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プロフィール
コメント数 826
性別 男性
自己紹介  好きな女優が大勢いて、その女優が出演してる映画はどうしても評価が甘く成りがちですw
 逆にロマンス物なんかでヒロインが好みじゃないと厳しく成りがちなのは、自分でも困ったものだと思っています。w
たまに2ch用語が出て、ご不快の方もいるかと思いますが、ご容赦を。
 あとですます調と、た、だ調が混在しますが気分次第です。

2016年3月 ブルーレイでマイインターン鑑賞中、ふと気づいたこと。自分にとっていい映画の必要条件は 面白いこと 好きな女優の魅力が十分出てること。

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321.  天国からのエール 《ネタバレ》  一人メンバーが加わっただけで、素人以下からプロ級まで急激にレベルが向上するバンドとか、たった一回のラジオ放送で人気爆発とか、こんなに素晴らしい人物を描くのに、あまりに稚拙なストーリー展開で残念です。  桜庭さんの歌に関しては、最低限の様にはなっていたかと。まあ、普通の女優さんが歌手役やったらこんなもんですよ。あまり多くを期待するのは気の毒。できたら「ソラニン」の宮﨑あおいに向けられるくらい優しい目を彼女にもw  最近ああいう傾向の顔が少し好みなってきたので、それなりに楽しめました。[CS・衛星(邦画)] 5点(2013-04-06 12:07:12)《改行有》

322.  幻影師アイゼンハイム 《ネタバレ》  どうしても、語りたいから完全なネタバレで。ご注意を。 とにかく、全く予備知識なしに見れたのが本当に幸せだった。こういう意味での面白さを感じさせてくれたのは、数十年前のスティング初見以来かもしれない。  なんだろう、この複雑な気持ちは。全編を通してずっと哀れな犠牲者だと思われた二人が、実はしたたかな計画実行者であり(どなたかのように、あるいは悪と断罪すべきかもしれないが、あまりにも感情移入してみていたので、乗り越えられない。特にヒロインがかなり好みで、彼女の「死」には本当に悲しみと怒りと憎しみを感じたから)、そして憎むべき圧政者、暴君、性格破綻者と思われた人物が、実は哀れな犠牲者だったとは。  実は、映画の先読みをするのが好きな人間で、しかも当ててしまうことが多い今日この頃、こんなに意外性にビックリしたのは久々。本当に面白かったといえるラストでした。  今日は、とりあえず10点だけれども、時間を置いて見直したら道徳的な面が気になってかなり下がるかもしれません。 平成25年4月2日再見 うーん 気をつけて見てればあの医者を胡散臭く思わないわけはない。ちょっと以前は注意力が足りなかったかも。ただ、ネタがわかって見ていても、 それぞれの時点でのそれぞれの行動が十分納得できて面白かった。たださすがに初見の衝撃は得られないので残念で-2、ただ少年少女期の二人が非常にさわやかなキャスティングだったので+1。[地上波(字幕)] 9点(2013-04-03 11:43:03)(良:1票) 《改行有》

323.  スケバン刑事(1987) 《ネタバレ》  ドラマシリーズとかこの映画に出てくる若い女性の土佐弁がすごく好きです。 数年前高知に旅行した時は、「ゆるしとうせ」とか「~ぜよ」が本当に女性の口から聞けると思ってすごく楽しみにしてたんですが、「よほどのおばあちゃんじゃなきゃそんな言葉使わないよ」って言われてすごく残念でした。  あと杉本哲太さん、ごく最近ドラマで脳外科医を好演してみえたので、ロボトミーされたのがすごく面白かったです。  映画とかは、原作に一定以上の思い入れがないとまず駄目でしょう。(ヨーヨーでヘリコプターが落ちるとかw)だから、あえて人には勧めません。  ただ南野陽子という女優が一番輝いててオーラが出てた時期の映画として、自分にはかけがえの無い作品です。 平成25年4月2日 本当に久しぶりに見て。上記した南野陽子の魅力はもちろんだけれど、それに加えて二代目麻宮サキというキャラクターにもすごく魅かれた。戦闘能力があり、怪力でありながらすごく真面目、穏やか、純情。このギャップに萌えますwで、それだけなら少しつまらないキャラクターになりがちなのを地方出身を強調することで、ボケキャラにもする。もうキャラクター形成としては完璧ですね。録画してたDVDの状態があまり良くなかったので、改めて買ってしまいました。[ビデオ(邦画)] 8点(2013-04-03 11:35:46)《改行有》

324.  大帝の剣 《ネタバレ》  かなり楽しめました。好きですね、こういう別の人格、生物が体の中に入ってきて共存する話。 キャスト的にも大満足 阿部寛は何をやっても阿部寛で、長谷川京子は綺麗。なにより驚いたのはクドカンがちゃんとまともな芝居やってること。 ただ、残念なのは中ボス、ラスボスが弱いこと。ラスボスはもっともっとこちらを一度や二度絶望させるくらい強くないと。  あと、どうでもいい宇宙船のCGには思い切りお金使ってそうなのに、肝心なところでCGというか特撮しょぼかったですね。何、あの最後の脳みそ?子供のおもちゃ?  設定、キャラクターはいいので、もっともっと面白くなった可能性のある作品。 興行的な大失敗はうなずけますが、残念です。 平成25年3月31日再見 よくも、これほど面白い設定で、こんなワクワク感がないつまらない話に仕上がったなと逆に感心。宇宙生物の正体も、地球人の登場人物の正体も、オリハルコンの正体、意味も、最初から明かす、明かす。伏線も何もあったもんじゃない。少しは見てる側に「?」と思わせる要素も残してほしかった。いささか品性に欠けるたとえだけど、ストリップショーで最初から真っ裸で出てきても面白くないでしょう。 前記の設定だけでなくて、キャストやあと、ちょっとしたくすぐりも十分笑えたので残念な作品。特に、黒木メイサ、男装だと目つきの悪さが全く気にならずなかなか。[DVD(邦画)] 7点(2013-04-01 11:40:55)《改行有》

325.  ドラゴン・タトゥーの女 《ネタバレ》  映画の冒頭では、非常に意味がとりづらく五里霧中の状態から、終わってみればすべての伏線が回収されてすっきり、これぞミステリーの醍醐味でした。また、ダニエル・クレイグは一番好きな007で最初から好感度大だったのに加えて、ルーニー・マーラーさん、中盤ぐらいまではあまりに特殊なメークに引き気味だったのに、終盤にかけてどんど魅かれていったのは自分でも不思議だったんですが、画像検索して納得、大美人ですね。悪徳企業家、変態後見人も含めて制裁を受けるべき人間がしかるべき制裁を受けているのも心地よかったです。  ま、ぶっちゃけ、内容を100%理解しているとは言い難いんですが、そのことを残念に思うよりも、これから繰り返し見て、いろいろ発見していく楽しみが残りました。もっと早く見ればよかった。[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-03-30 10:06:39)(良:1票) 《改行有》

326.  野性の証明  このサイトに、マイナス評価が無いのが残念な映画。単なる馬鹿映画としたら、もう少し評価が上がるのだが。  おそらく薬物中毒の製作者の意図は、「派手派手な戦闘シーンと高倉健の野性味あふれる大活躍、そこに新人美少女女優との親子の情愛を絡ませば」くらいの意図だった思う。  ところが、その依頼を受けた、日本という国が大嫌いな、少なくとも日本の国の現体制が大嫌いな、中国や北朝鮮みたいな国にしたいと切望する小説家と脚本家が、願ってもない機会に大暴走、徹頭徹尾、日本の社会、警察、自衛隊を誹謗する映画が出来上がったわけで。  薬物中毒の製作者には、そういったことを認識できる能力もなかったんだろうか。 [CS・衛星(邦画)] 0点(2013-03-28 21:00:09)《改行有》

327.  サラの鍵  扱ってるテーマはすごく重要なことはわかるんですが、なにか現代と過去の場面が交互に繰り返されることによって、焦点がぼけたような。正直、サラの悲劇と、夫が高年齢を理由に子供を産ませたがらないというようなごくごく小市民的な問題を、同等の重さで扱って欲しくなかった。同じ題材なら黄色い星の子供たちの方がお勧め。 (しかし、こういう問題でもビシー政権の政治家たちはしっかり責任を取らされてるのに、実施にあった官僚や、警察官たちが責任を問われないのは、釈然としない)[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-03-27 11:11:46)《改行有》

328.  地球は女で回ってる 《ネタバレ》  とても技巧的な凝った作りの映画で、そういう点での面白さ、意外性はありました。 また、お目当てのデミ・ムーアだけでなくエリザベス・シューがまだ劣化前wで楽しめました。アメリカ映画の割には、宗教をぼろくそに描いているのも好感度大です。(あれ、ユダヤ人がユダヤ教を批判してるから許されるんでしょうかね。ほかの人種が、あんなことしようものなら、下手すればファシスト呼ばわりされるw)  だた、その技巧的な凝った手法で表現される内容が、あまりに薄っぺらで。見てて嫌になる映画では無いんだけど、特に好きになるような映画でもないですね。[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-03-25 11:24:00)《改行有》

329.  柳生一族の陰謀 《ネタバレ》  設定そのものは面白かったと思います。特に正史では正義とされ、最終的には多数派だった側(家光側)が、実はある意味悪(父を暗殺、本来は継承する立場ではなかった)であったという点など。だから見始めた段階では、少数派であり正当性にも欠ける主人公側が、どのような戦い方をするのか興味津々でした。ところが、見始めると…… 堂々と正義を唱え譜代大名、親藩大名、旗本を糾合すればいい、忠長側の土井が協力を求めるのが、いきなり外様大名。それも伊達、前田、毛利を味方につければ、なんていうわざわざ徳川家弱体計画とでも言うべき絶対譜代大名にはあり得ない発想(大爆笑) そして、挙句が「勅使」を忠長側の犯行に見せかけて殺せば、それで全国の大名が雪崩をうって家光側につくというこの時代には、絶対あり得ない超皇国思想(これまた大爆笑)原作かどうか知らないけれど、このストーリーを作り上げた人には、根本的に歴史的知識、センスが無いと思われ。  それから根来衆ってのも意味わからなかったな。忍者的な働きをするのかと思えば、大勢で要人暗殺をさせられる。しかも弱い。わざわざ雇った忍者集団が、普通の供回りと互角以下の勝負じゃ泣ける。で、結局柳生兄弟が決着をつける。 嘘話、ほら話は嫌いじゃない。だけど、もう少し説得力を持った嘘、ほらじゃないと。あからさまに歴史の素人さんが作ったストーリーは楽しめません。 (浪人=いくさ人が将軍を襲うのに、鎧兜もつけずに素肌でって、大勢製作者がいて誰一人おかしいと思わなかったんだろうか)[CS・衛星(邦画)] 4点(2013-03-23 17:11:32)《改行有》

330.  レッド・バロン(2008)  ストーリーがつまらないですね。どうして撃墜王の生涯を描くのに、あり得ない「反戦思想w」を持たしたり、あるいは大戦の途中からほとんど実権を失っていた皇帝をヒトラーもどきに描いたりする必要があるんでしょう。戦友、弟、彼女、いくらでもストーリーを膨らませる題材は、実話に基づいても、基づかないでもあったのに。(例えば、自分が脚本家なら部下として実在したゲーリングを無能な大ぼら吹きとして描きますね)  他の方と違って戦闘シーンは結構面白かったと思います。(ただ、敵の飛行機がはっきり視認できる夜戦にはどっちらけでしたが)  まだ、かすかに残っていた騎士道精神の残滓みたいなものも良かったな。[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-03-11 18:54:13)《改行有》

331.  人間の証明 《ネタバレ》  クライマックス近くの犯人の「日本デザイン大賞授賞式」での独白。ここは感動するところなんでしょうが、大爆笑してしまいました。いや、話してる内容そのものも結構むしゃくしゃなんですが、それでもここまでストーリーを追ってきたもの、あるいは事件の全容を知る刑事たちには、それなりに感慨もあるでしょう。でも、あの会場にいた全く事情を知らない人々にとってはどうですか?有力代議士夫人でもある有名デザイナーが大賞を受賞する。そしてその第一声が「息子が死にました」w。そしてうつろな目をしながら、その息子は私が殺したと言ってみたり、あるいはいきなり西条八十の詩を朗読しだす、あげくがむぎわら帽子を人生に例えて熱く語りだす。何にも知らない人にしてみれば、この人緊張のあまり少しおかしくなったんじゃないと思うのが普通だと思いません?だから自分も当然、観客のそういう反応を予想し観てたら…… みんな、こんな、訳わからない話に感動して拍手喝采。この映画のリアリティの無さを象徴するようなシーンに声を上げて(一応勤務中なのにw)大爆笑してしまいました。  この頃から薬物の影響を受けていたかもしれない製作者ご本人以外は、みんなこんな馬鹿らしさ当然気がついてたと思うんですが、周りが怖がって自分に対する客観的な評価を一切与えられなくなった独裁者って、かえって気の毒ですね。  5点は仮。原作を読んでから再評価[CS・衛星(邦画)] 5点(2013-03-09 13:06:42)(笑:3票) 《改行有》

332.  刑務所の中 《ネタバレ》  山も落ちもないストーリーなんで、映画としての面白みは無いんですが、ノンフィクションとしては十分楽しめました。映画の内容を真に受けるなら、正月に支給される「ご馳走」、模範囚への映画上映会、室内でのテレビ鑑賞や、エロ小説まで、思ったより囚人に対して優しい国なんだなというのが正直な感想です。強制的な思想改造がなされる中国の刑務所や、あるいは管理が行き届かず、囚人同士のリンチが横行するアメリカの刑務所に比べても随分上等かと。  規則の細かさを気にされてる方が見えるようですが、もともと社会の規則に対する重大な違反があったからこそ、あそこにいる人々なわけで。まずは規則というものに従わせる学習、習慣づけが大事なのではと。例えば、消しゴム一つ拾うのに許可がいるのに違和感を持たれるかもしれませんが、じゃ、自由に拾わしたらどうなるか?すぐにそのことを口実に席を離れ、やがて怠業、喧嘩騒ぎになるのは目に見えてるのでは。  ただ、人の命を奪ったことに全く罪の意識が無い殺人犯たちはちょっと嫌だったな。過失致死や傷害致死との絡みもあるんで、全て死刑なんて暴論は吐きませんが、ああいう根本的に人間性に欠けた人間に対しては懲役という刑罰はあまり意味がないなと言うのが素直な感想でした。[CS・衛星(邦画)] 6点(2013-03-06 14:20:46)《改行有》

333.  正義のゆくえ/I.C.E.特別捜査官  なかなか面白い題材ではあるんですが、ほとんどの登場人物に感情移入できないままでしたのであまり感じるものもありませんでした。  作文の少女とか、親がもう少し自己主張を抑えるように教育できなかったかなと残念です。彼女がこれからは、女性の人権などほとんど無に等しいような国で暮らさなければならないことも考え合わせると。  逆に、何十年もアメリカで暮らし帰化する寸前になりながら、なおかつ母国の価値観に固執して、あげくが娘を殺してしまうイラン人には嫌悪しかおぼえませんでした。  よく、親が不法行為したとしても子供には罪が無いんだからという言い方ありますけど、やはり不法行為の結果として子供が不利益を被ったとしたら、その責任はそもそも不法行為を行った親にあり、それを償うべきなのも親であるべきでは。  別に違法滞在に限らず、そもそもの発端となった親の不法行為を等閑視する発言がなんだか最近多いような。[地上波(吹替)] 5点(2013-03-06 12:37:12)《改行有》

334.  ミドルメン/アダルト業界でネットを変えた男たち  エロ目的と、題材の面白さ(自分はクレジットカードとは無縁なんで、もっぱらサンプル映像ばっか収集しましたが、なかなかのコレクションですよw)に魅かれてみたんですが、見始めたらそんなことよりも、サスペンスとして十分面白かったです。馬鹿二人を中にはさんでの、騙しあい見応え十分でした。ロシアンマフィアの存在とか、児童ポルノに対するものすごい厳しさとか、ちょっと日本人にはなじみのない要素も面白かったですね。  ただ、テロリストが特定のサイトに夢中になって、それを標的にってのはどうでしょう。実話とのことですが、ちょっと信じかねますね、あまりに馬鹿らしくてw[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-03-04 14:16:27)《改行有》

