みんなのシネマレビュー
レインさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 885
性別 女性

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445

301.  フランケンシュタインの花嫁 エルザ・ランチェスター演じるエキセントリックな花嫁のヘアメイクや動作、言葉の代わりに発する奇声が「人にして人にあらず」な感じがよく出ていました。 彼女に拒絶される人造人間の悲しみも。 ダークな怪奇物だった1作目とは違いライトな感じではありますが、前作の少女のように盲目の老人との交流があり、心をかよわせる相手が常に弱者であることは変わりません。 50年後のリメイク「ブライド」(84)では、花嫁は違う選択をします。[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-12-09 17:20:10)

302.  フランケンシュタイン(1931) 《ネタバレ》 シェリーの「フランケンシュタイン」やべリャーエフの「ドウエル教授の首」には、人体を思うままに再利用したい人間の願望が潜む。 ノーマルな脳の代わりにアブノーマルな脳を移植された人造人間はそれを具象化したもの。 ボリス・カーロフがメイクアップした姿は本人とは似ても似つかず、以後のイメージを決定づける。 エリセの「ミツバチのささやき」はこの作品のもっとも詩的な部分が使われ、 燃える風車小屋でも生き延びた彼の真の苦しみは、求められない自分を知る「フランケンシュタインの花嫁」(35)に持ち越される。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-12-09 07:00:09)

303.  キッチン・ストーリー 《ネタバレ》 ベント・ハーメル作品ではきっと一番有名、これも冬のノルウェーが舞台。 家庭研究所調査員のおじさんと被験者のおじいちゃんの緊張感みなぎる日々にできたホコロビ。 あの観察台が本当にあったというのがおかしいね。 イザック役の俳優さんは名優だそうで、転機となる「パイプたばこを切らしてたのに気づいてガックリ」の演技がうまくって、フォルケも味のある風貌。 ノルウェー人とスウェーデン人の昔ながらの敵対意識もチラリと見せる。 まるくて可愛いトレーラーの中での誕生パーティは2人きりだけど楽しさいっぱい、祝ってくれる人がいればそれだけで。 友人をうばわれた格好で嫉妬するグラントもいてあわや、という場面も。 いろいろあったトラブルも雪や氷のように解けて、冬のあとには春。[DVD(字幕)] 8点(2011-12-08 07:13:16)

304.  ドクトル・ジバゴ(2002)<TVM> 《ネタバレ》 キーラ・ナイトレイがラーラに、サム・ニールがコマロフスキーに扮するテレビ版。 合計4時間のを半分にした短縮版を見たのだけれど、映画のスケールは望むべくもないものの丁寧な作りは悪くない。 ハンス・マシスンがロシア革命の嵐の中で2人の女性の間で揺れ動くユーリ、若者らしい迷える魂の有りように無理がなく、彼の詩人としての資質も生かされる。 最後までトーニャの存在感があるのもよいと思う。 ユーリとラーラの人生に影響を及ぼすコマロフスキーはあくまで独善的な人物として描かれ、複雑な立場のラーラの母親は007のマリアム・ダボ。 恋愛以外の革命中のロシアの荒廃した描写も入れることでバランスが取れているようで、映画が取りこぼした要素を拾っている感じもある。 映画では娘だったユーリとラーラの子供はユーリの面影をもつ少年に変わり、ラストは運命に弄ばれたユーリが今一度人生を生き直すべく歩み出したかのような錯覚を覚え、映画とはかなりイメージが異なる。 この後、初めて本国ロシアで作られたテレビシリーズ(05)は未見。[DVD(字幕)] 7点(2011-12-06 07:24:04)

305.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版 エヴァンの‘PLAY GOD’。 無慈悲な神を演じるには脆弱・繊細すぎる彼が繰り返すリセット。 「ドニー・ダーコ」「エターナル・サンシャイン」に似た哀切を含みながら優れたエンターテインメントの域まで達し、容赦ない暴力・猟奇イメージも潔いエンディングで悪い夢のように鮮やかに拭い去る。 DC版のほうが重く深いが、画的・心情的にはシアター版。 BTTFの幻のマーティ、エリック・ストルツが時間の物語の一端を担うのも、あるいは偶然ではなく。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-12-06 07:19:57)

306.  ドクトル・ジバゴ(1965) ロシア革命を背景にパステルナークが書いた小説をデヴィッド・リーンが映画化。 スケールが大きく時間も長く「風共」と同じくらいの大作。 リーンは何でも大規模になってしまうのですが、これも製作費がかかっていそう。 ジュリー・クリスティは美しくジェラルディン・チャップリンは可憐、ロシア人風のヘアメイクのオマー・シャリフも魅力(ちょっとヘンだけど…)なのですが、後半はメロドラマと言われても仕方ない部分も。 映画として見応えはあっても愛着が薄いのは、プロットやキャラに興味が少ないせいかと思います。 作者が自身をモデルにした原作は絶版なこともあり未読ですが、映画は不倫カラーを薄めるため後半トーニャの存在を意識的に消し、傲慢なコマロフスキーにも情が湧くよう手心が加えられているような気がするのですけど。 ロシアで撮らずにあの国の雰囲気を再現したのはすごいし、雪の平原を走る列車の旅やパーシャの変貌、「ラーラのテーマ」は印象的。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-12-05 07:00:02)

307.  マーヴェリック 元々は父親役で出演しているジェームズ・ガーナーの50年代テレビドラマなんですね。 94年の映画にしてはちょっと古風、けれどノンビリ楽しめる西部劇。 ジョディの大人になってからのコメディはコレと「幸せの1ページ」しかなさそうで、まだ若くて可愛い悪女、メルはやんちゃなギャンブラー。 ブレットと父親がそれと知らずにアナベルをシェアするのは「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」みたいです。 グレアム・グリーンはやっぱりインディアンがお似合い、カメオのダニー・グローバーは「リーサル・ウェポン」ファンは嬉しいハズ。 マーゴット・キダーもいるのはリチャード・ドナー監督作品だからでしょ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-12-03 14:30:33)

308.  月に囚われた男 《ネタバレ》 月が好きなのは、ハインラインの「大宇宙の少年」が好きだったから。 大気はなく太陽光が遮るものもなく照りつける白と黒の地表を月面作業車が孤独に動き回る、寂寥漂うミステリー。 一番身近な天体である月が舞台の映画はあまりない。 邦題はデヴィッド・ボウイの「地球に落ちてきた男」にひっかけたと思われ、息子ダンカン・ジョーンズはミドルネームのゾーイの方で記憶にある。 古典的SF映画の空気で俳優はアメリカ人でも、セカンド・サムのキャラクターやラストはイギリス的な捻ったユーモア。 「2001年」のHALを思わせるガーティには、人工知能が人間らしい心を持つことを夢想する人間の夢が托され、ケヴィン・スペイシーの声がロボットの見えない奥の変心を伝え、サム・ロックウェルはコミカルな役を多く見てきたけれどシリアスな役を切なく演じきる。 「ガタカ」のように、自分でなくとも代わりとなる者が果たしてくれれば、人は満足して死んでゆけるのだろう。[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-12-01 17:09:54)(良:1票)

309.  アデル/ファラオと復活の秘薬 ん~、この手の題材は好きなのですが、あまり楽しめなかったよう。 エジプト、翼竜プテロダクティルス、ルーヴル美術館…と魅惑のコンテンツなのに、全体的に生気に欠けているせいかアピールせず。 エジプト物は「ハムナプトラ」以来というのもあってつまらなくはなかったですが。 ルイーズ・ブルゴワンは一生懸命に演じているのですが役にあっていないようでもあり、帽子のピンの使い方は目新しいとはいえグロイ。 翼竜も「ジュラシックⅢ」のプテラノドンより小型なので貧相に見えてしまふ。 復活ミイラの目を黒目がちにしてるのはカワイく見せるためかな? 最後にラムセス2世がつぶやくジョークが、リュック・ベッソンが着想をルーヴルのガラスのピラミッドから得たのでは、と思わせます。 それと「三銃士」もですが、最近のアドベンチャー映画の副題は長くなる傾向にあるようで。[CS・衛星(吹替)] 6点(2011-11-20 15:49:33)

310.  ジュラシック・パークIII 《ネタバレ》 93分とシリーズ中最も短い第3作。 監督はジョー・ジョンストン、「遠い空の向こうに」も撮っているが元々SFの人。 ジョン・ウィリアムズの音楽も今回はテーマ曲だけだが残酷描写は少なく、殺伐として戦場のようだった2作目より好きだという人は多い。 冒頭のグラント博士とエリーは1作目のラストを考慮してのファン・サービスか、観客に一瞬夢を見せるための。 パラグライダーが効果的に使われ、緑あざやかな森の湿った空気、フォギーで深度浅く陰影ある撮影が美しく、新たにスピノサウルスとプテラノドンが登場。 パステルカラーの衣装の紅一点、ティア・レオーニも金髪であるためか髪を茶色く染めたウィリアム・H・メイシーと元妻の息子がいるのがよく、冒険には少女より少年が似合う。 最後に恐竜に卵を返すのが象徴的で、不用意に自然に手を触れるなといっているかのごとく。[映画館(字幕)] 7点(2011-11-20 15:08:07)

311.  U2/魂の叫び U2はアイルランドの高校のバンドから出発したグループとしては破格の成功をおさめ現在に至る。 世界最大のロックバンドと称されることも多い彼らへの思いは複雑。 軽やかなカッティング・ギターを聴かせるエッジは好ましくとも、粘りつくような強烈な個性を放つボノは要とはいえかならずしも得意ではなかったし、政治色・宗教色をも内包する熱きメッセージバンドであることも自分好みとはいえず、90年代、00年代で音と彼らのイメージも変化した。 80年代の曲を集めたベスト盤が90年代のそれよりも3倍近く売れているという事実は、最初の10年の活動が今も忘れられていない証拠であるかもしれない。 その最も支持を集めた「ヨシュア・トゥリー」の時期の彼らをとらえたドキュメンタリー。 ラリーはこの映画は音楽探求の旅だという。 その旅にはツアーに加え、ハーレムの教会やB.B.キング、エルヴィスが眠るグレイスランドも含まれている。 シックなモノクロ映像の半ばにカラーパート(「ブレードランナー」のジョーダン・クローネンウェスが撮る)が挿し込まれるのが効果的で、音楽と同時に光と影があやなす映像が素晴らしい。 エッジは黙々と自分の役目を果たし、入魂としかいいようのない風情で歌いあげるボノ。 この時から長い年月が流れた。 エッジが出演した「ゲット・ラウド」(08)の監督デイヴィス・グッゲンハイムは、U2の久々となる映画を撮って今年公開しており、そちらも見てみたい。[DVD(字幕)] 8点(2011-11-16 16:57:24)

312.  ダイ・ハード ブルース・ウィリスが頭脳派TVスターから肉体派映画スターへ移行した瞬間。 切れば血の出るボヤキ男をヒーローにしたアイディアは新鮮味あって面白かったけれど、そういう意味で苦い味もした作品。(ずっとMOONLIGHTINGを見てた人は簡単にこの映画にバンザイはしにくいのデス) それでもたくさんの人に親近感と自信を与えたのは想像にかたくなく、マクレーン刑事の白いタンクトップがだんだん汗と汚れに染まっていくのが効果的。 「ハンス」アラン・リックマンを有名にして、ブロンドに黒服のカール(アレクサンダー・ゴドノフ、アーミッシュ→テロリストなのがスゴイ)に華がある。 キャラクターの構成もよく考えられているのだけど、自分向きじゃないのは血生臭い銃撃シーンが多すぎるのと、映像的にSFアクションの方が好きなので。 「4」のルーシーちゃんはまだ幼い娘です。[映画館(字幕)] 8点(2011-11-13 11:15:12)

313.  ダイ・ハード2 《ネタバレ》 ビルから空港に舞台を移し、またまたマクレーン刑事大暴れ! 新監督レニー・ハーリンのハデ好みが前面に出て、必死にトーチを振るマクレーンの努力も空しく「乗客××し」ってやり過ぎ!(後味ではペーターゼンの「エアフォース・ワン」の方がいいかな) クライマックスのヘリから敵機の主翼に飛び移ってからラストまでは好きです。 よく考えたよ! 旅客機が連なって降りてくる場面は感激でした☆ 悪役大佐(ウィリアム・サドラー)は1作目のリックマンほど有名にはならなかったけど、「ショーシャンクの空に」では監獄仲間の一人になってたね。 翌年T-1000になるロバート・パトリックの姿も。 「1」の相棒も顔をだすけれど、「2」の相棒は2タイプ用意されてる。 血が少ないのがいいネ。[映画館(字幕)] 7点(2011-11-13 11:13:24)

314.  ラスト・ワルツ 有名な音楽フィルム、ザ・バンドの解散ライヴということでゲストも豪華なのですが、彼らの音楽はあまり自分向きではなくて。(ゴメンネ) カメラをステージに入れないよう離れて撮ってるから画的に少しフラットな気も。 それでもジョニ・ミッチェルの「コヨーテ」も聴けるし、ドラマーのリヴォン・ヘルム(「歌え!ロレッタ 愛のために」の父親役)の歌う「オフェリア」はカッコイイ♪ 彼以外はロビー・ロバートソン以下カナダ人なんですよね、ジョニやニール・ヤングもだけど。 ボブ・ディランと全員によるフィナーレ「アイ・シャル・ビー・リリースト」は、英国のチャリティ・イベント「シークレット・ポリスマン」でも踏襲されてました。 30年後にローリング・ストーンズの「シャイン・ア・ライト」を撮るマーティン・スコセッシもまだ30代の若さ、当時の熱気が感じられます。 (音楽映画を「映画じゃない」というのは「小説以外の本は本じゃない」というのと同じでは?)[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-11-11 07:28:10)

