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プロフィール
コメント数 900
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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321.  アントマン 《ネタバレ》 かなり久しぶりの映画鑑賞になってしまい、最近のストーリーとか映像技術についていけるだろうかと一人で勝手に心配しながら観始めた本作。結論から言うと結構見ごたえあって楽しかったです。ぜひ3Dで鑑賞したかった。 ドラえもんのスモールライトよろしく、「人間が小さくなれたら」っていうのは想像を掻き立てられますね。何かの物体の内部に入り込んだり、どっかに忍び込んだりなどメリット(?)もいろいろ考えるんですが、小さくなったらなったで怖いこともたくさんあるわけで・・・。そういう意味では最初のバスルームでのアントマン化が一番印象的でした。小さくなった主人公視点で見た浴槽って怖いですよね。「もしこれで風呂にお湯でも張られた日には・・・」とか思ってたら案の定水攻めに(笑)アントマントレーニングでの蟻の巣訓練も、あれ自分だったらトラウマで入口入れないわってくらい怖い。そういう体験を疑似的に高技術のCG画像で体験できたのは素直に感動でした。 さてここまで「小さくなった人」視点でいろいろ感想を書きましたが、この映画で一番面白いのは「アントマン目線ではすごいことになってるけど、普通サイズの一般人視点で見ると・・・」の部分をとてもコミカルに描いているのが秀逸だと思います。アントマンから見れば巨大な列車に轢き殺されそうになるシーンも、普通の人から見れば機関車トーマスのプラモが走ってるだけ(笑)とか、羽アリに乗ってアドベンチャー!と思えば普通視点ではただ虫が「プーン」って飛んでるだけとか(笑) キャスティングも満足!いきなりマイケル・ダグラスさんが出たときはびっくりした!『サウンド・オブ・サイレンス』以来だわ。 あと、エヴァンジェリン、リリーさんにも感動。と言いつつ、終盤まで彼女だと気付けなかったのですが。「どっかで見たことあるなぁ・・・」程度だったのですが、エンドクレジットでようやく(笑)。 外観が『LOST』や『リアル・スティール』での印象と大分違ってたのでわかりませんでした。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-07-25 10:34:49)(良:1票) 《改行有》

322.  オデッセイ(2015) 《ネタバレ》 IMAX3Dで鑑賞。個人的に久しぶりの映画で、しかもおよそ2時間半の大作映画に「きちんと観れるのか・・・?」と不安を抱きながらの鑑賞でしたが、そんな不安を一蹴してくれる最高の映画でした。 物語の大筋はよくあるような設定です。火星探査を行っていた一団が、突然の嵐に巻き込まれてそのうちの一名が取り残されたまま脱出を余儀なくされ、運よく(悪く?)生き延びたその一名が火星で一人生き残りのサバイバルを始めるという・・・。予告編で期待したのはそこまでで、観始めてから驚き、感動したのはこの映画の中の「 理科的要素 」と「 ヒューマンドラマ 」でした。 「理科的要素」のほうは観た人ならわかっていただけるかと。一人残された植物学者が、基本的に酸素も水も食料も無い火星でどのように生き延びるのか、どのような手段で地球とのコンタクトを取るのか、生き残るためにあらゆる知識を総動員し行動するその姿に胸を打たれ、またその工夫のすごさに感心させられます。エンドクレジットに出てきた"15,000 jobs involved for this film"の一文は伊達じゃない!これだけでも見応え満点です!!! さらに「ヒューマンドラマ」部分。マーク(=マット・デイモンさん)を助けるために地球にいるNASA職員たちがあの手この手でサポートしようとするのですが、それよりも彼をやむなく見捨てることになってしまったクルーたちの様子・反応・そのやり取りが本当に泣かせます。特に、マークを救い出すために故郷である地球を間近にして、マークを救いに行くかまたはそのまま地球に帰るのか、をクルーたちが話し合う場面は必見。直接マークとクルーの関係は劇中にはほとんど出ませんが、彼らのやり取りの中からその関係性の深さがうかがえます。本当にいい話でした。 一点だけ「どうだろそれは」と思ったのは、マークの救出劇をあれほどの人たちがクリスマスか年明けイベントのごとくテンションアゲアゲで見守っていたことが不自然な気がしたところでしょうか。あんなに人が集まりますかね?仮に集まったとしても画面上では10分も20分も動きが無い状態が続いていたと思うのですが、その時間ずっと彼らは固唾を呑んでその様子を見守っていたのでしょうか。たぶん現実はそんな人は少数派だと思います。現実は大半の人は後日ニュースで見て「あー、助かったんだあの人。良かったね」てなもんでしょう。ちょっと持ち上げすぎ感が鼻についたのでそこだけ少し減点したいと思います。[映画館(字幕)] 9点(2016-02-13 01:01:07)《改行有》

