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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 730
性別 男性
年齢 34歳
自己紹介 初心者です。7点を中心に見事な二次曲線を描く点数分布。しかし映画の評価は点数に還元しきれぬもの。点数と心中の差をいかにレビューで表現できるか。とはいえ適当なレビューも多数(笑

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361.  愛のむきだし 《ネタバレ》 何なんだこの映画は! 漫画のようなこの荒唐無稽さは(本来の意味での)確信犯。しかしそれを現実に引き寄せる強烈な身体性。紙芝居のような質感のストーリーに燦然と屹立するのは身体だ。勃起は言うまでもなく、絡み合うシーンや押さえつけるシーン、殴るシーン殴られるシーンなど、そのどれをとっても、身体などというには物足りない、強烈なカラダそのものとでもいうべき力が、ファンタジーを現実に引き寄せている。前半は小ネタを挟みながら基本的な人間関係を形作り、後半に完膚無きにまで破壊し尽くす。その果てに残ったものは、愛だ。何もかも剥ぎ取られた人間は、愛そのものとなる。生半可な破壊ではこれは表現できない。下手な打算や論理や感情に隠されることなく、愛を丸裸にすることこそが園監督の狙いだったに違いない。愛を思い出すものは勃起という身体性であり、脳味噌の中で考えられたことなんかではない。愛は愛自体であり、考え出すような愛は愛ではない。無意識に反応する身体によって、自らからほとばしる愛に気付くのだ。自分がむきだしの愛そのものだということに気付くのだ。そんな愛を肯定しきった果てに感動のラストがある。大傑作。[DVD(邦画)] 10点(2010-10-23 02:02:08)

362.  俺たちに明日はないッス 《ネタバレ》 性的描写に不快感を持つかどうかは別にして、この映画が十代男子の性的衝動を描いたものだとする批評、そしてその点に特化した批判は正しくない。もしその批判があたるなら、峰は「しよ」と言われた時にすぐさまセックスしていたはずだし、比留間も海の事件の後にすぐさままた脅迫してセックスしようとするはずだ。ついでにいえば安パイも相手が積極的な割に何もしようとしないのはおかしい。その代わりに描かれているのは、峰の「そういうことは好きな相手としろよ」という台詞に象徴される至極真っ当な、純な恋愛。比留間の失恋(より正確に言えば、失恋であったことに気付く)。ついでにいえば安パイの「僕の身体が目当てだったんだね」というユーモラスだが真っ直ぐな恋愛である。男子生徒の性的欲望は確かに描かれているが、本当に表現されているのは、それを通して彼らが恋愛というものを何となく学び、成長していく姿である。その端緒が性欲だからといって何が悪いことがあるだろう。性欲だろうが直感だろうが、恋愛には変わりがない。「恋愛ってよくわかんないね」「女はもっとわかんねーよ」という台詞がそれを暗示している。[DVD(字幕)] 6点(2010-10-22 14:56:01)

363.  グリーンマイル 全てが誇張か謙抑に過ぎない。そして何よりも長すぎる。[DVD(字幕)] 5点(2010-10-19 00:53:07)

364.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2 この映画は単なる続編ではない。もう一度同じ舞台を再現しつつ、part1にとってのいわば裏舞台を演じることと、part3の表舞台を演じるという前代未聞の作品なのである。自らをパロディにするこの試みそのものが評価に値する。でも一つの作品自体の評価としてはまぁこんなもん。[DVD(字幕)] 6点(2010-10-17 23:03:33)

365.  瞳の奥の秘密 《ネタバレ》 過去の事件に捕らわれ、「空虚な日々」を送ることになってしまった25年間。「何かをしなければ」という衝動が過去と現在をつなぐ。ラストに至って、モラレスがゴメスを幽閉して「終身刑」にしていたという事実が、なぜ彼にAを補わせたのかが正直疑問だった。それが空虚な日々を取り戻すきっかけなのか? 25年間を支えていたのは、モラレスにとって復讐であり、主人公にとっては愛だった、ということなのだろうけど、まるでリンチを真っ向から肯定しているようでぞっとしない。とはいえ、回想を織り交ぜつつ、緊迫感のあるサスペンスと主人公が愛に目覚めていく過程が程よく絡んでいて面白い。スタジアムのシーン、空撮から一気に観客席へと持って行くところや、鏡やガラスを利用したカットが印象的だった。[映画館(字幕)] 7点(2010-10-17 20:03:34)(良:1票)

