みんなのシネマレビュー
にょろぞうさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 380
性別

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順12345678910111213141516171819
投稿日付順12345678910111213141516171819
変更日付順12345678910111213141516171819

321.  ウォンテッド(2008) 《ネタバレ》 カーチェイス抜群 ターゲットの殺し方も工夫満載 曲がる弾道とかコブラよりすごい 主人公の強くなる過程が丹念に描かれていてよい 同時につっこみドコロ満載だがいちいち言うのも野暮な作品だ 何故電車の屋根に乗って出勤とか(笑) 秘密結社といいながら人の迷惑顧みない殺し方 電車ごと相手を始末するのはどう見ても人の為になる組織とはいいがたい、中に乗ってる人は全滅だ しかし電車のシーンだけでも電車パニック物の中でも秀逸の出来 ラストの倒した敵の武器を拾いながら攻撃する、ドミノ倒し方式の銃撃戦は新鮮だった 360度弾道を曲げたら最後は自分のこめかみになんて、ばかばかしいけどワンダフル 回転する車のサンルーフから射撃とか、とにかくアクションに関して新しいアイデア満載の秀作[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-01-02 16:41:52)(良:1票)

322.  ジャンゴ 繋がれざる者 《ネタバレ》 久しぶりのタランティーノ作品 お腹一杯になるほどらしい作品 古くさくてかっこいいが、これはマカロニウエスタンを知らない人でもおもしろいのか? 過去の名作をあえて感じさせるシーンとかは全くないにもかかわらず 完全なマカロニウエスタン ただここまで完全なマカロニウエスタンだとわざわざ今さら作る必要があるのかと思ってしまう キルビルぐらいがバランスが良いんじゃなかろうか 3時間近い長丁場だがストーリーに関係ないシーンが結構ある(KKKの覆面とか) 飽きるほどではないが長い 長い割にジャンゴが強くなる過程が短いというか殆ど無いのが不満 主人公のドクターが簡単に死に過ぎ、残念すぎる ドクターには生きていてほしかった[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-01-02 16:37:47)

323.  パーフェクト・トラップ 《ネタバレ》 前作と続けて見た 前作から完全に繋がっているのは非情によい ファーストシーンからド派手な演出で期待させる 反面トラップが大掛かりなわりにワイヤーでスイッチが入るというだけで、罠であると言うひねりがまったくない しかもその後のスイッチはワナオトコが自ら入れるというローテク振り、もはや罠ではなく殺人装置である SAWの様なピタゴラスイッチ的な面白さはまったく無くなっていた ここはかなり不満 つかみとしてはいいが物語としては物足りない 主人公の病室にワナオトコが花を届けるとかもそんな事をしたら普通つかまるだろう その後のワナオトコのアジトも遊園地のアトラクションみたいで恐怖演出とはほど遠い そもそも最初の金持ちの娘の子供の頃の事故のシーンは何か?ストーリーに関係ないんじゃあるまいか? アジトに侵入したとたんに意味なく仲間割れであっというまに仲間を失うとか結構しらける 圧倒的に武器が有利なはずなのに仲間が弱すぎるだろ、殆ど自滅に近い もっと罠のグレードがほしかった マニアックなアクション演出があるがそこは必要ない、むしろじゃま ナイフバトルとか、ドアが開いたらワナオトコが逆光で犬とマシンガン撃ちまくりとかランボーチックなシーンに笑う所なのかとマジに思った あいかわらず虎ばさみの廊下とかこんなのにひっかからないだろうという物多し 主人公が警察を呼ぶ為に道路の人を撃つとかありえないだろ あんなでかい銃で撃たれたら何処撃たれても死ぬ マグナムなめんなよ! しかしいろいろ書いたが全体的には悪くない とくにファーストシーンの派手さは結構すき ラストはお約束のワナオトコは生きているというオチか、そろそろ飽きたと思ったらその先があった(笑)[DVD(字幕)] 6点(2014-01-02 16:31:48)

324.  ワナオトコ 《ネタバレ》 主人公の情けなそうな眠そうな顔がいい この人じゃないとこの映画の面白さはかなりダウンした 家の中のトラップはいいものもあれば、ただ虎ばさみを沢山おいただけみたいなつまらないものも多い、もう少しSAWっぽい装置が沢山あるとよかった ともあれ結構楽しめる 拾い物である タイトルは賛否あるようだがなかなかB級感があって良いタイトルだ でもまったく予備知識無しに見た場合はタイトルでネタバレする両刃の刃か 私は好きだ[DVD(字幕)] 7点(2014-01-02 16:25:47)(良:1票)

325.  ハート・ロッカー 《ネタバレ》 恐ろしいほどの緊迫感。砂漠での戦闘シーンはこれまで見た事がない演出、これってリアルなのか? この現実が余りにも自分たちの日常と違い過ぎるのでこれがリアル(この場合実際におこなわれている現実)なのかも想像もできない つまりどちらかの(アメリカ側かイラク側かの)立場に立っているフィクションであるという判断すらつかない、これがこの作品の一番の問題点ではなかろうか 戦争が身近な外国人ならば肌で感じられるのかもしれないが ただ、単純なアメリカ側に立ったイデオロギー賛美ではないことはわかる、ラストで主人公は自分の子供に戦争が好きだと告白している そして嬉々として又戦場に戻るシーンで終わる、これは少なくともアメリカの戦争好きをシニカルに描いていると思う 一部の人が言う様に、アメリカのプロパガンダ映画だとは思はないが、アメリカ側のイデオロギーを否定するものでも無い 女性監督らしい控えめな反戦映画じゃなかろうか[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-01-02 16:19:52)(良:1票)

326.  ホビット/思いがけない冒険 《ネタバレ》 「ロード・オブ・ザ・リング」の前日譚 「ロード・オブ・ザ・リング」の旅立ちのきっかけから始まるなどファンにとってはたまらない展開 要所要所に「ロード・オブ・ザ・リング」の登場人物(とくに遺恨のきっかけになるエピソードの人物)を配して楽しめる 当初別の監督(ギレルモ・デル・トロ)を予定してたらしいが、ピーター・ジャクソン監督でよかったのではないか 別の監督だとこの統一感はなかったと思える 特にリングをはめたときのビルボのエフェクトなど「ロード・オブ・ザ・リング」と全く同じで監督が変わっていたら別の表現をせざるおえなかったのではなかろうか ただギレルモ・デル・トロのホビットも見たかったと思うのは欲張り過ぎか 映画は「ロード・オブ・ザ・リング」と違って展開がわかりやすい ちっちゃいドワーフが食べて、落ちて、走る。の繰り返し それだけで3時間近い上映時間を飽きる事無く見せるのは見事 反面、原作がある事なのでしかたがないのかもしれないが むさくるしいおやじ達しか出てこないので画面に花が無い 始終じじいか汚いゴブリンやらオークやらと、とにかく汚い 「ロード・オブ・ザ・リング」よりスケールダウンした感はいなめないがあくまでもスピンオフとしては逆に「ロード・オブ・ザ・リング」のスケールが大きすぎたので凝縮して理解しやすい ただ、ガンダルフは何故ビルボを仲間に選んだのだろうか? けなすところが見つからない希有な映画[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-01-02 16:16:35)

327.  アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ 《ネタバレ》 映画としては及第点 しかし脚本に不満多し そもそも、事件に至るまでの犯人達の行動が不可解だ 主人公を殺す覚悟で近づいたように見えないのに、乱暴した後で簡単に口封じをしようなどと現実離れしてる 主人公が消えた後のパニック振りなどやろうとした事の割に取り乱しすぎ ビデオテープの存在があまりにも意味が無い 犯人の前で家族に見せる等いくらでもいい使い方があったはずなのに せっかく子供や奥さんの存在があるのにただ出て来ただけなのはなぜか?普通もっと効果的な演出につかえたはずなのに非情に残念 ラストは銃の引き金をひくのは犯人の子供にするべき その後件のテープが奥さんの元に届く等いくらでもよくなる余地があった 復讐シーンにしても犯人達に仲間を殺す所を見せつける等まるで無く 男たちが追いつめられた感もなくカタルシス不足 主人公も狂気に見えない、もっとホラーっぽいキャラクターの方がよかったのではないか この映画脚本を詰め直せば凄く良い物になったのに残念だ[DVD(字幕)] 6点(2014-01-02 16:13:39)《改行有》

328.  アヒルと鴨のコインロッカー 《ネタバレ》 前半、椎名が主人公の話はミステリアスだがコミカルで不穏な感じはまったくない 一転して瑛太が主人公のブータン人のドルジのパートはシリアスでハード 二部構成の後半は退屈しないがいささか戸惑った 全体的には青春残酷物語だが濱田岳が出ると、とたんに話がシリアスじゃ無くなるな 前半の本屋襲撃のパートで広辞苑と広辞林を間違う所で河崎が文盲じゃ無いかと思う 椎名の本が無くなる所で若干ネタバレする なのでこの辺のエピソードは無理に入れる必要が無かったと思う 椎名の家族のエピソードも椎名とドルジを遠ざけるだけの役割に見えた その中で印象的に登場する「風に吹かれて」をコインロッカーに閉じ込める件もちょっと上滑りな気がする 元々言い出した琴美の言葉に今ひとつ共感できなかったせいか このタイトルにもなっているテーマは原作を読まないと深く伝わらないんじゃなかろうか? しかし冒頭の本屋襲撃の話が物語中盤にも語られて、さらに最後にもう一度冒頭のシーンが繰り返されてそれが種明かしになるなどは意外で引き込まれた  引きこもりのドルジの耳に椎名の口ずさむ「風に吹かれて」が冒頭の何気ないシーンに重なって、この時のドルジが最悪の状態だったのかと思うと涙が出た 反面、琴美が殺されるボウリング場のシーンのディテールが悪くてげんなりさせられる 警察の対応とか悪すぎるし警官の目の前で琴美をひき殺した犯人達が釈放される訳が無い 主人公のドルジが殺人に走るための大事なシーンなので違和感無く作って欲しかった[DVD(邦画)] 7点(2013-12-31 01:39:22)(良:1票)

329.  リアル 完全なる首長竜の日 《ネタバレ》 過去の黒沢物の中ではわかりやすく、数々の解けないメタファーを投げかけるだけの過去作よりもいいと思った 背景合成の車や毎度の廃墟も健在 廃墟でのヒロインの父の存在は何のメタファーだろうか 主人公がベットの中ならばあのシーンは変だ 主人公の状況が反転すると同時にホラー風味が減じて黒沢らしさも減じた 主人公がモリオの死を自責の念に耐えられなくてそれを首長竜のせいにするエピソードが主人公のせいに見えないので、それを思い悩んで意識が戻らない過程に今ひとつ説得力が無い、ここは黒沢監督得意のトラウマ演出が有っても良い所なのに何も無いのは何故か 思い出すのに苦心するほどトラウマだったはずなのに モリオが波に呑まれて首長竜になって岩場を進むシーンはハッとさせる良さがあったけど 思い出そうとして警察などに行くシーンは虚構と現実がごっちゃになった感じで面白かった ラストは以外にハッピーエンドで黒沢監督にしては毒がないと思った[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-31 01:31:32)

330.  高速ばぁば 《ネタバレ》 タイトルから想像できなかった人体損壊ホラー じじばばのリアルな虐待シーンとかも有りかなり不快なシーン満載の映画 リアルなストーリーとかはあたりまえだが皆無 アイドルグループ「ジャージガールズ」の持ち歌が「女子力わっしょい」だっていうんだから推して知るべし そこは野暮になるのであれこれ言わないでおこう とにかく怪我の後を毟るシーンが多い かなり気持ち悪い その辺が楽しめる人はいいんじゃなかろうか わたしはダメだった ただの残酷シーンじゃない人体から出る膿とか瘡蓋とか、ウンコやゲロとどっこいの不快さをホラーとして許容出来る人はどれくらいいるのだろうか? 古くは四谷怪談のオマージュか タイトルの高速ばぁばのシーンはそれなりに面白い 残念ながら怖くはないが狙いはよくわかる 高速で近寄ってくるばばぁがいたら可笑しいよねみたいな しかし高速ばぁばはもうちょっと怖く造形出来なかったのか、場合によっては毛むくじゃらな犬が走りよって来る様に見えた 時間も短いしアイドルも出るし、体調が悪い人に勧めてとどめを刺すにはちょうどいい映画だ(笑)[DVD(邦画)] 6点(2013-12-31 01:26:54)

331.  座頭市喧嘩旅 《ネタバレ》 シリーズ中期の第一作目 冒頭の鉄火場のシーンから見事な居合いを見せてロウソクを縦割りにする ほんとに仕込みを抜いたとたんに鞘に仕舞っている まさに一閃の技 見事というしかない シタタカだが人のいい座頭市という人物をわかりやすく見せるスタンダードな一本だ 殺陣もそれなりにあって無難な作品に見える 万人向けの仕上がりで安心して見れる その分、可も無く不可もなくと言う感じかな シリーズ初心者向け 今回ヒロインがキャーキャーうるさいだけであまり魅力がないのが残念だ[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-31 01:21:34)

332.  犬神家の一族(1976) 《ネタバレ》 昔見たイメージとかなり違っていた 76年なのでテレビで見ただけなのかもしれないな 146分という長さで見たのは初めてかもしれない 憶えていたイメージよりずっと破綻の無いストーリーだった テレビで見ただけならかなりカットされてたはずだ 意外だったのはまず画面サイズ、シネマスコープだとばかり思っていたら標準サイズだった 画質もシックで暗くどちらかというとローコントラスト もっと絢爛豪華な原色ハイコントラストなイメージがあった 大作だとばかり思っていたからか このイメージの違いが晩年、市川崑がもういちどまんま大作として撮り直そうと思った理由かもしれないな 照明は徹底したサイドライト、その分役者の顔半分に強いシャドウが出るがことごとくシャドウ部分の背景にハイライトが入っていてシャドウが背景にとけ込まない工夫がしてある この背景ライトの部分が豪奢な襖絵などになっていて過去に見たイメージが絢爛な原色のイメージを作ってしまっていたのかもしれない サイドライト自体はおどろおどろしいイメージを作るのに十分役立っている 古い町並みや旅館や駅などもうまく再現されていて作り込みも素晴らしい 映画はとてもよくできていたがこの長い尺ですら原作をなぞって端折った感がある やはり緻密な原作を限られた尺で表現することは不可能だろうがイメージは充分伝わった[ブルーレイ(邦画)] 8点(2013-12-31 01:14:11)

333.  鉄男II BODY HAMMER 《ネタバレ》 鉄男(1989)に続けて見た 前作と一緒に見るとはぁ?となる 良く言うならば、今回はいたってまとも、悪く言うなら普通につまらん 悪趣味な仮面ライダーのショッカー軍団の話か、勿論仮面ライダー抜きで(笑)前作の衝撃は微塵も無い どうやったら前作の続編がこれになってしまうのか まさにオリジナルレイプ しかしセルフであるからたちが悪い レイプがセルフならオナニーじゃん 鉄男(1989)をリスペクトする人達は何処に怒ればいいのだろうか キャストの見た目も笑っちゃうトレンディドラマ風 前作圧巻のフォトコラージュムービーで見せた追跡シーンはママチャリになった 鉄男は着ぐるみ感いっぱいでちっとも硬そうじゃない、たしか鉄男って鉄だよな? クレイアニメも少しあったが前作の出来にはほど遠い 後半にモノクロ部分が少しあったがこの映画モノクロの方がいい 何故カラーにしてしまったのか、ガジェットは前作より良くなってるとは思えないのにディテールを見せてどうするのか 前作よりよかったのはイノセンス風の音楽とエンディングにちゃんと破壊された新宿を見せた事だけかな[DVD(邦画)] 5点(2013-12-31 01:07:29)

334.  続・座頭市物語 《ネタバレ》 一作目から完全に続いている作り 違う話のように始まって一作目と同じ場所 同じキャストで後半へ続くのはなかなかいい しかし設定がなぁ 今回敵役の実の兄は人間的にも風貌もめちゃ小物 デブなドさんぴん感一杯なのはしらける しかも市が追われる原因がつまらなすぎる 黒田家の殿様がノータリンなことがばれたから口封じとか三流の脚本すぎ そもそも自分たちが市をあんまに呼んだのが原因だし どうせならもう少しバカバカしければ笑って許せたかもしれない コメディにするべきだった 監督が三隅研次から変わったのが一番の原因か カメラワークもいたって普通の出来 しかし途中の殺陣で市を背中から引きのカメラで撮って、仕込みを抜いたとたんに両脇の二人が同時に倒れるという抜群にうまいシーンがあった 殺陣だけは中々いいが勝新に依る所が多い[ブルーレイ(邦画)] 6点(2013-12-31 00:52:35)(良:1票)

335.  座頭市物語 《ネタバレ》 シリーズ最初の記念碑的映画 勝新の緩急ある芝居はうまい 普段のとぼけた調子から時々でるドスの効いたセリフは中々出せる物じゃないな それだけでもすごい役者だったことがわかる 座頭市が仕込みを抜くシーンは少ないが一瞬で稲妻が走る様な演出は印象的 役者もかなりの修練だ 座頭市が何故、人の気配がわかるのかを思わせる足音や衣擦れの音などがかなりの音量で響くシーンが何度かある これだけ耳がよければ普通の生活は大変だったろうと思わせるほどだ ほとんど超能力の様に気配を感じる盲人座頭市の世界を判りやすく表現したシーンを時々挟むのはうまい演出だ 労咳やみの平手造酒の鬼気迫る芝居の天知茂も抜群だ この先のシリーズが27作も続いたのがわかる傑作である ゴジラシリーズの第一作目と同じ印象を受けた カメラワークやライティングもなかなかいい カメラワークが大魔神に似てると思ったら二作目『大魔神怒る』の監督だった[ブルーレイ(邦画)] 8点(2013-12-31 00:50:18)

336.  REDLINE(2010) 《ネタバレ》 映像センスはバツグン フリークス達もめちゃかっこいい キムタクも悪く無い イエローラインのレースが終わってレッドラインのレースが始まるまでは文句の付けようが無いほどいい その後は突然バトルアクションになる しかもいたって普通な出来 巨神兵もどきから「AKIRA」のSOLもどきや千と千尋の神様もどきまで出て来て結構しらけた 完全に盛りすぎ脚本 サービス過多だ 何故レースだけで話を作らなかったのだろうか トランザムの改造過程やJPの過去をもっと掘り下げたりライバルレーサー達の個性をもっと描けばよかったのに ライバルレーサーにチキチキマシンみたいな悪い奴がいないのも珍しい設定なので、各レーサーの駆け引きが殆どなくロボワールド相手のありがちなバトルシーンに始終したのは本当に残念だ ライバルレーサー達はどれも魅力的でレースの駆け引きがもっと見たかった ロボワルード達はレースの妨害役程度のとどめて真摯なレースバトルがメインの話にすれば傑作になった気がする エンディングは突然ファンタジーになって唐突に終わる 制作者のネジが切れたのか?不可解だ[ブルーレイ(邦画)] 6点(2013-12-27 19:03:13)

337.  スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ 《ネタバレ》 アクションはそこそこいい 松浦亜弥もぴったりはまってると思った しかしストーリーがなぁ でもバトロワ2よりはずっと良く出来てた(監督が深作健太だからね) この手の映画に設定のおかしな所をいちいち挙げてもしかたがない でも盛り上がりにかける話はちょっと退屈した なによりもヨーヨーが活躍するシーンが少ない もともと戦う前に決めの口上をとなえてから戦うとかオバカ映画なのでヨーヨーで戦うとかを真面目に追求して表現すればバカバカしいおもしろさが出るのに 相手役の石川梨華にまったく魅力がないのでアイドル映画としては非常にさびしい これは完全に学園ドラマとして作ったほうがよかったんじゃないか[ブルーレイ(邦画)] 6点(2013-12-27 18:18:06)

338.  デス・トランス 《ネタバレ》 冒頭 主人公がキーアイテムの棺を奪う寺のバトルシーンがほとんど無い ここは一番大事じゃないか それ以降のバトルは腐るほどあるのに この手の映画のほとんどに言えることだがバトルのインフレ ピリっとしたシーンもあるのだがやはり長いと消化バトルとも言えるバトルシーンが多い 主演の坂口拓が念願のマジ当てアクションらしいがはっきりとわかったシーンは少なかった 比較的長回しなアクションが多いがリアル感はあるがスピード感に欠ける もう少しカットを短くつなげてスピード感があるバトルが見たかった この辺の格闘シーンがうまい監督は日本には本当にいないな この手のJバトル物の常だがほとんど山の中のロケで絵が飽きる 「AVN/エイリアンvsニンジャ」と同じ場所かな 低予算でしょうがないのかもしれないがでもマジで見飽きた ストーリーはこの手の映画であれこれ言っても仕方が無いので許せる程度だったというぐらいかな ラストにとってつけたような終末世界が描かれて終わるが非常にオタク的 どうせならもう少し長く描けば絵的にも目新しくてこれから新しい戦いが始まる的なカタルシスがあったのに[DVD(邦画)] 6点(2013-12-27 18:07:57)

339.  ゴジラ×メガギラス G消滅作戦 《ネタバレ》 メガギラスがダサすぎる メカが特殊戦闘機グリフォンだってカッコ悪すぎ 汚し塗装されたメカなんて古すぎる、スターウォーズかよ スーパーXの方がずっとよかった デザインも過去最悪 ウルトラビークルのほうがまだ新しい感じがした 最初に出た少年の意味が無い よって母親役のかとうかずこのキャスティングの意味はもっと無い もしかして怪獣映画にはかならず子供を出さなきゃいけない決まりがあるのか キャスティングは最悪 芝居がうまい役者がまったく居ないので学芸会並みのひどさ 私がプロデューサーだったら途中で逃げただろう(笑)シリーズレギュラーの永島敏行は始まってすぐ瞬殺、結果ましな役者は伊武雅刀だけになった 冒頭永島瞬殺されてヒロインがカールグスタフもどきをぶっぱなすと同時に、バーンと映画のタイトルと重なる ここまでがこの映画の中で一番よかった 以降ストーリーはほぼ無いに等しい そもそもブラックホール砲を軍事衛星にする意味が無い 軍事衛星は地球をすべてカバーするためのもの 日本に上陸するゴジラを狙うためだけならむしろ衛星の位置では攻撃出来ないタイミングがあるはずだ 結果衛星であるためにゴジラへの攻撃が徹底的にやりにくくなるはずである 案の定サスペンスを盛り上げるためのすべての状況がブラックホール砲が衛星であるという理由によるものである ここは笑える ブラックホール砲を地上装備の兵器にしていたらこの映画30分で終わったはずだ ひとつだけいいところをあげるならロングショットの怪獣の佇まいがいい 水没した渋谷や東京をロングショットで歩くゴジラなど実際の町を使ったVFXはなかなかよかった やっぱり怪獣映画はロングショットの良さが絶対必要だ[ブルーレイ(邦画)] 4点(2013-12-27 17:58:51)

340.  カラスの親指 《ネタバレ》 チームが揃って仕事を始めるまでが長い 最初の1時間半ぐらいが正味半分でいいんじゃなかろうか 最後まで見るとホームドラマ的な仲間との交流に必然性があるのがわかるが 途中では必要を感じないので「ここ、なんでこんなに長いの?」みたいな違和感があった ここがこの映画の弱点な気がする 実は仲間の関係を必要以上にまったり描くことでオーディエンスを騙す伏線のアウトラインとなっている ヤクザをハメる過程でまったく意外性が無いのがかえって意外な展開 はっきりいってサスペンスは皆無 エンディングでヒロインのまひろが主人公のテツの秘密を知っていたというサプライズがあってなるほどと思わせたが物語はここで終わらず、さらに驚きのエピローグがあった このエピローグで途中違和感があった伏線がほぼ回収されるのは見事 この映画もっと短くしてもう少しサスペンス部分を盛り上げてくれたら傑作になったに違いない おしいなー[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-27 17:55:01)

000.00%
110.26%
210.26%
351.32%
4215.53%
5174.47%
66717.63%
717646.32%
88221.58%
992.37%
1010.26%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS