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プロフィール
コメント数 2267
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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261.  ダンガル きっと、つよくなる 《ネタバレ》  野暮とは思いつつも、どこまでが実話なんだろうってついつい考えながら見ちゃいますね。  エンドロールでギータとバビータのその後+現在が出てきたので、大筋はほぼ実話なのかな?  実話ものにしては起承転結がしっかりしていて、大変メリハリのある作品。父親が自分の夢を娘たちに託しトレーニングを始める『起』。大会で快進撃を始める『承』。ギータがインドのNSAに在籍し、少しずつ道を踏み外していく『転』。そんなギータに父親が手を差し伸べ再び父娘で栄光に突き進む『結』。  『起』ではインドという社会を垣間見ながら父娘の攻防を楽しむ。コメディタッチな演出、やりとりが面白い。  『承』では少年漫画さながらの高揚感を感じる。  『転』では暗雲がたちこめシリアスなドラマに。  『結』ではレスリングという熱いスポーツドラマを堪能できる。  父娘のドラマとしてもスポーツものとしても非常に完成度の高い1本。  長い映画ではありますが、それぞれのパートのテンポ、展開が早くその長さを感じさせません。  無駄な描写があれば80分でも長く感じちゃうのが映画。そういった意味では、無駄な描写はほとんど無かったと言えるでしょう。  気になる点は、バビータの出番が後半ほとんどなくなること。少女時代は二人とも均等に描かれていたのに、中盤以降はギータオンリーの物語になってしまったのがもったいない。  もうひとつはクソ監督放置問題。こんだけ無能なうえに性格クズな監督が本当にいたのか、という疑問もありますが、こいつが最後までおとがめなしっていうのがどーにも気に入りません。それ相応のざまぁな末路を用意してくれないと溜飲が下がらないです。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-05-10 02:32:13)《改行有》

262.  マイ・プレシャス・リスト 《ネタバレ》  ベル・パウリー演じるキャリー・ピルビーのキャラは嫌いではないです。IQが極めて高いがコミュ障。ただコミュ障というほどコミュ障でもない。そしてIQの高さやコミュ障という性格が映画にうまく活かされていない感じもします。  IQが高い人、頭が良い人っていうのは、総じて冷静な人が多い印象があります。それに対しキャリーはちょっと感情の起伏が激しすぎる気がします。  で、このキャリーが出会う男は、デヴィッドにしろマットにしろ、クズが多い。それに加え父親は勝手に新しい女性と婚約しているし、セラピストは不倫しています。それ以外はたいしたエピソードもないので、見ている間ずっと軽いストレスを覚えます。  せっかくキャリーを天才キャラにしたんだから、その知性を使ってデヴィッドをやりこめちゃうくらいの爽快エピソードがあっても良かったかなと。まあ最後は父、そしてセラピストとも和解して、良き隣人とも仲良くなるので後味は良いです。金魚のエピソードなんかも好きです。  ただ小ネタばかりで、面白みに欠ける映画だと思います。心に残る何かもないので、せめてもう少し楽しませてほしかった次第です。[DVD(字幕)] 5点(2022-05-08 22:10:48)《改行有》

263.  グッモーエビアン! 《ネタバレ》  終盤30分の出来の良さに気持ちを持っていかれそうになりますが、思いとどまって6点。  『終わり良ければすべて良し。』は私の信条であり一つの真理だとは思いますけどね。  それでもこの映画の最初の1時間がどーにも好きになれない。この人たちとおよそ正反対の人生を歩んできた自分にとって、まさに肌に合わない人たち。能年玲奈がやたら『いーなー』を連発していましたが、とてもそうは思えない。たとえ離婚していても、自分の進路をちゃんと心配してくれて、こどもにお金の心配をかけない親のほうが百倍良いに決まっています。たとえ両親の仲が良くても、仕事無し、お金無しで、娘に就職を考えさせてしまう親が理想的だとは思えない。  とゆーことで、ハツキは良いとしても、アキとヤグが個人的にダメでした。  映画が面白いかどうかという以前に、価値観がまったく合わんのです。  はっきり言って小川先生(小池栄子)が言っていることのほうが正論ですからね。『そんなのはつまらん』じゃねーよ。  ヤグの境遇には同情すべき点があります。それにバンドを再結成してからエンディングまでの流れは、はっきり言って好き。やたらダラダラ好きでもない人たちの日常を見せられる最初の1時間さえ乗り越えれば、そこから先はちょっと幸せな気分になります。  ただ映画としてはいまいちだと思います。[DVD(邦画)] 6点(2022-05-08 02:08:53)(良:1票) 《改行有》

264.  アイス・エイジ2 《ネタバレ》  1作目に比べるとストーリーが物足りないです。  地球温暖化で溶ける氷河。迫りくる大洪水。こんなサスペンスフルな舞台設定をして、なぜこんなにまったりだらだらになっちゃうのか不思議。  マニーは恋愛。ディエゴは自分の弱さと向き合うのに必死。シドは謎の宗教団体とのトラブル。だから『大洪水がくる・・・!一刻も早く非難しなきゃ!』ってのが二の次になっているからかもしれません。  太古の水棲恐竜らしき二頭が多少場を盛り上げてくれはしましたが…。たった二頭か。しかもその二頭と遭遇しているのが、犠牲になった一匹を除けばマニーたちだけ。せっかくパニックものの要素を取り入れる大チャンスなのにもったいない。  『こうなれば助かる』という最終ゴールラインがあやふやなのも良くありません。そこが明確であるからこそ、ハラハラドキドキもできるし、感情移入もできるってもんです。だいたいやっとゴール地点らしきところに到着したのに、そこも氷河に囲まれているっていうのはどうなの?正解なの?前作は人間の子供を両親に会わせるという明確な最優先事項が、映画にメリハリを与えていました。多分そこが良かったのだと思います。  文句ばかり書いてしまいましたが、二頭の水棲恐竜の襲撃シーンや、間欠泉のシーンなど、見所も多いんです。アニメーションだって前作にひけをとりません。特に水に濡れたマンモスの毛の質感のクオリティたるや形容できないくらい素晴らしい。ただその一つ一つがただのアクセサリーと化していて、映画の面白さと上手く結びついていないのがなんとも惜しいのです。[ブルーレイ(吹替)] 6点(2022-05-04 23:22:55)《改行有》

265.  マダガスカル2 《ネタバレ》  前作とは打って変わって、子ライオンがハンターにさらわれちゃうスタート。しかもそれがまさかのアレックス。アレックスがニューヨークの動物園に流れ着いたのにそんな事情があったなんて。今作はもしかしてシリアス路線でいくのか?  いやいや、前作と同じノリでした。前作と打って変わっていませんでした。悪ノリ。悪ふざけ。やはりこのノリにはついていきづらいものがあります。中身のない会話やギャグもたまにはいいんですけどね。  ただ今作ではペンギンズをすんなり受け入れてしまった自分がいます。もうそーゆーペンギンを超越した存在として認識しちゃってます。だから抵抗感なく彼らの活躍を見守ることができました。確かに愛すべきキャラであり、なんかすごく頼りがいがあります。  親子愛。アイデンティティー。異種族間恋愛。様々なテーマが盛り込まれている今作。いや、盛り込みすぎたと言うべきでしょうか。おかげでどのエピソードも駆け足で薄味。それにアレックス、マーティー、メルマン、グロリアの4人は一緒に行動してほしかったので、最後を除いて結構ばらばらだったのがちょっと物足りなかったり。  例えばアレックスの両親の再会と跡継ぎ問題、それに水問題くらいに的を絞っても良かったんじゃないだろーかと。その問題に4人が力を合わせてサバンナの動物たちのピンチを救うみたいな、一本筋の通ったストーリーのほうが好みです。そうすればもう少し落ち着いて見られたと思います。親と出会うのもわりとあっさりで、もう少し感動的に演出できなかったものかと。  いずれにせよ話がとっちらかっているのがあまり好きではないので、点数厳しめです。  え?次作?もちろん見ます。面白いかもしれませんので。[ブルーレイ(吹替)] 5点(2022-05-03 11:59:29)《改行有》

266.  グレイヴ・エンカウンターズ2 《ネタバレ》  前作に比べると怖さは2割~3割減。いや、もっとかもしれない。特に終盤は完全にアドベンチャーと化してしまって、せっかく前作から引き継いだ最高の舞台が、ただのダンジョンになっちゃいましたね。  前作は少しずつ超常現象が起きていくその過程が見事でした。  今作はさんざんもったいつけた挙句、いったん超常現象が起き始めるとあっとゆーま。風情も何もあったもんじゃない。こーゆー映画は趣が大事なのに。これじゃあ本当にテーマパークのアトラクションです。まあアトラクション嫌いじゃないから良いけどサ。  コックリさんみたいなやつは良かったですよ。そこからポルターガイストかますのが早すぎるんですって。もう少し丁寧に積み上げていかないと。え?尺が足りない?前半のくだらない学園ドラマに40分も使うからですよ!ってゆーか序盤の40分いる?10分でよくない?早く廃病院行けよってずっと思っていました。くだらない学園でのパーティーやらクソみたいな映画製作やらはとっとと切り上げて、廃病院に入ってからを丁寧に撮らないと。力の入れどころを間違っています。  前作のすこーしずつ追い詰められていく感じが好きだったんですけどね。今作はあっとゆーま。  ただ脱出出来ちゃったのが予想していなかったので、そこは凄く楽しめました。エレベーターからの逆戻りもばればれでしたがアイデアとしては悪くない。掃除のおばちゃんがこっちを見ていたのが妙に怖かったです。そーゆーのをもっと盛り込めばよかったんですよ。  それにしてもランス・プレストンが出てきてからはこの映画自体が完全に迷走していましたね。  え?じゃあこの映画は嫌いなのかって?  いやー、こーゆー映画が好きっていうのは、もはや理屈じゃないみたいです・・・。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-05-01 03:36:43)《改行有》

267.  のぼうの城 《ネタバレ》  映画として普通に面白かったので悪くはないのだと思います。  では期待していたストーリー展開だったかというとそうではなく…。史実に基づいているからある程度は仕方が無いとは思いますが、これは映画。エンターテイメント。多少の脚色はあっても良かったかなと。  『秀吉が唯一攻め落とせなかった城がある。』『20000対500』なんだかとてもわくわくさせられるキャッチフレーズではないですか。これは期待に胸が膨らみます。もちろんその期待というのは『少数精鋭』であり、『数の不利を知略で補う』という爽快感に対するものであるでしょう。  ところが蓋を開けてみるとたいした策がないまま、ほとんど『地の利』と『個人の武勇』だけで強引に戦いを進めてしまいます。予想と全然違う。だまされた気分です。唯一策っぽいところと言えば、成宮君演じる酒巻が敵を城門の中におびき寄せて、油に火矢を放つシーン。ここぐらいでしょうか。  結局石田三成が未熟ということに加え、柴咲、正木という猛者によって戦が有利に運んだだけ。挙句の果てには、石田三成が早々に水攻めに踏み切っちゃったりして…。なーんかこーゆーのが見たかったんじゃないんだよなー。  しかも水攻めと気付いたシーンで成田が『敵もバカじゃなー』とのんきに言うから水攻めを回避する策でもあるのかと思ったら、何もないんかーい。とゆーか成田、つまりのぼうがまるで活躍していない。唯一やったことと言えば小舟の上で踊って、敵に自分を狙撃させ、武士たちや百姓たちに弔い合戦をさせるというもの。なんて浅はかな。こうなってくると『のぼうの城』が落ちなかったのはただ運が良かっただけという気になってきます。  実話ベースですから限界はあるかもしれませんが、どうせコメディ調にするなら、もう少し爽快な戦い方にしても良かったんじゃないでしょうか。  甲斐姫を差し出すエピソードなんて後味が悪くなるだけなんだから、まるまる削除して良かったんじゃないでしょうか。  [ブルーレイ(邦画)] 6点(2022-04-28 04:28:28)(良:1票) 《改行有》

268.  アイ・アム・ナンバー4 《ネタバレ》  好きです。こーゆーの。  『自分には隠れた力がある。本当の力を隠し、学園生活を送っている。自分と同じくらい強い仲間もいる。』  遠い昔、小学生や中学生の頃はこーゆー妄想してたなー。こんなあからさまな厨二病的発想を堂々と映像化してくれるだけでも嬉しい。  前半は学園ドラマとして楽しめます。あちらのお国の学園ドラマはいつも同じノリ。必ずいじめっこといじめられっこがいて、主人公はいじめられっ子の側に立つ正義の味方。そこで必ずひと悶着。安定のエンターテイメント。私はこーゆー『毎度おなじみ』なノリが好きです。  そして遂に敵に発見されてしまう主人公。ナンバー6とも合流して二人で大暴れ。さんざん出し惜しみしていたスーパーパワーもここぞとばかりに使いまくっちゃうもんねー。そして地球人の彼女や友人に良いとこ見せちゃる。そうそう、オーディエンスがいたほうが絶対盛り上がります。わかってますねー。  こちらでの平均点が低かったので、バトルも映画そのものもあまり期待していなかったのですが、バトルもめちゃめちゃ良いじゃないですか。スピード感、テンポ、ビジュアルのかっこよさ、個人的に大満足。ちゃんと超能力バトルしてくれている。これ大事。やたらめったら凝った説明とかいらんのです。これで良いんです。  犬もただの犬ではないと思っていましたが、まさか味方だったとは。嬉しいサプライズ。  でも愛犬の安否を確認せずに立ち去ろうとしましたね。それは薄情すぎじゃありませんか。愛犬、結局救出されないまま自力で帰ってきてるし。そんな薄情な主人公食べちゃえよ。  それからついでに苦言をもうひとつ。  個人的に今の時代続編ありきで映画製作すること自体は文句ありません。映画内で、いったん完結しないのはダメだと思いますけどね。この映画はちゃんとこのエピソードを完結させているので問題なしです。  問題は別のところにあります。さも『続編がありますよー。ナンバー5や7,8、9というあと4人仲間がいますよー。』って期待させといて、続編がないのは『おいっ!』って感じです。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-04-27 02:55:03)《改行有》

269.  モテキ 《ネタバレ》  ブルーレイで鑑賞したのですが、台詞の声は小さいのに、心の声と急に始まる音楽の音量がでかすぎて調整がむずい。仕方が無いので家の人に迷惑がかからんようにヘッドホンで視聴。  突然始まる歌とダンスは別に良いけど、長いのはダメ。特にPerfumeのとこが長すぎ。しらける。  でもまあ映画自体は面白いです。みゆきさんと仲良くなっていく過程。留未子さんと仲良くなっていく過程。どちらも楽しんで見られます。  それにしても・・・。一昔前は一途。現在ではストーカー。一昔前は純愛。現在では『重い』。時代によって価値観や物差しが変われば、同じ行動でも随分と評価が変わるものです。もちろん人を傷つけちゃうような危険な物理攻撃はアウト。でも人を想う気持ちや慕う気持ちが『痛い』と簡単に表現されてしまうのは辛いです。留未子のエピソードを見て思いましたね。私はそもそもこの『痛い』という表現がすごく嫌いです。相手の気持ちに応えられないときは、せめて『ごめん』という気持ちを持ってほしいのに、この『痛い』という表現は相手を振るうえに、その原因は相手にあるという、死者に鞭打つ言葉だと思うのです。傷つける側にとってあまりに都合の良すぎる言葉。誰が言い始めたんでしょうね。  私自身は一般的に『重い』とされている人は全然平気。それは言い換えれば『情が深い』とも言えるからです。そーゆー人は思いやりがあって一途な人が多いことも経験上知っています。だから別に留未子と結ばれたっていーじゃんっていう気持ちで見ていました。  仲里依紗演じる愛の存在はとってつけたようでしたね。『モテキ』というタイトルに整合性を持たせるためだけに用意されたキャラとしか思えません。そんなことのためだけに胸をもまれる仲里依紗。そーいや長澤まさみの胸ももんでたな。森山未來、けしからん。  ちなみに酷評されている終わり方ですが、ハッピーエンド好きとしてはアリです。  ついでに不倫野郎が『二兎追うもの一兎も得ず』で家庭も愛人も失うであろうラストにスカッとしました。[ブルーレイ(邦画)] 7点(2022-04-25 11:00:16)(良:1票) 《改行有》

270.  彼女が目覚めるその日まで 《ネタバレ》  クロエ・グレース・モレッツが主演、ただそれだけの理由で見ました。  で、思わぬ拾い物。映画としてとても見ごたえのある医療ドラマでした。  どーもアメリカでは酷評されたようで評判が芳しくなかったみたいなのですが、日本人には高く評価されているみたいですね。  そしてクロエもビジュアルだけではない素晴らしい演技でした。これぞ熱演。すごい女優さんになったものです。  『レナードの朝』を思い出します。あちらが病気のアフターを描く映画なら、これはビフォーを描いた作品。病気になっていくまでの過程がやたらリアルで残酷で恐ろしくて・・・健康であることがいかに幸せかってことを再認識します。これが実話とゆーから驚きです。  あらゆる症状が紹介されていましたが、脚色ってどれくらいされているのでしょう。それとも関係者から聞いた話を忠実に再現したのでしょうか。気になるところです。  けいれん発作が起こっていなければ、最悪誤診されたまま精神病院に入れられてそのまま亡くなった可能性もありますね。最悪バッドエンドも覚悟していたのですが、回復して良かったです。とゆーかあの状態から90パーセント以上のところまで認知機能が回復するというのだから医療の力は本当にすごい。  恋人のスティーブン、離婚してそれぞれの家庭を築いている両親、厳しいだけの上司。最初はあまり良い印象を持っていませんでした。ですがスザンナの病気が進行し、病状が明るみに出るにつれ、少しずつみんながスザンナのことを第一に考えるようになり、手をとりあうようになるのが凄く良かったです。  同僚のマーゴは特に良かった。マーゴが病室を後にしたときにこらえきれず涙するシーンももちろん良いのですが、スザンナが回復したのち、スザンナが少しでも会社できつそうな表情を見せると本気で心配しているシーンに胸が熱くなります。ちょっと間を置いて、『ほんとに大丈夫?』と聞いてきたときなんか泣きそうになりました。  [ブルーレイ(字幕)] 8点(2022-04-24 03:57:13)《改行有》

271.  アイス・エイジ 《ネタバレ》  最近『マダガスカル』を見ました。これも同じタイプの映画だと思っていました。  ですが中身は似て非なるものでした。  まずストーリーがしっかりしています。キャラ付けも良い。目的も単純明快ではっきりしています。  肉食。草食。そして人間。本来相容れない者同士の交流っていうのは鉄板。こーゆーシチュエーション好きです。  狩るものと狩られるもの。当然最初はお互いに警戒しあいます。命がかかっているから当たり前。でも一緒に旅をするうちに少しずつ種族の垣根を超えた友情みたいなものが生まれてくる。何百回何千回と語られてきたであろう使い古されたプロットですが色褪せない。こーゆーのが好きです。すごく良い。  正直観る前まではもっとおちゃらけた映画を予想していました。いや、確かにそーゆーシーンもたくさんあります。鳥たちとスイカを奪い合うシーンなんてその最たるもの。ですが映画そのものはコメディ調である一方、シビアな状況も描いています。  だから見ていて飽きません。子供が楽しめるようなアニメーションですが、ストーリーやキャラクターは大人の鑑賞にも堪えうるものです。  終わり方も良かったです。サーベルタイガーのディエゴが遠くから子供をあやすシーン、マニーがあれだけ嫌っていたシドを背中に乗せてあげるシーン。心温まる終わり方で凄く後味が良いです。  [ブルーレイ(吹替)] 7点(2022-04-23 07:36:16)《改行有》

272.  マダガスカル 《ネタバレ》  当時かなり子供向けっぽかったので見るのを敬遠していました。でもどんどんシリーズ化されていくので、『もしかして面白いのか?このままその面白さを知らずに人生終わっていいのか?』との思いに駆られ見てみることに。淡い期待はありました。結果、あんま、いや結構つまらなかった・・・。  まずマーティがちょっと気に入らない。マーティーは草食だからいいでしょうけど、アレックスは肉食。マーティのせいで2日もご飯食べられずフラフラ。それなのにマーティーは『お前はアレックスだろう。キングだろう。』の精神論一点張り頑張らせようとする。目くじら立てるような映画でないことはわかっています。これは、え・い・が。あ・に・め。でもなんかマーティの無神経さがカンに障っちゃったんです。  徐々にアレックスが野生に目覚めていく過程は面白い。ですが結局その野生を克服するのもアレックスの心ひとつ。何だかなあという醒めた目で見ちゃいます。  で、巷でとても評判良いのがペンギンズ。そして私がちょっとついていけなかったのもペンギンズ。いや、そのキャラクター自体は好きですよ。動物の擬人化だって今や当たり前ですから気になりません。やたら交通アクセスに詳しいキリンなんて楽しいじゃないですか。  でもね、ペンギンたちの貨物船乗っ取りは、やはりいくらなんでもやりすぎじゃないかと思っちゃうわけですよ。それがOKならなんでもアリになってしまう。ギリギリ許容できる範囲を超えてしまっている気がするのです。  まあでもシリーズ化されるほどの人気の秘密を知りたいので、続編も見てみることにします。[ブルーレイ(吹替)] 5点(2022-04-21 02:50:15)(良:1票) 《改行有》

273.  グレイヴ・エンカウンターズ 《ネタバレ》  午前2時に一人で見ました。すんげー怖くてとても面白かったです。  特に前半はすごく良かった。こんなところに車椅子。髪がふわっ。窓がバタン。いなくなるマット。少しずつ助走をつけていく恐怖演出がどれも良い。『部屋の隅っこでゆらゆら~』の女性や、『舌、落としましたよ。』の天井おじさんも個人的には好き。あ、怖かったという意味です。ただ追いかけてこないほうが良い。ゾンビじゃないんだから。  寝ている間に手にバンド。背中に『HELLO』。体調が悪くなっていくサシャ。どれも不気味で怖い。  天井から手がにょきにょき。ドアつきやぶって手が出てくる。霧がでてきてサシャが消える。この辺は微妙。ドリフだしマジックショーだし。でもバスタブに血がいっぱい、からの引きずり込みは個人的にアリ。  入口開けたらまた廊下。明けない夜。こーゆー絶望的演出も嫌いではないですがやりすぎちゃうとファンタジー。特に時間無制限ってのは興が醒めます。日も昇ってほしい。あまりに異次元空間だとなんだか冷静になってしまって、せっかくの没入感に水を差されます。  それだったら約束の時間に迎えが来て、入口を外から開けてくれるんだけど、みんなロビーから移動しちゃっててロビーに戻ってこれないっていうほうが『やってしまった感』が強くでて良いと思う。迎えに来てくれた人たちの声は聞こえるんだけど、こちらからの声は聞こえない、とかね。で、『いったん引き上げるか。』と言って迎えに来た人たちも車で帰っちゃう。泣き崩れるスタッフたち。そーゆー演出のほうが絶望感が増してぐっときます。  ホラーにおいては、助かりそーな希望をもたせたほうが、ダメだったときの絶望感が際立つってものです。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2022-04-19 03:28:24)《改行有》

274.  ワイルド7 《ネタバレ》  邦画の良いところも出ているし、悪いところも出ている気がします。  ワイルド7はかなり古い漫画なので、読んだことはありません。小学校低学年の頃父から勧められたのですが、三国志のほうにはまっちゃって読まなかったんです。読んどきゃ良かったな・・・。この映画より面白いのであれば読んでみたい、と、興味を引くくらいには面白い映画でした。飛葉とユキのやりとり以外には特にダレるところもありません。  序盤の銀行強盗襲撃のエピソードは大変よくできていてつかみは完璧。人質を容赦なく射殺するシーンで釘付け。そんなクレバーで容赦のない犯罪者集団を圧倒するワイルド7。漫画原作だけあって盛り上げ方を心得ています。  でもそこから先は徐々に尻すぼみに。  ウイルステロのエピソード。悪くはない。ですが銀行強盗に比べるとテンポの悪さを感じ爽快感に欠けます。  ラストのⅤS警察組織。突入まではかっこいい。突入してからもまあ良い。人質救出あたりからが、『ん?』って感じ。とりあえず時間ないんだから、爆破したあと仲良く7人でならんでかっこつけるのやめてほしい。マジで寒い。邦画の悪いところ出てるわ~。  登場人物のキャラが立っているようで立ちきれていない。爆破専門のパイロウや重火器を操るオヤブンはまあ良いとして、それ以外のメンバーはキャストの知名度と外見以外に特徴が無さすぎです。それにこのメンバーに詐欺師が一人混じっていましたが、何で?詐欺師のスキルが何の役に?  と、つっこみどころは多々あれど、そーいったところも含めてそれなりに楽しい作品でした。[ブルーレイ(邦画)] 7点(2022-04-18 02:06:29)《改行有》

275.  ブリッツ 《ネタバレ》  ジェイソン・ステイサムの映画は一通り見るようにしています。まあ、いつものジェイソン・ステイサムですね。  スティーヴン・セガール、ジェイソン・ステイサム、水戸黄門はいつも同じで、それが良い。  ストーリー?悪くはないですがもう一声なんかほしかった。  ヤク中の女刑事。その女刑事を慕うギャングの少年。奥さんを亡くしたベテラン刑事。ドラマとして面白くなりそうな要素をいくつか用意した割に、ドラマパートが一様に盛り上がらない。もう少しそういった要素が映画の面白さに貢献できなかったものでしょうか。  例えば女刑事のほうでも良いですが、幸せな家庭を築いている刑事を用意してそれを惨殺させたほうが復讐のカタルシスを得られると思います。  次々と自分を捕まえたことのある警官を処刑していくワイス。逆恨みもいいとこですが、そのイカれ具合は悪くない。  ただ、ワイス演じるエイダン・ギレンの拭いきれない小者感。ジェイソン・ステイサムを相手にするにはちょーっと役不足でしたかね。せめて警察組織を逆恨みするサイコパス集団による組織的な犯行であれば、もう少し見ごたえもあったかもしれません。[DVD(字幕)] 6点(2022-04-18 00:53:25)《改行有》

276.  ゾンビ革命~フアン・オブ・ザ・デッド~ 《ネタバレ》  超ゆるゆるのゾンビコメディ。緊張感の無いダラダラしたノリで終始進むのかと思ったら、時々忘れていたかのようにゾンビ映画の定石を踏んでくる。  いや、でもちょっとずらす感じかな。なにせ最初のパニックが始まったときも主人公のファンが嚙まれている人たちを見て『放っておけ』と言っちゃう始末ですからね。この危機感のなさは貴重。  一緒に戦ってきた仲間がゾンビになったときも、そいつに引導を渡すのに何のためらいもありません。むしろこれでもかっていうくらいにぐっちゃぐっちゃにします。  なんかそーゆーあっけらかんとした感じが映画全体を覆っているので、肩の力を抜いて見られる反面、やっぱちょっとだれてしまう。  ストーリーはあってないようなもの。ひたすら行き当たりばったり。  金儲けを始めたかと思ったら軌道に乗る前に終了。  軍が登場して新展開かと思いきや、車が転倒して終了。  謎のヒーロー登場で遂にクライマックスかと思いきや、仲間の誤射で謎のヒーローは謎のまま退場。  極めつけは、いよいよ国を脱出となったとき、なぜかファンだけが国に残ることを選択。しかも特にたいした理由はないらしい。  『剣さえあれば・・・』とずーっと言っているので、いつか剣を手に入れて無双モードにでも入るのかと思いきやそれもなし。  この映画全体に漂うユルさといい加減さは好き嫌いが分かれるところでしょうね。  これがキューバの味か。個人的には微妙かな。[DVD(字幕)] 5点(2022-04-16 23:46:53)《改行有》

277.  GANTZ:PERFECT ANSWER 《ネタバレ》  前作よりかはかなり面白かった。思い切って完全オリジナルストーリーにしちゃったのが功を奏したのかもしれない。  特に序盤の地下鉄バトルは最高。黒服星人たちは本編のヴァンパイアをモチーフにしているのでしょう。GANTZメンバーVS黒服星人バトルを見ごたえ抜群。文句なしで面白いです。一度地下鉄の外に吹き飛ばされたくろのが、電車の中に多恵ちゃんを見つけて再び地下鉄に飛び込むまでのシークエンスが邦画とは思えないくらいかっこいい。  ただ中盤以降は冗長。特にVS偽加藤のバトルがくどすぎます。  今作はかなりバトルに力を入れているようですが、そればっかりにしちゃうっていうのは逆に刺激も面白さも損なってしまうようです。どーにも映画全体のバランスが悪い気がしてなりません。  それに、せっかくのGANTZなのに同士討ちをメインに据えるってのはもったいない。  もちろんエピソードの一つとして小島多恵編をもってくることに反対はしません。だけどやはり鬼星人、恐竜、大阪と面白いエピソードが原作にいっぱいあるんだから、もう一つくらいエピソードを突っ込んでほしかった次第です。  最後の近距離からの掃討戦は良かったです。映画の一番最後に最高に血生臭い見どころをもってきたのは良かったと思います。このシーンだけ壮絶の一言です。ちょっと眠気がきていたんですが、一気に目が醒めました。  くろのくんが次のGANTZになってみんなを生き返らせちゃうっていうのもまあ良かったんじゃないでしょうか。  そして何気に感じる反戦のメッセージも良かったと思います。  ただみんなから『何でそんなに強いの?』と言われていたくろのくんが、それ以降あんま良い見せ場がなかったのはちょっと残念。偽加藤にやられすぎです。[ブルーレイ(邦画)] 7点(2022-04-16 03:48:42)《改行有》

278.  トガニ 幼き瞳の告発 《ネタバレ》  実話に基づいているから仕方ないとはいえ、最初から最後まで救いが無い映画っていうのは本当に辛い。  犠牲を伴ったとはいえ、変態教師はそれに相応しい最期を遂げてくれる。でも校長は?行政室長は?寮の管理人?の暴力女は?汚職刑事は?誰も罰を受けることなく終わってしまう。溜まりにたまった怒りとフラストレーションは解放されないまま映画は終焉を迎えてしまう。『実話だから・・・』いや、そうなんだけれども・・・!  ショックだったのが敏腕検事の造反。メインキャラではないのに、凄まじい切れ者っぷりで圧倒的に裁判を有利に進めていく。こんなに頼りがいのある検事が味方についてくれたのが唯一の救い。だったはずなのに、最後の最後でこの人が裏切ってしまう。決定的な証拠を握りつぶされてしまうのです。  こんなに周りが醜悪な人間ばかりで、弱者がひたすらいたぶられる映画ってのもなかなかない。これもすべて『実話だから・・・』の一言で片づけられてしまう。  唯一の救いはこの映画がきっかけで、現実社会のほうで『トガニ法』なるものが制定されたこと。時効が撤廃され元ネタとなった当時の事件が再捜査。結果、一度は極刑を免れた加害者に厳罰が与えられ刑務所にぶちこまれることに。  映画の力は偉大です。そしてこーゆー映画がきっかけでよりよい国になろうとする韓国を日本も見習うべきだと思います。[DVD(字幕)] 6点(2022-04-15 01:55:00)《改行有》

279.  キラー・スナイパー 《ネタバレ》  もうはちゃめちゃ。出てくる人間がクズばっかり。誰にも共感できないのはもちろんのこと、終始イライラさせられる人物ばかり。その筆頭は兄クリス。  妹思い?いやいや、自分を慕ってくれるのが妹だけなので、ただ手放したくないだけでしょう。  アンセルとシャーラは社会の底辺の人間ではありますが、まあクリスに比べればマシかと。それなりにドティのことも考えているし。と、思っていたのですが、最後でどんでん返されました。  まず真相がわかったときに、シャーラもクズ決定。こいつはとんでもない女だ。こいつがジョーにぼこぼこにされたときはスカッとします。  まともなのはアンセルだけかと思っていたら、保身のためにジョーがクリスを殺そうとするのに加担する。よく殺されそうになっている自分の息子の足を押さえつけられるもんだ。アンセルは周りに流されるだけのダメ人間。撃たれて当然。  ってゆーかどこがスナイパーやねん。邦題に偽りありすぎでしょう。  更には何一つ解決せず、なんの救いも示されないまま映画は唐突に終わりを迎えます。  正直ドティのかわいさ以外見るべきところがありません。  マフィアのボスが一番まともな人間に見えるんだから、とてもまともな映画じゃねぇや。[DVD(字幕)] 4点(2022-04-15 00:44:02)《改行有》

280.  岳-ガク- 《ネタバレ》  原作未読なのが幸いしたのかもしれません。悪くなかったです。  『退屈で地味そう。』これが見る前の印象。山にも興味なし。でも長澤まさみが出ていたのでなんとなく・・・。  序盤から展開がスピーディでスリリング。更には三歩というヒーローの存在がエンターテイメント性を強くしています。  エピソードも盛りだくさん。ただし山岳救助のお話なので、どうしても辛いエピソードが多くなりがち。  特に前半は結構きつい。立て続けに二人も亡くなってしまう。  父と死に別れてしまう息子。息子と死に別れてしまう両親。泣き崩れる親族はたとえフィクションでも見ているのがとても辛かったです。  その一方、三歩と久美のやりとりはコメディタッチで面白い。辛いエピソードの合間に入れる二人の漫才のような掛け合い。緩急のつけ方が上手。ただ中盤から後半にかけてはシリアスな展開が多く、二人のやりとりも真面目な話ばかりになっていきます。ずっと雰囲気が重くて疲れちゃいます。そしてそのせいか、二人のシーンが前半は楽しかったのに、後半になるとややだれるんですよねー。  最後にこの映画を見た感想ですが、  『山なんて登るもんじゃねーな。』この一言に尽きます。  『また山においでよ。』はクレイジーの一言に尽きます。[ブルーレイ(邦画)] 7点(2022-04-12 09:15:15)《改行有》

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