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281.  鷹の爪GO 美しきエリエール消臭プラス 《ネタバレ》  TSUTAYAで探したら、邦画でもアニメーションでもなくて「お笑い」のジャンルにあったのが不満。劇場公開作品なのに。  今までの予算ゲージは健在。だが、何かマンネリ気味なのは否めない。そして、プロダクトプレイスメントもギャグというよりは本気で広告している感があって、物語への移入を中断させ、鬱陶しい。そう言えば最近、Yahooニュースで韓流TVドラマが、プロダクトプレイスメントを使って大儲け、というのを見たが、こういうのはギャグにするのが粋というものだ。 [DVD(邦画)] 6点(2014-06-29 13:20:47)《改行有》

282.  男はつらいよ 寅次郎頑張れ! 《ネタバレ》  満男、源ちゃんをサルに見立てて紐で縛って遊ぶなんざぁ、ナカナカどうして寅の甥らしいイタズラ小僧っぷりである。それはさておき。  寅次郎頑張れというより、寅の方が青年頑張れと励ましている映画。二十歳の大竹しのぶは大変可愛く、特に青年が九州に帰ったことを知った際の、みるみる涙をためたカットのその目の美しさは尋常じゃない。  それに引き換え、と言っちゃあ悪いが、今回のマドンナはちょっと印象薄。この人が悪いというよりは、脚本的にこちら二人の恋の描写が足りないからではなかろうか。特に寅が失恋を自覚して去る、お約束の展開だが、今回はフラれたというよりただ横槍が入っただけ程度のことで、寅さん押しが足りなすぎじゃないか?  あれ?だから、寅次郎頑張れ!なのかな?いいのか、結局。[DVD(邦画)] 6点(2014-06-11 13:22:19)《改行有》

283.  男はつらいよ 寅次郎と殿様 《ネタバレ》  嵐寛寿郎の貫禄は素晴らしいし、三木のり平のコメディっぷりも楽しい。その分、マドンナ関係の話が、簡単に済まされている感がある。何故かはわからないが、今回はマドンナ周りの話に物足りなさが残るのだ。それだけアラカンのインパクトが強いのかもしれないが。  義理の父の殿様に、あんな手紙を貰っちゃって、寅がどんだけ舞い上がり、勘違いに彼女に接し、フラレるのかってワクワクしていた。だが、夕食のお誘いはさくらに任せきりだし、寅のノリもあっさりしていて肩すかしな感がある。  それにしても、あの顛末の後でまた大洲に行くというのは、ちょっと寅さんタカリとまでは言わないが、カッコよくないなあ。[DVD(邦画)] 6点(2014-06-10 20:39:21)《改行有》

284.  男はつらいよ 寅次郎純情詩集 《ネタバレ》  前作のレビューで書いたように、ここ数作で寅の性格が酷いことになってしまっていて、ちょっと引く。それと、おいちゃんおばちゃんの、寅の甘やかしぶりにイライラを募らせていた。  だが今回、満男の先生の家庭訪問での寅の所業に、とらや一家の面々がちゃんと寅に怒っているのを見て、少しだけ溜飲が下がる。それ以外では、寅さんは実にいい人だった。そして、マドンナとの仲も上手く進んで、どんな相手に持ってかれるんだろうと思っていると、まさかの死別とは。  よく男女の話で、前の相手との別れ方で喧嘩別れはいいが、死別の相手には敵わない、的なことを耳にする。そういう意味では、寅にとっても重い別れになるのかな?・・・なんて心配は杞憂なのだが。  劇中さくらが言うように、寅ももういい歳になって、さすがに22歳の檀ふみに恋するにはそぐわないようになったか。イマドキではロリ扱いされかねないものね。  だが同時に「愛があれば歳の差なんて」などという言葉も思い浮かぶ。寅さんの世界で、これほど常識的な諌め方を通さずとも、良いような気がする。寅さんには、幾歳になっても、若い美人に恋していて欲しいとも思うのだ。 [DVD(邦画)] 6点(2014-06-09 21:20:23)《改行有》

285.  男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け 《ネタバレ》  男はつらいよと言うのは、半年間隔で見るようにできているんだなあ、とつくづく思う。ここ数作の寅の酷い言動を毎日立て続けに見ていると、ちょっとうんざりしてしまうというか、寅のことが嫌いになってくるのだ。実際とらやの人たちも、赤ちゃん連れ帰って放ったらかしたり、見知らぬ爺を連れ帰って朝風呂使わされたりが半年ごとでなければ、あんなにいい人では居られないのではなかろうか?……というか、おばちゃん人がいいにほホドがあるぞ。ま、それはともかく。  今作は宇野重吉と岡田嘉子の会話が、もちろん現実世界でのあの事件を彷彿とさせているのだが、実際人の人生の決断なんて後からアレコレ言っても、詮無いことなのだよなあ、としみじみ思わされる良いシーンだった。こういう時に、タラレバを思いめぐらしてもしょうが無いと、さっぱりと現状を見据える女と、ウジウジと過去を捏ね繰り回す男の違いを、思い知らされる。  さて、画家先生とぼたんと寅の話だが、それほどのいい話とは思えない。というより、ありがちな展開だ。先生が困り顔で奥へ引っ込んだ時に結局絵を描いちゃうだろうことも、ぼたんが寅を自分の部屋へ引っ張っていった時に、絵が送られたんだろうことも、そしてこの人はこの絵を金になんか変えないだろうことも、みんな画面で説明される前に分かってしまっていたものな。  まあ、そういう予定調和を楽しむのが『男はつらいよ』なのだと言えば、そのとおりなのだが。しかし、それならそれで、寅さんはキッチリ振られて欲しいものだ。  だって、そうしないと次が作れないじゃん。[DVD(邦画)] 6点(2014-06-08 05:46:18)《改行有》

286.  男はつらいよ 葛飾立志篇 《ネタバレ》  今回の大学の先生は、何だか裏寅さん、あるいは賢い版寅さんだなあ、なんて思ってたら最後一緒に旅しているとは…。あの人はアレはアレで、女の人には受け入れてもらえないタイプの人なんですね。バカ(寅)とジジイ(教授)はダメってことかなあ?まあ、それはともかく。  それにしても、勉強すると言ったにも関わらず、寅のあの態度で怒らない先生はエライなあ。  それと桜田淳子もっと膨らませて欲しかったなあ。予告編見ると、もっと出てくると思ったのだが。 [DVD(邦画)] 6点(2014-06-07 14:22:01)《改行有》

287.  ヘルファイター 《ネタバレ》  油田火災の消火って、意外と原始的なことに驚かされる。特に吹き出してる原油にバルブを取り付ける場面での、チカラワザ的なやり方で作業員が原油ザブサブかぶってる様子は、「目に入ったりしたらエライ事になるんじゃなかろうか?」なんて心配になる。そのような、冒頭に描かれる消火シーンで、一気に物語世界に引き込まれた。  そうした現場仕事のプロフェッショナルな凄さとは裏腹に、二人の消火士の妻の話は、ちょっといただけない。  ベテラン中年の妻は「夫の仕事が怖くて心配で、傍にも居られない病」で挙句の果てに別居→離婚。その夫婦の娘で若者の妻は「夫の仕事を見たくてしょうがない病」で、来るなと言っても現場に来て危険に巻き込まれる。どっちも度が過ぎていて、殊に若妻の方は普通なら保安関係者につまみ出されるレベル。実にイライラさせられる。  危険な夫の仕事に対して正反対の反応を見せるこの母娘が、とても意味ありげなんだけど、結局たいしたドラマチックな展開もなく、双方とも夫と上手くいってメデタシメデタシで、あまり面白くない。  そんな話よりも、軍事の類によらない危険で過酷な油田消火の男たちの話をもっと見たかった。[DVD(字幕)] 6点(2014-05-23 00:05:21)《改行有》

288.  男はつらいよ 寅次郎子守唄 《ネタバレ》  2代目おいちゃんの期間が短かくて驚いた。そして今作より登場の、期間的には一番長かった下條おいちゃんは、少し淡白すぎて物足りない感が残る。それと関係するのか不明だが、今回の寅はあまりにも酷い人なので、ちょっと嫌気がさしてしまう。殊に、さくらの「少しは子守りくらいしろ」という苦言に対する態度はもはや、寅はバカだからしょうがない、という限度を飛び越えている。  今回は寅がマドンナと青年を(結果的に)取り持ったりしているおかげで、そのフラれた感が少なくて、何も出て行かなくても、という思いが残る。  ただ、滅多に帰らぬのに部屋があって当たり前と考えていたり、前作での相手女性の気持ちも確認せぬ自己中ぶりや、本作での前述の無責任ぶりを見ると、今更言うことでもないが、この人は一生放浪するしか無いんだろうなとも思い、ちょっと悲しい気持ちになったりもする。[DVD(邦画)] 6点(2014-05-16 21:09:18)《改行有》

289.  男はつらいよ 私の寅さん 《ネタバレ》  今回は、会った途端の一目惚れとは違うパターンだと思ったら、とらやに現れたりつ子にたちまち陥落した寅さん。ここの所、どうも納得がいかない。アトリエでの剣幕と再開時の笑顔との、もっと分かりやすい落差を見せるとか、寅があえてここで惹かれた訳を納得させてくれないと、ええ!?という感じ。   [DVD(邦画)] 6点(2014-05-15 19:52:42)《改行有》

290.  男はつらいよ 柴又慕情 《ネタバレ》  寅と血続きだというセリフと、おいちゃんまでもがタコ社長に酷いこと言ってしまい、寅との血縁感を強調している様に見えるのは、今回から変わったおいちゃんのファミリー感を表現しているということなのだろうか。  27・8のさゆりちゃん、可愛いと美しいの中間点くらいの、絶妙な頃合いである。  話は相も変わらずの、寅の部屋を貸す貸さないの一悶着だが、今回はヒロシたちのマイホーム話や、さゆりちゃんの家を出て彼氏と暮らす話と絡んで、巣立ちがテーマとなっているようだ。  だが、さゆりちゃんの彼氏の話が、最後に唐突に出てきてる感が否めず、ちょっとうまく描ききれてない感じ。  それでも、寅さんに結婚の話をする星空のシーンは、作り物感ハンパ無いのになぜか美しく、映画ってすごいと改めて感心する。 [DVD(邦画)] 6点(2014-05-14 20:22:00)《改行有》

291.  男はつらいよ 奮闘篇 《ネタバレ》  冒頭、当分会えなくなる親子の別れの時間に、延々ととら家の話をする寅に違和感。『続』の最後に二人で仲よさげに歩いた寅と菊の間が、また元に戻ってる風なのも違和感。  だが、そいうったモノを完全にぶっ飛ばしてしまう榊原るみの可愛さ!知恵遅れという設定が少々卑怯な感じだが、「弱い女の子」の誇張表現として受け止めておく。  灯台下暗しを言い換えただけでこれだけ笑わすのはさすが、と思ったが、今回はなんといっても「知りませんか?」だなぁ。真面目一方だと思っていたヒロシが、こんなに笑いに入ってくるとは。[DVD(邦画)] 6点(2014-05-13 23:05:48)《改行有》

292.  男はつらいよ 純情篇 《ネタバレ》 「もしその男が2000円ぽっちの金で、妹の体をどうこうしようなんて思っていたら、おれぁそいつを殺すよ」今回のベスト名言は、序盤で寅が宮本信子に言ったこの台詞。自ら寅に輪をかけたダメ兄貴ゆえ、一層そう思うのかもしれない。  ところで今回のマドンナは、なんだかちょっと消化不良な感じ。個人的にこの女優さんの魅力にピンと来ないというのもあるが、とら家からの去り際があんまり薄情じゃないか、と言う気がするからかも知れぬ。物語の話しだし、おいちゃんおばちゃんも「気にするな」とは言っているが、あんな唐突なやめ方はない、と思うのだ。店が困るじゃないか。 [DVD(邦画)] 6点(2014-05-12 17:20:22)《改行有》

293.  新・男はつらいよ 《ネタバレ》  冒頭の歌、聴いたことのない歌詞だ。TV版主題歌の3番らしい。この監督はTV版男はつらいよの創作者の一人で、主題歌の作詞を依頼した人だという、その矜恃なのかもしれない。  お話は、寅が競馬で当てた金で、おいちゃんばちゃんをハワイに連れてこうとするも詐欺に会う話と、寅の留守中にその部屋を貸した美人先生との失恋話。  旅行に発ったはずが、家の中でじっと隠れるというシチュエーションはどこかで見た気がするが、本作の方が元なのかもしれないな。  今回の騒動は直接とら家の面々を巻き込んでおり、おいちゃん大活躍。「バカだねぇ、あいつは」のセリフも実にキマってる。  また、当時24歳だという栗原小巻のミニスカート姿がとてもキュートで、寅さんの目の前であの急階段を登らせるのは罪深くさえある。[DVD(邦画)] 6点(2014-05-11 02:23:36)《改行有》

294.  一心太助 天下の一大事 《ネタバレ》  いやー、痛快!太助の真っ直ぐさが、気持ちいい。  しかし、この中村錦之助という人の啖呵というのは、実に凄いものがあるな。  自分の始めて見た錦之助は、子連れ狼なものだから、どうしても物静かなスゴ味というイメージがあった。だが、殿様を演じている時の凛とした高貴さ、太助の時のチャキチャキの江戸っ子を感じさせる快活さ。双方見事に演じ分けるというのは、まぁ役者ってそういうモノと言ってしまえばそうだが、それでも唸らされる。  それと、こういう庶民の、侍の論理で事が運ぶ物語ではない時代劇をもっと見たいものだ。 [ビデオ(邦画)] 6点(2014-04-19 23:09:07)《改行有》

295.  劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日 《ネタバレ》  TV版は未視聴の上に歴史オンチ。だけど、とりあえず今作では双方にそれ程詳しくなくとも楽しめる内容となっている。  最初に描かれる取材シーンでまず驚くのは、「え?その格好でやるの?」という事だが、少なくとも取材対象については「特殊な交渉術」の中にそれに対する解が含まれているのだ、と(矛盾する描写はあるものの)無理やり納得する。  そこんトコロをぐっと飲み込んでしまえば、歴史的事件の知られざる部分や、不明な部分に対する一解釈などを見せる事の出来る、そのアイデアを面白く感じる。  今作については、一解釈というより楽しい妄想と言った方が良いのだろう。だが、上島竜兵が予想に反してというと失礼だが、なかなか良くて、そっちをメインにした物語にするのも良かったんじゃないか、と思わせるほどだった。    ことろで、歴史を改ざんしてはいけないと言い、市井の人の小さな活動が歴史を紡ぐと言いながら、そこが繋がっておらずに結局はそう人たちに介入しても歴史が変わっていないのが、ちょっと不満と言えば不満。  ちょうど今、第6シーズン放映中だとのこと。劇場用長編と(多分1話完結の連作)30分番組では、相当ニュアンスが違うのは分かっているが、ちょっと見てみるか、なんて思っている。そう思わせるだけの魅力はあると思う。[DVD(邦画)] 6点(2014-04-09 21:40:44)《改行有》

296.  スーパーマンII/冒険篇 《ネタバレ》  最後にロイス・レインにかけたワザの説明が、もうちょっとあっても良かった。正直、途中まで退屈気味だったのは否定できないが、3人組が暴れだしてからは結構引き込まれる。  ビルの頂点にある鉄塔が折れ落ちて、地上にいる人に危機が及ぶと、それを持ち上げに飛び立つスーパーマン。これこそ、私の望んでいたスーパーマンで、そこに彼の弱点を見出す悪者といい、思った通りの展開でウレシイ。 [DVD(字幕)] 6点(2014-03-25 22:17:59)《改行有》

