みんなのシネマレビュー |
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301. 男はつらいよ 空気の読めないヤツ。お調子者。マイペースなヤツ。酒癖のよろしくないヤツ。感情的になりすぎるヤツ。品の無いヤツ。面倒臭いヤツ。ハッキリいって、私は好きではない。嫌いだ。 そう、私は車寅次郎みたいな男が、あまり好きではない。てか、嫌いだ。 しかし、何なんだろうなぁ。このまったくブレない人間性というか、これが憎めないんだよなぁ。[DVD(邦画)] 9点(2011-09-07 00:51:04)《改行有》 302. 刑事コロンボ/黄金のバックル<TVM> 《ネタバレ》 細かいトコロを気にする狭量者のミステリファンと呼ばれてもいい。 「硝煙反応、どーなってんだー!?」と、私は声を大にして、言いたい。[DVD(吹替)] 4点(2011-09-07 00:38:12)《改行有》 303. 機動警察パトレイバー この頃の押井作品には、いかにもアニメ然としたコミカルさとケレン味があって、面白い。 最近の押井監督は、そのコミカルさとシリアスさを分断して作品を作っているように見受けますが、こういう清濁併せ持った演出のエンタテイメント・アニメ作品を、また観てみたいもんです。[DVD(邦画)] 8点(2011-09-06 01:25:41)《改行有》 304. 刑事コロンボ/さらば提督<TVM> 《ネタバレ》 クレイと車に乗るシーンといい、リサの座禅に絡むシーンといい、解決シーンといい、なんしか今回のコロンボは、他者との距離感がおかしい。観ていて「近い!近いっす!」と、心の中で幾度とツッコんじゃいました。[DVD(吹替)] 3点(2011-08-27 02:21:03) 305. 刑事コロンボ/ルーサン警部の犯罪<TVM> ルーサン警部の軽いジャブを物ともせず、ドッシリ構えたコロンボ警部の横綱相撲がモノを言った作品ですね。ソコソコ面白かったんですが、順当過ぎる展開に物足りなさを感じました。[DVD(吹替)] 5点(2011-08-27 02:17:11) 306. ファイナル・デス・ゲーム 《ネタバレ》 アイデアは内野安打的な感じですが、演出が凡庸で愚鈍。もうちょっと悪趣味でもいいと思う。特に物騒な重機でスプラッタムード高まる材木所で、安CGの蛇に襲われるシーン。なんなんだそれ。がっかりだった。予算切れ?ちょっと惜し過ぎる。 そして蛇の話題の後に蛇足だが、予告編の「恐怖!崖の下のカニバリズム!」という立木文彦のナレーションと、カニに啄ばまれるグロシーン。マジボケなのか駄洒落なのか判断つきませんが、カニバリズムはカニに襲われて喰われる事じゃないよ!ちょっと不覚にもウケました。 ちなみにカニバリズムとは食人嗜好、もしくは種内捕食という意味。崖から落ちた彼が人の皮を被ったカニだったのなら、適切な予告なんですが。[DVD(字幕)] 3点(2011-08-25 01:33:14)《改行有》 307. フィッシュストーリー 《ネタバレ》 アイドルに疎い私としては「モーニング娘。も、初期は五人」という台詞が「へぇ、そうなんだ」的な台詞だったが、モノが「フィッシュストーリー」なので、この豆知識は信用していないままだ。[DVD(邦画)] 7点(2011-08-21 00:34:55) 308. コクリコ坂から 港のシーンや、台所のシーンなど、飛び降り後の「ずぶ濡れボーイ・ミーツ・ガール」なシーンも含め、全編なんしか、瑞々しい。 特に「肉屋まで乗せてってやるよ」とチャリンコ二人乗りで坂道を下るシーン、そしてその肉屋でコロッケをシェアするシーンなんて、瑞々し過ぎて卒倒しそうになりました。 その「瑞々しさ」だけでなく、若さゆえの葛藤や切なさ、勢い、などの心情描写も、非常に旨い。 1960年代の横浜や、コクリコ荘、特にカルチェラタンなどの舞台設定も、実に旨く機能していて、面白かった。 蛇足ですが、左官屋の娘が哲学部のムサイ男の前で漆喰を器用に滑らせるシーンと、ちょっとズレた美大生っぽいメガネ女子・ハルに、宮崎吾郎の「萌えどころ」を垣間見たような気がするのは…気のせいだろうか。(超個人的な萌え所を、ひとのせいにするな!)[映画館(邦画)] 8点(2011-08-20 06:09:12)《改行有》 309. 黒猫・白猫 阿呆な悩み多き私を、笑い飛ばすような陽気さが、まぶしい。[ビデオ(字幕)] 6点(2011-08-15 05:05:15) 310. ロボゲイシャ この監督の爪の垢を煎じて、北村龍平あたりに飲ませるべき。[DVD(邦画)] 7点(2011-08-15 04:40:42) 311. 片腕マシンガール 武勇伝チックな私事で恐縮だが、昔職場にて、背中を平凡な文具ハサミで刺されて7針も縫うような怪我をしたことがある。 それは「包丁で指を切る痛さ」ではなく「同級生が悪ふざて腿に打ったヒザ蹴りの痛さ」に近い鈍痛で、「刺された」という実感は皆無だった。 当時勤めていたその職場の更衣室で上着を脱ぐと、白シャツが赤シャツに変わっており、そこで初めて「刺さってたやん!」と気付いた。 シャツを脱ぐと、当然背中は血だらけ。何処に傷があるか、まったくわからなかった。 「ちょっと背中に力を入れてみれば、血が出て傷口がわかるかも」と思い、更衣室にあった鏡を背ににて、思いっきり背中に力を入れてみた。 「ぷしししー!」そんなトホホ気味な音がしたような記憶があるのだが、定かではない。だが、驚くほどの勢いで背中から血飛沫が上がり、あっという間に鏡面が赤く染まった。えらいこっちゃだった。 その時の教訓は、ずばり「刺されたときは、力まずに」である。 その後、処置に当たってもらった医師が言うには「や、筋組織にも内臓にも達していないし、大事な血管も傷ついてないんで、まぁ深刻な傷ではないですよ」との事。あんなに血飛沫が上がったのに?「うっひゃあ、Ⅴシネみたいやーん!ヤバいんちゃうーん!?」と、思ったのに? 意外と呆気無い傷(それでも刺されたうえに、7針も縫ったのだが)でも、傷の部位によってはⅤシネ並の血飛沫は出るもんなのである。 めっさ長くなったが、そんな「ちょっとアウトロー」な体験を、この映画を観て、ちょっと思い出した。 それにしても、出過ぎですよ。血。[DVD(邦画)] 5点(2011-08-15 04:38:18)《改行有》 312. WXIII 機動警察パトレイバー 黒幕が難を逃れるところが新鮮かも。なんかイカにも「邦画!」っていう暗く重い感じをアニメで出しているのも悪くない。しかし、パトレイバー知らない人にこの映画、どうなんだろ。[DVD(邦画)] 7点(2011-08-14 01:46:01) 313. 劇場版 空の境界 終章 空の境界 アニメである必要も、映画にする必要も、到底ない。作品時間33分を、これほど長く感じたことはない。[DVD(邦画)] 0点(2011-08-10 01:48:31) 314. 刑事コロンボ/魔術師の幻想<TVM> 《ネタバレ》 トリックを暴く決め手となる「アレ」は、印刷技術を二周した意味も含めて感慨深く、ある意味新鮮。[DVD(吹替)] 7点(2011-08-09 00:39:22) 315. 刑事コロンボ/闘牛士の栄光<TVM> 闘牛士の心情…浅学すぎる私としては、はっきり言って「よくわからなかった」といった印象。[DVD(吹替)] 5点(2011-08-09 00:36:03) 316. 狼の死刑宣告 切なくもあり、痛快。「人呪わば穴二つ」という言葉がホントにシックリくる映画。 パリッとした服装から、徐々に薄汚れてゆき、最終的には怪物化していった父親の様相が、実に象徴的でした。ケビン・ベーコンの怪演技ならでは、と言った感じ。[DVD(字幕)] 8点(2011-08-03 02:07:23)(良:1票) 《改行有》 317. THE WAVE ウェイヴ 個人主義だとか全体主義だとかの境界線の曖昧さを、これ以上なくシンプルに描ききった怪作。ラスト、生徒たちが一教師に向けた蔑視が、なんとも苦味があり、恐ろしい。[DVD(字幕)] 9点(2011-08-02 00:38:37) 318. 刑事コロンボ/ハッサン・サラーの反逆<TVM> 《ネタバレ》 「トリックを暴く」よりも、その「トリックの暴き方」に凝った脚本が、実に巧妙。タキシード姿のコロンボも、新鮮でした。 [DVD(吹替)] 7点(2011-08-02 00:27:29)《改行有》 319. 刑事コロンボ/仮面の男<TVM> 脚本も演出も冗長で、テンポも悪い。トリックも浅薄。ラストのアメリカンジョークも、何が面白いのかよくわからん。[DVD(吹替)] 4点(2011-08-02 00:23:40) 320. ゴールデンスランバー(2009) 国家権力という巨大な怪物に、平凡な男の特別でない能力と、その彼と人との縁が勝ってしまう。 それを愚にもつかないファンタジーだと、感じるかどうかは人それぞれだと思うが、私は痛快だった。ちょっとしたご都合主義も、ご愛嬌。[DVD(邦画)] 8点(2011-08-01 03:12:00)(良:1票) 《改行有》
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