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プロフィール
コメント数 1070
性別 男性
ホームページ http://vvolf.exblog.jp/5301623
年齢 22歳
自己紹介     <2016年03月03日21時58分JST版>68

1) レビューに関して:
☆ 4点以下は評価対象外、平均点は7と考えてます。
☆ 未見の映画については、基本的に余計な情報を入れないために他の御方のレビューを拝見せずレビューを書くため意見の重複などもあると思いますが、本人はオリジナルレビューのつもりでおります。

2) 観る・観ない映画のジャンル:
好きなのは、戦争映画、アクション、歴史もの、コメディ、SF、ファンタジー、動物もの、ホラー、アニメなどなど。最近の邦画実写もの、芸術色の強い(といわれる)ものなどはあまり観ません。

3) ひとこと:(2016-03-03)
星戦争は好いぞ!

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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21.  ダイ・ハード4.0 《ネタバレ》 いやあ、おもしろかった。FOXのオープニングテーマが終わる辺りから画面がウィルスに浸食されるみたいな演出も「くすっ」としてしまった。ああいうお遊び精神って好き。とにかくいろんな要素てんこ盛りで、十二分に楽しめた。さすがに100人以上のスタントマンを使っただけのことはあって、これでもかというアクションシーンの連続。やはりこういう映画は映画館の大スクリーンと音響で観ないとダメでしょう。監督があのオタクだから、きっと自分の好きなようにいろんなことを盛り込んだんだろうね。細かいところにいろんなパロディがいっぱいあったし。オタク要素というか、作り手の遊び精神というか、そういうのが気に入ったので、採点はちょっと甘めです。 で、なんといっても今回のメインテーマであるハッキング。キーボードかたかたやってるああいうオタクっぽい雰囲気の奴、けっこういるよね。サイレント・ボブにしてもジャスティンにしても好い雰囲気が出てたし。「ジーパーズ・クリーパーズ」のあのガキが、こんなハッカーになっちゃったんだねえ(笑)。「ニュースが操作されている」という台詞は笑ってしまった。まあ、ある意味マスコミの出す情報はふるいにかけられているから、そういう意味では“操作”されているのは本当かもしれないが……。 そして、サイバーテロをする集団が結局は金目当てという、わりと原点回帰っぽいストーリー展開で、人質もホリーがルーシーに置き換わっただけ(名字のことなんかね)。「129分もあったの?」と思えるくらい、あっという間に観終わってしまった。それだけ映画にぐいぐい引っ張られていたんだろうね。マクレーンが最低でも5回は死んでいると思える強引な展開もご愛敬。個人的にいちばんウケたのは、ハンドル一本でトレーラーを立て直したところ(笑)。あんなことできるわきゃねーだろ!(笑) ところで、ルーシー役の女優。「ファイナル・デッドコースター」に出てたんだね。まったく気がつかなかった。わりと好みだなあ。配役の妙といえば、FBIのボウマン役の彼、「コラテラル・ダメージ」でのテロリスト役だったよねえ。そういうのもおもしろい。 とにかく、いろいろと突っ込みどころは満載なんだけれど、こういう映画は余計なことを考えずに素直に楽しむのがベスト。アメリカバンザイで終わらないのも好印象だしね。DVD出たら欲しいなと思う一本。[映画館(字幕)] 9点(2007-08-15 00:30:51)《改行有》

22.  ファイナル・デッドコースター 3部作の中でいちばん間延び感が強い。わたし的には2作目の交通事故シーンが印象的なのだが、それを10としたら本作の冒頭のジェットコースターシーンは5以下という印象だ。とにかく暗くて何が起こっているのかよくわからない。最初の死に様をどう印象づけるかは重要なポイントなのではないだろうか? それが不分明なままだったので、後半のパートでのインパクトが感じられない。死に神に追っかけられるという因果関係が薄れてしまった。「なぜ?」という不可解感や、どこまでも追ってくる不気味感が薄れてしまったという感が強いのだ。おそらく、主人公の行動力の無さというか、ただ突っ立って泣いてるだけというのが、その不満のひとつの原因になっているとは思う。まあ同じ根多を3回繰り返すのは無理があるということなのだろうが、小根多としては「おっ!」と声を出すシーンもあった。たとえばドライブスルーの場面とかね。しかし、全体として小粒という印象は否めない。 ラストを考えると、例の事故との絡みで公開が延期されたのは理解できる。[DVD(吹替)] 5点(2007-07-01 12:47:41)《改行有》

23.  パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド ああ、私もあの脚なめたい!(笑) 1年待ったよ。こういうドンパチが多い作品は、やっぱり映画館の音響で観ないと、家庭じゃ物足りないからね。ハンス・ジマーの(相変わらずの)ジャカジャカ系こけおどしBGMもグッド! そういう意味で、映画館での鑑賞をおすすめします。 ところで、「2」を観たときの印象からすると、ナオミの性格がなんか変わっちゃった気がするのは私だけだろうか? それとも例のあれが影響しているからってこと? どうにもそれが違和感として残ってしまった。 それから、最大の疑問。ベケットはなぜあそこで撃たない? 絶好のチャンスをみすみす取り逃してしまった理由がまったくわからない。例はまったく違うけれど、いわばレイテ湾突入を目前に反転した栗田艦隊の謎のような印象。ゴーサインを出せば大成果をあげられたはずなのにね。 その他、思いつくままに。 ・ユンファ! ・あの烏賊野郎をやっつけるほどロイヤルネイビー(もどき)は強かったんだね。すげえ! それとも東インド会社仕様? ・あの子、カメに乗って逃げ出したとして、どうしてあそこにたどり着いたの?(笑) ・キース! ・「4」ではあの水兵ふたり組がまた出てくるのだろうか? ・十年経って、一方がああいう外見のままなのはわかるが、もう一方はなぜ同じまま? ・自分なら十年に一日だけを満足できるかどうか自信がない(笑)。 ・小舟に旗立てて繰り出すような演出、好いね。なぜか私には「1」の入港シーンとダブる。 こんなところでしょうか。[映画館(字幕)] 7点(2007-06-13 20:44:22)《改行有》

24.  ダ・ヴィンチ・コード やっぱりこの作品は原作本を読んでいるかどうかが大きく影響するんだろうなと思いました。映画公開前に読んでいたけれど、けっきょく映画館に行く機会が無く、そのまま年末まで待ってしまった(笑)。 わりと原作に忠実に再現しようとはしているが、上下2冊ものを150分にまとめるのが無理があるわけで、映画単品で観るとしたら今ひとつかもしれない。これから観る人がいるとしたら、その前に原作読んでおくことをおすすめします。 ティービングやラングドンが歴史的背景を説明する場面で、オーバーラップする過去の歴史がけっこう細かく作られていて、できればそのシーンだけをまとめたキリスト教史の映画を観てみたいと思ったくらい。遠投投石機の動くシーンに、なんかわくわくしてしまった私は変でしょうか?(笑) ただ、現代劇でのスリル感の演出がかなりものたりない。同じようなシチュエーションの「ナショナル・トレジャー」の方が、わたし的には、かなりおもしろかった。たとえば、インディジョーンズシリーズみたいに地図を使って位置関係を示すなどしないと、ローズラインとかテンプル騎士団の建物とか、ニュートンの墓とかの位置関係がよくわからないだろう。かなり重要な意味合いがあるのに。[DVD(字幕)] 7点(2007-01-03 20:04:10)《改行有》

25.  レーシング ストライプス 「ベイブ」よりも動物の設定に無理があり、「シービスケット」よりもレース展開に無理があるし、ジョッキーでもない女の子がオートバイに乗れるってだけでレースに参加するなんて、無謀以外のなにものでもないんだけれど、全体として適度に楽しんだので、この評価です。最近は悪役でしか観ないブルース・グリーンウッドが、物わかりの好い、訳ありの父親だったのが好かったかな。 DVDを返却した後に、声の役でいろいろと有名どころが出ていたのを知り(←遅いって(笑))、字幕で観ておけば好かったと思ったのはナイショ。でもグリーンウッド役の山ちゃんも悪くはなかったけれどね。[DVD(吹替)] 6点(2006-10-27 23:21:52)《改行有》

26.  ロード・オブ・ウォー <これは暫定評価です> 期待しないで吹き替えで観たので、予想外のおもしろさに「好い拾いものをした」って感じだ。もう一度字幕で観直す予定。 これは明らかな反戦映画だ。それもかなりレベルの高い。キーワードはAK47。「子供でも扱えるし、実際そうしている」(大意)って台詞は重いね。[DVD(吹替)] 8点(2006-08-18 23:10:21)《改行有》