297.  合衆国最後の日 《ネタバレ》  核戦争を避けるために、制限戦を戦う。いつでもボタンを押せる事を示すために、大量の死者を出し続ける。サイロジャックした元将校が公表を要求し、大統領もそれについてひどく怒っている。  が、よく考えると核ミサイルを持ち合っている国同士(代理だとしても)の戦争が、通常線にならざるを得ないのは当然で、むしろ倫理的・合理的と言えるかもしれない。  これに対して「不道徳」などと言った大統領には、何の話をしているのか?と思わざるを得ない。  この政治家らしからぬ正義感を持った大統領の志が、「薄明かりの中の煌めき」だったのかもしれぬ。だが、その意思を託された者は、最後に頷いていない。悲しい結末の物語である。  それとは別に、サイロジャックをする過程や、安全装置と外部システムからの切り離しなどの描写はちょっとスリリングで、発射しそうになるミサイルなどと共に手に汗握らされる。映画としては面白いと思う。[DVD(字幕)] 6点(2014-02-27 17:32:36)《改行有》

298.  モンスターズ・ユニバーシティ 《ネタバレ》  相変わらずのドタバタが面白いっていやあ、面白いんだけど、今回は彼らの友情の成り立ちよりも、ちょっと違う部分に興味を覚えた。  それは、目標から大きく逸れてしまった彼らの、その後の活躍についてだ。彼らは冗談のように本当に社内メール運びを始め、その分野でも実績を上げ、次々と他の分野に移ってはキャリアを伸ばし、遂に目的の怖がらせ屋になり、ご存じの活躍を見せるまでになる。  エピローグ的にダイジェストで見せるこの部分こそが、本作で最も感動できる部分ではないか、実は次回作が決まっていて、この部分を描写してくれるんではないか?なんて思ってしまう。  実際、自分に子供がいたら、この部分に感じ入って欲しいと思うだろう。この部分についての、もっと詳しいドラマを見たかった。[DVD(字幕)] 6点(2014-01-02 22:13:02)(良:2票) 《改行有》

299.  アパルーサの決闘  銃によって生計を立ててきた男二人組。ボス側は相棒に「お前が俺より劣っているのは、情に流される部分だ」と言うが、実は情を捨てきれないのはボス側の方で、相棒の方が仕事に徹していた……という話だと思っていた。が、良く考えると情に流されずにビジネスライクに徹したのはボスの方で、そう出来なかったのは相棒の方だった。その情が仕事上の正義感に発しているのが何とも悲しいし、理不尽な政治圧力に屈したように見えるボスにガッカリ感を感じるのは否めない。 [DVD(字幕)] 6点(2013-11-24 17:30:14)《改行有》

300.  図書館戦争 《ネタバレ》  『革命の翼』を見た時に僅かに感じていた嫌悪感、図書隊の軍事組織化あるいは軍事力部分が、拡大してしまった。実際に相手が武装している以上、丸腰という訳にはいかないだろうが、気持ちとしては図書隊は文民組織であって欲しかった。  そこんトコロをぐっと飲み込んで見てみると、今回の映画版は前のアニメ版と違って、銃撃戦もある真っ向からの衝突を描いており、「二つの異なる考えをどう解決するべきか」というような事を強く考えさせる。現実社会でも今、「ヘイトスピーチ」などと言う言葉によって、表現が抑え込まれようとしていたりして、なかなか油断の出来ない状況にある。  話が逸れたが、良化隊という組織のやり方が非道なのは間違いないし、作中での資料は守らねばならないのは理解できる。守るというのは、なかなか難しい話で、劇中で「専守防衛」などと言う懐かしい言葉が出て来たが、楯だけ持っていてもモノは守れない。  『革命の翼』では、まだ穏やかな世界観でそこんトコロうまく描いていたが、武力衝突に発展した今作では、主人公にとうとう人を撃たせてしまった。激しい銃撃戦と格闘シーンのあとだけに、見ている側も作中人物もサラリと流してしまっているが、この衝撃は大きいはずである。あのシーンの後、主人公が悩んだり苦しんだりする展開があるのかと思ったら、良くやった、メデタシメデタシ、で終わり非常に驚いた。  ここが、この映画の中で一番気に入らない部分である。  ところで最後に気になったのは「図書館はすべての不当な検閲に反対する」という部分。実際に図書館の自由に関する宣言を元にしたということだが、何故に「不当な」を入れたのか?厳格に解釈すると、法に基づいた良化委員会の検閲は正当であり、それを拒否できないのではないだろうか?[DVD(邦画)] 6点(2013-10-16 10:04:12)《改行有》

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