みんなのシネマレビュー |
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341. フラッド 2回見たんだが、きっと半年後ストーリー忘れてるんだろうなあ。保安官めちゃくちゃだよ。。。と言うコメントを残してもしょうがないので。良かった所を。町が水につかっていく中で現金を奪い合うという着想は素晴らしい。あの水の増え方からすると相当巨大な盆地にある町なんだなあきっと。4点(2005-01-31 22:43:12) 342. ジャック 《ネタバレ》 やりすぎです。つくりすぎです。ロビン・ウィリアムズのもう予想通りの演技で・・・・あまりにできすぎててちょっと遠くから見てしまった。自分に子どもが出来て親の視点で見ることが出来たのは久しぶり見ての新たな発見だったけど。ジャックの部屋のなかにあるものがあざとすぎる!(タンスから出てる手とか、ドアに掛けてある人体模型図だとかレゴブロックだとか)5点(2005-01-08 23:03:58) 343. 28日後... 《ネタバレ》 下に書かれている「富井サィヶ」さんのおっしゃる通り。本能的にオスは極限状態に陥ると子孫を残したいと思うんじゃないかなあ。よって、殺しあう感染者と人間としての理性を失った者と同じように感じられる。その時点でジムは感染者に対する恐怖は無くなったんだと思う。セリーナとハンナを助けんがためにジム自身も理性を失いつつあり、ハンナも薬で理性がなくなりつつあり、というところが最大の見せ場なんだろうと感じた。DVDのラスト飛行機が爆弾を落として周囲を焼き尽くして終わるものだとばかり思っていたので拍子抜けしました。5点(2005-01-05 00:28:05) 344. タイムライン 《ネタバレ》 フランソワ役のロシフ・サザーランドってもちろんキーファーの弟(異母兄妹)でドナルドの息子です。DVDの「キャスト」の中に名前出てこないなんて・・・すぐ死んじゃうとはいえかわいそうかも。それは、さておき石櫃の説明をしているところと修道院の発掘現場のところで、もう最後までの展開が何となく読めてしまうのは悲しすぎる。コピーみたいに「転写ミス」っていうのはなかなかいいけどね。転送装置はアメリカにあっても歴史が浅いので転送される所はフランスになったんだろうなあ。1357年のアメリカじゃドラマになりえないものなあ。中世ヨーロッパでの百年戦争の架空の戦いを書きたかったのだったらもっと違うタイムスリップでも良かったんじゃあないのかな。中世ヨーロッパとはちと違うが、「ダンバイン」(「リーンの翼」)の感じでどうだろう。5点(2005-01-03 19:09:18) 345. デイ・アフター・トゥモロー 《ネタバレ》 オープニングから10分間で環境問題に関する言いたいこと言っちゃったんですねえ。京都議定書に調印しないアメリカそしてそれを批判する映画。ほんとにアメリカって不思議な国だ。100年後かも1000年後かもしれない未来は明日かもしれない。そんなことをあっという間に訴えてしまった後に、持って来たストーリーはどれもあまりに中途半端。きっと収まりきらなかったんでしょう。図書館の中でのサバイバルを中心に持って来たらどうだったろうか。親父は最初から収まるのをまってヘリで救出ってことでも良かったのでは。親父周辺の20年来の付き合いだとか、2年間の付き合いだとか、「手助けする」といった東洋人の女性だとか、無理にドラマを作ったおかげで全て薄くなってしまった。もったいない。といっても、楽しめる作品。さほど悪く無い。お暇なときにどうぞ。6点(2005-01-02 15:56:46) 346. ドーン・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 普段は子どもが殺されたりすると映画といえども嫌な感じがしてしまう私ですが、この映画でゾンビ赤ちゃんが生まれて殺されても全く嫌な感じがせず(半ゾンビ妊婦もしかり)。それはもはや、人間でないと感じているからです。この映画はホラーじゃないといってもいいかもしれません。「SF/アクション(ちょっとコメディ)」かも。「スターシップトゥルーパーズ」の虫をゾンビに置き換えたらある意味、一緒のところもあるのでは。そんななかで向かいのビルのやつが半ゾンビのときに血でなんか書こうとしてるけどぐじゃぐじゃのボードを見せたところが一番良かった。7点(2004-12-31 03:42:06) 347. スパイダーマン2 《ネタバレ》 やっぱり、キルスティン・ダンストはお姉さんに見える。そこでマイナスだなあ。トビー・アグワイアがえらくおっさんくさくなっていたのに少し驚いた。顔は若いけどどことなく。そんなスパイダーマン2なんですけど8点つけたのはオープニングの手際の良さと3度涙してしまったから。おばさんが家を出て行くシーンでピーターに語りかけるシーン。電車ないで子どもがマスクを手渡して「黙ってるよ」といったシーン。大家のおっちょこちょい娘(Mageina Tovah.彼女いいっすね)がピーターにチョコレートケーキを作って一緒に食べたシーン。特にチョコレートケーキの場面ではMJと別れスパイダーマンとも別れ、ピーターが、ごく普通の幸せを普通に感じるといった演技がひかる。(その後、おばさんの家にいくのでおばさんとの語り合うシーンがいっそう引き立つ)そうそう、エレベーターのシーンもなかなかおもしろかった。8点(2004-12-31 03:27:33) 348. ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 原作の読者も演じる子どもたちもそして原作のなかでも子どもたちが成長しているので、ちょっと難しく暗い感じの作りになってしまい、幼稚園の子どもと一緒に見ることは出来ない物になってしまった。原作の読者も成長しているってところ重要です。よって、もう成長のない私が見ると中途半端にくだらなくてドキドキ感のないストーリー(の切り取りかた)になってしまった。6点(2004-12-30 08:04:12) 349. ビロウ 《ネタバレ》 全く知らずに見ました。てっきり戦争映画でサスペンス物だと思って見ていたら亡霊がいた(または、それに怯えて気が変になってしまった)「あーこれホラーだったんだ」と思い見ていると脱出劇に。そうこうしているうちにあっという間に登場人物が減ってしまう。病院船の航海士がなんで死ぬのか分からん。そして。ヒーローとヒロイン、癖のある潜水艦乗り2名が生き残りました。なんじゃそりゃ。だいたい、誤爆したんだろうなあっていうのは最初の方で何となく分かるのに何でこんなに引っ張るかなあ。あーそうそう、ラスト近くでガラス(?)に映った自分が何となく違うみたいなので気にするでしょ。それで動きが微妙にずれるんだけどドリフのコントを思い出したよ。時間を損した気分がするので・・・4点(2004-12-18 00:17:07) 350. えびボクサー 《ネタバレ》 これ、最初に「巨大な甲殻類」がいたらどうなるか、ってのがあって、そこに話をもりつけて作ったんではないか?それで、「SFにするには(まじめにつくるには)どうにも予算もないし、そんなのアメリカにまかせとけばいいじゃんってな感じになった。まっ「英国らしい感じでいこうよ」となってできた。ストーリーを考える中で「巨大甲殻類どうする?」「んーテレビ局に番組売りにいくかな」「でも、その間ずっと飼っとくんだぜ」「ちったあ愛情がわくかもしんないなあ」「ん、それでいこう!」そう考えないと巨大な甲殻類をからませて人間模様を描いたコメディータッチな映画なんて思いつく訳がない。頭の中どうかなってるよ。製作した人たちが同じように何度もいろんな企画持っていっては蹴られたことがあるんでしょうねえ。(若い頃かもしれない)「くそっ」と思い半分やけくそで出した企画が通ったりして、巨大な甲殻類はその象徴か?この映画に意味を付けるとすれば「念ずれば通ず」かなあ。人間、あきらめずに一生懸命がんばれば何とかなるもんです。8点(2004-12-14 22:49:54)(笑:1票) 351. 黒蜥蜴(1962) インパクトは10点!