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プロフィール
コメント数 370
性別 男性
ホームページ https://camuson.exblog.jp/
自己紹介 自分のブログに映画や本の感想文を書き溜めておりましたが、読まれることが絶無のため、こちらに出張しております。
もし興味がありましたら、弊過疎ブログにもお越しください。

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301.  Fukushima 50 序盤、地震が起こってから、想定外のことが重なり被災レベルが深刻になっていくまでは、当時の状況が臨場感、緊迫感をもって再現できていて、なかなかの良作なのではないかと思いました。そういうふうに思えたのは、薄っぺらいウェットな演出が入り込む隙がなかったから・・・ということにだんだん気付かされていきます。監督がテレビの演出家出身であることが関係しているのかはわかりませんが、お茶の間向け日本のテレビドラマにありがちな演出で、台詞に頼り過ぎで、演劇空間になっちゃてるんですよね。原発相手に悪戦苦闘しているときは目立たないのですが、落ち着いた場面で、どうにもわざとらしい演劇が垣間見えてしまう。お茶の間向けドラマならそれでもいいのですが(よくはないが)題材が題材だけに悪目立ちしてしまうのですよね。被災状況の再現はよくできていて、見る価値は高いと思いますので、なおさら残念感があります。評判が低いからと言って、それを理由に見ることをやめないで欲しい作品ですね。このような感想を持つ作品は珍しいです。[インターネット(字幕)] 5点(2023-02-07 17:53:19)

302.  スノーデン この程度のスパイ活動は、アメリカならやってるだろうな思う話なので、衝撃度としてはそれほどではなかったです。諜報員が自分の担当プロジェクトを有利に進めるために、特定の個人を狙い撃ちにして個人情報を取得し、有利な関係を築くなど、極めて非生産的で、みみっちい活動を行っていることの方が大きな驚きだったかも知れません。実話なので致し方ないのですが、エンターテインメントとしては、手に汗を握るような緊張感はなく、あまり面白くはなかったかな。ルービックキューブは出来過ぎだなと思いましたが、調べたところ事実ではなく演出だったようです。悪い演出ではなかったですけど。[インターネット(字幕)] 5点(2023-02-07 17:03:16)

303.  UFO少年アブドラジャン 《ネタバレ》 人間の少年の姿をした宇宙人がやってきたことによって、コルホーズ(集団農場)に巻き起こる騒動を、牧歌的コメディタッチで描いています。作品内のナレーションで、本作品はスピルバーグの「E.T.」に対する返歌であるようなことが語られれています。舞台がウズベキスタンのコルホーズであるということは貴重だと思いますが、それ以外は、取り立てて新味を感じません。牧歌的なわかりやすい笑いなので、ちょっとあざとさを感じてしまう部分もあります。現代に深く切り込むような目的をさらさら持たないスタンスは良いとして、さりとてハリウッド作品ほどの一般娯楽性があるわけでもなく、製作原資の出所や視聴ターゲット、興行状況等、要は誰が何のために作ったのかという情報も不足していて、ちょっとモヤモヤします。コルホーズ、ソフホーズは、中学の歴史教科書内ではゴシック体になっていて、テストに出るので言葉としては覚えた記憶があります。こうして農村の映像を見ると、暗記しただけで実体とのヒモ付けがなされていなかった言葉に、多少なりともイメージが肉付けされたような気がします。[DVD(字幕)] 4点(2024-03-22 18:09:27)

304.  ハロウィン(1978) 《ネタバレ》 作品としては、アメリカのホラーと思えないくらい、すごく・・・地味です。おそらく、後の商業化成功により、作品のファーストフード化が進んでいくのでしょうが、この時点では、超スローフードと言ってもいいくらいですね。惨劇が起こるまでの間を引っ張る引っ張る。殺人鬼周りについては、一人称視点またはそれに近いカメラ位置にして、殺人鬼の近影を避けるとともに、息の荒い呼吸音を強調することで、詳細不明でなんだかわからないけど尋常でない感じを演出しています。一方、被害者周りについては、窓の外などの遠景でストーカー的に殺人鬼を神出鬼没に登場させるなど、即時的、即物的な恐怖よりも、わけのわからない気味悪さ、不気味さに重心を置いているように思えます。その点、日本的なホラーにも多少近しいところもあるような気がします。殺人鬼が被っているハロウィンマスクもスケキヨマスクに似てなくもないです。ただ、最終的には、話にひねりもないですし、視覚的な刺激も少なく、カタルシスもなければ、後に引き摺る恐ろしさもないです。[DVD(字幕)] 4点(2024-03-05 18:46:30)

305.  ターミネーター3 《ネタバレ》 細かい設定はともかく、アクションはそこそこ笑えて、良かったと思います。ただ、感情面での盛り上がりがほとんどなく、前作と比べると作品としてのオーラが全く感じられないというか、時代に乗っかった勢いであるとか、周りを巻き込む力とか、何か憑き物がとれたように、まったくなくなっていたことに妙に感心。[地上波(吹替)] 4点(2024-03-05 18:38:29)

306.  太陽がいっぱい 《ネタバレ》 ひどく昭和の匂いがする映画です。また、ひどく映像が小汚いです。昭和的な、安っぽくて埃っぽい小汚さが、うまく再現されているのではないでしょうか。部屋の中に蝿が飛んでたりしますし。安っぽくて埃っぽいのは、たぶん、カラー映画がまだ小慣れていなくて、しっとりとした落ち着いた色がうまく出せなかったんでしょうね。アラン・ドロンがパスポートを偽造するシーンだけは、幼い頃に、テレビで、そこだけ切り出したものを見たことがあったのですが、そのときに勝手に想像した背徳感や、スリルや、ドキドキワクワク感をあまり感じることができなかったのが、少し残念です。[DVD(字幕)] 4点(2024-02-01 17:24:03)

307.  悪霊島 《ネタバレ》 テレビCMでの「鵺(ぬえ)の鳴く夜は恐ろしい」のキャッチコピーと、「Let it be」のメロディーラインが、まだ幼い脳に強烈に刷り込まれました。とはいえ、劇場に見に行くわけもなく、その後テレビ放送されたのを、途中だけチョロッと見たのだと思いますが(当時家にはテレビが1台しかなく、父親が黙々とザッピングしているので、作品をまともに鑑賞するということがなかった)、岸本加世子が演じる双子の娘の片方が、もう片方のことを、「カタホウ」と呼んでいたことが、とても気味悪く感じられて鳥肌が立ったことを思い出します。林の中、双子の片方が、「カタホウがいない!カタホウ、カタホウ!」と呼びながら、もう片方を探し回ってた映像の記憶があるのですが、今回見たところ、そういう映像はなかったので、あまりの不気味さゆえに、幼い脳内で創り出された幻だったようです(笑)。今となって、改めてみてみると、テレビCMのインパクトが強烈だったのに対して、本編は、インパクトがないまま、ツルツルすべっていくような感じですね。鹿賀丈史も日本人離れした顔立ちにもかかわらず、どこかツルツルしています。映像自体は落ち着いていて美しいのですが、金田一シリーズを構成する大きな要素である死を彩る鮮やかなデコレーション、偏執的な美意識がなく、犯人の苦悩も薄いなあという印象です。[DVD(字幕)] 4点(2024-01-28 15:51:49)

308.  屋根裏の散歩者(2006) 《ネタバレ》 原作は未読です。なぜ見ようと思ったかよく思い出せませんが、たぶん、嘉門洋子がどうなってるかなぁとかのほんの軽い気持ちだったのだと思います。猟奇的な画風の画家(故人)の屋敷に、画家のファンである主人公の嘉門洋子が訪れて、猟奇的な体験をするという話です。画家の屋敷に住む住人達、特に霊媒師親子3人の気持ち悪い雰囲気は悪くないです。天井の隙間からこちらを覗いている目が映るシーンや主人公が天井裏に上って部屋を覗くシーンなどは、日本のホラー特有の背筋がスースーする感じがあり、これも悪くないです。ただ、中盤以降は凡庸な展開で、かつ、低予算から来る安っぽさがちらほら見えてきてしまいます。見つかった人間の指は、どう見てもマネキンだし・・・。ディテールを丁寧に作り込むことにこそ意味がある題材なんだと思うんですけどね。あとタイトルはどうにかならなかったんですかね。猟奇ホラーなだけで、大してエロチックでもないし。[DVD(字幕)] 4点(2024-01-24 18:24:00)

309.  シチズン・ドッグ 《ネタバレ》 大都市バンコクに上京した主人公青年が味わう都市生活の悲喜こもごもを、独特の極彩色とコメディタッチで描いています。雰囲気が中島哲也作品に通じるところがあるかも。万人向け娯楽として、ベッタベタなギャグを折り込みながらも、あり得ない非日常を日常に融和させていく、マジックリアリズム?的手法は面白く感じました。複数のストーリーをつないでいくセンスはなかなかのもの。テーマとしては、ごくありがちなもので、普段見過ごしがちなことに光を当てたり、静かに深く考えさせたりということはまったくなく、ただひたすらわかりやすい象徴的で表層的なものの寄せ集めになっていて、特別心に残るものがないような気がします。タイ映画を見るのは初めてで、そういう意味で十分興味深くはあったのですが。[DVD(字幕)] 4点(2023-12-12 19:10:44)(良:1票)

310.  スパイダー・ボーイ ゴキブリンの逆襲 《ネタバレ》 原題はGagamboy(ガガンボーイ)です。こちらの方がいいですね。蜘蛛を誤って飲み込んでしまった主人公が、正義の味方の蜘蛛男(ガガンボーイ)に変身し、ゴキブリをパンと一緒に誤って食ってしまった主人公のライバルが、悪の味方のゴキブリ男に変身し、主人公とライバルが対決するという話です。まず、ヒロインがフィリピン人らしくないです。ほとんど高岡早紀と言っても過言ではないのですが、高岡早紀のほんわか部分を取り除き、川原亜矢子とかの年配系モデルの目の細い笑いを貼り付けたような感じで、相当あざとい感じです。高岡よりエロいです。まあ、誰が誰に似ているとか、内容にあまり関係ない低俗な話はここら辺でやめておきます。終盤は着ぐるみの蜘蛛とゴキブリの対決なのですが、そこに至るまでは、どうしてそこまでやるかと思うぐらいセットのつくりや、絵づくりが丁寧でこだわりが見られます。お金の出所、本国での興行状況がどうだったのかなど興味が湧いてきますね。[DVD(字幕)] 4点(2023-10-31 18:59:28)

311.  ヤンヤン 夏の想い出 《ネタバレ》 約3時間の長い映画。特定の主人公を設定せず、明確なストーリーは組まずに、現代台湾の都市における一家族(ヤンヤンという名の少年の家族)の家庭生活、社会生活を、主人公を切り替えつつ流し見せていくという手法です。登場人物を役柄の比重の大きい順に並べると以下のような感じでしょうか。(1)ヤンヤンの父親のNJ、(2)ヤンヤンの姉のティンティン、(3)ヤンヤンの祖母、(4)ヤンヤンの叔父、(5)ヤンヤン タイトルにあるヤンヤンの比重は決して大きくありません。ヤンヤンの父親と元恋人との関係、ヤンヤンの叔父(できちゃった婚で新婚)と本来結婚するはずだった?仕事のパートナー兼元恋人との関係、ヤンヤンの姉とその友人の恋人との関係、といった微妙な立ち位置での男女関係を多層的に扱っているのが面白いです。祖母が体調を崩し、昏睡状態に陥るのですが、その回復のために、家族が毎日順番で祖母に対して話しかけるという設定を持ち込み、家族各々の心情を吐露させるという仕掛けをつくったのも面白いですし、生死の問題まで絡めたことで作品に深みが出ていると思います。[DVD(字幕)] 4点(2023-08-29 18:55:43)

312.  アメリ 《ネタバレ》 少女時代に、勉強はすべて母親に自宅で教えられ、学校に行かせてもらえなかったため、友達ができず、コミュニケーション障害ぎみの若い女性が主人公です。基本コメディーで、主人公がコミュ障ゆえに話してコミュニケーションを取る代わりにいたずらをするという設定なのですが、どちらかというとコメディーを成り立たせるための後付け設定で、コミュニケーションをテーマに深く掘り下げるという姿勢はなく、切実感やリアリティとは全く無縁で、最後は恋愛成就のハッピーエンドとなっています。そんな中で、コメディーの主たる部分が、「そのいたずら犯罪ですから」と苦笑いしながら突っ込む程度しか楽しむすべがないのが辛いところでした。色恋についても途中すっとぱしてバッコンという感じで、設定とマッチしてないような気がしました。風変わりな脇役達の雰囲気は悪くなく、話の転がし方は巧みで、特に証明写真にまつわる日常系ミステリを絡めた部分は見事なのですが。[DVD(字幕)] 4点(2023-08-03 20:05:16)

313.  レバノン 《ネタバレ》 1982年のレバノン内戦を、イスラエル軍の戦車の中からの視点のみで描いた作品。戦場にいながら視界が限定され、戦況がわからないことによる焦燥感、外界で起きている凄惨な現実と、その実感が伴わない疎外感、などが表現したいところだったと考えられるのですが、限られた視界で、いかに観客に状況を把握させるか、エンターテインメントとして成立させ得るか、というジレンマに陥り、戦車からの狭いスコープ視点の動きに合わせて、外界の事象を都合よく不自然に配置するような本末転倒なことになり、なんとも中途半端な出来になってしまったなという感想です。スコープからの外界の情報量を半分以下に削るか、観客には俯瞰させて戦車外の映像も見せるか、どちらかにした方がよかったかなと思いました。[DVD(字幕)] 4点(2023-07-10 19:07:04)

314.  コウノトリの歌 《ネタバレ》 アメリカから見たベトナム戦争ではなく、ベトナムから見たベトナム戦争ということで、希少なこともあり、期待して鑑賞しました。現在から過去を振り返るドキュメント風の構成になっていて、前半は従軍カメラマンによる、北ベトナム軍兵士の軍隊生活の回想、後半はマッサージ師による、ベトコン軍人によるスパイ活動の回想、と思われるのですが・・・驚くべきことに、回想していると思われる人物が、回想劇の主要人物として登場しないので、無用な混乱を生んでいるのですよね。そんなこととはつゆ思わないので、現代・過去の切り替え部分で、「…で、誰?」と当惑してしまいます。さらには、前半と後半のエピソードにストーリー上の絡みがないので、どちらも中途半端で、散漫な印象が拭えません。残念なところです。前半のエピソードを、もっと泥臭く深堀りするか。後半のエピソードを、もう少しドラマの背景が伝わるように深堀するか。あえて、2つ欲張らず、どちらか一方で良かったかも知れません。興味深かったのは、ベトナムの軍隊に結構な数の女性兵がいたことです。若い女性が、髪も長いまま、軍帽に軽装で、男性兵に混じって行軍していたりします。そういえば、「フルメタル・ジャケット」にも女性兵士がいたことを思い出しました。自国が戦地になるということは、民間人、女性や子供が戦争に巻き込まれ殺傷される苛酷な状況なのですが、かたや軍隊に目を向けると、軍人と民間人の垣根が低くなり、軍隊特有の組織維持のための厳しさや緊張感は希薄になるようで、よその国に乗り込む軍隊を見慣れた目には新鮮でした。[DVD(字幕)] 4点(2023-07-06 18:36:47)

315.  カリガリ博士 《ネタバレ》 独特にゆがんだセットのデザインが、前衛芸術としての心意気を感じさせます。サイレント独特のメイクや表情は、メトロポリスを思い出しました。予想していない終わり方でしたが、あまり驚きはありませんでした。あれ、どっちが本当なのかな?くらいの感想で、どんでん返しとは捉えなかったです。当時としては衝撃的だったのかも知れませんが、今となってはありがち過ぎて使わないオチですしね。DVD(淀川長治解説映像付き)購入視聴。淀川長治の見る前からネタバレしそうな勢いの解説ワラタ[DVD(字幕)] 4点(2023-06-16 18:51:46)

316.  トップガン マーヴェリック 《ネタバレ》 前作と比較して、映像技術の進歩の甲斐あって、空中戦の迫力も随分改善しているようですし(実はもう少し期待していた)、ポップソングに頼った、雰囲気重視の雑な展開も改善してると思いますが、同時に、良くも悪くも、普通のエンタメ作品になってしまったなとも思いました。結局あんたが主役かいっ!っていうのは、それはそれで、目をつむるとしても、トム・クルーズが昔に比べて、枯れて渋めになっているのだから、若き日のトム・クルーズに代わる華のある若手役を押し出してもいいし、個性溢れるキャラクターのぶつかりあいがあっても良かったかなと。全体的に登場人物の魅力が弱すぎると思いました。そんな感じの作品ですので、結局一番気になってしまったのは、ジェニファー・コネリーです。ジェニファーと言えば、まだ幼さが残り、輪郭が少しぼやけた感じの、透き通って潤いのある白い肌が、強く印象に残っているのですが・・・年月を経て、輪郭がシャープになって、肌が乾いて、役柄なのか少し浅黒くなって、特に鼻の下から口にかけて、そして顎のラインが、ルナシーのスギゾーさんみたいになってました。ルナシーのスギゾーに対して、何の悪意も持っていませんし、ミュージシャンとしては、むしろ尊敬もしてますし、イケメンと言えばイケメンなのですが、殊、ヒロインとしてはどうなのかな?と思ってしまった・・・というのが、率直な感想です。P.S.スギゾーさんに対する批判みたいになってしまって、本当に申し訳ない気持ちで一杯ですので、映画には関係ないものの、ギターが巧いし、バイオリンも巧い、とほめておきたいと思います。[インターネット(字幕)] 4点(2023-06-14 18:50:50)(笑:2票) (良:1票)

317.  サヴァイヴィング ライフ 夢は第二の人生 《ネタバレ》 夢の映像化です。他人の夢ほど、聞いててとりとめなく、心底どうでもよく、リアクションに困るものはないものですが、例えそれがプロの表現者によるものでも例外はないということを、また一つ証明してしまった、というのが率直な感想です。夢の話の割には筋が通っていてわかりやすいのですが、その分、新規性や驚きに乏しく、実写と実写アニメーションの組み合わせは、遊び心があって面白いのですが、手間がかかっている割には、やはり新規性や驚きに乏しかったように思います。[DVD(字幕)] 4点(2023-06-05 20:52:36)

318.  菊次郎の夏 《ネタバレ》 おばあちゃんに預けられたまま育った少年(小三くらい?)が、近所の無職のおじさん(北野武)とともに、母親に会いに行くロードムービー。いい景色を集めてます。特に田舎の寂れたバス停がいいですね。母親の生活する家に到着したところまでは良かったのですが、その後は好みが分かれそうです。グレート義太夫と井手らっきょが出てきて、少年を喜ばせるためにアホなことをやるのが延々と続くのですが、たけしが命令して下っ端にやらせるという、たけし軍団の構図がそのまま持ち込まれていて、身内ノリに汚されたような気分になってしまいました。久石譲の音楽はすばらしいのですが、テーマ曲はあまりに聞き慣れすぎていて、本作のための書き下ろされた音楽という気がしませんでした。岸本加世子は、姉御タイプの役もできるのかと感心。[ビデオ(字幕)] 4点(2023-05-24 19:30:05)(良:1票)

319.  四畳半襖の裏張り 《ネタバレ》 海外では「The World of Geisha」のタイトルでそれなりに有名なようです。(本作の日本語版wikipediaはありませんが、英語版wikipediaはあります。)「初会の客に気をやるな」という掟があるにもかかわらず、客にイカされてしまう芸者が、あな恥ずかしとよがるシーンを中心に、熟年の芸者、まだ若く客を取る前で鍛錬中の芸者、恋人が兵役でなかなか逢えずに肉感的な芸者 などなどが織りなす情景を描いていきます。全体的に、そこそこリアルな感じなので、芸者の世界というのはこういうものなのかと興味はそそられますが、琴線に触れるもの、心踊るものがありませんでした。主役の宮下順子は可憐なものの、寝床のシーンが一本調子なので、もういいよと思ってしまいます。そこを他の芸者のエピソードで上手く補っているというか、何とか持たせてるというか。持たせ切れていないというか。相手の男にこれと言った魅力が見いだせないのも何だかなという感じで、逆にそれだけすごいテクなのかと勘ぐれなくもないわけですが何だかな。[DVD(字幕)] 4点(2023-05-19 18:03:24)

320.  蜘蛛女のキス 《ネタバレ》 原作未読です。タイトルからミステリアスで妖艶で、ブラジル映画であることから野性味溢れる濃い~い作品を期待したのですが、まったく想像していたものと違いました。牢獄の中の2人の男の会話にほぼ終始しています。2人のうち1人がホモセクシャル。もう1人の政治犯の男に対して、昔見た映画について語り始めるのですが、それが劇中劇として映像で再現され、牢獄での2人のやりとりと交互に進行していくという洒落たことをやっています。劇中劇の雰囲気も含めて欧州的な香りがするので、ブラジルというよりもアルゼンチンっぽいなと思ったのですが、後で調べてみると原作がアルゼンチン作家によるもので、監督もアルゼンチン出身でした。納得しました。牢獄の中の話を長く引っ張った割に、牢獄を出てからの話があっけなく、ちょっともったいない感じがしました。劇中劇のヒロインと、政治犯の昔の恋人と、むさ苦しいシーンの中の数少ない花である割に、2人ともちょっとビミョーだなと思ったのですが、後で役者が同一人物だと知りました。まったく気付きませんでした。あと、なんか牢獄の中に調理器具まであって、結構住みやすそうでした。海外では結構あるパターンのようですね。[DVD(字幕)] 4点(2023-05-09 17:24:20)

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