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281.  ドラゴンヘッド 《ネタバレ》 生き残った住民に襲われたり、自衛隊員に殺されそうになったりなどの小さなエピソードはあるけれど、全体として大きな話の展開はなく、主人公のテル君とセトさんが白い灰が舞う荒野や廃墟となった町をひたすらさまよう姿を2時間見続けさせられる。エンディングの字幕が流れ始めて、これで終りなの?という感じでした。派手なアクションや娯楽作品を期待すると拍子抜けするでしょう。なぜ日本が突然荒廃してしまったかの明確な説明もない。これはSF映画でもなく、パニック映画でもなく、哲学作品なのでしょうか。最後に地下壕のようなところで二人が再会して、セトさんは空腹なのになぜ他の人達のように人間の恐怖や悲しみの感情を失わせてしまう非常食料を食べなかったのか、という問いかけに、テル君が死んだと知った時に涙を流したいから、と彼女が答えるくだりだけは結構気に入りました。でもそこに至る道のりは退屈で長かった。期待していただけに失望感が大きかった。ところで山田孝之君はあんなニューギニアの原住民みたいなメークして、ウォーターボーイズのさわやかなイメージにはダメージになるのでは。そう言えばこの映画新旧のシンクロ少年が共演しているんですね。 2点(2003-09-05 11:32:31)

282.  バタアシ金魚 《ネタバレ》 公開された当時、新聞の小さなコラムで取り上げられていて、「女のくさったやつのケツふく紙」なる主人公が無性に気になって衝動的に場末の映画館で見てしまった。登場した若い役者さんたちが後にそれぞれトレンディドラマの主役になっていったという意味で今では伝説的な映画と言える。表面的には、主人公の兄ちゃんがいきなりオリンピックに出ると宣言したり、女の子が太ったり痩せたりと、はちゃめちゃな内容なのだけど、モノレールや雲などの何気ないシーンが非常に丁寧に撮られていて、なんとも言えないメルヘンチックで切ない味が出ている。見る側の感性によって評価には大きな差が出てくると思う。私は非常に気に入ってビデオまで買ってしまったけど、友達で納得してくれる人はいなかった。ちなみにパンフの中で、あるシナリオライターと称するおっさんが、この映画は要するに童貞と処女の映画なんでしょ。いっそのこと「処女と童貞」っていうタイトルにすれば良かったのに、などとおちゃらけた事を書いていて、こういうやつにはこの映画の良さは永遠に理解できないと腹がたった。 8点(2003-08-28 12:09:08)

283.  バトル・ロワイアル 《ネタバレ》 色々噂を聞いていたので相当な残虐場面を覚悟していたけど、島での最初のシーン以降は、なんかNHKの中学生日記っぽくなってきて、見終えた後の余韻も悪くなかった。ボートのシーンで終りにすれば良かったのに、「走れ」っていうエンディングだけは拍子抜けしたけれど。 ビートたけしはミスキャスト。どうも彼の演技には馴染めない。 この映画で描かれているのは勿論非現実的な世界なのだけれど、半世紀前には神の国を守る為に、神風特攻や人間魚雷、万歳突撃などの狂気が当然のことのように行われていたのであり、全くの架空の話と割りきれない怖さがある(原作ではその延長戦上の時代の設定らしい)。ところで、そもそもBR法ってなんで実施されたのか。大人に反抗的なガキに見せしめをするため?それともダメ教師の復讐(なぜキタノ先生が司令官みたいにあんなに威張ってられるんだ)?しかし昨今の少子化の中、将来の労働者予備軍、納税者予備軍を殺してしまったら、困るのは結局大人たちということになるのでは。映画の舞台を原作とは変えて現代の設定にしたのだけど、原作の設定と混同している部分(兵隊さんがものものしすぎるよ)もあって、かなり無理がある。 最後にこのお話、全くの荒唐無稽なありえないものではありますが、設定を中学生から老人に変えてみたら・・・高齢者の負担に耐え切れなくなった現役世代は、70歳になった老人たちを強制的にある島に送り、そこで生き残った老人たちだけがその後の人生を年金や介護をもらって生きて行ける権利を与えられる・・・とかなんとか、数十年後のお話として現実味を帯びてくるような。まあ今はこれはタブーなのですけど、将来どうなるかわかりません・・・[ビデオ(邦画)] 6点(2003-08-23 16:43:43)《改行有》

284.  デッドゾーン 《ネタバレ》 サスペンス映画の傑作ですね。昏睡状態からさめた主人公が予知や幻視能力を身につけて、警察に協力して犯人逮捕したり、子供を事故からすくったり、という話が中盤で続くので、このまま終るのかと思っていたら、最後に意外な結末が用意されていた。よくありがちなサスペンスを盛り上げるためのしつこい過剰演出もほとんどなく、苦悩する主人公の姿が嫌味なく描かれている。デッドゾーンの意味の説明は多少強引と言えなくもないけど。ぜひテレビでの再放送をお願いしたい。9点(2003-08-19 11:51:34)(良:1票)

285.  小さな恋のメロディ 《ネタバレ》 私が最も感動した映画の一本。高校生の時に この映画を見て、ああ、なんて自分は汚れてしまったのかとショックを 受けてしまった。 ビージーズやクロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングの挿入曲も非常 にマッチしていた。 当時テレビで流されていたこの映画のシーンを織込んだ旭化成のコマーシャル が毎日楽しみだったのを覚えています。屈託のない生き生きした子供達を通して、 おたおたする俗物的な大人社会への批判を描いたところは「ぼくらの7日間戦争」 と通じるとところがあるかも。 しかし大人社会にどっぷりつかってしまった人にはただのガキのドタバタコメディ としか思えないかもしれません。 実際当時、映画雑誌におばさん評論家が、オーンショー君(ジャック・ワイルド) も内心はメロディちゃんが好きだったけどもダニーに譲ってあげたんです、なんて とんちんかんなコメントを書いていてえらく腹がたったのを覚えています。 見る人の感性が試される映画といえるでしょう。 おそらく私も今みたら昔のようには感動できないと思う。 ああ、なんて私は汚れてしまったのでしょう。[映画館(字幕)] 9点(2003-08-19 11:35:21)(良:2票) 《改行有》

286.  仄暗い水の底から 《ネタバレ》 なんか食い足りない内容でしたけど。テレビ放映版はかなりカットされていたんでしょうか。「貯水槽の中の死体」とか「離婚して孤立無援の母子」などの設定はこれまで何度もあったし全く新味無し。強いてあげれば雨をバックにしたモノクロ感とエレベーターが効果的だったというくらい。黒木瞳の行動は言われているほどには不自然さはなく、ああいういい加減な管理人も世の中には結構いるだろうし、弁護士も最低限のフォローはしているので、それほど気にはならなかったけど、それにしてもね・・・。「美津子ちゃん」は一体何を求めていたんでしょうか。階上の住人は悪徳金融業者に追い詰められて一家心中させられた、とか言う設定の方が納得させられたかもしれないけども、まあこれも陳腐な話ですね。監督の自己満足作品というところです。5点(2003-08-16 21:24:57)

287.  リング(1998) 《ネタバレ》 日本の代表的ホラー映画と言われるけども、素直に怖がれない自分はひねくれ者なのかと悩んでしまう作品。世の中テレビから携帯電話に媒体が変わってくると、貞子さんは時代に遅れまいと今度は携帯電話の小さな液晶画面から必死に這い出してくるのかな、とか考えてしまうのです。それはさておいてもプロットの中で一番ひっかるのが、別に悪いこともしていない普通の女子高生たちがただ呪いのビデオを見たというだけで、もがき苦しんで貞子さんに呪い殺されてしまうという点。まだまだこれから楽しい輝く人生があったはずの彼女等にとって相当恨みを残して死んでいったのではないですか。この恨みは、超能力を持ち合わせてしまったという確たる理由があって、井戸に投げ込まれて殺されてしまった貞子さん(それも可哀想なことではあるのですけど)のそれと比べても、絶対女子高生の残した怨念の方が大きいはず。ということは、今度は貞子さんが、女子高生の怨霊に取りつかれてもがき苦しむことになってしまうのではないのでしょうか。いやそうならなければ不公平ですね。あの世に行ってまでも階級があって、恨みを晴らせるのは特権階級の死者(=貞子さん)だけなんていうことでは我々は死んでも死にきれないでしょうから。少なくとも私がこんな殺され方をしたらとことん貞子さんにとりついてあげますね。5点(2003-08-09 14:21:19)

288.  ニック・オブ・タイム 《ネタバレ》 一体これはサスペンス映画なのか不条理映画なのか。標的の知事さんの取り巻きの主要人物から警備係まで全て暗殺計画に関わっているのだから、自分たちで殺せば簡単な話なのに、空港で適当に選んだ男(ディップ)の子供を人質に男に暗殺を強要するなんていうのは、どう考えても現実的とは思えないし、その必然性の説明がされていない。オズワルドのJFK暗殺(彼はでっち上げられたダミーだったという噂がもっぱら)にヒントを得たのかもしれないが、オズワルドは事前に暗殺者らしく見えるように反政府活動などの前歴を周到に用意してあったのであり、そこらで拾ってきた一般市民とはわけが違う。もともと彼をダミーにするだけならば、わざわざディップを連れて来て、反って彼に振りまわされていらいいらするよりも、現場にいる人間を適当にダミーに仕立てればすんだはず。さらに知事暗殺に失敗して頭に来たウォーケンがよせばいいのに、腹立ちまぎれに人質の子供を殺しにやってきて、ディップに撃ち殺されてしまうのもスリルを感じるより間が抜けている。ラストで黒幕の男が一人悠然とリムジンでホテルを去るシーンでサスペンスの余韻を残そうとしたのかもしれないけども、夫が捕まってディップにも目撃されてしまっているわけだから、このまま逃げおおせるわけでもなし。知事が夫を疑い出してから、ラストのクライマックスに至るまでは結構スリリングで楽しめたのだから、前半のいい加減な筋立てが非常に残念な作品と言える。4点(2003-08-09 14:11:31)

289.  スリーパーズ 《ネタバレ》 少年期の虐待によるトラウマと友情を扱った作品ということで、「永遠の仔」と似た題材。それ故に軽い気持ちでは見ることができなかった。しかし、出来としては予想していたよりも良かった。施設での虐待シーンは見るに堪えないえげつないものを覚悟していたが、まあ良識の範囲。ラストシーンの同窓会もハッピーな雰囲気でほっとさせられ、後味は決して悪くなかった。この映画の問題点は、入所する前の少年達の生い立ち、施設のひどい状況、大人になってからのそれぞれの生き様と復習劇、という盛りだくさんの内容を2時間弱という限られた映画の中で描くことは無理ということ。少年時代の神父さんとの交流や、大人になった4人がどのようなトラウマを引きずって復讐に至ったかかなどの描写が不十分で食い足りない。従って、豪華キャストばかりが目に付いて、終盤の盛りあがりが感じられなかったのが残念。6点(2003-08-08 12:05:28)

290.  ターミネーター3 《ネタバレ》 ジャッジが難しいところ。T1、T2のプロットがよく考えられていたのでそれと比べると物足りないのは確か。ネタもそろそろ出尽しの感があって、金かけてスケールは大きくなったけど、新機軸はほとんど無く新鮮味に欠けた。クレーン車使ったカーチェイスも、他の映画で何度も見たのと同じ。一番不満なのが、車に踏み潰されようが、叩きつぶされようが、シュワちゃんとさしで戦っても、傷一つ負わなかった圧倒的に無敵のTXが、最後のシーンではとたんに旧式T並の弱さになって、最後はシュワちゃんの手で簡単にひねりつぶされてしまうのはどう見ても変。あまりにも強くし過ぎてしまったので、彼女を「始末」する方法をスタッフが考えつかなかったということなのかもしれないけど、どうにか納得できるような結末にしてほしかった。とは言え、やはりターミネーターの伝統は受け継いでいるので、アクション映画としての醍醐味は満喫することはできたので、一応合格点とします。T4を作るようだけども最後にあっと言わせるものにしてほしい。6点(2003-08-01 19:52:34)

291.  デッドコースター 《ネタバレ》 ファイナルデスティネーション(FD)を見ていなくても楽しめるけども、随所に前作との関連や繋がりが出てくるので、やはりまずFDを最初に見てからこちらを見たほうがずっと楽しめる。 ホラー映画として、不死身の化け物が登場しないFDはホラー映画の中でお気に入りだったのだけども、こちらは続編ということでさらに面白さは倍化していたと思う。スピーディーな展開に最初から一気に引き込まれました。 前作唯一の生き残りクリア(前作の終りでは二人の男の子は生死不明のまま終っているのだけど、結局その後死んでしまったという設定)を登場させて後日談としても興味があった。最初の高速道路の事故シーンや一人一人死んで行く死に方が、前作以上にどぎつい(目玉に梯子がささったり、胴体が3つに切断されたり、首がもげたり)ので、気の弱い人は要注意。あそこまでえげつなく殺さなくても、という気はするけども、やはりホラー映画ということで監督がサービスしているのでしょうか。多少やり過ぎと思えなくもない。前作が主要人物がティーン中心でやや軽過ぎたノリに比べて、今回は保安官の存在が映画全体を引き締めて大人の映画に仕上がっていたのも良かった。この作品で前作からのしがらみが全て決着してしまったのでパート3は作れないでしょうね(でもこの作品がヒットしたなら無理やり作ってしまうのか)。 追記 主演のAJクックは本作見た時は特にそれほどの美人だとは思わなかったけど、クリミナルマインドでは随分と美しく成長していて 最初は同一人物だとは思えませんでした。[映画館(字幕)] 8点(2003-07-26 01:07:34)《改行有》

292.  ファイナル・デスティネーション 《ネタバレ》 残酷なホラー映画という設定にこだわって主人公グループの殺され方が月並みでおそまつゆえB級(登場人物がほとんど無名俳優という意味でも)ホラームービーとしての評価しか与えられていないようなのが残念。それがなかったらA級青春サスペンス映画になっていたかもしれない。とにかくホラー映画というと、ホッケーの仮面かぶったオッサンとか、濡れ髪のオネエサンとか、化け物を登場させてそれだけで怖がらせようという手法にうんざりしていたので、モンスター無しのこの映画は非常に新鮮だった。死ぬ運命は変えられない、必ずもとの運命に引きずりもどされるというテーマも気に入った。渋い脇役をかませてみればもっと全体的にもしまったのではないか。 追記: 最初観た時は、なんかガキのどたばたホラーのような軽い印象だったのだけど、再度見直してみるとシリーズ初回作ということで、その後の続編のようなどぎつさはないものの、結構丁寧に心理描写なども行われていて改めて面白さを実感しました。観終わって夜お風呂に入る時やトイレに入る時にはちょっとびびりました。[地上波(吹替)] 6点(2003-07-22 15:13:02)《改行有》

293.  WINDS OF GOD/ウインズ・オブ・ゴッド(1995) 戦争というものをお笑いの世界を通して描いた秀作。なんでもかんでも残酷な戦場シーンや戦闘シーンをこれ見よがしに描くだけが戦争映画ではないことを改めて知りました。今井さんのこの映画に対する思い入れが見ている方にも伝わってくるようで、見終わった後しばらく感動の余韻に浸ってしまった。9点(2003-07-22 14:59:41)

294.  金髪の草原 《ネタバレ》 原作が少女漫画であるため、あまり問題作として取り上げられなかったようだけども、痴呆老人問題を老人を一人も登場させずに(加藤武を除いて)描いた言うのは画期的で斬新な設定だと思う。なりすと異母弟との恋愛感情を挿入したのも、原作にはなかったけどよかった。池脇さんの舌足らずのしゃべりかたは最初鬱陶しかったけど、あれって演技なのか、それとも地なのかな。8点(2003-07-22 14:53:02)

295.  スパイ・ゾルゲ 《ネタバレ》 ゾルゲ事件という「歴史」を勉強するならば非常に分かりやすい映画だと思う。全ての主要人物を満遍なく描いているから。でも文学作品あるいは社会派作品としては、一体誰に焦点をあてて何を言いたいのかわからなかった。物語のリード役ももゾルゲだったり、尾崎だったり、華子だったり(最後におばあさんとして締めくくっていたど)、全て中途半端な感じ。むしろ、語り手を特高のおっさんにして回想させた方が物語としては締まったのではないか。特高の拷問シーンなんかもほんの少ししか描いていないから、後味は悪くなかったけど、同時に何の感動も、余韻も残らなかったというのが本音。1800円に値するかどうかは微妙なところ。6点(2003-07-22 14:41:20)

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