323.  サマーウォーズ 《ネタバレ》 「ご飯食べよ」 この台詞が強烈に刺さりました。むちゃくちゃいい映画です。 実は最近TVで撮り貯めた細田アニメを観ている最中でして、ただいま『おおかみこども~』と本作を消化しました。あっちはあっちで、「母の強さ・愛」にとても心が動く良い作品でしたが、個人的にはこちらのほうがツボりました。 なんでしょう、あの家族のつながりに似たような共感をしてしまいました。別にうちは田舎の豪族みたいな実家は無いし、そこにやたらと権力があって一家の家長として恐れられているばーちゃんもいないのですが、憧れもあるのでしょうか、すごくあの景色・雰囲気が心に染みました。 OZという仮想空間の中で、実質的に全世界を掌握してしまったネットウィルスを倒すという設定も個人的には大好物です。そして主人公の数学少年のあの奮闘ぶり!!いやあ良いですねえ。今の世の中ならああいう設定も比較的イメージしやすいかと思いましたが、他の人のレビューを見てるとそうでもない感じ。自分が世間離れしてるのでしょうか(汗) でもこの「OZシステム」って、だいぶ種類は違いますが自分にはいま世間を騒がせてる「マイナンバー」制度を連想させました。制限が無ければ、もしくはそのセキュリティを破れば、一つのアカウントから道路標識を全ていじくれるしミサイルも飛ばせるんですよね。マイナンバーも一つの番号から色んな情報につながっているという。ハックや番号=アカウントの盗難によるリスクがでかすぎるシステムだなと改めて認識。やっぱりマイナンバーいらないや。強くそう思ってしまった作品。 個人の意見です、あしからずご了承ください。[地上波(邦画)] 9点(2015-11-11 01:18:07)(良:1票) 《改行有》

324.  おおかみこどもの雨と雪 《ネタバレ》 ずーっと家のTVの録画番組の中に埋もれていたやつをやっと最近鑑賞できました。 ただただ時間がなくて観ることができていなかったのですが、時間が経つにつれ「もう観なくてもいっかー」なんて気持ちも出てきてしまったり。そんな自分を奮い立たせるように観たのですが、観てよかった。素晴らしい映画でした。 ある程度前知識として入っていたのは、 ・狼男と人間の女性が恋に落ちて子供が出来る。 ということくらいでした。そんなSFな設定と現実世界の設定を混ぜ合わせるとこんなに面白くなるんですね。 「狼として暮らすか人間として暮らすか」 その選択を待つ花なのですが、自分は絶対雪が狼で、雨が人を選ぶと思ってました。 おてんばの雪はすぐに感情任せに狼になるし、雨は雨で田舎に引っ越してすぐに前の都会の家に「帰りたい・・・」って泣いてるし。 結論だけ見ればいかにも作り話って思われるかもしれませんが、鑑賞中は完全に入り込んでしまっていて、最終的に二人が落ち着いたところに驚きを隠せませんでした。 そして母親、花。もうすごいですね!!実際にはあそこまでの人はなかなかいないだろうと思いますが、まさに命がけの子育てに脱帽!母は強し!っていうか母強すぎです(笑) 何点か腑に落ちない不自然なところもチラホラ。 1.なぜ父親は死んだのか。展開が急すぎ、っていうか雑に感じました。 2.花に家族は?天涯孤独の身とかいう設定ありましたっけ?自分が見逃したのかも。 3.草平はユキに怪我させられたとき、なんであんなにしつこかったの?ストーカーの域じゃん。 4.雨の変化も急すぎ。まあ実際には複数年経っての変化なのですが、オタクキャラかと思いきやの山の主って・・・飛躍しすぎでは?(笑) TVバージョンだったので、ひょっとしたら上記の疑問に関わるようなところはカットされてたのかも。 個人的に気になった部分です。あしからず。[地上波(邦画)] 8点(2015-11-05 00:03:20)(良:1票) 《改行有》

