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321. キャプテン・マーベル 《ネタバレ》 アベンジャーズが束になって掛かっても相手にならなそうな程に、とにかく強い。 こんなに強すぎちゃ敵が居なくなっちゃうと思ったのは余計な心配か。 とにかく、それくらいの規格外の強さ。 この強さならアベンジャーズの最終章は5分で終わってしまうかも? サノスなんざ、片手で充分と言う感じ。 ワンダー・ウーマンと言い、本作と言い、強い美女が活躍するのは気分がいい。 追伸1 ベン・メンデルソーンの宇宙人役が意外とはまり役。 追伸2 オープニングのMARVEL STUDIOSのタイトル、不覚にも泣きそうになった。 [映画館(字幕)] 7点(2019-04-02 13:23:01)《改行有》 322. アナイアレイション -全滅領域- 《ネタバレ》 決してつまらなくは無いが、物凄く面白い訳でも無い。 本作の様なテーマは具体的な映像にすると途端に稚拙に見えてしまうものだ。 映画よりも舞台演劇の方が本作の雰囲気・世界観をより深く追求出来たのではないだろうか。[インターネット(字幕)] 5点(2019-04-01 11:51:08)《改行有》 323. アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 《ネタバレ》 劇場で観るべきスケールの大きさと映像だが、敢えて劇場で観なくて良かったと言いたい。 観終わった後の虚脱感・次回作を求める熱い思い、色々ないまぜになって相当疲れただろう。 それにしても、よくぞここまで自ら次回作のハードルを上げてしまったものだ。 これすなわち、製作陣の自信の表れか? いずれにして、次回作は絶対に劇場で観ようと思う。[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-03-29 15:18:15)《改行有》 324. マグノリア 《ネタバレ》 ジムとクローディアのキスシーンに7点全て捧げます。[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-03-29 15:10:48) 325. スパイダーマン:スパイダーバース 《ネタバレ》 アメコミの『映像化』に一石を投じる意欲的な作品。 小国の国家予算並の巨額の費用を投じ、「グランドホテル」よろしく豪華俳優を大挙出演させ、CGでゲップが出そうな賢覧豪華な映像オンパレードの 作品もお祭りに参加する様な気分で楽しいが、アベンジャーズが完結に向かいつつある中、いささか食傷気味だった事も事実。 その様な中での本作の位置付け、実はかなり周到に計算された上で製作にGOが出されているのでは無いか。 お話し自体は良くある見習いヒーローが幾つかの試練や出来事を経て独り立ちしていく王道だが、アメコミ作品の今後を読む上でも 観て損はしないと思う。[映画館(字幕)] 7点(2019-03-11 13:16:08)《改行有》 326. ランペイジ 巨獣大乱闘 《ネタバレ》 不死身のドゥエイン・ジョンソンに巨大化頂いた方がもっと盛り上がったのではないかと。 スーパーご都合主義、見事なまでに観た後に何も残りませんが、仲間でわいわい観るのには最適ですね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-03-11 13:07:10)《改行有》 327. アリータ:バトル・エンジェル 《ネタバレ》 原作未読、予備知識は予告編のみと言う状態で鑑賞。 まさか続編有りきの作品とは思わず、急に連載打切りとなった少年マンガよろしく「俺達の戦いはこれからだ!」的な幕の引き方に唖然。 とにかく一番納得がいかないのは、浮遊都市がどうやって地上世界を隷属させているのか? と言う事。 色々な規制(銃の諸事禁止とか)が有るようだが、地上世界の人々は現状に少なからず不満が有る様だし、 身体の一部を機械に置き換えられる位の技術力も保有している訳で、幾らでも反旗を振り上げる機会はあった筈。 全体的にイマイチ納得が行かないのと、贔屓のジェニファー・コネリーの退場の仕方があの迷作「ロボコップ2」並みの トラウマになりそうな嫌な終わり方だったので辛口に採点。 続編があるなら、それ込みで改めて評価したいですね。[映画館(字幕)] 5点(2019-03-04 16:26:52)《改行有》 328. 009 RE:CYBORG 《ネタバレ》 ①「俺だったらこういう映像にする!」溢れ出る製作陣の熱い思い +100点 ②これぞ真打、009の加速装置の映像化とはこういう事だ! +100点 ③生きているジェット戦闘機、002の爽快感溢れるカッコ良すぎる描写 +100点 ④大人の鑑賞に堪える、無駄にエロい003 +1000点 ⑤訳の判らないストーリー、もっと訳の判らない幕の引き方 -1299点 上記合計して1点。 以上![CS・衛星(邦画)] 1点(2019-03-04 16:16:03)(笑:3票) 《改行有》 329. ファースト・マン 《ネタバレ》 「人類初の月面着陸を成し遂げた男の英雄譚」を期待して観ると肩透かしを喰らう。 そう言った点では、日本に於ける本作の宣伝の仕方には大いに疑問を感じている。 描かれているのは旦那さんがテストパイロットをしている一組の市井の夫婦の物語だ。 その描き方は多分に第一人称の視点が多く、この手の映画(ライトスタッフやアポロ13等)に有りがちな勇壮な音楽と共に主人公の様子を描写する、 劇映画らしい高揚感を誘うシーンは殆ど観られない。 恐らく監督さんは過去一連の宇宙開発物の映画を研究し新しい視点を盛り込みたかったのかと思うし、 本作に関してはその試みは充分以上に成功していると言えるだろう。 圧巻はアポロ計画の前に実施されたジェミニ計画の中で、本作の主人公であるニール・アームストロングが搭乗したジェミニ8号の描写。 それは記録映画として残されている「栄光に満ちた宇宙旅行」とは程遠いものだった。 空中分解しそうな位に手作り感満載の狭くて汚い宇宙船に乗り(乗ると言うよりは無理やり押し込められるに近い)、 宇宙船の内部は狭くて視界も限られ、華やかな宇宙開発での仕事場とはとても思えないものだった。 ましてや自分の尻の下では膨大な量のロケット燃料が炸裂している正に死と隣り合わせの環境。 発射時の振動や騒音は一般人の想像を遥かに越えており、そんな現場の状況を知ってか知らずか徹頭徹尾冷静に交信してくる地上管制官の声とのギャップがすさまじい。 アポロ計画に移行してからも派手な演出は一切無く、唯一カタルシスを感じるのは月面到達のシーン位だろうか。 それも殆どが無音であり、テルミンで奏でられる音楽も勇壮なものでは無く寂寥感を感じさせるもの。 慣れないと息が詰まりそうになる様な描き方だ。 亡くなった娘の形見を月面のクレーターに遺し一筋の涙を流すライアン・ゴズリングの描写が史実に沿ったものなのか真偽は判らないが、 ここに至るまで彼の寡黙な佇まいが徹底して描かれていたが故に、私に取っては十分有りな印象的なシーンだった。 極め付きは地球に帰還してからの描写。 着水シーンも、大統領と握手をするシーンも、パレードのシーンも何も無く、有るのは検疫所で黙って見つめ合う夫婦の姿のみ。 私には極めて感動的だった。 惜しむらくは、月面着陸前に当時の大統領が発した「米国の代表」と言う言葉を否定し、「我々は人類の代表」と正すシーンが無かった事。 これがあれば完璧だった。 余談 アポロ11号搭乗員で指令船に残るマイケル・コリンズを演じていた役者さん、「何処かで観た事あるな・・・」と思っていたら、 なんと「刑事ジョン・ブック 目撃者」で印象的な演技をしていた子役:ルーカス・ハースだった事が判り驚いた。 時間は皆に平等だ。[映画館(字幕)] 9点(2019-02-11 13:15:04)《改行有》 330. パターソン 《ネタバレ》 この手の作風、好きなんです。 実は不味い妻の料理をさも美味そうに食べる描写や、とても売れるとは思えない妻の黒いケーキが売れた時の表情は可笑しかった。 後、最後まで愛犬が誘拐されるんじゃないかと気が気では有りませんでした。[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-02-05 10:13:03)《改行有》 331. アリー/スター誕生 《ネタバレ》 旧2作含め予備知識ほぼ無しの状態で鑑賞。 また、数年前のアカデミー賞授賞式でのSound of Music Tributeを観て以来、レディー・ガガのファンです。 結論から言うと物凄く勿体無い映画。 旧2作も同じ流れだったのか、まさかのブラッドリー・クーパー自死と言う幕引き。 そりゃ確かにアル中は未だに現在社会の闇の一つでは有るが、それでも今の世の中で伴侶の死で作品を終わらせる構成は受け入れ難い。 レディー・ガガとブラッドリー・クーパーが物凄く良い演技をしている分、本当に勿体無い。[映画館(字幕)] 5点(2019-01-07 12:55:11)《改行有》 332. ボヘミアン・ラプソディ 《ネタバレ》 素晴らしい。 この企画が製作会社の審査を通り予算を得て、こうして世に出てくると言う正に奇跡と言える出来事にまず感謝したい。 ほんの数年前まで、まさかQueenが題材の映画がドキュメンタリーでは無く生身の俳優による演技で製作されるとは夢にも思わなかった。 私は30年超の自称「筋金入り」のQueenファンだ。なので以下レビューには思い入れが大量に盛られている事をご了承頂きたい。 Quennの魅力は本当に沢山ある。代表的なものは煌びやかなメロディ・音飾による世界観や、フレディ・ブライアン・ロジャー・ジョーンと言う 個性的且つ才能溢れるメンバーの集合体である事だろうか。 本作を観て、私は改めてQueenの楽曲に込められた詩のもつ意味・そして素晴らしさを再認識した。 全ての楽曲には生み出された当時の各メンバー達の境遇や思いが色濃く反映されているのは当然だが、 本作を観て私は彼らが送り出している曲は、市井の人々への普遍的な応援歌なのだ言う思いを新たにした。 共感出来る所が沢山あるからこそ、国境や言葉の違いを超えてQueenの楽曲は拡がり続け、言語は違ってもコンサートで皆が大合唱し、 沢山の楽曲が今も尚世界中で聞かれ続けている。 見事なまでに再現されたLive Aidの一幕、We are the Championsを泣きながら嬉しそうに歌う会場の人たち、 楽しそうに観客と呼びかけ合うフレディの表情、そしてフレディを見守る(そう、まさにQueenとは他3人のメンバーがフレディを見守る事で 成り立っていたバンドなのだと私は今でも信じている)メンバーの優しい表情、的確な歌詞の翻訳も有り、涙腺崩壊とはまさにこの事だ!! 一番好きな曲であるRadio Ga Gaが取り上げられた事も嬉しい。 次回は一番後ろの席で観て、他の皆さんに迷惑を掛けぬ様にQueenやウェンブリーに集った観客と一緒に両手を高く掲げたいと思う。 最後に、本作を鑑賞される方は言うまでも無くLive Aidの再鑑賞と、可能ならばアメリカのTVドラマ「The Pacific」の鑑賞を強くお勧めしたい。 フレディを演じたラミ・マレックとジョーンを演じたジョー・マッゼロが競演しており、特にラミ・マレックは観る側に強烈な印象を残す役柄を 熱演している。 個人的には二人の再共演も嬉しいサプライズだった。[映画館(字幕)] 10点(2018-11-16 13:12:12)(良:2票) 《改行有》 333. イコライザー2 《ネタバレ》 監督・主演を同じコンビで続編製作にGOを出してくれた事は素直に嬉しいが、作品の出来としては残念ながら微妙だった。 これは、1作目がとても面白かったのでハードルを思い切り上げていた事も影響していると思う。 1作目を面白く感じられたのは随所に散りばめられた「ギャップ」の大きさだった。 平凡なオッサンが政府の元敏腕エージェントだったり、ホームセンターの他愛も無い道具達がが悪人成敗の小道具に早替わりしたり・・・等。 翻って本作、鑑賞する我々は既にマッコールさんが凄腕なのは知っている訳で、ここからどう盛り上げるかは製作陣の手腕次第。 だが、残念ながら今回は普通のアクションものになった様に思う。特に後半の銃撃戦はスケールダウンした感は否めない。 それでも、タクシー運転手を生業としたのは社会を底辺から断片的に切り取るという意味では成功だったと思うし、 敵を容赦なく叩きのめす描写は相変わらず思い切りが良く、観ていて気持ちがよかった。 これで潔くスパッと終わらせて欲しい。 よもや3作目などは露ほども考えていないとは思うが、何だか心配だ。[映画館(字幕)] 6点(2018-10-15 14:43:25)《改行有》 334. カメラを止めるな! 《ネタバレ》 この手の「内幕披露物」って案外沢山ありますよね。 例えば「キャビン」や「ラヂヲの時間」、見方を変えれば「Back to the Future Part2」もそうですよね。 本作は一本の作品中に本編と内幕がセットになっているのが新しい所。 楽しい時間を過ごさせて貰いました。 二番煎じは絶対に無理、正にアイディアの勝利。 それにしても、本作の現場は大変ながらも楽しかったんでしょうね。 なんだか羨ましいです。[映画館(邦画)] 7点(2018-09-17 22:45:32)(良:1票) 《改行有》 335. アントマン&ワスプ 《ネタバレ》 いいですねぇ、相変わらずのこの緩い感じ。 本家アベンジャーズの作品が総じて暗く真面目な作品ばかりで食傷気味な中、 私には本作やスパイダーマンの方がしっくりきますね。 あのミニカーが沢山入ったお菓子BOX、私も欲しい! あれは車好きに取って一つの夢ですね。 楽しかったです。[映画館(字幕)] 8点(2018-09-13 12:47:01)(良:1票) 《改行有》 336. SUNNY 強い気持ち・強い愛 《ネタバレ》 面白かった。 鑑賞の同機は池田エライザ目当て。だがそれ以上に収穫が得られた作品だった。 鑑賞する側が物語の舞台となる1990年代とどう関わっていたかによって評価が分かれる作品だとは思う。 かく言う私自身、1990年は大学を卒業し社会人1年となった年なので、仕事を覚えるのに精一杯で遊ぶ時間など殆ど無し。 なので、残念ながら本作の主人公達の様な女子高生とお近づきになれる機会など皆無だったが、 使用された懐かしい音楽達の効果がとても大きく、「青春ノスタルジックコメディ」として楽しめた次第。 出演者の中では、出番は少ないながらも枯れた演技を見せるともさかりえが鮮烈な印象を残す。 小池栄子のコメディエンヌっぷりは最早円熟の領域、楽しそうに演じていて見ていて気分が良い。 広瀬すずが成長して篠原涼子になるのは若干の違和感有り。でも、キレた演技を見せる広瀬すずは面白かった。 そしてリリー・フランキー。完全に狙ってるとしか思えない抑えた渋い演技は流石。 篠原涼子を主に本作ではとても演技とは思えない程、自然に出演者が泣いているシーンが多々あった。 皆、演技しながらノスタルジーに浸っていたのかもしれないが、作品に向ける思いが感じられて観ている私も胸が熱くなった。 唯一の欠点は薬物中毒の女子高生を登場させた点、物語に起伏を与える為には仕方が無い展開だったのかも知れないが、 当時の女子高生が皆あの様な状態だった事など絶対に無い筈なので、そこが妙に気になった。[映画館(邦画)] 7点(2018-09-10 13:14:27)《改行有》 337. 2重螺旋の恋人 終幕の”オチ”まで妙な緊張感が持続する疲れる映画。 決してつまらなくは無いが、あの”オチ”はある意味でそれまでの物語の全てを自ら全否定する様なもので、 厳しい見方をされるレビュアーの方々には駄作と判断されるかも知れない。 ヒロインの容姿に”ローズマリーの赤ちゃん”の影響が見て取れる。 もしかしたらオゾン監督は彼なりの解釈で同作を撮りたかったのかも知れない。 かなり趣味の悪いスプラッター・ムービー的な場面も有り、 また女性の妊娠と言う出来事が物語を構成する上で大きな要素を占めているので、 女性はかなり不快感を感じるのでは無いだろうか。 なので、本作はお洒落なエロティック・スリラーの様な宣伝をしているが、 鑑賞されるならば、それなりの覚悟をされてからの鑑賞をお薦めします。[映画館(字幕)] 7点(2018-08-26 09:06:00)《改行有》 338. バーフバリ 王の凱旋 《ネタバレ》 前後編通しでこの点数です。 主役がバーフバリ父なのかバーフバリ息子なのか最後まで曖昧でした。 父の活躍を前編で描き、息子の活躍を後編で描く方がもっと感情移入出来た様に思う。 後編は途中から「いくらなんでも回想シーン長過ぎじゃね?」とどうやって風呂敷を畳むのか心配になってしまった。 肝心の王(息子)の凱旋はおまけ程度だったし、前編で大活躍した息子の彼女(もっと観たかった!)は出てこなくなっちゃうし、 作品の力点がよく判らない=曖昧と言う感想でした。 はい。[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-08-20 13:08:42)《改行有》 339. ジュラシック・ワールド/炎の王国 《ネタバレ》 私に取ってこのシリーズは夏祭りの一つなので求めているのは大画面で恐竜達が大暴れしてくれる事だけ。 上記「さえ」満足してくれれば能天気な人間がどんなに阿呆な事をしでかしても、全て許容範囲内。 なので、本作は辛口の採点になります。 前半の島パートは良しとして、後半はかなり失速しちゃって残念至極。 続編はどういう設定になるのか、興味津々。 (100年後の人間と恐竜が共存している世界とか・・・)[映画館(字幕)] 3点(2018-08-20 12:59:20)(良:1票) 《改行有》 340. ラプチャー 破裂 《ネタバレ》 これ、コメディですよね? 結局の所、宇宙人侵略ものと言う事? 終盤、「破裂」する前のノオミ・ラパスの切れた動き(まさかCGではあるまい)には笑わせてもらいました。[CS・衛星(字幕)] 2点(2018-08-06 13:20:51)《改行有》
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