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プロフィール
コメント数 900
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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21.  ピエロの赤い鼻 《ネタバレ》 以前何かの映画のレビューでいわゆる“良い映画”の定義に<もう一度観たくなるような映画>と書いたんですが、『ピエロの赤い鼻』を鑑賞後感じたのは、<悲しすぎてもう一度観るのはつらすぎる。でも最高の映画だった>でした。 オレも最初のほうは主役の2人に対して「なんて自分勝手ではた迷惑なやつらか」とか思ってたんですが、だからこそその過ちを悔いて生きる“今”とそんな二人に“今”につながる希望を与えてくれたピエロのドイツ兵が光る、そんな作品だと感じました。 英語でピエロというと”clown”。いわゆる「道化」という意味で日本語と同様、よく人を馬鹿にする意味や卑語として使われます。が、この映画におけるピエロはそのように蔑まされた笑いをとるために存在していませんし、人々もそのような笑いを求めていません。この映画のピエロは事情を知る人には笑うどころかかなりシリアスで泣けてしまうようなピエロなんですが、観る人に笑顔と元気そして感動を与える事のできるピエロなんてもう最高のピエロですよね! 「ピエロ」というものを題材にしながらこの映画は全くと言っていいほど笑える場面は存在しません。しかしピエロという本来は「感動」とは遠い位置にあるものをここまで圧倒的なまでにヒューマニズムに富んだキャラクターにしてしまう監督はすごい。聞けば原作はほんとうにペラッペラな数十枚程度のものなんだそうで、それがここまでの映画になるとは・・・。もう脱帽です。 縦穴に入れられた4人と遊び(?)終えたドイツ兵ピエロが帰ろうとしたときに「おい!銃、銃!」と言ってドイツ兵に銃を返すシーンは何かすごく心に残りました。いやだってあり得ないでしょう。本当ならそれを使って脅迫なり何なりしようと思うもんなのに快く返すなんて。そのドイツ兵の人柄と言ってしまえばそれまでですが、あの時代、間違いなくあのピエロは4人にとっての希望の光だったのでしょう。人ひとり助ける事すら困難な世の中に、4人もの男の人生を救ったこの男はやはり素晴らしいと思います。 最高の映画でした。言うこと無しです。 [DVD(字幕)] 10点(2005-11-02 00:31:10)《改行有》

22.  タイタニック(1997) 《ネタバレ》 人間がどこまで理想を目指して生きれるか、また反対にどこまで本能あるいは欲望に従って生きれるか、それら二つを同時に示してくれた映画でした。人類全体を見ればとても大きいとは言えない船の中でここまで両極端に描かれた人間像はある意味とてもショッキングでした。乗員分のライフボートの用意がない豪華客船タイタニック、記録を作りたいがために船を急がせる船長、貴族相手のためか60人乗れるライフボートに12人しか乗せないクルー達、緊急事態でも自分のことしか考えない貴族達、そしてそのような人を人とも思わない環境の中でそれに抗い、人間的にお互いを愛そうとしたジャック(=レオナルド・ディカプリオ)とローズ(=ケイト・ウィンスレット)、付け加えて、最後まで自分達の道に生きた音楽家達。このどっちにもつかず平凡な生活を送っているオレには本当にショッキングなものでした。 ラストで船が沈んでゆくとき、冒頭で見た船の沈む様を再現したコンピュータ画像が頭にちらつきました。最後にはどうなるかということがわかっているだけに、まだ沈んでいない船を見てとても切ない気持ちがありました。 しかし、現在から過去を知ると言うことはまさにこういうことなんでしょう。私たちの過去の見方と言うとせいぜい本を読んでいつ何があったか覚えるという程度のものです。“本当に”何があったかを知るには、やはり“その場にいる”ということが最善で最良の方法なんだと思います。そしてその最良の方法に限りなく近いのが映画なんだろうと感じました。実際に全くあの通りだったとは言いませんが、タイタニック号の悲惨さだけは充分過ぎるほど伝わってきました。あり得ない話かもしれません、あり得ない恋愛かもしれません、しかしタイタニック沈没後海上で凍死した大勢の人たちはまぎれもなく真実だったのでしょう。そういった“真実の部分”をはらむが故にとてつもなく重い余韻を残す、そんな作品でした。 10点(2005-01-20 12:34:17)(良:5票) 《改行有》

23.  ハウルの動く城 《ネタバレ》 今までのジブリ作品と同じように、とても夢のある物語でした。これ、どなたか65歳以上の方、いわゆる高齢者の方で観られた方はいられるでしょうか?おそらくこれを観られた方はオレと同世代(20代前半)とかそのへんの人がほとんどだったのではないでしょうか。もし歳をとってからこの映画を観たとしたら、いきなりおばあちゃんになってしまってもめげずに頑張るソフィーを見てとても勇気付けられると思います。掃除婦としてもハウルに恋する少女としても一生懸命なソフィーは、姿はおばあちゃんでもほんとに若々しい生き方をしていました。持論ですが、あのソフィーの若返り方、あれはハウル、つまり恋する相手のことを想う時に若返るのではないでしょうか。つまり老婆に変えられたソフィーの心が最も若くなる一瞬です。もしそれを姿を変えられたソフィーぐらいの年齢の人が見たら、やはり元気付けられると思います。そういう意味で、とっても夢のある映画ですよねこれって。映画の中でソフィーは色々なことをします。時には海がきれいな港町に行って買い物をしたり、静かな湖を心ゆくまで眺めてみたり、恋をしたり。自分自信、歳をとってしまってもそんな風にありたいと思います。オレはジブリにはいつまでも夢を与えて欲しいと思っています。いかにそれが今の世の中と比べてあり得ない事でも。今の時代、子供でもイラクが戦争やテロで大変な状況なのは知っています。そんな子供達に、戦争なんていかにくだらないことなのかということ、そしてみんながみんな、全ての人がその気になれば戦争なんて終わらせられるんだということをこの映画は語ってくれています。「もののけ姫」以来、ジブリ映画は現代社会を反映した時代色の強い作品が多いように思いますが、それでも夢を忘れず常に心に何かを置いていってくれる物語を作ってくれる宮崎駿という監督と、それを提供しつづけてくれるジブリというスタジオを一生涯リスペクトしたいと思います。あ、でもヴェネツィアで映画祭に出す前に日本で試写会でもしてほしかったかな。日本語もわからん偉そうなセレブ外人達に先に観られたと思うとなんか悔しいので(笑)10点(2004-11-24 01:08:29)

24.  踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ! 《ネタバレ》 そんなに悪いものだったでしょうか?オレは躊躇なく10点評価したい一品です☆ 確かに作中けっこう馬鹿らしいと思うものもたくさんありました。洋ナシと用無しをかけるところとか、女性管理官のあまりにも見苦しい考え方とか。しかし、こういったことが現実に起こり得ないと誰がきっぱりと断言できるでしょうか?現に最近ではニュースとか新聞をみていれば馬鹿馬鹿しいと思うような事件はたくさん起こっているのが判ります。警察に限らず、色々な組織の指導者、上層部の人の考えも多少の違いはあれ、この映画は現実のそれをうまく反映しています。 それぐらい今の社会の馬鹿馬鹿しさが完全に前に出されているので、受け入れられない人には受け入れられないのでしょう。 指導体制が変わってからの状況の変わり方も極端すぎる感がありましたが、実際管理官一人の脳みそで動く組織と捜査員一人ひとりが脳みそを動かす組織と、どちらがより効率が良いかは明白です。まあそれはそれで問題もあると思いますが、今のようなガチガチなシステム社会よりはよっぽど良いと思いますよ。 最後に、オレは「いかりや氏に敬意を表して・・・」なんてレビューの仕方はしません。本人も不本意だろうし、映画は映画、彼は彼です。10点(2004-10-13 00:17:40)《改行有》

25.  死ぬまでにしたい10のこと 《ネタバレ》 観る前はタイトル負けしてないかどうかがすごく心配な映画でした。 原題は全然違うのに、日本のスタッフが余計なことをしてただ人の目を引くだけの邦題をつけたんじゃないだろうなとか、すごく疑りぶかくなりながら観始めましたが、 もうこれは素晴らしいものでした!初めて邦題をつけた人に「グッジョブ!」と心で叫びました(笑) 何が素晴らしいってまず、全ての人物一人ひとりにそれぞれの人情味のようなものがすごくわかりやすく描かれているところです。感情移入と言うとその人物を完全に理解してないと言えないようなことですが、オレはそれぞれの人物に部分的に感情移入できたと思います。 これを観た他の人も完全にじゃなくても理解できる所はあったんじゃないでしょうか。 主役のほうのアン(=サラ・ポーリー)の「死ぬまでにしたい10のこと」もとても共感できました。<旦那以外の男と寝る>という項目は当然ふざけんなという人も多いでしょうが、これ、ちゃんと英語で映画を観てると、<旦那以外の男と寝る>のあとに<それがどんなものか知りたい>って書いてあるんですよ。これと合わせて22歳というアンの若さを考えたとき、オレには共感できるものとなりました。 自分が好きな話を聞かせたいアンの母の気持ちもわかったし、監獄にいるアンの父がせめて自分にもできることをと、アンの子供の靴を作らせて欲しいというのもうなづけました。 もう一つの素晴らしい所として、映画の中での主人公アンの詩的な語りがすごく良かったと思います。映画が始まってすぐに、雨に打たれるアンとその淡々とした語りに引き込まれてしまいました。心身ともに、なんというのか、染みました。 あのゆきずりのにーちゃんはあの程度の扱いでちょうど良かったと思います。 だってなんかずうずうしい。コーヒーはともかくジャケットなんか人にあげたら絶対相手は申し訳なく思って返しに来るだろうし、「ジャケットは返しに来なくていい」なんていいながらしっかり電話番号を書いた本を相手の洗濯物に仕込むそのずうずうしさ。まあアンも勝手だとは思うが、そう言う点ではこの男も自業自得である。 作中にはなかったですが、家族にビーチに行ったりしてるシーンや、アンが死んだその後みたいなのももっと見たかったですね。10点(2004-09-25 22:07:53)(良:2票) 《改行有》

26.  プレデター 《ネタバレ》 これぞ本格派にして正統派SFアクション大作だと声を大にして言いたい! 子供の時から何回も何回も観てきた映画だけどやっぱり面白い映画だと再認識しました☆ もうダッチ(=アーノルド・シュワルツネッガー)は筋肉魅せまくりっすね!!他のメンバーもみんなしてマッチョばっかやし(笑) この映画のいいところはただのSFアクションではなく男同士の熱い友情人間ドラマもあるところです。最初は指揮官として作戦に参加したディロンが気に入らなかったマックだけども、親友のガトリングガンを持ったにいちゃんが死んでしまってその復讐の為にディロンと協力してプレデターを倒そうとするシーンは裏側にある人間ドラマがあると言う点からお気に入りのシーンです。 もうすぐ「プレデターVSエイリアン」が出るそうですがオレの予想としては断然プレデター有利でしょう。エイリアンはろくな知能も無いけどプレデターは待ち伏せしたり罠を避けたりと人以上の知能を感じられるから。10点(2004-08-03 20:29:01)《改行有》

27.  エリン・ブロコビッチ 《ネタバレ》 ストーリーの基本は作中のいくつかの痛快シーンと感動シーンのための下ごしらえととる事が出来ます。 この下ごしらえのおかげで痛快・感動シーンがとても際立つ事が出来ています。ここはあえてそのシーンだけを挙げていきたいと思います。このレビューを見た人がそのシーンを観て同じ様に感じてくれたらとても嬉しいです。 <痛快シーン1> 物語中盤でPG&E社の交渉役と思われる3人組とのミーティングでエリン(ジュリア・ロバーツ)が水を飲もうとしたPG&Eの女性の人に「ヒンクリーで採ってきた特別の水ですよ」と言って相手を困らせるシーン。観てるほうとしてはとてもスカッとしました!! <痛快シーン2> 物語の最後で今まで散々周りを唖然とさせてきたエリンがエド(アルバート・フィニー)に逆に唖然とさせられたシーン。オレもこのシーンを観るまではエリンみたいな人が自分の周りに実際いたらいややなと思いましたが、最後のこれでとても親近感を持てました☆ <感動シーン1> 朝早くにジョージ(アーロン・エッカート)が子供達を連れて朝ご飯を買いに行こうと家を出たあと、残ったマシューが机の上のファイルをファイルを見ながら、エリンの仕事を理解してくれたシーン。正直エリンはもっと早く子供に説明してあげたらよかったんじゃないかとも思ったけど、やっと家族が理解しあえた瞬間はほんとに涙を誘いました。 <感動シーン2> 物語のラストの方でエリンがジェンソン夫人に審判の結果を伝えに行くシーン。 ジェンソン夫人の思いがやっと晴れたという感動はもちろんでしたが、今まで理解してもらえなかったジョージにも自分が今までどのような人たちのためにどのようなことをしてきたのかを実際に見てもらい、理解してもらえたことがとてもほほえましく思いました。 以上4つのシーンです。これを見たいがために何回もこの映画を観ました。10点(2004-07-23 00:25:55)《改行有》

28.  ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 《ネタバレ》 あかん、感動や! なんでこの映画はこんなに熱くなるんやろう。 「二つの塔」のほうはめっちゃギムリ(ジョン・リス=デイヴィス)がかわいく描写されてて、最後の戦いの場面でも城壁まで背が届かなくて城壁の向こうがどうなってるか聞いてるところがコミカルでほほえましいっすね。ほほえましいと言えば、ゴラム(スミーゴル?)が魚を取ろうと頑張ってるシーンなんかもよかったですね。最後で意味深なこと言ってましたが。おかげで最終作が楽しみだ☆ でもめっちゃかっこいいところもあって、アラゴルン(ヴィゴ・モーテンセン)と一緒に、オークが城門を破ろうとしてるところに飛び込んだシーンはもう言葉では言い表せんかっこよさだった!! それに、最後のHelm's Deepでの戦いから終わりまでの展開は本当に良かった。アラゴルン達だけでなく、エント族たちがサルマンを倒すために動き出したシーンなんか、「ああ、やっぱやってくれるんや。」と安心しました。 やばいなあ、この映画観た後で他の映画に感動できるんやろうかおれは・・・(苦笑)。10点(2004-04-25 21:52:03)《改行有》

29.  クイール 《ネタバレ》 「あー!!これ邦画じゃん!!!」。これを見た瞬間心の中で叫んだセリフです(汗)。なんにも予備知識無しでただ映画館の広告にかわいらしい犬があったから見に行ったという動機だったので・・・。勝手に洋画だと思ってました。でもがっかりしたのはその最初だけ。これは純粋に良かったです!なんてゆーか、実写版ジブリって感じがしました。話のところどころにすごくほのぼのしてて笑えるところがすごく感情移入しやすくて、でその状態でラストのあのシーンですから・・。ぶっちゃけ、ちょっと泣きはいりました(泣)。初めてホラー以外の邦画を認めることができた瞬間です☆そして役者としては盲導犬訓練センターの所長さん(椎名桔平)がめっちゃいい演技してた!「クイールさ~ん、クイールさん?」ってクイールに語りかける所長の姿はある意味クイールよりオレの中でいい味出てました。すっごい役がはまってました!これを見て話も役者も、まだ邦画も捨てたもんじゃないのかなと思った。絶対満点です!また友達にもすすめまくります!!!10点(2004-03-31 00:14:24)

30.  シザーハンズ 《ネタバレ》 「シザーハンズ」=ホラー映画。これがこのタイトルを見てオレが最初に連想したものです。 さて、自分なんというか文才がないものですからどうやって表現したらいいものか。 まず、ホラー映画と思ってこれを眺めてた自分の想像とのギャップに驚きました。「全然いいやつじゃん」とエドワードを見ながら思いました。たぶんこのギャップが製作者の意図だったんだろうなあ。 次に、エドワードが庭の木をきれいにカットして街のみんなの人気者になるところなんかすごくほほえましく感じました。「このままこいつはここで幸せになっていくんだろう」なんて思ってました。 でも色々悪い事も起こりました。名前忘れたけど変なおばはんの誘いを断っただけで悪いうわさ流されるし、何も知らないと思って家宅侵入の片棒担がされるし。こういうのを見たとき、これは映画の話なんだから、とわかってはいてもそういう人たちにすごく憤りを感じる。 上にも書いたんですがこの映画、見てる人に対してイメージの上げ下げのテンポがあります。説明すると、1.まずタイトルを見てホラーと思いイメージ↓。2.見た目より純粋でいいやつとわかって↑。3.キムヘの嫉妬から庭の木々を切るなどの暴走化でもっかい↓。4.実際に人を殺してしまいさらに↓。5.で、最後の雪のシーンで↑、てな感じ。 最後に思ったのは、これは大人のおとぎ話なんだろうなぁと実感しました。雪の降るわけ、本当にあんな理由ならなあと思います。 10点(2004-03-12 02:11:52)(良:1票) 《改行有》

31.  インデペンデンス・デイ 《ネタバレ》 オレははじめて見てからしばらくはこの映画の虜でした。だって話も面白いし感動もできるしハラハラもできるしとにかくよかったんやもん! 一番好きなシーンはラッセルがミサイルが故障して発射できなくなった時に、日本人顔負けの神風アタックを見せてくれたシーン。不覚にもちょっと泣き入りました。だってめちゃめちゃかっこええもん!正直、「それ一発で船全部沈むんかい!」とも思いましたが、彼の勇敢さをたたえてそれは黙認しました。誰かに好きな映画を聞かれたら俺の中で常にこれはリストアップされてます。10点(2003-12-12 16:11:27)(良:3票) 《改行有》

32.  ショーシャンクの空に 大作の一言に尽きる・・・。何度見てもいいもんだ。作中のアンディーのような、ああいう人柄、大好きです。ああやって自然にしてても人が集まってくる人柄ってあこがれますね。そしてラスト、あの脱獄劇は見ているこっちもほんとにスカーーッ!!とさせられます!ナレーションをしているレッドもぴったりはまっていて、この映画をいい物にしてくれています。この映画、どうやらかのブラッドピットが出演を熱望していたそうだが、彼じゃなくてよかった!!ほんとにこのアンディーの役はティムロビンスがピタリときています。他に原作がスティーブンキングということですが、彼にはめずらしく超常現象的なものがこの映画には無いですね。いやそれ系の映画も好きなほうなんですが、それが無いおかげかな、「グリーンマイル」よりこっちのほうがなんか親しみが持てる。言葉では言い尽くせないけどとにかく10点だ!!10点(2003-11-20 01:41:18)(良:1票)

33.  ドリヴン 《ネタバレ》 この映画はほんっとによかった!! 特に場面場面に合った音楽がかなり絶妙に流れてきます♪ それがまた見てる人をワクワクさせてくれて、レース中とかはほんとにドキドキしていました。 他に、このドリヴンは人間ドラマと友情ドラマがうまく融合されています。特に好きなシーンは、ジョーがブランデンバーグにソフィアを取り戻すように説得するシーン(^^)。それにジョーとジミー、ブランデンバーグが絡むシーンは全て大好きです!!この映画を見て以来他のシルベスタースタローンの映画もチェックしています。  日本語吹き替えの方は見てませんが、絶対英語で聞いた方がいいと思います。DVDなので、ちらっと日本語で見てみたのですが、声がイメージと合わずけっこう微妙でした。できれば字幕も英語にしてみたらいいと思います。わりと日本語の字幕と実際言ってる事とけっこうニュアンスとか違ってたりしますし。 10点(2003-10-30 22:39:57)《改行有》

34.  ヘルドッグス 《ネタバレ》 岡田准一さんはすごいなぁ。俳優でも一般人でも、背が高いのが映える・良いと言われる時代に生まれ、失礼ながら背は小さい。しかしその存在感は際立っていて、主役を張ってもなんら違和感はない。違和感どころか、彼しかいない、とそう思わせる。「精悍なアクションスター」というイメージにふさわしい俳優、かと思いきやリメイク版『白い巨塔』の財前教授のような、頭のキレるエリートにもなれる。これぞ俳優、と思わせてくれる。 、、、という岡田准一さんが元警察官でヤクザの潜入捜査官、いわゆるアンダーカバーとして活躍する話。ヤクザの世界は知りません。はたして潜入捜査官というものが実際どれくらいそこに入り込むのか、そもそもそんな人達が実際にいるのか。それもわかりません。いたとして、「金ならいくらでも出す」なんてある種華やかな世界ではきっと無いんでしょうけどね。 兼高は潜入捜査官として警察に忠を尽くしながらかつての犯罪被害者達に義を尽くす忠犬なのか、潜入した極道の世界でただただ対峙した相手を食い破る狂犬なのか。我欲や己の利益になることは全くせず、文字通り人生をかけて自分の道を行く姿はある意味極道。作中で彼を慕う人が多くあるのも納得です。 あえて少し難癖をつけさせてもらうなら、11年も前の銃撃事件を今もみんながそんなに鮮明に覚えているとかあるんだろうかとは思いました。少し嫌な言い方ですが、そのレベルの嫌な事件なんて昨今では割と起こるレベルで、例えばいま、 「11年前に起きた一番大きな事件ってなんでしょう?」 って聞かれて即答できる人なんてほとんどいないと思う。好きだった店員女性だけならまだしも、その家族や一緒に撃たれて死んだ同僚の家族まで救済するなんて、さすがに出月がスーパーマンすぎる。 、、、というようなつまらない難癖もつけながら、しかしスカッとするクライムアクションでした。最後の兼高vs十朱の銃撃戦はまるでデビルメイクライの実写版のようでした。格好良かった。[インターネット(邦画)] 9点(2023-02-07 18:54:18)《改行有》

35.  AKIRA(1988) 《ネタバレ》 35年も前の映画とは思えない。構造美・造形美も今と比べても遜色ない、むしろ おおーっと画面に見入ってしまう、そんな世界観を持った映画だった。 大変有名な映画、というか作品であるにもかかわらずこれまで直接触れることなく過ごしてきました。Netflixに上がっていたので、ようやく重い腰を上げて鑑賞してみることに。 上述したように、ほんとに見応えのある作品でした。少しあれって思ったのが、はじめて鑑賞する35年前の映画であるにもかかわらず、多くのシーンで既視感を覚えました。あれ、これってどっかで見たことあるぞ、と。それはジブリであったり何かのゲームであったり、『AKIRA』以降、その世界観や描写が多くの作品に影響を与えたんだなと思わずにはいられなかった。まずその存在感を多い感じました。 内容としては、不良で暴走族の高校生達の物語。ある晩に敵対するグループの暴走族と抗争中、事故に遭った友だちが謎の力を帯びその人生をゆがませていく、というストーリー。この鉄雄というキャラがそこまでグループで子分的なキャラという描写が見えなかったので、後半の歪み方にスムーズに感情移入できませんでしたが、でも力を持ったことによる性格の変化は著しく興味深いものでした。手を触れずにものを破壊でき、空も飛べるようになり、バリアも張れたり宇宙にも行ける。実際手に入れたら夢のような力ですが、やはり行きすぎた力は人をゆがませるのかな。もし自分にそんな力があれば・・・と考える。が、そもそも空を飛ぶという力以外はほぼ破壊のための力であって、それの利用方法というとやはり良くない用途しか思いつかない。あれを正義に利用できる人なんて、文字通り聖人のような人なんだろうな。 あと、程度はどうあれあのような力を予見できたはずなのに、鉄雄の監視や拘束が緩いのも少し違和感だったかな。普通の病人のように部屋に入れておくだけなんて不用心すぎるだろう。 と、しょうもない粗も書いてはみたものの良い作品だったことは間違いありません。漫画は未読ですが、そちらも読んでみたいと思いました。[インターネット(邦画)] 9点(2023-01-31 13:14:40)《改行有》

36.  天気の子 《ネタバレ》 余談ですが、直前まで『秋刀魚の味』という1962年製作の古い映画を観ていたので、改めて映像や文化の違いに驚かされます。 かなり有名な映画で老若男女問わず観られる内容、そして物議を醸しそうなそのストーリーに様々な意見があることはとりあえず脇におきます。その上で、良かった。 私は穂高と同じく愛する人のためなら天気なんてどうなってもいいと思う側の人間ですが、一方で自分が何の関係もない第三者であれば、人一人の犠牲で済むなら雨を止ませて欲しいと思う人間でもあります。そしてそれは多分穂高も同じだろう。彼も、自分と陽菜の世界さえ守られれば他はどうでもいいという人間なので。同じ人間でも立場によって取る手段が変わってくる。そういうもんだ、そう思った。 ラスト、元々世界なんて狂ってるんだから穂高のせいじゃないと須賀さんに励まされるも、陽菜の祈る姿を見て、やはり世界を変えたのは自分たちだ、確かに自分たちのしたことによって今の自分たちがあるんだと確認した穂高。 そう思いたい気持ちもわかるが、私なら須賀さん理論に乗っかるなぁ。天気なんてどうしようもないものの責任なんて取りたくない。 話題作だからというわけではないが、数回見直したこの映画。今回で少し、整理できた気がします。[インターネット(邦画)] 9点(2022-11-13 13:19:57)《改行有》

37.  おくりびと 《ネタバレ》  昔一度観ているんですが、なぜだかレビューをしていなかった。自分ももう40で、前に観た時と印象も変わるかもしれないと、もう一度見直すことにしました。  結論から言うと、その予想は大当たりでした。前に観た時は広末涼子さん演じる妻の美香さんの行動や言動がしっくりこなかった部分があったんですが、いま観ると違和感なく受け止めることができた。 「夫は納棺師なんです」 このセリフが当時はなんだか唐突に思えてずっと引っかかっていた。けれど今ならスッと入ってくるセリフになっていました。納棺師という、少なくとも当時の世間からはさげすまされるような職に就いた夫をようやく認めた妻のセリフなんですね。ようやく腹に落ちました。  さらに、今回鑑賞して納棺師に対する職業差別のようなものが以前より増して気になりました。もう14年前の映画。さらに東北の地方ではああいう感覚はやはりいまだに残っているんでしょうか。この『おくりびと』という映画のフィルターを通して見たからか、なぜこの職業がここまで蔑まされているのか私にはピンと来ませんでした。最初のほうにあった腐乱死体の処理みたいなことも含まれてるからなのかも知れませんが、だから旧友に無視されたり、葬式の場であのように罵倒されたりするのでしょうか。あの感覚が、私にはピンと来ません。そういうことを訴えたい映画でもあると思いますが。  この、良くも悪くも個人の価値観や考え方がさまざまに溢れているこの時代に、納棺師、という職業が不当な差別を受けずに評価されてほしいと心から願います。  そして音楽がとても合っていました。チェロ奏者という設定は物語そのものや舞台の雰囲気ととてもよくマッチしていたと思います。音楽が久石譲さん、ということにはエンドクレジットまで気付かなかったんですが、終わって見てみて流石だなと思ってしまいました。間違いなく良作だと思います。改めて誰かに勧めたくなる映画でした。[インターネット(邦画)] 9点(2022-10-20 00:18:28)《改行有》

38.  あん 《ネタバレ》  見終わって、感想を考えるんだがなかなか適切な言葉が思い浮かばない。静かだが鮮烈な印象を残す映画だった。特に印象に残ったのはふたつ、どちらも徳江さんのシーンだが、まずはその手紙の一節; 「この世にあるものはすべて言葉を持っていると私は信じています」 ひたすら小豆の声を聴きあんを作る徳江さんの自然観に溢れるひとこと。隔離病棟に置かれた、という故もあるのだろうか、人も含め、あらゆる事象と関わりを持とうとし、そしてそれらを優しく慈しむ。全てが慈愛の時間だった。 あとは千太郎が施設を訪ねて出された塩昆布について、「これ、どうやって作るんですか」に対する徳江さんの、 「教えなーい」 は笑った。あんな無邪気で、爛漫で、意地悪で、愛らしいシーンがあるだろうか。笑えるのに泣けてくる、心からそう感じる一幕だった。  私は「らい病」というものにほとんど知識がありません。そのためどら春のオーナーや世間の人の排斥感は正直ピンとこない。でもそれでいいと思っている。いや勉強しろよ、というまこと正論なツッコミが聞こえてきそうですが、実際自分の身の回りでそういうケースがあって必要と感じたら学ぶ、でいいのかなと思っている。私はそれほど交友関係もないですが、誰かと人間関係を築く場合は基本的に自己責任だと考えている。その人がどこに住んでようがどんな見た目だろうが、その人が好きなら好きで、嫌いなら嫌い。それだけだ。その理由に病気や身体的特徴を述べたことはない。ましてや介護のようにその人の生活全般に関わらなければならないような関係ならまだわかるが。この映画のように「らい病だから」で避けられる感覚がピンとこないのはそのためだろう。こういう「ピンとこない」という感覚を私は大事にしたいと思う。無知ゆえなのかもしれませんが。それごと受け入れたい。[インターネット(邦画)] 9点(2022-10-17 22:34:51)(良:1票) 《改行有》

39.  水曜日が消えた 《ネタバレ》 とても設定が面白い映画だった。曜日ごとに人格が変わる七重人格者。しかし実際にはその中の「火曜日」のみを中心に話は転がり始める。「火曜日」は火曜日にできることしかできない。火曜日のテレビしか見れないし火曜が定休のお店にはずっと入れない。そんな「火曜日」がある日目覚めたら水曜だった。戸惑いながらも行けなかった図書館に行き、そこで魅力的な女性と会ってウキウキな「火曜日」。そこでふと思う。 あれ、「水曜日」ってどうなった? 観客は見たこともない「水曜日」の存在が気になり、想像を働かせる。水曜は音楽好き?ロックないでたち?瑞野さんとはどんな関係?ていうか他の曜日は大丈夫なの? キャスティングもとても役柄に合っていたと思う。主演の中村倫也さんはなんだか中性的な人だし、色んな人格がそれぞれに彼の雰囲気に当てはまる。違和感なく見ていられた。 どれかの人格が一人くらいこれまで夜更かししようともしなかったのかとかそういう野暮なツッコミは置いといて、他の曜日とふせんでやりとり、家中に他の曜日からのメッセージがあふれているというのがなんだか不思議な世界観で引き込まれた。 個人的に特に良かったのはエンドロールでの曜日間でのふせんのやりとり。あれは面白い。みているだけでなんだか頬が緩みます。もともとこんなふうに成立していた7人の生活が、今回たまたま荒れちゃった部分を切り取って映画にしたんだよね、って感じ。 実際に多重人格の人がいれば日常生活は大変だろうしましてや七重人格なんて本当に苦労するだろう。そういう意味ではとてもシリアスな状況を描いた話なのだが、全体としてなんだかシュっとした、スマートな雰囲気を感じた。もちろん多重人格によって話が荒れるシーンもあるのだが、あくまで「曜日で替わる人格」というところにスポットを当ててブレないストーリー描写のおかげで観ているほうもテーマに迷うことはなかった。 これは是非エンドロールまでじっくり全て観て欲しいと思います。良作です。[インターネット(邦画)] 9点(2022-09-09 18:20:43)《改行有》

40.  ようこそ映画音響の世界へ 《ネタバレ》 ドキュメンタリーの形をとっての「映画音響」をテーマとしての映画であったが、大変見応えのある映画だった。蓄音機から始まる「音」への映画のアプローチがものすごく興味深い。映画界、特に音響の分野を目指している若者はこの映画を見るべきだと思う。素人の私からして、映画音響の考え方に取り憑かれるような内容だ。 本当の初期の頃には映画館に本物のオーケストラが張り付き演奏し、セリフもその場で役者が当てるような形で行われていた。そこから徐々に声の録音、効果音の作成、それらの編集と目まぐるしく出来ることが増え技術が進歩し、今に至る。 音や声の作成と同じく、それを出力する手段も同時に進歩していく。スクリーンの裏に一つしかなかったモノスピーカーが両サイドに一つずつ配置されるステレオスピーカーになり、やがて館内を360°カバーする5.1chサウンドとなり。 正直私は音に対してこれまでそこまで真摯に向き合ってはこなかった。聞きやすいか聞き取りにくいか、強いて言えばそれくらいの判断基準しか持ち合わせてこなかった。私も作中に出てきた映画製作会社の幹部たちと同様、「音」に対してそこまで真剣に考えたことがなくどちらかと言うと軽視してきた人間ということだろう。だが、ここまでの音響世界での足跡とその軌跡を見るにあたって、当たり前に自分たちが楽しんできたあの音たちは当たり前ではなかったんだと思えるようになった。10分程度の長さの音を作るために数週間を要する。それはひょっとしたら、映画にとって音と双璧をなす映像よりも時間のかかる緻密な作業が必要なのかも知れない。 単に効果音と言っても、動物の声などを組み合わせた効果音や、道具を駆使して自分たちで音を創り出すフォーリー、風などの環境音など、そこにも様々な分野があることを知った。ジェット機の音にライオンや猿の声が入っていたなんて、本当に驚きだ。 そう言ったことを知っていき、驚く反面、技術の進歩に伴ってリアルな音、というのが軽視されていないかということが心配になってきた。個人的な見方だけど、観客へのインパクトを重視するあまり、またどんな音でも工夫や時間次第で創り出せる今の技術下では、実際の音よりもインパクトや驚きを演出するため加工しているのではないか、と。そうなってくると少し違うような気もしてくる。上述したジェット機の音にしても、「本物は意外と大したことなかった」と、それ以外の音を加えて編集して客にこれはジェット機だと聴かせているが、それが正解なのかどうかは個人的に疑問が残る。R2D2などの機械のしゃべりや、非現実の事象の音に対してその音を作るために様々な工夫はあって良いと思うが、実際存在するものを「インパクトが足りない」と違う音で演出するのには違和感を覚えた。あくまで個人的な見方です。あしからず。 しかしそれはそれとして、音に対する考え方、その姿勢にとても感銘を受けたことは間違いない。 私は今年40歳だが、産まれてからここまで世界の技術革新と共に歩んできた、そういう時代とともに育ってきたという自負があります。物心ついた時には小さなブラウン管、ファミコン、ワープロやフロッピーだったのが、今や60インチ近くの有機ELテレビ、PS5やスマホゲーム、テラバイトの容量を持つPCなどを個人で所有するような時代となった。 同じように音の世界の技術革新に触れ、それを飽くことなく追いかけて形にし続けてきた先人たちに素直にリスペクトの念を抱かざるを得ない。素晴らしいドキュメンタリーでした。[インターネット(字幕)] 9点(2022-09-07 01:33:48)《改行有》

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