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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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21.  砲艦サンパブロ 《ネタバレ》 ガンシップと言えば攻撃用ヘリのことですが、砲艦(ガンボート)は喫水の浅い平底の船であり、海洋を航海できる軍艦に対して水雷艇や掃海艇と同じように軍艦より格下の補助艦艇とされていますが、それでも一応は軍艦と同様に治外法権を認められていて、いわば移動する領事館みたいに大きな河に沿った地域に派遣され、艦長は領事の代理みたいに居住する自国民の保護を任せられたわけです。しかし、特に宣教師みたいな人は自分中心の世界しか観ていないから情勢の変化に疎いのは困ったもので、それが結果的には摩擦を拡大していることには最後まできづかないのでしょう。海軍の士官として最後に自分の指揮する軍艦を与えられることは誇らしいものだけれど、それがこの小さな船であっても与えられた任務のために先頭に立って敵対地域に乗り込む艦長は義務感の塊みたいなもので、冷めた態度だった海兵もそれにつりこまれ、最後に「どうしてここにいるのだろう?」と言わせています。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-06-05 17:22:08)

22.  クロスボー作戦 《ネタバレ》 もう半世紀近く前になってしまいました。当時の「Battle of Britain」とかを題材にした映画などの流れにある半分フィクションものですが一番印象に残ったのは海岸地帯でV1の試験をする場面で小柄な女性技術者が試作機に乗り込んで操縦してみせるのが結構臨場感がありました。最後は実際には制作されなかったA9/A10大陸間ミサイルまで登場で少し白けさせられます。[映画館(字幕)] 7点(2010-03-16 09:02:57)

23.  影なき狙撃者 《ネタバレ》 この映画は劇場公開時に時間がなくて見逃したのですが、評判が悪かったせいか以後の上映がほとんどなくてやっとDVDで観ることができました。この映画にしても「ブラック・サンデー」にしてもフランケンハイマーの映画は時代を先取りしているためか毀誉褒貶もあったりして興行的にいま一つのところがあったのは残念なことです。映画中の主人公の母親などは50年代の世相では女性が政治の世界に進出するなど米国でも考えられなかった時代で、そこにヒラリー・クリントン並の意欲のある女性が「モグラ」と言う屈折した形でも野心を満たしたいと思うのはあり得ないことではなかったと言うのでしょうか。この映画がオズワルド事件よりはるか前に構想されたことは注目すべきでしょう。ちなみに日露戦争当時に陸軍参謀部で親日派の馬族を組織化してゲリラ戦を行ったのですが、これは映画の原題とは直接の関係はありません。[DVD(字幕)] 7点(2010-02-10 16:08:51)(良:1票)

24.  633爆撃隊 《ネタバレ》 この映画は全くの創作ですが、全木製のモスキートは高速の多用途機として偵察から爆撃まで多くの場面で使用されていたようです。ゲシュタポ本部への爆撃は2階に収容所のある本部を攻撃するためにモスキート爆撃機がスキップボムを利用して1階だけを破壊したと言う史実からのものでしょう。最近の米国の戦争映画では各種の人種を取り入れるのがお約束ですが、この映画の英国空軍もシーク教徒を機長としたクルーを用いることで英連邦軍と言うことを印象づけています。対空砲の破壊を命じられたレジスタンスが待ち伏せに逢って全滅したことを攻撃開始直前に知った司令部が「対空砲は無事。任務遂行の義務無し」と打電するのですが、受け取った指揮官がその上で攻撃を強行するあたりはカーディガン将軍の600騎みたいな、いかにも英国的な武勇伝となります。[映画館(字幕)] 7点(2009-10-04 00:23:25)

25.  寒い国から帰ったスパイ 《ネタバレ》 ル・カレを一気にスパイ小説の第一人者にした原作の映画化ですが、小説は早く読んでいたけれど、映画を観たのはずっと後です。小説のイメージが非常に強かったので映画でがっかりしたくなかったのですが(身を持ち崩して敵方の接触を待つところとか)、意外と良いできでした。クライマックスは最後のベルリンの壁越えですが、小説としては何が標的かを主人公が悟るところが山場で、従って最後の気力を奮い起こせないのも当然とも言えます。[地上波(字幕)] 7点(2009-05-06 00:09:01)

26.  明日に向って撃て! 《ネタバレ》 銀行や列車の金庫を爆破して現金を奪うから「壁の穴」なんですね。こんな荒っぽい手口なのに最初のほうはあまり派手な撃ち合いとかなくて、追われて昔の女の元に戻り、ボリビアに逃亡などと言う大変な話を持ち出すのだがそれでも田舎教師の女はついて来る。落ち行き先のボリビアでも結局銀行強盗になり、追われて新しい稼業をと鉱山で職を求めるのだけれど、賃金運びの護衛しかなくて、その最初の仕事で強盗に会い止む無く全員射殺する羽目になるけれど、それが人を撃った最初だと告白するとの意外な展開。金で農場や牧場を買って生活することには体力的に無理と言うあたりに他人を使っての安楽な生活への嫌悪感が示され、それに愛想をつかした女が去った後に、食事に行って見破られ(ボリビアで英語しか話せない米国人では目立たないのが不思議)多数の警官、最後には軍隊にまで包囲され負傷した絶望的状況で「次はオーストラリアにしよう」とか最後まで能天気な悪ガキぶりが憎めません。バート・バカラックの音楽は知っていたけれど、やっとビデオで観ることができた。[DVD(字幕)] 7点(2008-10-14 08:11:12)

27.  東京オリンピック 発表当時に河野一郎とかが文句をつけていましたが,興業的には大成功だったようです。当時の技術から仕方なかったにしても「やらせ」や後日の取り直しフィルムが多い「民族の祭典」に比べて実写に拘った姿勢は評価できます。でもそのためか陸上競技史上での歴史に残る棒高跳びの勝負(米国のハンセンとドイツ勢の満月の深夜までの死闘)が簡単に省略されていたのが心残りでした。(当時補助員として現場にいた友人から感動を聞かされていたので)[映画館(邦画)] 7点(2008-07-23 22:51:33)

28.  ミクロの決死圏 《ネタバレ》 この映画と「2001年」はSF界の両巨匠の(この映画はアイザック・アシモフ)原作による途方も無く金と時間のかかった映画と言うことで公開もどんどん遅れるし,前評判も高かったけれど,こちらの作品は「空想旅行」とかの名前である程度の筋書きまでついて紹介されていました。そのときに「どうして質量も小さくできるのか?」と言う自然な疑問にも何とか言い訳がされていました。現在ならV.Rとか利用したマイクロマシンとかの手法も思いつきそうですが,それでは冒険にならないし女優の使い道も限定されるからやはりこの映画化が正解でしょう。日本では映画封切り当時には両作品ともに大きな評判にはなっていません。SFものが一般の評判になったのは大阪万博の後あたりからだったと思います。ほとんど何もしていないように見えた将軍が最後の場面で適切な判断を行ってみせるところは後の多くの映画でもよくみかけるようです。[映画館(字幕)] 7点(2007-01-08 16:49:20)(良:1票)

29.  不知火檢校 勝新太郎の映画はほとんど観たことが無かったのだけれど、これが座頭市の原点なのですかね。しかし盲人の動きとして少し不自然さ(と言うより誇張)が目立ちすぎのようにも思えます。後に勝夫人になる玉緒はさすがに奇麗ですね。悪役ぶりの筋書きは見事で、ここまでワルだと憎めない。しかし本業(?)の琵琶の演奏場面がほとんどないのは残念です。最後の立ち回りのBGMとして取り入れる工夫はなかったのでしょうか?[DVD(字幕)] 7点(2005-09-26 00:29:36)

30.  空軍大戦略 《ネタバレ》 映画館で観たのはずっと前でしたがDVD版はなかなか見つかりません。皆さんご指摘のようにまだ飛べる機体を使っての史実に忠実な映画です。冒頭に英国のレーダサイトで空を見上げて「シュツーカだ」と逃げる傍らでレーダーアンテナに爆撃を加えるけれど、やがて現れた戦闘機に敢え無く次々と撃墜される(スペインやポーランド戦線で猛威を振るったこの急降下爆撃機も速度が遅く戦闘機にはひとたまりもない)場面から開始される英国の戦闘機とドイツの戦闘機、中型爆撃機の死闘が延々と続きます。ドイツの戦闘機の航続時間が短いのと脆弱で爆弾搭載量の少ない爆撃機での無理な攻撃で貴重な搭乗員を浪費したのが作戦の断念に繋がったのですが、英国側は自国上空なのでパイロットの回収が可能だったのも大きい(ドイツのパイロットは助かっても捕虜になる)ようです。しかしこの戦闘が行われたのは日本軍の参戦の1年以上前であったのにレーダーも含めて日本はこれから何ら学ばずにたちまち熟練パイロット不足になったのは嘆かわしいことです。[映画館(字幕)] 7点(2005-09-20 20:55:57)

31.  北京の55日 《ネタバレ》 歴史考証には疑問はあるにしても、スペクタクル映画としては立派なものです。元祖ロケットの攻撃(別に夜間である必然性はないけれど、怖がらせる効果も狙ってでしょう)に対抗する間に合わせ材料での臼砲(?)での反撃。寄せ集めの大砲と砲弾での射撃がついに暴発を招き覚悟の上だったろうけれど驚愕の表情で倒れた砲兵士官の表情とか映像も芸が細かいです。しかし外国の歴史ではボクサーの乱と言われているような派手なカンフーとかの業の見せ場がなかったのはブルース・リー以前の映画だったためで仕方ありません。[映画館(字幕)] 7点(2005-07-30 20:40:02)

32.  バルジ大作戦 《ネタバレ》 封切り時に映画館で見たときは印象が強かったのですが、テレビでの放映で少しがっかりしたのはやはりこの種の映画には大画面が不可欠なためのようです。スケジュールに追われる中で迂回できる町を、たまたま手に入った敵の残留品から名も無き1兵士に大西洋を越えてクリスマスケーキを届ける補給路に支えられた敵の志気をくじかせるために(未経験の多い味方兵士に勝利体験を得させる必要もあったでしょうが)陥落させることを決意したヘスラー大佐の判断は決して間違ってはいないけれど、やはり物量と補給の面からも無理筋の作戦だったと言う悲劇です。最後に燃料切れの戦車を放棄して歩いてドイツに戻る場面はすこしやり過ぎですが、最初の勝利に際して「この勝利で戦争は終わりますね。」と喜ぶ従卒が「いや、戦争はいつまでも続く。」と言う戦争にしか生き場所を見出せないヘスラー大佐の言に途方に暮れる表情と、最後に失意の中でほっとした表情で歩いて戻る姿を対比させるために必要だったのでしょう。[映画館(字幕)] 7点(2005-05-02 00:59:17)

33.  新選組(1969) 《ネタバレ》 映画の2時間半としては情に篤い男の土方、芹沢、伊東といった剣客との間の友情と離別、古女房(美人過ぎますが)や子供に未練を持ちながら祇園の舞妓との熱烈な恋と矛盾したものを抱え込みながらの統率者としての苦悩する生き方は悲劇とも喜劇とも言えますがうまく描いています。しかし舞妓の身請けのための金の動きとかの説明は不十分で、それで犠牲者が出たことを知った後の態度も少し曖昧過ぎるように思えました。勝の描き方が決して好意的でないのは彼が剣客ではないからの偏見が過ぎるようです。沖田の件は別にしても有馬の描き方は少し史実とは違うように思えますが、死に花を咲かせるためには必要だったのでしょう。7点(2004-10-08 11:13:10)

34.  007/ドクター・ノオ 《ネタバレ》 この映画を観た当時はイアン・フレミングの本も日本になくて、映画自体もあまり有名にならなかったのですが、二作目あたりからブレークを始めました。ずっと後にテレビで観たら最初の三人組の殺し屋の唄うところで字幕が伏字になっていたので驚かされました。(放送禁止用語でしょう)捕らえた相手に白状させてから無慈悲に射殺するところとかは従来の善玉ヒーローのパターンを破壊するものとして印象的でした。しかし何よりもスパイは目立たないことが常識なのに目立ちすぎの服装と容貌と言うところが斬新性がありました。ボンドガールの読みは封切り当時はアーシュラ・アンドレスとされていましたが、この映画以後も「ブルー・マックス」などのUndressの役柄が多かったようです。NO氏の最後は放射能汚染で痛めた手に代えたご自慢の義手が滑るために溺死と言う義手のひとにはつらいものがありそうです。7点(2004-09-30 00:10:00)

35.  ボーイハント(1960) 《ネタバレ》 この映画の背景になっている舞台は、「愛の狩人」でフラッシュバックされる1950年代の時代でまだ米国でもまともな大学は男女別学が当然で宿舎の管理とか厳しくて、男子学生との交際はまさに原題どおり休暇の時期に「男の子のいる場所」に行くしかなかったのです。6フィートの女の子が交際相手がいるか心配するとかもやはり時代の流れですが、最高の相手としては石油会社の御曹司と言うのはそんなに違ってもいないみたいです。ストローのカバーを吹くところとかは一時流行になりました。水槽の中での遊泳シーンが一番面白い。7点(2004-09-28 00:54:25)

36.  シャイアン 《ネタバレ》 観てからかなりの年月が経過していますが、あくまで誇り高い先住民と、それに同情しつつも任務を果たさねばならない騎兵隊との対比が印象的でした。特に婦女子を交えた先住民の一行を追い詰めて行き、最後の対決の場面での赦免の文書が届くところは従来の騎兵隊と先住民ものの裏返しになっています。これからかなり経過してから「ソルジャーブルー」が製作されるのですが、先住民を主役とする映画の先鞭をつけたものとして評価できます。 70mmの大作でそれまで先住民を悪役にしてきたジョン・フォード監督の謝罪作品とされています。7点(2004-09-27 17:24:57)

37.  紳士同盟(1960) 《ネタバレ》 誘いの手紙とともに届くのがギリシャ神話にあるアルゴ号の冒険の本で、軍隊を首になってろくな暮らしをしていない連中に自分がスポンサーになるから一冒険やろうと持ちかける。このときに披露される各メンバーの輝かしい経歴が笑えます。武器の調達の過程での兵士との軍隊食の論議とか英国流のユーモアたっぷりで「オーシャンと11人の仲間」とは違った味です。最後はお約束の上手の手から水が漏れることになるのですが、裏切りものが出ないところとか観終わっても気持がいい映画です。 7点(2004-09-23 23:08:14)《改行有》

38.  サウンド・オブ・ミュージック ミュージカルとしては良い作品ですし、原作者でもあるマリアについても好ましくは思いますが、ずっと昔に劇場で見たときに感じた違和感がどこかに残ります。オーストリア海軍の高級将校ってドナウ川の艀の船長ほどの経歴もなく、貴族として外交官みたいな気分でいて、だから子供に水兵ごっこさせる(実際の水兵の厳しさを知っているならそんなことはしないでしょう)、そしてドイツに併合されることになると実際に戦争に参加しなければならない(職業軍人としての給与と特権はそのために支払われていたのだから)のだけれど、まあ、その経歴や能力からは潜水艦とかに乗ることは無いにしても、実戦における責任を果たさねばならなくなると逃亡しか頭に浮かばない。ナチが悪者だからって、これじゃ国民から見たら月給泥棒のクズにしか思えないのではと感じました。「反戦」とかの理屈をつけずに音楽だけを楽しむ映画なのでしょう。7点(2004-08-18 00:17:04)

39.  ブリット 《ネタバレ》 ずっと前に観たのですが、印象に残っているのはカーチェイスの始まる直前に悪役側の2人がちらと目くばせをしただけでハーネスを締めて(昔の自動車って飛行機のシートベルトと同様に乗ってるひとが加減するんです)加速すると言うシーンでいかにもプロらしいところが場面を引き立たせています。最後の飛行場の入り口での落ち着き払った銃撃のシーンも印象的です。7点(2004-07-13 23:37:21)(良:1票)

40.  素晴らしい風船旅行 《ネタバレ》 「赤い風船」を観た後だったので期待していた映画でしたが、かなり失望させられました。先の映画での自然な着色の美が無くなり只のカラー映画に成り下がってしまい、風景はそれなりですが爆発の危険とかのパニック要素まで入れて変な受けを狙う映画に堕落してしまっていました。[映画館(字幕)] 6点(2011-01-16 00:14:07)

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