みんなのシネマレビュー |
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3361. メイク・イット・ハプン! 《ネタバレ》 主役のメアリー・エリザベス・ウィンステッドが、個人的にはちょっと気になる女優さんなので見てみたのですが、なんといいましょうか、直球過ぎるほど直球の青春ドラマ(笑)。いわゆる、ダンサーを夢見て田舎から都会に出てきて、恋愛や友情など取り入れて最後にはハッピーエンドというまさに王道で、それでいてダンスシーンなどもそれほど見栄えがするわけでもなくいたって凡作。レディー・ガガの曲使用シーンが見どころかな。[DVD(字幕)] 5点(2011-06-09 22:21:31) 3362. 劇場版 怪談レストラン 《ネタバレ》 最初の10分くらいは設定を解説する為のアニメだったんですけど、なんとそのアニメが一番面白かったという始末。なぜか実写になるともの凄く失笑ムード満載の画になってしまう。アンガールズ田中の人体模型はそれなりに良かったと思うが、後のキャラは全て意味不明。怪談レストランというより、優しい妖怪の見世物小屋という感じである。大人の自分としてはかなりの低評価になってしまうが、そもそも内容的に完全な子供向けなので、子供の観点として考えて5点を献上。[DVD(邦画)] 5点(2011-06-08 23:30:52) 3363. ミラーズ2<OV> 《ネタバレ》 鏡の破片をバリバリ食って血だらけになったり、破片が顔から出てきたりと見るからに痛そうな感じで痛覚に訴えかける力は備わってます。ただ、ストーリーが実に平凡。サスペンスとしては、先が読めちゃうような内容でした。裸の女性が風呂場で死ぬシーンはなかなかエロかった(笑)。[DVD(字幕)] 5点(2011-06-08 23:02:15)(良:1票) 3364. よなよなペンギン 《ネタバレ》 まぁ、完全に幼児向けの作品なので、ストーリーうんぬんは大人が見れば至極退屈そのものなんですが、ターゲットが最初から絞られてるんで、そういう批判はこの際しない事にしましょう。フルCGアニメといえば、やはりハリウッドが旺盛を極めているが、あちらとは予算も規模も違いすぎるので、同じようなことはどうしても出来ない。そんなわけで、CGなんだけど2Dっぽい背景とか、ある種滑らかさの乏しい、いわば日本の「引き算」のアニメをそのままやっている。主人公が、どこかの異世界に行って、友情や夢の大切さを認識して帰っていくという、よくあるタイプの話だけど、日本のアニメは手書きにこだわりすぎな気もするので、こういうよくある話を今一度、今度はフルCGでというその心意気を買って5点献上。[DVD(邦画)] 5点(2011-05-27 20:25:35) 3365. ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 《ネタバレ》 そういえば、「謎のプリンス」をまだ見ずにこれを見てしまったので、正直言って話があんまりよくわかりませんでした(汗)。いや~それにしても、最初の頃のハリーポッターと比べると、まるで別物みたいな変貌ぶり。やたらと暗いし、描写的にも少々生々しいし、なにより思ったのは、音楽の使い方が全然違う。初期の数作は最初から最後まで音楽なりっぱなしだったけど、本作はむしろ音楽のないシーンの方が多いんじゃないのかな。足掛け10年も経つシリーズだから、最初のうちから見始めた子供達もだいぶ大人になってるだろうからそれはそれでいいんだけど、いきなり連続で見始める新たな子供達はこの移り変わりについてこれるのかな、、、。特にドビーが死んじゃうシーンなんてね、、、。最終章は、わざわざ二つに割って見せるという商業的な面が色濃いけれど、それによってだいぶスローペースで物語が語れるようにはなってると思う。ただ、クライマックスの盛り上がりへ向けての前段階みたいな感じなので、これ単体だとどうしても評価は低くなる。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2011-05-19 23:21:41)(良:1票) 3366. 鉄男 THE BULLET MAN 《ネタバレ》 う~ん、結構期待していただけに、残念ではありますねぇ~。20年前の、塚本監督自身の作品と比べると、映像的にスタイリッシュだし音楽も凄く格好よくていかにも現代的にはなってるんですが、鉄男がなぜあのようになったのかの説明に終始していて、その分「狂気」さがなくなってしまっているように感じる。おそらくは、予算的にもなかなか苦労されたのだろう、アクションシーンなんか、CGなしでなんとかして頑張ってみせようという努力がひしひしと伝わってくるんだけど、ブレやエフェクトが単に「ごまかし」に見えてしまうのも事実。前作は白黒だからこそ、安っぽさを消せていた面があるので、カラーで現代風になるのなら、ハリウッドでお金かけてもっとハチャメチャなものが出来なかったのだろうかという思いも残る。[DVD(字幕)] 5点(2011-05-19 17:48:27) 3367. シュレック フォーエバー 《ネタバレ》 普段の幸せというのは、なかなか気づきにくいものですから、怠慢になってしまったシュレックが暗黒世界に飛ばされて悪戦苦闘することにより日々の暮らしの素晴らしさを再認識するという、あらすじそれ自体はとても共感出来ます。何気ない幸せ、一番大切なものほど、実感がし辛くなるというのは誰でも思うもの。子供だけでなく、夫婦やカップル向けの内容ではあるかも。ただ、それでもやはり高い点数をつけられないのは、そのメッセージ性といつものキャラだけで持っているようなもので、どうにも笑いが乏しい点と、フルCGアニメということでどうしてもピクサーと比べちゃうんだけど、あちらと比較すればやはりストーリーの厚みに乏しいなと感じる点。ドリームワークスはドリームワークスで頑張ってはいるものの、やはりピクサーとは大きな壁があるなと思ってしまう。[ブルーレイ(吹替)] 5点(2011-05-17 16:23:22) 3368. のだめカンタービレ最終楽章 前編 《ネタバレ》 原作も読んだことなければドラマも見た事がないので、なんの予備知識もなしに鑑賞したのですが、のだめがいきなり人形になったり、日本人が外人の役やったり外人が吹き替えになったりしてるのに軽いカルチャーショックを覚えました(笑)。これは前編てことなので、確かにこれ単品ではなかなか評価し辛いものがありますね。終始失笑してしまったのですが、特に自分のピアノをオケで弾ける事になったと知らされたときの、一連のアニメーションが爆笑してしまった。のだめの脳内ファンタジックすぎやろ。[地上波(吹替)] 5点(2011-05-13 13:53:11) 3369. おとうと(2009) 《ネタバレ》 良くも悪くも、山田洋次らしい作品でしたねぇ。いわゆる、「愛すべきダメ人間」みたいな。劇中にも登場したけど、まさに「男はつらいよ」の寅さんみたいなものでしたね。あのシリーズが続いてたら、最後もまさにこの作品みたいな感じになるのかな、なんて。それにしても、芝居くさい演技がどうにも気になってしまう。ちょっと辛口になるけど、エリートは冷たくて庶民は温かいその描き方がなんともベタだなと感じてしまう。久々の現代劇で、廻り回って原点に戻ったということだろうか。[地上波(邦画)] 5点(2011-05-10 21:29:29) 3370. 築地魚河岸三代目 《ネタバレ》 原作は読んでないのでよくわからないけど、ストーリーとしては定番な筋道を歩んでいながらなにか全体的に物足りなさを感じてしまう。たとえば、主人公はエリートサラリーマンだったのが、築地の世界に飛び込んで奮闘することになる。その180度違う世界に飛び込んで色々と四苦八苦する様が面白いのではないかと思うのだが、そういう描写は一切皆無で、ただただ熱い男で貫徹してる。題材はいいと思うのに、その題材を面白く調理出来ていないのではないか。つまるところ、見終わって後に残ったのは、インストラクターのハイレグだけであった(笑)。[地上波(邦画)] 5点(2011-04-20 18:33:21) 3371. GAMER ゲーマー 《ネタバレ》 映像の質感やセンスなど、はっとさせられる点もありクオリティ高いなと感じたのですが、いかんせんアクション全体があまりにガチャガチャし過ぎだと感じました。もう少し落ち着いたカットや流れも組み込んで、全体として緩急をつけるべきではないかなと。それから、生身の人間をゲームキャラみたいにして動かして戦う事が出来るという設定自体は面白いんだけど、その設定の面白さをストーリーの面白さに転嫁出来ずに終わってしまっているのが勿体ない。この未来世界の状況説明と、妻子の奪還、これだけでもう終わっちゃってるので、あくまでも見どころはサイケな映像美のみといって良い。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2011-04-14 16:31:58) 3372. ダブル・ミッション 《ネタバレ》 冒頭、これまでのジャッキー映画のダイジェストから、エンディングのNG集まで、ジャッキーに対するハリウッドからの敬意を表するような作りである。これ単品で見れば、さすがのジャッキーも年なので昔の様な派手でキレのいいアクションは出来ず、どうしても見劣りしてしまうのだが、たぶん「アクションスター」としての彼が、今出来る範囲で一つの円熟を示したのが本作なのかもしれない。ほのぼのファミリー映画としてはそれなりの出来だが、あくまでもファミリー映画なので、かつての彼のアクション映画みたいなものを期待してはいけない。ちなみに、スパイよりも子守りのほうが大変だというのが本作の笑いどころで、悪ガキ相手に悪戦苦闘するジャッキーと、憎めない子ども達の姿が微笑ましい。[DVD(字幕)] 5点(2011-04-08 20:47:23) 3373. ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 《ネタバレ》 3部作まで見る事で、ようやくリスベットの因果が明らかになり、 そして悪に鉄拳が下されめでたしめでたし、なわけだが、 率直に言って、サスペンス映画としての1の良さに比べると、 2と3はどうしても見劣りする印象が否めない。 1は単体としても良作だが、2と3は連作みたいな感じになっていて、 本作は法廷劇に終始する。 あ~、どんどん尻つぼみになる。監督が変わるとこうも変わるものか。[DVD(字幕)] 5点(2011-04-04 20:50:21)《改行有》 3374. ヤギと男と男と壁と 《ネタバレ》 観る前と、ちょっと想像が違いましたね。ほんとうは、もっとベタベタな、いかにもハリウッドテイストな笑いを予想していたのですが、どうもそうではなかった。これはイギリス資本が入ってるからなのかな、、、。クスっクスっと笑えるところはあるんだけど、ず~っとその低調な感覚が最後まで続いてしまった。米軍なのに、武器を使わず、ラブ&ピースの精神で、超能力を使って戦うという、それ自体が反骨的で面白いし、本当にそんな逸話があったのかと驚くこともあるけれど、その美味しい題材を、もっとうまく調理出来なかったのかと、少々残念に思う。[DVD(字幕)] 5点(2011-04-01 21:39:03) 3375. ティンカー・ベル 《ネタバレ》 人間の赤ちゃんが笑うと妖精が一人誕生するとか、自然の四季は妖精達が作り出してるんだとか、そんなバックグラウンドはとても素敵だと思うし、妖精の住処や道具が花や木の実で出来ているのもなかなか楽しいんだけど、いかんせんお話自体があまりに平凡。ティンカーベルは色々と気落ちするようなことを連発するけれど、あの妖精達の中では一番新しく誕生したんだから、細かい事知らないのは当たり前で、見ていて不憫に思ってしまった。まぁ、シリーズ化を前提としてるので、最初の一作としてはこんなものなのかな。[DVD(吹替)] 5点(2011-04-01 21:26:25)(良:1票) 3376. エクリプス/トワイライト・サーガ 《ネタバレ》 いや~、相変わらず少女漫画まっしぐらですな~(笑)。でも、3作目ともなると、なんだかこの世界観に慣れてしまって、突っ込み入れながらもちゃっかり楽しんじゃってる自分がいたりもします。終わり方が「え?これで終わりなの?」という感じで肩すかしだったのですが、実はさらに続編が作られる予定だと後で知りました。前作に引き続きの三角関係ですが、今回はジェイコブの熱いアタックにベラの恋心がぐらついてる印象。ニューボーンの存在とかぶっちゃけどうでもいい(笑)。[DVD(字幕)] 5点(2011-03-23 00:41:08)(良:1票) 3377. ソウ ザ・ファイナル 3D 《ネタバレ》 タイトルにファイナルって入ってるから、さすがにこれで終わりなんですよね??毎回毎回、マンネリと陳腐化を感じながらもついつい見続けてしまった、、。それもようやく本作で終わりかぁ。グロ描写は、目つき喉つき腹割り歯抜きに蒸し焼きと、今回もまたポイントをついた痛々しいシーンのオンパレード。ただ、劇場では3Dで公開されたそうですが、はっきり言って3Dの意味が全然ないですね。お約束のどんでんにしても、これまでのことを考えれば意外性無し。やはりソウは、1が飛び抜けて素晴らしく、その後の続編は蛇足に近いものがありましたね、、、。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2011-03-22 21:13:30) 3378. ザ・ロード(2009) 《ネタバレ》 いや~、実に地味な作品ですね。本当にハリウッド映画なのかと思っちゃうぐらいの地味っぷり。文明が崩壊した、荒れはれた世界観は、画面から染み渡っていてリアリティあったと思うんだけど、さすがに単調すぎる。原作は読んでないけれど、映画化、映像化することの難しさをちょっと感じてしまう。極限の状態でも、人間性を失わない事、それが尊い事なんだという教えがあるのかもしれないけれど、このへんはなかなか難しい。人間性というものは、生存出来るレベルの土台の上に成り立っているから、その土台がなくなったら人も獣と変わらなくなる。父親が、人は食わないけれどそれ以外の悪事はいろいろしてたように思うが、そのへんのいい悪いの基準もよくわからない。悪い映画とは言わないけど、基本的なところがどうにもひっかかってしまった。[DVD(字幕)] 5点(2011-03-13 22:54:12)(良:1票) 3379. 魔法使いの弟子 《ネタバレ》 あの「ナショナル・トレジャー」のトリオということで、ちょっとは期待してみたのですが、、、、、う~ん。本当に薄っぺらい。子供向けだから、映像だけそれなりに楽しけりゃいい、というわけでもないですよ。やっぱりファミリー全体が見て皆が楽しめるほどの内容を求めたいですね。鏡の中に出たり入ったりするカーアクションとか、ラストの「ドラゴンボール」ばりの魔法対決とか、それなりに面白いと思うし、「ファンタジア」のオマージュであるモップの掃除シーンなんかは思わず笑っちゃうぐらいの良さがあるんだけど、逆に言えば見どころはそれで全部。見終わったらすぐに忘れちゃいそうな映画です。[DVD(字幕)] 5点(2011-02-09 22:49:40) 3380. エルム街の悪夢(2010) 《ネタバレ》 かぎ爪、帽子、セーターなど、その様相はかつてのフレディと同じなのだが、決定的に違うのは顔で、こちらのフレディは「火傷で負った」ことを前面に出している。それもそのはず、リメイク元と違い、今回の新作では、そのフレディがどうしてああいう姿になったのか、どうして人を襲うのかの要因に重きを置いているからだ。フレディって結局なんやねん!と思っていた僕にとっては、そういう意味ではわかりやすい作品になっていると感じた。ただ、元々このシリーズのファンにとっては、おそらく悪魔的な魅力を感じていたフレディが本作ではただの気色悪いロリコンのおっさんに成り下がってしまっているところが受け入れられない一番の要点になっているのではないだろうか。だから、評判が芳しくないのもわからないでもない。ユーモア的な要素は一切なく、良い意味でも悪い意味でも、この作品はとても真面目な作りである。[DVD(字幕)] 5点(2011-01-28 19:22:05)
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