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プロフィール
コメント数 458
性別 男性
自己紹介 2014年あけましておめでとうございます。

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261.  サイレントヒル 《ネタバレ》 この手のホラーゲーム原作のものにあまり期待をしていなかたせいか、それほど悪くは無かったのでは?というのが率直な感想です。キャラクターやデザインは良いですねー。前半なんかそのグロさに卒倒しそうでしたが。問題はストーリーとその描き方がおしい感じがします。最初子供のクリーチャーに襲われたときもなんか訳判らないまま助かるし、ナース廊下もクリアしてみればあっさりしたもの。動機や説明がいまいち不明確なのも、そのラストのあの結果なのも不満は残りますが、グロ美しい感じは良かったです。[DVD(字幕)] 6点(2006-12-05 01:49:55)

262.  嫌われ松子の一生 《ネタバレ》 ラストまであっという間に感じるほど次から次で、いろんな人の記憶をたどりながらいろんな時間がつながって行く感じは流行の手法と思います。他と違っているのはそのシュールさが、通常ふさわしく無い場面でも多用されている所にまず目が行きます。それはこの物語の暗い・きつい部分をオブラートに包む役目やコメディーとしての役目も果たしてはいますが、自分はこれはタイトルにもあるように”人生なんてこんなもの”として見せる宗教の教えのように感じます。宗教ミュージカル?走馬灯ミュージカル?人の記憶をたどる形式なので松子自身の感想は無く、瑛太演じる甥の空想の中の劇中劇のようで徐々に開かされる見知らぬ叔母の一生を通して、要は人生にとって大事な事はという宗教っぽい教えが根底に流れているのを感じます。教えが物語りに転じてゆくと変なところのリアリティーが排除されてゆくのに似ていると思いました。例えば本来最初の殺人の段階では違う描き方ならもっともっと葛藤なり動機なりが強く表現されないといとも簡単に人殺しをしたと思われてしまうのですが、そこが簡単に表現されてても置いておけるのは、やはり教訓的な宗教漫画っぽい要素を早い段階で感じるからだと思いました。愚かな松子が1つ1つ失敗を重ねながらも気持ちは至ってシンプルになってゆき、観客はその心情を理解もしくは共感してゆく。松子自身も自分以外の人との関わりや気持ちを理解して行ったところでラストのあの不条理な場面へと。でも、過去の自分を見るとその不条理も因果と感じさせる。しかし、嫌われ松子ってタイトルだけどあれだけいろんな人から良く思われているなら客観は嫌われじゃあないでしょうね。主観が人の気持ちを理解しない・できない人間だったので嫌われていると思っていたという事じゃあないですかね。良く出来た映画だと思った。でも決して気持良い映画じゃないのでこの点です。[DVD(邦画)] 8点(2006-12-05 01:07:24)

263.  ALWAYS 三丁目の夕日 邦画でこの点をつけちゃうのは久々です。まあ、これは観る人の世代や思い出にかなり左右されるし、今をどう生きて今の時代をどう感じているのかによっても感想が違うでしょうね。私の感想は今は昔ほど真面目に生きていないという思いがあるので、そこいらへんがこの映画の描く時代がピュアに感じるこの作品のねらいなのだと思います。そこが狙いでも、つっこみどころがあろうとそれを置いておけるのは多数の人の気持ちの中に求めるものの1つがこの中に暗示されているからなんだろうと分析します。特に昭和に生まれた人(自分を含め)には現代との違いについてそれぞれが口にしないまでも思うところがあって、それを素直に表現されたこの作品に触発されるのだと思います。 自分も昔は給食費払わないのは本当に貧乏な家庭だったのに、今じゃ外車乗り回しているにに給食費を払わない恥知らずが居る。そういう人に見てほしい映画だな。演技は薬師丸さんが秀逸ですね。彼女のお母さん像はたよりになっていてしかもさりげなく出しゃばらない男の中の母親像に重なる部分を大変上手く演じていたと思います。小雪もさりげないこの映画にぴったりだと思った。吉岡も良いのだけど髪形を役で変えないのがちょっと僕は覚めるかな。良いにはいいのだけど他のキャラとだぶっちゃうのがプロっぽく感じない。子役はハマリすぎだね。上手くなりすぎると将来が心配。はっきり言って邦画でこの手のが氾濫しているので見る気が無かったんですが、思ったよりよかった。不覚にもハマった。[地上波(邦画)] 8点(2006-12-02 11:25:43)《改行有》

264.  ポセイドン(2006) 《ネタバレ》 5.5という感じです。カート・ラッセルは脇として十分良かったと感じた。しかし主役のジョシュ・ルーカスは未だ貫禄が無いですねー。ナイスガイは表現できても薄い。皆そんなには頼りにしてない描き方も問題。カート・ラッセルで良かったんじゃないですか?メインは。大急ぎで転覆から脱出までなだれ込むのはどうにも薄っぺら感はぬぐえません。出だしは直ぐに転覆なのも問題だし全然船の大きさも航海のわくわく感もなく、まるでTVドラマを見るようだった。各キャラクターの背景描写ものすごく簡単に粗末に終わってしまう。そうなってしまうとどこに感情移入するかはパニック感に期待する以外無く、ダクトのシーンは良かったが後はお決まりの海洋パニックシーン。そう言えば最初に船底(上)へ行こうとする動機も薄かったなー。細かいところに気を使わずに単にパニック映画として監督さんは作っちゃったみたいですね。カート・ラッセルとドレイファスがもったいなく感じます。[映画館(字幕)] 5点(2006-11-25 02:44:22)

265.  イーオン・フラックス(2005) 《ネタバレ》 なかなか興味深い作品と思いました。印象としては短編映画っぽくかつ良い意味で漫画っぽい。その2つの要素がこれをリアリティーを必要としないで、裏に潜むメッセージを重要視させているのだと思います。なので、これをバイオハザードとかマトリックスのトリニティーとして見てしまうと完全に物足りないでしょうね。CMとかがいけない気がします。自分も実際これを見るまではそういう映画だと思っていましたし。しかし、いい意味で裏切っていたと思います。この監督がアクションで行かずにしかも重たくしないで漫画っぽくした部分は興業的には失敗ですが、おもしろい試みだったと僕は思います。あとはその厚みじゃあないですかね。メッセージを訴える部分もさらっとしてしまったのが共感を呼びにくくしてしまったと思います。1本で描ききるにはちょっとテーマが大きかったかも。あくまで短編としてさらっと見るのがよろしいかと思います。シャーリーズ・セロンがこれを選らんだのがなんとなく判る気がする。クローンであるにせよ、マシンのような非人間のように見せる演技は上手いと思った。あと全般的に日本を意識させているのは何故なんですかね。そこは謎。忍者出したかったから?そこはマトリックスを意識?[DVD(字幕)] 7点(2006-11-20 01:27:01)

266.  DEATH NOTE デスノート the Last name 《ネタバレ》 前編はTVで部分的にしか観ていないのでこっちにレビューを書きます。 日テレがらみだと知って嫌な予感的中。漫画よりも漫画っぽく稚拙な感じが邪魔をしていた。だから、そうい突っ込みどころは無視して観ないといけない感じ。まあ、悪魔って時点でかなり譲歩はしているんだけど。映画館にもお子様が沢山騒いでいて携帯は鳴るわおしゃべりするはなんだかまんが祭りっぽく大人が居るのがちと恥ずかしくなる感じ。しかし、ストーリーは面白い。そして、Lはいいね。Lが彼でなければこの味はなかったかも。映画はちょっと低年齢層を意識しているせいかもうちょっとビターな大人味にして欲しかった。それが、それぞれが殺人を犯す動機がいまいち伝わってこない原因にもなっていると思う。月の藤原はいかにも悪役って演技が問題。舞台慣れしすぎてオーバーアクションが鼻につきます。Lとストーリーだけを楽しむにはいいのでは。[映画館(邦画)] 5点(2006-11-04 00:39:04)《改行有》

267.  バニラ・スカイ 《ネタバレ》 これは元々のストーリーが良いから見れるんだと思いました。他は殆どラスト近辺にしか重要性が無いので、そこに到達するまでが訳わかんないままだけに見えてしまうのは失敗していると思います。最初から夢が関係しているのは誰も判っているからそのオチは大抵の人は覚悟して見ている。それにもかかわらずなーんだって感じにならないのはサスペンスやホラーでなくヒューマンドラマ的要素があるせいだと思います。でも、顔が変形して容姿が変わって見えるくらいで絶望するなら、この世の中そのように事故で容姿が変わった人に対して大変気分の悪い映画だとふと思いました。そのように幻想の容姿だけを自分のアイデンティティーにしているのなら、その精神の弱さは頷けるかな。だから、オープン・ユア・アイズなんだね。先にこっちを見たので次は本家を見ます。[DVD(字幕)] 6点(2006-10-29 02:15:21)

268.  フル・モンティ 《ネタバレ》 諸手を挙げて面白かったとするのにはあと一歩というのが率直な感想。邦画の寅さんぽさを感じさせるコメディーでほろっとさせるパターンの映画で、そのお決まりと判っていても気持ちの良いワンパターンかな。トム・ウィルキンソンが味を出した印象が強い。そのカーライルとの対比と感情の推移がとても自然でいい。それ以外はなんか唐突でギャクのオンパレード。もっと、もっと、ぎこちない素人ぽくても良かったのではと思います。なんかそこそこやりそうなキャラが混じって、どんどん公演当日まで話が進んでいってしまうのはなんか物足りないです。[DVD(字幕)] 7点(2006-10-26 01:26:51)

269.  交渉人 真下正義 《ネタバレ》 どう期待するかによって感想違うと思います。 自分の場合このシリーズは一切見ていない(見たいと思っていない)ので、あくまでTVで偶然やってたので見ただけの通りすがり観でした。 で、全く期待してないせいでまあよかったんじゃない?って感想です。但し、お金払っては観たくない。時間潰しにには観れる方。 全然期待しないのにまあまあと思わせた要因は全てユースケ・サンタマリアが上手いということで見れました。あのいらいらさせる変な演出のギャグを無視しても、ユースケの演技には引き付けられるものがあります。これが意外でした。 あとは皆さんの言われるようにあのオチはないでしょうとか、ストーリーの不満はいっしょです。[地上波(邦画)] 5点(2006-10-24 00:59:00)《改行有》

270.  クラッシュ(2004) 《ネタバレ》 何故これがアカデミーなのかは謎...ですが今までも結構そういうのんはあるので驚きませんがというのが感想。これは何を描きたかったんだろうと考える。アメリカの現状?そーんなに溢れんばかりの差別と偏見なのでしょうか?だとするとそりゃー外出るのも、異人種の人を家に入れるのも怖いでしょうよ。それをこんなに同時進行のサイドストーリーで誰に何を思わせるのだろうか。銃を買いたくなるサブリミナルにでもなっているんだろうか。しかし、どれも犯罪が絡んでいるんだよね。最初の黒人2人は差別に文句を言いながら強盗。警官は金持ちの黒人夫婦だと判ると辱めを与える。これも立派な犯罪だし訴えればポテトフライでマクドナルドを訴える国ですから勝てるでしょ。銃でお金を要求すれば犯罪。ヒッチハイクするのも州によって犯罪。それが偏見や差別だけで起こるのでは無い事を皆理解していると思う。それだけで銃を発射するんじゃない事も。だとすれば何が残るのだろうか。そこが理解できない。役者は良いけど、この話は犯罪者だらけの町で人間不信になるのはあたり前でしょ。それを偏見だからそう思わないようにしようとするのは欺瞞に満ちたごかしだと思う。その手の話で誘導されなきゃならないアメリカを憂います。[DVD(字幕)] 5点(2006-10-02 02:34:43)

271.  シン・シティ 《ネタバレ》 言われている程グロくなく、単に殺し合いだけを表現しているのでは無かったので、自分の中ではかなり良かった。タランティーノがかかわっている事も自分には拒否反応であったが、犯罪と言いながらもメインテーマは愛であり正義であると思った。それをコミックという仮想の中で描いていたものを、同じ仮想でも映画でどうやって表現するのかについては半アニメ・コミック感が成功している。しかし、なんと言っても閉塞感のある世界での男の心意気とでもいうのかそういう部分にグッとくるね。かなりオールドスタイルではあってもそこは人間が持つ一種の非現実と判っている娯楽なんじゃないだろうか。ブルースは元々こういうキャラが得意だから特にには無いがミッキー・ロークは単にメジャー映画に帰って来ただけでは無く、人間的にもいろんな事を経て変わったと思った。単に薄ぺらだった(猫パンチ)頃とは。そこが味になっているんだろうと思いました。点数は上位にはあげられないものの心に残る映画だった。[DVD(字幕)] 7点(2006-10-02 01:32:59)

272.  レディ・イン・ザ・ウォーター 《ネタバレ》 シックスセンスともサインとも違うってコピーしてますがどう転んでもシャマランです!感想としては安易な展開のTVドラマを見ているよう。 かなり無理な展開をその進行のスピードでほっとかざるを得ない感じ。 主役の2人の演技は良かったと思う。他のキャラ設定も面白い。 でもね。うまく話をまとめれば良いってもんじゃあないと思った。これが最初からコメディーなら三谷幸喜っぽい感じになっていてそれならその無理さ加減も許せるんだけど、都合が良すぎるってのも醒めてしまう。 こうなると(謎でひっぱると)、この作品の持つ意味は?という部分に注目が行ってしまい、その説明抜きでは終われないじゃん。でも....。 せめて、その後どうなったのかは匂わせておいよ。そこが一番おいしいとこなんじゃないの? シャマランはその珍しさだけでこのまま脚本書いてくと大変危ういとこの作品を観て思いました。やっぱ映画に持つ意味をつけてかないと、ただ不思議な話に興味を引かせるだけの努力だけじゃ駄目でしょ。 全然駄目でもないけど良くも無いです。 [映画館(字幕)] 5点(2006-10-01 01:14:11)《改行有》

273.  フォーガットン 《ネタバレ》 ここの批評を見ないで観たので、中盤まで結構楽しめました。 途中で雲が動いた段階であーこれはそういう方向性に見せかけて違うオチだなと思っていたらそのまんま急に終わってしまった感じです。これはかなり失速していると言わざるを得ませんね。 せっかく惹きつけられたものを実におしいと感じます。何故一番重要な疑惑を早々とヒントを出してまんま終わらせてしまったんですかね謎です。お金足りなかったんでしょうか?時間も短く感じます。 ストーリーを変えても良かったんじゃないでしょうか。このメンバーならもっと良いのができたんじゃ?[DVD(字幕)] 5点(2006-09-19 00:49:26)《改行有》

274.  0:34 レイジ 34 フン 《ネタバレ》 経験とどういう気持ちの過程を通るかで鑑賞後の感想が違うんじゃないですかね。 自分の場合は独映画に同じシチュエーションでだまされた事があるので、出だしであー又だまされたというところから始まってます。パッケージや邦題の付け方レンタル店での扱い等がなにもかも『あの』映画と同じだったんで途中で観るのやめようとしましたが、結論から言えば予測したより駄目ではなかったと思います。なので、ちょっと甘めの点になってます。 まず、0:34という邦題にだまされまくりですね。なので、あいつが画面に出るまでは、お化け屋敷的な超常現象的な怖さがなんとかもたせていました。意外と早くあいつが登場してからは、あっけに取られるほど恐怖感が抜けていってしまうのがこの映画のキツイとこですね。もうそこからは古典的ホラーの展開。でも、タイトルからしてあんまりグロいホラーを期待していない人には、怖すぎないホラーは逆に助かった感はあります。自分も超常現象やサイコ系だと思っていたので、変にホッとしました。 決しておもしろくは無いのですが、映画としてボロボロでも無いですし、ホラーに失敗している以外は結構ちゃんとしていたと思えました。 そこがあんまり自分が騙された怒りはあんましない理由ですかね。 原案は良かったと思います。あとはもっと怖がらすテクが必要ですね。 [DVD(字幕)] 5点(2006-09-18 01:38:06)《改行有》

275.  イノセンス 《ネタバレ》 攻殻を観た時と同様、友人のついでで鑑賞しているので作品のディープな部分は全く知りませんが、攻殻と比べるとイノセンスは事件を通じて何を見るのかという点で自分には来るものが無かった。セルとCGの混じり具合もちょっと醒める。2作品を観て思ったのはやはりこれは草薙素子を崇拝する感があり、バトーではもたないんじゃ?それに、サイボーグがかわいそう、人形がかわいそうと言われても、そんな事ないよーもっとポジティブに考えようよってくらいに共感ができません。生きている実感。自分の存在感。自分が何者であるのか。というテーマについてはナイーブな世代でないと難しいのかも。(あー知らないうちに歳をとってしまった...。)[DVD(邦画)] 5点(2006-09-17 01:39:35)

276.  X-MEN:ファイナル ディシジョン 《ネタバレ》 ここまでの3作の中では一番それぞれのミュータントの特殊能力が描かれていて良かったと感じましたが一進一退というのが正直な所。ずっと言っているのがウルバリンとジーンのキャラが生きてないところ。ビーストだけはその原作が生かされていて今回良かったが、ウルバリンがどうにもワイルドハートじゃないし、ジーンはそのやさしさと最初の頃はかなり役立たずのようなおとなしさが過去作で上手く描かれていないので、フェニックスになってからのギャップがうまく生かせないんだと。あのジーンが?って感じに見えないのが残念。この話を今回だけで収めようとするのに無理があって、次々死んでいなくなって感情の持って行き方がその展開の速さに追いついてゆけないと思った。だけど、特殊能力や戦闘シーンは今までで一番良かったと思う。X-MENはいわばドラクエやFFのようにチームの中にいろんな能力者がいてそれが上手く組み合わされるとこに観ている者の1つの快感があるんだと思うので。 総合するともう一歩(おしい)という感じです。 あといかにもワイヤーでつってますって感じはどうにかならないですかね。ジーンの幼少時代の車浮かすシーンとか、ウルバリンが投げ飛ばしてもらっているシーンとか。そこが他と比較してチャチですね。あと、平日見たせいもありますがエンドロールでかなりの人が席を立ち、あのシーンを見逃している人は感想がちょい違ってくるかも知れませんね。あのシーンがなければあー終わっっちゃったという感じでしょうから。ちょっとマグニートがチェスで少し駒を揺らしていたあたりからなんか怪しいとは思ったのですが...。どういう事なのかは推測でしかないです。[映画館(字幕)] 6点(2006-09-12 00:28:06)《改行有》

277.  ゲーム(1997) 《ネタバレ》 スタイリッシュなクリスマスキャロル(スクルージ)という感じ。サスペンスで進みながら、主人公の性格の悪さを反省させようとするあたりがもろにそう。サスペンス部分はとても良いですがこれで改心させようとする弟の方が性格悪いと思うが....。作品自体は面白いと思います。マイケル・ダグラスはこういう自己中キャラははまり役ですね。ショーン・ペンはこういう脇役での上手さがあると思う。映画全体のイメージはフィンチャー色が出ていて実にスタイリッシュ。もう少し重厚感があっても良いかなとは思います。[地上波(吹替)] 6点(2006-08-26 13:04:12)

278.  ハウルの動く城 《ネタバレ》 宮崎作品の中ではさらっと見れて良かったと思います。ベースの原作があるだけに宮崎自身の独特な世界観について行きにくい部分が適度に押さえられていてバランスが良かったと思います。しかし、抑えられた分だけ興味は沸かないものになったんじゃないかなと思います。”紅の”の加藤登紀子さんも”ハウル”の倍賞千恵子さんも有名すぎて声優としては固定イメージというハンデを観客が乗り越えにくいと私は思います。がんばっているのが想像されてしまってどうものめりこめない感があります。 [地上波(邦画)] 6点(2006-08-22 00:14:07)《改行有》

279.  GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 《ネタバレ》 ネット中毒の友人がマトリックスがパクッた基の作品として観たいというのでみてみようということに。しかし自分は途中でこれは日本語字幕無いと言葉自体の理解のスピードがついてゆけないので字幕ありで再度先頭から見直しに...。友人はなんで理解できないんだとぶーぶー言ってましたが。マトリックスがらみではその設定はかなり似ていると思いました。違っているのはマトリックスが普遍的な心を表現するのに対して、攻殻の方は個人の心のように見えます。それゆえにマトリックスの方が宗教のように理解しやすいのかなと。攻殻の方が特殊で共感しにくいんだと私は思います。全体の世界観や退廃的な部分はそのシチュエーションにけっこう興味を刺激されるが、映画の主体がどこにあるのかという部分に、言うと怒られるかもしれませんが未完成な部分を感じてしまいます。表現しにくいですが思春期っぽいひねた退廃感というかナイーヴさがある。これも怒られそうな意見ですが、そこに浸りたい人の自虐的な世界に特殊性・閉塞感を感じます。それが悪いという事じゃなくてね。そこに自分の感情がフィットしないと難しい映画と思いました。[DVD(字幕)] 6点(2006-08-21 12:44:26)

280.  ユナイテッド93 《ネタバレ》 史実に基づいている部分はあるにせよドキュメンタリーでは無い事を考えると何を訴えたいのかという点で物足りなさはどうしても感じます。しかし、逆に考えるとドキュメンタリーでは無いのにドキュメンタリー風な客観が新しく見え、観ている者それぞれに考えさせる密かな訴えとも取れます。前半はその運命を知っている自分は記憶が新しい分だけに乗客の悲しい結末が切ない気分でしたが、後半はこの悲劇が何故起こったのか?いったい誰が何が悪いのか?について考えさせられました。それこそがドキュメンタリー風映画の作成意図なのかもしれませんね。決して面白い作品ではありませんが、自分が思ってもいない所で別の考えの人がどう思っているのかという事がふと頭をよぎり、大変難しい事ではありますが自分以外の人の事を考えるという事の重要性を感じました。無論、暴力によって自分の意見主張をする事は大変愚かな行為であり、人が人を利用して自分の本意を遂げようとするのに気分が悪い思いです。[映画館(字幕)] 7点(2006-08-20 08:45:48)

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