みんなのシネマレビュー |
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361. ドメスティック・フィアー さくさくした映画。考え込む暇もなくストーリーがどんどん進んで行くので、集中して見ることがる。でも見終わった後、何の感想も浮かんでこない。筋書きだけ。キャラクターが全てステレオタイプで、まぁわかりやすくて良いけど、面白味に欠ける(スティーブ・ブシェミは存在そのものが強烈な匂いを発散しているので◎!)。まさに得も損もなし。5点(2004-07-20 09:56:36)(良:1票) 362. メイド・イン・マンハッタン 代々政治家一族なんてさぁ~ 絶対口うるさい姑がいて、「どこの馬の骨・・・」云々と一生言われ続けるわけだ。絶対元旦那は金せびりに来るでしょ。またゴシップよ~。しかもあの男はJloの外見に惚れただけなわけでしょ。そうするとJloが老けてババァになったら、絶対浮気するね。何たって金と権力があるんだから、女なんてよりどりみどりよ~。・・・・・この映画を見て、こんな感想しか抱けない自分の乾燥ぶりが悲しい。中学生の頃、「プリティー・ウーマン」を見た時は、もっと素直にうっとりしたのに。ハァ・・・・ 小泉さんもホテルのメイドさんと再婚したりしたら支持率上がるかもねぇ~5点(2004-06-07 13:23:23)(笑:1票) 363. 閉ざされた森 どんでん映画は、サラッと痛快に騙されるのが好き。ここまでどんでんどんでん振り回されると、いいかげんオチなんてどうでもよくなる。よくよく考えると、辻褄が合わない所がちらほらあるし・・・5点(2004-04-10 10:17:34) 364. 世界中がアイ・ラヴ・ユー 狡い映画。すごく凡人を描いているのに、その凡人がジュリアだったりノートンだったりドリューだったりして、彼らがとても楽しそうだから、ついつい引き込まれてしまう。ウッディ・アレンというブランドが確立されているから、会話の粋さを楽しむのがアレン映画さ、みたいな感じが漂っていて、なんだか判らないけどムカつく。歌や踊りも、シカゴのレニー・ゼルウィガーはあのレベルで「下手」だの「ゼダにボロ負け」だの言われまくっているのに、この映画のノートンは「可愛い」と言われる。絶対狡い。でもつい最後まで見て、ほのかに温かい気持ちになる。やっぱり狡い。5点(2004-03-25 22:00:13) 365. レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード 観終わったあと、アルトマン監督は偉大だとしみじみ思った。彼の作品で一番最近観たのは「ゴスフォード・パーク」だけど、あれだけ沢山の人物が入り乱れて絡み合い、それなのにひとりひとりの描き方が秀逸で、人物が背負うものが、短い時間の中でしっかりと感じ取れた。ロドリゲス監督は、アクション、アイデア、構図、カメラ。どれをとっても優秀な監督だと思うけれど、どうやら群衆劇は苦手らしい。すごくキャラの立つ登場人物たちが沢山出て来るのに、ひとりひとりの描き方が浅くて、人物像がこちらにリアルに伝わって来ない。きっと監督のノートには、楽しい設定が書き込まれているのだろうが・・・。ストーリーも無意味に込み入っていて、デスペラードの、単純でありきたりですらあるストーリーだからこそ、「ギターケースに銃を隠し持った殺し屋」という設定が生きていたという事を、しみじみと感じた。心待ちにしていた続編だけに、本当に惜しい。相変わらず身体をはった俳優陣の演技は素晴らしいし、色んな所がちょっとづつパワーアップしてて、楽しかったのに。3はあるのか!?5点(2004-03-20 21:50:21) 366. マッチスティック・メン 《ネタバレ》 う~~~~ん。私も見事に騙されたけど、騙され方に不満が残る。ドンデン映画って、一回目に騙されて、二回目に「ああ、このシーンが伏線だったのね~!」というのがまた面白いんだけど、この映画にはそれが無いんだもん。そりゃ騙されるよ! 狡いよ! 最期のカーペット屋のシーンでのやりとりは、蛇足だと思う。もっとサラッとした再会の方がこの映画らしい気がする。映像もリドリー・スコットにしては芸術性が薄い・・・ ニコラス・ケイジは絶妙に上手かった。女優さんも可愛かったし・・ なんだか無性に納得行かない映画でした。5点(2004-03-10 23:04:29) 367. ロスト・イン・ラ・マンチャ おう、待ってるぜ!5点(2004-03-09 22:38:08) 368. デブラ・ウィンガーを探して 人を選ぶ映画。この35人(?)の女優の中の半分くらいの、フィルモグラフィーとバイオグラフィーを知っていないと、何も面白くないでしょう。私は映画オタクなので、なかなか面白かったですが。知らない人にとってはよくある雑談の羅列でしかない。ロザンナは確かに体力的には頑張ったのだろうが、これを「監督しました」と胸を張られても・・・という感じ。個人的にシャロン・ストーンの話が興味深かった。あと、マーサ・プリンプトンの老けぶりに愕然。5点(2004-03-07 17:48:06)(良:1票) 369. ペギー・スーの結婚 なかなかにハートウォーミングな、大人の観賞に耐えうるラブ・ファンタジー・・・なのだけど、いかんせん、妙ちきりんなキャスティングがあまりにもあまりで、全く感動出来なかった。 これの公開が86年って事は、キャスリン・ターナーが32歳、ニコラス・ケイジが22歳(!) ヘレン・ハントが23歳だったわけだ・・・ニコラス・ケイジの前髪と裏返った声のヤバさと、キャスリンの高校生に戻ったのに、子供二人生んでそうなどっちりぶりばかりが記憶に残ってしまった。