みんなのシネマレビュー |
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341. 炎の少女チャーリー(1984) 《ネタバレ》 当時としてはしかたなかったのかもしれないが、あんな火の玉じゃどうも物足りない。もっと唸るような炎が見たかった。というのは期待のしすぎだろうか。しかし超能力を持つ人は必ず異端視される悲しいストーリーになってしまうものだなぁ。お父さんの演技が超能力者っぽくていい。キャリーの勝ち!6点(2004-05-07 18:48:34) 342. 相続人(1998) いままで見た(数少ない)アルトマン作品の中では一番のはずれかも。ロウソクに照らし出されたような陰鬱な映像には十分な魅力があるのだが、それを楽しいと思うことができなかった。愛せるキャラクターがいなかったのが問題なのかもしれない。しかし、それでも最低限の仕事はきっちりしてるんなぁ。5点(2004-05-07 18:44:37) 343. ストレイト・ストーリー まっすぐまっすぐ進んで行くだけ。シシースペイセクがラブリー。ほのぼのとした味わいの中には、リンチらしいスパイスがまったくない。そりゃ今までのリンチを見てきた人は驚くだろう。やればできるってことを言いたいのかな。激しいロックバンドが突然聞いたことも無いような綺麗なバラードを作ったような気分。7点(2004-05-07 18:36:39) 344. 死ぬまでにしたい10のこと なんと色彩豊かな映像だろう。こういう色は大好き。この手の作品を見ると、自分の余命を宣告されたらどうしようなどと考えてしまう。主人公が死んでしまう悲しいストーリーだが、逆にというかそれだけに、今自分が生きていることを嬉しく思える。この映画の素晴らしいところはすべて主人公の視点のみで構成されているところ。まるで自分が体験しているような気になる。6点(2004-05-06 02:48:47) 345. アビス(1989) 子供ながらに観た絶望感。海底の孤独感。あの息が出来る水を今でも夢見ている。5点(2004-05-04 16:07:43) 346. ワン・ツー・スリー/ラブハント作戦 楽しんでいいのかどうか分からないようなブラックジョークの連発。こんなこと言ってもいいのかどうか分からないけど、共産主義って馬鹿じゃないだろうか。北朝鮮とか自分が何やってるのか分かってない馬鹿だから怖い。あのプラカードの写真とか風船とか、すごい皮肉。しかし、この映画の面白いところは、資本主義をも皮肉っているところ。資本主義もまた馬鹿だね。なんか世の中が馬鹿馬鹿しく思える。巧すぎて笑えるのを通り越して感心してしまったり…。しかしギャグニーは切れてる。早く仕事を終わらしたいと言わんばかりにまくし立てるセリフの応酬に少々疲れた。6点(2004-05-04 15:55:34)(良:1票) 347. ワンダーランド駅で BGMの効果なのか、常に潮の香りがただよっていて気持ちいい。ホープデイビスの気高さがよく合ってる。かなり自己中だけど魅力的。実は寂しい独身女性って知りあいにも結構いるし、なんか妙に可笑しかった。6点(2004-05-04 15:49:55) 348. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ 《ネタバレ》 この映画を観てから長い映画に対する抵抗がなくなったという個人的に大事な作品。とにかく悲しい話だ。過ちを犯すのは一瞬だが、それを悔やむのは一生。ヌードルスにしろ、マックスにしろ、30年以上ずっと心を痛めていたわけだから。二人は友情を裏切ったと思っているようだけど、心を痛めつづけたという事実がなによりも友情の厚さを示している。7点(2004-05-04 15:45:47) 349. 私が愛したギャングスター 《ネタバレ》 マイホームパパなギャングスターという異色な主人公だが。優しく厳しい父親としての一面も、頭の切れるギャングとしての一面も共に魅力的。女にだらしないのも魅力的っちゃあ魅力的。まぁでもなぜか全体的には普通。ちんちんは作り物やろね。気軽な一作。5点(2004-05-04 15:41:18) 350. 忘れられない人 《ネタバレ》 あっさりとした純愛ラブストーリー。 主人公もあっさり死ぬけど、なによりヒロインがあっさりしてる。君が知らない間に君の寝顔を見てたんだよってそれは不法侵入罪。なぜヒロインはあっさりと許すのか。後をつけられていただけじゃなくて、部屋まで入りこまれて気持ち悪くないのか。なんて言っちゃ駄目なんだろうな。5点(2004-05-04 15:36:11) 351. 惑星ソラリス 爆睡モードだったんだけど、なんとか最後まで気合で観た。女の子が綺麗だけどその他は分からず。ただ哲学的な世界とSFの世界が交じり合う奇妙な心地よさにまた眠気が…。3点(2004-05-04 15:31:33) 352. ワイルドシングス まぁさぞスタッフは楽しそうに作った映画だろうなと勝手に想像してしまうわけだけど…。観客を置いてけぼりにしないギリギリのラインでふんばっているということにしよう。少なくとも自分は楽しく見れたし…。もしかしたら笑って欲しいのかもしれないし…。ただ、沼地に行った理由が釈然としない。5点(2004-05-04 15:26:46) 353. ワイルド・アット・ハート 最初から最後まで通して気だるい。しかし、リンチは並のホラー映画と比較にならないほど怖い。イレイザーヘッドとこの作品が私的に怖かった映画NO1、2を占めている。出演者全員が狂人。特に二人くらい酷い。口紅の使い方を間違えてる。泣きそうになった。4点(2004-05-04 15:19:04) 354. 息子の部屋 想像よりさらっとしてた。突如開いた大きな穴を埋めるのは大変なことだ。姉の居心地の悪さに妙なリアリティがあった。まぁしかし、難しいテーマだからかもしれないが、監督の技量が少し足りない気がする。4点(2004-05-04 15:05:53) 355. 桜桃の味 車の外の景色、そして音。街の建物、荒地の砂埃、子供の笑い声、鳥の鳴き声、ヘリコプターの騒音。すべてが生々しく、活き活きしている。美しい世界を謳っているが、確かにそうだなと思わず頷いてしまった。こういう絵を撮れるのはすごい洞察力だと思う。これが本当の臨場感なのかもしれない。この街をトボトボと旅している気分になれる。難しく考えないでコメディとして見ればいいんじゃないだろうか。7点(2004-05-04 14:57:10) 356. 過去のない男 気力って大事。大事な人がいれば明るくなれる。明るく生きればいいこともある。生きる苦しみを背負って頑張って前に進めと。いつものカウリスマキでありながら、今作はかなり口当たりが良い。ギャグも音楽も冴えてる。8点(2004-04-29 14:57:27) 357. ロング・グッドバイ 煙草とか猫とか、なんでかセクシーな雰囲気を感じさせる。ただやる気もなく事件を追っていくが、この気だるさが心地よい。ついつい味があるっていう言葉が出てしまう。6点(2004-04-27 18:18:04) 358. ロミオ・マスト・ダイ 長嶋一茂vs岡村隆にしか見えないっすよー。ジェットリーの存在そのものがすごくコミカルだ。4点(2004-04-27 18:12:15) 359. ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ 多数の登場人物が複雑に絡み合いながら最後は1つになる…、この練られた脚本にはいつも感心させられる。観客に宝の場所を見せながら、何も知らない登場人物にそれを探させるというこの手法は、どこかしら自虐的で、笑いのツボを刺激してくれた。残念なところと言えば個々のキャラが少し弱いところか。6点(2004-04-27 18:10:07)(良:1票) 360. 隣人は静かに笑う なるほど、良い邦題だ。個人的にはキャスティングが結構気に入った。というか好みの俳優ばかりだったっちゅう話だけど…。ホープデイビスはあいかわらずかわいい。どことなく冷たいのがたまらない。もっといろんな映画に出て欲しい。しかし、こういうまじめなサスペンスの割りには作りがちょっと荒いような気がする。いくら急いでてもそんな運転する奴はいないよ、と突っ込みたい。もしかしたらおふざけ映画なのかも。6点(2004-04-27 18:06:58)
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