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【製作年 : 1940年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
21. 怒りの葡萄 歴史的な価値は大きい。当時としては、エクセレントで、かつ、最高におもしろい映画だったと思う。しかし、しかし、60年の時代を経て、今、どうか、と聞かれると、正直、良い点はつけられない。例えば、チャップリンは、圧倒的に現代的な意義を持ち続けているが、これは、「大恐慌時代のアメリカを知る記録映画」のレベルでみてしまう。ただ、脚本と俳優のせめぎ合いの迫力は感じられます。◆スタインベックやジョン・フォードのコミュニスティックなメッセージが、ベルリンの壁崩壊の後の現代にとっては、重く受け止めるどころか、かえってうさんくさく聞こえる。◆[DVD(字幕)] 5点(2007-09-03 03:46:10) 22. 白い恐怖(1945) う~ん。精神分析って流行ってたのね~という感じ。[ビデオ(字幕)] 5点(2007-09-03 03:37:57) 23. 静かなる決闘 暗闇でギラリと光る抜き身のような迫力がある。三船俊郎はうまいなあ。カメラワークのセンスが光る。◆それでも、伊福部音楽が、ここでは少々うるさい。話し言葉が分かりにくくなっていて、字幕がほしい。[DVD(邦画)] 5点(2007-09-03 00:34:39) 24. チャップリンの独裁者 笑います。ドリフみたい。というか、ドリフが真似たのか。 この映画作成最中~上映時には、ポーランド侵攻、フランス侵攻が進んでいるのだけれど、映画では、主として、ムッソリーニと争うオーストリア問題。 チャップリンの最初のトーキー映画ですが、『モダン・タイムス』の“ティティナ”ばりに、ドイツ語みたいなんだけど、ドイツ語じゃないせりふがおかしいです。タモリみたい。というか、タモリが真似たのか。 チャップリンの結婚相手で唯一20歳代(他は10代)のポーレット・ゴダードが可憐です。[DVD(字幕)] 6点(2007-09-02 18:42:50)《改行有》 25. 山羊座のもとに 《ネタバレ》 デジタルリマスターしてくれない限り、イングリットバーグマンも綺麗とはいえないなあ。[DVD(字幕)] 5点(2007-01-06 14:16:37) 26. 市民ケーン 20歳代で見たときは、圧倒され、感動しましたが、何か狐につままれた感じが残りました。40になって見ると、意図は分かりすぎるほど分かるものの、「舞台的」すぎて、そう感心はしなかったです。ただ、絶対見ておくべき作品なんでしょうね。7点(2004-10-25 10:52:59)
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