325.  カッコーの巣の上で 《ネタバレ》 ひとに勧められて観ました。映画は好きなのですが自分の産まれ年よりも古い、いわゆる自分的「クラシック」なジャンルに入る映画はほとんど観てきてなかったので、かなり有名な映画にもかかわらず前情報ほとんど無しの状態で鑑賞。 さて観てみての感想ですが、これきっと当時としてはかなりセンセーショナルな作品だったんでしょうね。精神病院での病棟の描写なんてけっこう刺激的だったのでは。今でこそそんな描写をする作品が世にはあふれていて、なんていうか、観る側にも免疫が出来てきましたけどね。 ただやはりこういう作品でいつも思うのは…登場人物に感情移入しにくい。というか、誰にも出来なかった。刑務所に入りたくなくて精神病を装うマクマーフィ(=ジャック・ニコルソンさん)もだし、それ以外の患者たちも、病院のナース・看守たちにも。 最近だと殺人しといて「精神を病んでるから…」って刑を免れるケースとかをよく耳にしますし、そういった点からもマクマーフィは自分的に×。それ以外の患者たちにも、自分がそうなったことがないからやはり気持ちをキチンとわかれない。ラチェッドはじめ病院職員はマジであんなのしかいないんですか??形だけのことしか出来ない・しようとしない。あれで金もらうってか。なんかの公務員の天下りじゃねーのってくらい使えない。 なんかの拷問機械みたいなのでマクマーフィを「ユルく」しようとしたのにはもう閉口。病院的には従順な患者でいてもらって平和に過ごして欲しいんだろうけど、あれが「治療」なのか?ふざけんなと言いたくなる。 まあこれも今の時代だからそう思えるだけで、公開当時ならまた色々違ったんでしょうね。 マクマーフィがチーフに殺されたとき、自分はマクマーフィは「やっぱりウーソ」と一席ぶとうとしたんじゃないかと思いました。しかしそんな反論の余地も与えず、チーフに窒息死させられ…。あわれ嘘つきのマクマーフィさんは天国に召されたのでした、ってオチかと。違うんでしょうか?もう40年からある映画なんで、もっと古くから色んな解釈があるんでしょうね。とりあえず今回の自分のレビューはこんな感じです。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2015-10-13 01:49:16)《改行有》

326.  ジュラシック・ワールド 《ネタバレ》 いろいろ賛否が聞こえてきそうなこの映画。自分はIMAX3Dで鑑賞しました。 まず気になったのは、IMAXでしかも3Dで観たせいか映像が良すぎて、園内全体を映すロングの映像やヘリのシーンなどでやたらジオラマ感を感じてしまったことです。セットのオモチャ感をそこでかなり感じてしまい、テンション失速。気のせいかな。他の人は大丈夫だったんでしょうか。 しかし個人的には内容には満足です!恐竜と人間が心を通わすとかそのへんには「ありえない」とか色々反論もされそうですが、そもそも太古の生き物で実際には誰も実物を知らないわけだし、時間と愛情をかければコミュニケーションが取れるっていうのは『ジュラシック~』ならではのロマンかなと思います。 それに絡んで、やはりオーウェン(=クリス・プラットさん)とラプトルとの掛け合いは良いですね。バイクとの並走シーンはテンション上がります。その後ソッコーで裏切られて悲しくなりますが。 あとはやはり、ドローンやらロボットやらがだいぶ現実的になってきた昨今において、「恐竜を兵士にしよう!!」ってのはかなり無理があるように思います。ましてインドミナスレックスを倒すのに、絶賛営業中の園内にラプトルを放てとは・・・。「それしか手段はない!」っていやいや無理があるだろう。あのおっさんの会社、違う意味で心配になる。 でもやっぱり20年以上前の元祖がベースになった映画って作るの難しいんでしょうね。 恐竜映画っていうのも20年も経つと目新しく感じられなくなってきましたが、観る側オンリーの私としては、今後も期待を超えてくるような作品を観られることを期待します。[映画館(字幕)] 7点(2015-08-17 13:43:28)《改行有》

327.  チャッピー 《ネタバレ》 たまたま映画を観る気分になり、たまたま時間も取れたので鑑賞。なので事前情報ほとんど無しの状態。 そんな流れで観ようと思ってから気づいたことがいっぱい。これ、『第9地区』の監督なんですね。そして出演者が意外と豪華・・・。「え、ヒュー・ジャックマン?シガニー・ウィーバー!?」とか思ってしまった。『第9地区』で儲けたんだろうか、その時点で少し『第9地区』とは違う色眼鏡で見てしまっていたかもしれません。 さて内容のほうはというと、なんかストーリーが進むにつれてやるせなさなのか何なのか、純粋なものが汚されていく感覚がすっごい切なくなってきます。まあいまどきの映画がそんないい子ちゃんストーリーで終わるわきゃないとは分かってるのですが、にしてもあの、産まれて間もない赤ちゃん状態のロボットが、知性の欠片もないアホにアホな教育されていくのは見るに耐えない。自分の子供が何かのきっかけで人の手に渡ってあんな教育されたらと思うともう・・・。それだけで不快感かなりのレベルまで到達しました。 てかこの監督はヨハネスブルク大好きですね。そしていつもヨハネスブルクは炎上する。この監督の作品見てから南アに行ける人はかなり図太い人だな。 そんな治安の悪いヨハネスブルクで大活躍するロボット警官に、ひょんなことからAIが搭載されて…というお話なのですが、結局何が言いたいのか良くわからない映画になってしまってました。結局ロボット映画につき物の「愛」ですか?それともやっぱり最後は人間がいないとって話ですか?たまたま予告編で観た『アベンジャーズ』の最新作も、「進化したAIが人間を滅ぼす」という既視感ありありな設定なのですが、もう『マトリックス』以来自分はそういう話に食傷気味。 自分はどっちかというとこれを観ながら、人間の意識がコピー・転送できるようになった「その後の世界」を描いて欲しいと言う気持ちが出てきました。なので、最後チャッピーは自分の「ママ」や「創始者」の意識をコピー出来るようになりますが、その後どうなったのか、のほうが個人的に興味ありますね。 そういう意味で言っても、本作が「チャッピー」という個体に焦点を当てられて終わってしまったのはいささか残念。そういうのが当たり前になった世界がどうなるのかというほうが興味ある。はっきり言ってギャング一家に悪影響を受けるAIになんか興味ありません。まあ、趣向の違いということですかね。[映画館(字幕)] 4点(2015-06-01 01:54:58)《改行有》

