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プロフィール
コメント数 119
性別 女性
自己紹介 好きな映画は愛のある映画。走る映画。たとえ1ヶ所でも好きなシーンがあれば、つい許してしまう大甘のレビュアー。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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21.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち 私「ねえ、ジャック・スパロウのキャラクターって、ストーンズのキース・リチャ-ズがモデルなんだって。似てる?」 夫「確かに」 私「お母さんの好きだった台詞はねえ、ブラックパールを追っかけている時に言っていた......」 息子「『北を指さないコンパスでどうやって追い付こうっていうんだ?』『だって俺達は北に向かって行く訳じゃないだろう?』ってところでしょ?」 大当たり~! 観賞後、息子はどんな夢をも指し示してくれる「スパ(ロウ)ナビ」なる架空の発明品を考案しちゃいました。大人も子供もワクワクさせてくれたスパロウ船長に感謝。月夜の海底をひた進む骸骨の行進も幻想的で素敵でした。ディズニーの底力を久々に感じさせてくれた一級の娯楽作品。音楽も最高! この夏、テレビからこのテーマソングを何度聞いたことか。ともあれ、間違いなくデップの代表作のひとつになるでしょう。8点(2003-09-16 16:06:42)

22.  リトル・ダンサー 《ネタバレ》 才能を開花させ、夢を実現するには、リスクと責任がともなってくる。「ビリ-の才能を伸ばしてやるんだ!」と叫び炭坑へと戻っていく父親と、それに応えて自らの道を切り拓いたビリ-。彼は父親だけでなく、多くの人に夢を与える人間になり、これからも輝きつづけるのだろう。ラスト、鼻を真っ赤にして開演を待つ父親の顔に、ただただ感動してしまった。ところで、なぜ舞台袖にいるダンサーが皆男なのか? なぜビリ-は王子ではなくて白鳥なのか? どうしても腑に落ちなくて調べたら、全員男性キャストということでセンセーションを巻き起こした前衛的な「白鳥の湖」だったのですね。青年ビリ-を演じたアダム・クーパーなる人物もすごい人らしいし......。知ってて見たら、もっと良かったな~。8点(2003-07-07 09:26:10)

23.  ボウリング・フォー・コロンバイン マイケル・ムーアのアメリカへの愛情をひしひしと感じる映画だった。今の日本人には、ひっくり返ってもこんな映画は撮れない。アメリカの今の状況を、とにかく彼は変えたいのだろう。まがいなりにもジャーナリストだ。大企業の利権だけで戦争が始まるなんて、本当に思っていないはずだし。大多数の流されている人びとに(もちろん自分も含めて)分かりやすく提議してくれたのだという気がした。チャールトン・ヘストンのくだりにしても、ただの広告塔だと判っていたとはいえ、かの「ベンハー」の大スターらしく、もう少しまともに答えてくれるはずだと内心期待していたのではないだろうか。何十年来の一映画ファンとしては、マリリン・マンソンとの短絡的な比較はしてほしくないというのが本心。ドキュメンタリー映画に慣れていない私達は、全てを鵜呑みにするのではなく、考えることを学ばなくてはいけないのかも。ところで、アカデミー賞の壇上で放ったあの台詞。前日のインディペンデンツスピリッツアウォーズでもまったく同じことを言っていたと某雑誌に書いてあった。来ている人種がかなり異なるのだから、これはちょっと減点かな。 8点(2003-05-10 22:19:27)

24.  天国の口、終りの楽園。 馬鹿でナイーヴな18才を軽やかに演じた主役の2人がいい(好みで言えばもちろん背の低い方)。一緒に旅する人妻が色っぽくも美しくもないのがいい。いかにもメキシコらしいあせたような色づかいがいい。人間の愚かさ、哀しさ、愛おしさをこんなにあっさりと表現できるだけでもお見事。美しくも楽しくもない18才の夏の出来事は、大人になった時にどれほどの価値を持つのか、彼等に聞いてみたい気がした。しかし、この監督、ハリーポッター3作目の監督ですよね。大丈夫なのかなあ.........。8点(2003-01-16 00:58:30)

25.  ハチミツとクローバー 誰も眼中にないみたいですが・・・。主人公を演じた櫻井翔はこの役にはまっていると本当に思いました。慶応大卒で美男子で、今ではニュースも読んで笑いも取れる。傍からみたら文句のつけどころのない彼が、実は芸能界という場所では自分はかなり無能なのだと自覚し(歌も踊りもそこそこ。演技は・・)努力と根性で補っている感じが、この主人公の不器用さに重なって見えました。泣きながら自転車をこぐシーンはかなり非難ゴウゴウみたいですが、自分が想い焦がれる2人の結びつきを見せつけられて、しかも2人とも天才(一応)で、失恋以上のやりきれなさを吹き飛ばすには、彼にはあれしかなかったような気がします。でもいいじゃないですか。運命の出会いがその先には待っていたし。主役なのに、芸達者に囲まれてちっともそうは見えないという、かなり奇特な櫻井翔くんにこの点数を捧げます。[DVD(邦画)] 7点(2010-11-03 11:04:09)(良:1票)

26.  僕の彼女はサイボーグ 《ネタバレ》 辻褄が合わないとか、グロいシーンが多々あるとか、ラスト、上半身だけの彼女はどうなるんだ? なーんてことは、もうこの際言いっこ無し! 愛している人が自分を守ってくれるって、なんて素敵で、なんて幸せなことなんでしょう! それが綾瀬はるかみたいな可愛い彼女だったら、サイボーグだってちっとも構わない・・よね? 崩れ落ちる瓦礫からジローを守りながらひたすら走る彼女は、本当に凛々しく美しかったな。キスしても何の感情も持ってくれないことに不機嫌になったり、やきもち妬かせようとして返り討ちにあったり・・・。彼女への思いが日に日に大きくなっていくジローの心が何とも健気で愛おしかった。前2作は実は未見なのですが、こんな気持ちになれるのなら、見てみようと思います。小出恵介は○。綾瀬はるかは文句無しの◎。[映画館(邦画)] 7点(2008-06-11 23:49:43)

27.  黄色い涙 「ALWAYS」など懐古ものブームには関係ない企画だとは思いつつも、のってしまった感が否めないのが逆にマイナスだったかな・・・。あのいかにものセットは正直きつい。そして何より、出演者の嵐5人が「監督が1番楽しそうだった」って言っているのがちょっと・・・・。監督っていうのは、怒ったり、悩んだり、おだてたりして、役者の良い部分を引き出すのが仕事なわけで。特に桜井君と相葉君にはもっと的確な演出をしてあげてほしかった。ニノが上手すぎるんだもんなぁ。良い素材だと思ってそのまま出したら、イマイチ美味しそうに見えなかった、という感じ。とはいえ嵐ファンにとって心地よい時間だったのは間違いなし! 中3の長男が「夢と現実の狭間で悩む姿が何年後かの自分を見るようでかなりぐっときた。僕は好きな映画だな」と言ったのには、母の方がウルウル・・・。[映画館(邦画)] 7点(2007-11-13 15:38:21)

28.  サンシャイン 2057 題名のスマートさと監督ダニーボイルの名前、そして主演がキリアンマーフィーなら間違いないだろうという確信のもと、見に出かけました。映像は確かにすごい。じりじりと太陽が焼けつく感じも、凍えるような宇宙の暗闇も充分伝わってきた。しかし、「5人いる?」あたりから、ちょっと想定外に突入。SFを見慣れていないせいなのかな?それともイカロス1号の件をなにか見逃したんだろうか。ねじ伏せたような結末でなく、SFだからこそもう少し納得できる終わり方にして欲しかった。「人間はまだ大丈夫かもしれない」とかすかに希望がさすラストにプラス1点。[映画館(字幕)] 7点(2007-04-23 09:22:45)

29.  プラダを着た悪魔 進む方向は違っても、認め合えて尊敬しあえる相手に出会うことは、人生の財産ですね。ラスト、ミランダに裏切られたナイジェルが「いつか償ってくれるでしょう」と呟く台詞が個人的には好きでしたね。[映画館(字幕)] 7点(2006-11-25 14:54:55)

30.  ハイ・フィデリティ プロポーズの言葉はかなり自己チューだが、あんなふうに思っている輩、実は多いんだろうな。「ありがとう」だけ言って、彼の成長をさりげなく促す彼女は、やっぱり主人公より何枚も上手。あらゆる物事にランクを付け、人にレコードを買わせて優越感に浸っていた主人公が、自主レーベルを発足し(彼女の強引な後押しとはいえ)ライブをすることになっていくなんて、なんて成長っぷり! ラスト、3人のオタクにそれぞれ希望に満ちた展開が見えて(ジャックブラックの歌う姿に惚れた女もきっといることでしょう)ほのぼの気分に浸れました。ま、いつの世も物事を動かしているのは偉大なるオタク(専門家)だし、誰がどう思おうと、愛すべき部分がどこかひとつでもあれば、男と女は一緒に生きていけるんですよね。[DVD(字幕)] 7点(2006-07-11 14:52:02)

31.  アバウト・ア・ボーイ ブーイングをあびながらの「キリング ミー ソフトリー」は良かった。マーカスへの注目を自分に向けさせて、あの場を救ったようにも見えるけれど、実は思い切り歌いたかったのはウィルだったのかもね(ちゃんとギターも弾いてるし?!)訳もなく厭世的になる母親にも一抹の共感を覚えてしまった。偉いぞ、マーカス。こんな人間が私の理想だな。[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-06-09 12:29:39)

32.  四月の雪 もともとホ・ジノ監督の映画は好きですが、期待に違わずやはり良い作品でした。余計な台詞が無くても、その後の展開や感情がきちんと解るように計算されていることに、いつもながら感心します。初めて結ばれる日の緊張と不安と悦びは、あの息遣いに見事に凝縮されていたと思うし、「何処へ行くんですか」「何処へ行きましょうか」というラストも、絶望の末の微かな灯りが見えたようで、救われました。しかし、ヨン様はこれのために肉体改造したんでしょうかね。あれじゃあファンはたまりませんね~。そして特筆すべきはソン・イェジンのふくよかな胸。女の私から見ても、もぉ~のすご~く魅惑的でした。しかし、なにをしてもチュンサンの影を引きずってしまって、ヨン様可哀想。それがマイナスの要因。[映画館(字幕)] 7点(2005-10-28 00:06:49)

33.  カナリア 何も解らないまま母親と共に新興宗教に入団し、淋しく苦しい思いをしている2人の子供を見ていたら、親となるべき一番の資質は、強くあること(もしくは、そうあろうと努力すること)なのではないかとひしひしと感じた。そんな弱い母親も、ひとりの娘として自分の父親(主人公の祖父)になんらかの痛みを与えられていたようだったし......。これもひとつの因果応報なのかな。生きていくって本当に辛い。でもあの兄弟とゆきは進んでいくだろう。銀色のはるかな道を。苦しいのは自分だけじゃない。それが解った今なら、きっとやっていけるさ。  PS 主人公の走り方が本当に美しい! 彼の全力疾走が明るい未来を予感させてくれました。[映画館(字幕)] 7点(2005-08-08 14:54:49)《改行有》

34.  スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 まずはヘイデン・クリステンセンに点数の半分を。エピソード2の公開時「すぐに消えていくであろう俳優」のトップにランクインされていたことが本当に嘘のよう。彼のある種のライトさと、哀愁を帯びたダークな瞳は、アナキンの弱さを表現するために不可欠な要素だったのですね。何年も前にそれを見てとったルーカスの選択眼にもいくばくかの点数を。岸壁に造られた要塞(じゃなくて基地?あ~ん、マニアじゃないので分からない!)に飛行機(?)がすっと着陸するシーンには思わず鳥肌...。あんな絵、誰にでも創れるもんじゃない。お見事です。ここ数年、子供共々、束の間の異次元に誘ってくれたこのシリーズに感謝します。 [映画館(吹替)] 7点(2005-08-04 12:06:34)(良:1票) 《改行有》

35.  ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月 相変わらずの選曲センスに思わずにんまり。しかし、マークと付き合ったたった8週間で見事に幸せ太りしすぎたブリジット。彼女のどこがそんなに魅力的なんだろう? と似たような体型の自分は考えた。で、結論。きっと愛にあふれているからなのね。彼女は自分を愛するように他のものも真摯に愛する。両親、マドンナ、健気な女囚たち、そしてマーク。こんなに愛されたことって、彼の人生で初めてなのでは? 彼女が彼を必要なように、彼にも彼女が不可欠なのでしょう。インテリ男二人のへっぽこ喧嘩シーンも前作同様最高の見せ場だったし(一生に一度でいいから二人の男性に自分のことで喧嘩されてみたいゾ)。でも、ずぶ濡れのダニエルがあのままじゃ、ちょっと可哀想。彼のどうしようもない淋しさをほんのちょっとでも見せてくれたら、映画にもっと奥行きが出たでしょうに。[映画館(字幕)] 7点(2005-04-13 14:58:51)

36.  ネバーランド とても端正な作品。ネバーランドは信じられないほど美しかったし、役者陣の抑制された演技にも感心した。それでも、強く心に響かなかったのは、バリ氏のある種の身勝手さがここそこに見えてしまったからかもしれない。夫婦の不仲の理由はいわゆる「価値観の相違」なのだろうが、心から愛するものを自分が先に別に見つけておいて、妻のささやかな不貞に対してあんな態度でシャットアウトしてしまうのでは、あまりにもずるい。その妻が『ピーターパン』の初日に駆け付けてくれた時も、バリ氏はひと言あやまるだけ。うまくは言えないが「少年の心、信じること、創作への意欲」それらのものをすべての言い訳にしているように見えてしまった。そして何より、ジョニ-・デップ演じる「少年の心を持つ大人」は、もう少し純粋な人物であってほしかった。エド・ウッドみないな。それが一番の本音。7点(2005-01-20 11:58:58)(良:1票)

37.  チルソクの夏 確かに歴史的な事実をないがしろにしているのかもしれない。日本の一方的な主張が垣間見えるようなあざとい脚本なのかもしれない。それでも、もう2度と会えないかもしれない人に、矢も竪もたまらず会いに行ってしまう(たとえ戒厳令下であっても)恋心に、私は胸が締めつけられそうになった。日本人の偏見や韓国人の憎悪など、親世代を細かく描くべき必要もあるのだろうが、高校生の彼らがそれを理解できないのも仕方のない事だと思う。(何せ交流試合で行き来して「歓迎」の旗まで振っているんだから)4年後に会おうと約束して、会わずに時は過ぎて、25年後にすべて理解した上で再会する。若い頃の熱情が決して無駄ではなかった事が、このシーンに凝縮されていたのではないかな。基本的に何かに向かって走る映画が大好きなため、高評価になってしまったかも。<蛇足ながら、いくら運動部員だからとてあんなに下着姿を登場させる必要があるのだろうか。同性でさえドギマギしたぞ。あと「カルメン’77」のところもね>7点(2004-11-11 12:18:56)(良:1票)

38.  スウィングガールズ う~ん。前作を7点にしてしまったので本当なら6点のはずなのだが、それほど低くもないかな~ということで。せっかく厳しい練習までさせて、本当に吹けるまでになった彼女達なのだから、その途中経過と努力の跡を、ドキュメンタリーとはいかなくても、もっと出してあげればよかったのでは? そうすれば、ラストのカタルシスはかなりのものだったろうに。吹奏楽部に追い出されて思わず悔し泣きするシーンのような彼女達の姿をもっと見たかった。今時の女子高生だって、ここ1番の情熱はあるんだべさ。しかし「てるてる家族」では才女役だった秋ちゃん(上野樹里)は、こんな役をしても見事に可愛いですねえ。サックスを構えるすらりとした容姿のなんと美しいこと!7点(2004-09-29 21:17:20)(良:1票)

39.  華氏911 無理矢理連れて行った小6の息子が観賞後「アメリカってそれほど自由の国ではないんだね」とポツリ。言葉をこねくり回す母よりよっぽどいいこと言う彼が少々誇らしくも感じられたが、途中かなり寝ていたよね~。 映画としては及第点。本来ドキュメンタリーとは私情を挟まないものだから、そういう意味では失格だが、誰もを引込む内容ということでは、やはり価値のある1本。パルムド-ル受賞に関してもそりゃないでしょうと思ったが、これもタランティーノら審査員及び世論の力。今見るべき作品であることだけは確か。政治や経済の本質を一般人が知る由もないなどという時代は、もはや終焉にしないといけないということなのかもしれない。これがアメリカの政治や世界情勢をもし変えることがあったとしたら、それはまぎれもなく天命だろうからブッシュは諦めるべし。しかしながらM・ムーアの相変わらずの突撃ぶりには、やはり「ボウリング.....」と同じく「女性的な論理展開」という感想を持った。『弾丸をたやすく入手できる環境が悪い、よって販売しているKマートへ販売中止を直談判に行く....』『祖国と世界平和のために戦争へ赴くのはいつも下層階級の人間、ならばそれを決定している議員達の子を戦争に行かせよう.....』普通の男が利害に縛られて言えないことを、ムーアは明快にやってのける。だからこそひどく単純に見えてしまうのは少々気の毒ではあるが、それが何かのきっかけになるのなら、それもいいのではないかな。とにかく私たちは考えることを始めよう。子供をなくしてからでは遅すぎる。無知は最大の敵、つくづくそう思った。 7点(2004-09-14 11:50:19)《改行有》

40.  ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 前作「天国の口終わりの楽園」には及ばないまでも、アルフォンソ・キュアロン監督の期待どおりの仕事ぶりにまずは拍手。ハリ-とシリウス・ブラックを助けたのは父親ではなく自分自身だったと気付くシーンのなんともいえない切なさ。こんな風にちょっとずつハリ-は魔法使いとしてもひとりの男性としても大人になっていくんでしょうね。個人的には、ロンの活躍が少ないこととマルフォイの悪役としての威厳の無さがちょっと残念だったかも。そして特筆すべきはゲイリ-・オールドマン! ミョウチクリンなキレた役しか持ってこないプロデューサーに「こういう役もしたいんだよ、俺は」って言いたかったのかしらん? 貼紙の中で怒鳴るあの迫力は、彼じゃなくちゃああはいかないものね。ヒッポグリフに乗って空高く飛んでいくなんていうのも、すごく楽しそうだったし......。イギリスの名優の志にも脱帽。エマ・トンプソン、アラン・リックマン、マギー・スミス。彼らは子供に夢を与えることをおろそかにしないからいいですね。時計の内部をくぐって時間を移行するシーンも大好き! 次回作はもう撮影中とのことですが、願わくは今度こそイギリス人の監督で。(ほら「ラブアクチュアリー」撮った監督とか)7点(2004-08-09 17:22:27)

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