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341.  スコルピオ マイケル・ウィナーもデビュー時のネチっこさが消えて愚直な職人に成り下がった印象が拭えないスパイ映画。クロス役のランカスターが余りに老け過ぎてドロンと釣り合っていないのも苦しい。可も無く不可も無し。オチも見え見えだわ、こりゃ。6点。6点(2003-12-29 08:08:54)

342.  ピラミッド(1955) 《ネタバレ》 やべっ!自分で登録しておいてスッカリ忘れちまってたよ~。何か取り憑かれたように作品&人物新規登録要望しまくって貧弱な脳が消化不良を起こしたみたい。皆さん、私みたいな悪しき例に陥らないよう気をつけませう。ところで本作は歴史劇ですが、ホークス作品だけにキリスト教的な説教臭さが無く、純粋に娯楽として面白い!のが何よりです。野望を成就して得意の絶頂にいたジョーン・コリンズを襲う皮肉などんでん返しを堪能して下さい。8点(2003-12-28 20:11:26)

343.  悪魔のいけにえ  また随分と点が高いですな。トビー・フーパーの代表作ってのは分かるが…生憎私ゃ、こういう生理的嫌悪感を煽るヤツは全然「恐怖」とは思わないもんで。チェーンソーを使ったのが新奇だったのか、レザーフェイスってのがインパクト大だったのか知らないが…何にせよ、劇場で観て激しく後悔したのは(同時上映は「吸血の群れ」と「悪魔の植物人間」だ!)間違いない事実。※加筆レビュー訂正。よくよく思い返してみると、そうまで悪くはない作品だったと再認識。例のチェーンソーで車椅子の男を殺害する場面にしても壁のフックに背中を引っ掛けるシーンにしてもモロ見せていた訳じゃなく、あくまで此方のイマジネーションに訴える暗示的な処理だった。それでいて凄みは圧倒的だった訳だからフーパーの演出が実は意外と”したたか”かつオーソドックスかつパワフルだったというコトなんだろう。何よりレザーフェイスのデッドパン(無表情)かつ無言で殺戮を繰り返すキャラ造形は以後の残酷スプラッタ・ホラー作品とは一線を画す秀逸さと斬新さを兼ね備えていた。確かにスプラッタだからと他作品とゴッタ煮にして語るべきじゃない。改めて+2点で7点進呈。 7点(2003-12-23 15:50:19)(良:1票)

344.  セント・オブ・ウーマン/夢の香り  アル・パチーノ念願のオスカー受賞を果たした会心の一作!と言いたいところだが、正直コレで受賞させるんなら、もっと早くに受賞させろよって感じ。ちょっとエキセントリック過ぎて尾いていけない。クリス・オドネルは昨今チンピラみたいな若手俳優ばっかりの中にあって初々しく清潔な青年を見事に演じきって嫌味が無くグー。「ビバリー・ヒルズ・コップ」でブレイクしたM・ブレストのベストだとは思うが、パチーノのベストとは到底思えない。 7点(2003-12-23 04:55:20)(良:1票)

345.  肉体の悪魔(1947) トリュフォーが「カイエ・デュ・シネマ」で本作を酷評した具体的内容は寡聞にして知らない。が、個人的には充分に名作たる風格を備えていると思う。キャスティングにあたり、オータン=ララは作者ラディゲを投影させた主人公に当時25歳の貴公子ジェラール・フィリップを選んだ。早熟の天才レイモン・ラディゲが原作を執筆した当時の年齢は18歳(!)と言われており、明らかに老け過ぎている。が、ソレは飽くまで外見上の問題だ。先述した通り、ラディゲは天才、間違いなく正真正銘の天才である。あのコクトーが生涯彼の影響を受け続けた、と告白した程の!リアリズムを重視してそんじょそこらのニキビ面の高校生に演じさせようとしても到底演じきれるハズがない。私がオータン=ララだったとしても当時最高の美男俳優を以てしか映画化できなかったであろう。加えてマルト役のミシュリーヌ・プレールに必要なのは”年下の青年を誘惑する美貌やお色気”などでは断じてなかった。例え若気の至りと分かっていても男性が思わず守りたくなる儚さを滲ませた気品ある女性である。キャスティングは完璧だったのだ。…当時としては。しかし、如何に稀代の美男子フィリップを以てしても原作の驚異的な(20歳頃に読み、世に天才はいるのだ!と絶望的に打ちのめされた)インパクトには及ばなかった。もうコレは監督や俳優をあれこれ非難するレベルではない。夭逝の天才の手に成る原作が余りにも高踏に過ぎたのであろう。仏映画最高のスタッフ&キャストで臨んだ本作でも無理だったのだ。最早この原作を映画が凌駕する可能性は未来永劫ないと個人的には思う。心理描写にCGやSFXは一切通用しないのだから…。 8点(2003-12-23 03:11:19)(良:1票)

346.  ミツバチのささやき  10年に1本しか撮らない寡作の監督ヴィクトル・エリセの長編第1作。内乱期のスペイン中部の村を舞台に「フランケンシュタイン」の巡回上映を観た少女の幻想的なストーリーは透明感に溢れており、ピュアで時に残酷な子供の心を見事に描き出している。アナ・トレントの可愛さにクラッとしたら、もうアナタはこの映画の虜。周期的に言ってそろそろ4作目…カナ?この人、ハズレが無いから凄く楽しみ~♪ 8点(2003-12-22 16:31:07)

347.  凸凹フランケンシュタインの巻 アボット&コステロと言えばユニバーサルのお笑いコンビとして”凸凹シリーズ”で史上に名を残すが、コレは恐らく彼らの最高傑作であろう。最高で7点かよ!とお思いか?そう、ハッキリ言って彼らの芸風は可成り「サムイ」。太った方がルー・コステロでボケ役、相棒がバッド・アボットでツッコミ役となっており、笑わせるのは専らコステロ。今日でも珍しくも何ともない典型的なボケツッコミの漫才コンビに過ぎず、しかーもベタベタのコテコテだ。例えて言うなら吉本っぽい。サイレント喜劇の巨頭チャップリンやキートン、ロイドのような「ウィット」「エスプリ」「ペーソス」「ユーモア」「目を見張るアクション」も全く一切てんでちーっとも無い。或る意味、致命的であり格下もイイ所。と、まぁボロクソに言った後で何だが本作の見所をば紹介しよう。ソレは何と言ってもドラキュラ・狼男・フランケンシュタインといったユニバーサル・ホラーのオールスター出演!に尽きる。しかもドラキュラ役にルゴシ、狼男役にロン・チャニィ・Jrとオリジナルキャストである。フランケンは残念ながらカーロフではない(グレン・ストレンジとかゆー人)が、それでも充分に楽しめる。ルゴシのドラキュラが蝙蝠に変身する場面では珍しいアニメ-ション処理も見られるし。得点の殆どは彼らユニバーサルモンスターの奮闘に負うトコロが大きい、というかソレしか無いとも言える。実際、彼らは以後ネタ切れ状態でジリ貧となり、敢え無くフェイドアウト してゆくのであった…。う~ん、諸行無常。7点(2003-12-22 02:40:52)

348.  さよならジュピター …少なくとも”ジュピター”とは「木星」のコトだったのかぁぁぁ!!と眼から鱗だった人間が1人はいるハズだ!求む、同志!!2点(2003-12-20 20:30:58)(笑:1票)

349.  宇宙からのメッセージ  一つだけ言わせて。姫だけは志穂美悦子のエメラリーダの方が「スター・ウォーズ」の某レイア姫よりも数百倍美人だし、可憐だったぁぁぁ!映画のクオリティ?…それじゃっ(脱兎)! 5点(2003-12-20 18:48:43)(笑:1票)

350.  市民ケーン ふふん♪君たち「つぼみ」って漢字でどう書くか知ってる?「くさかんむりにかみなり」で「蕾」なのさっ!じゃあ「バラ」は?よ、よく分からないけど…兎に角コレで「薔薇」さっ!二つ合わせて「薔薇の蕾」だ。さあ!俺(私)、漢字で書けるぜ(わ)!って皆に自慢しまくろう!!更にだ。「つぼみ」って英語でどう書くか分かる??正解は”bud”!「ばらのつぼみ」なら”rose bud”だ!!さあ!したり顔でスラスラと、しかも筆記体で書きまくっちゃえ~!!もし嫌われても責任は持てないが。色々ためになる本作には十点満点で報いたいぞと。10点(2003-12-20 03:49:23)(笑:1票)

351.  永遠の人 《ネタバレ》 木下恵介&高峰秀子だからといって、呉々も「二十四の瞳」の感動を期待してはいけません。もうドロドロのぐちょぐちょです。何とも暗澹たる気持ちになります。田村正和が阿蘇の火口へ投身自殺するくだりでは此方まで奈落へ突き落とされます。MVPは鬼畜外道な地主の息子を演じた仲代か、と思いきや意外にも善人風を装って死ぬ間際まで高峰秀子扮するさだ子を翻弄し続ける真性の鬼畜・佐田啓二だったりして吃驚させられます。木下忠司のフラメンコっぽい挿入歌もバリバリに浮きまくって果てしなくノイズです。が、しかし!前作「笛吹川」といい、コレほど厭世観に満ちた暗く重い作品が堂々と劇場公開され(それなりに)収益を上げていた事実に、私は嘗ての邦画界の懐の深さを垣間見た気がしました。それは製作側のレベルの高さもさることながら、当時の観客の鑑賞レベルの高さに負うところ大だったのではありますまいか?色々と示唆に富む本作には8点進呈。但し、余りの重苦しさ&フラメンコギターに2点マイナス。ううむ恐るべし、木下恵介!!奥が深い…。8点(2003-12-20 02:08:36)(良:1票)

352.  道頓堀川 《ネタバレ》 いつもの深作のネチっこい演出は何処へやら、オカマ(カルーセル麻紀?)に刺されただけで主人公の真田広之は呆気なく死ぬ。まぁ原作(未読)がそうだから、と言えば仕方ないか…。それを知らずに待ち続ける松坂慶子が何とも哀れ。皮肉なラストでヤな後味なんで悪いけど5点マイナスゥ!5点(2003-12-19 11:23:32)

353.  ピノキオ(1940)  クリフ・エドワーズの歌う余りにも有名な主題歌「星に願いを」は、やがてディズニー全体のテーマ・ソングへとなったコトでも有名です。「星に願いをかけるとき、誰であろうと差違はありません。貴方の望むあらゆることは全て夢が叶うでしょう…。」夢見る子供の心を無くさなかったウォルト・ディズニーその人を歌い上げたかの如き歌詞も美しい名曲です。コルローディの原作のビジュアル化の是非は兎も角、この素晴らしい佳曲を生んだ功績に…8点。 8点(2003-12-19 10:05:43)

354.  海の牙 《ネタバレ》 第2次大戦末期、オスロを極秘に脱出し南米へ逃亡を図った一隻のドイツ軍潜水艦の内部で繰り広げられる息詰まるような人間ドラマ。ドイツの敗報を機に互いのエゴを剥き出しにして対立を深める地獄絵図をクレマンは一切情緒に流されぬドライな所謂ドキュメンタリー・タッチで強烈に描く。艦内での権力を掌握したヨー・デスト扮するゲシュタポ幹部フォルスターが、嫌気がさして艦を脱出しようとする仲間を次々と無造作に殺す場面の静かな狂気。裏切り者のダリオを刺殺するオークレール扮するチンピラ・ウィリーの異様な殺気。フローランス・マリー扮するナチ高官の愛人ヒルデが、脱出し損ねて潜水艦と補給船に挟まれ圧死する場面の何とも即物的な処理。敗戦を受け入れず味方船舶に容赦なく魚雷を撃ち込ませる場面でのフォルスターの冷酷さは出色。大仰なセリフ回しも用いずに淡々と描写する事に徹したのが吉と出た形に。名カメラマン、アンリ・アルカンによる閉塞感に満ちた潜水艦内部のカメラワークも素晴らしい。原作も無しに、類似作品すらロクに出ず終いの秀逸なオリジナリティを打ち出したジャック・コンパネーズ&ヴィクトル・アレクザンドロフのシナリオも見事だが、それもクレマンの大胆にして緻密なディレクション&脚色あればこそココまでの迫力を得られたのは間違いない。ただ…矢張り、余りの重苦しさに個人的に1点マイナス。潜水艦モノにハズレなし! 9点(2003-12-19 04:24:31)

355.  ピノッキオ イヤァ~退いた、退いた。同じイタリア人でありながら、よくまあココまでコルローディの原作を虚仮にしたもんだ。コオロギも妖精も木の人形もSFXナシにフツーのオッサン&オバハンで演じきった度胸とケチっぷりの見事さに或る意味敬服しちゃいそうになったジャン!けど、ラスト辺りで「When you wish upon a star」のメロディがふと脳裏によぎって我に返ったよ。フウ…危ねー、得体の知れない異次元の彼方へ連れ去られるトコだったぜ。ウォルトさん、あんた命の恩人だぁ~!1点(2003-12-19 03:23:33)(良:1票)

356.  レッド・ツェッペリン/狂熱のライブ 若い頃にドラムス担当だったもんで(意外っしょ?テヘッ)個人的には「ジョン・ヘンリー・ボーナム!モビー・ディック!!!」にむっちゃシビれますた。彼の不幸な事故死を惜しみつつ…奮発して8点進呈しちゃいますぅ!!もし「IMMIGRANT SONG」と「COMMUNICATION BREAKDOWN 」が入ってたら、勢いでプラス2点したかも…??8点(2003-12-18 02:10:55)

357.  レベッカ(1940)  ヒッチ先生が渡米しての第1作ってのがポイントである本作。確かにセルズニックに遠慮しまくって、随分とお上品にダフネ・デュ=モーリア原作をソツなく纏めた印象は拭い難い。「三十九夜」「バルカン超特急」の天衣無縫な演出ぶりと比較対照すれば一目瞭然である。とは言え、見所が無い訳ではナイ。先ず、英国時代になかなか得られなかった好みのクール・ビューティ(勿論、ジョーン・フォンテーン!)に幸先良く出逢えたコト!!これにより、傑作「断崖」への布石が出来たとも言える。本作でもサスペンス醸成は専らジュディス・アンダーソン演じるダンヴァース夫人の怪演に任せ、彼女(フォンテーン)の美しさを余すところ無く描写する方に寧ろ傾注している様にも思える。その意味でも本作はヒッチ作品数ある中でも特にメロドラマ臭が強く、どうやらその辺が好き嫌いが出てくる所以なのかもしれない。ショットの鮮やかさや細かい伏線の張り方は並みのヘボ監督には到底マネできない上手さだが、個人的にはやや妥協に走った感が深く、ヒッチ先生が(例えオスカー作品賞をゲットしたにせよ)不本意に感じたのも無理からぬことだと思った。余談だが、セルズニックのプレッシャーここに極まれり、といった迷作が「パラダイン夫人の恋」(デビッド・O・セルズニック脚本!?)である。アレはもうセルズニック監督と言っても過言ではない凡作である。ヒッチ先生のフィルモグラフィから外して欲しいなぁ…。オット本作は、フォンテーンの美しさに取り敢えず7点。”一歩前進二歩後退”てな感じ…だな。 7点(2003-12-16 16:41:50)(良:1票)

358.  大列車強盗(1903) 《ネタバレ》 百年も前に製作されたこの僅か8分のモノクロ映像を「何だぁ?こりゃ」「音がしねーよ」「ふっる~!てか、もう終わりかよ!呆気ね~」「ラストのおっさんがこっちに向かって銃をズドン!ってそれで怖がらせてる積もりかよ、プ」と一刀両断するのは簡単かもしれません。しかし、リュミエール兄弟の”キネマトグラフ”やトーマス・エジソンの”映写機”だけでは時代の徒花となっていたやもしれない「映画」というものを”大衆娯楽”へと導いた本作の計り知れない功績を、我々映画ファンは永遠に忘れる訳にはいかないでしょう。極端な話、本作なかりせば我々は「映画ファン」なる共通認識用語すら持てずに、本サイトで日夜投稿することもありえなかった…かもしれないのです。もちろん好みは人それぞれでしょうが、歴史的意義すら認めず「つまらん」と断ずるのなら、ソレは偉大な先達へのリスペクトを余りに欠いた軽挙と言うより外ない!というのが私の個人的な気持ちです。ラストシーンに銃声を聞き、ハッと驚く或いは悲鳴をあげる純粋さを当時の観客と分かち合うのが不可能なのが残念ですが。無の状態から創造(クリエイト)する凄まじいポテンシャルを本作の中に感じ取れるか否か?観る者の感性が試される瞬間と言えます。10点(2003-12-16 01:57:37)(笑:1票) (良:3票)

359.  女相続人 《ネタバレ》 「壁の花」という言葉がある。舞踏会で誰にも相手にされぬ魅力に乏しい娘を揶揄したものだが、本作のヒロインであるキャサリン(オリビア・デ・ハヴィランド)は正にそんな女性だ。「人間は外見ではなく人柄だ」と安直なヒューマニズムを謳うような凡作をワイラーが撮るハズもないので弥が上にも期待は高まる。何しろ原作はヘンリー・ジェイムズだ。登場人物の心理描写にかけては一級品のジェイムズ原作を如何に料理するかがワイラーの腕の見せ所。観終わった結果は…確かに凡作ではなかった。が、ジェイムズ原作を凌駕するには至っていない。デ・ハヴィランドは本作で見事オスカー(主演女優賞)をゲットする名演技ではあった。が、原作のキャサリンが有する絶望感に迄は及んでいなかった。ココが実に惜しい。マイナス1点。とは言え、充分に見応えがあるのは疑いようもない事実。殊にラルフ・リチャードソン扮するスローパーが娘キャサリンに示す歪んだ愛憎表現は絶品である。自分を裏切ったモンティ扮するモーリスがドアを叩き続けるのに耳も貸さず、閂を掛けてゆっくりと階段を昇ってゆくキャサリンの鬼気迫るラストも実に素晴らしい。階段を使わせたらワイラーの右に出るものは無いと本作でも実感。9点(2003-12-15 13:06:42)(良:2票)

360.  ホワイトアウト(2000) 松「島」とか「奈々子」とか誤表記されるコトの多い松嶋菜々子には何とな~く親近感。何故かって?それは私のHNも誤表記(へにょへにょ、へちょへちょ、へなちょこ、へっちょちょ、etc‥)されまくりだったから…。共通項はどちらも間違えられても大して違和感ナシ!ってトコかな。え?一緒にするな?こりゃ又、失礼致しやしたっと。 4点(2003-12-15 04:42:13)(良:1票)

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