328.  メイズ・ランナー 《ネタバレ》 初IMAX鑑賞です! とりあえず映像や音声美に魅せられるところから始まりました。 映画のほうはと言うと、気になる点がいくつか…。まずあの状況を違和感なく受け入れてる人間が多すぎる。自分としてはどっちかと言うと主人公の言う疑問は当然のもののように思えるし、「そりゃそこ気になるよね」と同調したくなるものばかりでした。そういった「当然の疑問」に対して聞かれるたびにイライラする「先輩」たち。自分的にはそんな「先輩」たちのほうが不自然と感じました。 あとは「メイズ<迷路>」について。内側の村エリアからは壁に登れないって話でしたけど、メイズの中にはすっげえ生い茂ってるツタがありましたがあれで上に登るのは可能だったのでは?と思ってしまった。まあ登ったら登ったで段差とかもあったのでしょうけど。でもあんな構造のメイズなら上に登って脱出って意外と現実的なプランのような気もするが…。むしろ観てる側としては「あれ?やんないの?」って感じです。 しかしこれ3部作ってことですが、この第一部の使い方がちょっともったいない気がします。この第一部のメイズの世界観は個人的に好きだったんですが、一部だけで終わっちゃいましたね。ラストはなんか『バイオハザード』的な終わり方で次のメイズがどうなるのかも、そもそも次もちゃんと「メイズ」してくれるのかと不安になる。せっかくあそこまで良い設定とロケーションだったんだから、いきなり第一部で「メイズ全解明!!」といかなくてももっとやり方があったのではと思ってしまう。うーん、もったいない。 今回は「実験場Aサイト」ということで、次回は「Bサイト」や「Cサイト」の生存者たちとまた新しいメイズに挑むのですね。 世界観や展開は好きなので、次回作もまた観ようと思います。 でもいつになるんだろう・・・。[映画館(字幕)] 6点(2015-06-01 01:14:51)(良:1票) 《改行有》

329.  半分の月がのぼる空 《ネタバレ》 自分の知っている場所がロケーションに使われていたことから鑑賞。ロケ地を見ることを楽しみにしていた反面、ライトノベル原作ということで個人的には内容にはあまり期待していませんでした。 実際、病院を抜け出して女の子を原チャリ(?)に2ケツして、挙げ句事故るという展開に、「これもう最悪やん・・・」と序盤はだいぶ暗い気持ちになりました。 が、そこからの話の流れはとても良かったです。文化祭と劇のシーンも良かったですし、個人的にはその後の裕一(=池松壮亮さん)と里香(=忽那汐里さん)の母親のシーンが一番感動的でした。普通なら難病の娘をこんな風に連れまわす男に敵意を持って「娘に近寄るな」と言ってもおか しくないく らいの状況で、「娘を笑わせてくれてありがとう」と頭を下げるなんてなかなかできない。少しうるっときました。 そのあたりまでで確かに違和感がありました。「あれ?院長が違う・・・」とか符合しないことがちらほら。「なんか見落としてたかなー」くらいに思ってたら、なるほど。きちっと違和感は解消されました。心臓病を抱えた患者がいて、過去に心臓外科の名医と呼ばれた医者がいれば誰だって「そういう展開」だと思うところを見事に裏切ってくれました。騙されました。脱帽です。 その後後半は夏目医師(=大泉洋さん)の話が中心になってきますがこれもじわじわと効いてきます。アルバムを見ながら幸せな時とそれが終わる時をゆっくりと見せられるのは胸が締めつ けられます。特に、幼い赤ちゃんが寝てるそばで、どしゃ降りのベランダで倒れている妻を見つけるシーンなんかはもう・・・。 原作は未読です。それとはだいぶ違ったストーリーになっているようですが、とても良い映画でした。これを機にラノベも読んでみる・・・いやそれはないな。 あ、最後に阿部真央さんの曲も良かったです。[DVD(邦画)] 8点(2015-01-07 11:02:47)(良:1票) 《改行有》

330.  ハンガー・ゲーム2 《ネタバレ》 1作目のダメッぷりから逆に次作はどんなことになるのか期待して鑑賞。 その期待を裏切らない作品でした。ええ、期待通りひどかった。 前作で私が気になったり問題と思ったところは例えば以下のようなことでした; ・ゲーム開始までが長すぎる。 ・ゲーム中のオペレーターの介入(攻撃・妨害)ってアリなの? ・パドックやその他演出の意味は?それでゲーム有利になるの? ・次回作を匂わせる前に内容を何とかしろ。 とまあこんな内容だったと思いますが、それが何一つとして改善されてなかった。 すごいな、ある意味製作サイドぶれてない。強心臓だわ。 特に二つ目のオペレーターの介入は今作はかなりひどい。あんなのしてきたら出場者同士戦うどころじゃない。 これは前作のレビューでも書いた気がしますが、出場者同士の戦いが観客には醍醐味なのでしょう?? 運営が横やり入れていい気がする人はいないことぐらいわからないのか。 今回ちょっと出番が増えた大統領も矛盾だらけ。 カットニス(=ジェニファー・ローレンス)の人気を出させたくないのなら、それこそパドックなんてしなければいい。 わざわざ相手にアピールのチャンスをあげて馬鹿じゃないか、と。 歴代優勝者の中には「今後一切ゲームに出ない」と言っていた人もいるのに引きずり出したりとか。もうゲームの運営がグダグダなのがわかります。 よくこんな頭の悪い政府に本格的に暴動が起きないもんだ。それともこれが革命へのフラグなのか?だとしても雑。雑すぎる。[ブルーレイ(字幕)] 0点(2014-09-13 23:04:07)(良:2票) 《改行有》

331.  ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 実はこれは私の中でBDでの鑑賞3本目ということになるのですが、う~ん?思ったより映像に感動できない。 BDで新しい映画でしかも舞台は宇宙!てノリでけっこう期待していたのですが。どうしてか、あまり映像の綺麗さが 印象に残っていない。「地球はきれいだ・・・」的なセリフもありますが、個人的には上記のような理由から 映像よりセリフを重視してる映画という印象がありましたね。広大すぎる大宇宙でホームシップをデブリにやられ、 宇宙飛行士と、医療技師で宇宙のことは門外漢という二人が宇宙を漂流し、さらにその宇宙飛行士とも 離れ離れになるというその漠然とした孤独感を、沈黙を多用するセリフ回しで表現しているように感じました。 個人的に気になったのは、やはり自分も宇宙のことに関してほとんど門外漢ということもあるのですが、 こういう現実に起こりうるレベルのSF映画においてはどの描写がどれほど正しいかわからないということです。 具体的に言えば、衛星軌道上で漂流した際にあれほどうまく別の宇宙ステーションなどに移動ができるのかということや 宇宙の空気と温度の関係についてよくわからなかったということでしょうか。結局宇宙って寒いものなんですか?よくわからん。 まあ自分が不勉強なだけなのですが、満を持して出したSF大作なので、もうちょっと万人受けするように作ってもよかったのかと 思ったり。自分が変なとこ気にしすぎるだけかもしれませんが。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-09-13 22:59:07)《改行有》

332.  パッセンジャーズ 《ネタバレ》 「しまった前に観たやつだわ・・・」と途中で気づいてしまいましたがとりあえず鑑賞。その後でここ見たらどうやら前回はレビューを付けていなかったらしい。ちょうどいいということで、改めてレビューさせていただく。 まあオチがあれならしょうがないとは思いますが、とりあえずエリック(=パトリック・ウィルソンさん)や隣人おばさんがウザきもい。エリックは完全にただのストーカー。相手がカウンセラーなのをいいことに、相手の弱みに付け込んで迫ろうとするクズにしか見えない。極めつけは高いところが苦手な女性を屋上に連れ出す。これも相手の職業を利用して半ば無理やりにそうさせる。クレア(=アン・ハサウェイさん)が実際にはカウンセラーじゃなかったとか、そんな真相は抜きにして、ただただ不快だった。 同様の理由でおばさんは洗濯物勝手に集めるとか、まして去ろうとする相手を引き止めて長々話をしたり、男関係に探りを入れてくるとか本気で気分が悪くなった。不快感を催させる描写と言う狙いならこれはもうグレードAですわ。 最後に真相出して、上記に挙げたようなこれまでの不明点や不快点を「ああ、こういうことだったのか」と観客に納得させたかったのでしょうが、少なくともわたしにはそんな風には働きませんでした。 とまあ二度目の鑑賞にしてこのレビュー。恐らく前回も似たような気持ちで観ていたのだと思われます。そういうデジャビュに襲われましたので(笑) アン・ハサウェイさんとデイヴィッド・モースさんが好きだったから借りたのだが・・・、このチョイスは完全にミスだったな。反省。[ブルーレイ(字幕)] 2点(2014-07-13 02:10:06)《改行有》

333.  クロニクル 《ネタバレ》 自分にとっては実はこれが初のブルーレイ鑑賞であります。その分の影響か、映像の綺麗さにはすこぶるビックリしました!特にアンドリュー(=デイン・デハーン)がスティーブ(=マイケル・B・ジョーダン)とタワーの上で語り合うシーンは良かったですね。街を上から見下ろす細かな描写がとても精密で、昨今の撮影技術とBDに感謝感謝!!ハンドカメラで実際あんな綺麗に写るのか、逆に訝しくなりましたが・・・(汗) さてさて、「絵」は綺麗だったのですが、作品自体は何ともお粗末。何ですかあれ?あんな超能力があるのに、物語としてはあんな着地点しかなかったんでしょうか??全く不可解。そもそも超能力の有る無しに関わらずアンドリューがクズすぎる。それなりにちやほやされれば嬉しいくせに、いざ転落すると全部周りのせい、親のせい。あげくなんだ!?「自分は最強の捕食者だから罪を感じる必要はないんだ。」とかアホらしすぎる。中二病もここまでいくと天才だわ。見てて辟易する。 大体からしてこのガキは、どこへ行っても何かを撮影しようとする。映画の中身上仕方ないと思ってもやはりそれは不自然にすぎる。別にそれ自体に明確な信念も感じられず、じゃあ周囲は気持ち悪いに決まってる。それに気づかない時点でもう重症。せっかく常識人のいとこも忠告してくれたのに。むしろよく二人も友達が出来たもんだ。 あとはPOVの体裁を獲るのに若干、いやかなり無理がある。上述しましたがアンドリューに無理やりカメラを持たせすぎ。不自然なほどに。アンドリュー以外でもケイシーとかが同じ場面を必ず撮ってる。それが無理やりすぎて逆に映画からリアリティがない。 てか、POVって何故やりたいんでしょうね?普通に撮ってくれればいいのに。あくまで故人的にですけど、メリットが分からん。私は映画って時点でそこにリアリティなんて求めてないので、逆にこういう風に「な!?本物っぽいだろ!?」的なことをされると余計白ける。 期待してただけに残念な映画。映像は◎でした。[ブルーレイ(字幕)] 3点(2014-06-30 01:07:52)《改行有》

334.  藁の楯 《ネタバレ》 ディティールが粗い。これは鑑賞した人ほぼ全てが感じる事だろうと思います。そもそも冒頭で一番最初に清丸(=藤原竜也さん)を殺そうとした人からして、雑の一言にすぎる。なんでわざわざ凶器を本人に見せてから襲うのか。不意打ちでいいじゃんね。あの時点ではずいぶん信用されてたみたいだし、食い物に毒でも睡眠薬でも盛ればいい。本気で殺そうとしたんならもっと違うんじゃないかと、結局最後までそういうリアルさに弱い映画だという印象は変わりませんでしたね。 しかし内容は興味深いテーマを扱い、深く考えさせられました。 本当に人間の屑と言っていいような男に対して、そんな人間を守るべきなのか、守る価値はあるのか、殺してもいいんじゃないか、もし自分の家族が同じ目に遭ったら・・・など次々と思考が止まりません。そういう意味では『さまよう刃』と通ずるところがあるかもしれません。 ただやはり、銘苅さん(=大沢たかおさん)も言っていましたが、上記のような理屈は全て、次ぐ言葉にカネが絡んでしまうと途端に弱くなりますね。清丸の屑さは確かに筋金入りの酷いものですが、それが動機だから殺すんですっって言うならじゃあ懸賞金とかの話が出る前に実行しろよ、と。10億って言われてから動き出す人間に大義名分を掲げられても説得力はない。そういう意味では、 「チッ、懸賞金なんてなければここで撃ってやったのに」という白岩さん(=松島菜々子さん)のセリフはグッときますね。 本当に清丸が最低のキャラなので、良い映画ですが後味は最悪の映画の部類に入ります。個人的にこの映画を総評するなら、 『SWAT』+『さまよう刃』+『ファニーゲーム』ってところでしょうか。 あ、あと資産家の蜷川が作った「清丸サイト」の中身が、いいおっさんが何だか中二病みたいなサイトでメッセージ発信してるのが何だか嫌でした。[DVD(邦画)] 7点(2013-12-26 15:32:17)《改行有》

335.  モンスターズ・ユニバーシティ 《ネタバレ》 久しぶりのレビューだー!! ・・・って内容にはあんま関係ないのですが。 さてさて『モンスターズ・ユニバーシティ』 自分が観たかったというより、周りが観たがっていたからという理由が大きいですが、観ました。マイクは昔からあんな調子だったんですねー。逆にサリーは昔イケイケの自信過剰だったのが意外というか、いざ目の当たりにすると「へーっ」という感じでした。それがどうやって『~インク』のような形になるのかを興味深く観させてもらいました。やはり途中から自分の傲慢さや力不足を感じて謙虚になっていくんですね。そういう意味では自分を信じきって疑わないマイクは首尾一貫というか、変化が無いと言うか、自分勝手というか、、彼にはあまり興味を持てなかった。あんな学生いたら先生はやりづらいだろうなー。 しかし最終的にモンスターズインクの郵便係からやっていこう!っていう彼らの意欲には素直に感動しました。今の自分たちの持ち場で評価されるように頑張り、結果はその後付いてくるだろうって考え方はとても共感がもてますし、好きです。そういう意味では子供たちにも観てほしい映画かもしれない。まあ、お化けの正体バレちゃいますが(笑)[DVD(字幕)] 7点(2013-12-23 22:38:31)《改行有》

336.  茄子 スーツケースの渡り鳥<OVA> 《ネタバレ》 『アンダルシア』に続編があったことをそもそも知らなかった。前作借りたときも全く気づきませんでした。GEOの棚に並んでたんですが、相当古かったのか管理が悪かったのか、ジャケットの背表紙が日に焼けて文字がうっす~~・・・くなっていたせいで気づくのに時間が掛かりました(苦笑) さておき内容はというと、はっきり言って面白い。個人的にはほぼぺぺ一人の話に終始した『アンダルシア』よりも、チームで戦うロードレース的展開だった『渡り鳥~』のほうが良かったというのもあります。何よりも、ぺぺ以外のキャラにも焦点が当てられた話というのは人間ドラマとして良いと思った。チョッチみたいな若手渋めキャラだったり、あと名前忘れましたが敵の超つええオッサンだったり。個性が立っていてああいうの嫌いじゃないです。 あと、『カリオストロ~』の影響か、ぺぺの見た目やノリがどうしてもルパンと被ってくる・・・(笑)それも私的にはアリだからいいのですが、見る人によっちゃ×かも。 前作もそうでしたが、自転車乗ってる人なら観る価値ありですねー。「興味ある人」じゃなくて「乗ってる人」じゃないと彼らの情熱は伝わってこないと思う。 また続編出ないだろうか。いま絶賛自転車ブームだし。ああ、茄子食べたい・・・。[DVD(邦画)] 8点(2013-10-12 22:19:31)《改行有》

337.  茄子 アンダルシアの夏 《ネタバレ》 40分そこそこの、しかも外国が舞台の映画だったんですねー。前情報一切無く、日本の路地裏を流す程度の恋愛ストーリーくらいに思って借りたら中身は全然違っていて、ガチのロードレースものでしかも主人公はクビを切られるかどうかのまさに瀬戸際の真っ最中と言う・・・。 最近ロードレース・・・とは言わないまでも自転車にはまってる自分がいて、そういうところから「観ようかな」と思った作品でしたが、いや思ったより面白かったです。 ガチのロードレースなんてやったことはありませんが、ほんと自転車って風があるのとないのと、しかもそれが逆風か追い風かで全然違うんですよね。気温の差もすごく出ます!!劇中のような天気ならホント身体の髄から体力が搾り出される感覚ですが、過ごしやすいような気候なら体力の消耗具合はまた全然違います。 その点でもぺぺの爆走はほんと心動かされるし、あんなことはそうそう出来ない!と心の底から思います。 ああ、あの茄子食べたいなあ・・・。[DVD(邦画)] 8点(2013-09-17 22:52:22)《改行有》

338.  ジャックと天空の巨人 《ネタバレ》 こういった類のファンタジー映画で細かいこと考えるのは本来なら趣味ではないんですが、なんか今回は色々引っかかった。 まず、これは別にこの作品に限ったことじゃないんですが、なんで洋画では人間と別世界に住む生き物っていつもこういう描写なんでしょうね。やれ「くさい」だとか「不潔」だとか・・・。鼻くそをほじって食べる巨人もいたりして、はなっから観るものに嫌悪感を持たせようというのがありありと伝わる。こういうファンタジーで見せるなら、どうせならもっと清潔で、自分たちなりの誇りがあって、まっとうな信念の下に闘う巨人たちを見てみたい。こんなんなら、「いかにも汚らしい外敵がやってきたからぶっ殺してやろうぜ」っていう本当にレベルの低い争いでしかない。巨人たちがそこまでして地上に降りたい理由も良くわからんし、そのへんもっと掘り下げて欲しいな。 あと、巨人VS人間とのバトルが思いのほか終盤でようやく始まることに不満。残り30分くらいになるまではずっと空の島で主人公たちは潜入工作。それこそ「モンハン」みたいなのを観れることを期待していた私はけっこう肩透かしを喰らいました。 そしてそのバトルの中でも気になったのは、巨人達と人間が城門の橋げたを下ろす争いで異常にいい勝負をしていると言うこと。いやいやあのサイズ差があったら無理でしょ!!巨人たちは火のついた大木をゆうゆうと何十メートルも投げられたりするのに、それだけ考えても巨人一人に対して人間50人いても足りない計算なんですが。力比べなんて論外。 上述したように、「モンハン」のように人間が色々武器を駆使して巨人を倒していくようなバトルを期待していた者としては残念な作品でした。 こんな期待をしていない方々には普通に楽しめる作品なのではないかと思います。レビューはいつもそうですが、個人的な意見ですのであしからず・・・。[DVD(字幕)] 4点(2013-09-02 21:24:32)《改行有》

339.  トロール・ハンター 《ネタバレ》 期待していたほどではなかった。途中2、3度寝落ちして、また巻き戻して観るの繰り返し。なんか疲れた。 やっぱり手持ちカメラのPOVスタイルが少なくとも私には合わないみたい。『ブレア~』『REC』『クローバー~』全て観ましたけど今回そういう結論に達す。『REC』の3作目なんか途中から潔くPOVをやめたので良かった。やっぱり普通のカメラワークが一番! さて内容のほうはと言うと、こちらもイマイチでした。まず最初に「この映画を観るにあたって」的な説明の文章を読ませてからストーリーに入る本作。そこで「我々はこの映画は紛うことなき実物と結論付けた」とか言ってくる。そしてその5分後には明らかにぬいぐるみ感丸出しの熊の映像…。 いや確かに期待せずに観ましたよ。観ましたけどそんな期待値よりも低いクオリティってどうなんだ。画面も暗くて見にくいし、どうせならずっと暗視カメラでいってほしい。 もうなんか、テーマやジャケットに釣られて観るのは止めよう・・・。 でもどうせまた騙されるんだろうな(笑)[DVD(字幕)] 3点(2013-08-26 12:15:50)《改行有》

340.  ワールド・ウォー Z 《ネタバレ》 まず、私個人は相当なゾンビマニアです。いや、マニアは言い過ぎか。ですが人よりたくさんのゾンビ映画やドラマ・ゲームを体験してきたという自負はあります。 さてそんなゾンビにどっぷりな私から見ての『ワールド・ウォーZ』のレビューなのですが、まあはっきり言って使い古された展開のゾンビ映画だな・・・と。「こうきたか!!」というサプライズ感は得られない作品でした。 強いて言えば冒頭からすでにウィルスが蔓延しきっている状態で、民間人は何も知らされていない所からいきなり事が勃発するというのは今まで無かったかも。あとは無作為に人を襲っていると思われていたゾンビ達が、「死病を患っている人間は襲わない」という設定は新しいと思いました。しかしそうすると、あのゾンビ達はあの大混乱の中で瞬時にそういう人間を見分け、選別していたことになる。意外と脳みそはフレッシュに活動していた??? しかしいつからか「走るゾンビ」というのは当たり前になってきましたね。昔はゾンビっていえばそれこそキョンシーみたいに腕を前に突き出しながらゆっくりしか歩けないっていうのが定説でしたけど。ゲームの『バイオ4』か、もしくは映画なら『28日後…』くらいからそんな流れがある気がする。もう最近ではそんなんに慣れちゃいましたけど、個人的にはあの走れないゾンビの時代の方がより「ゾンビ」って感じを楽しめていた気がする。一体一体だと弱いしなんとかなりそう・・・っていうのが無秩序に増殖していくのが面白かったのに。最近では「走るゾンビ」が世界標準になってしまったかのようでなんとなく面白くない(←個人的グチ) あと、主人公の免疫の正体が結局わからないのもなんだか・・・。免疫ある人間がいればその人間研究してみんなでその免疫共有しようよ・・・っていうのが普通の流れだと思うんだが。彼に免疫あるとわかってからいつそんな話になるんだろうってずっと期待して見ていたらそんな流れはなく終わってしまった。はっきり言って死病をカムフラージュに使うよりよっぽどそちらのほうが現実的だと思うんだが。 とまあ色々書きたてましたが、上述したようにこれまであまりゾンビ映画は観たことないって人が観れば楽しめると思います。ある意味ではゾンビ映画とあからさまに公表せずに公開したのはそういう狙いもあるのかも。主演もブラッド・ピットさんですし、見やすいゾンビ映画だと思いました。[映画館(字幕)] 6点(2013-08-26 11:46:14)(良:2票) 《改行有》

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