366.  東京ゴッドファーザーズ 今氏のアニメの中では、ストーリー、ビジュアル共に傑出している。「ストーリー」に不満を持つことが多かっただけに、今回は満足できる。徹底したご都合主義はあそこまで確信犯のようにやられるとかえって気分が良く、めまぐるしい展開に身を任せるのを良しとさせる。クリスマスの奇跡in 東京というテーマを存分に消化している。東京を描いたアニメもなかなか良い。[DVD(邦画)] 8点(2010-10-16 09:16:56)

367.  千年女優 ビジュアルはいつもすごいなぁ。あれほど頻繁に切り替わる場面、しかも時代が全く異なる場面のつなぎがめちゃくちゃ上手い。浮世絵風の書き割りのような中を駆け抜けながら、一気に幕末から明治初期(?)まで移動するシーンが一番秀逸。しかし、あの老婆が千代子の「もう一人の自分」だということや、結局鍵の君には会えないであろうこと、ぶつかって恋が始まるとか、妙にコケるとか、走る列車に追いすがるとか、脚本がベタすぎて、それ故につまらない。意味ありげな家政婦も使えていないし(てっきり年上女優のエイコと絡んでくるのかと思ったけど)、もっとうまく話を運べそうだったけど、結局あのラストに持って行くのならば、もっと人物の内面を描かなければならない。全体を通して千代子がただ無鉄砲に恋人を追いかけるだけなので、そこに女優魂とか彼女の内面が全く描かれていない。だから「恋人を追いかけるという役を演じている女優のような自分」を肯定するあの台詞がちぐはぐになってしまうのだ。[DVD(邦画)] 5点(2010-10-16 09:12:05)

368.  パプリカ(2006) 単純に楽しめて、面白かった。確かに人間模様の不足のためにいまいちカタルシスが得られない気もするけど、「夢」という何でもありの題材を何でもありで作ったことに好感が持てる。ファンタジーとして魅力的な世界観でした。[DVD(邦画)] 7点(2010-10-13 23:51:58)

369.  第三の男 《ネタバレ》 撮影賞を取っていることからも分かるように、この陰影特にトンネルの場面は圧倒的な映像美が有ります。そして何よりもラストシーン。無視ですよ無視。ラストシーンが一番いいですね。[DVD(字幕)] 6点(2010-10-12 22:54:09)

370.  ノーカントリー 《ネタバレ》 エンディングが流れ始めた瞬間、「うーん、どんなレビューを書きゃいいんだこれ」とまず悩んだ。どんなレビュー、というよりも、自分が何を感じたのかが今ひとつしっくりこなかったからである。前半は全く「らしさ」はなく、後半こそ正にコーエン流で、前半に緊迫感を与えて後半で落とすというのが最近のコーエン兄弟らしい。(バーンアフターリーディングはまさしくその通り)シーンの省略しまくりでその割にどうでもいいカットを入れまくり。交通事故なんてまるで予定調和。 やはりポイントとなるのはタイトルの解釈。これによって全体も解きほぐせそうだ。トミーリーと老人保安官が、「今の若者は‥」みたいな会話をするシーンがあるが、やはりここがシンボリックではないだろうか。抽象的な善と悪、言い換えれば純粋な善と悪、ジョシュとハビエルがいずれも劇から退場したことを考えると、最早純粋なヒーローあるいはアンチヒーローは必要ないのだ、というコーエン兄弟の主張とも考えることができそうだ。勧善懲悪の西部劇の終焉、それを保安官の口に語らしめたことがこのタイトルの意味なのかもしれない。 それにしてもハビエルバルデムのキャラの造詣は、近年稀に見るほどの傑作。彼によって作品が立っている。羊たちの沈黙以来の衝撃だ。 光と影の使い方も素晴らしく、「バーバー」のような陰影の深みが感じられる。[DVD(字幕)] 7点(2010-10-12 09:39:26)《改行有》

371.  HANA-BI 《ネタバレ》 省略といい、海といい逃避行といい、ゴダールみたい。花火とfireworkじゃ全然意味合いが違うのになぁ。かなり大胆なカット割りが味が有る。絵と凧揚げは要らなかったなぁ。前者はくどいし後者はわざとらしい。こういう哀愁はかつて誰も表現できなかった。そういう意味で武の映画は唯一。 それにしても音楽がうるさい。[DVD(邦画)] 6点(2010-10-12 09:37:46)

