりおさえていて、合格点なんだと思う。少なくとも「フック」よりは遥かにいい出来だろう。 CGの進歩のおかげで、ファンタスティックな映像も安々とつくれるようになった。今の子供は幸せである。6点(2004-08-28 04:16:23) 2755. バトルフィールド・アース ラジー賞を総なめにした作品。主役のジョン・トラボルタもラジー賞主演男優賞に選ばれているが、たぶん彼は後悔していないだろう。なんせこのSF映画の裏には深い宗教のつながりが隠されているのだから。原作はSF作家のL・ロン・ハバードで、サイエントロジー教会の創始者である。トム・クルーズ、、そしてジョン・トラボルタが有名人の信者として名を連ねている。そういう事を知りながら観ると、この作品の見方がまた違ってくる。そしてそのサイエントロジーの教義を多少なり知ってこの作品を観ると、また見方が違ってくる。勿論、純粋に映画作品として見た場合、駄作であることに変わりはないのだが。3点(2004-08-28 04:11:47) 2756. JFK 今だミステリーな部分の多いケネディ暗殺事件。1963年、11月22日、テキサス州ダラスでそれは起きた。犯人はオズワルドとされたが、彼も殺され事件解明は闇の中に。左翼系映画作家オリバー・ストーンがこんなにもスキャンダラスな事件を取り上げないわけにはいかない。この映画で彼は彼なりの事実を提示する。それはそれでとてもショッキングだ。米国の言論と思想の自由そのものがぐらついてしまうのだから。まあその真相のさだかは脇に置いておくとして、いずれにしろこの事件に関する調査委員会の資料が2029年まで公開されないというのは、やはり異常だ。このような重大な事件の資料は普通、公開するべきものなのに、である。その事実だけを見ても、やはり裏にものすごい権力が働いてると考えて、当然なのである。7点(2004-08-27 00:09:04) 2757. ダンス・ウィズ・ウルブズ まったく知らない民族、人種。相手の事など何もしらないから、そういう時は、「あいつらはいい奴らだ」という風にはならない。何も知らないんだからエイリアンと同じに思える。そして自分たちの方が高等なのだと考えるようになる。もし、違う民族同士、仲良く共存しようと思ったら、ただ一つ「相互理解」なくしてあり得ない。この作品はその「相互理解」の重要性、その表現につきる。少しずつ互いを知って理解していく様子は、見ていてとても心動かされる。9点(2004-08-26 23:54:29) 2758. 夏物語(1996) さすがフランスの若者。とても恋愛に多感ですねぇ。でもちょっと罪ですよ。こんなにフラフラしちゃって。6点(2004-08-26 03:12:57) 2759. サンタ・サングレ/聖なる血 そう、彼の作品の中では一番普通のストーリーラインで、みやすいとは思う。だけど、そのせいで彼のそれまでのとにかくわけのわからない凄みみたいなのがなくなっちゃって、こじんまりしちゃってると思う。だからちょっと点数は低めにさせてもらいます。5点(2004-08-26 02:01:35) 2760. ホーリー・マウンテン 僕はホドロフスキー作品の中ではこれが一番好きなんです。なんたって見てて面白い!別に無理に裏を読もうとかしなくていいんです、単に何も考えずに見ればそれでいい。ホドロフスキーさんはチリ出身のロシア系ユダヤ人映画監督なんですけど、彼の映画は必ず複数の文化の混合ですよね。それでまったく独特な、リゾームな世界 を作り出してる。その世界がまたとても美しい。8点(2004-08-26 01:55:27)《改行有》
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS