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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 370
性別 男性
ホームページ https://camuson.exblog.jp/
自己紹介 自分のブログに映画や本の感想文を書き溜めておりましたが、読まれることが絶無のため、こちらに出張しております。
もし興味がありましたら、弊過疎ブログにもお越しください。

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261.  女王蜂(1978) 《ネタバレ》 高峰三枝子、岸恵子、司葉子と過去3作の主役級を並べるなど、役者は豪華なのですが、人の配置、話の流れがスムーズでなく、がちゃがちゃしている気がします。真相も“取って付けた感“が強く、犯人の悲壮感も今ひとつです。それに、何より殺しが美しくないです。3女優がそれぞれ前作と違うキャラをそれなりに演じていたのは、流石だなと思いました。おかっぱの岸惠子を真正面から見たときの怖さに身震いしました。司葉子は腰の低いのは同様ですが、前作よりは艶やかな感じ。高峰三枝子は顔の輪郭がポワポワとぼやけた感じで面白いです。冒頭の極太明朝のキャスト紹介での「中井貴惠(新人)」の(新人)のフォントサイズが小さめなところにクスッときました。[DVD(字幕)] 5点(2023-06-27 20:22:45)

262.  病院坂の首縊りの家 《ネタバレ》 幼少のころから何回か見てます。原作未読。タイトルの響き、悪くないです。桜田淳子、悪くないです。草刈正雄の3枚目役、これも英断で悪くないです。犯人の最後は圧巻です。舞台も、病院坂、写真館、廃屋など、孤島や寒村とはまた違った趣があり、乙です。でも、それ以外がイマイチです。最後にすべてが1つにまとまってドンとぶつかってくるようなミステリとしての迫力に欠けるのかなと。市川崑、石坂浩二の金田一シリーズの5作目にして最終作ですが、1作目、2作目が傑出していて、3作目、4作目とインパクトが薄れてきていることを考えると、これで終わりにしたのは英断だったと思います。[DVD(字幕)] 5点(2023-06-21 19:30:36)

263.  そして誰もいなくなった(1945) 《ネタバレ》 原作小説は読みましたが、戯曲版は読んでません。孤島に招待された10人が、1人ずつ殺されていくのですが、殺人シーンや死体を直接映していないので、おどろおどろしさ、恐怖感は薄く、軽快に和気あいあいと事が進む感じです。戯曲版の終わり方は小説版と比べるとハッピーエンドで一般受けするのでしょうが、深み、余韻がないですね。舞台と違って、小説版に基づくことも十分可能だったと思うのですが・・・[DVD(字幕)] 5点(2023-06-21 19:28:56)

264.  この子の七つのお祝いに 《ネタバレ》 日本人形、わらべ唄、血しぶき、怨み、岸田今日子など、日本ホラーとしてのアイテムはほぼ出そろっているのですが、殺人の動機が最初から示されていて、単純であまり深みが感じられず、今ひとつ響いてこなかったように思います。役者陣はかなり豪華です。中でも杉浦直樹が豪快でカッコイイです。[DVD(字幕)] 5点(2023-06-16 18:39:28)

265.  エイリアン3/完全版 《ネタバレ》 歯形以外ぐちゃぐちゃな死骸の描写であったり、白っちゃけた小さな虫がたかり蠢いている描写であったり、主人公の片方の眼球が内出血で赤くなっている描写であったり、これでもかと精緻な映像でリアリティを追求すると、ある種芸術の域に達するとともに、どこか嘘くささが出てしまうものなのだなぁと感じてしまった作品。CG技術が未熟な時代ということもあるのですが、こだわりを持って追い込んだ映像の中で、肝心のエイリアンの映像が浮いてしまっていて残念な感じです。エイリアンの動きも軽快すぎて、質感の割に重量感がないので、文字通り浮いた感じなのですよね。凶悪犯罪者の島流し用惑星に宇宙船が不時着するという設定は、従来作と違いを出すために工夫したところだと思いますが、この特殊な設定が結果的には裏目に出ているような気がします。医者とリーダー以外はその他大勢として埋没してしまって、彼らがエイリアンに食われたとしても、犯罪者なら仕方ないかと、やはり心のどこかで思ってしまいますし。近未来SFという特殊性を持ち込んだ段階で、いかに視聴者が共感できるような一般性を得られるかが勘所だとおもいますが、さらに特殊性を持ち込んでしまうと、なかなか難しいのかなと。エイリアンとは関係なしに別作品ができてしまいそうな設定だけに、2つの作品を無駄にしたようなもったいない感があります。作者のこだわりが、作品の推進力となっていない空回り感があります。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2023-06-11 16:57:57)

266.  自転車泥棒 《ネタバレ》 戦後の貧しいイタリアで、失業中の男が、職安から自転車保有が条件の職を紹介され、質に入れていた自転車をなんとか取り戻すも、すぐに盗まれてしまい、職を失わないために命がけで盗まれた自転車を探すという話です。テーマは卑近で、貧しい庶民目線ですが、映像は小綺麗で、汚い貧困は一切映っておらず、今の感覚からするとリアルとはほど遠く、逼迫感も薄いのですが、その代わり洗練された映像に感心しました。質に入れたシーツを受け取った質屋の係員が、4~5階相当の高さのある収納棚によじ登るシーンは結構な見物です。贅沢な空間だなおい。と思ってしまいました。自転車もシステマティックに保管されてるし。この質屋すごい。なかなかできよる。[DVD(字幕)] 5点(2023-06-05 21:00:27)

267.  無防備都市 《ネタバレ》 第二次大戦において1943年にイタリアが連合国に降伏すると、ナチスドイツはローマを制圧します。そのローマを舞台に、地元レジスタンスの活動とナチスによる弾圧を描いています。40年代にイタリアで起こったネオレアリズモの代表作です。ネオレアリズモとは、演劇的な様式を取り払って、現実を真摯に見つめて描くことなのかなと考えるのですが、当時としては、画期的で衝撃的だったのかも知れませんが、今となっては凄さがよくわかりませんね。病気の爺さんがいい味出してました。レジスタンスの恋人や新妻は、いまいちグッときませんね。ナチスの高官のいやらしさと、その女の妖怪っぽさは良かったと思います。[DVD(字幕)] 5点(2023-05-29 18:48:40)

268.  スペースバンパイア 《ネタバレ》 宇宙を舞台にした壮大なSFで、すぐに引き込まれ、ワクワクしながら見ました。荘厳なオーケストラによる音楽が素晴らしく、時代を感じさせますが、これぞ映画音楽という感じです。吸血コウモリ型の宇宙船が地球を襲うという、考えようによっては斬新なアイデアです。巨大な宇宙船という機械と、コウモリの羽のような生物の器官を融合させる発想には先進性を感じます。ですが、お話しの方は、次第にグダグダに成っていき、いつのまにかありがちなゾンビ映画になり、SFとしての必然性がなくなりオカルトティックに。終わり方もあまりカタルシスが得られるものではありませんでした。宇宙人役のマチルダ・メイ(当時19歳)が、地球人女性の全裸姿で宇宙船内を徘徊したりするのですが、均整が取れた美しい肢体で、生活臭がなく、ある意味、宇宙人的で、あまりエロくはないかもです。[DVD(字幕)] 5点(2023-05-19 18:00:46)

269.  リーサル・ウェポン 《ネタバレ》 冒頭登場する女性が魅力的。売春婦とはもったいない。彼女のミステリアスで衝撃的な墜落シーンでグッと引き込まれました。事件を解決するのが、メル・ギブソン扮する若い刑事と、黒人の年輩刑事(定年前?それはセブンか)。メル・ギブソンが若くて、ナイスガイですね。面の皮がまだ全然薄い感じです。妻を亡くし、自殺願望があり、その命知らずが兵器並みという設定。一方、黒人年輩刑事は妻子供3人、上の娘は色気づくというアットホームぶりで、キャラ設定とその肉付けを丁寧にやっている感じです。(この上の娘が、結構可愛い。養子でしょうか。)その一方で、ミステリ解決の展開は雑で、敵が向こうから攻撃してきて、簡単に特定。ちょっともったいない感じです。後はもっぱらアクションですが、敵キャラが薄いですかね。[DVD(字幕)] 5点(2023-05-17 21:33:46)

270.  ペーパー・ムーン 《ネタバレ》 母親を亡くした9歳の少女と聖書訪問販売の詐欺師とのロードムービー。娘の母親とつきあいがあり葬式に参列した詐欺師は、方角が同じということから、嫌々ながら、娘を遠くに住む親類の家まで送ることに。その道中で、父と娘を演じつつ、うまく詐欺をこなしていくといった話。詐欺の手口がなかなか参考になります。いや参考にはしませんが(笑。本作品の発表が40年前ですが、作中では、さらに40年前の禁酒法の時代という設定です。時代物の雰囲気を出すために白黒映画にしていますが、映像は鮮明で美しく、カンザスの大地の広大さが際だって感じられます。特にラストシーンがイイですね。[DVD(字幕)] 5点(2023-05-17 20:15:59)

271.  サンザシの樹の下で 《ネタバレ》 文化大革命期の中国。主人公の若い女性(高校生くらい?)が、農家にホームステイ(※1)するところから始まります。ホームステイ先に居候してた、爽やかイケメンと恋に落ちるというような話です。そもそもの2人の出逢いのきっかけから、その後の恋愛の不自由など、背景として文化大革命が関わっているのは確かなのですが、話のメインはあくまでラブストーリーで、その行き着く先が、あまりにありがちなパターンなことから、文化大革命関係ないじゃん?ありがちな話の背景を差し替えただけじゃん?というような感想を持ってしまいました。主人公の彼氏は、やってることはストーカーで、爽やかイケメンなので辛うじて許されてるようですが、結構引きますね。農村の自然の映像はとても美しく、ノスタルジーを喚起するものでした。また、ホームステイ先の子役の演技がとても自然で良かったです。※1. 上山下郷運動は、都市部の青年層に対して、地方の農村で肉体労働を行うことを通じて思想改造をしながら、社会主義国家建設に協力させることを目的とした思想政策。[DVD(字幕)] 5点(2023-05-12 18:04:59)

272.  アルゴ 《ネタバレ》 1979年のイラン革命時の在イランアメリカ大使館人質事件を題材にした作品です。アメリカ大使館からカナダ大使公邸に逃げ込んだ6人の大使館スタッフを、CIAが「アルゴ」という仮想の映画をでっち上げ、映画撮影クルーに偽装して救出するという、映画みたいな本当の話を実際に映画化しましたという作品です。何度も言いますが、映画みたいな、驚くべき実話なのですが、いざ映画にしてみたら、思いのほか驚きが得られなかったなぁというのが率直な感想です。あくまでも主役はCIAの彼と大使館員で、メインはシンプルな救出劇なので。この歴史的背景ならではの、深みがあまり感じられません。相手がイスラムだと深みに嵌まれないのも分かりますが。大使館員達が占拠される前にシュレッダーにかけた書類を、イラン側が子供達を使った人海戦術でサルベージするなど、ちょっと面白い描写があったりはするのですが。まあまあ、そこそこスリルを楽しめる作品にはなっているかと思います。[DVD(字幕)] 5点(2023-05-09 17:35:19)(良:1票)

273.  ロスト・イン・トランスレーション 《ネタバレ》 外国人のフィルターを通した東京の景色は、日本人として、興味深く見ることができましたが、それ以外は結構退屈な話でした。日本人だと楽しめる要素があると思いますが、海外で何が評価されたのかはよくわからないところです。雰囲気映画ですかね。[DVD(字幕)] 5点(2023-04-26 18:00:21)

274.  雷撃隊出動 《ネタバレ》 雷撃とは日本海軍の航空機による対戦艦魚雷攻撃のこと。戦意高揚映画ですが、南国で軍服も半ズボンで、やあ久しぶりと同志が酒飲んだり、碁を打ったり、トランプで遊んだり、慰安映画を見たりと、楽しい雰囲気が強調されています。物資不足で闘いたくても飛行機がなくて闘えない様子や、それとは対照的に捕獲した敵兵の「物量が豊富な米軍が負けるわけがないじゃない」という発言を特に否定しないなど、結構、ぶっちゃけた内容になっています。圧倒的物量差の解決策として、1人が10人と相討ちすればいいじゃない。簡単じゃない。というような感じで、楽観と言うより、もはや諦観ですかね。人が死にますが、湿っぽくない、からっとした戦争映画です。映像は戦闘機や戦艦が格好良く見えるようかなりこだわっていると思いました。プロペラがたくさんある飛空艇がファンタスティック!(九七式飛行艇)[DVD(字幕)] 5点(2023-04-26 17:46:35)

275.  パットン大戦車軍団 《ネタバレ》 3時間弱の戦争大作映画。戦争大好きおっさんが主人公。主人公役は熱演だと思うのですが、いかんせんストーリーが単調で起伏がなくて、どうしても退屈になってきます。戦争のドンパチも当時の映像としては凄いのでしょうが、計算された構図で、どこか切迫感に欠ける気がします。このおっさんも威勢がいい割に、戦場で活躍してるイメージが薄いんですよね。映像が断片的で、戦いの流れが掴めず、勝った負けたもよくわからないまま話が進んでいくからでしょうか。[DVD(字幕)] 5点(2023-04-12 17:50:24)

276.  メタルカ-METALCA- 《ネタバレ》 襲われたゾンビのデス声に惚れ込み、飼い慣らしてバンドの一員にして、無名バンドから一気に人気バンドに駈け上がるといったバカ設定コメディーです。ゾンビのメイキャップのチープさからも、リアルなホラーとして勝負することは放棄していることが伺えます。とはいえ、ヴォーカルの女性が幼少時に受けたトラウマを抱えていたり、その彼氏がキレやすい束縛系だったりと、結構ディテールに凝っていて、役者もそれに応えていて、以外としっかりした作品になっている印象です。器用に肉付けしている分、そこそこ面白いのですが、バカバカしさの勢いが削がれているような気もしないでもないです。根幹的な部分で新しさがないので、驚きもあまりないのですよね。ロックバンドGacharic Spinが出ていることがきっかけで見たわけですが、オレオレオナ以外は端役でしたね。もう少し活躍が見たかったです。逃げ込んだ寺の坊主が座禅しながら奏でるギターをバックに、登場人物達が座禅しながら回転して曼荼羅紋様になるシーンは、神秘とバカバカしさがない交ぜになっていて好きです。PVっぽいですが。自衛隊のおばさんは一番笑えるキャラでした。ゾンビ役の風貌や仕草がマキシマムザホルモンのギターそのものだなぁと思って見ていたのですが、DVD付録の監督のコメントによると、6年前マキシマムザホルモンを聴いてからロックに興味を持ち、数年前Gacharic Spinを聴いて、本作を企画したとのことで、なるほど納得でした。ちなみにゾンビ役はSHAZNAのベースが演じているとのことです。[DVD(字幕)] 5点(2023-04-09 13:15:18)

277.  ユージュアル・サスペクツ 《ネタバレ》 停留する船舶で起きた爆発炎上事件について、生き残りの男の回想を追って、最後に真相が明らかになるという話。それ演技だろ?と一度は疑ってしまっていたので、途中ミスリードにつられはしたものの、結末については、あまり大きな驚きはありませんでした。でも、後から各シーンを振り返り思い起こしてみると、じわじわ来ますね。[DVD(字幕)] 5点(2023-04-09 13:09:36)

278.  戦場のフォトグラファー ジェームズ・ナクトウェイの世界 《ネタバレ》 主役のカメラマンが持つカメラに小型ビデオカメラを仕込んで、カメラマンの一人称視点で戦場の映像を見せたりするのですが、画面映像の下部に、額縁様に、カメラ上面の一部とシャッターを切る指が映っていて、安っぽい洋ゲーFPSのようで笑ってしまいました。しかし、内容は至って真面目なものです。主人公カメラマンの、あまり熱く語らず、冷静で落ち着いた話し方に、人柄の温厚さと、戦場カメラマンとして文字通り命を賭けている覚悟が現れているように感じられました。それとは別に、この作品の主旨とは少し離れたところで、モヤモヤとしたものを感じてしまいました。以下、蛇足です。今の時代、世界に対してあまねく発信したつもりでも、それを取捨選択して受け取る層はごく少数で、偏った層だと思うんです。本当に現実を知らなければいけない層には、まず届かないと思うんです。自分が知りたいから撮る。同じように知りたい、ごく少数の層に需要があるから撮る。それだけじゃ駄目なんでしょうか?それだけだと、被写体が苦悩をさらけ出すメリット、大義がなくなってしまいます。だからといって、お金を渡したら、苦悩がテーマなのに、その時点で真実じゃなくなってしまいます。難しいですね。作中にこんなシーンがありました。酔っ払って電車に轢かれて手足を失ったインドネシア人男性の生活を追った作品。カメラマンがそれを見た人から受け取った手紙を披露するシーンです。貧しい労働者からの手紙で、足を失った男に、なけなしの生活費の一部を月々寄付したいというものなのですが、寄付対象が被写体に限定される時点で、さすがにそれは違うだろと。写真の受け取りようは人それぞれあっていいのですが、そうしたいと思った受け手の気持ちが純粋であればあるほど、最後は受け手任せにするしかない写真家の無力さとでも言うか、意図せずに、意図しない対象に対して、意図しないメッセージを送る可能性があり得るというか、むしろ高いというところに、何とも言えない、歯がゆさを感じてしまいました(そういうことを伝えたくて、このエピソードを入れたのか、安易に美談として入れたのか、まったく不明ではありますが)。[DVD(字幕)] 5点(2023-04-05 20:27:53)

279.  ブリキの太鼓 《ネタバレ》 3歳で自らの意志で成長するのをやめた男が主人公。第二次大戦下の自由都市ダンツィヒ(現在ポーランド領)がおもな舞台。彼の周りの人たちが、彼の奇行に翻弄され、ナチスの侵攻に翻弄される様子が描かれていきます。奇人の視点で奇妙な世界観を見せつつ、庶民の生活を見せつつ、戦争の影響も見せつつという感じですが、いろいろと欲張りすぎて話が散漫になっている気がします。主人公の彼は適役ですね。キモい狂気の幼児を良く演じています。レクター博士を彷彿とさせます。しかし・・・肌身離さずブリキの太鼓を叩き、奇声を発してはガラスを割るキモい狂気の幼児でさえモテモテだというのに、お前らと来たら・・・[DVD(字幕)] 5点(2023-03-26 15:46:33)

280.  闇の列車、光の旅 《ネタバレ》 前半はスラムのギャングを題材にしたメキシコ版「シティ・オブ・ゴッド」。後半は列車ロード・ムービー。チンピラ主人公が少年をギャングに引き入れるところからシーンが始まります。13秒間、リンチに耐えて、生き延びれば合格。敵グループを1人殺すことで正式に仲間入り。その後、主人公はギャングの掟を破ったため、メンバーに焼きを入れられた上で、忠誠心を示すために、ギャングのリーダーと前述の少年と3人で強盗をすることに。その強盗先というのが、なけなしの全財産をかき集めて隣国へ抜け出すため、列車の屋根の上に無銭乗車する移民たちというのが結構エグいです(どうしてそこ狙う)。一方、ホンジュラスでは、娘(ヒロイン)、その父親、その叔父の3人が、アメリカへの移民を決意。そのためには列車の屋根に乗りメキシコを通過しなければならない。列車の屋根の上で、双方がエンカウント。ギャングのリーダーが娘(ヒロイン)を押し倒し跨がって暴行しようとしたのを見て、主人公は・・・その後、主人公はギャング団に追われる身となり・・・(続きは映画で)シンプルな話ではありますが、話が滞ることなく進み、そこそこリアリティがあるため、最後まで飽きることがありませんでした。主人公がモテモテなのは解せませんが。チンピラ主人公でさえ美人のねーちゃんやホンジュラス娘にモテモテなのに、おまえらときたら(TT)[DVD(字幕)] 5点(2023-03-23 20:34:11)

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