372.  ガープの世界 シュールで不思議な雰囲気の映画でした。[DVD(字幕)] 6点(2010-10-12 00:41:59)

373.  太陽がいっぱい タイトルとアランドロンの勝利。[DVD(字幕)] 7点(2010-10-11 11:48:50)

374.  用心棒 一回ボコボコにされながらも復活する主人公がかっこいい。最後まで正体不明。痛快時代劇とはこのこと。[DVD(邦画)] 8点(2010-10-09 01:20:21)

375.  椿三十郎(1962) 《ネタバレ》 脚本は素晴らしいが、カメラワークや構図も巧み。特に「のぞき見」描写はすぐれてダイナミックである。、塀から突き出ている何本もの槍が見えたかと思うとカメラはぐぐっと俯瞰になり、侍たちの軍勢を映し出すシーンは素晴らしい。椿が川を流れるシーンも言わずもがなで、鮮やかなアクセントとして絵になっている。ラストの斬り合いは有名すぎて知っていたけど、血が噴き出すシーンだけ見たら「なんだこの演出」と思うのに、あの間があるとものすごく新鮮かつショッキングに見える。あの一瞬に最大のインパクトを持たせるための、大胆かつ勇気のある演出だった。かっこいいです。[DVD(邦画)] 8点(2010-10-06 22:46:56)

376.  ティファニーで朝食を ムーンリバー。なんていい曲なんだ。それ以外はどうしようもない。あまりにもステレオタイプすぎて魅力のないキャラクター達が、脈絡もなく行動するので、何も共感できないし説得力もゼロ。終始「えっなんで?」と思うことばかりで、カタルシスが皆無であった。ただの尻軽女にしか見えないところが一番ダメ。[DVD(字幕)] 4点(2010-10-05 00:52:56)

377.  西部戦線異状なし(1930) ドイツ語を話さないのでどうしても違和感が残る。それぞれのシーンはかなり断片的で、あまりストーリーとしてのつながりが感じられないのが惜しい。それが登場人物が誰が誰か分からなくしている原因でもある。とはいえ機関銃のシーンでの水平移動は斬新だし、塹壕戦は鬼気迫る迫力。それなりの映画だと思います。 なお、このDVDの字幕はかなりの誤字脱字が有ります。一度もチェックしていないのか、かなり杜撰で、こんなものを販売しているのかと思うと不快です。[DVD(字幕)] 6点(2010-10-04 20:51:35)

378.  プレデター 《ネタバレ》 プレデターがかっこよくないor怖くない時点でもうダメでした。敵キャラにも魅力を感じなければこの種の映画は成り立たない。あの眼は最初サーモグラフィ的なやつかと思ったのに泥を塗ると見えないって良く分からない。そして最後なぜ肉弾戦に持って行ったのかも不明。仮面外したりしてるし。別にプレデターの正体は何でもいいけど、一貫性が無いし、説得力がない。ジャングルにハイテク怪獣ってのもなんかなぁ‥‥。見えないっていうのは画期的だと思うのですが。ただ軍隊の全員キャラが立っているのは素敵。[DVD(字幕)] 6点(2010-10-02 09:55:31)

379.  スター・ウォーズ/帝国の逆襲 シリーズ全体としてスターウォーズは評価したいところ。単体で観ると、緩急を自在に操り、常に飽きさせない脚本は見事。ちょっとシーンとシーンの間のつながりが唐突なところも有る気がするんだけど、あまりある面白さ。[DVD(字幕)] 8点(2010-10-01 15:50:50)

380.  山猫 《ネタバレ》 完全版で鑑賞。一大叙事詩という意味では「バリー・リンドン」と似ている。こちらはもっと人物描写に力を入れながらも、一つの時代の終焉を描く。時代の終焉とはすなわち、その時代の象徴であるサリーナ公爵の内面の死を意味する。ラスト、大舞踏会のシーンでサリーナ公爵が予感する「老い」や「死」とは決してサリーナ公爵という人物の死という意味のような生やさしいものではない。自分の生きてきた、信じてきたイデオロギーの死を確信しているのである。重厚な演技と相まって、えもいわれぬ哀愁と尊厳をそこに感じる。また、この時代考証と徹底的な絵作りは凝っている、なんてレベルではなく、1860年代当時のイタリア(もちろん見たことはないが)そのものである。[DVD(字幕)] 10点(2010-10-01 15:34:25)

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