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プロフィール
コメント数 497
性別 女性
ホームページ http://kuroneco.livedoor.biz/
年齢 59歳

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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1234567
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21.  ミフネ 父親の死で知的障害者である弟の世話をすることになった兄。弟にとって兄は今も幼い頃「ミフネ」の真似をしていた兄であり、ヒーローなのだ。その家に住み込みの家政婦として雇われた元娼婦の女性。そして彼女が養う幼いこれまた弟。最初はギクシャクとした登場人物達の人間関係だったが、知的障害者の弟を通してやがて打算無しで真剣に純粋に生きることを学ぶというストーリー。定石と言えば定石の話なんだけど、ドグマの映画なのでハンドカメラ&BGM無しというランス・フォートリアー風味。そこがちょと違う雰囲気でまぁホノボノした。5点(2004-06-15 14:04:35)

22.  夫たち、妻たち いかにもアレンらしい話なんだけど、この映画の登場人物達は鼻につき過ぎて耐えられず終始イライラ。「あんたら何様?」って感じ。アレン嫌いの方々の気持ちってこんな風なのかしらね。アレン好きの私ですが、これは臭いがキツくて食えませんでした。ごめんなさい。4点(2004-06-02 11:17:18)

23.  サイダーハウス・ルール アーヴィング小説の特徴は時々退屈だったりもするエピソードの積み重ねだ。人間としてバランスの悪い、喪失感を抱えた登場人物たちのままならない人生を、読者が共に歩む事によって最後にささやかな真実を得ると言うカタルシスが魅力だと私は思う。なので、この作品にしろ「ガープの世界」にしろ映画になると何か物足りない、至極真っ当なフワフワとした話のように感じてしまう。この作品では脚本もアーヴィングが手がけているし、これもまた彼の世界のひとつであろうとは思うけど、その世界は私にはピンとこないし、原作と切り離して見た場合、映像はキレイだが凡庸な気がする。所詮小説通りには描けないのだから(と言うか「小説通り」と言うのは個人のモノなので描きようがない)、いっそのこともっと大胆な解釈を見せて欲しいと思ってしまう。唯一トビー・マグワイアは雰囲気出てた。5点(2004-05-31 18:07:21)(良:1票)

24.  サイモン・バーチ アーヴィングのファンとしては原作がかなり凄い話だったので、これをどうやって映画化するのかとちょっと意地悪な気持ちで見たのですが、素直に「美しい映画だなぁ」と思いました。原作を大幅に変えて、相当圧縮して作ってあったにも関わらず、コアなアーヴィングファンである私が「ちがーう!」と思わなかったのは、監督がこの話を自分なりに消化して表現していたことと、決して泣かせようと大げさな演出をしていないところ、そして何より美しい映像によるところが大きいのでは。ハデではないけど、しみじみと優しい気持ちになる映画です。6点(2004-05-31 15:52:51)

25.  ギルバート・グレイプ 「しっかりしやがれ!」とコイツら全員のケツを蹴飛ばしてやりたい衝動に、どーーーーしても駆られてしまう私は心貧しき人間でしょうか?5点(2004-05-28 14:57:11)

26.  奇人たちの晩餐会 スマン!笑えなかった。自分がバカなので、バカにはイラついてしまう。同族嫌悪ってやつか?この映画は当時惚れてた男性と彼の部屋で見た。彼が笑うので面白くないのに調子合わせて笑ったりして、疲れてしまったヨ。バカね。苦い思い出だナぁ・・。(やや遠い目)5点(2004-05-18 17:11:22)

27.  奇跡の海 トリアーの変態ぶりが堪能できる作品。「エレメント・オブ・クライム」とか「ヨーロッパ」はわりと好きだったし、ロッド・スチュワートの歌声に誘われて見に行ったんだが、いやはや騙されたス。更に調子こいて「ダンサー・イン・ザ・ダーク(ややこしい。いつもどっちが馬か悩む)」みたいな映画まで作っちゃって、この人ホント好きなんだろうなぁこういうプレイ。どうせなら「キングダム」方面に軌道修正して欲しいのだけど、「ドッグウィル」もこの路線なのかいな?2点(2004-05-12 12:30:10)(笑:1票) (良:1票)