27.  フライトプラン 《ネタバレ》 ついつい「フォーガットン」(2004)と比べてしまうが、”逆バンジー”があるだけ、あっちの方が莫迦げていて笑えるのでまだマシだった。まあどっちもどっちだが。せっかくのジョディなのに、単なるヒステリー妄想女状態がずーっと続くのはかなり食傷気味。しかもラストのカバンを受け取るシーンでの無礼な対応にはガッカリ。ふつうあそこまでした相手には謝罪しないか? そういう傲慢さだけが印象に残って後味が悪かった。[DVD(字幕)] 5点(2006-08-18 23:03:35)

28.  レジェンド・オブ・ゾロ 間延びしたなという印象が強い。これがテレビでカットして放映されたなら、もうすこし引き締まって見えるのかもしれない。「スパイ・キッズ」かよとか、「バック・トゥ・ザ・フューチャー3」か?とか、あれ?「レジェンド・オブ・メキシコ」か?とか、いろいろ妄想して観ていたが、やはり「ロック・ユー!」だよな。なんてったって”アダマー”が出てるんだもの(笑)。彼はなんでイギリス人のはずなのにどっちもフランス人の役なんだろうね。 あ、そうそう、極めつけは、どうしてもキャサリン・ゼタ=ジョーンズが名取裕子に見えてしょうがなかったこと。宅麻伸とけんかして、「愛介ぇ~♪」って言ってるように見えて仕方なかった(笑)。 やはり、この手のアクション娯楽作品は、もっとテンポよく展開しないと面白味に欠けるというのがハッキリしたね。[DVD(吹替)] 5点(2006-08-18 22:56:02)《改行有》

29.  パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト 《ネタバレ》 エンドクレジットの直前、「お前はハン・ソロか!」と突っ込みを入れたくなった(笑)。なんにも予備知識を入れないで観に行ったので、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズのような撮り方をしているとか知らなかったし、あの瞬間「スター・ウォーズ/帝国の逆襲」を観終わったときと同じ印象を受けたよ(苦笑)。思わず「えっ!?」って大声を出してしまった。 たしかに特殊撮影は迫力があるから、クラーケンが大暴れするシーンなどは映画館の大画面で観ないともったいないという気がするし、実際に観て損はなかったと思う。 また、前作以上にコメディ的な要素が増えて、ドリフのコントかと思わせるような演出もちりばめられ、クスクス笑うことはあったが、それにしても(←口癖(笑))隣に座った”莫迦ップル”の莫迦女が手を叩いてはしゃぎまくるのは大迷惑だったぞっ!(怒) いちゃつくならテメーんちでやれ! たしかに「目」とか、北野武の「座頭市」を連想させる古典的ギャグだし、ジャック・スパロウが縛られた状態から脱出するまでの過程は莫迦莫迦しくて笑ったがね。 収穫だったのは、キーラ嬢の男装! 個人的には髪を下ろしてしまった後半よりは、密航直後の結んでいた方が好きだな。ひとつ気になったのは、左のあごのアザのようなもの。あれって演出でのメイク? それとも本人に実際にあるのだろうか? WEB上にある写真を探し回ったけれど、アザがあるのは見当たらなかったからメイクなのだろうか? でも、割と彼女の写真は顔の右側を魅せるものが多いし、左側が出るときには化粧をしていたり髪の毛で隠れていたりで、ハッキリわからない。ご存じの方教えてください(笑)。 それから、あの黒人の女性、「えびボクサー」や「28日後」に出てたとは気がつかなかった。なんか微妙にキュートな感じで、好感。 それにしても(←口癖(笑))、キーラ嬢にしてもナオミ嬢にしても、どちらも170センチ以上あるって高いねえ。ナオミ嬢はあの小屋のシーンだけではそんなに背が高いとは思わなかった。 とにかく、3を観に行かないといけなくなったぜ、ちくしょー![映画館(字幕)] 7点(2006-08-16 20:26:54)《改行有》

30.  劇場版ポケットモンスターアドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者ルカリオ 《ネタバレ》 May undulation be with you! やべえ、泣きそうになったよ。アーロンとルカリオの"再会"のシーンで。 山ちゃん、かっこよすぎだ!  結末としては予想通りの展開なのだけれど、それでも、アーロンが独白する場面はぐっときたね。テレビ版のアドバンスジェネレーションは観ていないけれど、劇場版のレベルはやっぱり高いなあと思った。けっして子供向けではないと思うよ。[地上波(邦画)] 7点(2006-07-16 17:02:21)《改行有》

31.  マッハ!!!!!!!! 《ネタバレ》 「あるスタントマンの記録映画」って感じですかね。クルクル回って、ポンポン飛んで、見た目の技の美しさとか力強さは感じるし、決めポーズとか格好いいんですが、下手にストーリーとか人間ドラマをつけようとするから、テンポが悪くなってしまったのが残念です。3輪スクーターでのアクションもスピード感がいまいちだしね。実際のところ、あんなトップヘビーな乗り物じゃ、すぐに転倒してしまうと思いませんか? 相棒のちゃらんぽらんなところは自分を観ているようで反省しきりですが、最初の頃の女の子の絡み具合が今ひとつだったのでラストでの「ひとりぼっち」を強調するほどの人間関係が上手く伝わらずです。ヤク中のおねーさんがああなったり、大仏の首がああなったりと、良くも悪くも勧善懲悪が貫かれた映画だったね。いろいろなところで、ジャッキー・チェンだとかいう意見がありましたが、わたし的には悪役の彼が蹴りを入れたりするシーンでブルース・リーの表情とダブってしまって仕方ありませんでした。子供の頃あの手の表情、よく真似したものね。犬のウンコ踏んづけたりしたときに(笑)。[DVD(字幕)] 6点(2005-05-13 00:33:56)

32.  チキンラン 《ネタバレ》 まずまず楽しめました。前提として「大脱走」と「飛べ!フェニックス」を観ておくと、よりいっそう楽しめます。ロッキーとファウラーの役どころには”フェニックス”のモチーフがとても大きく影響してますし、最後の脱出なんかは、もろにそうだしね。”大脱走”のマックイーンの役を、ジンジャーとロッキーがそれぞれに分けてしまったのはちょっと残念だけれど、”クーラー”の中でひとりキャッチボールをするシーンとか、自転車で鉄条網をジャンプするシーンは、ニヤリとしてしまいました。そういえば、”大脱走”のブロンソンの役もジンジャーとロッキーが分けていたねえ。トンネル掘りするシーンと暗闇を怖がるシーンで(笑)。7点(2005-01-09 17:42:06)

33.  スポット 《ネタバレ》 楽しかった! 「いったいFBIの捜査犬と郵便配達人がどこでどう出会うんだろう?」って、ずっと思いながら観てました。ストーリー的には先が読めてしまうような展開なんですが、こういうライト・コメディは好きですねえ。やっぱり登場する犬たちの演技を観ているだけで楽しめます。凄いよね、あの背中に食い付いて離れないジャックラッセルテリアなんか!(笑) いちばん笑えたのは、”11号”が幼犬時代を想い出すシーンです。マイケル・クラーク・ダンカンの妙なズラに爆笑してしまいました。犬のしつけって、あんなに強烈にインプットされるのかな?(笑) ところで、ファンキーな強面の殺し屋コンビを演じている、我らがジョー・ヴィッテレリは2004年1月にお亡くなりになっていたそうで、残念ですね。遺作は「アナライズ・ユー」になるのかな? ラストシーンでの華麗な(笑)ステップが見納めになったのか……。どうかご冥福を。8点(2004-12-31 20:56:37)(良:1票) 《改行有》

34.  トランスポーター 《ネタバレ》 「つかみはオッケー!」だったんだけどねえ……。BMWが爆発しちゃったあとからつまらないものになってしまいました。細かいツッコミどころはいっぱいあるしね。そもそもキャスター付きのイスに縛り付けられた彼女が、どうやって車に乗り込んだの? そこからしてありえねー!(笑) また、パラシュートで降りるシーンだって、彼女が乗っている車がクラッシュする可能性があるのにそのまま捨てちゃうしね。どうもその辺の計算がずさんな設定でダメです。また、BGMがかったるくってまったく画面に合ってない。映像の迫力はあっても、アクションの切れはあっても、あの音楽が雰囲気をぶち壊してます。(「TAXi」+「スズメバチ」)/2 って感じの映画ですね。どうせなら、”BMW版のTAXi” にでもして欲しかったね。そう思いません?5点(2004-12-29 18:29:01)

35.  マイ・ボディガード(2004) 《ネタバレ》 なかなか好かったです。なんとなく「レオン」を彷彿とさせるのは、子役と無骨な男という組み合わせからかな。いきなり出てきたクリストファー・ウォーケンが、あんなに老けて太ってしまったのはビックリだし、ミッキー・”猫パンチ”・ロークの醜悪なデブ姿(耳毛の演出つき(苦笑))には嫌悪感すら抱くのですが、ダコタ・ファニングの魅力の虜になってしまいました。上手いよなあ。クルクル回るお目目に魅了されました。それだけに、誘拐以降のデンゼルの復讐劇が、テレビの「必殺仕事人」か、あるいは、今は亡きブロンソンの「デスウィッシュ」シリーズをを観ているようで、思わずニヤニヤしてしまいました。ジャンカルロ・ジャンニーニがスケベオヤジを好演していたのも好かったけれど、お相手の女性新聞記者、「コン・エアー」の女性警官だったんだね。それにしても(←口癖(笑))、メキシコ・シティーって実際にもそんなに誘拐やら物騒なところなんだね。こういう話を観ると、日本はつくづく安全なんだなと実感できます。 ところで、ラストでデンゼルは(レオンのように)自爆すると思っていたんだけれど、「なんでそれは思いとどまったんだろうか?」というところがひとつスッキリしない感じです。ハリウッド的にはあそこまで殺人をしてしまった人間は、自分の命であがなうのが王道でしょうから、車に乗ってバーンかと思っていたんだけれどね。これって、アメリカ映画に毒されてます?(笑)8点(2004-12-24 18:53:29)《改行有》

36.  ジョニー・イングリッシュ 《ネタバレ》 期待してなかったから、まずまずおもしろかったですね。回転寿司のシーンでプラス1点です(笑)。あの台詞、たとえ日本向けだとしても大ウケしました。イタリア語を意識しているんだろうか?(笑) 次に何が起こるか、たいていの場面では予想できるのですがあのシーンだけは予想もつかなかったので、まさに「やられた!」という感じです。2004年12月にローワン・アトキンソン氏がイギリス下院で「特定宗教への批判を禁止する法案」に反対する演説をした背景には、本作のようなアイロニーがあるんでしょうね。カンタベリー大司教をいじくって笑いをとろうとするんだからね。ま、あれが高尚な表現の自由と言えるかどうかは疑問だけれどね(苦笑)。それにしても(←口癖(笑))、マルコヴィッチのフランス語訛の英語は雰囲気もあっておもしろかったし、戴冠式のシーンは身長もあるから格好良く見えたね。悪役としてはたいしたことを狙っていないのが拍子抜けだけれどねえ。ところで、あんなアストンマーチンなら乗ってみたいなと思いました。で、実際に彼があんなスピンターンをやったの?8点(2004-12-18 16:51:17)

37.  悪霊喰 《ネタバレ》 営業の方、「原罪喰」にしてください。ある程度キリスト教の原罪の意味がわからないと理解は難しくなるかもしれませんね。相変わらず「ロック・ユー!」のお姫様は魅力がないのは大きな問題ですが、”罪喰い”のピーター・ウェラーは好かったです(なんとなくゲイリー・オールドマンを彷彿とさせる)。いちばん注目したシーンは、サンピエトロ寺院の建築現場。手動式のクレーンを使って石を運び上げている作業があったのだけれど、あれは中世の建築物を造るときには、まさしくあの形で作っていたそうで、その現場を目の当たりにできたのは嬉しかったです(笑)。ただ、あの現場の撮影にお金を使いすぎたのかどうかわからないけれど、他の場面の描写が物足りなく感じられたのは残念でした。6点(2004-12-15 23:01:55)

38.  アンダーワールド(2003) 《ネタバレ》 オオカミとしては観ないわけにはいかないでしょう(笑)。主役のケイトは、ハードなアクションをほとんど自分でこなしたそうで、銃撃戦の時に目を閉じなかったというのが評価高いですよね(笑)。ヴァンパイアという設定だから、なんかダークな雰囲気が好かったです。肝心のライカンですが、なんか雰囲気は今ひとつでしたねえ。あれじゃ、オオカミというよりは熊って感じです。ラストの対決シーンでヴァンパイアとライカンの混血がどうなるのか期待していたのですが、あんな様でかなりガッカリしました。あれさえ出さなければ好い線行っていたのにねえ。とくにライカンのリーダーのかつての経験として扱われた奴隷の話など、おもしろい設定だったのにね。とにかくラストにあのミックス野郎を出したのが失敗ですね。残念!6点(2004-12-15 22:37:06)

39.  イノセンス 前作との因果関係云々言われているようだが、私の場合何も知らずに本作だけを観ている。それでも独立した作品として楽しめたと思う。とにかくメカにしろ背景にしろすべてに緻密な描写が素晴らしい。DVDで観たのだが、アニメ作品で「劇場で観た方が絵の迫力も音の好さもマシだったろうな」と思えるのは久しぶりな気がする。 後半のキムの館でのくり返しシーン。あれは、「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」(1984)の夢邪鬼とあたるのやりとりを想い出すね。そういう意味では20年経っても進歩がないとも言えるし(笑)、逆にそれだけこの手法が好きなのだとも言える。この辺を意識した人はどれだけいるだろうか? 山ちゃんと大塚さんという「心地好い声」の声優がメインをはっているのも嬉しいことだ。この二人の会話にさまざまな引用を絡めて、斜に構えた人間関係が築かれていく過程は、ニヤニヤしてしまう。孔子や世阿弥を理解できなくても雰囲気が楽しめるだけで充分だろう。それはとりもなおさず、最初の頃に大木さん(これも心地好い声)が言う「シーザー云々」の台詞がそれを暗示している。別に理解できなくたってかまわないのだろう。 と言いつつ7点なのは、やはり1度で理解できなかったというのが大きい。2回観たがまだスッキリしない。もう1度は観ないといけないなとは思っている。それくらい、「何度も観ないといかんな」と思わせる作品だ。つまらなければ2度と観ない。その結果点数は変わる可能性がある。今回はとりあえず(←口癖(笑))こういうことで。 (2004年12月9日11時23分追記) エンディングで流れる"Follow Me"って、私にとっては「アランフェス協奏曲」の一部にしか感じないから、よけいな歌詞つけて歌うなよって印象です。ギターソロの方が好いね。7点(2004-12-09 10:05:52)(良:1票) 《改行有》

40.  ミスティック・リバー 《ネタバレ》 ラストのパレードの前に、ローラ・リニーがショーン・ペンに言い聞かせるシーンを観て、「お、マクベス夫人かよ」と思っていたら、DVDの解説バージョンにはしっかり出てきてたね(笑)。全体の流れはそういう映画です。 いつもは典型的な悪役であるケビン・ベーコンが、今回は抑えめの演技でしたが、それでも”何か”を期待してしまう私がいます(悪い癖だね(笑))。ま、これもラストのパレードで銃を撃つ真似をしますが、あれは”仕送りをする彼”に対する挑戦状だろうと私は受け取りました。ティム・ロビンスは老けちゃったねえ。それとも役の上だけ? デカイ身体なのに、おどおどして嘘ばかりつくのは、そういう違和感を感じさせる演出だったのかな。テレビでドラキュラを観ているシーンの演技はなかなか好かったですね。そして、解説版でも絶賛されているマーシャ・ゲイ・ハーデンの演技! ひとめ見て、何を考えているのかが伝わってくるように魅せるのは凄いね。そういう細かい役者の演技は引き立っているのだけれど、全体的なストーリーの緩慢さがあるため、サスペンスとしての盛り上げは後半の「ふたつの緊迫」が交錯するオーバーラップシーンくらいでしか感じられず残念です。 撮り直しをしないというイーストウッドのこだわりが生んだ迷シーンがひとつあります。例によって車のウィンドウに人影が映ってしまった奴ね(笑)。後半をよくさがしてください。 それにしても(←口癖(笑))、イーライ・ウォラックにはビックリだった! 「荒野の七人」のあのカルベラですぜ、旦那ぁ(笑)。あの脂ぎった盗賊の首領があんな酒場のジジイになっていたとは(笑)。どうせなら、銃を一発撃つシーンを観たかったですね。7点(2004-12-03 18:25:22)《改行有》

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