ある意味貴重。5点(2004-02-18 11:23:49)《改行有》 370. 裸のマハ 豪奢な衣装、サスペンスタッチのストーリー、文句なく美しい女優陣(ペネロペは勿論キュートでセクシー。でも公爵夫人を演じたアイタナ・サンチェス=ヒホンが、また負けず劣らず知的な美貌で素晴らしい)と、楽しめる要素は盛りだくさん・・・のはずなのに、ひたすら退屈。時間があちこち前後するし、長い名前の登場人物が沢山出て来て、混乱気味(だけどこれは、仕方ないのかもしれない。スペイン人なら誰もが知っているお話とキャラクターなのかも。もしスペイン人に新撰組を見せたら、きっと混乱するでしょう。ゴヤを取り巻く人間関係を下調べをせずに、手に取った私が悪いのかも)。かなりマニアックな、見る人を選ぶ作品です。5点(2004-02-04 00:45:11) 371. エデンより彼方に あの雰囲気にヤラレます。カフェの看板の様なミントグリーンの題字から始まって、子供の頃憧れたドールハウスのお母さんみたいなジュリアン・ムーアのファッション。鮮やかなのに、どこかセピアを帯びた色調と、ゆったり走るクラッシックカー。もうムード満点です! しかししかし、肝心の内容はどうも馴染めなかった。なんといっても、ジュリアン・ムーア演じるキャシーが馬鹿すぎる。「それは言っちゃいかんだろう」と、誰もが思う事を口走って玉砕。そして哀愁に浸る。正直途中からイライラしました。デニス・クエイド演じるフランクも、罪悪感があるんだかないんだか中途半端で、いまいちパッとしない。レイモンド演じた男優さんは、優しく強い雰囲気があってとても良かったです。一時間半強という短い上映時間だからどうにか面白く見終える事が出来た作品。5点(2004-01-27 11:12:42) 372. チャップリンの独裁者 チャップリンの素晴らしさは、笑いと仕草で、人生の深みを表現出来る点だと思います。本作でも、その表情や滑稽さで、独裁主義の馬鹿馬鹿しさや、人間は等しくひとりひとりが貴重であるというメッセージは、充分に伝わってくる。だから最期の演説は、勿論文面は素晴らしいのだけれど、蛇足と感じてしまった。あとこの内容にしては時間が長い。中だるみの感が拭えなかった。だが後世に残さなければならない名作の一本ではあると思う。5点(2004-01-19 21:00:20) 373. 勝手にしやがれ 今観ても、「当時は新鮮だったんだろうなぁ」と思う映画。という事は即ち、『市民ケーン』『天井桟敷の人々』『道』などのように、「今みても新鮮な映画」には成り得なかったという事である。お洒落で、機知に富んだ台詞まわしで、興味深いアングルであるが、昔の流行りものを一時間半見るのは退屈だった。ジーン・セバーグと、ジャン・ポール・ベルモントの、美しくも毒のあるキャラクターは多少面白かった。5点(2003-12-25 17:22:26) 374. 呪怨<OV>(2000) コワっ・・・5点(2003-12-13 21:31:18) 375. Mr.ディーズ ギャグもそこそこ面白いし、ウィノナはなんだかんだいって可愛いし、発想もいいんだけど、アダム・サンドラーらしくない気がした。これなら彼じゃなくてもイイんじゃないかなぁ。5点(2003-11-26 22:33:18) 376. ナイアガラ モンローが大好きなのですが、この映画の彼女はちょっと・・・ストーリーは今見るから古めかしいですが、オンタイムで見ていたら案外面白かったのかも。5点(2003-10-15 09:50:13) 377. 帰らざる河 とにかくモンローの顔と声と身体を堪能出来るので、私は満足です。でもこれをモンロー以外の女優がやってたら・・・・5点(2003-10-15 09:48:15) 378. ラスベガスをやっつけろ ここまで徹底して内容がないと、爽快ですらある。だるい夜中に観るべき。昼間の鑑賞には全く適さない。このハチャメチャを、デップとデルトロがやっているからこそみんな観るけど、新人監督新人俳優がこれをやったら、間違いなくお蔵入りでしょう。5点(2003-10-11 14:25:37) 379. 運命の女(2002) 《ネタバレ》 色々な点で、リアリティーに欠ける映画だった(風、死体運び)。まあこの人の映画にリアリティーを求めてはいけない。あと無駄なシーン(不倫相手は結婚していたとか、ギアが目で追ったいたナイフとか)が多い。後半いきなり夫婦愛の話になり、ギアに人を殺めたという罪悪感がまったく感じられない。すごく身勝手な夫婦。エンディングも中途半端に感動的なのが「え~」という感じ。これを邦画でやったら目も当てられないでしょう。これをなんとか見せている主役の二人は、さすがスター! ダイアン・レインのふっきれた演技はとても良かった(やや泣き過ぎでウザイ)。子役がやたら良い子ではなく、そのへんの平凡な男の子風なのもイイ。細かく言えば4.5点!5点(2003-10-08 14:16:05) 380. ダイ・ハード3 ネタ切れのストーリーを派手なアクションでごまかし、名優二人(勿論ジェレミー&サミュエル)でひきつけている、という感が拭えない。ダイ・ハードならではのよれよれウィリスの面白さがほとんど見られす、ただのスーパーヒーロー化、それでも最後までとりあえず見てしまったので5点。5点(2003-09-29 09:09:53)
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