28.  ブルース・ブラザース2000 若い頃はムチャやってて「30才前に死にたい!」とか言ってた連中がさ、久々に会ってみたらみんなお金もそこそこあって、家庭も持っちゃって、話題と言ったら成人病自慢と子供の話し。さて、昔を思い出して和やかに、片手間にバンドでもやる?昔と違って今は余裕あるから高い楽器持ってるし、スタジオも惜しみなく借りれちゃうよ。みたいな雰囲気なんだな。それはそれで全然否定しないです。私だっていつまでもバカやってるヤツには「ちゃんとしよーゼ!」とハッパかけてるし。だけどさ、我々一般人じゃなくて「ブルース・ブラザース」ですよ?ダメでしょ、それじゃあ。メンバーは更に豪華だけどさ、前作には降臨していた「R&Bの神様」の姿が見あたらないです。あるのは哀愁だけ。それを暖かく見守れる程、私はまだ大人になれてないみたいです。4点(2004-04-30 15:07:00)(良:1票)

29.  最高の恋人 《ネタバレ》 誰がなんと言おうとやっぱりマット・ディロンってイイ男だワンと目の保養させて頂きましたよ。そうよね、元妻。あんたがデートした男達と比べたらマットの圧勝でしょう。唯一ウィリアム・ハートは対抗馬だと私も思うけど妻帯者じゃね。元妻のキャラは個人的に好みじゃないので「なんで彼女なワケ?」なのですが、一方で、男っていつも「ひとつ前の女」が一番好きなのでは?との疑いを持っている私としては、リアルな展開だと言えなくもないです。ラストは一応ハッピーエンドですが、実体験に照らすとヨリを戻して成功した話しは今まで殆ど聞いたことないので、「あぁまた失敗を繰り返すのね」とか思ってしみじみしちゃいました。と、夢の無いレビューしましたけど実は結構楽しみましたこの映画。もしかして私、恋愛モノ好きなのかしらん。6点(2004-04-23 20:29:59)(笑:1票)

30.  レ・ミゼラブル(1998) 他人には教えないで、こっそり心の中にしまっておきたくなるような作品。胸を打つ美しいセリフが随所にあるのは、やはり古典ならではかと思います。ジャン・バルジャンが改心したのはキリスト教的な神父の慈悲のお陰ですが、この映画ではあまり「神」が強調されてないあたりが好感もてます。と言うのは「神」と言う絶対的な規範に自分を預けてしまうのはちょっとズルな気がするからです。彼は相変わらず弱い人間で迷いの中にあり、気を許せば楽な道を選んでしまいそうになります。けど、その都度心の中に「銀の燭台」を灯して自分自身に問いかけ、必死で正しいことをしようとするわけです。自らの弱さを努力で克服するこの映画のジャン・バルジャンに私は共感します。(良評価くださった方、ご免なさい。内容少し変更してしまいました。お許しください!)8点(2004-04-23 20:08:09)(良:2票)

31.  ひかりのまち 全くの日常を描いただけの作品なので「それで?」って思う方がいることはとても良く分かるけど、私は結構染みた。見る人の立場によってそれぞれ感情移入する人物がいるだろけど、私はカフェで働く独り身の彼女だな。特に出会い系で知り合った男とベッドに入るエピソードはね、事が済んだ後のあのビミョーな感じ。リアル過ぎだよ~。帰りのバスの中で悲しくって虚しくって泣く彼女の気持ちが(「なにやってるんだろう、私。バカみたい」)分かり過ぎる程分かって思わず貰い泣きしました。何かを洗い流すような優しい音楽(なんとなくルー・リードの唄を連想した)、町の雑踏、そして沢山の灯り。灯りの数だけ人生があって、みんな色々抱えながら生きてるんだよね。泣き晴らした後みたいな気持ちになる映画だったな。実は「イン・ディス・ワールド」と混同して政治ものと勘違いしてこの映画見たんだけど、「ひかりのまち」って上手くつけたなぁと思う。「ALICE IN WONDERLAND」のオチが効かないのは勿体ないけど、タイトル付けた人の気持ちが伝わってきて私は好きッス。7点(2004-04-19 20:04:03)(良:2票)

32.  秘密の花園(1993) 冬の間寂しかった我が家のベランダも、春になって近頃俄然賑やかになって来た。新しく植えた苗もかわいいのだけど、冬の間茶色くてカサカサだった枝からポツポツと生えてくる緑はもっと愛おしい。冬の間ほっぽらかしておいたのに春になれば何度でも再生する、その生命のエネルギーにはすさまじいパワーがある。この映画はそんなエネルギーが奇跡を起こすことをすんなり受入れさせるような作りになっていて、こじんまりとした良い作品だと思う。それにしてもここにレビューされてる方は原作ファンの方が多いようですね。かく言う私も子供の頃大好きで何度も読んだのが「秘密の花園」と「ああ無情」それとアンデルセン童話で、これらの作品は現在の自分の感性に結構影響を与えている気がします。6点(2004-04-14 11:29:20)

33.  マイ・プライベート・アイダホ リバー・フェニックスって私はあまり評価してなかったんだけど、この映画見てビックリした。なんと言う美しさ!なんと言う存在感!なんと言う気高さ!少年と大人の男との絶妙なバランスはまさに奇跡としか言いようが無いッス。しかし人間誰しも道の真ん中でいつまでも立ち止まったり、ましてや眠りこけることなんて許されない。否応なくどこかに向かって進んで行くしかないのよね。終わりの無いパーティもないしね。この映画のリバー・フェニックスを見るとあまりにも完璧で、彼、一歩も動けなくなっちゃったのかなぁって思えた。7点(2004-04-13 15:30:53)

34.  日の名残り たまりません。様式美を愛するイギリス好きの私には超ドツボな映画。アンソニー・ホプキンスが執り仕切る優美で洗練された貴族の生活。台所で、食卓で、遊技部屋で、彼が行う様々な仕事にウットリした。BGMがまた素晴らしい(【ともとも】様に同感)。人生の大事な選択って発車のベルが鳴り終わってから扉が閉まるまでの電車のように、ちょっとでも躊躇すれば乗り遅れてしまう。けど、乗ったら乗ったで果たしてそれで良かったのかと自問自答。それでも時は容赦なく過ぎてゆくのだ。この役はアンソニー・ホプキンスにとっての最高傑作だと私は思うなぁ。まさに緩やかに暮れて行く「日の名残り」を存分に味わえる作品。8点(2004-04-05 18:19:53)(良:2票)

35.  トリコロール/青の愛 実は内容をあまり良く覚えていないのだ。スミマセン。当時不眠症に陥っていた私はその日も48時間以上一睡もしてない状態でイライラがつのり、友達の彼氏(何故?)を誘ってこの映画を見に行った。そして、最初の20分程気持ちよく寝た。その後目覚めて最後まで見たからそれなりに面白かったんだと思うけど。眠りにおちた時のあの開放感が今も忘れられない・・。5点(2004-03-22 13:48:22)(笑:1票)

36.  親愛なる日記 「親愛なる日記よ、この世には僕の大好きなことがある!」という出だしで始まる今作は3つのエピソードからなる日記風の作品で、出演はモレッティ本人。第1話「ベスパに乗って」は彼が観光地ではないごくごく普通のローマの町をベスパで移動する話し。最後はパゾリーニの殺害現場に到着して終わる。第2話「島めぐり」では静かなところで仕事をする為にTVドラマ中毒の友人とイタリアの島々を回る。第3話「医者めぐり」ではある日突然原因不明の激しいかゆみに襲われたモレッティが医者から医者へと渡り歩き、様々な薬にまみれる話しで、これは実話。全編ユーモアと風刺に溢れているのだが、ネガティブなところがあまり無くてどこかすっとぼけた雰囲気がとても楽しい。そしてちょっと切ない。イタリアの内情に詳しければもっと何倍も楽しめるんだろうなぁ。この人の独特の映像センスというのは私にはかなりツボで、ベスパを後ろから追うカメラの距離、その速度、風景、音楽、絶妙の間、何から何まであつらえたようにしっくりくるのだ。「ジャック・タチとウディ・アレンを足してイタリアで割ったら全然別なモノが出来た」そんな感じでしょうか?と言ってもまだ2作しか見ていないので見当違いならご免なさい。8点(2004-03-18 17:46:20)

37.  ボクと空と麦畑 主人公の少年ジェームズは水路でふざけているうちに友人を事故で死なせてしまう。少年がひとりで背負うには重すぎる秘密だ。清掃業者のストライキで町にはゴミが溢れている。父親は他の女兄弟に比べてジェームズには少し冷たい。そして、アパートの裏にはあの不幸で不吉な水路。彼は水路を見ながら毎日々否応なく死んだ友人の事を思い出していたのだろう。ここから逃げ出したい、自分の居場所が欲しいと願う少年の心の痛みが瑞々しい映像と控えめながらも美しい音楽から伝わってくる。見終わった後、なんだかひどく悲しくなってしまったが好きなタイプの映画だ。あと最後に一つ登場人物達に聞きたい。「あんたら一体何語で話してるの?」7点(2004-03-08 16:04:23)

38.  ベルベット・ゴールドマイン 仲間内でかなり評判悪かったので最近やっと見た。思った程悪くはなかったけど、なんかすごくオタクなパロディ映画だ。確かにボウイとイギー・ポップをモデルにしてるのは分かるけど、全然違うでしょ。あんなに空っぽのアフォじゃないよ!単にファッションとかこういう雰囲気の映画を撮りたかっただけなんじゃないの?あと、ユアン・マクレガー、俳優として好きだけど唄ってる所は全然ミュージシャンに見えない。ましてやパンクのゴッドファーザーと呼ばれたイギー・ポップとは100万光年違う。全然イっちゃってないもんね。ホンキでやるならステージ上でパンツ下ろしたり脱糞したりしやがれ!(下品ですみません・・)5点(2004-02-03 17:39:40)

39.  猫が行方不明 迷子のペットを探す貼り紙を集めた海外の写真集を見たことあるんだけど、これがなかなか良かった。シンプルで個性豊かなデザインの中に、家出してしまった家族の一員を心配する愛情が滲み出ている(日本で良く見るワープロで作った年賀状みたいなのはダメ!)。この映画もそんな雰囲気をもった映画だ(あくまで雰囲気。この主人公のネコ探しにはあまり真剣味を感じない。そう言う映画ではないです。これが私なら半狂乱だ)。夜の街や裏町は都会ならどこでも似たような場所がある。いつでもどこでも一人でうろつくのが好きな私には、何だか妙に親近感を覚える映画だった。但し、こういうチャーミングな映画は見る前に期待し過ぎるとガッカリする可能性あり。あくまでさりげなく見た方が良いのではと思います。6点(2004-02-03 17:14:57)(良:1票)

40.  ビートニク 50年代末から70年代にかけて流行、若者に多大な影響を与えた「ビートニク」について、アレン・ギンズバーグ、ウィリアム・バロウズ、ジャック・ケルアックを中心にムーブメントの関係者が次々登場して証言するドキュメンタリー。所々にジョニー・デップやデニス・ホッパー、ジョン・タトゥーロなどが現れてギンズバーグ達の作品を朗読する。私としてはなんと言っても感動したのが「路上(ケルアック著)」のディーン・モリアーティのモデルとされるニール・キャサディが出てくること!いや、びっくり。それにしてもこうやって見みるとやっぱバロウズが一番クール(と言うかバロウズだけがクール)。もの凄くキレるし悪魔みたなオッサンだよ。あらゆるドラッグをやりまくり、ウィリアム・テルごっこで妻を射殺し、極上のキャビアを好んだこのオッサンが83歳まで生きるんだから、健康に気をつけるなんてアホらしくなる。なかなか貴重で興味深いこの映画だけど、ビート関係に興味無い方には説明があまり無いので全然面白くないみたいです。7点(2004-01-23 14:19:51)

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