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21. ウインドトーカーズ
人物描写については、ここまで中途半端ならいっそ何もないほうがすっきりしていいのではないかと思わせる上に、下手に感動エピソードを咬ませようとするので、ますます酷くなる。さらに、この時期、両軍がどのような状況でどのように戦ったのか、まったく描写がない。アメリカの戦争映画でアメリカ=良、敵=悪と描くのはある意味当然であるのでまったく気にならないが、この映画ではその描写すら出来ていない。制作費の無駄。2点(2003-07-08 00:36:01)
22. 病院坂の首縊りの家
金田一の気持ちがそのまま映画の雰囲気になっている。市川-金田一作品の中でも2番目に哀しい映画だと思っている。特に金田一ファンは哀しいであろう。5点(2003-07-05 02:32:23)
23. 乙女の祈り
思春期には特に自分のことだけに熱中しがちだ。彼らはあまりにも想像力に溢れ、彼らの創造した世界はあまりにも魅力的だった。それ故に、誰もが通り過ぎる不安定な時期を通り過ぎることができなかった二人。8点(2003-07-01 14:39:42)
24. 薔薇の名前
人は何を信じ、何を守るのか。神とは、宗教とは何なのか。ひとつの筋を追っているが、それによって辿ることのできる思考はいくつもの流れに分かれている。素晴らしい作品。8点(2003-06-28 16:30:48)
25. チョコレート(2001)
困窮しているレティシアの描写が、映画にありがちな描写でないのがいい。困ってるときには金や物がもちろん大事に決まっている。二人とも普通のいい人間で、特にやることがかっこいいわけでもない。もちろん主人公二人の立場はありふれたものではないが、人間、「生きる」って大変だ。8点(2003-06-03 17:14:03)
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6 | 1 | 4.00% |
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7 | 2 | 8.00% |
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8 | 7 | 28.00% |
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9 | 3 | 12.00% |
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