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プロフィール
コメント数 418
性別 男性
自己紹介 1959年生まれの48歳。
神戸市近郊に在住の、映画をこよなく愛する
市井の人であります。
ま、コツコツとレビューしようと思ってます。

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261.  どですかでん 巨匠、初のカラー作品なんですが、画家黒澤明の独創性溢れる色彩感覚が炸裂という感じの映画でした。黄色系を強調した鮮烈な色づかい。徹底した細部へのこだわり。瓦礫の山はもちろん、ゴミくずまでがアートとして映っている。監督の「楽しんで撮った」と言うのが良くわかるような気がする。しかし物語りはといえば、どれもみな切なくやりきれない話しばかり…。かろうじて救われるのが、電車バカこと六ちゃんの登場シーン。部屋いっぱいに描かれた色とりどりの電車の絵。運転士になりきっている六ちゃんは幸せそのもので、見ているこちらまで楽しくなってくる。8点(2003-08-30 14:42:07)

262.  ジュマンジ 家族で楽しめるちょっぴりコワイ、ファンタジー映画の佳作という感じ。何が飛び出すか、次第にエスカレートしていく迫力あるSFXが見もの。個人的には、狂ったハンターが飛び出すシーンが気に入っており、ロビン・ウィリアムズの素っ頓狂な演技とともに大いにウケた。シャレたエンディングも余韻を残しグッド! !7点(2003-08-30 14:41:56)

263.  キングコング(1976) 33年版のリメイクなんですが、基本的な展開は同じであるものの、かなりファミリー向けに作られている感じがしました。人間側もコングの捕獲見せ物に賛否両論に分かれ、前作以上に、コングに感情移入させる演出は今風で良かったと思う。とくにラストからエンディングにかけては、少々クサい演出だがジーンと余韻を残してくれました。ただ残念なのは、コングの恐竜格闘シーンはおろか、恐竜が一頭も登場しなかったこと。大蛇一匹では何だか物足りない。6点(2003-08-30 14:41:46)

264.  大魔神怒る 大魔神シリーズ第2作目。本作は八雲の湖畔が舞台となっており、ワンパターンにならぬよう、新鮮で見応えのあるシーンも数多く用意されています。とくに、「十戒」を彷佛させる湖水を割って大魔神が登場するシーンが圧巻で、出来れば大画面で見たいもの。さらに、武神像(変身前の大魔神)を爆破させるという凄い場面もあり、魔神の首がふっ飛んでいく様には強烈な印象が残っています。ラスト、悪領主の処刑からエンディングにかけては、伊福部昭の荘厳な音楽と共に前作以上の余韻を残してくれました。8点(2003-08-29 16:52:29)(良:1票)

265.  ブラックホール(1979) 製作がディズニー・プロということで、ワクワクドキドキするSF冒険ものをイメージしていたんですが、見事、肩透かしを喰らってしまったのを覚えています。陰鬱で退屈極まりない人間ドラマが続く中、漫画みたいなロボットが、終盤、やたらと大活躍。たださすがに、巨費を投じただけあって特撮とSFXは見応え充分。期待が大きかっただけに残念な作品でした。5点(2003-08-24 23:24:58)

266.  PLANET OF THE APES/猿の惑星 人間では無く、猿人の演技が見物の映画です(笑)。ティム・ロス演じる将軍猿がやたら強烈で印象に残ったし、メス猿のアリもチャーミングで可愛いかった。それにしても、何とも魅力のない演出に大雑把で足早なストーリー展開。しかも、唖然とさせる落語のような“オチ”。 深読みして良いのか、単なるギャグなのか。これじゃあ観客を混乱させるだけ。まあ、SFの名作中の名作であるオリジンと比べたら酷というもので、ティム・バートンにしては良く健闘した方ではないかナ。5点(2003-08-23 23:37:33)

267.  GODZILLA ゴジラ(1998) 「GODZILLA」というタイトルに不満がある。アメリカ版「ゴジラ」というタイトルでも付ければ、日本でも話題を呼び、客がどっと入って来るぐらいに思っているのだろう。安くはない入場料を支払って、観客のがっかりした様子を思い浮かべてほしい。ただ「ゴジラ」とは何の関係もなく、タイトルを「イグアノドン現わる」とか「トカゲザウルスの襲来」とするならば、なかなか迫力のある映画だった。とくにニューヨークのビル街を疾走するシーンなんか。5点(2003-08-23 23:36:17)

