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281.  バタアシ金魚 《ネタバレ》 公開された当時、新聞の小さなコラムで取り上げられていて、「女のくさったやつのケツふく紙」なる主人公が無性に気になって衝動的に場末の映画館で見てしまった。登場した若い役者さんたちが後にそれぞれトレンディドラマの主役になっていったという意味で今では伝説的な映画と言える。表面的には、主人公の兄ちゃんがいきなりオリンピックに出ると宣言したり、女の子が太ったり痩せたりと、はちゃめちゃな内容なのだけど、モノレールや雲などの何気ないシーンが非常に丁寧に撮られていて、なんとも言えないメルヘンチックで切ない味が出ている。見る側の感性によって評価には大きな差が出てくると思う。私は非常に気に入ってビデオまで買ってしまったけど、友達で納得してくれる人はいなかった。ちなみにパンフの中で、あるシナリオライターと称するおっさんが、この映画は要するに童貞と処女の映画なんでしょ。いっそのこと「処女と童貞」っていうタイトルにすれば良かったのに、などとおちゃらけた事を書いていて、こういうやつにはこの映画の良さは永遠に理解できないと腹がたった。 8点(2003-11-24 11:40:18)

282.  ブルーサンダー 《ネタバレ》 初めて目にした超ハイテクヘリはあまりにもインパクトがあり、その後ヘリコプターを見るたびにこの映画を思い出しました。無駄のないスピーディーな物語の展開はサスペンス映画の中でも秀逸だと思います。難をいうならば、軍の陰謀があまりにも荒唐無稽で現実味がない(そもそもなんでそんな計画を軍が立てたのか未だに納得できない)という点です。7点(2003-11-24 11:38:42)

283.  ナタリーの朝 《ネタバレ》 物心ついてから映画館で見た映画で最初に感動した作品でした。容姿に自信の無い主人公の女性役をパティー・デュークが好演していました(彼女は不美人ではないので、ちょっと役の上では違和感はあるのですが)。来もしない想像上の恋人をフェリー乗り場で待つシーンや自分を取り戻したナタリーが、「自分は自分でしかない。それを今まで気がつかなかった」と言いながら、スズキのバイクでブルックリン橋を渡って実家に戻って行くラストシーンが印象に残っています。ヘンリー・マンシーニの音楽もすばらしかったにもかかわらず、映画も音楽もほとんど評判にならなかったのが少し不満でした。ストーリーに新鮮味、奇抜さが無かったからなのでしょうか。ところで、この映画にアル・パチーノが出ていたと言うことですが、どこのシーンなのでしょうか。当時のパンフの出演者リストには全く載っていませんので、ほんのちょい役だとは思いますが。8点(2003-11-22 17:39:30)

284.  ライ麦畑をさがして 《ネタバレ》 期待半分不安半分で見たけど、まあ合格点はつけられました。青春期の二人の男女の心模様を荒涼とした冬の風景をバックに切々と描いていて、心地よい余韻を残しました。唐突と思われたダコタハウスでのジョン・レノンの暗殺の伏線がラストで意味を持ちます。しかし、不治の病の少女というのはあまりにも陳腐で安易な設定で工夫がなさすぎ。主人公の男の子も金持ちの息子にしては品位が感じられない。高校生のカップルがふらふらとヒッチハイクして、安宿に泊まっても無事でいられるほどアメリカの治安て良いものなのか、など細かいところでは納得できない点も多かった。6点(2003-11-20 11:33:17)

285.  スターリングラード(2001) 《ネタバレ》 戦争におけるスナイパー同士の対決、というのは他の戦争映画にはなかった切り口でそれなりに楽しめました。しかしこの映画の言いたいことがやはり伝わってはこなかった。単なる英雄伝?戦争批判?当時のソ連の上層部が如何に非人間的だったかを訴えたかった?。とにかくこの映画にしても、プライベートライアンにしても、戦闘シーンがどぎつ過ぎる。確かに実際の戦場では、虫けらのように人間が次々に殺され、バカな指導者が冷酷な命令を下していたのだろうけど、それをあそこまで自虐的に見せ付けられてしまうと、嫌悪感だけを覚えてしまう。6点(2003-11-01 00:15:41)

286.  ファイナル・カウントダウン 《ネタバレ》 封切られた当初、「戦国自衛隊」のぱくりだとバカにする声もあったけど(実際パクリと言われてもしょうがないところもある)、映画の出来で判断するとこちらの方が数段良い(というより戦国自衛隊は評価の対象にならないほどひどい)。原題からすると、米側の真珠湾の恨みのこもった映画だと想像したのだけど、決してそうではなく大統領候補の失踪や過去に取り残された男の後日談なども交えてなかなか丁寧にリアルに描いている。ゼロ戦との交戦シーンなども入れて楽しませてくれる。 最後に、さあミニッツ対帝国機動部隊の対決か、と期待させておいて、直前で現代に戻ってしまうのはやや拍子抜けではあるけども、あそこで 一戦交えてしまったら、荒唐無稽の映画になってしまっていただろうからあれが限界というところだろうか。7点(2003-10-29 13:52:11)《改行有》

287.  死刑台のエレベーター(1958) 《ネタバレ》 良い映画だったのでしょう。もし当時見ていたらそれなりに感動したと思います。マイルスのジャズも良かった。しかしいかんせん半世紀近く前の映画であり、現在の社会のスピードや人々の行動パターンなどとの違いがありすぎたためか、今一つサスペンスが盛り上がりませんでした。殺人を犯したた後エレベーターに閉じ込められた主人公や恋人が目の前で殺人を犯した若い女などは現代的な感覚から言えばもっと感情表現があっても良いと思うのですが。意図的に押さえたのでしょうか。二つの殺人のプロットや思いを寄せる男を求めて街を彷徨するジャンヌ・モローの哀愁に満ちた姿など内容はあるはずなのに心が今一つ動きませんでした。6点(2003-10-25 11:59:52)

288.  草原の輝き(1961) 《ネタバレ》 まだ世の中の時間がゆっくりと落ち着いて回っていた古き良き時代の青春映画。今の時代ではもうこんな味のある恋愛映画は作れないでしょうね。ナタリーウッドとビーティー(ベアティー?ベイテイ?なんで彼の名前の呼び方はこんなに頻繁に変わるのだろう?)の途中の絡みはちょっと間延びしていなくもないけども、なんと言ってもラストの二人の再会と別れの切ないシーンは忘れられません。ハッピーエンドで終るのではという期待は完全に裏切られましたけど、その分酔わされました。9点(2003-09-23 17:50:11)

289.  13階段 《ネタバレ》 この映画を推理サスペンスとして期待して見ると、物的証拠も自白も無い(本人が記憶喪失)のにそんなに簡単に死刑判決が確定するのか、とか、警察が必死に探したけど見つからなかった証拠品が素人二人にそんなに簡単に見つかるのか(でっち上げではあったのだけど)、とか色々つじつまの合わない点が目に付いてしまって決して納得できるものではない。作った側も真相について映画の中で細かい説明を意図的に省いているようで、一度見ただけでは真相を十分理解できない人もいるのでは。最後にどんでん返しが用意されてはいるもののこの映画は謎解きよりも、心に十字架を背負って苦悩しながら生きる主人公達の姿を切々と描くことに力点をおいているのでしょう。最後の場面の本にはさんだタンポポの押し花が象徴的。設定は現代であるにもかかわらず、何となく昭和30年代の古き良きモノクロ時代を感じさせます。山崎務は相変わらずの好演。反町も普段のイメージとは全く異なる気弱な青年の役をうまくこなしていたことで合格点。しかし、死刑制度や冤罪という重いテーマであることに加え、殺された人たちの方に同情の余地がないことなどから、ハッピーエンドといっても多少のわだかまりは残った。(因縁つけてつかみかかって来た相手を突き飛ばして、偶然相手が転んで死んでしまうと、それが正当防衛ではなく傷害致死になり、遺族から死んで償えと罵倒され、七千万円の慰謝料まで払わされるという設定にはどうしても違和感を感じる)6点(2003-09-23 17:32:24)

290.  デッドゾーン 《ネタバレ》 サスペンス映画の傑作ですね。昏睡状態からさめた主人公が予知や幻視能力を身につけて、警察に協力して犯人逮捕したり、子供を事故からすくったり、という話が中盤で続くので、このまま終るのかと思っていたら、最後に意外な結末が用意されていた。よくありがちなサスペンスを盛り上げるためのしつこい過剰演出もほとんどなく、苦悩する主人公の姿が嫌味なく描かれている。デッドゾーンの意味の説明は多少強引と言えなくもないけど。ぜひテレビでの再放送をお願いしたい。9点(2003-08-19 11:51:34)(良:1票)

291.  仄暗い水の底から 《ネタバレ》 なんか食い足りない内容でしたけど。テレビ放映版はかなりカットされていたんでしょうか。「貯水槽の中の死体」とか「離婚して孤立無援の母子」などの設定はこれまで何度もあったし全く新味無し。強いてあげれば雨をバックにしたモノクロ感とエレベーターが効果的だったというくらい。黒木瞳の行動は言われているほどには不自然さはなく、ああいういい加減な管理人も世の中には結構いるだろうし、弁護士も最低限のフォローはしているので、それほど気にはならなかったけど、それにしてもね・・・。「美津子ちゃん」は一体何を求めていたんでしょうか。階上の住人は悪徳金融業者に追い詰められて一家心中させられた、とか言う設定の方が納得させられたかもしれないけども、まあこれも陳腐な話ですね。監督の自己満足作品というところです。5点(2003-08-16 21:24:57)

292.  リング(1998) 《ネタバレ》 日本の代表的ホラー映画と言われるけども、素直に怖がれない自分はひねくれ者なのかと悩んでしまう作品。世の中テレビから携帯電話に媒体が変わってくると、貞子さんは時代に遅れまいと今度は携帯電話の小さな液晶画面から必死に這い出してくるのかな、とか考えてしまうのです。それはさておいてもプロットの中で一番ひっかるのが、別に悪いこともしていない普通の女子高生たちがただ呪いのビデオを見たというだけで、もがき苦しんで貞子さんに呪い殺されてしまうという点。まだまだこれから楽しい輝く人生があったはずの彼女等にとって相当恨みを残して死んでいったのではないですか。この恨みは、超能力を持ち合わせてしまったという確たる理由があって、井戸に投げ込まれて殺されてしまった貞子さん(それも可哀想なことではあるのですけど)のそれと比べても、絶対女子高生の残した怨念の方が大きいはず。ということは、今度は貞子さんが、女子高生の怨霊に取りつかれてもがき苦しむことになってしまうのではないのでしょうか。いやそうならなければ不公平ですね。あの世に行ってまでも階級があって、恨みを晴らせるのは特権階級の死者(=貞子さん)だけなんていうことでは我々は死んでも死にきれないでしょうから。少なくとも私がこんな殺され方をしたらとことん貞子さんにとりついてあげますね。5点(2003-08-09 14:21:19)

293.  ニック・オブ・タイム 《ネタバレ》 一体これはサスペンス映画なのか不条理映画なのか。標的の知事さんの取り巻きの主要人物から警備係まで全て暗殺計画に関わっているのだから、自分たちで殺せば簡単な話なのに、空港で適当に選んだ男(ディップ)の子供を人質に男に暗殺を強要するなんていうのは、どう考えても現実的とは思えないし、その必然性の説明がされていない。オズワルドのJFK暗殺(彼はでっち上げられたダミーだったという噂がもっぱら)にヒントを得たのかもしれないが、オズワルドは事前に暗殺者らしく見えるように反政府活動などの前歴を周到に用意してあったのであり、そこらで拾ってきた一般市民とはわけが違う。もともと彼をダミーにするだけならば、わざわざディップを連れて来て、反って彼に振りまわされていらいいらするよりも、現場にいる人間を適当にダミーに仕立てればすんだはず。さらに知事暗殺に失敗して頭に来たウォーケンがよせばいいのに、腹立ちまぎれに人質の子供を殺しにやってきて、ディップに撃ち殺されてしまうのもスリルを感じるより間が抜けている。ラストで黒幕の男が一人悠然とリムジンでホテルを去るシーンでサスペンスの余韻を残そうとしたのかもしれないけども、夫が捕まってディップにも目撃されてしまっているわけだから、このまま逃げおおせるわけでもなし。知事が夫を疑い出してから、ラストのクライマックスに至るまでは結構スリリングで楽しめたのだから、前半のいい加減な筋立てが非常に残念な作品と言える。4点(2003-08-09 14:11:31)

294.  ターミネーター3 《ネタバレ》 ジャッジが難しいところ。T1、T2のプロットがよく考えられていたのでそれと比べると物足りないのは確か。ネタもそろそろ出尽しの感があって、金かけてスケールは大きくなったけど、新機軸はほとんど無く新鮮味に欠けた。クレーン車使ったカーチェイスも、他の映画で何度も見たのと同じ。一番不満なのが、車に踏み潰されようが、叩きつぶされようが、シュワちゃんとさしで戦っても、傷一つ負わなかった圧倒的に無敵のTXが、最後のシーンではとたんに旧式T並の弱さになって、最後はシュワちゃんの手で簡単にひねりつぶされてしまうのはどう見ても変。あまりにも強くし過ぎてしまったので、彼女を「始末」する方法をスタッフが考えつかなかったということなのかもしれないけど、どうにか納得できるような結末にしてほしかった。とは言え、やはりターミネーターの伝統は受け継いでいるので、アクション映画としての醍醐味は満喫することはできたので、一応合格点とします。T4を作るようだけども最後にあっと言わせるものにしてほしい。6点(2003-08-01 19:52:34)

295.  WINDS OF GOD/ウインズ・オブ・ゴッド(1995) 戦争というものをお笑いの世界を通して描いた秀作。なんでもかんでも残酷な戦場シーンや戦闘シーンをこれ見よがしに描くだけが戦争映画ではないことを改めて知りました。今井さんのこの映画に対する思い入れが見ている方にも伝わってくるようで、見終わった後しばらく感動の余韻に浸ってしまった。9点(2003-07-22 14:59:41)

296.  スパイ・ゾルゲ 《ネタバレ》 ゾルゲ事件という「歴史」を勉強するならば非常に分かりやすい映画だと思う。全ての主要人物を満遍なく描いているから。でも文学作品あるいは社会派作品としては、一体誰に焦点をあてて何を言いたいのかわからなかった。物語のリード役ももゾルゲだったり、尾崎だったり、華子だったり(最後におばあさんとして締めくくっていたど)、全て中途半端な感じ。むしろ、語り手を特高のおっさんにして回想させた方が物語としては締まったのではないか。特高の拷問シーンなんかもほんの少ししか描いていないから、後味は悪くなかったけど、同時に何の感動も、余韻も残らなかったというのが本音。1800円に値するかどうかは微妙なところ。6点(2003-07-22 14:41:20)

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