335.  風とライオン 《ネタバレ》  以前、他の映画のレビューで、どうせ嘘をつくのならもっと本当らしい嘘をついてほしいと書いたことがありましたが、それにしてもほどがある。あまりにリアリティのある嘘は困ります。(もっとも、最後の方の、元人質がアメリカ海兵隊士官に拳銃突きつけたり、あるいは海兵隊がドイツ軍と戦闘を始めたりの時点で、さすがにわかりますがw)  実は、こちらの知識のいい加減さもあって米海兵隊がトリポリに上陸した史実と混同してたので、コロッとだまされて、アメリカ軍は他国の主権を無視することに全くためらいが無いんだななんて感想を抱きながら見てましたが……前記のシーンで少し驚いて史実を調べてみたら、事実はアメリカ人もどき(当初アメリカ人だと思われてたが、実は南北戦争時に国籍を離脱していた)の「男性」が誘拐されたことと、ルーズベルトが艦隊を派遣したことだけ。あとは、海兵隊の上陸、都市制圧、ドイツ軍との戦争、すべてデタラメ。あきれ返ってひっくり返りました。(多分、他の方もすっかりだまされてるようすで)実際は、当時のモロッコ政府が要求をのんで平和裏に解決したようです。  各国の人間が、それぞれの言語を使ってることや(アラブ人にしても英語を使うのは指導者たちだけ)、アラブに対してかなり公平な見方をしてることなど、数々の美点がある映画ではあるんですが、やはり史劇と銘打ってこんな出鱈目では。それと、特にこの時期のアメリカ映画ってむやみやたらにドイツ人を悪役にしたがりますね。アメリカにもドイツ系の人々が大勢住んでいて、第二次世界大戦時にはきちんとアメリカに忠誠をつくしたのに、こんな扱い。気の毒です。  少し、固いと思われるかもしれませんが、例えば、日本に舞台を変えるならば、大名行列に乗りつけたイギリス人女性を、島津久光が拉致し、幕府に要求を突きつける材料にするため鹿児島に連行、彼女を取り返すために薩摩湾に乗り込んだイギリス艦隊は、海兵隊を鹿児島に上陸させる、一方久光と英人女性の間には恋愛感情が芽生えるw。 これくらい、出鱈目な話なんですよ。これは。[DVD(字幕)] 6点(2013-02-25 11:09:04)《改行有》

336.  シーサイドモーテル 《ネタバレ》 残念な、おそらく真面目に作ってる製作者が気の毒になる映画。一つ一つのエピソード、会話、あるいは微妙に時間軸をずらしたエピソードのつなげ方、どれも悪くはないし、面白い映画を作ろうとしてるのはわかるんだけど………  つまらない。別に途中で放り出したくなるつまらなさではなくて、なんとなく最後まで見て、何も残らないつまらなさ。ヤクザに追われる男のエピソードとか、あるいは最後の写真の落ちとか、もう少し面白く感じてもいいはずなんだが「あ、そう」っていう感じ。  ただ、麻生久美子さんの素敵さ、(今回は特に太股w)で大幅加点してこの点数。 平成25年2月22日再見  ちょっとした会話、あるいはギャグには面白いものもないわけじゃないんだけれど、とにかくストーリーがつまらない。4つのエピソード、それからまとめとしてのオチ。どれもつまらなくて。まず、スーパーの社長の話。「妻が外出する前に、浮気防止に女装させられました。外出した妻が浮気相手と交通事故で死亡。それでも夫は女装姿のまま悲しんでます。」この話のどこが面白い?どこで笑えと、あるいは何かを感じろと。それからキャバ嬢と客の話。確かにキャバ嬢の人物設定には、「ある、あるこういうつまんない女」と少し面白くないわけでもなかったが、結局はキャバ嬢をだまして、やすく落とそうとした男が、逆に振り回され、最後には無理な体位のためにぎっくり腰になりました。これのどこが、面白い、どこで笑えと。それからコールガールとセールスマンの話。実は麻生久美子さんの魅力爆発で一番楽しんだんだが。ストーリーとしてはね。二人がだまし合いする目的が全く分からない。何か目的があって、相手をだまそうとするんだけれど、だんだん愛し始めてって感じじゃなきゃ面白くないのに。だます目的が見えなくては。そして、やくざの取り立て屋の話、これだけはストーリーらしいストーリー、落ちらしい落ちもあったし、細かいギャグもそこそこなんだけど……。話がグロ。それから、どうでもいいような奴が金儲けをたくらんで挙句が内輪もめのあげく交通事故で死亡……全くどうでもいいようなストーリー(笑)  そして、極めつけが落ち。ここまである意味、現実的な流れできてるのに、いきなりタイムスリップで円環。しかも何にも説明もなしに。このストーリーを書いた人には、落ちとは何かから説明する必要があるかもしれない(大爆笑)[CS・衛星(邦画)] 7点(2013-02-23 14:38:34)《改行有》

337.  世界で一番パパが好き! 《ネタバレ》 今年は完全なネタバレあり みなさんのおっしゃるとおり、わかりやすいと言えば、ほんとわかりやすい映画で。 ああ、学芸会と面接が同じ日になるなあとか、父は面接をあきらめるんだろうなとか、すぐわかってしまったし、あと実はアメリカ映画にありがちな「やっぱり家族が一番」っていう流れにかなり食傷気味なんだけれど…… それでも面白いものは、面白いし、楽しいものは楽しかった。 子役中心の映画なのに下ネタ、エロトーク満載なのが、かなり笑えたし、あの学芸会のミュージカルが実に楽しかった。あと子供も含めて全員結構、毒舌なのも。 ま、あんなこと言ってる娘でも中学生くらいになったら父親のパンツを箸で(ってアメリカにはないかw)掴むようになるだろうけど、りヴ・タイラーと結婚できるなら、いい人生かな。 実に綺麗ですよね。映画見てる最中に女優がどんどん好きになるって久々の体験です。平成25年2月23日追記 実は前回見た時はアルマゲドン見てないか、まだあまり印象に残ってなかったかで。今回は違いました。見た瞬間、A.J.とグレースじゃんって感じで無茶苦茶好感度アップです。あと学芸会に父親が来てくれた時の、あの娘の笑顔!正直、男女を問わず「やりがいのある仕事」の価値をこうまで低く見なすのは、なんだかなあって気持ちもありますが、あの笑顔には負けますね。というわけで+1点 購買リストに載りました。[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-02-23 14:34:40)《改行有》

338.  十三人の刺客(2010) 《ネタバレ》  最初にはっきりさせたいのは、この映画の主人公たちの行動は「武士道」じゃありません。極めて現代的な、当時の主持ちの武士にはあり得なかった「正義感」に基づく行動です。赤穂浪士達が賞賛されたのは、別に「正義」の彼らが「悪」の吉良を倒したからではなくて、亡き主人に対して忠義をつくしたから。それ以上でもそれ以下でもありません。当時の武士道から考えれば、この映画の主人公達は主君(将軍)の意に背き、勝手に江戸を離れ、主君の肉親を殺し、(ここからは推測ですが)先祖代々受け継がれてきた家を潰してしまった、主君にも不忠、先祖には不孝、まったく旗本、御家人として問題外な存在なわけで。ただし、それが悪いというわけじゃない、ただ、そう言った大きな壁を乗り越える重さが全く感じられず、「悪い奴がいると上司に聞いたから斬りに行きます、ホイホイ」という軽さがたまらなく違和感があった。。その癖、既婚女性の眉を剃って見せたり、どうでもいいとこだけリアルなのもおかしな映画。  ただ、そうは言ってもほんの一瞬だけワクワクした瞬間もあった。宿場町に仕掛けた罠に敵を追い込み、どんどん追い込んで行くシーン。特に一軒だけ残された家に爆薬が仕掛けられてるあたり、かなり楽しんで意外と名作かもと思った。  けれども、それだけにわざわざその有利な状況を捨てての、暴れん坊将軍×13みたいな全くリアリティのない斬りあいはひたすら退屈で危うく居眠りをするところだった。  あと、そもそもこのストーリーのもともとの作り方が想像がついてすごく嫌ですね。 おそらく、行列の前に飛び出てきた子供を無礼打ちにして尾張藩領を通れなくなったとか、その子供の父親の漁師に鉄砲で撃ち殺されただとか、二つとも事実と全く反する俗説を聞きかじっただけで、膨らませて映画にしちゃう適当な創作態度。あの主人公の兄弟で大名家の養子になった人って何人も何人もいるわけで。それがみんなあの調子で威張ったらw そして何よりも絶対このストーリーが成り立たないのは、あの当時の尾張藩主が彼の同母兄であるという事実。全く同じ立場で、家格がはるか上の相手にあの態度をはずがない。  民間伝承をもとに、裏の歴史的なストーリーを作るのは否定しないし、それなりの成功例もあると思う。ただ、もう少し、ほんの少しでも真実味がある話じゃないと。聞いた瞬間、嘘だとわかる話は嘘としての価値もない。[CS・衛星(邦画)] 2点(2013-02-18 13:15:04)(良:1票) 《改行有》

339.  夜明けの街で  自分は女優中心で映画を見るんですが、この作品の場合、木村さんと深田さんがだいたい同じくらい好みなんで、思い入れの対象が定まらない不安定な鑑賞になりました。 しかし、深田さんの方はともかく、木村さんの方があまりに冷静で怖いなあ。自分だったら、地獄だ、地獄だって騒ぐ前に、取りあえず土下座して「ごめんなさい」しかないと思うんですがw  あと、他の方が書いてた深田さんの露出の無さも同感ですが、夫婦二人が布団をかぶって、もぞもぞってのもなんだかなあ。撮影の時、さぞ暑苦しくてやりにくかったでしょう。まさか平成になってあんなもの見せられるとは思いませんでした。木村さんの方の事情で、あんな撮り方になったのなら、そうまでまでして撮る必要があったシーンかどうか疑問です。  落ちは、なんかあるなとは思ってましたが、それまで一切伏線も何にもはられてないんで、東野さんにしては面白みに欠けますね。つか、いずれにしろ、そういうことがトラウマになってる女性は、多分どんなに不安定な状態でも自分は絶対不倫とかしないと思われ。[CS・衛星(邦画)] 6点(2013-02-16 10:53:29)《改行有》

340.  地下鉄(メトロ)に乗って 《ネタバレ》  これほど手間がかかった映画もなかった。まずテレビ放映のカット版で見て腑に落ちず、図書館で原作を借りてきて読んでも一向に解決せず、最後に今日レンタルで借りてきて完全版を見たわけだが。  結局理解できたのは、映画が駄目だったのはすべて原作のせい、原作の意味不明、理不尽さがそのまま映画に残ってしまっただけの話。結局最後に残った最大の謎は、なぜこんな小説が映画化されるほどヒットしたかということにつきる。  主人公と父親の話は、とりわけ感動するほどでもないが、貶すほどでもない。一方的に嫌っていた父親と過去に出会うことによって父親の人間性や子供に対する思いに触れる。まあ新味には乏しいけどある種の感慨はあるでしょう。(ただ、他人の子供を妊娠した女性と結婚し、生まれた子供を愛情を持って育てるなんて、手垢が付きまくった流れで読者の感動をよべると考えるならば、浅田さんもそんな程度の小説家だったと、かなり落胆を感じる。それから人物設定、他にどんな美点があるにせよ、やたら女、子供に暴力をふるう人間に魅力を感じろと言われても。不倫することに全く後ろめたさを感じてないなんて点でそっくりな親子も嫌だな。)  しかし、なんと言っても納得できないのが、他の多くの皆さんと同様ヒロインの行動と、ここまで書いて突然気がついてしまった。要は、近親相姦の恋愛に苦しむこと、あるいは近親相姦してしまった苦しみから主人公を完全に救うために、自分の存在を最初から完全に消すことを選んだのか。だから罪と罰ね。ただ、なんか生臭い話だし、自分の存在が引き起こす苦しみから救えばそれで幸せっていうのもちょっと。何よりも、ヒロインが自分の存在を根本から消し、ヒロインの母親が子供を産み育てる幸せを完全に奪われたわりには、結局ヒロインの記憶を徐々に無くしていった主人公は、実質的には何も失わない。なにかぼんやりした温かみを持ちながら平凡な人生を営むだけ。ほんと、どなたかが書かれたように、男性に都合のいい話ですね。 本当にたった今、この映画を理解できたわけだけれど、それで嬉しいとも全然思わない。二、三度映画を見直した時間。原作を読んだ時間。本当に無駄な時間を費やしてしまった。[DVD(邦画)] 2点(2013-02-14 09:23:16)(良:1票) 《改行有》

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