268.  生きる 主人公を演じる志村喬の独特で鬼気迫る演技がすべてに尽きるでしょう。しかも、これほど奥が深く密度の濃いい作品はそうは無い。巨匠の練り上げられた脚本に見事なまでの演出。さらに、この当時の文化、風俗、慣習等もしっかりと描き込んでいる。まさに見れば見るほど味があり、新たな発見があるという典型的な黒澤映画。 やはり、主人公が児童公園で“ゴンドラの唄”を歌うブランコのシーンが圧巻。それはミイラなんかではなく、“生きた”人間としての“大往生”そのもの。このシーン、個人的には大人の“おとぎ話”と受け取りたいですね。9点(2003-08-23 23:26:23)

269.  キング・コング(1933) 日本に“怪獣ゴジラ”あれば、海外に“巨獣キング・コング”あり! その強烈な個性と圧倒的な存在感、両者とも一歩も譲らない。まさに特撮映画の金字塔にして、記念碑的な映画作品。本作が世に出なければ、後の“ゴジラ”はもちろん、円谷英二やレイ・ハリーハウゼンも映画人として世に出なかったかも知れません。 初見は遠い遠い子供の時なんですが、そりゃもうワクワクドキドキものでした。ドクロ島の上陸シーンから俄然盛り上がり、野性味溢れるコングの登場はもちろんのこと、ティラノサウルスや大蛇との格闘シーンなど見せ場も数多く、特撮の古典が存分に味わえる。そして言うまでもなく、文明の象徴ともいえるエンパイアステート・ビルの頂上で繰り広げるシークエンスは余りにも有名かつシンボリックで、美しい人間の女性に心奪われた巨獣の悲哀を見事描き切っている。10点(2003-08-23 23:26:02)(良:1票)

270.  悪魔の手毬唄(1977) 前作の「犬神家の一族」に比べると、重厚で格調高い作風はやや落ちるものの、独創的で不気味な雰囲気を醸し出していたのは、さすが市川崑 ! ! しかしながら無理な構成も目立ち、釈然としない殺人の動機等、真面目に見るとけっこうシラけ気味。さらに、主役を演じた女優岸恵子では鬼気迫らず迫力不足。そんな中、磯川警部を演じた若山富三郎の作品全体を見据えた演技が絶品で、この作品を見事救っていた。7点(2003-08-23 23:25:50)

271.  仄暗い水の底から 親子愛を絡めたホラーもので、ジメジメとした陰鬱な描写と不安を煽る演出はなかなか良かった。しかしそれも、主人公(黒木瞳)が屋上の高架水槽に気付くまでの話し。急転直下、即物的な演出で盛り下げたラストは頂けナイ。変なモノを出しちゃ~イカン。4点(2003-08-23 23:25:40)

272.  アトミック・トレイン<TVM> おおよそB級の域を出ないアクション・パニック映画で、最後には胸を撫で下ろす感動のエンディングが待っているハズなんだが …。う~ん、意外性どころか一線を越えてしまった感じがする。劇場未公開も納得で、実験的なモノとして受け取るべきであろう。3点(2003-08-23 23:25:20)

273.  天国と地獄 ただもう見事の一言で、日本映画史上に残るべくサペンス映画の傑作でしょう。アイデアに脚本、演出にカメラ、役者陣の演技 …等々、どれを取っても一級品で文句の付けようのない黒澤映画。 前半は緊迫感溢れる密室劇。後半は室外が中心となり、手に汗握るサスペンス。そんな見事なまでの展開の中、やはり特急「こだま」での身代金受け渡しシーンが圧巻だった。ただ、このテに付きものの“釈然としない”部分はなくは無いが…。《ネタバレ》とくに犯人像が引っかかる。社会的エリートを約束された若者というのが疑問。8点(2003-08-23 23:25:10)

274.  カリガリ博士 コントラストを利かした白黒の映像、カリガリ博士の強烈な風貌、斜にセットされ不安定だが幾何学的で幻想的な舞台美術…等々、まるで奇怪な夢でも見ていたかの様な60分でした。《ネタバレ》物語りといえば、精神異常者の妄想という古典的なオチで終るサイコ・ホラーなんですが、見方を変えれば様々な解釈が出来る風刺映画。カリガリ博士とは黒幕のことで、戦争指導者を痛烈に批判しているというのは時代背景からして大いに納得。 何回でも見たくなるコワイながらも不思議な映画でした。9点(2003-08-23 23:25:01)(良:2票)

275.  コクーン ロン・ハワード監督らしいヒューマン・タッチな作風は、ジーンと胸を打つ大人のファンタジー。テーマとしては重い老人問題で、誰しもやがては訪れる“老い”と“死”。 あまりにも非現実的なラストはまさに“おとぎ話”。 個人的には、老人達は神と出逢い“昇天”したと受け取りたいですね。7点(2003-08-17 16:14:50)

276.  トレマーズ ずいぶん前、なんとはなしにテレビで見たんですが、最後の最後まで画面にクギ付け! ! 低予算ながらスピルバーグ風で、まさにモンスターパニック映画の決定版! ! …という感じ。恐怖感というよりもハラハラドキドキ感で、終始、カラッとした明るさとユーモラスな味付けも良かった。なにより、モンスター(グラボイズだったか?)が硬い地面の中を猛スピードで動きまわり、人を襲うという奇抜なアイデアが秀逸。モンスターの造形もユニークで悪くはない。魅力的なキャスティングもグッド。とりわけ、ガンマニアの夫婦が印象的で、ラストはまさに美味しいとこ取り! !8点(2003-08-16 13:27:54)

277.  砂の器 序盤早々、“カメダ”や東北なまりを手掛かりに二人の刑事達が盛夏の中、汗だくになりながら東奔西走するという緊張感のある展開でゾクゾクさせてくれる。やがて点と点が線に繋がり、謎めいた事件の全容が明らかにされてゆく。この辺り、構成もしっかりしており腰を据えた演出も申し分ない。前半のサスペンスタッチの展開から後半、悲痛な人間ドラマが浮き彫りにされていくわけだが、本作で忘れてならないのが作品を支える俳優たちの名演。とくに緒方拳と加藤嘉の情感を込めた演技が素晴らしく、この作品の印象付けに多大に貢献していた。《ネタバレ》ラストのクライマックス、悲哀に満ちた力感のある菅野光亮作曲・演奏「宿命」をバックに、和賀(加藤剛)の哀れな少年期の回想シーンとシンクロさせる演出は圧巻の一言であり、劇的な効果を収めている。これはまさに映画だからこそ可能な表現方法であり、観る者の脳裡に鮮明に焼き付けてくれる。雪が吹きすさぶ厳冬の中で行われる父と子の巡礼、偏見と迫害の中で強まる親子の絆などなど、当時不治の病といわれたハンセン氏病を取り入れ悲痛な社会派ドラマに仕上げる作風は、さすが監督野村芳太郎らしい。余りにも日本的なサスペンスドラマの名作です。9点(2003-08-16 13:27:42)

278.  13ゴースト(2001) ドタバタ調のモンスター・ムービーみたいなもので、しっかりB級(C級?)ホラーしている、って感じ。ところで、内要とは不釣り合いな位にセットの美術が素晴らしい! ! 特撮とCGの見事な調和。全面ガラス張りの迷宮に、アナログ感溢れる機械じかけのギミック。セットの美術のみに…5点。5点(2003-08-16 13:27:21)

279.  十二人の怒れる男(1957) アイデアと脚本、そして役者陣次第では、こんな限られた条件下でも見事な傑作が作り得るということでしょう。蒸し暑く閉塞感充分な室内の描写。サスペンスを盛り上げるナイフの演出。次第に浮き彫りにされる人間ドラマ。雨上がりの中、それぞれが家路に向かう開放感溢れるラスト。そんな見事なまでの展開に、最後まで画面にクギ付けでした。本作では、一人また一人と有罪から無罪へと流れが変わっていきます。しかし、もしこれが逆だったら(無罪から有罪へ)と思うとゾッとします。密室で行われ、しかも法の専門科でない人達による陪審員制度の難しさをも、教えてくれる作品でありました。9点(2003-08-16 13:27:11)(良:1票)

280.  ビルマの竪琴(1956) 日本映画史上に輝く素晴しい名作。情感豊かに人間愛を描いた感動作なんですが、切々と訴える反戦映画とも言えます。市川崑監督の丁寧で味わい深い演出がひときわ冴える。とりわけ、水島上等兵(安井昌二)が山のような日本兵の死体をまの当たりにして、なぜ彼が僧となりこの地に残るのかが説得力を持って描かれている。役者陣の確かな演技も申し分ない。とくに井上小隊長を演じた三國連太郎の誠実で人間味溢れる演技が秀逸かつ印象的。「植生の宿」を初め伊福部昭の音楽が感動を盛り上げる。ラストに用意された「水島の手紙」はもちろんだが、水島が柵越しに弾く別れの「仰げば尊し」にはもう涙ボロボロ。個人的には、邦画史上指折りの感動的シーン! ! また、市川崑という監督の偉才振りをも教えられた記念すべき作品でした。10点(2003-08-16 13:27:00)

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