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プロフィール
コメント数 1200
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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261.  名探偵ピカチュウ 《ネタバレ》 序盤から、これピカチュウの中身が実はお父さんってパターンだな(理屈はわかんないけど)とか、どう考えてもラスボスはビルナイだな、とか容易に想像がついてしまうわけですが、それは逆に、定番を外さない作りになってる、という事でもあるわけで、安心して観られる作品になっていると思います。 つか、ピカチュウの中身がお父さんとずっと予想してたにも関わらず、ライアンが顔出ししたときに「あ、ライアンレイノルズって声だけじゃなく顔出しもするんだ」と間抜けにも思ってしまったのは内緒です。そりゃそうに決まってるよ! 内容や観せ方だけを見ると最近のハリウッド娯楽映画の中ではごくごく普通で特に褒める要素はないのですが、この映画の価値はポケモンにどれだけ思い入れがあるか?その一点にかかっていると言っても過言ではありません。 特に思い入れがなければ6点くらいの普通の娯楽映画で、あとはポケモン加算がどれだけあるか…でしょう。 だから人によっては9点10点あっても全然おかしくない映画だと思いますし、それこそがキャラクタ映画の価値だと思います。 あと、ケンワタナベ、いてもいなくてもいい完全にどうでもいいキャラにしか思えないんですが、あの役の存在意義が僕には全然わかりません。[地上波(吹替)] 6点(2020-05-23 20:19:15)《改行有》

262.  ランボー/怒りの脱出 1作目からキャラだけ借りて全くの別物のアクション馬鹿映画となっているわけなんですが、一般に認識されている「ランボー」のイメージは実はこの第2作以降のものです。 そう考えればこのシリーズをヒットさせてランボーというキャラを確立させた功績はこの映画にあると言って間違いありません。 グレムリン2で「んーランボー!」と言いながらモグアイが真似をするのも明らかにこの2作目のランボーですし。 さて、そのようなパターンは実はわりと沢山あって、わかりやすいのがエイリアン。 宇宙船だのエイリアンだのいうギミックを外してみれば実は地味なソリッドシチュエーション密室ホラーである「エイリアン」を、派手なドンパチアクション馬鹿映画にしたのが「エイリアン2」 ターミネーターなんかも似たパターンで(まぁターミネーターはまだ1作目の要素を残していますが)、2作目で派手なアクション映画に変身させて成功した映画というのは実は沢山あるわけです。 まぁ2作目というのは1作目を超える必要があるわけで、そうするとどうしても派手めにするのはしょうがないわけですが、そういう作品の嚆矢となって成功した作品ってなんだろう…と考えると、実はこのランボー2なんではないか、と思うわけです。 それまではレイダース→魔宮の伝説のように、1作目の路線をきっちり継承して続編を作るのが普通でしたから(代表的なのは007シリーズでしょうか)、まるっきり路線を変えて成功させたというこのランボー2というのはもっと評価されてもいいんじゃないでしょうか? いや、僕が適当な事を書いてるだけかもしれませんが笑[地上波(吹替)] 6点(2020-05-23 13:23:03)(良:1票) 《改行有》

263.  チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜 《ネタバレ》 序盤は地雷臭がプンプンです。 最初にダンスをみせるシーン、わざとらしいバレエやオタクダンス…いまどき安直なアニメでもやらないようなキャラの立て方。 はじめてのダンス大会でも、朝ドラでもやんねーよと言うようなわざとらしい失敗シーン とにかく随所にそういうイタイシーンをつっこんでくるので「これはやべーな」とやばい映画警報はなりっぱなしです。 途中からはごく普通にベタで想像通りの展開になるだけに、なぜ序盤はあんなに地雷臭がするのか…そこが惜しい映画だと思います。 後半も、副校長の扱いやベタすぎるアメリカのアナウンサーなど、とにかく漫画っぽいというかB級映画感がすごいんですが、まぁこれはベタで許される範囲かな、と。 あと、最近は普通の美女化してきた感がある広瀬すずはこの映画の頃がピークだったかなぁ、とちょっと思うわけですが、そのピーク時の彼女のへそが拝めるだけで観る価値はあると個人的には思います。[地上波(邦画)] 6点(2020-05-22 23:00:39)《改行有》

264.  ギャングバスターズ 誰にでも楽しめる(そしてほろりとさせる)素晴らしい娯楽映画。傑作に近い佳作。 いい意味で「しょせんB級娯楽映画(最高)」 この監督について調べてもわからなかったんですが、タランティーノの弟子かなんかですかね? ゾーイベルも出てるし、タランティーノの映画にロドリゲス要素を入加えて、さらにコミック風にして今風にした感じの映画です(長いよ)。 悪党だけどとことん悪い奴じゃないって連中の人情風味を入れたアクション物ってわりとありますが、この映画はそれらの中でも最上級に位置づけできる映画になっていると思います。 おっかっけてくる連中のアホっぽさ、コミックっぽさといったらもうね。 娯楽作というのはこれくらい振り切れた方が面白いだろ、と言わんばかりです。[インターネット(字幕)] 7点(2020-05-22 17:09:25)《改行有》

265.  喰らう家 《ネタバレ》 原題は「We Are Still Here」なのに邦題は「喰らう家」 こんな邦題じゃ普通観る気になりません。パッケージデザインもセンスないし。なにがグゲゲゲだよ…日本の配給会社酷いよ。 さて、ストーリーや設定にツッコミどころが多く、例えばクライマックスで街の人がわざわざ危ない家の中に入ってきて自爆するのはどうなんだ?とか、呼ばれた友人一家(何も悪くない)の巻き込まれ感がひどいとか、ダグマー一家と悪霊とやらはどういう関係性なんだ?主体はどっちなんだ?とか、まぁとにかくツッコミはじめたらきりがなく、そして邦題は事故レベルの悲惨さではあるものの、しかし映画の出来はよくかなり面白いホラー映画でした。 映像が古く感じたのですが、これは1979年という舞台設定でその頃の雰囲気(その頃製作された映画の雰囲気含め)を意識したものだと思われ、そういうセンスはなかなかよかったと思います。 ホラー好きなら邦題にめげずに観ても損はないかと。 血しぶきはまぁまぁ飛びます。[インターネット(字幕)] 6点(2020-05-21 14:04:00)《改行有》

266.  コロンビアーナ なんだかんだで3回くらい観た映画なんですが、まだレビューを書いてなかったので。 とはいえこの映画については「リュックベッソン製作脚本」ですべてが説明できてしまう…で片付いてしまう映画であって特に語る事がありません。(僕の小鳥は戻る?という比喩会話はちょっとよかったですが) まぁ語る事がないからこそレビューを書いてなかったわけですが、しかし最近「家族を殺された少女が暗殺者になって復讐する」B級映画(リュックベッソン製作じゃない)を観たのです。 いかにもリュックベッソンぽい設定のその映画はしかしクソつまんなかったんですよ。 こんなの誰が作っても同じだろう…と思うわけですが、リュックベッソンが絡んでないその映画はほんとに駄作でした。 リュックベッソンってすごいのかも…その映画を観たとき私はそう思ったのです。[地上波(吹替)] 6点(2020-05-20 15:41:58)《改行有》

267.  リカウント いまだに記憶にある2000年アメリカ大統領選挙のフロリダでの再集計(リカウント)問題を映画化した実話物。 アメリカ大統領選挙の不思議なルールについては日本でも毎回ニュースで取り上げられるのでご存知の方も多いと思いますが、あんな変なルールだからこんな問題が起きちゃうんだよなぁ、と。 一般投票で負けた側が大統領になっちゃうわけですからね。 観てて思ったんですが、沢山の人が出てきてひたすら再集計問題と戦う、というこの映画の構成はほとんどシンゴジラといっしょです。 当然シンゴジラ同様、人間がどうこうというのは描かれてません。 そういう意図の映画じゃないから当たり前なんですが、しかし「映画にはヒューマンドラマが必要だ!」という人には向かないと思います。 何しろ大量に人が出てくる上にそのほとんどが数分のシーンがあるだけ。主要な数人以外は誰が誰かわからないのですから、人間ドラマも何もあったもんじゃありません。 それでもこの映画は緊張感があり面白いのです。 誰かの判断一つが違っただけで、今の世界の歴史はもしかしたら変わってたかもしれない…という内容なんですから面白くないわけがありません。 さて登場人物の多くは存命の実在の人物なんですが、中でもただの困ったちゃんと描かれてるキャサリンハリスなんかはこの映画での描かれ方、これでオッケーなんでしょうか? ヘタすると訴訟レベルのひどい描かれ方をしてるので多分オッケーなんでしょうけど…これでオッケーとはある意味すごい人だな、と思います。[インターネット(字幕)] 7点(2020-05-19 18:49:27)《改行有》

268.  エージェント・ウルトラ 《ネタバレ》 タイトルとジャケ写それに簡単なあらすじを読むと、よくある「冴えない男が実はスーパーエージェントで…」という感じのB級コメディを想像させるわけですが、全然そんな内容じゃありませんでした。 そもそもなんでR15なの?やっぱ裸とかあるから?と観る前に思ったわけですが、観たら一目瞭然。 血しぶきが飛び散るからのR15です。殺し方容赦ない…てか裸とかエロ要素は0ですよゼロ。ナッシング! さらにコメディ要素もゼロ。え、これジャンルにコメディとか書いてなかった?? とにかくただ田舎の街で不合理な殺し合いするだけの映画です。 なんだよこの映画?タイトル詐欺じゃねーか! しかもヒロインがぱっとしないしエンディングまでセンスなし 少なくとも僕には褒めるポイントみつからない映画でした。[インターネット(字幕)] 3点(2020-05-18 23:15:11)《改行有》

269.  リンカーン弁護士 面白い! 法廷物は潜水艦映画と並んでハズレが少ないジャンルだと思いますが、この映画もその期待を裏切りません。 というかこれ、法廷物というよりヒーロー物に近いです。 金になる事件を探してリンカーンで裁判所を回る怪しい弁護士。汚い事もやるし金にもうるさい。 刑事にも嫌われてる。 乗ってるリンカーンのナンバーはNTGUILTY。 しかしほんとの悪は絶対許さない。 ってな感じで、この映画の構図は法廷を舞台にしたダークヒーロー物のそれです。 マシュマコノヒーは非常にハマってます。 シナリオの細かい伏線と回収は精緻だし、いやな奴はちゃんと負ける。 だから観た後に爽快感がある。 これぞ正しくヒーロー物です。 そしてこういう映画にかかせない小粋なパートナー。この映画では運転手ですな、彼がいい味だしてます。 変な前知識をもたずに観ていただけると吉です。[インターネット(字幕)] 8点(2020-05-17 14:19:24)(良:1票) 《改行有》

270.  今夜、ロマンス劇場で 《ネタバレ》 何コレツッコミ待ち?という感じの映画。 最初に彼女が出てきたときに「あ、これ映画の中のキャラクターがそのまま出てくる設定なんだ」と思ったわけですが、すぐに違うとわかります。 自分が映画の中から出てきた事をちゃんと理解してるし、この現象自体についての知識等しっかりあるのです(人に触れられないとかね) もし映画の中の姫がそのまま出てきたのなら「ここはどこ?何が起きてるの?」となるはずなので、そうじゃない時点で映画の中のキャラクターではない。 一方で、もちろん中の人(女優)でもないわけで、じゃぁ「そもそもお前は何者なんだよ?」という事が気になってしょうがないのですが、しかしその回答はありません。 結局「映画の中でキャラクタを演じている映画の中の謎の存在」が出てきた…という事らしいんですが、え、それどういう事なの? 最初に白黒のまま動き回るシーンは本当に気持ちが悪かったんですが(この気持ち悪さは一種の不気味の谷現象なんでしょうか?)、わりとすぐ色をつけてしまうし、白黒であることを活かすようなエピソードもほとんどなし。 (赤だ青だ、と無意味な事をしゃべるくらい) だったら最初からカラーでいいんじゃね?と。白黒設定意味ないよ、と。 わざわざ白黒で出すならもっとそれを活かせよ、と、思うわけです。 映画から出てくる代償で好きな人に触れない、なんてのは、人魚姫以来伝統の代償系ですが「え、誰がその代償くれたのよ?」と。 昔の童話である人魚姫ですらそこはちゃんと術かけてくれる人が描かれていたわけですから、現代日本の映画でそこスルーはダメでしょ。 つか綾瀬はるかの服、高そうな服にポンポン着替えてるんですが、あれはどういう仕組みなの? とまぁツッコミどころの嵐なんですが、一番いけないのは「ハッピーエンドじゃないところ」 こんな適当なシナリオなんだからご都合主義のハッピーエンドでいいじゃん。 まぁシナリオとしてこういう方向でまとめたかったんだろうけど、それはこの映画を観る人が求めるところなの? 製作者サイドの自己満感を強く感じるラストの展開でした。[地上波(邦画)] 4点(2020-05-16 23:16:22)《改行有》

271.  マッド・ナース 原題にあるとおり、これ3D映画なんですよね。 ピラニア3Dとかもそうですが、エログロ系は相性いいんでしょうか? で、映画の内容は終始無茶苦茶。特にクライマックスはもう何がなんだか…だし、オチも無理あるけど、でもまぁここまで無茶苦茶だと逆にいさぎいいっていう。 主人公役、完全に男顔で美人でもなく顔は全くそそらないわけですが、体はすごいです、ええ。[インターネット(字幕)] 6点(2020-05-16 17:14:18)《改行有》

272.  ミリオンダラー・ベイビー ヒラリースワンクが自身の代表作「ザコア」の次に選んだ映画がこれ。なんかものすごく役作りしてこの映画に挑んだんだとか。(←この文章の誤りを指摘してください【配点5点】) 孤独で癖のある2人が…という、毎度おなじみのイーストウッド節全開の映画。 たとえばこれと「グラントリノ」を観比べたときに、そのテイストが全く一緒なんですよね。 それはつまり監督の作家性がはっきりしていて安定感がある証拠でもあるわけで、同監督の映画が好きな人にはたまらないのかもしれません。 いい映画だとは思いますが、僕個人としてはこの彼流ヒューマンドラマにほとんど面白みを感じる事ができません。 何しろ主役2人の生活や感覚があまりに僕と違うんですよね。 それでヒューマンドラマと言われても「ヒューマン」として感じる基本的な部分が違うわけですからヒューマンドラマも何もあったもんじゃないわけです。 アメリカンな彼と日本人の自分ではやはり基本的な感性に違いがあるって事なんでしょうが、それこそがイーストウッドの作家性なわけですから、それはそれでいいんじゃないでしょうか。たまたま僕と相性が悪いだけです。[インターネット(字幕)] 6点(2020-05-15 22:43:07)《改行有》

273.  ハッピー・デス・デイ 《ネタバレ》 この映画を観た直後に続編のハッピデスデイ2Uを観て、あまりの面白さに勢いで2のレビューを先に書いてしまい…なんとなくそこから逆に1のレビューは書きづらかったので放置していたのですが2を絶賛しているのに1のレビューを書いてないのもおかしいだろ、という事で再見してレビューを。 再見して思ったのは「話わかってても面白いな」という事。 ストーリーがわかった状態で観ても細かいところで新たな発見もあり、なかなか面白く観る事ができました。 これが出来の悪い映画だと1回目は勢いで「面白い」と思っても再見してみると「ん?」と思う事もあったりするんですが、この映画でそんな事がなかったのはおもしろい映画の証拠かな、と。 で、再見して思ったんですがこちらの1作目に関しては肝心の「そもそもなぜループするのか」という事についての理由付けを徹底して排除してるのがいいと思うんですよ。 そこに変な理由付けをしても、なんか安っぽくなってがっかりするのがほとんどなわけで、だったらもうそこについては一切スルー。 起きてる事はもうそういうものだと割り切ってストーリーを紡いでいくというのは手法としてありかな、と。 たとえば「僕だけがいない街」とかなんで戻るのか原理について語られてませんよね。 ただその能力が存在しますという前提だけで話を紡いでいきますが、もともとありえない仕様なんですから、それでいいんじゃないでしょうか。 (結果として話を作るために都合よく能力が発動してるんじゃね?と思ってしまうところもあるんですが) 「CUBE」なんかあの構造体はなんなんだよ、という事については一切語られませんが、でも面白いわけですし。 もちろん「その理由のディテールを面白く描いてストーリーに組み込めれば」それに越した事はないわけです。 たとえばバックトゥザフューチャーの「タイムマシンは原子力による膨大な電力で動いている→過去に戻って原子力機関を動かせない→さぁどうする?」なんかがその典型です。ストーリーの一つの軸になってますから。 ついでに言えば「タイムマシンがなぜデロリアン→かっこいいから」みたいな細かいネタも忘れないからあの映画は傑作なのですが。 しかし、それが語れない(あるいは語る必要がない)のであれば、もうそこは「そういうものだ」と割り切ってしまうのも一つの手です。 この映画はそれで成功してると思うんですよね。 さらにこの映画が成功しているのはキャラ造形が魅力的な事。 (さんざん言われてる事ですが)ビッチな主人公をいつのまにか応援してしまうっていうのは映画の出来がいいからこそです。 多くの映画で「主人公が魅力ない映画が面白いわけがない」という経験をしているだけに、その真逆、ビッチな主人公をいつのまにか応援してしまうこの映画が面白いのはある意味当然だと思います。 で、この映画について言いたい事がひとつあるとすれば。 「この映画がちょっとでも面白いと思ったら(あまり間をあけずに)続編も観てね」 これにつきます、はい。[インターネット(吹替)] 8点(2020-05-14 22:16:30)(良:2票) 《改行有》

274.  イップ・マン 序章 カンフー映画にあまり興味がない層からすれば、大概のカンフー映画はただカンフーで戦ってるだけでシナリオなんか5行で書けるような安直な内容…という認識しかないのですが、この映画は(実在の人物を描いてるだけあって)それなりに山あり谷ありのシナリオになっています。 佐藤のいかにもな小悪党っぷりがたまりません。 映画を観ていて、これって映画じゃなくてどっかで観た事ある雰囲気だよなぁ…と思ってよくよく考えたらNHKのドラマのそれでした。 芋っぽい芝居や画造り、その辺ふくめて全体の空気感が非常に近いものを感じます(個人の感想です)[インターネット(字幕)] 6点(2020-05-14 15:53:44)《改行有》

275.  エリア52 「気が付いたら謎の場所に一人でいて、何がおきてるかわからない」というSAWやCUBEでおなじみのソリッドシチュエーション物は、題材として面白そうな分観る側のハードルが上がります。 知らない映画でもあらすじ説明だけで「お、ちょっと観てみよう」と思ってしまいます。 で、だからこそそれを裏切るような内容だと元のハードルが高い分その評価も急降下。 この映画も、意図してではなく撮り方&編集が下手なせいで何がおきてるかわかりづらい上に次々と観ててテンションが下がるようなネタが展開していく(突っ込みどころしかない)…となるとこれはもう地雷の域。 安っぽいいろんな要素詰め込みすぎなんですよ。 最初にハードルをあげてしまってるだけに、厳しい評価にならざるを得ません。[インターネット(字幕)] 3点(2020-05-13 18:36:37)《改行有》

276.  ローン・サバイバー ブラックホークダウンの系譜につらなる実話系戦争映画。いや戦闘映画か。 とにかく映画からの圧が強すぎて呼吸困難になりそう。 比較的最近の事件で関係者はほぼ存命、主人公である当人の手記を元にしてるだけに、内容的にはちょっと大げさなだけのドキュメンタリー映画。 映画的な細かいツッコミとかはもう野暮でしょう。 中盤以降終始圧倒されるシーンが続くだけの圧の強い映画です。 このあと、同じ監督、同じ主演でパトリオットデイ、バーニングオーシャンと実話系映画が作られていくわけですが、出来でいえばローンサバイバーには及んでないのは(事件の規模からして)しょうがないのかもしれません。[インターネット(字幕)] 8点(2020-05-12 17:13:26)《改行有》

277.  マリオネット・ゲーム 《ネタバレ》 ジェラルドバトラーがエリートサラリーマン(しかもこずるい嫌な感じの)役の時点で話に入り込めません。 いつ服を脱いであばれだすんだろう…そういう思いのまま映画を観るのですが、しかし全然暴れないジェラルドバトラー…てかむしろテンぱってキレ気味で小心者すぎます(まぁそういう役どころなわけですが) テッドのマークウォールバーグみたいな狙ったキャスティングでもないみたいで、ミスキャスト感がはんぱない! これが300公開前の映画ならまだしも300より後の映画ですからね… そして迎える予想外のオチ…は、悔しいことに確かに予想外でした。 あ、そっちなの?って感じ。 いやちょっとそんな気もしてたんですよ、でもまさかそれはねーだろ、と思ったら、やっぱそっちっていう。 まぁ旦那さんは最初から相当いやな感じだったので、しょうがないかとは思いますが。 旦那の発言に対し奥さんが「娘が危ないから!」と拒否ってたのはやっぱ伏線だったのか!と。 根本的な問題として、普通その問題からこういう行動にはならないでしょ、という思いが。 お灸をすえるというか復讐にしてもいくらなんでも大袈裟すぎる。 これ、映画界では企業ミステリとか国際犯罪の規模で使われるネタですからね。 普通に考えて不倫の罰からこういう事はしないわけで、そりゃ予想外ですよ。 予想外ならなんでもいいのか? あとオチを知ってみると、奥さん(と浮気相手の旦那)はほんとに名演すぎます。君たち役者になれるよ笑[3D(吹替)] 5点(2020-05-12 14:12:56)《改行有》

278.  マリアンヌ 《ネタバレ》 非常にシンプルで観ている側がそうなるんだろうなと予想する通りのラストを迎える予定調和なストーリー。 観終えた後に思ったんですが、これ監督の手腕でどうにでもなる映画だと思うんです。 例えばもっと感傷的な撮り方をすれば「号泣必須のラブストーリー」になるわけですが、一方で「感動の押し付け」「安っぽい映画」という批判も受けたんじゃないかな、と。 で、ゼメキスは、この話を割と冷めた視点で淡々と撮ったわけです。 そうすると全体に風格みたいな物も出るし、感動の押し付けにならないのはいいんですが、一方であまり感情移入せず客観的に映画を観ていた客は「あぁやっぱそうなるよね」と淡々と思うだけになる。 冒頭古い車が走ってくるシーンで何の説明もなく年代をわからせ、劇中さりげないセリフでここがカサブランカだとわからせ…という見せかたは非常にうまいと思いましたが、そういう小粋さを重視するあまり感動的な要素が薄まってしまったんじゃないか、と。 なかなか難しい匙加減だと思いますが、映画には見栄というか外連味がやっぱ必要だと思うので、この映画に関してはもうちょっと大げさに感動的に撮った方が面白かったんじゃないかな、と思います。それこそBTTFのように。[インターネット(字幕)] 7点(2020-05-11 09:02:00)(良:1票) 《改行有》

279.  亡国のイージス 原作は評判にもなったし実際まぁまぁ面白いんですよ、原作は。 それが映画にした途端にここまでつまらなくなるっていうのは一種の才能なのかもしれません まぁ同種の現象は他の多くの邦画でも見かける現象ですし、アニメ漫画の実写化ではほぼ100%味わえる感覚なので、皆様よくご存じかと思います。[CS・衛星(邦画)] 4点(2020-05-11 01:50:51)《改行有》

280.  バッド・バディ!私とカレの暗殺デート こんなふざけた邦題と内容ですから、当然ビデオスルーの映画かと思いきや、劇場にかかってたんですね。 私は吹き替え版で観ましたが、吹き替えがイマイチなので字幕版で観る事をおすすめします。 主人公2人が両方とも頭がおかしいというなかなかすごい映画。 ヒロインのアナケンドリックは、口元が坂口杏里に似ていて個人的にはイマイチな女優なのですが、そこが逆にこの映画の変なヒロインには合っている印象。 最初は面白そうな雰囲気があるんですが、主人公2人があまりに頭おかしいのでストーリーも当然おかしく、おかげでまったく話にのれません。 キャラ設定が変でストーリーまで変となると、観客はいったいどうすれば?? 一応ラブコメだと思うんですが、ラブコメに大事な二人が仲良くなる過程が全然ないので、殺し屋がなぜ「愛してる」みたいな事を言い出すのか説得力がないんですよね。 一応フィーリングみたいなんですが…それじゃ映画観てる側がついてけません。 というかそういうとこを客にみせるのがラブコメ系の映画ってもんじゃないの? 撮影にもセンスを感じませんし、あまり褒めるところがない映画です。[インターネット(吹替)] 4点(2020-05-09 11:51:22)《改行有》

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