みんなのシネマレビュー |
|
【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
341. 座頭市(2003) 《ネタバレ》 流血シーンをCGで処理するのはまあ良いとして、刀までCGを使っているのはどうかと思う。刺した時の役者の動きとタイミングが合ってないし…。ストーリー自体、「偶然」に頼りすぎている節があり、リアリティに欠けるし、随所に挿入される回想シーンは作品のテンポを著しく落としている。ラストのタップも海外には受けるのかもしれないが、本格時代劇を期待して観ると肩透かしを食う。殺陣の迫力はなかなか。たけし強過ぎ。[DVD(邦画)] 6点(2007-11-29 16:26:27)(良:2票) 342. アポカリプト 古代マヤ文明を描いた映画というのは珍しく、それだけでもこの映画には価値がある。「映画を観る」ということの醍醐味は、その間、我々を他の時間、他の空間にいざなってくれることにあるからだ。現実を忘れさせるようなノンストップの展開にハラハラしっぱなし。メル・ギブソンの力技には唸らされる。[DVD(字幕)] 6点(2007-11-26 17:46:17) 343. 神童 成海璃子のツンデレっぷりに撃沈![DVD(邦画)] 6点(2007-11-26 17:38:52) 344. 終わりで始まりの4日間 小品だが心に残る青春映画。こんなふうに悩んでいた時期というのは自分にもある。過去に受けた傷を抱え、うまく息ができない感じ。でもそんなものはいつの間にか消え去った。人との出会いがそうさせたのだと思う。他人を受け入れることで、自分も受け入れてもらえた。すごく簡単なことが、当時はすごく難しかった。だから主人公の気持ちは分かる。彼がサムに出会えたことは偶然だが、彼女を「通りすがりの誰か」ではなく、「大切な人」として受け入れることができたのは、やはり彼に「変わりたい」という気持ちがあったからだろう。変わりたいと願えば、誰でも変わることができるのだ。[DVD(字幕)] 6点(2007-11-11 20:23:23)(良:1票) 345. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 《ネタバレ》 ドゥークー伯爵役のクリストファー・リーと言えば、ドラキュラで有名な怪奇俳優だが、エピソード4ではピーター・カッシング(ドラキュラの宿敵ヴァン・ヘルシング役)が出ていたな~、と妙に因縁めいたものを感じる。悪役ではジャンゴ=フェットがロケッティアみたいで格好良かった(サミュエルにあっさり斬首されるが)。本作の白眉は、やはり突如ブルース・リー化するCGヨーダだろう。アナキンとパドメの恋愛シーンは中学生レベルの描写で、観ているこちらが恥ずかしくなる。[映画館(字幕)] 6点(2007-11-06 16:41:42) 346. リチャード・ニクソン暗殺を企てた男 《ネタバレ》 『タクシードライバー』のような映画を期待したが、ちょっと違う。トラビスにも別に共感はできなかったが、サム・ビックの理屈は(心情としては分からなくもないが)全く理解できない。クライマックスはゲロを吐きそうなほど不快でスリリングだった。[映画館(字幕)] 6点(2007-11-06 16:01:03) 347. オー・ブラザー! 《ネタバレ》 これって数日間の話ですよね?よく分からないんだけど、たった数日でレコードが売れたり、全米の人気者になったりするものですかね?普段あまり映画にリアリティを求めない方なんですが、これはまるで数ヶ月間の話のよう。脱獄後、また捕まったタトゥーロがすぐ別の場所で労働に就かされているのも?(懲罰房に入れられたりしないものなのか?)ストーリーの根幹は面白いが、細部が穴だらけなのでシラけてしまう。クルーニーのコメディ演技は良かった。[DVD(吹替)] 6点(2007-11-06 15:37:43)(良:1票) 348. レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード 《ネタバレ》 前作はもっとブッ飛んでいてクレイジーだったのに(特に助っ人の二人)、本作はキャストが豪華になっただけで、全体的な印象としては随分地味。「売れてダメになった」と言ってしまえばそれまでだが、ロドリゲスさんにはもっとB級路線で頑張ってほしい。バンデラスのセクシーなワイルドさが減退して、ジョニデばかりが目立っちゃって、日本公開時には、「ジョニー・デップ最新作!」なんて宣伝のされ方をしてたのが悲しい。ウィレム・デフォー、ミッキー・ロークといった濃ゆい面子は最高。[映画館(字幕)] 6点(2007-11-06 14:40:52) 349. ジュラシック・パークIII 90分間に旨味をぎっしり凝縮させたアトラクション・ムービー。余計なドラマは省き、恐竜島からの脱出にのみ焦点を絞った脚本はいっそ潔く、前作よりも楽しめた。[映画館(字幕)] 6点(2007-11-04 11:44:08) 350. ファム・ファタール(2002) 中盤、出所してきた黒人のおっさんが、血まみれのシャツを着たままだったので、物持ちのいい人だな~と感心していたのだが、これって伏線だったのね(たぶん)。ラストのトンデモぶりといい、デ・パルマらしい作品となっております。[映画館(字幕)] 6点(2007-11-04 10:55:52) 351. ソウ 《ネタバレ》 犯行の動機には全く共感できないが、ずっと死んだフリしてたのは偉い。まじでビビッた。[DVD(吹替)] 6点(2007-11-02 00:53:14)(良:1票) 352. ファイナル・デスティネーション 《ネタバレ》 一発芸的な映画だが、シリーズ化されちゃってます(笑)いわゆるスラッシャーホラーの殺人鬼を「死」そのものに置き換えただけなのだが、ピタゴラ装置的に迫り来る「死」はなかなか見応えがある。終盤、列車に衝突しそうになり間一髪助かった不良が、よく見るとおしっこ漏らしてる。誰も見てないかもしれないのに、こういう妙に芸の細かい演出って好き。ラストも後味悪いのに、何故かスカッとする。[DVD(吹替)] 6点(2007-11-01 07:27:27)(良:2票) 353. ビッグ・フィッシュ 大人になったティム・バートン。こういうのも悪くはないんだけど、トーンダウンは否めない。ラッセ・ハルストレムあたりが監督したらもっと違っていたかも。[映画館(字幕)] 6点(2007-10-30 06:18:24) 354. ゴースト・オブ・マーズ 「いっちょやったるぜ!」的なこのノリ。好きですね~。問答無用に首が飛ぶエフェクトもかっちょよい。火星版『要塞警察』といった趣で、カーペンターここにあり。[DVD(吹替)] 6点(2007-10-28 00:21:56)(良:1票) 355. マイノリティ・リポート 《ネタバレ》 コリン・ファレルが殺されるまでは良かった。後半、急にB級ミステリーに堕したのは何故か?ラストの無理矢理なハッピーエンドも解せない。たとえ暗い結末でも、観客にもっと訴えかけるものがあったなら、『未来世紀ブラジル』や『ブレードランナー』に並ぶSF映画の名作になったかもしれない。残念な映画。[映画館(字幕)] 6点(2007-10-27 21:33:07)(良:2票) 356. M:I-2 ジョン・ウー先生ということで期待しすぎたか…ラスト20分のアクションは流石だが、それまでが退屈。ヒロインにあまり魅力を感じられず、敵にも華がない。ウー先生は五分五分の戦いを描くのが得意だが(『フェイス/オフ』然り)、トムクルを格好良く撮りすぎて敵とのバランスが悪い。ロック・バージョンのテーマ曲には燃えました(サントラ買った)。[映画館(字幕)] 6点(2007-10-27 10:25:25) 357. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち 何だかんだ言ってこのシリーズ、第一作が一番よく出来ていたのではないか?ストーリーがしっかり練られ、話としてきちんと完結しているからだろう。続編の製作は急遽決まったそうで、まともなシナリオも出来ないまま作っちゃったのではなかろうか。ジャック・スパロウの魅力は本作で充分堪能できる。3作も続けるべきではなかったね。[DVD(吹替)] 6点(2007-10-23 20:31:39) 358. X-MEN:ファイナル ディシジョン 《ネタバレ》 完結篇ということで、ミュータント祭りです。監督がブライアン・シンガーからブレット・ラトナーに変わったこともあり、アクションがど派手に!プロフェッサーX大爆発!には驚いた。マグニートも能力を失い(ホントはちょっと残ってる?)、老後が心配です。第一作を最初に観た時には「何じゃこれ?」と思ったが、いつの間にかシリーズのファンに…完結篇に相応しい大作でした。満足。[DVD(吹替)] 6点(2007-10-23 10:17:08) 359. スパイダーマン(2002) 80年代かよ!と突っ込みを入れたくなるベタな青春ストーリー。でもそこが好き(笑)スパイディーのアクションは凄いね~。でも随所でCG丸分かりなのは如何なものか。映画館で観てスカッとするにはもってこい。[映画館(字幕)] 6点(2007-10-23 09:40:09) 360. ディセント 《ネタバレ》 前半と後半でまったく別の映画になっている…というのは、『フロム・ダスク・ティル・ドーン』に似ているかな?ただの洞窟サスペンスかと思いきや、地底人とのバトルムービーに変貌。登場人物が女性だけなので、顔の判別がつきにくい(画面暗いし)のが難点。ジュノ(リーダー格)が大声で仲間を探しているのに、「これで地底人はあっちに引きつけられるわ」と喜んでいる姉妹がちょっと怖い(その後、地底人に襲われたところをジュノに助けられて大喜び。なんて奴らだ)。ラストの夢オチは賛否が分かれそう。死に場所を求めていたヒロインが、やっと娘の待つところへ行けるということで、これは一種のハッピーエンドかな、と思う。[DVD(字幕)] 6点(2007-10-23 08:21:01)(良:1票)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS