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361.  スウィート・ノベンバー 《ネタバレ》 主人公キアヌにもヒロインのシャーリーズ・セロンにも(勿論あのオカマにも)全く感情移入できない。メインキャストに共感できずに感動、あまつさえ泣けるハズがなかろーが。実話なら兎も角、フィクションで辛気臭い難病別離モノはやめんかい!!あと、ヒロインの生き様はガン治療と必死に向き合う患者の方々に失礼というモノだ!非常に不愉快なので7点マイナスにしてやる。3点(2003-11-26 00:37:36)

362.  悪魔の植物人間 《ネタバレ》 ジャック・カーディフというヒトはカメラマンとしては実に素晴らしい仕事(「黒水仙」「赤い靴」「アフリカの女王」「裸足の伯爵夫人」…)を数多く残したが、監督としては本作のような「何考えてんだ」的迷作が圧倒的に多い。その中でもズバ抜けて非道いのがコレ!!流石に本作以降は「二度とやるな」と各方面から釘を刺されたのか、カメラマンに徹している。この一事を以って見ても本作の出来のトホホ加減が容易に判断できよう。作りとしてはマッドサイエンティスト物に見世物小屋の趣向をミックスさせてブラウニングの「フリークス」っぽくもある。しかーーーし!”ヴィーナスのハエ取り草”男のタコチュー顔の超絶的な間抜けさで全てブチ壊しだ。しかも彼が人間に襲いかかり、科学者プレザンスをも殺す”メインディッシュ”扱いなのが何とも痛い、イタ過ぎる!!ストーリーと無関係な美しいショットが意味不明に挿入されるのもカーディフの腕自慢を誇示したかったのか知らないが流れを殺ぎ甚だ興醒めである。劇場でコイツと「吸血の群れ」を立て続けに観た脱力感は凄まじく、心身の回復に可成りの月日を要したのだった…。3点(2003-11-25 23:59:37)

363.  ガメラ対大魔獣ジャイガー 《ネタバレ》 ジャイガー顔デカっ!!「ミクロの決死圏」パクリのガメラ体内探検も描写が超いいかげんだから全然てんで一切ちーっともワクワクしない。万博会場をメチャメチャに破壊!するスペクタクルを思い切って決行していれば意外と佳作くらいにはなったかも。てゆーか今からでもそこだけ新撮して無理矢理ねじ込め!5点(2003-11-25 13:26:46)(笑:1票)

364.  プライベイトレッスン(1981) 《ネタバレ》 ぐるぐる殿、あいやシザーハンズ大好き殿。紅顔の美?少年なりし頃、貴殿をあらぬ妄想の日々へと誘ったヰタ・セクスアリス作品に又しても水を差すコトをお許しあれ。それよりも貴殿が本作を観て、本当に所期の目的を達せられたのか小生には甚だ疑問なのです。ストーリーは陳腐を通り越して愚劣極まるモノがあるのでアノ場面だけがお目当ての”せっかち”さんには早送り機能は必須でせう。んが、しかーーし!その場面ですらモヤモヤと薄暗く曖昧模糊ではないですかぁぁぁ~!全く何をしていたんだ、撮影のヤン・デ・ボン!!と愚痴の一つも出ようというモノ。蓋し、貴殿のイマジネーションが本作のエロ描写を遥かに凌駕していたのでありましょうなぁ。アラン・マイヤースン?とかゆーカントクには貴殿の爪の垢を煎じて飲ませてやりたくなりますわ、プンスカ。誠に申し訳ありませぬが小生には4点が精一杯。呉々も御気を悪くなさいませぬよう…。4点(2003-11-24 00:33:08)

365.  インデペンデンス・デイ 《ネタバレ》 こやつは偉大なるH・G・ウェルズの「宇宙戦争」へのオマージュのつもりなのか??もし、そうだとしたらとんだお笑い草だ。そもそもウェルズがSFマインドに満ちた原作小説を発表したのは実に百年前の1897年だぞ。このCGブリバリのハッタリ映画のどこにウェルズ先生の驚異的なイマジネーションを超える部分があるというのか?百年のアドバンテージは一体どこに活かされたんだ??あの「未知との遭遇」マザーシップもどきか?それともあのイカか?それとも…イヤまさかとは思うけど…もしかしてコンピュータ・ウィルス??って、おいおいジョークは無しにしようや、エメリッヒの旦那。都合よく7月4日に撃退できてゴキゲンなアメリカに乾杯!ご祝儀にマイナス5点してあげるよ~ん♪ 5点(2003-11-23 23:40:05)(笑:1票) (良:1票)

366.  ボルサリーノ2 前作ラストで死んだ友フランソワ・カペラの弔い合戦を果たすドロン扮するロッコの姿を描いた続編。ほぼ同スタッフなだけに出来に大差は無いような気もするが、矢張りベルモンドという片翼を失ったのは予想以上に大きくバランスを欠き、面白さの点で前作に及ばない。ドロンのワンマンショーを何も考えずに楽しむと割り切ればそこそこ…カナ?5点(2003-11-23 12:30:23)

367.  ザ・カー 《ネタバレ》 おやおや「デス・レース2000年」に9点を突っ込む鱗歌さんにしては随分と辛口ですなぁ。本作のリンカーンMARKⅢも可成りイイ味出してると思いますが。何の前振りも無くサイクリングに興じる男女を「イチャイチャするんじゃねえ!」とばかりに次々とはね飛ばす出だしからゴキゲンじゃないですか。次いでフレンチホルンのヒッチハイカーの若者を血祭りにあげるシーン!「ヘイ!」と止めようとするも無視して走り去るザ・カーに悪態をつくハイカー、そのまま走り過ぎればいいのに「何だと?ゴルァ!!」とばかりにワザワザ引き返してハイカーを轢き殺し、念入りに何度も往復するザ・カーのネチっこさには完敗ですわ。何故か墓場には入れない訳の分からなさ具合も一切説明ナシ!と潔いばかり。その際(主人公の保安官と不倫してる)ヒロインが散々罵声を浴びせたコトを根に持って彼女の家を襲い、壁をブチ破って殺した辺りでは惚れ惚れしますた。難点は…ジェームズ・ブローリン扮する保安官には何故か微妙に手加減するトコロ。サッサと殺せばイイのにドアを急に開けて気絶させるだけだったり、排気ガス責めにしてみたりと今イチ手温いのでイライラ。あと、ドメスティック・バイオレンス男も派手にブッ殺して欲しかったですな。結局最期もチト呆気無かったし。けど充分に堪能したのでマァ7点ッス。この監督って確かリー・マービンの「キャット・バルー」を演出してたヒトですよね?7点(2003-11-22 05:02:09)(笑:1票)

368.  魔鬼雨 《ネタバレ》 典型的70年代B(C?)級オカルトホラーなんだが、顔触れが無駄に豪華。エディ・アルバートにアイダ・ルピノですぜ、ダンナ。悪魔崇拝の集団が平和な一家を襲う!しかもそのリーダーは濃過ぎる風貌、メイク不要のオヤジ、アーネスト・ボーグナインだぁぁぁぁぁぁ!!!最大の見所もバラしちゃえ~。暑苦しいオヤジのボーグナインがヤギの角を生やした悪魔に変身した上、雨に打たれて溶ける、溶ける!!何か青い汁を垂らしつつ…イヤァ結構エグいよ。B・J・トーマスの「雨にぬれても」やジーン・ケリーの「雨に唄えば」とは未来永劫相容れない悪魔崇拝集団のへたれっぷりにグッと来た…わきゃねーだろ?4点。4点(2003-11-22 01:24:05)

369.  黒帯ドラゴン 《ネタバレ》 「燃えよー」でウィリアムスを演じたコトで(やや)注目を浴びたジム・ケリーが同じロバート・クローズの監督でゴキゲンに主演し、世間から完全に忘れ去られるキッカケとなった余りにショボい黒人カンフーの迷作。対する敵が地上げ屋のチンピラじゃナァ…。要塞島での武道家トーナメントのスケ-ルとは雲泥の差!カラテの切れ味もリーの凄みとは比較にもならない。マジだかコメディなんだか煮え切らない演出もNGだ!!戦闘に緊張感が皆無だっつの。「燃えよー」でのリーの偉大な存在感を再認識できるコトと(「燃えよ」の監督というコトで過大評価された)R・クローズの正体がネタバレという意味にのみ歴史的価値があると言っても過言では無い。でも誰も知らんわな、こんなの。4点(2003-11-21 13:25:23)

370.  ラインの仮橋 《ネタバレ》 コレはジャン・ルノワールの「大いなる幻影」でのマレシャルとエルザの愛は果たして成就するであろうか?という問いへのアンドレ・カイヤットからの一つの回答とも言うべき秀作である。果たして第二次大戦中、実際に斯くの如き仏人捕虜の一般ドイツ家庭での”アルバイト”が行われたのかどうか私は知らない。が、イデオロギーや政治から一歩離れれば一般国民レベルでは本作のように深く理解し合えるに違いないと私は信じる。本作の何より素晴らしい点は、そうした”ささやかな庶民”レベルでの国際間の交流を見事に描き出していることに尽きる。戦後15年にして拭い難いドイツへの恨みも敵愾心も恩讐の彼方に流し去り、鮮やかにルノワールへの”返歌”を果たしたカイヤットに惜しみない賛辞を送りたい。シャルル・アズナブール、彼が演じる冴えない小男ロジェの素朴な温かみのある人物像はイケメン重視の今日びのハリウッドや日本の芸能界では絶対に出せない味わい深さだろう。彼は折角解放されパリに戻ったにも拘わらず、ドイツでの村長一家との人間らしい農村生活が忘れられず、彼を待つヘルガの元へ帰るべくラインを渡る方を選ぶ。「ありえない」「御都合主義」などと安易に言うなかれ。その布石は本作中の至る所にカイヤットは散りばめていたハズ。敗色の濃い戦局で遂に村長、次いで少年兵として村長の息子までもが召集される場面での別離の哀惜、村長の戦死が通知され病の床に倒れた妻をヘルガと看取る哀愁、数え上げたらキリがない。戦争映画というジャンルを考えた場合、声高に反戦を訴える方法論もあれば、ヒーローが戦場で超人的な活躍をする方法論もあろう。昨今で言えば、CGもしくは火薬の量で勝負!といった感じのド派手な戦闘シーンや酸鼻を極めるようなドギツイ残酷描写も反戦の方法論の一つには違いない。しかし、私は一切戦闘場面の無い本作のような映画の穏やかな方法論を断然支持する。残念ながらジョルジュ・リヴィエール扮するジャンの場面が些か冗長だが、アズナブールの好演だけで充分オツリが来る。ヘルガを演じたコルドラ・トラントフの美貌も忘れ難い。ルノワールとカイヤット、アズナブールに乾杯!!10点(2003-11-21 00:30:08)(良:2票)

371.  怪獣大戦争 《ネタバレ》 衝撃的な第1作から徐々に対象年齢を下げる一方だったゴジラ映画が決定的にお子様向けにシフトしたターニング・ポイントとも言える作品。作中、我らのゴジラが披露するのは何と「シェー!」のポーズ。と言っても若い方には何のコトやらお分かりになるまい。当時、子供に大人気だった赤塚不二夫の漫画「おそ松くん」に登場する”キツネ目に出っ歯”で「ミーは~ザンス」が口癖のキャラクターがいた。その名も「イヤミ」!!彼が頻繁に見せる驚きのポーズ、それが「シェー!」なのだ。どんなポーズかって?え~つまり片手を頭上にかざしつつ、もう片方の手を腹へ、更に片足をヒョイと上げ…って字で説明しても全然訳分からん!!と、兎に角”百聞は一見に如かず”本作のゴジラ君の勇姿で御確認あれ。おっと、点数は色っぽい波川女史にオマケして6点。円谷英二特技監督ご免なさい…。6点(2003-11-20 01:14:06)(笑:1票)

372.  悪魔の沼 「悪魔のいけにえ」が予想外にヒットしたことで一躍注目を浴びたトビー・フーパーがハリウッドで骨抜きにされた、と極めて評判の悪い本作。確かにハリウッド資本が投下されただけあって配役はB(C?)級ホラーにしては破格に豪華。主役の殺人鬼に万年悪役アクターのネビル・ブランド、他にもメル・ファーラー、スチュアート・ホイットマン、キャロリン・ジョーンズらが出演。ヒロインは前作に続きマリリン・バーンズなのに加え、脇役に後のフレディ・クルーガーことロバート・イングランドまで出ているのだからマニア垂涎の作品となっていても不思議ではなかったハズ。が、そうは問屋が卸さなかったのは何故か?考えられるのはロケではなくスタジオ撮影という閉塞感だ。また、殺人鬼がモーテル経営という点でモロ「サイコ」パクリっぽい点も見逃せない。しかし、最大の原因は矢張り殺人鬼ブランドに”凄み”が不足していたコトだろう。いやいや確かに彼は特殊メイク無しのすっぴんでも充分凄みのある悪役ヅラではある。しかし、表情があり過ぎるのだ。そう、前作レザーフェイスが異様な迄の迫力を備えていたのは断じてチェーンソーが目新しかったから、とかだけではなく、正に”レザーフェイス”そのものが有する無表情(デッドパン)ぶりにあったのである。如何にもな強面で嚇す怖さよりも、何を考えているのか全く読めない不気味さの方が遥かに想像力を刺激し恐怖もより深くなる。フーパーが前作を制作した時点でそこまで読んでいたのかどうか知らないが、本作を見比べることで前作が意外にホラーとしてはオーソドックスかつ想像力を喚起するパワーに満ちた作品であったコトを再認識させられた。「悪魔のいけにえ」の再評価も含め色々と示唆に富む本作には3点。ハリウッド資本で有名俳優を起用すりゃイイってもんじゃないジャンルもある訳なんだな、コレが。 3点(2003-11-18 23:54:45)(良:1票)

373.  ゾンビ伝説 ロメロ系ゾンビ映画かと思いきや何じゃコリャというビデオレンタルのホラー作品コーナーに潜む陥穽(おとしあな)としては初級篇とも言える珍品。ビギナーはタイトルやパッケージに騙されるコトをこうして覚え、また一歩”ツワモノ”(否・好きモノ)への道を歩んで行くのである…。3点(2003-11-18 01:36:28)(笑:1票)

374.  悪霊島 ビートルズを使うな、ビートルズを。しかも「Let it Be」をぉぉぉ!!!センス悪いにも程があるわ、6点マイナスゥ!!4点(2003-11-17 23:52:25)(笑:1票)

375.  テロリスト・ゲーム<TVM> 《ネタバレ》 ブロスナンの007シリーズ登板に先立つパニック・アクション。マクリーンの未発表原作を元にしただけあって、お膳立ては如何にもハッタリ臭がプンプン漂っている。が、最大の敗因はヒロインのサブリナを演じたアレクサンドラ・ポール(「クリスティーン」以外で初めて見た!)の余りに場違いな大活躍!!強いヒロイン像は当時でも既に目新しくはなかったものの、主人公ブロスナンの面目が丸潰れになる獅子奮迅の活躍ぶりはチト目に余る。悪の親玉クリストファー・リーもへたれ過ぎ。まぁTVで観ればそこそこ腹も立たないかもしれんが、ボンドのイメージを期待して観たら間違いなく噴飯物だろうw。悪いけど5点。5点(2003-11-17 01:09:24)

376.  ピンクの豹 《ネタバレ》 稀代のオバカ映画「ピンクパンサー」シリーズの記念すべき第1作。なんだが…続編には投稿相次ぐ中、新規登録後の今日まで完全シカト状態なのが本作のステイタスを何より雄弁に物語っていると言えようw。確かに余り面白くない。問題はピーセラのジャック・クルーゾー警部が本作では単なる脇役に過ぎないという一点にある。あくまで主役は怪盗ファントム役のD・ニーヴンであり、生憎ドレフュスもケイトーも出ない。しかも彼(クルーゾー)のギャグがベタな上にクドい!クド過ぎる!!キャプシーヌ扮する妻とのベッドシーンが延々と続く辺りで短気な向きはキレるに相違ない。しかし、しかしである。そんな本作で最高にイカスのが、かの有名なヘンリー・マンシーニの主題曲に乗って展開される何とも小粋で洒脱なオープニング・アニメーション!!俳優・スタッフのクレジットを縦横無尽に玩ぶピンクパンサーの勇姿を観るだけでも歴史に残す価値は十二分にあると思うぞ。仮にオスカー・オープニング賞なる部門があったなら間違いなくダントツぶっちぎりで受賞していたハズ!個人的には以降の続編も大して面白いとは思っていないので、悪いけど6点。得点の殆どは秀逸なオープニングのお蔭と知れ!! 6点(2003-11-16 23:46:57)

377.  ウェインズ・ワールド 車中で繰り広げるクイーンの「ボヘミアン・ラプソディー」に合わせての大合唱シーンはバカバカしくて割と好きなノリなんだが、それ以外は何ともMTVっぽい軽薄さとマイク・マイヤーズの「サタデー・ナイト・ライブ」丸出しギャグの連発で感覚的にチョット尾いて行けない。まぁ「オースティン・パワーズ」が好きな方なら相当楽しめるのカモ。あと、ヘヴィメタとかハードロックが好きな方もね。生憎と私は趣味に合わず、申し訳ないけど5点。 5点(2003-11-16 19:40:42)

378.  吸血の群れ 《ネタバレ》 原題を見てお分かりだろうが、本作にはカエルが大挙登場する。「ウイラード」はネズミだったが、そのカエル・バージョンといった感じ。尤も他にも蛇やらトカゲやらヒルやら登場するが、主役はどうやら飽くまでカエルらしい。レイ・ミランドがカエルに纏わりつかれ心臓発作で死ぬのがクライマックス!という辺りで相当なC級ホラーであることは疑いようもなく明白。矢張りミランドがカエルと戯れているようにしか見えず怖さどころか失笑モノである。湿地帯に別荘を建て、カエルを付近一帯から駆除しようとしてリベンジされる…という筋書きも何だか書いてて萎えてくる本作を何を考えていたのか劇場で観た己の余りのアフォさ加減に腹を立てつつ3点。好きモノ以外は観ぬが吉。3点(2003-11-16 03:51:57)

379.  ならず者(1943) 《ネタバレ》 本作は公開時に大きく物議を醸したコトで一躍その名を轟かせたと言う。果たして如何なる点で公開禁止が叫ばれるほど物議を醸したのか?それはヒロイン・リオに扮したジェーン・ラッセル嬢の「バストが揺れた」から、だって。イヤハヤ何とも謹厳実直な時代の空気を感じさせるエピソードだなぁ~。仮に今の映画に当て嵌めれば、悉く上映禁止の憂き目に遭うコト必定であろうw。それは兎も角、本作の内容たるや伝説の大富豪ハワード・ヒューズが制作だけに専念すればイイものを監督までしゃしゃり出たばっかりに悲惨な出来となっており、ひたすらに駄作の一語である。W・ヒューストンにトーマス・ミッチェルという贅沢極まりない顔合わせでドク・ホリデイVSパット・ギャレットなんて西部劇夢の対決も台無し!件のリオの乳揺れなんぞ「それがどうした」レベルで作品を救う要素にも何にもなりゃしない。しかもジャック・ビューテルとかいう男優が演じる主役のビリー・ザ・キッドが余りにショボくて二人の名優に喰われまくりなのも全く頂けない。傑作「上海特急」のジュールス・ファースマンの仕事とは思えぬ下らないシナリオにも問題はあるが、矢張りヒューズの素人丸出し演出が最大の元凶だろう。何しろテンポ悪過ぎ!コメディなのかマジなのか煮え切らない演出ぶりに辟易させられた。彼もまた”餅は餅屋”という東洋のことわざを学ぶべき一人であった、と今しみじみ思う。珍品やカルトが好きなんだぁぁぁぁぁぁ!!という変わり者の方はどうぞ。4点。4点(2003-11-16 01:29:20)

380.  魚影の群れ 《ネタバレ》 相米慎二って監督は「翔んだカップル」や「セーラー服と機関銃」のせいでアイドル・プログラムピクチャー御用達職人みたいな歪んだ先入観が個人的にあった。なもんで、本作も全く期待せずに観たのが吉と出た形に。イヤ凄まじいマグロ釣りの場面の迫力!殊に佐藤浩市扮する俊一が誤って釣り糸を顔面に絡めるシーンは下手なスプラッタも真っ青で壮絶の一語。緒形拳の男性フェロモン全開の演技も圧巻。彼の娘を演じた夏目雅子も夭逝が惜しまれる好演だった。マァ吉村昭の原作に負う所大とは言え、80年代邦画の中でも有数の力作なのは間違いない。イイ原作・脚本に恵まれさえすれば、こういう風に役者の持ち味を増幅させる力がある監督なのかと認識を改めた意味も込めて8点進呈。8点(2003-11-16 00:43:01)(良:1票)

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