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261. フェイス/オフ
エンターテイメントとしては満点。顔が入れ替わるという着想はくだらなく見えるものの、映画はとてもスリリングであきさせませんし、追うものと追われるものの逆転という一種哲学的なテーゼを感じさせて、ガラスごしに二人が対面するシーンなどには戦慄を覚えます。緊迫感あふれる最高傑作です。10点(2003-05-04 03:29:46)
262. 七人の侍
3時間以上ありますが、はっきりいって面白いです。せりふは半分以上聞き取れませんが、細かいせりふなんか気にしないで見てください。この映画での三船は、性格設定は明確なものの、うるさすぎていまいちです。志村喬が最高のいい味を出しています。脇役の百姓たちが、どうみても百姓という強烈なキャラを打ち出しています。白黒の画面全体のすみずみから、圧倒的なパワーが押し寄せます。9点(2003-05-04 03:16:20)
263. 悪い奴ほどよく眠る
黒澤の最高傑作はこれだと思います。何度かの転回がある筋の運び、三船の現代人としても真似してみたいサラリーマンとしてのカッコよさ、予想外なやるせない結末。それから、黒澤映画はみんなそうですが、脇役たちの鬼気迫る演技力。下っぱたちが精神的に追いつめられて狂気へ至る迫真の演技もみものです。西の正体がばれるシーンはぞくぞくします。10点(2003-05-04 03:08:55)
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