315.  恋はデジャ・ブ 《ネタバレ》 「50回目のファースト・キス」と同じような状況でも、こちらはタイムループSF風で抵抗なく見られるの。 才能はあっても少し嫌な奴だった主人公が、同じ1日を反復することで学習。 同じ場面のリフレインだと煩雑になったり映画の印象が散漫になってしまう弱点はありますけど、それを差し引いても面白くて好きになれる作品。 フィルはずっと袋小路にいるのですが、同時に何度でもやり直しをする機会を与えられたラッキーな人でもあります。 アンディ・マクダウェルはヒュー・グラントのような美男タイプより、ビル・マーレーやドパルデューみたいに味のある男優さんとの相性がよさそうで、チャーミング。 生まれ変わったフィルの番組最後のコメントは、みんなの心をあたためる素敵なものでした。[DVD(字幕)] 7点(2011-11-08 07:00:01)

316.  50回目のファースト・キス(2004) 《ネタバレ》 映画にリアリティは求めない方ですが、これや「アイ・アム・サム」のように障害という現実的な事柄を愛で強引に解決しようとする映画はちょっと別。 ロケーションは最高、ドリューも可愛くて一見いいお話なんですが、気が遠くなっちゃいました、ヘンリーの毎日を考えると。 ここまでして愛し合ってることにしなきゃならない? 愛を育む力のないルーシーにサポートし続けるには、へンリーの人生はあまりに長い気がするのです。 「覚えてないのに夢にでてくる」にはさすがにグッときたけれどね。 きっと別な結末の方が自分の心に残ったと思います。 キーポイントとなる歌はビーチ・ボーイズの「素敵じゃないか」。[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-11-07 07:00:00)(良:1票)

317.  歌え!フィッシャーマン ノルウェーの漁師さんたちの伝統ある合唱団は陽気に歌う。 吹雪の中でも仲間がいれば寒くない。 漁港や漁船、漁師の人は世界中どこでも似ている気がするのは不思議だね。 数学が得意でそっちをやりたかった人もいるのだけど、今は魚を捕り日々歌う生活で満足している。 満足していればどこで何をしていようと幸せ。 そろいの船員服で発表会にのぞむ彼らは誇らしげで笑顔がこぼれる。 ホノボノといい雰囲気で、少し眠くなったりもして。[DVD(字幕)] 6点(2011-11-06 07:00:01)

318.  ヤング@ハート SHOUD I STAY OR SHOUD I GO♪ ロックの名曲が彼らに歌われてちょっと違った顔を見せる。 途中は見ててツライんですよね…皆さん高齢で持病を抱えた方も多くて、そんなに無理しなくても、と思ってしまう。 それでも最初と最後のステージでわかるの。 若い人が片手間にやるのとちがい彼らにはもうこれしかないんだけれど、たった一つでも自分を表現できるものがあれば人は命を燃やすことができるって。 ライトを浴びると彼らのシミもシワも消えて見え、ステージはその人の普段の生活がどうであれ、その人を最高に輝かせることのできる場所。 人生の最後にがんばったことは彼らの魂に刻まれている気がします。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-11-05 07:00:02)

319.  ダイ・ハード3 「3」「4」は見てなかったので日曜洋画劇場サマサマ! 「3」以降はバディ物、ニューヨーク・テロというとどうしても「9.11」が浮かぶワケですが。 監督は「1」のマクティアナンに戻ったものの、サミュエル・L・ジャクソン&ジェレミー・アイアンズの布陣が普通すぎです。 特にこのシリーズの悪役は無名の人を使うのがよかったので守りに入ってる気がするし、オーソドックスなアクション映画に。 ゼウスの真っ白なシャツは汚すためだろうけど、サイモンの青紫のノースリーブは微妙でっせ。 「蹴る鳥」が刑事になってた。[地上波(吹替)] 6点(2011-11-03 07:00:00)

320.  ジキル&ハイド 才気ある変人アーティストの傍らに共鳴する女使用人がかしずく構図(「真珠の耳飾りの少女」「クイルズ」「敬愛なるヴェートーベン」etc)は好みのテイスト。 スティーブンソンのオリジナルでは外部の弁護士のものであった視点を内部の人間であるメイドに変え、身近に「2人」を観察できるようにしている。 霧深きロンドンを徘徊する分裂した魂と、心身ともに古傷の疼きが癒えぬメアリーの組み合わせは魅力あるもの。 隠れた放蕩者であるジキルが、人目を気にすることなく忌まわしい遊びに耽溺するため解放したはずだったハイドに凌駕されていくのは興味深く、「変身」はグロテスクでも斬新な試み。 正規な「ジキルとハイド」からは外れるが、これはこれで非常に面白いと思う。 マルコヴィッチとロバーツもそれぞれ役に嵌っており、階段教室のセットが舞台装置に似た雰囲気を醸し出す。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-11-02 07:07:53)

000.00%
100.00%
200.00%
3171.92%
400.00%
5819.15%
623326.33%
733337.63%
818921.36%
9273.05%
1050.56%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS