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プロフィール
コメント数 826
性別
メールアドレス sankei_o@olive.freemail.ne.jp
自己紹介 あたしは見ている映画は数あれど、
思い出せずにREVIEWが出来ません(笑)
我が心の師である、淀川長治氏の”愛ある批評”を目指していますが
ストレスが溜まってるのか、最近は毒舌が多くなりました(笑)
そんな愉快な奴ですが、お見知り置きを

好きな映画ジャンル
 戦争映画、コメディ映画、ドキュメンタリー映画
 スポーツ映画、実話系映画、

苦手な映画
 スプラッタ系ホラー映画
 (子供の頃に失神して以来、トラウマなんです)
 最近のハリウッド系映画

”特に”好きな映画監督
 チャールズ・チャップリン、黒澤明
 80年代前半までのスピルバーグ、ジョン・ランディス
 マイケル・ムーア、井筒和幸、大林宣彦

好きな役者
 懐かしい名前しか出てこないので書きません(笑) 

好きな映画評論家
 淀川長治(本当に評論家の究極な方でした)
 荻 昌弘(視点と分析力、好きな映画への熱弁が素敵な方でした)


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321.  小さな村の小さなダンサー 《ネタバレ》 面白いですね。かなり丁寧な作り方をしていて、特に中国での撮影に関して言えば、物凄く細かい感じがあります。バレエに関してはあたしは全くの素人なんであまり大層な事は言えませんが、ちゃんと作られてますよね。ラストのバレエの一幕なんて、あれ、全編を流すじゃないですか。ロングショットという訳ではないかもしれないけど、あの部分は編集の上手さもあって、盛り上がりとしては非常に良かったと思います。 惜しむらくは、アメリカ部分の撮影。 街中のクラブでダンスを見せるシーンが2箇所あるのだけど、ひとつ目が、ディスコブームの頃の音楽で、これが80年代前半、2度目がMC.ハマーの曲を流しているのだけど、これが確か88年なんだけど、主人公のリーがの研修期間は3ヶ月の筈ですよね。勿論年代に関係なくこうしたダンスミュージックは掛かっているのかもしれないけど、映画を観ている人はそうした事情なんてわからないだろうから、あたしみたいに変に聞き込んでいる人間には非常に違和感がある訳です。こうした時間の流れが全く伝わらないので、リズとの離婚や、両親との再会、ラストでリーが村に戻ってくるまでの期間に時間の流れが全く見えてこないのが非常に残念です。[映画館(字幕)] 7点(2010-12-06 19:18:24)《改行有》

322.  鬼が来た! 物凄く脚本が練れてると思います。ステロタイプというか、かなりプロパガンダが含まれていると思うのだけど、どうもスタッフがそのプロパガンダを利用してかなり皮肉めいたものを出しているという所も感じられますね。[ビデオ(字幕)] 7点(2010-12-05 10:40:49)

323.  マクロスプラス MOVIE EDITION 渡辺信一郎のかなり独特なマクロス作品。そもそもマクロスシリーズでありながら、完全に独自の方向性を打ち出しているので、この辺に違和感を感じる人は多いでしょうね。あたしも異質だとは思いましたが、この異質感こそがこの映画の面白さだと思います。[DVD(邦画)] 7点(2010-12-05 10:12:35)

324.  行きずりの街 《ネタバレ》 映画自体は結構面白いと思いますよ。但し原作は読んでいなくて、"このミステリーが凄い"という本の中で照会されているのだけど、観た感想で先ず言いたいのは"本当にミステリー?"って事。確かに、主人公からして謎めいているし、私立学校における様々なスキャンダルと、主人公の教え子の失踪が複雑に絡んでいるけれど、あまりミステリアスには見えませんでした。私立学校の大学開設におけるスキャンダルについて、物語の中心にある話なのに、最終的に放置する意味も分からないし、主人公からみれば教え子を救い出して、元妻とよりを戻してオシマイ、で良いかも知れないけど、後日譚はどう処理されているのか非常に知りたい所だよね。まさか続編を作って見せるほどの尺があるとも思えないですしね。同様の事は随所にあって、例えば主人公の元妻といた、恋人らしき建築家の存在は電話が来ても切っておしまいという形で、観てる側が納得できるのか、とかね。 それにクライマックスなんだけど、取り壊される予定の校舎になんで木刀が、それも、なんであんな所に、しかも廃校舎で且つ、主人公は10年前に辞めているのにあるのか、なんて疑問もあるけど、それ以上に、女子高なのに必要なの?という疑問が沸々と。この辺がさっぱり分からないんですよね。見た感じ、完全なお嬢様学校で、素行不良な学生が居たとしても、必要とは思えないんですよね。 10年前の出来事にしても、一介の保護者の意見で、しかも私怨である上に、賛同を得たからといって映画を観ている限りは法的に触れることは何もしていないし、訴えられれば学校側が負けるに決まっている状態なのに、解雇という事態に陥るかが疑問ですね。風聞を気にして失職させるという事は考えられなくも無いですが、裁判で負けた場合の方が世間の風聞は怖い筈です。そうした物語の動機付けの弱さを隠すべく映画は苦心しているのかもしれないけど、あたしがこういう疑問を持ってしまうという時点で、物語自体に問題があるって事では無いでしょうか。 役者陣は特に問題のある所はないけど、窪塚の演技の面白さは凄いと思いつつも、ああいった怪演しか出来ない役者と見られているのだとすれば、残念ですね。怪演が出来るから良い役者という訳でも無くて、普通に演技が出来てその上で怪演が出来るという所を見せられて本当に良い役者だと思うのだけどね。[映画館(邦画)] 7点(2010-11-30 12:42:58)《改行有》

325.  エリア88 原作のマンガからしてそうなんだけど、マニアックなんだよね。 だから、あたしは好き(笑)。[DVD(邦画)] 7点(2010-11-24 13:01:29)《改行有》

326.  ZERO:9-11の虚構 《ネタバレ》 以前、テレビか何かで、紹介されていて観たかったのですが、漸く見ることが出来ました。 登場していた人の中には、CNNドキュメント等でも紹介されていた人も数名登場していたので、この映画の方向性は承知していた筈ですが、あらためて観て面白いな、と感じました。 あの事件に関して言えば、あたしも結構疑問があって、その意味でこうういうドキュメントを出されると、全て信じてしまいそうで怖いですね。まぁ日本では結構制限されている情報…というか、マスコミもあたし達も調べないだけなんだろうけど、結構知らなかった事の多さはありますね。取り上げられている内容の中には、判断の付きにくい部分があるのも事実で、正誤の判断は容易には出来ませんが、 こうした視点を変えた見方というのはあって良いと思います。但し、こういう映画の問題でもあるのだけど、基本的に一方的な見方しか見せないというのは、やっぱり問題では無いかと考えてしまいますね。 例えば、この映画の中でWTCの崩壊原因をテルミットによるものでは無いかと言っている訳だけど、確かケロシンの燃焼温度も十分にテルミット並みの高温になると思ったのだけど、そういう反論めいた物は一切出てこないし、飛行機の機体のアルミでテルミットの効果があったのかもしれない訳で、この辺はある意味巧みではあるけど、映画としての誘導が非常に上手いと思います。 911関連のドキュメンタリーは幾つもありますが、この映画と「華氏911」を観ると、共通に照らし出される部分があるのも、非常に興味深い所です。[映画館(字幕)] 7点(2010-11-22 12:21:26)《改行有》

327.  しあわせの隠れ場所 《ネタバレ》 マイケル・オーアにはホント良い様にラインバックが抑えられてしまって、只でさえ有力チームであるレイブンズにああいう選手がいると、他のチームを応援しているあたしとしてはいつも苦々しく・・・って何の話だっけ? 実在のNFLの選手(しかも1年目から活躍している)の実話という事で、アメフト好きとして観た訳だけども、思った程アメフトには特化していなくて、その分アメフトを知らなくても楽しめると思います。サンドラ・ブロックは強気な女性役が本当に良く似合うね。実際のリー・アンもかなりの豪傑だそうだけど、なんかそのイメージが想像出来る姿で面白いと思います。構成的にはかなり原作をいじっているのが想像できるし、オーバーな脚色もしてると思うけど、日本ではこういう実話を奇麗な感じで表現がなかなか出来ないんだよね。実際、アメフトのシーン等、オーアの得意とするパスプロテクションみたいなものは流石に出来ないけど、タックルのプルアウト等は奇麗なあたりをみせていて、あたられる側は本当にキツいんだよね。 また、カレッジフットボールの本当のヘッドコーチが出てくるなんて所はいかにもアメリカらしい発想なんだけど、これがまた妙に演技が上手いのも良いよね。大学への勧誘もああいう風にやっているんだろうな、とヘンな納得をしながら観ていました。 話題になっている邦題なんだけど、やっぱり付け方がヘタだね。ブラインドサイドって【としべい】さんが解説してくれているけど、「死角」という意味もあって、その死角に隠れているものこそがオーアだったという事をいいたいのかな?彼がブラインドサイドのタックルであるという事を考えれば、彼の守るブラインドサイドに何があるのか?というのが直接的な意味になる筈だから、それを「隠れ場所」と表現するのはちょっと違うんじゃないかな?[ブルーレイ(字幕)] 7点(2010-11-21 03:18:50)(笑:1票) (良:2票) 《改行有》

328.  新・平家物語 以前、ビデオで見た時の印象はあまりパッとしなかったのだけど、「大雷蔵祭」をやっていたので劇場で観たら、全然違いました。ああ、こういう映画もあるんだな、と。とにかく雷蔵の顔がビデオよりも鮮明に見えたので、細かい表情が分かったのと、あの群衆の喧騒やにぎわいは大きなスクリーンでこそ味わいを感じるんじゃないかな? 当時の映画の熱を感じるのであればスクリーンで観た方が絶対に良いでしょうね。映画の内容としては物語そのものの全段をやっている訳では無いので、その点がちょっと勿体無い所でしょうか。[映画館(邦画)] 7点(2010-11-17 02:45:12)《改行有》

329.  陸軍中野学校 竜三号指令 《ネタバレ》 スパイ物としてこのシリーズでは一番面白いかもしれないですね。変な話だけど雷蔵の中国語と比べると、他の人の中国語がかなり辛い所があります。松村達雄に至っては中国人役なのに全く中国語が出てこないどころか、普通に中国人なまりの日本語も出てこないしね。あと、非常に単純ではあるけど、スパイの小道具として眼鏡を出してくるというのはなかなか面白いと思いました。変な話だけど、雷蔵ってこういう変装をさせたら無茶苦茶面白いんだよね。[映画館(邦画)] 7点(2010-11-15 08:12:12)

330.  眠狂四郎 炎情剣 狂四郎が唯のヒーローでは無いという所が大きく表現された良い映画だと思います。 凄いなぁと思ったのが、やっぱり雷蔵の表情の豊富さなんですよね。この映画ではひたすらアンチヒーローとしての表情を見せるのだけど、殺陣の時だけ、ちょっと違う表情を見せ続けるなぁと。この表情のメリハリがテンポのよさに良い風に映っているように見えます。[映画館(邦画)] 7点(2010-11-12 12:49:02)《改行有》

331.  陸軍中野学校 雲一号指令 前作の続きという形で物語が進む所は、当時の日本映画の製作状況がうかがえて、良いですね。内容的に派手さが無いのだけど、やっぱり雷蔵の魅力に引き込まれるのがちょっと不思議。今見てしまうとかなりツッコミどころも沢山あるけど、やっぱり楽しいよね。[映画館(邦画)] 7点(2010-11-12 12:41:48)

332.  ロジャー&ミー マイケル・ムーアのドキュメンタリー映画の原点的な作品ですね。故にかなり出来は荒いんだけどね。でも彼の伝えたい想いっていうのは十分に伝わってくる。[DVD(字幕)] 7点(2010-11-01 05:01:33)

333.  REDLINE(2010) 思ったよりも良いんじゃないかな? 手書きアニメに拘る姿勢は非常に良いと思います。元々日本のアニメが評価される背景には、画の正確さよりも表現力を考慮した手法にある筈で、最近の日本のアニメに魅力が少なくなったのはそうした部分をおざなりにしている部分というのは間違いなくあるだろうからね。まぁ、往年の金田や板野氏の様な奇抜さや突飛さから来る面白さや迫力は無いけど、パースの付け方とかは松本零士や新谷かおるとはまたちょっと違う感じがあってよかったかな。声優としては蒼井優が思いのほか良かったので、オドロキでしたね。役者の時よりも表情付けが上手い気がします。 しかしまぁ、いろんな映画やアニメにインスパイヤされてるね。 ベースは明らかに「チキチキマシン猛レース」で、そう考えるとキムタクの役がキザトト君で、蒼井の役がペネロッピーって事なのかな? カットでもかなりのアニメや映画をパクッて・・・いやオマージュしてるよね。 アキラ、マクロス、マッドマックス2、レオン、黒澤明や押井作品も混じっているし、細田守も少しはいっているかな?どうせここまでやっているなら、青野武をメカニック役に使っているのだから、台詞として「こんなこともあろうかと・・・」というのを入れるくらいの遊びは欲しかったですけどね。[映画館(邦画)] 7点(2010-10-30 23:57:58)《改行有》

334.  桜田門外ノ変 《ネタバレ》 基本的に史実をそのままなぞって作られた映画ではありますが、 事の善悪は捉えずに、事実を描いた点では貴重じゃないかな? 映画の構成自体は回想と現実を織り交ぜ、ナレーションやテロップで補語する形は非常にお佐藤純彌らしい映画だと思います。 ただ、ちょっと残念なのは、変に無駄なカットがあること。例えば白洲に並べられた、変に参加した浪士を引っ立てるシーン、あれが異様に長く感じるんです。ひとりひとりの名前と末期と享年をテロップで引き出される順に出していくのだけど、物凄く間延びした感じになるんだよね。あれはどうかな?とちょっと思ってしまいました。それまでが結構テンポ良く話を進めていたのに、あの部分だけ変にテンポが崩れるんです。こういうのって観ている側は結構テンション下がるんだけどね。それと、薩摩藩士や鳥取藩士、京都の人々がそれぞれの国の言葉を使っているのに、水戸藩士や浪士が標準語なんでしょうね。あの辺もかなり残念だったかな。悪くない映画だと思うだけに余計残念でなりませんでした [映画館(邦画)] 7点(2010-10-23 16:09:15)《改行有》

335.  スープ・オペラ 原作は読んでいないのだけど、非常に阿川佐和子の書く小説やエッセイを非常に上手く映画にしてる感じがします。脚本も演出も別に特別な事は全くしていないのだけど、それ故に非常に阿川佐和子の文体や彼女の感情を感じさせるというちょっと不思議さがあるかな。もの凄く舞台的という事も良い影響を与えていると思うし、役者陣が優れているという事もあるのだろうね。何しろ坂井真紀がルイ、藤竜也がトニーさんという役にぴったりと嵌ったのがこの映画の出来を決めたかもしれません。西島隆弘、平泉成、田山涼成、萩原聖人、加賀まりこ等といった、他の役者達もちゃんとポイントを掴んでいるのも、良かった点ですね。ラストに向けて物語はかなり荒唐無稽になるのだけど、それがちゃんとラストにピタッと嵌ったのも良かったと思います。[映画館(邦画)] 7点(2010-10-18 20:59:24)

336.  カラフル(2010) 予備知識全く無しで観ました。 シナリオ的に非常に判りやすいですね。判り易すぎて、先の展開が全部読めちゃったけど、逆に言うと、かなり先の展開に繋がる前振りが判り易くされていて、その意味では非常にテンポ良く、感情が移入しやすいって事なんだろうね。 多くの人が号泣していた《僕》の激白するシーンなんだけど、あたしはこれが全然泣けなかった。なんか、泣くっていうのは違う気がするんだよね。見栄えとして、あそこは確かに泣けるシーンなのかもしれないけど、実際にはあの場面は《僕》が何で死んでしまったのかというのが端的にわかる場面で、同時にそれは《僕》が真の体から離れなければならなくなるもしれないという場面である筈なのに、そうした気持ちは全く表現されないまま、ラストに向かって行くという事に気が付いてしまったので、中途半端な気がして泣く人が理解できなかったんだよね。 そういう理解をしてしまうと、本当の意味で感動しなくてはいけないのは、ラストだとしか思えなかったのだけど、感情の高ぶるシーンがあの激白のシーンでピークに達していたから、ラストのテンションは思いっきり低くて、そこそこの感動は得られたけど、泣くまでに至らなかった。その辺が非常に勿体無かった感じはします。 役者に関しては南明菜の評価が高いみたいだけど、あたしはあの一本調子の感情表現しか出来なかったのが非常に引っかかりました。もうちょっとまともな役者が居なかったかと。逆にかなりどもる役の宮崎あおいの方が良かったですね。こんな奴いねーよという声も多いかもしれないけど、実際にそういう子になかなか気が付かないというのが現実としてある訳で、実はこれが非常にリアルかな、なんて思って観ていました。あと狂言回しであるプラプラに関してはちょっと違和感を感じました。関西弁のイントネーションを使うのに、台詞の殆どが標準語表現なんだよね。これが意図的なのか、単に脚本の言語指導の不足が原因なのかが判らないんです。なんか狙っている風にも感じるし、そうでない感じもあるし。もしかして、こう悩ませるのが意図なのかな? 何れにせよ、同じ原作付きでも、いろんなものを盗んで生活する小人の話に比べれば遥かに良いです。[映画館(邦画)] 7点(2010-09-27 12:30:49)《改行有》

337.  ローラーガールズ・ダイアリー ローラーゲームなんて懐かしすぎるね。面白い所にバリモアは目を付けたな、という感じがあります。 バリモア初監督作なんだけど、やっぱりキャリアのせいかな?やたらと撮り方が老獪な感じがあって、意外なんだけど、非常に安心して観れました。役者の演技そのものはちょっと荒い所もあったと思います。でも、それが返って田舎臭さを出すのに貢献しているかもしれません。 ローラーゲーム自体のシーンはカメラワーク等、面白いと思うのだけど、全然スピード感が伝わってこなかったのが残念だったですね。ダブルレッグホイップのシーンなんて見せ場のはずなのに、全然その迫力も無くて、ちょっとがっかりでした。[映画館(字幕)] 7点(2010-09-21 12:50:10)(良:1票) 《改行有》

338.  悪人 《ネタバレ》 なんだろう、面白く観られたのだけど、なんか腑に落ちない感じが残りました。多分、主題は「犯罪者だけが悪人なのか?」という事なんだと思うのだけど、結論は出さず仕舞いだよね。この手の映画はこうした問いかけであっても良いと思うのだけど、そうした場合、エンターテインメントとしては物凄く中途半端になるのも事実な訳で、これはまさにその意味では中途半端なんですよ。主人公に最後に言わせる言葉がまさにそれだと思うのだけど、そうなるとあのクライマックスの勢いって一体何なの?と疑問を感じざるを得ない訳で、物語全体で折角主題を盛り上げた所で台無しにしている感じが結構しました。物語上何の罪も負わされてないけど、被害者を山中に放置したボンボンだって、十分に障害や誘拐で引っ張ることも出来る筈だと思うのだけど、何もされてないしね。そう考える、脚本にちょっと問題があるのかもしれないですね。 演出面も残念だったね。ラストで沢山の警官が犯罪者の居る灯台に押しかけるときに、江戸時代の岡っ引きではないのだから、御用提灯よろしくあんなに目立つように押しかけちゃ駄目でしょ。そもそも、なんであの場所が急に判ったのかも理解できないし、この結末もそうなんだけど、容疑者捕まえるのは良いとして、一緒にいる人の保護がないがしろにされていたり、不自然な部分が結構多いです。 出演者については良かったですね。深津ばかりが今回スポット浴びちゃったけど妻夫木も悪くなかったし、細かい所で脇を良い演技していた人が多かったよね。バスの運転手がマスコミ怒鳴り散らす様と、その後、容疑者の祖母に励ましの声を掛ける部分は地味だけど、地味だからこそカタルシスになっていて、それを引き出せたのはやっぱり役者の力が大きいと思います。[映画館(邦画)] 7点(2010-09-17 15:25:18)《改行有》

339.  ヤギと男と男と壁と これ、なんといったら良いのかが、非常に微妙な気がします。ほぼ実話だというのだけど、やっぱり観ている側はギャグに見えたり、不思議な感じがすると思うんだよね。演出の感じが非常にモンティ・パイソンに良く似た、イギリスのコメディ映画のテイストを含んでいるから、余計にそう思うのだろうけど、全く実話らしくないというのが率直な所でしょう。出ている役者もかなり豪華なのが驚きですね。特にジョージ・クルーニーとジェフ・ブリッジスの演技の軽妙さとか、ちゃんと見せている所も好感です。[映画館(字幕)] 7点(2010-09-17 15:17:35)

340.  ソルト 《ネタバレ》 女性版ジェイソン・ボーンシリーズという印象が物凄く強いですね。アクション的には結構面白いと思いましたし、見せ方も悪くないかな、と。 但し、根本的な部分でツッコミを入れたくなる箇所が随所にありました。そもそもCIAのエージェント(スパイ)がこんなに派手なアクションはとらねぇぞと(笑)。どうも007シリーズから相変わらずエージェントの扱いが何でも出来るスーパーマン的な感じというのは、ちょっと悩む所だし、CIAのロシアエージェントに対してのボディチェックがあまりにも杜撰というのも頂けないですね。ついでに大統領の緊急警備基準の中に内部関係者以外(CIA)を入れるって事はありえない。こうした所のツメがちょっと甘い気がしますね。そもそも、長期潜伏エージェントの作戦発動方法にあれほど派手な方法を取ること自体ありえないから、その辺でどうも派手好みのハリウッド映画って感じから抜け切れていないですね。[映画館(字幕)] 7点(2010-09-08 12:21:20)《改行有》

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