オープニングの鞭の鳴る音と音楽でぐいっと映画に引き込まれてしまった。明智と黒蜥蜴がお互いに相手のことを語りながら最後で同じ台詞を言うシーンがあるのだが、その映像が秀逸です。海に出て船を遠景で撮るところなどはかなりのちゃちさを感じるのだがそれを補うパワーがある。黒蜥蜴のコレクションである人間の剥製が想像の中で踊り出す所は度肝をぬかれる。映像的にとても新鮮に感じた。一度見られることを是非お薦めする。10点(2004-11-17 19:49:37) 352. ドッグヴィル 《ネタバレ》 ニコール・キッドマンは本作のような姿がとても美しい。着飾ったり髪の毛をいじったりするとどこか人工的な美しさが出てしまい引いてしまうのだが、本作の彼女はシンプルで美しい。そして、この人間の弱さ醜さをこれほどまでに描ききったラース・フォン・トリアーに脱帽した。舞台でも演じきれそうだがそうではない。この話は映画でないと描ききれないのだ。カメラが私たちが見たいと思う物をしっかりととらえることができているからだ。(野球やサッカーをテレビで見た方が分かりやすいのと同じだ。)特に見たくも無い日常や自分以外の人間が何をしているのかどうしているのか分かることで、孤独さを強調することが出来る。10点でない理由は子どもを殺したからだ。幼い子ども(赤ちゃん)にどんな力があるというのだ。母親に対する仕返しのためとはいえ、罪がないのではなかろうか。。。。ま、映画的には子どもたちだけ助けるというのもしまらないですけどね。 ーーーーーーそして、明日からの私の生活はしばらく自己嫌悪でいっぱいの日々となるであろう。映画で人生について考えることが出来るのは良しとしたい。が、生きるのが嫌になる物を見てしまった。セックスの醜さをより強調して見せられ、正義も愛も倫理観もその他全て誰もが認める人間の素晴らしさが、欺瞞に思えてくる。ある意味、R指定の映画だ。9点(2004-11-16 22:54:22) 353. ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲 「サイレント・ボブ」に引き込まれた。面白い!!!!久々に笑えた!!!マーク・ハミルこんなになってたかあ。気がついたら彼が作った映画(と、いってもドグマと合わせて2つだけだが)は私の中では評価が高い。普段みんなが普遍的に頭の中で想像するようなこと(エロいことも、映画を見てこんなんだったらおもしれえのになあということも、道歩いたりぼーっとしてたりしてふと思いつくようなこと)をこんなに上手く映像にできるのは天才だと思う。本当、すごい9点(2004-11-15 11:55:42)(笑:1票) 354. ペイチェック 消された記憶 ベン・アフレックあまり好きでないのに彼の映画をまたもやみてしまいました。というのも、もちろんストーリーに引かれたからです。20のアイテムが・・・・なんてでてきたら見ている方は盛り上がります。アクションがこんなに多くなくても・・・と、思うのだが、それは、ジョン・ウーにいうのが無理な話。扉から鳩(ですよね?インコ?)が出てくるなどいろんなお約束はさておき、ヒロインをユマ・サーマンにしたのは彼らしいと言うかなんというか。メメントみたいな雰囲気を期待してしまったのが私の間違いでした。でも、それなりに楽しめる作品です。6点(2004-11-15 11:41:30) 355. ゴシカ 《ネタバレ》 邦画のホラーと違って「広さ」を感じるところが、今ひとつ怖さを感じないところなんだと思う。独房にしろ納屋にしろとにかく「広い」ので身近まで迫ってくる感じが無いんだと思う。邦画のホラーって狭く無いですか?女子刑務所の精神科病棟(一部古い)、その精神科医(夫がその上司)という設定が上手い。この設定を存分に生かして謎解き及び刑務所からの脱出を上手く演出している。確かに霊的な存在が何を訴えたかったのか中盤で分かってしまうのだが、ハル・ベリー扮する精神科医がなぜ殺してしまったのか探っていく部分に上手く繋がっている。そして、登場人物全ての人間が非常に印象的にかかわり合っている。無駄な登場人物がいない。全体のストーリーとしては確かにインパクトに欠けるが、展開の早さとカメラワーク、ハル・ベリーの「ふっ」とした時の美しさに引き込まれてしまう。エンディングの曲Behind blue eyesがなかなか良い。思わず最後までしっかりと聞いてしまった。・・・・・・・ハル・ベリーが罪に問われない理由ー>夫があのような犯罪をしていることを知ってしまい心神耗弱状態にあった。自分も暴力を振るわれるかもしれないと思ったから、などいくらでも理由はつきそうです。そしてペネロペが出所出来た理由ー>ハル・ベリーが精神科医として彼女の話を良く聞き、彼女の精神状態が安定したから。もともと刑務所と言っても精神科病棟なので、裁判でもそういう判断が下されていたと考えられるのでは。。8点(2004-11-14 00:21:50) 356. フォーエヴァー・ヤング/時を越えた告白 《ネタバレ》 50年の時を経てわりとすんなり馴染んでしまう主人公。でもそんなところは突っ込み所ではないのかもしれない。「今、伝えたいことはすぐ伝えとけ」っていうメッセージがなんか宙ぶらりんな感じがする。もっと切迫感を出してもいいのに。。エンターテイメントな映画に仕上げるためにメッセージが希薄になってしまった映画。感動させたいのか、おもしろがらせたいのか、ちょうとその間をとってしまったのでもったいない。でも十分楽しめます。6点(2004-11-11 20:32:22) 357. ザ・リング なかなかどうして、このリメイクの上手いと思う。サマラ(貞子)の設定を苦労したことだと思う。日本版のままでは西洋人には分かりにくいし、どうしてもその話で冗長になってしまう。また、サマラを殺さなくてはならない理由がはっきりしている。馬を育てる牧場主で馬が死んでしまうのではどうしようもない。恐怖を感じて死ぬだけでないことがちらっと移る「死に顔」からも分かりやすい。明らかに何か見えない力によって「呪い殺している」ことが分かる。世界中に「呪い」と言うのはあると思うが東洋的な「呪い」を上手く表現している。脳波計(?)の部品が口からつるつる出てくるところは不覚にも笑ってしまった。サマラのカルテの中に日本語(漢字)で書かれた物がちらっと見えたのもその雰囲気を醸し出している。ノアの活躍が小さいが、私はあれで良いと思う。事件を追いその真相を知るのは結局、ひとりだからだ。8点(2004-11-05 20:52:57)(良:1票) 358. リング(1998) 高橋克典が出ていたTV版の「リング」の方が面白すぎたのが、この映画の不幸なところ。。。。先日、アメリカ版を見て「これにも負けたな。。。」と思い返して点数を付けてみました。もしそれがなければ8点つけたいところである。邦画でこれだけ楽しませてくれた映画は無い。例の「貞子」の様子が日本中でどれだけはなされたことか。また、何度見ても最後まで見てしまうテンポの良さ、じわっと忍び寄る怖さ、そして、単にホラーというだけでなくサスペンス物としてもまとまっているストーリー。どれをとってもなかなかよく出来ている。6点(2004-11-05 20:39:32) 359. レインディア・ゲーム 《ネタバレ》 2回見た。ラストのトラックが落ちるシーンと金を配るシーン、彼らが兄妹でないことしか覚えていなかった。暇を潰すにはいいかもね。6点(2004-10-26 21:50:37) 360. シーズ・ソー・ラヴリー 《ネタバレ》 実生活では夫婦で、映画の中でトラボルタ役の夫が裕福と言う設定だから許せるところがあるんでしょう。同じ年頃の子どもが実際にいる身としては、絶対に許せん行為です。特にラストの方ではなんというか胸が焼き付くような感じがします。幼い妹が「私も愛してるわ」と母親にいうところで、純愛もくそもへったくれもありません。ラストの満面の笑みも目にも心にもしみてきません。でも、是非見てみる価値はあると思いますよ。うん。8点(2004-10-24 17:48:30)
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